JP2002140481A - 対象物の処理の管理方法およびその管理システム - Google Patents
対象物の処理の管理方法およびその管理システムInfo
- Publication number
- JP2002140481A JP2002140481A JP2000335980A JP2000335980A JP2002140481A JP 2002140481 A JP2002140481 A JP 2002140481A JP 2000335980 A JP2000335980 A JP 2000335980A JP 2000335980 A JP2000335980 A JP 2000335980A JP 2002140481 A JP2002140481 A JP 2002140481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- input
- screen
- document
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 171
- 238000007726 management method Methods 0.000 title claims abstract description 64
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 46
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 28
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 26
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 16
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000032683 aging Effects 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 109
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 58
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000013518 transcription Methods 0.000 description 1
- 230000035897 transcription Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象物の利用者又は管理者と、対象物の所有
者と、対象物に対するサービスの提供者の3者関係にて
ついて、対象物をめぐって経時的に行なわれる処理の進
捗状況管理と、処理の効率化を達成する対象物の処理の
管理方法及びその管理システムを提供する。 【構成】 3者のクライアント端末が通信回線網により
それぞれセンターとして機能するサーバ機に接続され
る。それぞれのクライアント端末のサーバ機へのアクセ
スに対してサーバ機は対象物に対する経時処理の完了の
入力をクライアント側が行なうための入力画面を含む書
類画面を提供する。サーバ機は当該の対象物に対する処
理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいず
れかに、処理の実行を促すメッセージを含む電子メール
を送信し、さらに、対象物に対する処理の進捗状況を表
示した表示画面をそれぞれのクライアント端末の回線接
続に対して提供することにより対象物に対する処理の効
率化と進捗状況管理を実現する。
者と、対象物に対するサービスの提供者の3者関係にて
ついて、対象物をめぐって経時的に行なわれる処理の進
捗状況管理と、処理の効率化を達成する対象物の処理の
管理方法及びその管理システムを提供する。 【構成】 3者のクライアント端末が通信回線網により
それぞれセンターとして機能するサーバ機に接続され
る。それぞれのクライアント端末のサーバ機へのアクセ
スに対してサーバ機は対象物に対する経時処理の完了の
入力をクライアント側が行なうための入力画面を含む書
類画面を提供する。サーバ機は当該の対象物に対する処
理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいず
れかに、処理の実行を促すメッセージを含む電子メール
を送信し、さらに、対象物に対する処理の進捗状況を表
示した表示画面をそれぞれのクライアント端末の回線接
続に対して提供することにより対象物に対する処理の効
率化と進捗状況管理を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば不動産等の
現実の利用者等と、その不動産等の所有者(オーナー)
と、その不動産等の補修サービス等の提供者の3者関係
を前提とし、不動産等の対象物をめぐって経時的に行な
われる処理の進捗状況を通信ネットワークを介して管理
させる対象物の処理の管理方法及びその管理システムに
関する。
現実の利用者等と、その不動産等の所有者(オーナー)
と、その不動産等の補修サービス等の提供者の3者関係
を前提とし、不動産等の対象物をめぐって経時的に行な
われる処理の進捗状況を通信ネットワークを介して管理
させる対象物の処理の管理方法及びその管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばマンション等の不動産建物
の所有者が特定の室あるいはビル全体を賃貸ししてマン
ション管理者にその不動産の管理をさせる形態が多く見
られる。このような場合、例えば賃借りした不動産等の
室の利用者が居住区画に関係する例えば空調、水回り、
電気設備、あるいは駆体本体関係について故障ないしは
修繕箇所が生じその補修を求める場合、図22に示すよ
うに、個々の居住者R1、R2...が建物管理会社
Wに電話やファクシミリで修繕要求を行ない、これに対
して建物管理会社Wは現地調査を行なって、修繕要
求書を建物オーナーPと’工事会社Gにファクシミリ
または郵送で送付する。これを受けて、工事会社Gは
建物オーナーに工事見積書を郵送あるいはファクシミリ
で送付し、これに対して建物オーナーは工事会社Gに
対して工事発注書を発送し、この指示に基づいて工事
会社は居住者の利用する建物の修繕箇所を修理工事す
る。そして、工事会社Gは、工事完了報告書と請求書
を建物オーナーPにファクシミリあるいは郵送にて送付
するとともに、’工事完了報告書の写しを建物管理会
社Wにも送付する。建物管理会社Wは現地確認後、工
事完了確認書を建物オーナー及び’工事会社Gにファ
クシミリ等で送付し、建物オーナーPが修繕代金を工
事会社Gに支払うという処理手順であった。なお、この
場合、建物の管理形態により、建物の居住者が直接に工
事会社あるいは建物オーナーに対して建物修繕箇所の修
繕要求書を提出する場合もある。
の所有者が特定の室あるいはビル全体を賃貸ししてマン
ション管理者にその不動産の管理をさせる形態が多く見
られる。このような場合、例えば賃借りした不動産等の
室の利用者が居住区画に関係する例えば空調、水回り、
電気設備、あるいは駆体本体関係について故障ないしは
修繕箇所が生じその補修を求める場合、図22に示すよ
うに、個々の居住者R1、R2...が建物管理会社
Wに電話やファクシミリで修繕要求を行ない、これに対
して建物管理会社Wは現地調査を行なって、修繕要
求書を建物オーナーPと’工事会社Gにファクシミリ
または郵送で送付する。これを受けて、工事会社Gは
建物オーナーに工事見積書を郵送あるいはファクシミリ
で送付し、これに対して建物オーナーは工事会社Gに
対して工事発注書を発送し、この指示に基づいて工事
会社は居住者の利用する建物の修繕箇所を修理工事す
る。そして、工事会社Gは、工事完了報告書と請求書
を建物オーナーPにファクシミリあるいは郵送にて送付
するとともに、’工事完了報告書の写しを建物管理会
社Wにも送付する。建物管理会社Wは現地確認後、工
事完了確認書を建物オーナー及び’工事会社Gにファ
クシミリ等で送付し、建物オーナーPが修繕代金を工
事会社Gに支払うという処理手順であった。なお、この
場合、建物の管理形態により、建物の居住者が直接に工
事会社あるいは建物オーナーに対して建物修繕箇所の修
繕要求書を提出する場合もある。
【0003】このような不動産等の対象物の利用者また
は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対する(修
繕)サービスの提供者の3者関係は、種々の場合があ
り、例えば、企業における社員が依頼した企業内の営繕
課に対する建物修繕箇所の修繕依頼に基づく工事会社と
オーナーとしての企業と利用者としての社員あるいは営
繕課との関係がある。また、企業内の社員の物品の購買
請求に応じて行なう社員あるいは購買部と、企業と、製
造あるいは販売会社との3者関係等についても成り立
つ。
は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対する(修
繕)サービスの提供者の3者関係は、種々の場合があ
り、例えば、企業における社員が依頼した企業内の営繕
課に対する建物修繕箇所の修繕依頼に基づく工事会社と
オーナーとしての企業と利用者としての社員あるいは営
繕課との関係がある。また、企業内の社員の物品の購買
請求に応じて行なう社員あるいは購買部と、企業と、製
造あるいは販売会社との3者関係等についても成り立
つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような3者関係に
おいて、例えば先のマンションの修繕要求に応じて行な
われる対象物についての処理について発行される及び
’の修繕要求書、工事見積書、工事発注書、及
び’の工事完了報告書、請求書、並びにの工事完了
確認書の内容のうち、例えば、○○住宅・A棟・100
1号室等の住宅名、居住者氏名、電気・水回り・空調・
外内壁等の工事種別等のデータはすべて同じであり、こ
れらをそれぞれ先に述べた建物管理会社、建物オーナー
並びに工事会社が作成時に各書類に手書きあるいはワー
ドプロセッサないしはパーソナルコンピュータ等にその
つど、入力移記して発送されるものであり、重複した無
駄な事務処理が多く含まれていた。したがって、重複し
た作業時間がかかり、また、移記あるいは入力時にミス
の発生が皆無とはいえず、チェック作業も煩雑であり、
そのぶんの時間のロスが大きいものであった。特に、単
に対象物に対する依頼者と請負者との2者の関係であれ
ば直接に問い合わせができ、当該の現時点で処理がどの
ような進捗状態であるかの確認が容易であるが、先のよ
うな3者関係となれば、からのどの処理段階なのか
等の確認あるいは問い合わせが簡単でなく、迅速な回答
も得にくいものであり、対象物に対する処理の促進を効
果的に図ることができないというのが実情であった。
おいて、例えば先のマンションの修繕要求に応じて行な
われる対象物についての処理について発行される及び
’の修繕要求書、工事見積書、工事発注書、及
び’の工事完了報告書、請求書、並びにの工事完了
確認書の内容のうち、例えば、○○住宅・A棟・100
1号室等の住宅名、居住者氏名、電気・水回り・空調・
外内壁等の工事種別等のデータはすべて同じであり、こ
れらをそれぞれ先に述べた建物管理会社、建物オーナー
並びに工事会社が作成時に各書類に手書きあるいはワー
ドプロセッサないしはパーソナルコンピュータ等にその
つど、入力移記して発送されるものであり、重複した無
駄な事務処理が多く含まれていた。したがって、重複し
た作業時間がかかり、また、移記あるいは入力時にミス
の発生が皆無とはいえず、チェック作業も煩雑であり、
そのぶんの時間のロスが大きいものであった。特に、単
に対象物に対する依頼者と請負者との2者の関係であれ
ば直接に問い合わせができ、当該の現時点で処理がどの
ような進捗状態であるかの確認が容易であるが、先のよ
うな3者関係となれば、からのどの処理段階なのか
等の確認あるいは問い合わせが簡単でなく、迅速な回答
も得にくいものであり、対象物に対する処理の促進を効
果的に図ることができないというのが実情であった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、少なくとも対象物の利用者
又は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対するサー
ビスの提供者の3者関係があり、利用者又は管理者の求
めに対応して対象物に対する処理が経時的に行なわれる
ことを前提とし、対象物をめぐって経時的に行なわれる
処理の進捗状況を通信ネットワークを介して効果的に管
理させ対象物の処理の促進を行なわせるとともに、その
際の事務処理作業の重複処理をなくして処理時間、処理
のミスを防止し総じて処理の効率を大幅に向上させるこ
とのできる対象物の処理の管理方法及びその管理システ
ムを提供することである。
たものであり、その目的は、少なくとも対象物の利用者
又は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対するサー
ビスの提供者の3者関係があり、利用者又は管理者の求
めに対応して対象物に対する処理が経時的に行なわれる
ことを前提とし、対象物をめぐって経時的に行なわれる
処理の進捗状況を通信ネットワークを介して効果的に管
理させ対象物の処理の促進を行なわせるとともに、その
際の事務処理作業の重複処理をなくして処理時間、処理
のミスを防止し総じて処理の効率を大幅に向上させるこ
とのできる対象物の処理の管理方法及びその管理システ
ムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る対象物の処理の管理方法によれば、
少なくとも対象物の利用者又は管理者Wと、対象物の所
有者Pと、対象物に対するサービスの提供者Gの3者関
係があり、利用者又は管理者Wの求めに対応して対象物
に対する処理が経時的に行なわれることを前提とし、3
者のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端末
12b、12a、12cが通信回線網14によりそれぞ
れセンターとして機能するサーバ機16に接続され、そ
れぞれのクライアント端末のサーバ機へのアクセスに対
してサーバ機16は各クライアントに対応した、対象物
に対する経時処理の完了の入力をクライアント側が行な
うための入力画面Diを含む書類画面Dを提供し、入力
画面Diへの対象物に対する経時処理の完了の入力に対
応してサーバ機16は当該の対象物に対する処理の次に
少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいずれかに、
処理の実行を促すメッセージを含む電子メールを送信
し、さらに、サーバ機16は対象物に対する処理の進捗
状況を表示した表示画面114をそれぞれのクライアン
ト端末の回線接続に対して提供することにより対象物に
対する処理の進捗状況を管理することを特徴とする対象
物の処理の管理方法から構成される。
めに、本発明に係る対象物の処理の管理方法によれば、
少なくとも対象物の利用者又は管理者Wと、対象物の所
有者Pと、対象物に対するサービスの提供者Gの3者関
係があり、利用者又は管理者Wの求めに対応して対象物
に対する処理が経時的に行なわれることを前提とし、3
者のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端末
12b、12a、12cが通信回線網14によりそれぞ
れセンターとして機能するサーバ機16に接続され、そ
れぞれのクライアント端末のサーバ機へのアクセスに対
してサーバ機16は各クライアントに対応した、対象物
に対する経時処理の完了の入力をクライアント側が行な
うための入力画面Diを含む書類画面Dを提供し、入力
画面Diへの対象物に対する経時処理の完了の入力に対
応してサーバ機16は当該の対象物に対する処理の次に
少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいずれかに、
処理の実行を促すメッセージを含む電子メールを送信
し、さらに、サーバ機16は対象物に対する処理の進捗
状況を表示した表示画面114をそれぞれのクライアン
ト端末の回線接続に対して提供することにより対象物に
対する処理の進捗状況を管理することを特徴とする対象
物の処理の管理方法から構成される。
【0007】また、本発明の対象物の処理の管理方法に
おいて、サーバ機16が3者(W、P、G)のうちのい
ずれかに送信する、処理の実行を促すメッセージMを含
む電子メールには、クライアント側が入力するためのサ
ーバ機側の入力画面Diを含む書類画面Dを指定したU
RL266が関連づけられて設定されていることとして
もよい。
おいて、サーバ機16が3者(W、P、G)のうちのい
ずれかに送信する、処理の実行を促すメッセージMを含
む電子メールには、クライアント側が入力するためのサ
ーバ機側の入力画面Diを含む書類画面Dを指定したU
RL266が関連づけられて設定されていることとして
もよい。
【0008】また、本発明の対象物の処理の管理方法に
おいて、各クライアントが行う、対象物に対する経時処
理の完了は、入力画面に表示された経時処理の完了日の
入力を基礎とすることとしてもよい。
おいて、各クライアントが行う、対象物に対する経時処
理の完了は、入力画面に表示された経時処理の完了日の
入力を基礎とすることとしてもよい。
【0009】また、本発明の対象物の処理の管理方法に
おいて、通信回線網14がインターネットであり、サー
バ機16が提供する入力画面Diを含む書類画面Dがホ
ームページデータであることとしてもよい。
おいて、通信回線網14がインターネットであり、サー
バ機16が提供する入力画面Diを含む書類画面Dがホ
ームページデータであることとしてもよい。
【0010】また、本発明の対象物の管理システムは、
少なくとも対象物の利用者又は管理者Wと、対象物の所
有者Pと、対象物に対するサービスの提供者Gの3者関
係があり、利用者又は管理者の求めに対応して対象物に
対する処理が経時的に行なわれることを前提とし、3者
のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端末1
2b、12a、12cと、これらと情報の送受信が可能
なように接続されたサーバ機16と、クライアント端末
とサーバ機との送受信を行なわせる通信回線網14と、
を有し、サーバ機16は、通信回線網14を介してそれ
ぞれのクライアントからアクセスされて各クライアント
に対応した、対象物に対する経時処理の完了の入力をク
ライアント側が行なうための入力画面Diを含む書類D
を作成する書類作成手段22と、クライアントにより入
力されたデータをデータベースとして記憶する記憶手段
24と、クライアントの入力画面への対象物に対する経
時処理の完了の入力に対応して当該の対象物に対する処
理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいず
れかに、処理の実行を促すメッセージMを含む電子メー
ルを送信する電子メール発送手段26と、を有し、さら
に、書類作成手段22により作成される書類は、対象物
に対して経時的に求められる処理に対応する入力画面D
iを含む経時書類群とともに、データベース(242)
に基づいて対象物に対する処理の進捗状況を表示した状
況管理表114を含むことを特徴として構成される。
少なくとも対象物の利用者又は管理者Wと、対象物の所
有者Pと、対象物に対するサービスの提供者Gの3者関
係があり、利用者又は管理者の求めに対応して対象物に
対する処理が経時的に行なわれることを前提とし、3者
のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端末1
2b、12a、12cと、これらと情報の送受信が可能
なように接続されたサーバ機16と、クライアント端末
とサーバ機との送受信を行なわせる通信回線網14と、
を有し、サーバ機16は、通信回線網14を介してそれ
ぞれのクライアントからアクセスされて各クライアント
に対応した、対象物に対する経時処理の完了の入力をク
ライアント側が行なうための入力画面Diを含む書類D
を作成する書類作成手段22と、クライアントにより入
力されたデータをデータベースとして記憶する記憶手段
24と、クライアントの入力画面への対象物に対する経
時処理の完了の入力に対応して当該の対象物に対する処
理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいず
れかに、処理の実行を促すメッセージMを含む電子メー
ルを送信する電子メール発送手段26と、を有し、さら
に、書類作成手段22により作成される書類は、対象物
に対して経時的に求められる処理に対応する入力画面D
iを含む経時書類群とともに、データベース(242)
に基づいて対象物に対する処理の進捗状況を表示した状
況管理表114を含むことを特徴として構成される。
【0011】また、本発明の対象物の処理の管理システ
ムにおいて、サーバ機16が3者のうちのいずれかに送
信する、処理の実行を促すメッセージMを含む電子メー
ルにおいて、クライアント側が入力するためのサーバ機
側の入力画面を含む書類画面のファイル102F〜11
2Fを指定したURL266を関連づけて設定するため
のURL関連づけ手段264を備えてなることとしても
よい。
ムにおいて、サーバ機16が3者のうちのいずれかに送
信する、処理の実行を促すメッセージMを含む電子メー
ルにおいて、クライアント側が入力するためのサーバ機
側の入力画面を含む書類画面のファイル102F〜11
2Fを指定したURL266を関連づけて設定するため
のURL関連づけ手段264を備えてなることとしても
よい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて本発明
に係る対象物の処理の管理システムについて説明する。
図1は対象物10としての建物に居住して対象物を利用
する利用者R1、R2、R3、R4が建物管理会社Wに
所要の例えば空調工事についての修繕依頼を行ない、建
物管理会社Wが対象物としての建物に関して工事会社G
および建物オーナーPに対して所定の処理を求める3者
関係の例を示している。この発明の対象物の処理の管理
システムは、このような3者関係を前提とし、それぞれ
の3者にコンピュータ等のクライアント端末12a、1
2b、12cを配備させるとともにこれらのクライアン
ト端末から通信ネットワーク14を介してアクセスされ
るサーバ機16を処理センター18に設置し、サーバ機
に経時的に生じる処理の完了入力を行わせるホームペー
ジを設置させるとともに入力データをデータベースに記
憶させ、かつ、各クライアント端末からの入力画面への
対象物に対する経時処理の完了の入力に対応してサーバ
機はそれに引き続いて行われるべき処理の実行を促すメ
ッセージを含む電子メールを3者のうちのいずれかまた
は複数者に送信し、これによって、事務処理効率を向上
させるとともに処理の進捗状況をいずれの者も処理セン
ターにアクセスして確認することにより処理の進捗状況
を的確に把握し、もって全体の処理の促進を促すもので
ある。
に係る対象物の処理の管理システムについて説明する。
図1は対象物10としての建物に居住して対象物を利用
する利用者R1、R2、R3、R4が建物管理会社Wに
所要の例えば空調工事についての修繕依頼を行ない、建
物管理会社Wが対象物としての建物に関して工事会社G
および建物オーナーPに対して所定の処理を求める3者
関係の例を示している。この発明の対象物の処理の管理
システムは、このような3者関係を前提とし、それぞれ
の3者にコンピュータ等のクライアント端末12a、1
2b、12cを配備させるとともにこれらのクライアン
ト端末から通信ネットワーク14を介してアクセスされ
るサーバ機16を処理センター18に設置し、サーバ機
に経時的に生じる処理の完了入力を行わせるホームペー
ジを設置させるとともに入力データをデータベースに記
憶させ、かつ、各クライアント端末からの入力画面への
対象物に対する経時処理の完了の入力に対応してサーバ
機はそれに引き続いて行われるべき処理の実行を促すメ
ッセージを含む電子メールを3者のうちのいずれかまた
は複数者に送信し、これによって、事務処理効率を向上
させるとともに処理の進捗状況をいずれの者も処理セン
ターにアクセスして確認することにより処理の進捗状況
を的確に把握し、もって全体の処理の促進を促すもので
ある。
【0013】この対象物の処理の管理システムにおい
て、通信ネットワーク14は例えば広域網として一般的
なインターネット回線が用いられ、見積書ならびに工事
発注書も含んでほとんどすべての処理が処理センター1
8に設置されたサーバ機16にアクセスし、入力するこ
とにより行われる。
て、通信ネットワーク14は例えば広域網として一般的
なインターネット回線が用いられ、見積書ならびに工事
発注書も含んでほとんどすべての処理が処理センター1
8に設置されたサーバ機16にアクセスし、入力するこ
とにより行われる。
【0014】クライアント端末12には、公衆回線網や
ISDN(Integrated ServicesDigital Network)回
線、専用線その他の通信ネットワーク回線を介してサー
バ機16に接続するための通信機能を有するコンピュー
タが用いられ、それぞれサーバ機に接続して取得したホ
ームページを閲覧するWWW(World Wide Web)ブラ
ウザプログラムが搭載されている。また、クライアント
端末12には、クライアント端末側からサーバ機の入力
用ホーページ画面において入力を行うための図示しない
キーボード等の入力装置、ならびに表示用ディスプレイ
20が設置されている。また、各クライアント端末12
a、12b、12cには電子メールの送受信機能が装備
されている。
ISDN(Integrated ServicesDigital Network)回
線、専用線その他の通信ネットワーク回線を介してサー
バ機16に接続するための通信機能を有するコンピュー
タが用いられ、それぞれサーバ機に接続して取得したホ
ームページを閲覧するWWW(World Wide Web)ブラ
ウザプログラムが搭載されている。また、クライアント
端末12には、クライアント端末側からサーバ機の入力
用ホーページ画面において入力を行うための図示しない
キーボード等の入力装置、ならびに表示用ディスプレイ
20が設置されている。また、各クライアント端末12
a、12b、12cには電子メールの送受信機能が装備
されている。
【0015】一方、サーバ機16は、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)プロトコルに基づいてHTM
L(Hyper Text Markup Language)文書や電子メールを
送受信可能なwwwサーバコンピュータであり、各クラ
イアント端末とTCP/IP(Transmission Control/I
nternet Protocol) 通信プロトコルを基礎として情報の
授受が可能であり、さらに、各クライアント端末12
a、12b、12cからのアクセスに対してそれらの端
末側からの対象物に対する経時処理の完了の入力を行う
ための入力画面Diを含む複数のホームページ画面から
なる書類画面Dを提供する。
Text Transfer Protocol)プロトコルに基づいてHTM
L(Hyper Text Markup Language)文書や電子メールを
送受信可能なwwwサーバコンピュータであり、各クラ
イアント端末とTCP/IP(Transmission Control/I
nternet Protocol) 通信プロトコルを基礎として情報の
授受が可能であり、さらに、各クライアント端末12
a、12b、12cからのアクセスに対してそれらの端
末側からの対象物に対する経時処理の完了の入力を行う
ための入力画面Diを含む複数のホームページ画面から
なる書類画面Dを提供する。
【0016】図2は、実施形態に係る対象物の処理の管
理システムの機能ブロック図であり、クライアント端末
12からアクセスされる処理センター18のサーバ機1
6は、書類作成部22と、作成される書類をデータベー
スとして管理し記憶する記憶部24と、対象物に対する
当該の処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のう
ちのいずれかに電子メールを送信する電子メール発送手
段26とを備えている。詳細には、サーバ機16は通信
処理部28と、認証部30を有する通信処理手段32を
備えている。通信処理部28は、TCP/IPプロトコ
ルに基づく通信方式により、各クライアント端末からの
アクセスに対してサーバ機16に格納されたHTML文
書によるホームページデータを送信するとともにサーバ
機16に設けられたメール送信機能により電子メールを
各クライアント端末12a、12b、12cに送出す
る。また、認証部は各クライアント端末からのアクセス
の際にそれらに割り当てられた正しいユーザIDとパス
ワードが入力されたかどうかを判断し正しいと判断され
たときにホームページのうちの例えばトップページをH
TML文書形式で対象物10すなわち、修繕要求箇所を
伴う建物に対して経時的に求められる処理に対応する入
力画面Diを含む経時書類群をクライアント側に送出す
る。入力画面Diを含む書類画面Dが対象物に対する経
時的な処理に対応してホームページ画面として複数作成
され、それらが経時書類群を形成する。
理システムの機能ブロック図であり、クライアント端末
12からアクセスされる処理センター18のサーバ機1
6は、書類作成部22と、作成される書類をデータベー
スとして管理し記憶する記憶部24と、対象物に対する
当該の処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のう
ちのいずれかに電子メールを送信する電子メール発送手
段26とを備えている。詳細には、サーバ機16は通信
処理部28と、認証部30を有する通信処理手段32を
備えている。通信処理部28は、TCP/IPプロトコ
ルに基づく通信方式により、各クライアント端末からの
アクセスに対してサーバ機16に格納されたHTML文
書によるホームページデータを送信するとともにサーバ
機16に設けられたメール送信機能により電子メールを
各クライアント端末12a、12b、12cに送出す
る。また、認証部は各クライアント端末からのアクセス
の際にそれらに割り当てられた正しいユーザIDとパス
ワードが入力されたかどうかを判断し正しいと判断され
たときにホームページのうちの例えばトップページをH
TML文書形式で対象物10すなわち、修繕要求箇所を
伴う建物に対して経時的に求められる処理に対応する入
力画面Diを含む経時書類群をクライアント側に送出す
る。入力画面Diを含む書類画面Dが対象物に対する経
時的な処理に対応してホームページ画面として複数作成
され、それらが経時書類群を形成する。
【0017】書類作成部22は、認証部30により許可
されたいずれかのクライアント端末12a、12b、1
2cからのホームページへのアクセスに対して同ホーム
ページに表示された複数の書類画面Dを提供する。各ク
ライアント端末は、任意にアクセスしてこれらのHTM
L文書からなる書類画面を取得し自端末側のディスプレ
イ20に表示して対象物に対する処理状況を確認でき
る。さらに、これらの書類画面Dは、対象物(建物)に
対する経時処理の完了の入力をクライアント端末から通
信回線網を介して行なわせるための入力画面Diを含ん
でいる。
されたいずれかのクライアント端末12a、12b、1
2cからのホームページへのアクセスに対して同ホーム
ページに表示された複数の書類画面Dを提供する。各ク
ライアント端末は、任意にアクセスしてこれらのHTM
L文書からなる書類画面を取得し自端末側のディスプレ
イ20に表示して対象物に対する処理状況を確認でき
る。さらに、これらの書類画面Dは、対象物(建物)に
対する経時処理の完了の入力をクライアント端末から通
信回線網を介して行なわせるための入力画面Diを含ん
でいる。
【0018】図2において、書類作成部22は、クライ
アント端末のアクセス時に最初に表示されるトップペー
ジに示されるいずれの書類画面を取得すべきかの選択指
示に対応して表示作成すべき書類画面を判断する作成書
類判断部34と、作成書類判断部34により判断された
書類画面を表示するとともに、その書類画面に含まれる
入力画面に対してクライアント端末からの入力を行なわ
せる表示入力部36と、を備えている。
アント端末のアクセス時に最初に表示されるトップペー
ジに示されるいずれの書類画面を取得すべきかの選択指
示に対応して表示作成すべき書類画面を判断する作成書
類判断部34と、作成書類判断部34により判断された
書類画面を表示するとともに、その書類画面に含まれる
入力画面に対してクライアント端末からの入力を行なわ
せる表示入力部36と、を備えている。
【0019】表示入力部36は、作成書類判断部34に
おいて特定された書類について未処理案件リストを表示
し、その中からクライアント端末側から指示選択された
特定案件について入力画面を表示し、クライアント端末
側からの処理完了の入力を受けて書類を更新させる。
おいて特定された書類について未処理案件リストを表示
し、その中からクライアント端末側から指示選択された
特定案件について入力画面を表示し、クライアント端末
側からの処理完了の入力を受けて書類を更新させる。
【0020】本実施形態において、表示入力部36は、
建物の利用者又は管理者(12b)からの建物について
の修繕要求入力を受ける修繕要求書100と、修繕要求
に基づいてサービス提供者としての工事会社(12c)
が入力作成する工事見積書102と、提示された工事見
積もりに対して建物オーナー(12a)が作成する工事
発注書104と、工事発注に基づいて行なった工事につ
いて工事会社が作成する工事完了報告書106と、工事
完了報告を受けて利用者又は建物管理者が作成する工事
完了確認書108と、工事完了確認を受けて工事会社が
作成する建物オーナー等に宛てた工事代金の請求書11
0と、代金の請求を受けて送金あるいは支払の実行とと
もに建物オーナーが作成する支払い通知書112と、当
該の処理案件の個々について処理の進捗状況を表示した
状況管理表114と、を有し、100ないし112の各
書類について各クライアント端末からの入力を受ける。
これらの書類100ないし112は経時的に対象物につ
いての処理が必要となるものであり、経時書類群を構成
している。
建物の利用者又は管理者(12b)からの建物について
の修繕要求入力を受ける修繕要求書100と、修繕要求
に基づいてサービス提供者としての工事会社(12c)
が入力作成する工事見積書102と、提示された工事見
積もりに対して建物オーナー(12a)が作成する工事
発注書104と、工事発注に基づいて行なった工事につ
いて工事会社が作成する工事完了報告書106と、工事
完了報告を受けて利用者又は建物管理者が作成する工事
完了確認書108と、工事完了確認を受けて工事会社が
作成する建物オーナー等に宛てた工事代金の請求書11
0と、代金の請求を受けて送金あるいは支払の実行とと
もに建物オーナーが作成する支払い通知書112と、当
該の処理案件の個々について処理の進捗状況を表示した
状況管理表114と、を有し、100ないし112の各
書類について各クライアント端末からの入力を受ける。
これらの書類100ないし112は経時的に対象物につ
いての処理が必要となるものであり、経時書類群を構成
している。
【0021】本実施形態において、上記の書類群のうち
工事見積書102、工事発注書104、工事完了報告書
106、工事完了確認書108、請求書110、支払い
通知書112については、それぞれ、クライアントから
のアクセスの時点で未発行状態の当該書類を含む案件リ
ストである未発行案件リスト38が各書類についてのホ
ームページに含まれており、この未発行案件一覧表はク
ライアントがアクセスしていずれかの書類を指示したと
きに、入力画面にはいる前に表示され、そこにリストア
ップされた案件に付された例えば連続番号を指定するこ
とによりそれぞれの入力画面に移行して表示させるよう
になっている。
工事見積書102、工事発注書104、工事完了報告書
106、工事完了確認書108、請求書110、支払い
通知書112については、それぞれ、クライアントから
のアクセスの時点で未発行状態の当該書類を含む案件リ
ストである未発行案件リスト38が各書類についてのホ
ームページに含まれており、この未発行案件一覧表はク
ライアントがアクセスしていずれかの書類を指示したと
きに、入力画面にはいる前に表示され、そこにリストア
ップされた案件に付された例えば連続番号を指定するこ
とによりそれぞれの入力画面に移行して表示させるよう
になっている。
【0022】図5は、本実施形態に係る対象物の処理の
管理システムに適用されるサーバ機から提供されるホー
ムページ画面のトップページを示しており、例えば、
「建物修繕業務管理サービス」のタイトルのもとに処理
センターと、建物オーナー(12a)と、建物管理会社
(12b)と、工事会社(12c)の3者が表示され、
それぞれの3者について生じるべき処理に対応する書類
名が手続きの流れに沿って順に番号を付してそれらの近
くに表示されている。たとえば、建物管理会社の表示の
横には修繕要求書と工事完了確認書が表示され、工
事会社の表示の下には工事見積書、工事完了報告
書、請求書が表示され、オーナーの表示の下には工
事発注書および支払い通知書が表示されている。これ
らの書類名は、画面表示の左端側に配置されたそれぞれ
の3者に対応する表示や書類名をクライアント側がマウ
スクリックすることにより中央側の表示の書類名をアク
ティブ状態とし、それらのいずれかをクリック指定する
ことにより、次のホームページに移行する。
管理システムに適用されるサーバ機から提供されるホー
ムページ画面のトップページを示しており、例えば、
「建物修繕業務管理サービス」のタイトルのもとに処理
センターと、建物オーナー(12a)と、建物管理会社
(12b)と、工事会社(12c)の3者が表示され、
それぞれの3者について生じるべき処理に対応する書類
名が手続きの流れに沿って順に番号を付してそれらの近
くに表示されている。たとえば、建物管理会社の表示の
横には修繕要求書と工事完了確認書が表示され、工
事会社の表示の下には工事見積書、工事完了報告
書、請求書が表示され、オーナーの表示の下には工
事発注書および支払い通知書が表示されている。これ
らの書類名は、画面表示の左端側に配置されたそれぞれ
の3者に対応する表示や書類名をクライアント側がマウ
スクリックすることにより中央側の表示の書類名をアク
ティブ状態とし、それらのいずれかをクリック指定する
ことにより、次のホームページに移行する。
【0023】図6(a)、(b)は、図5のトップペー
ジ画面から管理会社の修繕要求書を選択した場合に表
示される画面であり、それぞれの入力項目についてクラ
イアント側が(a)で要求担当者、要求日、住宅名、所
在地、工事種別、居住者名等を入力するとともに修繕箇
所、修繕部位、修繕種別を含む修繕内容と要求コメント
を(b)で入力するようになっている。これらの修繕要
求書で入力された入力事項は以後に発生する対象物につ
いての処理について案件の特定や内容を示すものであ
り、その後に作成されるべき書類において共通な移記内
容である。この修繕要求書を作成し登録ボタンをクリッ
クすると当該の処理案件についてシリアルナンバーとし
ての整理番号が付され記憶部24のデータベースに登録
されて記憶される。この際同時に、サーバ機のメール発
送指示部を介して電子メールが工事会社並びにオーナー
側に送信される。
ジ画面から管理会社の修繕要求書を選択した場合に表
示される画面であり、それぞれの入力項目についてクラ
イアント側が(a)で要求担当者、要求日、住宅名、所
在地、工事種別、居住者名等を入力するとともに修繕箇
所、修繕部位、修繕種別を含む修繕内容と要求コメント
を(b)で入力するようになっている。これらの修繕要
求書で入力された入力事項は以後に発生する対象物につ
いての処理について案件の特定や内容を示すものであ
り、その後に作成されるべき書類において共通な移記内
容である。この修繕要求書を作成し登録ボタンをクリッ
クすると当該の処理案件についてシリアルナンバーとし
ての整理番号が付され記憶部24のデータベースに登録
されて記憶される。この際同時に、サーバ機のメール発
送指示部を介して電子メールが工事会社並びにオーナー
側に送信される。
【0024】図7は、例えば、図5のトップページにお
いて工事会社の処理に係る工事見積書を選択した場合
にはじめに表示される未見積リスト102aを示す「未
見積リスト」のタイトルを付したページであり、修繕要
求書で入力された住宅名、居住者、工事種別、要求日等
の項目とともに当該案件の整理番号、及びその後の処理
に対応した書類名の入力欄が列方向の各フィールドに設
定されており、見積日以降の入力がないときには修繕要
求がなされていてもまだ工事会社からの見積書が提出
(作成)されていないことを示している。未見積リスト
には1個の案件を1つのレコードが示しており、複数案
件を特定する複数レコードが先頭にシリアルナンバーと
しての整理番号を対応づけてデータベースの表形式で表
示される。このうちのクライアント側が状況を確認した
い案件の整理番号をクリック指定すると、図8(a)の
ページの書類画面が表示される。図8(a)は建物管理
会社が入力作成した修繕要求書の移記内容項目欄102
−b1と経時書類群を経時的にレコード項目に配置する
とともに処理年月日、すなわちそれらの経時書類の発行
年月日と、担当者とコメントをフィールド項目とした簡
略状況欄102−b2を含む修繕要求書の詳細表示書類
画面102−aを示し、図8(b)が修繕見積書の入力
画面を示す。詳細表示書類画面102−aの見積書発行
ボタン103を選択することにより図8(b)の入力画
面に移行し、この入力画面中で見積年月日、見積担当
者、見積金額及び見積コメント等の入力項目Nを入力し
て図示しない登録ボタンを選択することによりその内容
が記憶部24のデータベースに登録されるとともに電子
メール発送手段26を介して建物オーナー側に見積書が
発行され、次の処理を行なうべき旨のメッセージMを書
き込んだ見積電子メールを送信する。このとき、対象物
に対する経時処理の完了は、入力画面に表示された経時
処理の完了日、すなわち、この見積書の場合は見積年月
日の入力を基礎としており、この処理の完了日の入力の
有無が以降に生じる作成すべき書類の作成の有無を確認
するものとなる。
いて工事会社の処理に係る工事見積書を選択した場合
にはじめに表示される未見積リスト102aを示す「未
見積リスト」のタイトルを付したページであり、修繕要
求書で入力された住宅名、居住者、工事種別、要求日等
の項目とともに当該案件の整理番号、及びその後の処理
に対応した書類名の入力欄が列方向の各フィールドに設
定されており、見積日以降の入力がないときには修繕要
求がなされていてもまだ工事会社からの見積書が提出
(作成)されていないことを示している。未見積リスト
には1個の案件を1つのレコードが示しており、複数案
件を特定する複数レコードが先頭にシリアルナンバーと
しての整理番号を対応づけてデータベースの表形式で表
示される。このうちのクライアント側が状況を確認した
い案件の整理番号をクリック指定すると、図8(a)の
ページの書類画面が表示される。図8(a)は建物管理
会社が入力作成した修繕要求書の移記内容項目欄102
−b1と経時書類群を経時的にレコード項目に配置する
とともに処理年月日、すなわちそれらの経時書類の発行
年月日と、担当者とコメントをフィールド項目とした簡
略状況欄102−b2を含む修繕要求書の詳細表示書類
画面102−aを示し、図8(b)が修繕見積書の入力
画面を示す。詳細表示書類画面102−aの見積書発行
ボタン103を選択することにより図8(b)の入力画
面に移行し、この入力画面中で見積年月日、見積担当
者、見積金額及び見積コメント等の入力項目Nを入力し
て図示しない登録ボタンを選択することによりその内容
が記憶部24のデータベースに登録されるとともに電子
メール発送手段26を介して建物オーナー側に見積書が
発行され、次の処理を行なうべき旨のメッセージMを書
き込んだ見積電子メールを送信する。このとき、対象物
に対する経時処理の完了は、入力画面に表示された経時
処理の完了日、すなわち、この見積書の場合は見積年月
日の入力を基礎としており、この処理の完了日の入力の
有無が以降に生じる作成すべき書類の作成の有無を確認
するものとなる。
【0025】図9は、例えば図5のトップページにおい
て建物オーナーの処理に係る工事発注書を選択した場
合にはじめに表示される未発注リスト104aを示す
「未発注リスト」のタイトルを付したページであり、修
繕要求書で入力された住宅名、居住者、工事種別、要求
日等の項目とともに当該案件の整理番号、及びその後の
処理に対応した書類名の入力欄が列方向の各フィールド
に設定されており、見積処理が行なわれて発注処理以降
の入力がないものの案件レコードが行方向に表示されて
いる。見積書と同様にこれらは記憶部24のデータベー
スから呼び出されて見積日までの入力があってそれ以降
の処理の入力がないものが抽出されてこの未発注リスト
に表示される。この未発注リストのうちの例えば整理番
号15を選択指定すると、図10(a)のページの整理
番号15についての案件の書類画面が表示される。図1
0(a)は建物管理会社が入力作成した修繕要求書の同
一の移記内容を表わす項目欄104−b1と経時書類群
を経時的にレコード項目に配置するとともに処理年月
日、すなわちそれらの経時書類の発行年月日と、担当者
とコメントをフィールド項目とした簡略状況欄104−
b2を含む工事発注書104の詳細表示書類画面104
−aを示し、この画面中の工事発注書発行ボタン105
を選択することにより、図10(b)の工事発注書入力
画面を呼び出して表示させる。この入力画面中で発注年
月日、発注担当者、発注金額及び発注コメント等の入力
項目Nを入力して図示しない登録ボタンを選択すること
によりその内容が記憶部24のデータベースに登録され
るとともに電子メール発送手段26を介して建物管理者
及び工事会社側に工事発注書が発行された旨の発注メー
ルを送信する。
て建物オーナーの処理に係る工事発注書を選択した場
合にはじめに表示される未発注リスト104aを示す
「未発注リスト」のタイトルを付したページであり、修
繕要求書で入力された住宅名、居住者、工事種別、要求
日等の項目とともに当該案件の整理番号、及びその後の
処理に対応した書類名の入力欄が列方向の各フィールド
に設定されており、見積処理が行なわれて発注処理以降
の入力がないものの案件レコードが行方向に表示されて
いる。見積書と同様にこれらは記憶部24のデータベー
スから呼び出されて見積日までの入力があってそれ以降
の処理の入力がないものが抽出されてこの未発注リスト
に表示される。この未発注リストのうちの例えば整理番
号15を選択指定すると、図10(a)のページの整理
番号15についての案件の書類画面が表示される。図1
0(a)は建物管理会社が入力作成した修繕要求書の同
一の移記内容を表わす項目欄104−b1と経時書類群
を経時的にレコード項目に配置するとともに処理年月
日、すなわちそれらの経時書類の発行年月日と、担当者
とコメントをフィールド項目とした簡略状況欄104−
b2を含む工事発注書104の詳細表示書類画面104
−aを示し、この画面中の工事発注書発行ボタン105
を選択することにより、図10(b)の工事発注書入力
画面を呼び出して表示させる。この入力画面中で発注年
月日、発注担当者、発注金額及び発注コメント等の入力
項目Nを入力して図示しない登録ボタンを選択すること
によりその内容が記憶部24のデータベースに登録され
るとともに電子メール発送手段26を介して建物管理者
及び工事会社側に工事発注書が発行された旨の発注メー
ルを送信する。
【0026】以下、同様に、図5中の書類を選択して工
事完了報告書106、工事完了確認書108、請求書1
10、支払い通知書112がそれぞれの処理主体により
インターネット回線を介して接続されたクライアント端
末によりアクセスされてそれぞれの文書が取得され、図
11に示すような未処理リストの表示内容がはじめに選
択されて、以降の詳細表示書類画面から必要に応じて入
力画面を呼び出して入力作成される。なお、図12、図
13、図14及び図15は、それぞれ工事完了報告書、
工事完了確認書、請求書ならびに支払い通知書の入力画
面を示す。
事完了報告書106、工事完了確認書108、請求書1
10、支払い通知書112がそれぞれの処理主体により
インターネット回線を介して接続されたクライアント端
末によりアクセスされてそれぞれの文書が取得され、図
11に示すような未処理リストの表示内容がはじめに選
択されて、以降の詳細表示書類画面から必要に応じて入
力画面を呼び出して入力作成される。なお、図12、図
13、図14及び図15は、それぞれ工事完了報告書、
工事完了確認書、請求書ならびに支払い通知書の入力画
面を示す。
【0027】図2に戻って、書類作成部に含まれて作成
される状況管理表114は、対象物に対する処理の進捗
状況を表示した表示画面であり、データベース記憶部2
4のデータベースメモリ部242に記憶されたデータの
うちから抽出され、それぞれ1つのレコード欄に対応す
る行に整理番号、住宅名、居住者、工事種別、修繕要求
書、見積書、発注書、完了報告書、完了確認書、請求
書、支払い通知書の各書類名が表示され、さらに、それ
らの各書類について作成処理の年月日と担当者名の記載
フィールドが設けられた処理センター内の全体の一覧表
が表示される。このうちの所望の整理番号を選択すれば
各書類のうちの詳細表示書類画面が取得表示され、3者
のいずれもがそれぞれの任意の案件についての進捗状況
を確認できるようになっている。
される状況管理表114は、対象物に対する処理の進捗
状況を表示した表示画面であり、データベース記憶部2
4のデータベースメモリ部242に記憶されたデータの
うちから抽出され、それぞれ1つのレコード欄に対応す
る行に整理番号、住宅名、居住者、工事種別、修繕要求
書、見積書、発注書、完了報告書、完了確認書、請求
書、支払い通知書の各書類名が表示され、さらに、それ
らの各書類について作成処理の年月日と担当者名の記載
フィールドが設けられた処理センター内の全体の一覧表
が表示される。このうちの所望の整理番号を選択すれば
各書類のうちの詳細表示書類画面が取得表示され、3者
のいずれもがそれぞれの任意の案件についての進捗状況
を確認できるようになっている。
【0028】図2において、サーバ機16は、さらに、
書類作成部22において入力作成された各書類をデータ
ベースとして登録記憶するデータベース記憶部24を備
えている。このデータベース記憶部24は、書類作成部
22において作成された書類データを管理しクライアン
ト端末からの要求に応じてデータを参照し、更新管理す
るデータベース管理部240と、書類データを記憶する
メモリ部242とから構成されている。
書類作成部22において入力作成された各書類をデータ
ベースとして登録記憶するデータベース記憶部24を備
えている。このデータベース記憶部24は、書類作成部
22において作成された書類データを管理しクライアン
ト端末からの要求に応じてデータを参照し、更新管理す
るデータベース管理部240と、書類データを記憶する
メモリ部242とから構成されている。
【0029】また、サーバ機16の電子メール発送手段
26は、表示入力部36において各書類画面の入力画面
Diにおいてクライアント側から経時処理の入力の完了
登録と同時に当該の処理の次に処理を行なうべき3者の
うちのいずれかあるいは複数者を選択指示するメール発
送指示部260と、選択された者に対しての電子メール
を作成し発送するメール発送部262と、を含む。メー
ル発送部262において作成された電子メールは通信処
理部28を介してインターネットのメールサーバにより
管理される一意に特定される各クライアント端末に向け
て送信される。その際、例えば次の処理を行なうべきも
のに処理の実行を促すメッセージ文Mが電子メールに書
き込まれて送信される。また、メール発送部262はそ
の電子メールを発送するに際し、クライアント側が入力
するためのサーバ機16側の入力画面を含んだ書類画面
ファイル102F〜112Fを指定したURLを関連づ
けてメールに設定する。図16ないし図21は電子メー
ルの内容の例を示したものであり、例えば図16におい
て、建物管理者から処理センター内のサーバ機16に対
して修繕要求書の入力作成があった場合に工事会社に対
して「工事見積書を発行してください。」とのメッセー
ジを送信する。同様に、各経時書類の作成の都度にその
入力の登録に対応して次に処理が行なわれるべき者に対
しての電子メールの発送指示がなされ、それに対応する
メーッセージ文を含む電子メールが対応するクライアン
ト端末側に送信される。
26は、表示入力部36において各書類画面の入力画面
Diにおいてクライアント側から経時処理の入力の完了
登録と同時に当該の処理の次に処理を行なうべき3者の
うちのいずれかあるいは複数者を選択指示するメール発
送指示部260と、選択された者に対しての電子メール
を作成し発送するメール発送部262と、を含む。メー
ル発送部262において作成された電子メールは通信処
理部28を介してインターネットのメールサーバにより
管理される一意に特定される各クライアント端末に向け
て送信される。その際、例えば次の処理を行なうべきも
のに処理の実行を促すメッセージ文Mが電子メールに書
き込まれて送信される。また、メール発送部262はそ
の電子メールを発送するに際し、クライアント側が入力
するためのサーバ機16側の入力画面を含んだ書類画面
ファイル102F〜112Fを指定したURLを関連づ
けてメールに設定する。図16ないし図21は電子メー
ルの内容の例を示したものであり、例えば図16におい
て、建物管理者から処理センター内のサーバ機16に対
して修繕要求書の入力作成があった場合に工事会社に対
して「工事見積書を発行してください。」とのメッセー
ジを送信する。同様に、各経時書類の作成の都度にその
入力の登録に対応して次に処理が行なわれるべき者に対
しての電子メールの発送指示がなされ、それに対応する
メーッセージ文を含む電子メールが対応するクライアン
ト端末側に送信される。
【0030】この実施形態において、サーバ機が3者の
うちのいずれかに送信する、処理の実行を促すメッセー
ジを含む電子メールにおいて、クライアント側が入力す
るためのサーバ機側の入力画面を指定したURL266
を関連づけて設定するためのURL関連づけ手段264
がメール発送部262に含まれており、例えば図16に
おいて、「下記のURLをクリックして工事見積書を発
行して下さい。」とのメッセージの下にサーバ機の書類
作成部22を特定した入力画面用のファイル名を指定し
たURL(Uniform Resources Locater) が設定されてい
る。したがって、これらの電子メールを受けた3者のう
ちのいずれかの者は、クライエント端末のメール画面か
ら直接に処理センター側のサーバ機16の当該次の処理
が求められる入力画面ファイルをアクセスし、入力作成
を行なう。
うちのいずれかに送信する、処理の実行を促すメッセー
ジを含む電子メールにおいて、クライアント側が入力す
るためのサーバ機側の入力画面を指定したURL266
を関連づけて設定するためのURL関連づけ手段264
がメール発送部262に含まれており、例えば図16に
おいて、「下記のURLをクリックして工事見積書を発
行して下さい。」とのメッセージの下にサーバ機の書類
作成部22を特定した入力画面用のファイル名を指定し
たURL(Uniform Resources Locater) が設定されてい
る。したがって、これらの電子メールを受けた3者のう
ちのいずれかの者は、クライエント端末のメール画面か
ら直接に処理センター側のサーバ機16の当該次の処理
が求められる入力画面ファイルをアクセスし、入力作成
を行なう。
【0031】次に、図を参照して実施形態の対象物の処
理の管理システムの処理の流れについてその管理方法と
ともに説明すると、図1、図3において、建物管理者端
末12cから通信回線網14を介して処理センターのサ
ーバ機16にアクセス(S1)され、認証部30の認証
を得て図5のホームページのトップページを建物管理者
端末が取得し、の修繕要求書を選択して図6の修繕要
求書入力画面を得る。このなかのそれぞれの入力項目を
入力して共通移記内容が入力され、図示しない登録ボタ
ンを選択するとデータベース記憶部24でそのデータが
記憶され、同時にメール発送指示部260により特定さ
れたアドレスの工事会社端末12c及び建物オーナー端
末12aに対して図16に示すような電子メールが発送
される(S2、S3)。その際、工事会社に対する電子
メールには工事見積書を発行すべき旨のメッセージ文が
書き込まれているとともに、その工事見積書を表示する
書類画面のうちの入力画面を含む書類画面を直接に指示
するHTML文書画面ファイル102Fを指定したUR
Lが設定される。
理の管理システムの処理の流れについてその管理方法と
ともに説明すると、図1、図3において、建物管理者端
末12cから通信回線網14を介して処理センターのサ
ーバ機16にアクセス(S1)され、認証部30の認証
を得て図5のホームページのトップページを建物管理者
端末が取得し、の修繕要求書を選択して図6の修繕要
求書入力画面を得る。このなかのそれぞれの入力項目を
入力して共通移記内容が入力され、図示しない登録ボタ
ンを選択するとデータベース記憶部24でそのデータが
記憶され、同時にメール発送指示部260により特定さ
れたアドレスの工事会社端末12c及び建物オーナー端
末12aに対して図16に示すような電子メールが発送
される(S2、S3)。その際、工事会社に対する電子
メールには工事見積書を発行すべき旨のメッセージ文が
書き込まれているとともに、その工事見積書を表示する
書類画面のうちの入力画面を含む書類画面を直接に指示
するHTML文書画面ファイル102Fを指定したUR
Lが設定される。
【0032】修繕要求電子メールを受けた工事会社端末
12cはメールに設定されたURLを介して直接にサー
バ機の図8(b)の修繕見積書入力画面にアクセスし、
修繕要求内容を確認し、見積年月日、見積担当者、見積
金額、見積コメントを入力(S4)し登録することによ
りその内容はデータベース記憶部24のデータベースメ
モリ部242に記憶され、同時にサーバ機からメール発
送手段26を介して図17に示す工事発注書を発行すべ
き旨のメッセージと必要に応じて付加されるコメントを
書き込みさらに工事発注書104画面の図10(b)を
直接に指示する工事発注画面ファイル名104Fを指定
したURLを設定した見積済を示す見積電子メールが建
物オーナー端末12aに対して発送される(S5)。
12cはメールに設定されたURLを介して直接にサー
バ機の図8(b)の修繕見積書入力画面にアクセスし、
修繕要求内容を確認し、見積年月日、見積担当者、見積
金額、見積コメントを入力(S4)し登録することによ
りその内容はデータベース記憶部24のデータベースメ
モリ部242に記憶され、同時にサーバ機からメール発
送手段26を介して図17に示す工事発注書を発行すべ
き旨のメッセージと必要に応じて付加されるコメントを
書き込みさらに工事発注書104画面の図10(b)を
直接に指示する工事発注画面ファイル名104Fを指定
したURLを設定した見積済を示す見積電子メールが建
物オーナー端末12aに対して発送される(S5)。
【0033】見積電子メールを受信した建物オーナー端
末12aはメールに設定されたURLを介して直接にサ
ーバ機の図10(b)の工事発注書入力画面にアクセス
し、見積内容を確認し、発注年月日、発注担当者、発注
金額、発注コメントを入力(S6)し登録することによ
りその内容はデータベース記憶部24のデータベースメ
モリ部242に記憶され、同時にサーバ機からメール発
送手段26を介して図18に示す工事完了報告書を発行
すべき旨のメッセージを書き込みさらに工事完了報告書
106画面を直接に指示する工事完了画面ファイル名1
06Fを指定したURLを設定した工事発注済を示す発
注電子メールが建物管理者端末12b及び工事会社端末
12cに対して発送される(S7、S8)。なお、この
とき、建物オーナーは工事の「発注」以外に工事発注書
の入力画面に設定された各ボタンを指定して工事の「中
止」、「再見積」、「保留」を入力することができる。
末12aはメールに設定されたURLを介して直接にサ
ーバ機の図10(b)の工事発注書入力画面にアクセス
し、見積内容を確認し、発注年月日、発注担当者、発注
金額、発注コメントを入力(S6)し登録することによ
りその内容はデータベース記憶部24のデータベースメ
モリ部242に記憶され、同時にサーバ機からメール発
送手段26を介して図18に示す工事完了報告書を発行
すべき旨のメッセージを書き込みさらに工事完了報告書
106画面を直接に指示する工事完了画面ファイル名1
06Fを指定したURLを設定した工事発注済を示す発
注電子メールが建物管理者端末12b及び工事会社端末
12cに対して発送される(S7、S8)。なお、この
とき、建物オーナーは工事の「発注」以外に工事発注書
の入力画面に設定された各ボタンを指定して工事の「中
止」、「再見積」、「保留」を入力することができる。
【0034】工事発注を確認して工事会社は修繕要求の
現場に行って修繕箇所の修繕を適宜行なう。工事完了
後、発注電子メールを受信した工事会社端末12cはメ
ールに設定されたURLを介して直接にサーバ機の工事
完了報告書の入力画面にアクセスし、報告年月日、報告
担当者その他を入力(S9)し登録することによりその
内容はデータベース記憶部24のデータベースメモリ部
242に記憶され、同時にサーバ機からメール発送手段
26を介して図19に示す工事完了確認書を発行すべき
旨のメッセージを書き込みさらに工事完了確認書108
画面を直接に指示する工事完了画面ファイル名108F
を指定したURLを設定した工事完了報告済を示す完了
報告電子メールがサーバ機から建物管理者端末12b及
び建物オーナー端末12aに対して発送される(S1
0、S11)。
現場に行って修繕箇所の修繕を適宜行なう。工事完了
後、発注電子メールを受信した工事会社端末12cはメ
ールに設定されたURLを介して直接にサーバ機の工事
完了報告書の入力画面にアクセスし、報告年月日、報告
担当者その他を入力(S9)し登録することによりその
内容はデータベース記憶部24のデータベースメモリ部
242に記憶され、同時にサーバ機からメール発送手段
26を介して図19に示す工事完了確認書を発行すべき
旨のメッセージを書き込みさらに工事完了確認書108
画面を直接に指示する工事完了画面ファイル名108F
を指定したURLを設定した工事完了報告済を示す完了
報告電子メールがサーバ機から建物管理者端末12b及
び建物オーナー端末12aに対して発送される(S1
0、S11)。
【0035】建物管理者は修繕処理に係る建物の修繕箇
所を検査し、修繕内容について問題がなければ工事の完
了確認を行なう。以下、上記と同様にして、建物管理者
端末12bからサーバ機に対して完了確認入力が図13
の入力画面において行なわれ(S12)、図20の完了
確認電子メールがサーバ機から工事会社端末12c及び
建物オーナー端末12aに対して送信される(S13、
S14)。さらに、工事会社端末12cからアクセスさ
れて図14の請求書発行入力画面において請求書が作成
され(S15)、図21の請求電子メールが支払い通知
書画面ファイルを指定したURLを設定してサーバ機か
ら建物オーナー端末12aに送信される(S16)。建
物オーナーは請求金額の支払いを工事会社に対して実行
した後に端末12aからサーバ機にアクセスして図15
の支払い通知書発行入力画面において所定事項を入力す
る(S17)と、サーバ機からはこれに対応して図示し
ない支払い通知メールが工事会社端末12cに対して伝
送される(S18)。
所を検査し、修繕内容について問題がなければ工事の完
了確認を行なう。以下、上記と同様にして、建物管理者
端末12bからサーバ機に対して完了確認入力が図13
の入力画面において行なわれ(S12)、図20の完了
確認電子メールがサーバ機から工事会社端末12c及び
建物オーナー端末12aに対して送信される(S13、
S14)。さらに、工事会社端末12cからアクセスさ
れて図14の請求書発行入力画面において請求書が作成
され(S15)、図21の請求電子メールが支払い通知
書画面ファイルを指定したURLを設定してサーバ機か
ら建物オーナー端末12aに送信される(S16)。建
物オーナーは請求金額の支払いを工事会社に対して実行
した後に端末12aからサーバ機にアクセスして図15
の支払い通知書発行入力画面において所定事項を入力す
る(S17)と、サーバ機からはこれに対応して図示し
ない支払い通知メールが工事会社端末12cに対して伝
送される(S18)。
【0036】このとき、各クライアント端末からのアク
セス入力に対応してデータベース記憶部24においてそ
れらの入力データが順次登録更新される。各クライアン
ト端末からはいつでもこのサーバ機のホームページにア
クセスしてそれぞれの書類画面の詳細表示書類画面を閲
覧可能であり、特に、状況管理表114を閲覧すること
により、当該の処理案件が現在どの段階にあるかをいず
れのクライアント端末所有者も確認でき、これによっ
て、当該案件について滞っている処理をだれが次になす
べきかを明確にかつ瞬時に判断でき、総じて対象物に対
する各案件の処理の促進を確実にかつ簡易に行なわせる
ことが可能となる。また、対象物の処理の要求年月日、
受付年月日、住宅名、居住者、工事種別等の共通移記事
項の3者間での重複した手書きや入力移記作業が省略さ
れ、事務処理上の誤りを確実に防止し得るとともに、事
務処理の時間短縮を達成し処理効率を大幅に向上させ得
る。
セス入力に対応してデータベース記憶部24においてそ
れらの入力データが順次登録更新される。各クライアン
ト端末からはいつでもこのサーバ機のホームページにア
クセスしてそれぞれの書類画面の詳細表示書類画面を閲
覧可能であり、特に、状況管理表114を閲覧すること
により、当該の処理案件が現在どの段階にあるかをいず
れのクライアント端末所有者も確認でき、これによっ
て、当該案件について滞っている処理をだれが次になす
べきかを明確にかつ瞬時に判断でき、総じて対象物に対
する各案件の処理の促進を確実にかつ簡易に行なわせる
ことが可能となる。また、対象物の処理の要求年月日、
受付年月日、住宅名、居住者、工事種別等の共通移記事
項の3者間での重複した手書きや入力移記作業が省略さ
れ、事務処理上の誤りを確実に防止し得るとともに、事
務処理の時間短縮を達成し処理効率を大幅に向上させ得
る。
【0037】本発明に係る対象物の処理の管理方法及び
その管理システムは、上記した実施の形態にのみ限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本
質を逸脱しない範囲における任意の改変についても本発
明に含まれる。例えば、実施形態において、建物管理者
と、建物オーナーと、工事会社の3者関係で説明してい
るが、建物管理者の代わりに直接に当該の建物の利用
者、在室者等がクライアント端末を操作してサーバ機に
アクセスする場合も含まれる。また、実施形態では、建
物修繕に関連する3者関係を前提に説明しているが、例
えば、企業における社員が依頼した企業内の営繕課に対
する建物修繕箇所の修繕依頼に基づく工事会社とオーナ
ーとしての企業と利用者としての社員あるいは営繕課と
の関係、また、企業内の社員の物品の購買請求に応じて
行なう社員あるいは購買部と企業と製造あるいは販売会
社との3者関係、その他任意の対象物についての利用者
とその所有者とその対象物に対する直接のサービス提供
者に関するすべての関係を前提とする場合に適用し得
る。また、実施形態では通信回線網としてインターネッ
トを例に説明しているが、社内LAN、構内LAN、専
用線によるネットワーク、LAN間接続によるWAN形
態について適用してもよい。
その管理システムは、上記した実施の形態にのみ限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本
質を逸脱しない範囲における任意の改変についても本発
明に含まれる。例えば、実施形態において、建物管理者
と、建物オーナーと、工事会社の3者関係で説明してい
るが、建物管理者の代わりに直接に当該の建物の利用
者、在室者等がクライアント端末を操作してサーバ機に
アクセスする場合も含まれる。また、実施形態では、建
物修繕に関連する3者関係を前提に説明しているが、例
えば、企業における社員が依頼した企業内の営繕課に対
する建物修繕箇所の修繕依頼に基づく工事会社とオーナ
ーとしての企業と利用者としての社員あるいは営繕課と
の関係、また、企業内の社員の物品の購買請求に応じて
行なう社員あるいは購買部と企業と製造あるいは販売会
社との3者関係、その他任意の対象物についての利用者
とその所有者とその対象物に対する直接のサービス提供
者に関するすべての関係を前提とする場合に適用し得
る。また、実施形態では通信回線網としてインターネッ
トを例に説明しているが、社内LAN、構内LAN、専
用線によるネットワーク、LAN間接続によるWAN形
態について適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る対象物
の処理の管理方法によれば、少なくとも対象物の利用者
又は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対するサー
ビスの提供者の3者関係があり、利用者又は管理者の求
めに対応して対象物に対する処理が経時的に行なわれる
ことを前提とし、3者のコンピュータからなるそれぞれ
のクライアント端末が通信回線網によりそれぞれセンタ
ーとして機能するサーバ機に接続され、それぞれのクラ
イアント端末のサーバ機へのアクセスに対してサーバ機
は各クライアントに対応した、対象物に対する経時処理
の完了の入力をクライアント側が行なうための入力画面
を含む書類画面を提供し、入力画面への対象物に対する
経時処理の完了の入力に対応してサーバ機は当該の対象
物に対する処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者
のうちのいずれかに、処理の実行を促すメッセージを含
む電子メールを送信し、さらに、サーバ機は対象物に対
する処理の進捗状況を表示した表示画面をそれぞれのク
ライアント端末の回線接続に対して提供することにより
対象物に対する処理の進捗状況を管理するから、対象物
についての処理状況を他社に問い合わせることなく端末
画面上でセンターの提供する書類画面を見て簡単に確認
でき、しかも、対象物や処理の要求者等に関する共通移
記事項の入力作業が不要で3者のそれぞれが事務処理の
省略と処理ミスを回避し、同時に3者間の迅速な情報す
なわち書類の配布が行なわれ、特に、状況管理表などの
処理の進捗状況を表示した表示画面を閲覧することによ
り、当該の処理案件が現在どの段階にあるかをいずれの
クライアント端末所有者も確認でき、当該案件について
滞っている処理をだれが次になすべきかを3者間に共通
に認識させることにより対象物に対する各案件の処理の
促進を確実にかつ簡易に行なわせることが可能である。
さらに、次に処理を行なうべきものに順に電子メールに
よる催促が行なわれるからこの点からも処理の促進を達
成し得る。
の処理の管理方法によれば、少なくとも対象物の利用者
又は管理者と、対象物の所有者と、対象物に対するサー
ビスの提供者の3者関係があり、利用者又は管理者の求
めに対応して対象物に対する処理が経時的に行なわれる
ことを前提とし、3者のコンピュータからなるそれぞれ
のクライアント端末が通信回線網によりそれぞれセンタ
ーとして機能するサーバ機に接続され、それぞれのクラ
イアント端末のサーバ機へのアクセスに対してサーバ機
は各クライアントに対応した、対象物に対する経時処理
の完了の入力をクライアント側が行なうための入力画面
を含む書類画面を提供し、入力画面への対象物に対する
経時処理の完了の入力に対応してサーバ機は当該の対象
物に対する処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者
のうちのいずれかに、処理の実行を促すメッセージを含
む電子メールを送信し、さらに、サーバ機は対象物に対
する処理の進捗状況を表示した表示画面をそれぞれのク
ライアント端末の回線接続に対して提供することにより
対象物に対する処理の進捗状況を管理するから、対象物
についての処理状況を他社に問い合わせることなく端末
画面上でセンターの提供する書類画面を見て簡単に確認
でき、しかも、対象物や処理の要求者等に関する共通移
記事項の入力作業が不要で3者のそれぞれが事務処理の
省略と処理ミスを回避し、同時に3者間の迅速な情報す
なわち書類の配布が行なわれ、特に、状況管理表などの
処理の進捗状況を表示した表示画面を閲覧することによ
り、当該の処理案件が現在どの段階にあるかをいずれの
クライアント端末所有者も確認でき、当該案件について
滞っている処理をだれが次になすべきかを3者間に共通
に認識させることにより対象物に対する各案件の処理の
促進を確実にかつ簡易に行なわせることが可能である。
さらに、次に処理を行なうべきものに順に電子メールに
よる催促が行なわれるからこの点からも処理の促進を達
成し得る。
【0039】また、対象物の処理の管理方法において、
サーバ機が3者のうちのいずれかに送信する、処理の実
行を促すメッセージを含む電子メールには、クライアン
ト側が入力するためのサーバ機側の入力画面を含む書類
画面を指定したURLが関連づけられて設定されている
こととすることにより、対象物について次に処理をすべ
き者が電子メールを受けてURLをクリックするだけで
直接に次の処理の入力画面に入ることができ接続のため
のアドレスや参照確認等の作業が不要であり、そのぶん
メールを受けた者がサーバ機への接続を行ないやすく、
処理の促進につながる。
サーバ機が3者のうちのいずれかに送信する、処理の実
行を促すメッセージを含む電子メールには、クライアン
ト側が入力するためのサーバ機側の入力画面を含む書類
画面を指定したURLが関連づけられて設定されている
こととすることにより、対象物について次に処理をすべ
き者が電子メールを受けてURLをクリックするだけで
直接に次の処理の入力画面に入ることができ接続のため
のアドレスや参照確認等の作業が不要であり、そのぶん
メールを受けた者がサーバ機への接続を行ないやすく、
処理の促進につながる。
【0040】また、対象物の処理の管理方法において、
各クライアントが行う、対象物に対する経時処理の完了
は、入力画面に表示された経時処理の完了日の入力を基
礎とすることにより、対象物について処理が行なわれた
日付が3者の共通の認識として把握され、次の処理を行
なうべき者に対して心理的にも処理の実行を催促させる
効果を有し、補助的に処理促進に寄与し得る。
各クライアントが行う、対象物に対する経時処理の完了
は、入力画面に表示された経時処理の完了日の入力を基
礎とすることにより、対象物について処理が行なわれた
日付が3者の共通の認識として把握され、次の処理を行
なうべき者に対して心理的にも処理の実行を催促させる
効果を有し、補助的に処理促進に寄与し得る。
【0041】また、対象物の処理の管理方法において、
通信回線網がインターネットであり、サーバ機が提供す
る入力画面を含む書類画面がホームページデータである
こととすることにより、比較的に安価で簡易に入手可能
な通信機能を有する計算機を用いて対象物の処理の管理
を簡易かつ効果的に行なえる。
通信回線網がインターネットであり、サーバ機が提供す
る入力画面を含む書類画面がホームページデータである
こととすることにより、比較的に安価で簡易に入手可能
な通信機能を有する計算機を用いて対象物の処理の管理
を簡易かつ効果的に行なえる。
【0042】また、本発明の対象物の処理の管理システ
ムによれば、少なくとも対象物の利用者又は管理者と、
対象物の所有者と、対象物に対するサービスの提供者の
3者関係があり、利用者又は管理者の求めに対応して対
象物に対する処理が経時的に行なわれることを前提と
し、3者のコンピュータからなるそれぞれのクライアン
ト端末と、これらと情報の送受信が可能なように接続さ
れたサーバ機と、クライアント端末とサーバ機との送受
信を行なわせる通信回線網と、を有し、サーバ機は、通
信回線網を介してそれぞれのクライアントからアクセス
されて各クライアントに対応した、対象物に対する経時
処理の完了の入力をクライアント側が行なうための入力
画面を含む書類を作成する書類作成手段と、クライアン
トにより入力されたデータをデータベースとして記憶す
る記憶手段と、クライアントの入力画面への対象物に対
する経時処理の完了の入力に対応して当該の対象物に対
する処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうち
のいずれかに、処理の実行を促すメッセージを含む電子
メールを送信する電子メール発送手段と、を有し、さら
に、書類作成手段により作成される書類は、対象物に対
して経時的に求められる処理に対応する入力画面を含む
経時書類群とともに、データベースに基づいて対象物に
対する処理の進捗状況を表示した状況管理表を含むこと
とすることにより、対象物についての処理状況を他社に
問い合わせることなく端末画面上でセンターの提供する
書類画面を見て簡単に確認でき、しかも、対象物や処理
の要求者等に関する共通移記事項の入力作業が不要で3
者のそれぞれが事務処理の省略と処理ミスを回避し、同
時に3者間の迅速な情報すなわち書類の配布が行なわ
れ、特に、状況管理表などの処理の進捗状況を表示した
表示画面を閲覧することにより、当該の処理案件が現在
どの段階にあるかをいずれのクライアント端末所有者も
確認でき、当該案件について滞っている処理をだれが次
になすべきかを3者間に共通に認識させることにより対
象物に対する各案件の処理の促進を確実にかつ簡易に行
なわせることが可能である。さらに、次に処理を行なう
べきものに順に電子メールによる催促が行なわれるから
この点からも処理の促進を達成し得る。
ムによれば、少なくとも対象物の利用者又は管理者と、
対象物の所有者と、対象物に対するサービスの提供者の
3者関係があり、利用者又は管理者の求めに対応して対
象物に対する処理が経時的に行なわれることを前提と
し、3者のコンピュータからなるそれぞれのクライアン
ト端末と、これらと情報の送受信が可能なように接続さ
れたサーバ機と、クライアント端末とサーバ機との送受
信を行なわせる通信回線網と、を有し、サーバ機は、通
信回線網を介してそれぞれのクライアントからアクセス
されて各クライアントに対応した、対象物に対する経時
処理の完了の入力をクライアント側が行なうための入力
画面を含む書類を作成する書類作成手段と、クライアン
トにより入力されたデータをデータベースとして記憶す
る記憶手段と、クライアントの入力画面への対象物に対
する経時処理の完了の入力に対応して当該の対象物に対
する処理の次に少なくとも処理を行なうべき3者のうち
のいずれかに、処理の実行を促すメッセージを含む電子
メールを送信する電子メール発送手段と、を有し、さら
に、書類作成手段により作成される書類は、対象物に対
して経時的に求められる処理に対応する入力画面を含む
経時書類群とともに、データベースに基づいて対象物に
対する処理の進捗状況を表示した状況管理表を含むこと
とすることにより、対象物についての処理状況を他社に
問い合わせることなく端末画面上でセンターの提供する
書類画面を見て簡単に確認でき、しかも、対象物や処理
の要求者等に関する共通移記事項の入力作業が不要で3
者のそれぞれが事務処理の省略と処理ミスを回避し、同
時に3者間の迅速な情報すなわち書類の配布が行なわ
れ、特に、状況管理表などの処理の進捗状況を表示した
表示画面を閲覧することにより、当該の処理案件が現在
どの段階にあるかをいずれのクライアント端末所有者も
確認でき、当該案件について滞っている処理をだれが次
になすべきかを3者間に共通に認識させることにより対
象物に対する各案件の処理の促進を確実にかつ簡易に行
なわせることが可能である。さらに、次に処理を行なう
べきものに順に電子メールによる催促が行なわれるから
この点からも処理の促進を達成し得る。
【0043】また、対象物の処理の管理システムにおい
て、サーバ機が3者のうちのいずれかに送信する、処理
の実行を促すメッセージを含む電子メールにおいて、ク
ライアント側が入力するためのサーバ機側の入力画面を
含む書類画面のファイルを指定したURLを関連づけて
設定するためのURL関連づけ手段を備えてなることと
することにより、対象物について次に処理をすべき者が
電子メールを受けてURLをクリックするだけで直接に
次の処理の入力画面に入ることができ接続のためのアド
レスや参照確認等の作業が不要であり、そのぶんメール
を受けた者がサーバ機への接続を行ないやすく、処理の
促進につながる。
て、サーバ機が3者のうちのいずれかに送信する、処理
の実行を促すメッセージを含む電子メールにおいて、ク
ライアント側が入力するためのサーバ機側の入力画面を
含む書類画面のファイルを指定したURLを関連づけて
設定するためのURL関連づけ手段を備えてなることと
することにより、対象物について次に処理をすべき者が
電子メールを受けてURLをクリックするだけで直接に
次の処理の入力画面に入ることができ接続のためのアド
レスや参照確認等の作業が不要であり、そのぶんメール
を受けた者がサーバ機への接続を行ないやすく、処理の
促進につながる。
【図1】本発明による対象物の処理の管理システムの一
実施形態の3者関係及び処理の流れを示す説明図であ
る。
実施形態の3者関係及び処理の流れを示す説明図であ
る。
【図2】図1の実施形態による特にサーバ機の処理ブロ
ック構成説明図である。
ック構成説明図である。
【図3】図1の実施形態による対象物の管理方法及びそ
の管理システムの処理の流れを経時的に説明する経時処
理手順説明図である。
の管理システムの処理の流れを経時的に説明する経時処
理手順説明図である。
【図4】図1の実施形態による対象物の処理の管理シス
テムの状況管理表の画面表示例を示す図である。
テムの状況管理表の画面表示例を示す図である。
【図5】図1の実施形態による対象物の処理の管理シス
テムのサーバ機から提供されるトップページ画面の表示
例図である。
テムのサーバ機から提供されるトップページ画面の表示
例図である。
【図6】(a)は、図1の実施形態に係るサーバ機から
提供される修繕要求書の修繕物件入力画面の例の図であ
る。(b)は、図1の実施形態に係るサーバ機から提供
される修繕要求書の修繕内容入力画面の例の図である。
提供される修繕要求書の修繕物件入力画面の例の図であ
る。(b)は、図1の実施形態に係るサーバ機から提供
される修繕要求書の修繕内容入力画面の例の図である。
【図7】サーバ機のホームページで工事見積書を選択し
た場合にはじめに表示される未見積リストの画面表示例
図である。
た場合にはじめに表示される未見積リストの画面表示例
図である。
【図8】(a)は、工事見積書の詳細表示書類画面の表
示例図である。(b)は、工事見積書の入力画面例図で
ある。
示例図である。(b)は、工事見積書の入力画面例図で
ある。
【図9】サーバ機のホームページで工事発注書を選択し
た場合にはじめに表示される未発注リストの画面表示例
図である。
た場合にはじめに表示される未発注リストの画面表示例
図である。
【図10】(a)は、工事発注書の詳細表示書類画面の
表示例図である。(b)は、工事発注書の入力画面例図
である。
表示例図である。(b)は、工事発注書の入力画面例図
である。
【図11】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から提供されるホームページのうちの
未処理のリストの種類とその内容を示す図である。
ステムのサーバ機から提供されるホームページのうちの
未処理のリストの種類とその内容を示す図である。
【図12】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から提供される工事完了報告書の入力
画面例図である。
ステムのサーバ機から提供される工事完了報告書の入力
画面例図である。
【図13】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から提供される工事完了確認書の入力
画面例図である。
ステムのサーバ機から提供される工事完了確認書の入力
画面例図である。
【図14】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から提供される請求書の入力画面例図
である。
ステムのサーバ機から提供される請求書の入力画面例図
である。
【図15】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から提供される支払い通知書の入力画
面例図である。
ステムのサーバ機から提供される支払い通知書の入力画
面例図である。
【図16】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される修繕要求電子メールの
表示例図である。
ステムのサーバ機から送信される修繕要求電子メールの
表示例図である。
【図17】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される工事見積電子メールの
表示例図である。
ステムのサーバ機から送信される工事見積電子メールの
表示例図である。
【図18】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される工事発注電子メールの
表示例図である。
ステムのサーバ機から送信される工事発注電子メールの
表示例図である。
【図19】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される工事完了報告電子メー
ルの表示例図である。
ステムのサーバ機から送信される工事完了報告電子メー
ルの表示例図である。
【図20】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される工事完了確認電子メー
ルの表示例図である。
ステムのサーバ機から送信される工事完了確認電子メー
ルの表示例図である。
【図21】図1の実施形態による対象物の処理の管理シ
ステムのサーバ機から送信される請求電子メールの表示
例図である。
ステムのサーバ機から送信される請求電子メールの表示
例図である。
【図22】従来の建物修繕依頼の処理の流れと関係を説
明する説明図である。
明する説明図である。
10 対象物 12a、12b、12c クライアント端末 14 ネットワーク回線(通信回線網) 16 サーバ機 18 処理センター 22 書類作成部 24 データベース記憶部 26 電子メール発送手段 32 通信処理手段 100 修繕要求書 102 工事見積書 104 工事発注書 106 工事完了報告書 108 工事完了確認書 110 請求書 112 支払い通知書 114 状況管理表
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも対象物の利用者又は管理者
と、対象物の所有者と、対象物に対するサービスの提供
者の3者関係があり、利用者又は管理者の求めに対応し
て対象物に対する処理が経時的に行なわれることを前提
とし、 3者のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端
末が通信回線網によりそれぞれセンターとして機能する
サーバ機に接続され、 それぞれのクライアント端末のサーバ機へのアクセスに
対してサーバ機は各クライアントに対応した、対象物に
対する経時処理の完了の入力をクライアント側が行なう
ための入力画面を含む書類画面を提供し、 入力画面への対象物に対する経時処理の完了の入力に対
応してサーバ機は当該の対象物に対する処理の次に少な
くとも処理を行なうべき3者のうちのいずれかに、処理
の実行を促すメッセージを含む電子メールを送信し、 さらに、サーバ機は対象物に対する処理の進捗状況を表
示した表示画面をそれぞれのクライアント端末の回線接
続に対して提供することにより対象物に対する処理の進
捗状況を管理することを特徴とする対象物の処理の管理
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の対象物の処理の管理方
法において、サーバ機が3者のうちのいずれかに送信す
る、処理の実行を促すメッセージを含む電子メールに
は、クライアント側が入力するためのサーバ機側の入力
画面を含む書類画面を指定したURLが関連づけられて
設定されていることを特徴とする対象物の処理の管理方
法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の対象物の処理の管理方
法において、 各クライアントが行う、対象物に対する経時処理の完了
は、入力画面に表示された経時処理の完了日の入力を基
礎とする請求項1または2記載の対象物の処理の管理方
法。 - 【請求項4】 通信回線網がインターネットであり、サ
ーバ機が提供する入力画面を含む書類画面がホームペー
ジデータである請求項1ないし3のいずれかに記載の対
象物の処理の管理方法。 - 【請求項5】 少なくとも対象物の利用者又は管理者
と、対象物の所有者と、対象物に対するサービスの提供
者の3者関係があり、利用者又は管理者の求めに対応し
て対象物に対する処理が経時的に行なわれることを前提
とし、 3者のコンピュータからなるそれぞれのクライアント端
末と、これらと情報の送受信が可能なように接続された
サーバ機と、クライアント端末とサーバ機との送受信を
行なわせる通信回線網と、を有し、 サーバ機は、通信回線網を介してそれぞれのクライアン
トからアクセスされて各クライアントに対応した、対象
物に対する経時処理の完了の入力をクライアント側が行
なうための入力画面を含む書類を作成する書類作成手段
と、 クライアントにより入力されたデータをデータベースと
して記憶する記憶手段と、 クライアントの入力画面への対象物に対する経時処理の
完了の入力に対応して当該の対象物に対する処理の次に
少なくとも処理を行なうべき3者のうちのいずれかに、
処理の実行を促すメッセージを含む電子メールを送信す
る電子メール発送手段と、を有し、 さらに、書類作成手段により作成される書類は、対象物
に対して経時的に求められる処理に対応する入力画面を
含む経時書類群とともに、データベースに基づいて対象
物に対する処理の進捗状況を表示した状況管理表を含む
ことを特徴とする対象物の処理の管理システム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の対象物の処理の管理シ
ステムにおいて、サーバ機が3者のうちのいずれかに送
信する、処理の実行を促すメッセージを含む電子メール
において、クライアント側が入力するためのサーバ機側
の入力画面を含む書類画面のファイルを指定したURL
を関連づけて設定するためのURL関連づけ手段を備え
てなる対象物の処理の管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000335980A JP2002140481A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 対象物の処理の管理方法およびその管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000335980A JP2002140481A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 対象物の処理の管理方法およびその管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002140481A true JP2002140481A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000335980A Pending JP2002140481A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 対象物の処理の管理方法およびその管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002140481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019046192A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社河合防水 | 制御システム |
JP2021163098A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | アクシスモーション株式会社 | 管理システム、管理サーバ及び管理プログラム |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000335980A patent/JP2002140481A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019046192A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社河合防水 | 制御システム |
JP2021163098A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | アクシスモーション株式会社 | 管理システム、管理サーバ及び管理プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000076342A (ja) | 購買依頼承認装置及び購買依頼承認方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
US7536361B2 (en) | Web-based solution for managing information traditionally managed within private electronic environments | |
US20060161654A1 (en) | Facilitating property management via an internet web site | |
JP4445941B2 (ja) | 顧客データベース管理装置及び顧客データベース管理プログラム | |
JP2024012586A (ja) | 知財情報管理システム、及び知財情報管理システムの知財情報提供方法 | |
JP2004264880A (ja) | 受注支援システムおよび受注支援方法 | |
JP2003157316A (ja) | 人材派遣仲介システム、人材派遣仲介方法、人材派遣仲介方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
JP4547372B2 (ja) | 家財保険契約サーバ、家財保険契約システム及び家財保険契約方法 | |
JP2002140481A (ja) | 対象物の処理の管理方法およびその管理システム | |
JP2001312630A (ja) | 電子商取引方法及びシステム | |
JP2002329071A (ja) | 保険処理サーバ、そのコンピュータプログラム、保険処理システム及びその処理方法 | |
US20070027709A1 (en) | E-Commerce System and Method for Automated Confirguation of Trading Relationships | |
JP2002133003A (ja) | 業者紹介システム及び方法 | |
JP2001282911A (ja) | 建築状況確認システム及び建築状況確認方法 | |
JP2007041662A (ja) | 保険関連業務支援システム | |
JP2002222236A (ja) | 製品情報提供装置、製品情報の提供方法、そのためのプログラムおよび記録媒体 | |
JP2008282081A (ja) | 図面管理システム | |
JP3757157B2 (ja) | ドメイン名による組織情報提供システムとその装置、及びプログラム | |
JP2004287562A (ja) | 社宅管理支援システム及び社宅管理支援方法 | |
JP2002024321A (ja) | 建築工程報告システムおよびその方法 | |
JP2002091597A (ja) | 利用者にソフトの無料利用環境を提供するサービスの方法。 | |
JP4017492B2 (ja) | 電子掲示板管理システム、電子掲示板管理プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3572011B2 (ja) | アクセスシステム及びその処理方法、並びに、そのための処理が記録された記録媒体 | |
JP2003016306A (ja) | 情報流通サービスシステム及び情報流通サービス方法及び情報流通サービスプログラム | |
JP5159020B2 (ja) | 不動産情報閲覧システム |