JP2000250977A - ホームメンテナンスシステム - Google Patents

ホームメンテナンスシステム

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JP2000250977A
JP2000250977A JP5222599A JP5222599A JP2000250977A JP 2000250977 A JP2000250977 A JP 2000250977A JP 5222599 A JP5222599 A JP 5222599A JP 5222599 A JP5222599 A JP 5222599A JP 2000250977 A JP2000250977 A JP 2000250977A
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building
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JP5222599A
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Nobutoshi Kanbe
信俊 神戸
Tsunemi Yamada
恒身 山田
Kazuho Akiyama
算甫 秋山
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物等等の設備等が故障等した時に、迅速
に設備等の故障等をメンテナンスし、建造物等等の管理
者等とメンテナンス業者がメンテナンスのために費やす
多くの時間と労力を減少させるためのホームメンテナン
スシステムを提供する。 【解決手段】 ホームメンテナンスシステムを、建造物
等毎の設備等の情報を蓄積した設備等情報ファイルと、
その設備等をメンテナンス可能なメンテナンス業者の情
報を蓄積したメンテナンス業者ファイルと、建造物等の
故障等状況をメニュー形式で選択させ、その故障等状況
に対応した故障等状況データを情報通信網を経由して受
信手段に送信する送信手段と、建造物等の設備等の故障
等状況データを受信する受信手段と、その故障等状況デ
ータに対応した設備等を設備等情報ファイルから取得す
るとともに、その設備等をメンテナンス可能なメンテナ
ンス業者をメンテナンス業者ファイルから取得するメン
テナンス業者特定手段とを備えるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物等の故障等
した設備等をメンテナンスするホームメンテナンスシス
テムに係り、更に詳しくは、建造物等の設備等に対する
専門家の知識がなくとも的確な故障等情報をもとに的確
なメンテナンス業者の派遣依頼をして建造物等の故障等
した設備等をメンテナンスするホームメンテナンスシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家屋、集合住宅、病院、学校、役場
等すべての建造物及び公園等すべての施設(以下、「建
造物等」)の躯体、造作及び設備等(以下、「設備
等」)が修理、点検、交換、保守等を必要とする時、建
造物等の住民、使用者、管理者、所有者等(以下、「管
理者等」)は故障等した設備等を速やかに修理、点検、
交換、保守等(以下、「メンテナンス」)したいと考え
る。以下、修理、点検、交換、保守等を必要とする状態
を「故障等」という。例えば、窓ガラスが割れた場合を
例にとって説明する。建造物等の管理者等が窓ガラスが
割れた事を発見した場合は、その管理者等が近所のガラ
スのメンテナンス業者(例えば修理業者)に電話で連絡
する。メンテナンス業者はその建造物等に訪れ、窓ガラ
スの破損状況を観察し、どのようにメンテナンスすべき
かを考える。さらに、ガラスを計測し、注文すべきガラ
スの種類(例えば、厚さ、模様等)と寸法を確認する。
メンテナンス業者は、いったん事務所に戻り、メンテナ
ンスに必要なガラスの在庫を確認し、必要な場合はガラ
スを発注する。ガラスが入手できると、メンテナンス業
者はメンテナンスする建造物等に再度出向きメンテナン
ス工事を行う。
【0003】この例の様に、建造物等の設備等が故障等
した場合、メンテナンス業者は建造物等の管理者等に依
頼されて、その建造物等を訪れ、設備等の故障等状況を
確認し、メンテナンスに必要な資材を確認した後、事務
所に戻る。メンテナンス業者はメンテナンスに必要な資
材が確保できると、建造物等に再度訪れ、メンテナンス
を行い、メンテナンス作業を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の建造物等のメンテナンス方法では、建造物等の管理者
等が故障等した設備等の詳細な知識を持ちあわせていな
いため、一度メンテナンス業者が建造物等の故障等を見
ないとメンテナンスに必要な資材やメンテナンス方法の
検討がつかないことがあった。さらに、建造物等の管理
者等がメンテナンス業者を選択するので、故障等箇所の
メンテナンスに適当でないメンテナンス業者が呼ばれる
ことがあった。また、呼ばれたメンテナンス業者がメン
テナンスに必要な資材を探すのに時間を要するというこ
とがあった。また、建造物等の管理者等の故障等状況の
説明が不適当であるため、メンテナンス業者が故障等の
状況について誤った理解をしてしまうことがあった。こ
のような原因から、建造物等の故障等した設備等のメン
テナンスに時間がかかり、多くの労力を必要とするとい
う問題があった。
【0005】本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出さ
れたもので、建造物等の設備等が故障等した時に、迅速
に設備等の故障等をメンテナンスし、建造物等の管理者
等とメンテナンス業者がメンテナンスのために費やす多
くの時間と労力を減少させるためのホームメンテナンス
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係るホームメンテナンスシステムは、建造物等
毎の設備等の情報を蓄積した設備等情報ファイルと、そ
の設備等をメンテナンス可能なメンテナンス業者の情報
を蓄積したメンテナンス業者ファイルと建造物等の設備
等の故障等状況データを受信する受信手段と、その故障
等状況データに対応した設備等を設備等情報ファイルか
ら取得するとともに、該当設備等をメンテナンス可能な
メンテナンス業者をメンテナンス業者ファイルから取得
するメンテナンス業者特定手段を備えるものとした。
【0007】上記本発明の構成によれば、設備等情報フ
ァイルにより建造物等毎の設備等の情報を蓄積できる。
またメンテナンス業者ファイルにより、その設備等をメ
ンテナンス可能なメンテナンス業者の情報を蓄積でき
る。更に受信手段により、建造物等の設備等の故障等状
況データを受信できる。またメンテナンス業者特定手段
により、その故障等状況データに対応した設備等を設備
等情報ファイルから取得するとともに、その設備等をメ
ンテナンス可能なメンテナンス業者をメンテナンス業者
ファイルから取得できる。
【0008】更に望ましくは、本発明に係るホームメン
テナンスシステムは、建造物等の故障等状況をメニュー
形式で選択させ、その故障等状況に対応した故障等状況
データを情報通信網を経由して受信手段に送信する送信
手段を備えるものとした。
【0009】この送信手段により、建造物等の故障等状
況をメニュー形式で選択させ、故障等状況に対応した故
障等状況データを通信ネットワークを経由して受信手段
に送信できる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
【0010】本発明のホームメンテナンスシステムの一
つの実施の形態において、故障等状況データのデータ
は、場所、ユーティリティー、及び状況に関するデータ
から成る。設備等情報ファイルは、使用部品等リストデ
ータベースと関係図面リストデータベースを有する。使
用部品等リストデータベースのデータは、氏名、建造物
等番号、場所、及び使用部品等に関するデータから成
る。関係図面リストデータベースのデータは、氏名、建
造物等番号、及び関係図面番号(頁)に関するデータか
ら成る。メンテナンス業者ファイルは、関連業者リスト
データベースを有する。関連業者リストデータベースの
データは、氏名、建造物等番号、場所、ユーティリティ
ー、及び関連業者に関するデータから成る。
【0011】図1は、本発明の実施形態のホームメンテ
ナンスシステムのハードウエアー構成図である。この例
では、ホームメンテナンスシステムは、複数の電子端末
10と情報通信網20(例えばインターネット)とサー
バ30とを備える。電子端末10は各建造物等に設けら
れる。電子端末10は、CPU部とタッチセンサ画面部
と記憶部と通信部(いずれも図示せず)とを有する。記
憶部は、フラッシュメモリやSRAM等であり、故障等
状況をツリー構造にしたメニュー構成データファイルを
記憶する。タッチセンサ画面部は、タッチセンサ機能付
き液晶画面等であり、故障等状況の候補を表示し、操作
者に指差しで故障等状況を選択させる。通信部は、情報
通信網に接続されたモデム等であり、所定の通信手順に
従いファイルを情報通信網に送信し、情報通信網から受
信する。CPU部は、処理手順を規定したプログラム、
内部メモリを有し、これらにより、故障等状況をタッチ
センサ画面にメニュー形式で表示し、操作者に建造物等
の故障等状況をメニューの中から選択させ、その選択し
た故障等状況に対応した故障等状況データを生成し、情
報通信網20を経由して故障等状況データをサーバ30
に送信する送信手段を実現している。
【0012】サーバ30は、地区管理センターに設けら
れる。サーバ30は、CPU部と画面部と記憶部と通信
部と入力部(いずれも図示せず)を有する。記憶部は、
ハードディスクや光磁気ディスク等であり、各建造物等
の設備等の情報を蓄積した設備等情報ファイルと建造物
等の設備等をメンテナンス可能なメンテナンス業者の情
報を蓄積したメンテナンス業者ファイルとを有する。画
面部は、CRTや液晶画面であり、入出力データのモニ
タに用いる。入力部は、キーボードやマウス等であり、
データの入出力や操作指令に用いる。CPU部は、O
S、データ処理手順を規定したプログラム、内部メモリ
を有し、これらにより、情報通信網20を経由して各建
造物等の電子端末から送信される故障等状況データを受
信する受信手段を実現する。さらに、CPU部は、その
故障等状況データに対応した設備等を設備等情報ファイ
ルから取得するとともに、その設備等をメンテナンス可
能なメンテナンス業者をメンテナンス業者ファイルから
取得するメンテナンス業者特定手段を実現する。
【0013】図2は、本発明によるホームメンテナンス
システムのメニュー構成データファイルAの例である。
メニュー構成データファイルAは、サーバ30の記憶部
に格納され、定時情報通信網20経由で取得されて、電
子端末10の記憶部に記録される。メニュー構造データ
ファイルAには、「場所」A10、「ユーティリティ
ー」A11、及び「状況」A13のデータの格納エリア
が準備される。「場所」のデータの格納エリアA13に
は、故障等の生じた場所名(例えば、「トイレ」、「台
所」、「風呂場」等)が格納される。「ユーティリティ
ー」のデータの格納エリアA14には、「場所」に関連
する故障等の生じる種類名が格納される。例えば、「場
所」のデータが「トイレ」である場合、「ユーティリテ
ィー」のデータには、「水」、「電気」、「ガス」、
「建物」等が該当する。「状況」のデータの格納エリア
A15には、「場所」と「ユーティリティー」とに関連
する故障等の状況が格納される。例えば、「場所」のデ
ータが「トイレ」であって、「ユーティリティー」のデ
ータが「水」である場合、「状況」のデータには、「水
が止まらない」、「水が出ない、水の出が良くない」等
が該当する。
【0014】図3は、本発明によるホームメンテナンス
システムの受信ファイルBの例である。受信ファイル
は、サーバ30の記憶部に記録される。受信ファイルB
には、「氏名」B10、「建造物等番号」B11、「場
所」B12、「ユーティリティー」B13、「状況」B
14、及び「受信日時」B15のデータの格納エリアが
準備される。「氏名」のデータの格納エリアB16に
は、建造物等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」
等)が格納される。「建造物等番号」のデータの格納エ
リアB17には、建造物等の識別番号(例えば、「A?
1234」等)が格納される。「場所」のデータの格納
エリアB18には、故障等の生じた場所名(例えば、
「トイレ」等)が格納される。「ユーティリティー」の
データの格納エリアB19には、故障等の生じた種類名
(例えば、「水」等)が格納される。「状況」のデータ
の格納エリアB20には、故障等の状況(例えば、「水
が止まらない」等)が格納される。「受信日時」のデー
タの格納エリアB21には、故障等状況データを受信し
た時刻(例えば、「98.11.02」等)が格納され
る。
【0015】図4は、本発明によるホームメンテナンス
システムの設備等情報ファイルCの例である。設備等情
報ファイルCは、サーバ30の記憶部に記録される。こ
の例の設備等情報ファイルは、使用部品等リストデータ
ベースC10と関係図面リストデータベースC19を備
える。使用部品等リストデータベースC10には、「氏
名」C11、「建造物等番号」C12、「場所」C1
3、及び「使用部品等」C14のデータの格納エリアが
準備される。「氏名」のデータの格納エリアC15に
は、建造物等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」
等)が格納される。「建造物等番号」のデータの格納エ
リアC16には、建造物等の識別番号(例えば、「A?
1234」」等)が格納される。「場所」のデータの格
納エリアC17には、故障等の生じた場所名(例えば、
「トイレ」等)が格納される。「使用部品等」のデータ
の格納エリアC18には、その場所に使用される部品名
(例えば、「便座」、「水タンク」、「フロート」、及
び「換気扇」等)及び該当部品に関するカタログ、図面
データが格納される。
【0016】関係図面リストデータベースC19には、
「氏名」C20、「建造物等番号」C21及び「関係図
面番号(頁)」C22のデータの格納エリアが準備され
る。「氏名」のデータの格納エリアC23には、建造物
等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」等)が格納さ
れる。「建造物等番号」のデータの格納エリアC24に
は、建造物等の識別番号(例えば、「A?1234」」
等)が格納される。「関係図面番号(頁)」のデータの
格納エリアC25には、該当する建造物等の設計図面、
設備等図面、配管図面、配線図面等のメンテナンスに必
要な一連の図面及び関連設計図書の図面番号とその頁数
(例えば、「T1234(5)」等)及びCAD化され
た図面データが格納される。ここで、括弧内の数は頁数
を現す。
【0017】図5は、本発明によるホームメンテナンス
システムのメンテナンス業者ファイルDの例である。メ
ンテナンス業者ファイルDは、サーバ30の記憶部に記
録される。この例の設備等情報ファイルDは、関連業者
リストデータベースD10を備える。関連業者リストデ
ータベースD10には、「氏名」D11、「建造物等番
号」D12、「場所」D13、「ユーティリティー」D
14及び「関連業者」D15のデータの格納エリアが準
備される。「氏名」のデータ格納エリアD16には、建
造物等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」等)が格
納される。「建造物等番号」のデータ格納エリアD17
には、建造物等の識別番号(例えば、「A?1234」
等)が格納される。「場所」のデータ格納エリアD18
には、故障等の生じた場所名(例えば、「トイレ」等)
が格納される。「ユーティリティー」のデータの格納エ
リアD19には、故障等の生じた種類名(例えば、
「水」等)が格納される。「関連業者」のデータ格納エ
リアD20には、その「建造物等」の「場所」の「ユテ
ィリティー」をメンテナンス可能なメンテナンス業者
(例えば、「A工務店」、「B商店」、「C工務店」、
「D工務店」及び「E商店」等)が格納される。
【0018】以下に、上述の実施例でのホームメンテナ
ンスシステムの処理手順を説明する。図6は電子端末の
処理手順の概略フローチャート図であり、図7は、サー
バの処理手順の概略フローチャート図である。最初に、
電子端末の処理手順を説明する。CPU部はまず、メニ
ュー構成データファイルAの「場所」のデータ格納エリ
アA13から候補データを取得し、タッチパネル画面に
「場所」の候補データを表示し、該当する「場所」が選
択されたかを判定する(S101)。このときタッチセ
ンサ画面には、「場所」の候補データが表示され、「場
所」の候補データから該当する「場所」データを選択す
る様に促すメッセージが表示される。
【0019】「場所」データが選択されると、その「場
所」データに関連づけられた一群の「ユーティリティ
ー」データをメニュー構成データファイルAから取得
し、タッチパネル画面に「ユーティリティー」データの
候補群を表示し、該当する「ユーティリティー」が選択
されたかを判定する(S102)。このときタッチセン
サ画面には、一群の「ユーティリティー」データの候補
が表示され、「ユーティリティー」データの候補から該
当する「ユーティリティー」データを選択する様に促す
メッセージが表示される。
【0020】「ユーティリティー」データが選択される
と、その「ユーティリティー」データに関連ずけられた
一群の「状況」データをメニュー構成データファイルA
から取得し、タッチパネル画面に一群の「状況」データ
の候補を表示し、該当する「状況」データが選択された
かを判定する(S103)。このときタッチセンサ画面
には、一群の「状況」データの候補が表示され、「状
況」データの候補から該当する「状況」データを選択す
る様に促すメッセージが表示される。
【0021】「状況」データが選択されると、CPU部
は、記憶部から「氏名」データと「建造物等番号」デー
タを取得する(S104)。さらに、CPU部は、この
「氏名」データ及び「建造物等番号」データと選択され
た「場所」データ、「ユーティリティー」データ、及び
「状況」データから故障等状況データを生成する(S1
05)。次に、タッチパネル画面部に表示した送信ボタ
ンが押されたことを判定する(S106)。このときタ
ッチセンサ画面には、送信ボタンが表示され、送信ボタ
ンを押す様に促すメッセージが表示される。送信ボタン
が押されると、故障等状況データを情報通信網を経由し
てサーバ30に送信する(S107)。
【0022】次に、図7によりサーバの処理手順を説明
する。CPU部はまず、故障等状況データが受信された
か否かを判定する(S201)。このとき、画面部には
受信がないことが表示されている。次いで、故障等状況
データが受信されると、故障等状況データから「氏名」
データ、「建造物等番号」データ、「場所」データ、
「ユーティリティー」データ、及び「状況」データを取
得し、受信ファイルBを生成する(S202)。このと
き、画面部には、受信があった旨と一覧表とが表示され
る。その一覧表には、「氏名」データ、「建造物等番
号」データ、「場所」データ、「ユーティリティー」デ
ータ、及び「状況」データが表示されている。
【0023】さらに、CPU部は、「氏名」又は「建造
物等番号」を選択したか否かを判定する(S301)。
このとき、画面部には、受信があった旨と一覧表とが表
示されている。その一覧表には、「氏名」データ、「建
造物等番号」データ、「場所」データ、「ユーティリテ
ィー」データ、及び「状況」データが表形式で表示され
ている。「氏名」又は「建造物等番号」を選択される
と、選択された「氏名」データ又は「建造物等番号」デ
ータの一つに対応する使用部品等のデータを記憶部の設
備等情報ファイルCから使用部品等リストデータベース
を取得し、使用部品等リストを表示する(S302)。
次に、「関連業者リスト表示」又は「関係図面リスト表
示」を選択したか否かを判定する(S303、S30
7)。このとき、画面部には、使用部品等リストの表示
と「関連業者リスト表示」又は「関係図面リスト表示」
を選択する旨の表示とがされている。
【0024】「関係図面リスト表示」が選択されると、
設備等情報ファイルCから関係図面リストデータベース
C19を取得し、関係図面リストを表形式で画面部に表
示する。(S307)。次に、「関係図面番号(頁)」
データを選択したか否かを判定する(S309)。「関
係図面番号(頁)」データが選択されると、選択された
「関係図面番号(頁)」データに対応する関係図面(図
示せず)を表示する(S310)。
【0025】「関連業者リスト表示」が選択されると、
設備等情報ファイルDの関連業者リストデータベースD
10から関連業者リストデータベースを取得し、関連業
者リストを表形式で画面部に表示する(S304)。次
に、「関連業者」データを選択したか否かを判定する
(S305)。「関連業者」データが選択されると、選
択された「関連業者」データに対応する関連業者にメン
テナンス依頼を連絡する(S306)。
【0026】以下、このホームメンテナンスシステムの
利用方法を説明する。管理者等が建造物等の設備等の故
障等に気が付いた場合、その管理者等は電子端末10を
操作し、メニュー形式の画面から、建造物等設備等の故
障等状況に対応した故障等場所、ユーティリティー、状
況を選択する。電子端末10は、自動的にその故障等状
況に対応した故障等状況データを生成し、サーバ30に
故障等状況データを送る。地区管理センターの操作員
は、故障等状況データが送信されたのを確認すると、該
当する建造物等の設備等情報ファイルをオープンし、使
用部品等リストデータベースと関係図面リストデータベ
ースを表示させる。次に、使用部品等データベースから
故障等した使用部品等を選択する。必要な場合は、関係
図面リストデータベースから関係図面番号を選択し、関
係図面を見て、メンテナンス箇所の詳細を確認する。次
に、メンテナンス業者ファイルをオープンし、関連業者
リストデータベースを表示させる。関連業者リストデー
タベースからその設備等をメンテナンス可能なメンテナ
ンス業者を特定する。操作員は、特定したメンテナンス
業者に建造物等の故障等状況とメンテナンスに必要な作
業手順やメンテナンス部品を連絡し、建造物等のメンテ
ナンス作業を依頼する。
【0027】上述した本発明のホームメンテナンスシス
テムを用いれば、建造物等の管理者等は、建造物等に関
する特別の専門知識をもっていなくとも、建造物等に設
置された電子端末の簡単な質問に答えるだけで、建造物
等のメンテナンスを依頼することができる。また、ホー
ムメンテナンスシステムの操作者は、メンテナンス業者
を選定し、そのメンテナンス作業を依頼するのに必要な
事項を遠隔で容易に入手することができる。また、建造
物等の管理者等からの情報を基に、サーバの画面を見な
がら操作するだけで、建造物等のメンテナンスに最適な
メンテナンス業者を選定し、自動的にメンテナンス作業
の依頼をすることができる。
【0028】なお本発明は以上に述べた実施形態に限ら
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種
の変更が可能である。例えば、ファイルのデータベース
構造は実施形態において説明したデータ構造に限定され
ない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のホームメン
テナンスシステムは、その構成により、以下の効果を有
する。設備等情報ファイルにより各建造物等毎の設備等
の情報を蓄積し、メンテナンス業者ファイルによりその
設備等をメンテナンス可能なメンテナンス業者の情報を
蓄積でき、受信手段により各家庭から建造物等の設備等
の故障等状況データを受信でき、メンテナンス業者特定
手段によりその故障等状況データに対応した設備等を設
備等情報ファイルから取得するとともに、その設備等を
メンテナンス可能なメンテナンス業者をメンテナンス業
者ファイルから取得できるので、建造物等の故障等状況
の情報を遠隔で入手でき、容易にメンテナンス業者にメ
ンテナンスを依頼することができる。またさらに、送信
手段により、建造物等の故障等状況をメニュー形式で選
択させ、その故障等状況に対応した故障等状況データを
通信ネットワークを経由して受信手段に送信できるの
で、建造物等の管理者等は、建造物等に関して専門知識
がなくとも、メンテナンス業者にメンテナンスを依頼す
るのに必要とする情報を遠隔で送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のハードウェアー構成図であ
る。
【図2】本発明の実施形態のメニュー構成データの内容
説明図である。
【図3】本発明の実施形態の受信ファイルの内容説明図
である。
【図4】本発明の実施形態の設備等情報ファイルの内容
説明図である。
【図5】本発明の実施形態のメンテナンス業者ファイル
の内容説明図である。
【図6】本発明の実施形態の電子端末の処理手順のフロ
ーチャート図である。
【図7】本発明の実施形態のサーバの処理手順のフロー
チャート図である。
【符号の説明】
10 電子端末 20 情報通信網 30 サーバ A メニュー構成データファイル A10 項目1(場所) A11 項目2(ユーティリティー) A12 項目3(状況) A13 項目1(場所)のデータ格納エリア A14 項目2(ユーティリティー)のデータ格納エリ
ア A15 項目3(状況)のデータ格納エリア B 受信ファイル B10 項目1(氏名) B11 項目2(建造物等番号) B12 項目3(場所) B13 項目4(ユーティリティー) B14 項目5(状況) B15 項目6(受信日時) B16 項目1(氏名)のデータ格納エリア B17 項目2(建造物等番号)のデータ格納エリア B18 項目3(場所)のデータ格納エリア B19 項目4(ユーティリティー)のデータ格納エリ
ア B20 項目5(状況)のデータ格納エリア B21 項目6(受信日時)のデータ格納エリア C 設備等情報ファイル C10 使用部品等リストデータベース C11 項目1(氏名) C12 項目2(建造物等番号) C13 項目3(場所) C14 項目4(使用部品等) C15 項目1(氏名)のデータ格納エリア C16 項目2(建造物等番号)のデータ格納エリア C17 項目3(場所)のデータ格納エリア C18 項目4(使用部品等)のデータ格納エリア C19 使用図面リストデータベース C20 項目1(氏名) C21 項目2(建造物等番号) C22 項目3(関係図面番号(頁)) C23 項目1(氏名)のデータ格納エリア C24 項目2(建造物等番号)のデータ格納エリア C25 項目3(関係図面番号(頁))のデータ格納エ
リア D メンテナンス業者ファイル D10 関連業者リストデータベース D11 項目1(氏名) D12 項目2(建造物等番号) D13 項目3(場所) D14 項目4(ユーティリティー) D15 項目5(関連業者) D16 項目1(氏名)のデータ格納エリア D17 項目2(建造物等番号)のデータ格納エリア D18 項目3(場所)のデータ格納エリア D19 項目4(ユーティリティー)のデータ格納エリ
ア D20 項目5(関連業者)のデータ格納エリア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月18日(1999.5.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図3は、本発明によるホームメンテナンス
システムの受信ファイルBの例である。受信ファイル
は、サーバ30の記憶部に記録される。受信ファイルB
には、「氏名」B10、「建造物等番号」B11、「場
所」B12、「ユーティリティー」B13、「状況」B
14、及び「受信日時」B15のデータの格納エリアが
準備される。「氏名」のデータの格納エリアB16に
は、建造物等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」
等)が格納される。「建造物等番号」のデータの格納エ
リアB17には、建造物等の識別番号(例えば、「A
1234」等)が格納される。「場所」のデータの格納
エリアB18には、故障等の生じた場所名(例えば、
「トイレ」等)が格納される。「ユーティリティー」の
データの格納エリアB19には、故障等の生じた種類名
(例えば、「水」等)が格納される。「状況」のデータ
の格納エリアB20には、故障等の状況(例えば、「水
が止まらない」等)が格納される。「受信日時」のデー
タの格納エリアB21には、故障等状況データを受信し
た時刻(例えば、「98.11.02」等)が格納され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図4は、本発明によるホームメンテナンス
システムの設備等情報ファイルCの例である。設備等情
報ファイルCは、サーバ30の記憶部に記録される。こ
の例の設備等情報ファイルは、使用部品等リストデータ
ベースC10と関係図面リストデータベースC19を備
える。使用部品等リストデータベースC10には、「氏
名」C11、「建造物等番号」C12、「場所」C1
3、及び「使用部品等」C14のデータの格納エリアが
準備される。「氏名」のデータの格納エリアC15に
は、建造物等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」
等)が格納される。「建造物等番号」のデータの格納エ
リアC16には、建造物等の識別番号(例えば、「A
1234」等)が格納される。「場所」のデータの格納
エリアC17には、故障等の生じた場所名(例えば、
「トイレ」等)が格納される。「使用部品等」のデータ
の格納エリアC18には、その場所に使用される部品名
(例えば、「便座」、「水タンク」、「フロート」、及
び「換気扇」等)及び該当部品に関するカタログ、図面
データが格納される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】関係図面リストデータベースC19には、
「氏名」C20、「建造物等番号」C21及び「関係図
面番号(頁)」C22のデータの格納エリアが準備され
る。「氏名」のデータの格納エリアC23には、建造物
等の責任者氏名(例えば、「石川島太郎」等)が格納さ
れる。「建造物等番号」のデータの格納エリアC24に
は、建造物等の識別番号(例えば、「A1234」
等)が格納される。「関係図面番号(頁)」のデータの
格納エリアC25には、該当する建造物等の設計図面、
設備等図面、配管図面、配線図面等のメンテナンスに必
要な一連の図面及び関連設計図書の図面番号とその頁数
(例えば、「T1234(5)」等)及びCAD化され
た図面データが格納される。ここで、括弧内の数は頁数
を現す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 算甫 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC45 DD01 DD05 EE05 FF03 GG04 GG07 5B075 ND20 PP02 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ32 PQ40 PQ46 UU40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物等毎の設備等の情報を蓄積した設
    備等情報ファイルと、その設備等をメンテナンス可能な
    メンテナンス業者の情報を蓄積したメンテナンス業者フ
    ァイルと、建造物等の設備等の故障等状況データを受信
    する受信手段と、その故障等状況データに対応した設備
    等を設備等情報ファイルから取得するとともに、該当設
    備等をメンテナンス可能なメンテナンス業者をメンテナ
    ンス業者ファイルから取得するメンテナンス業者特定手
    段とを備えることを特徴とするホームメンテナンスシス
    テム。
  2. 【請求項2】 更に、建造物等の故障等状況をメニュー
    形式で選択させ、その故障等状況に対応した故障等状況
    データを情報通信網を経由して受信手段に送信する送信
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載のホームメ
    ンテナンスシステム。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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