JP4871409B1 - サインメンテナンスシステムおよびサインメンテナンスシステムを利用したサインメンテナンス方法 - Google Patents

サインメンテナンスシステムおよびサインメンテナンスシステムを利用したサインメンテナンス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の建物一棟単位で完結するサインメンテナンスで生じる作業効率性、データ精度、および機密性の問題を解決する。
【解決手段】ビル管理会社1の第1端末11とシステム管理会社2の第2端末21とサイン製作会社3の第3端末31とが、ネットワーク6を介して、各々に共通のサーバ41とデータベース42とを有するインターネットデータセンタ4にアクセスしてなるサインメンテナンスシステムであって、データベース42は、サイン原稿を作成するために必要な情報である帳票43を貯蔵し、サーバ41は、第1、第2および第3端末11、21、31から送信される更新情報により、帳票43をその都度更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サインメンテナンスシステムおよびサインメンテナンスシステムを利用したサインメンテナンス方法に係り、より詳細には、ネットワークを介してビル管理会社とシステム管理会社とサイン製作会社とが相互に共通のサーバにアクセスして、サインメンテナンスを行う方法に関する。
現在、多くのビルには、建物外部からその建物にどのような会社が入居しているのか一目で判別できるように会社名を表示したサインが建物に設置されている。また、建物内部においても、例えばエントランスにおいて、何階にどの会社が入居しているのかを表示する一覧表のようなサインが設置されていたり、広いオフィスではどの場所にどの部署が配置されているか分かるように例えば「総務部」や「受付」などのサインが天井やドアに設置されていたりする。
これらのサインは、建物単位で共通の様式を使用することにより統一されており、入居者の部署の移動や変更によりフロアの配置を変更した場合や入居者自体の変更などにより、その都度サインの表示内容を変更する必要が生じる。
サインメンテナンスとは、そのような入居者の部署の移動や変更、入居者の変更などの際に生じるサインの表示内容の変更に関する一連の業務、又は、建物のリニューアルの際に発生するサインの入れ替え、内容変更などの業務のことをいう。
サインメンテナンスは従来、建物一棟ごとに完結しており、その建物のサイン製作および施工を請け負った会社がその後も続けて業務を行うことが通例となっている。即ち、ビル管理者がサイン製作会社に連絡し、サイン製作会社が当該建物に実際に訪れ、既存のサインの素材やサイズ、フォントおよびフォントサイズ等を調査した後、サインを製作し、施工する、という流れが一般的である。
しかし、サインメンテナンスはいつ発生するのか予測できない業務であり、緊急の場合がほとんどであるが、従来の方法ではその都度サイン製作会社が現場へ訪れて調査をするという工程を踏まなければならず、非常に効率が悪い。また、技術革新により印刷費用は安くなっているものの、労務費用の割合が高くなってしまう。
さらに、サインメンテナンスを行う会社は、従来、個人商店がほとんどであり、製品自体の精度が一定でないことが多く、また、サインの内容に関するデータも個人商店単位で管理していることが一般的であるため、データ精度も一定ではなく、例えばビル内の一部の会社のみ変更になった場合や一部の部署が名称変更となった場合に、既存のサインとの統一性を確保することが困難となる。
また、建物を管理するオーナーまたは管理会社は、セキュリティの問題から建物の内部構造を公開しないことが求められるが、このような個人商店による業務が中心の状態では、情報の機密性を十分に確保することが難しいのが現状である。
なお、特許文献1には、施主と建築管理者全部門・全拠点と全取引業者をコンピュータによる双方向通信ネットワークを結ぶ住まいづくりネットワークシステムについて記載されており、特許文献2にはネットワークを介して故障状況が送信され、故障状況に応じてメンテナンス業者を選択するホームメンテナンスシステムについて記載されている。しかしながら、特許文献1および2には、サインメンテナンスに特化したシステムについては記載されておらず、従来存在していなかった。
特開2005−078373号公報 特開2000−250977号公報
そこで本発明は、従来の建物一棟単位のメンテナンス方法を、ネットワークを介して共通のサーバを使用することにより、ビル管理会社、システム管理会社およびサイン製作会社の間での情報のやりとりを一つのシステムに集約させることにより、上記の問題を解決しようとするものである。
本発明は、ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるサインメンテナンスシステムであって、データベースは、サイン原稿を作成するために必要な情報である帳票を貯蔵し、サーバは、前記第1、第2および第3端末から送信される更新情報により、帳票をその都度更新することを特徴とする。
また本発明は、カメラとインターネット接続可能なディスプレイとからなる携帯可能な第4端末をさらに含み、第4端末も、ネットワークを介してサーバおよびデータベースにアクセスすることができる。
さらに本発明は、完成したサインを現場に施工する施工会社が所有する第5端末をさらに含み、第5端末も、ネットワークを介してサーバおよびデータベースにアクセスすることができる。
サーバは、ユーザIDとパスワードとを認証すればアクセスを許可する。
帳票は、建物内部の配置図と、サイン自体の素材やサイズおよび色を示す製品図と、サインの表示内容やフォントおよびフォントサイズを示すサイン原稿と、を含んでもよく、または、建物内部の配置図と、既存のサインの写真と、印刷手法や表示内容およびフォントの情報を含むサインデータと、を含んでもよい。
各サインは帳票上で特定の区分に基づきリンクされ、ひとつのサインの帳票が変更されると、リンクされたサイン間の帳票のすべてを変更するようにしてもよい。
データベースは、複数のサイン製作会社をリスト化したサイン製作会社リストをさらに貯蔵することもでき、第2端末からのアクセスにより、第1端末から送信されたサインメンテナンス依頼情報に基づきサイン製作会社リストの中から最適のサイン製作会社が選択されるようにしてもよい。
さらに本発明は、ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるサインメンテナンス方法であって、a)サイン原稿を作成するために必要な情報である帳票を作成し、第2端末または第3端末から帳票をサーバに送信してデータベースに貯蔵するステップと、b)第1端末からサーバにアクセスして、帳票を変更したサインメンテナンス依頼情報を作成し、サーバに送信するステップと、c)第2端末および第3端末がサーバにアクセスして、サインメンテナンス依頼情報を確認するステップと、d)第3端末がサーバにアクセスして、サインメンテナンス依頼情報を元にサイン原稿を作成してサーバに送信するステップと、からなることを特徴とする。
また本発明は、a´)複数のサイン製作会社をリスト化したサイン製作会社リストをデータベースに貯蔵するステップをさらに含んでもよく、ステップcにおいて、第2端末からサーバにアクセスしてサインメンテナンス依頼情報を確認した後かつ第3端末からサーバにアクセスする前に、第2端末からサーバにアクセスして、サインメンテナンス依頼情報に基づき、サイン製作会社リストの中から最適のサイン製作会社を選択するステップを含んでもよい。
さらに本発明は、e)第1端末からサーバにアクセスして作成されたサイン原稿を確認および承認するステップと、f)当該承認に従って、サイン製作会社がサインを製作し、サイン製作会社または施工会社が現場に施工するステップと、g)第1端末からサーバにアクセスして、施工されたサインを検収するステップと、h)検収を受けて、サーバが帳票を更新するステップと、i)第2端末からサーバにアクセスして、ビル管理会社に第1請求書を発行するステップと、j)第3端末からサーバにアクセスして、システム管理会社に第2請求書を発行するステップと、k)第1端末からサーバにアクセスして、第1請求書で請求されたサインメンテナンス費用を支払うステップと、l)ビル管理会社からの支払いを確認したら、第2端末からサーバにアクセスして、第2請求書で請求されたサイン製作費用をサイン製作会社に支払うステップと、を含むようにしてもよい。
また、ステップfにおいて、サイン製作工程および施工工程を逐一サーバ上にアップロードするようにする。
さらに、ステップb、d、e,f,およびl各々のステップの後に、ポップアップメッセージまたはeメールにより、サーバから第1、第2および/または第3端末に通知が送信されるようにしてもよい。
さらに本発明は、ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるプログラムであって、サーバのコンピュータに、第2端末または第3端末から送信された帳票をデータベースに貯蔵するステップと、第1端末から送信されたサインメンテナンス依頼情報をアップロードするステップと、第3端末から送信されたサイン原稿をアップロードするステップと、第2端末または第3端末から送信された更新情報により、帳票を更新するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明により、作業者が実際に何度も現場に訪れて調査する必要をなくし、データ管理を一元化することにより、サインメンテナンスを効率的かつ低コストで実現できる。
また、ビル管理会社、システム管理会社およびサイン製作会社は、ネットワークを介して共通のサーバにアクセスすることができ、情報を共有することができるので、より依頼者であるビル管理会社の希望にそったサインを提供することができる。
本発明のシステムの概略構造を表す図。 本発明のシステムを利用したサインメンテナンス方法の流れを表すフローチャート。 本発明のシステム相関図。 テンプレート作成画面の一例を示す図。 キープラン作成画面の一例を示す図。 サイン間の情報リンクの作成画面の一例を示す図。 サイン表示原稿作成画面の一例を示す図。 帳票作成時の原稿情報の入力画面の一例を示す図。 写真をキープランおよびサイン原稿情報にリンクさせる画面の一例を示す図。 写真をキープランおよびサイン原稿情報にリンクさせる画面の一例を示す図。 帳票をアップロードする段階の画面の一例を示す図。 ログイン画面の一例を示す図。 サインメンテナンス物件情報の一覧画面の一例を示す図。 一覧画面から物件情報を選択したときの画面の一例を示す図。 ビルのサイン一覧を表示・選択する画面の一例を示す図。 サイン一覧のマップを選択したときの画面の一例を示す図。 サイン一覧の凡例を選択したときの画面の一例を示す図。 修正後サインのイメージ表示画面の一例を示す図。 依頼内容確認画面の一例を示す図。 ポップアップメッセージ受信時の画面の一例を示す図。 修正内容確認画面の一例を示す図。 進捗情報確認画面の一例を示す図。 進捗情報確認画面で全てにチェックが入ったときの画面の一例を示す図。 サイン原稿完成後に作業費を算出するための画面の一例を示す図。 メール表示画面の一例を示す図。 サイン原稿・金額確認画面の一例を示す図。 見積り確認画面の一例を示す図。 サイン原稿確認画面の一例を示す図。 施工予定日確認画面の一例を示す図。 サイン原稿・金額確認一覧画面で全てにチェックが入ったときの画面の一例を示す図。 サイン作成依頼のポップアップメッセージ受信時の画面の一例を示す図。 検収確認画面の一例を示す図。 検収画面の一例を示す図。 支払い方法選択画面の一例を示す図。 支払い確認画面の一例を示す図。
まず、図1を参照して本発明のシステム構造を説明する。
ビル管理会社1とシステム管理会社2とサイン製作会社3とは、ネットワーク6を介してインターネットデータセンタ(Internet Data Center:IDC)4上の管理サーバ41と管理サーバ41に接続されたデータベース42とにアクセスすることができる。なお、図1にはビル管理会社1およびサイン製作会社3は、説明の便宜上一つのみ示しているが、これらは複数存在することも当然想定されており、各々が後述する自身のユーザIDおよびパスワードによりサーバ41にアクセスすることができる。また、サイン製作会社3がサイン完成後にそのまま施工することが一般的であるが、施工作業を行う施工会社5を別途設けてもよい。
ビル管理会社1は、サインメンテナンスを依頼する者であり、インターネット接続可能なパソコンである第1端末11を有し、第1端末11からネットワーク6を介してIDC4にアクセスすることができる。
システム管理会社2は、システム全体を管理し、サインメンテナンスを中心的に運営する者であり、インターネット接続可能な第2端末21と第4端末22とを有し、第2端末21からネットワーク6を介してIDC4にアクセスすることができる。第4端末22は、システム管理会社2の従業員が現場へ赴いてサイン情報をその場でアップデートするためのものであり、例えばノートパソコンやタッチディスプレイ式の携帯可能なパソコン等であるディスプレイ23と、画像を取り込むためのカメラ24とからなり、ネットワーク6を介してIDC4にアクセスし、サーバ41に接続されたデータベース42に画像や多様な情報を送信して貯蔵させることができる。なお、第4端末22は通常、システム管理会社2により所有されているが、後述するように、サイン製作会社3又は施工会社5により所有されてもよい。
サイン製作会社3は、インターネット接続可能なパソコンである第3端末31を有し、第3端末31からネットワーク6を介してIDC4にアクセスすることができる。
施工会社5も、インターネット接続可能なパソコンである第5端末51を有し、第5端末51からネットワーク6を介してIDC4にアクセスすることができる。
IDC4には、パスワードとユーザIDとにより管理されたサーバ41を有し、サーバ41には帳票43等を貯蔵するデータベース42が接続されている。
次に、本発明の動作について図2のフローチャートおよび図3の相関図を参照しながら説明する。
<新規の場合>
基本的にはシステム管理会社2の営業により、新築ビルの管理会社や既存のビルの管理会社を顧客として、本発明のサインメンテナンスシステムに組み込む。この場合、サインメンテナンスの対象となるビル情報やサイン情報等についてデータが存在しないので、帳票43を作成する必要がある。
「帳票」とは、サイン原稿を作成するために使用する情報であり、好ましくは次の3つの情報を有するとよい。すなわち、建物のどこに何が設置されているのかを示す配置図(キープラン)、サイン自体の素材やサイズ、色、製作方法等を示す製品図、および、サインの表示内容やフォント、フォントサイズ、フォントカラー等を示すサイン原稿の3つである。また、新築ではなく、既存施設のサインメンテナンスを行う場合には、製品図やサイン原稿を用意できないこともありうるため、製品図やサイン原稿の変わりに、印刷手法や表示内容、フォントなどを整理したデータや実際の製品の写真などを帳票情報として作成してもよい。
以下、新規登録方法の概略を説明する。
まず、新たに顧客となったビル管理会社1は、ユーザ登録を行って、サーバ41へのアクセス権を取得する(S1)。
次に、システム管理会社2およびサイン製作会社3が、それぞれ平行して帳票43を作成する(S2)。
帳票43が作成されたら、システム管理会社2およびサイン製作会社3は、帳票43をサーバ41上にアップロードしてデータベース42に帳票43を貯蔵すると共に公開する(S3)。このとき、サーバ41にアクセスして帳票43を見ることができるのは、ユーザIDとパスワードとによりログインしたビル管理会社1、システム管理会社2、およびサイン製作会社3のみ(施工会社5がいる場合は施工会社5もログイン可能)であるため、3者または4者が情報を共有することができると同時に、機密性は保持される。
ビル管理会社1は、公開された帳票43を確認した後、問題がなければ検収する。
<メンテナンスの必要が生じた場合>
まず、ビル管理会社1は、既にユーザ登録している場合には、メンテナンス依頼をサーバ上で行う(S4)。まだユーザ登録をしていないビル管理会社1は、上述のS1〜S3を行った後、メンテナンス依頼を行う。
メンテナンス依頼時には、データベース42に貯蔵された帳票43を選択し、帳票43に依頼するサインの修正内容を入力して依頼内容をサーバ上にアップロードする(S5)。
依頼内容がサーバ41上にアップロードされると、サーバ41から、システム管理会社2の第2端末21およびサイン製作会社3の第3端末31に、ポップアップメッセージやメール等でメンテナンス依頼があったことが通知され、サインメンテナンス依頼内容の確認を要求される(S6)。
ユーザ登録されているサイン製作会社が複数ある場合には、次のような二重の通知システムを用いてもよい。すなわち、まずサーバ41からシステム管理会社2の第2端末21に依頼内容が通知され、システム管理会社2は、ログインして依頼内容を確認し、複数のサイン製作会社をリスト化した、データベース42上のサイン製作会社リスト(図示せず)の中からその依頼内容に応じたサイン製作会社3を選択する。選択されたサイン製作会社3の第3端末31には、サーバ41からポップアップメッセージやメール等でメンテナンス依頼があったことが通知され、サインメンテナンス依頼内容の確認を要求される。
個々のサイン製作会社による従来のサインメンテナンスとは異なり、本発明では複数のサイン製作会社の中から、依頼内容に最適なサイン製作会社を選択することができ、効率的である。さらに、一元化された本発明のサインメンテナンスシステムによれば、サイン製作に必要な情報である帳票はデータベースに貯蔵されており、情報を共有することができるため、サイン製作会社による品質のバラツキが従来に比べてより改善される。
次に、システム管理会社2は、依頼内容に応じて見積り納期、原稿納期を入力後、サーバ41を介してビル管理会社1やサイン製作会社3(施工会社が別にいる場合は施工会社5)にメール等で送信する。この段階でサインメンテナンス依頼が成立する。システム管理会社2は見積りを作成し、サイン製作会社3はサイン原稿を作成する(S7)。
見積りが作成されれば、システム管理会社2は見積りをサーバ41上にアップロードし、サイン原稿が作成されれば、サイン製作会社3はサイン原稿をサーバ41上にアップロードする(S8)。
ビル管理会社1は金額、サイン原稿および日程を確認し(S9)、問題がなければ承認する(S10)。承認が得られない場合、ポップアップメッセージまたはメール等により、システム管理会社2およびサイン製作会社3に通知される。サイン製作会社3は必要に応じてサイン原稿を修正し(S7)、再度サーバ41上にアップロードして承認を求める(S8)。日程の調整については、システム管理会社2が窓口となって調整することが望ましい。
すべて承認されると、サイン製作会社3はサインの製作を開始する(S11)。サイン製作会社3は作成段階において、工程をサーバ上で随時公開する。
サインが完成すると、完成したことがサーバ41上で公開され、施工される(S12)。サイン製作会社3の他に施工会社5がいる場合には、施工会社5が施工する。
施工が完了すると、サイン製作会社3または施工会社5が完了した旨をサーバ41上にアップロードする(S13)。このとき、帳票43の内容が最新のものに更新される。
ビル管理会社1は、完成したサインを検収する(S14)。検収されれば、システム管理会社2はビル管理会社1に請求書を発行し、サイン製作会社3および施工会社5はシステム管理会社2に請求書を発行する(S15)。
ビル管理会社1はシステム管理会社2に支払いをし(S16)、ビル管理会社1からの支払いが確認されれば、システム管理会社2はサイン製作会社3および施工会社5に支払いをする(S17)。
以上で簡単に本発明によるサインメンテナンスの流れを説明したが、以下、詳細を図4〜図35に示す処理画面の一例を参照しながら説明する。
S2の帳票作成についてサイン製作会社3が行う作業を図4〜図7を参照しながら説明する。
まずテンプレートを作成する(図4)。テンプレートには、サイン基板テンプレート、表示レイアウトテンプレート、色表テンプレート、製品仕様テンプレート等がある。基板テンプレートは、サイン基板の材質や形を表す(図4では正方形)。表示レイアウトテンプレートは、サイン表示のレイアウトを表す(図4では基板左上にマーク、下方に室名)。色表テンプレートは、基板の色やテーマカラーを表す。製品仕様テンプレートは、図4の左下部に記載されているように、製品本体や捨板の材料(例えばアクリル板)、表示方法(例えばCAPP・インクジェット)、基板色、書体(例えば和文 新ゴシックR、英文Myriad Roman)等を表す。図4では、これら全てのテンプレートはひとつの画面に表示されている。テンプレートは、例えば総合案内、フロア案内、エレベータ内の各階案内板、室名、トイレ、建物内の誘導サイン等の群ごとに作成することが好ましい。このように群ごとにテンプレートを作っておけば、表示内容を変えるだけで、容易にサインを作成・変更することができる。テンプレートは、一度サーバ41のデータベース42に格納・登録されれば、後々選択するだけで使用することができる。もちろん、テンプレートが既にある場合は、本作業は省略可能である。
次に、建築図面を取り込み、キープラン(配置図)を作成する(図5)。キープランの作成の際、凡例(例えば図5のE−1やF−1等)ごとに情報を付加・変更する。具体的にはまず、例えば「室名」にはE−1、「トイレ」にはF−1のように、機能群ごとに凡例を付加し、サイン一つ一つに固有のID番号(例えば「E−1−001」)を付与する。次に凡例を囲う枠の形状を、例えば四角から楕円に変更する。これは、配置図が基本的に直線なので、配置図中の構成要素と混同が生じないように、楕円等にして構成要素と凡例とを区別する必要がある時に変更するとよい。また、座標情報や階数等の位置情報をID番号ごとに付加する。そして、凡例ごとに上記テンプレートを付加・変更する。これら付加・変更された情報はサーバ41のデータベース42にリンクし、逐次処理・更新される。またキープランはPDFや画像で書き出しができる。図5の左下には、凡例の一つを選択したときに表示されるリストが示されており、この例では、機能群「室名」であるE−1は、1階には1つ、2階には4つ、3階には2つ、計7つあることが示されている。
続いて、サイン間の情報リンクを作成する(図6)。図6の例では、室名が「事務室」であるサインを検索したときのリンクを示す。情報リンクを作成することにより、ひとつのサイン表示内容を、例えば「事務室」から「会議室」に変更しただけで、リンクされた情報が自動で変更されるようになり、ひとつの室名だけでなく、総合案内、フロア案内、エレベータ内の各階案内のサイン表示内容も、帳票上で同時に自動的に変更される。従来は、それぞれのサインがリンクされていなかったため、人間の記憶やデータを頼りに別々に変更していたので、ビル管理会社の担当者が変更したり、データ管理が脆弱であったりすると確認漏れが生じて、例えば総合案内の表示内容は変更されたのに、エレベータ内の各階案内は変更されない、といった事態が起こっていた。本発明により、ひとつのサイン表示内容を変更するだけで、リンクされたすべてのサイン表示内容が変更されるので、従来のような変更漏れを防止することができ、メンテナンスを容易にすることができる。
さらに、色表を変更すると、リンクした原稿の色が全て変更されるようにしてもよく、情報はサーバ41のデータベース42にリンクし、逐次処理・更新される。
次に、サインの表示原稿を作成する(図7)。サーバ41のデータベース42から凡例ごとに情報を引き出し、表示原稿を自動展開する。図7ではE−1を選択した場合を示している。各品ごとに情報を付加・変更する。レイアウトを手動でも調整できるように、ソフトを使って編集できる形式としてもよい。この段階でも、表示原稿はPDFや画像で書き出しができる。
次に、S2の帳票作成についてシステム管理会社2が行う作業を図8〜図11を参照しながら説明する。
まず、ビル名称ごとに顧客情報やビル情報、原稿情報等を入力する(図8)。顧客情報は、例えば顧客であるビル管理会社の名称や所在地、電話番号等の情報であり、ビル情報は、例えばビルの名称や所在地等の情報である。原稿情報は、現在のサイン原稿の情報であり、サインのID番ごとに説明を記載する。メンテナンスの対象を後々選択するときや、施工や調査のために赴くときに視覚的に見つけやすいため、ビルの外観写真もビル情報としてアップロードするとよい。なお、図8は、原稿情報のタブを選択したときの一例を示す。
次にサイン本体の写真をキープランや原稿の情報にリンクさせる(図9、図10)。キープランを開き、該当する凡例を選択すると(図9)、ID番号ごとに写真のアップロードができる(図10)。このとき、一つの部屋につき一枚の写真を対応させることは、現場外からでは大変な作業であるため、システム管理会社2の従業員が携帯可能な第4端末22とともに赴いて、その場で確認しながらリンクさせていけば非常に効率がよくなる。一例として、図1のカメラ24でサインの現物を撮影し、ディスプレイ23に取り込み、ネットワーク6を介してサーバ41にアップロードしてデータベース42上のキープランに写真画像をリンクさせることができる。この作業はサイン製作会社又は施工会社が代行してもよい。第4端末22を使用することにより、従来は現場とサインメンテナンス会社との間を往復し、もし情報収集に漏れが発見されると、再度現場に赴いて再確認し、サインメンテナンス会社に戻ってデータを入力しなければならなかったが、サーバ41にアクセスできる第4端末22を現場に持参することにより、現場にいながらリンク作業を行うことができ、作業効率性が著しく向上する。
次に、リンクが完了して帳票がアップデートされると(図11)S3で帳票が公開され、ビル管理会社1により帳票の確認および検収が行われる。
ビル管理会社1による帳票確認作業(S3)からメンテナンス依頼(S4)までを図12〜図19を参照しながら説明する。
まず、図12に示すように、ビル管理会社1は、自身のユーザIDとパスワードとによりログインする。するとユーザIDに対応したメンテナンス対象物件情報の一覧が表示される(図13)。この画面で、項目ごとに並び替えを行ったり、キーワード検索を行ったりできる。
メンテナンス対象物件を選択すると、図14に示すような画面が表示される。この画面では、ビル名称、所在地、最終更新日時、ビル外観写真、代表的なサイン等、ビルを特定する際の判断材料となる項目を表示する。
図14の画面で「OK」をクリックすると、ビルのサイン一覧が表示される(図15)。このサイン一覧は、例えば図15に示すように「フロア別」、「マップ」、および「一覧」のタブを設けて表示形式を変更するようにしてもよい。「フロア別」を選択すると、選択した階の室名リストが表示される。「マップ」を選択して階を選択すると、該当階の平面図が表示される(図16)。「一覧」を選択すると、全ての階の室名が表示される。いずれにしても、室名を選択すると、リンクしている現在のサインと数量とが表示される。凡例を選択すると、サイン表示内容と写真とが表示される(図17)。図17の例では、区分が「総合案内」である「B−1−1」という凡例を選択しており、当該凡例にリンクしたサイン表示内容と写真とがそれぞれ表示されている。それぞれの室名ごとに変更ボタンがあり、室名ごとに依頼するサインの修正内容を入力することができる。
室名を変更すると、リンクされたサインの室名全てが変更される。修正されたサインの一覧がイメージで表示される(図18)。
修正内容を全て入力し終わったら、メンテナンス依頼内容として修正内容の確認画面へ移行する(図19)。当該画面では、メンテナンス作業の合計費用を算出したり、ビル所在地からの送料、希望施工日に応じた作業費用、顧客情報に応じた割引額などを算出したりして、概算合計費用が表示される。また、修正文字数から作業時間を算出することもでき、サイン製作会社3の状況も勘案した標準納期も表示することもできる。ビル管理会社1は、修正内容に問題がなければ、「依頼」をクリックして、メンテナンス依頼を完了する(S4)。
ビル管理会社1が「依頼」をクリックすると、メンテナンス依頼内容がサーバ41上にアップロードされ(S5)、依頼があった旨を通知するポップアップメッセージやメール等でシステム管理会社2およびサイン製作会社3に通知される(S6、図20)。
メンテナンス依頼を受けたシステム管理会社2による依頼内容確認(S6)から見積りアップロード(S8)までの作業を図21〜23を参照して説明する。
メンテナンス依頼通知が届いたら、システム管理会社2は、まずユーザIDとパスワードとを用いてログインする(図12)。すると、メンテナンス依頼内容が表示されて、修正内容を確認することができる(図21)。修正内容を項目ごとにチェックを入れたあと、原稿・見積り納期を入力する。「承諾」をクリックすると、メンテナンスを依頼したビル管理会社1にメールが送信されると同時に、サイン製作会社3および施工会社5(ある場合)へ作業内容の情報がメールで送信される。この段階でメンテナンス依頼が成立する。このとき、サイン製作会社が複数登録されている場合は、システム管理会社2により、メンテナンス依頼内容に適したサイン製作会社をデータベース42上のサイン製作会社リストの中から選択し、選択したサイン製作会社にメールを送信する。
なお、納期や作業の調整が必要な場合は、「調整」をクリックすることでメールフォームが表示され、ビル管理会社1およびサイン製作会社3(ある場合は施工会社5)に調整を依頼するメールが送信される。
図21の画面で「承諾」がクリックされると、図22に示すような画面に移行する。この画面では、お互いの進捗状況を確認することができる。システム管理会社2により見積り作成が完了したら(S7)、見積り納期の「up」欄にチェックし、サイン製作会社3がサイン原稿を完了したら(S7)、原稿納期の「up」欄にチェックして、見積りおよびサイン原稿をアップロードすることができる(S8)。また、施工会社5が表示された施工予定日に対して承諾するならば、施工予定日の「承諾」欄にチェックして、ビル管理会社1が表示された納期に対して承諾するならば、納期の「承諾」欄にチェックする。承諾が得られない場合は、ポップアップまたはメールがシステム管理会社2およびサイン製作会社3に送信される。日程の調整は、システム管理会社2が窓口となって調整することが好ましい。
すべてにチェックが入った段階でメンテナンス依頼確認作業は完了となり(図23)、ビル管理会社1およびシステム管理会社2へ原稿・見積り・日程の確認を促すメールが送信される(S9)。見積りの確認は概算に間違いがないかをチェックする。サイン原稿や日程に調整が更に必要な場合は、調整が必要な部分を修正し、更新する。更新すると、進捗状況画面(図22)に完了のチェックが入る。
次に、S6でメンテナンス依頼の通知を受けたサイン製作会社3、または、複数のサイン製作会社から選択されたサイン製作会社3が、メンテナンス依頼内容を確認(S6)して、サイン原稿を作成(S7)するまでの作業を説明する。
メンテナンス依頼通知が届いたら、まずユーザIDとパスワードとを用いてログインする(図12)。すると、ビル管理会社1が作成した修正内容情報の画面(図15)が表示される。修正内容一覧や変更後のイメージなどが依頼段階で作成されているので、サイン製作会社3では、文字のバランスなどの微調整を行う。また、フロア図の変更や特殊ロゴなど、自動で対応しきれない部分を修正する。サイン製作会社3によるサイン原稿の修正は、作業を容易にするためのソフトを使って編集できる形式としてもよい。修正原稿は、PDF形式でサーバ41にアップロードする。
修正原稿をサーバ41にアップロードすると、進捗状況確認画面(図22)の「原稿納期」欄にチェックが入る。ログイン時間とデータ更新の時間との差分で作業時間を算出し、作業時間および作業者から作業費を算出できる(図24)。図24の画面の「OK」ボタンをクリックした段階で、システム管理会社2に修正内容確認作業完了の報告が送られる。
つづいてS9において、ビル管理会社1は、サイン原稿作成および見積り作業が完了した段階で原稿、見積り、および施工日程の確認を促すメールを受信する(図25)。メールに記載されているハイパーリンクをクリックすると確認画面(図26)にジャンプすることができる。
図26に示す確認画面において、「依頼内容」欄はすでに依頼内容確認段階(S6)で確認されているので、この段階ではすでにチェックが入っている。この段階S9では、見積り、サイン原稿、および施工予定日を確認する。
図27は、見積りを確認する画面である。「ダウンロード」をクリックすると見積り書類をPDF形式でダウンロードすることができる。また、「問い合せ」をクリックするとメール作成画面(図示せず)が立ち上がる。もちろん、電話でシステム管理会社2に問い合せてもよい。「承認」をクリックすると、図26の確認画面の「見積り」欄にチェックが入る。
図28は、サイン原稿を確認する画面である。ここでも、「ダウンロード」をクリックするとサイン原稿をPDF形式でダウンロードすることができる。修正がある場合には、「修正指示」をクリックする。当該修正指示は、メンテナンス依頼時(S4)と同様の手順で行われるため、説明を省略する。「承認」をクリックすると、図26の確認画面の「原稿」欄にチェックが入る。
図29は、施工予定日を確認する画面である。ここでは、施工予定日とともに施工業者名や作業予定人数等も確認することができる。「承認」をクリックすると、図26の確認画面の「施工予定日」欄にチェックが入る。
全ての欄にチェックが入った状態で「送信」をクリックすると、承認完了となる(図30:S10)。
図30で「送信」がクリックされれば、サイン製作会社3の第3端末31に承認が完了した旨がポップアップメッセージやメール等で通知される(図31)。メールのハイパーリンクやポップアップをクリックすることでサイン修正内容の確認画面(図21)が開く。
当該サイン修正内容に基づき、実際にサインの製作を開始する(S11)。
サイン製作段階S11では、例えば、原稿データをシートに印刷し、カットやラミネートなどによりシートを加工した後、当該シートを基板に貼付して製品に加工を施す。サイン製作段階の作業工程は、逐次サーバ41上にアップロードして公開される。
製品への加工が終わったら、現場に発送する。施工業者が別途存在する場合には、施工業者へ発送する。
サイン製作会社3または施工会社5は、完成したサインを施行日に施工する(S12)。施工についてもその工程をサーバ上にアップロードして公開する。
施工が完了したらその旨がサーバ41上にアップロードされる(S13)。この段階で、システム管理会社2は帳票情報を更新する。更新作業は、第4端末22を現場に持参して現場でサインの実物の写真をカメラ24で撮影し、第4端末22によりネットワークを介してサーバ41のデータベース42にアクセスして、キープランとサイン情報とをリンクさせることができる(図9、図10)。更新作業は、施工業者5によってなされてもよく、サイン制作会社3が施工する場合にはサイン製作会社3によってなされてもよい。更新が完了した段階で、ビル管理会社1に検収を促すメールを送信する。
ビル管理会社1は検収を促すメールを受信し、メールに記載されたハイパーリンクをクリックすると確認画面(図32)にジャンプし、「施工」および「請求書」欄をそれぞれ確認して検収を行う(S14)。
図32の「施工」欄の「確認」をクリックすると、図33の画面が表示され、項目ごとにチェックする。「ダウンロード」をクリックすると、選択したデータをPDF形式でダウンロードすることができる。「承認」欄にチェックを入れると、図32の「施工」欄にチェックが入る。図32の「請求書」欄の「確認」をクリックすると、請求書を確認することができ、「承認」をクリックすると図32の「請求書」欄にチェックが入る(図示せず)。
図32の画面の全ての欄にチェックが入った状態で「送信」をクリックすると、検収は完了する。
検収が完了すると、システム管理会社2はビル管理会社1に、サイン製作会社3および施工会社5はシステム管理会社2に請求書を発行する(S15)。
ビル管理会社1は請求書を発行されたら、図34に示すような支払い画面において支払い方法を選択し、システム管理会社2に対して支払いを行う。(S16)。
システム管理会社2は、ビル管理会社1からの支払いを確認した段階でメンテナンス依頼完了処理を行う(図35)。サイン製作会社3や施工会社5がシステム管理会社2との契約会社である場合には、月末にまとめて処理することも想定されるので、図35の「月末」欄を設けてチェックを入れるようにしてもよい。すべての支払いが完了した段階(S17)で「更新」をクリックすると、メンテナンス依頼完了処理が完了した旨がビル管理会社1、システム管理会社2、サイン製作会社3、および施工会社5にメールで送信される。メールに記載されているハイパーリンクをクリックすると、完了の承認となる。
ここで本発明は、上記のサインメンテナンスシステムを運用するためのプログラムをサーバに備える。
以上説明したように、本発明によるサインメンテナンスシステムによれば、ネットワークを介してビル管理会社とシステム管理会社とサイン製作会社と施工会社とが共通のサーバにアクセスして情報を共有することにより、サインメンテナンスを一つのシステムに集約することができる。このことにより、サインメンテナンスの作業効率性が向上するとともに、実際に現場へ行く回数を減らすことができるため労務費用を抑えることができる。また、データをデータベース上で一元に管理することができるため、常に一定のデータ精度を保ち、ビル毎またはビル管理会社毎に統一したサインを設置することができる。さらに、サーバへのアクセスは、ユーザIDとパスワードとにより制限されており、情報の機密性も確保することができる。
1:ビル管理会社
2:システム管理会社
3:サイン製作会社
4:IDC
5:施工会社
6:ネットワーク
11:第1端末
21:第2端末
22:第4端末
31:第3端末
41:サーバ
42:データベース
43:帳票
51:第5端末

Claims (19)

  1. ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるサインメンテナンスシステムであって、
    前記データベースは、前記第2端末または前記第3端末から送信される、複数の第1サイン原稿を含む帳票を予め貯蔵しており
    前記第1端末は、前記サーバにアクセスすることにより前記データベースから前記帳票を取り出し、前記帳票の前記複数の第1サイン原稿を、依頼したい内容に変更した複数の第2サイン原稿を含む前記帳票を前記サーバに送信することができ、
    前記サーバは、前記第1端末から送信された前記帳票の前記複数の第2サイン原稿を反映するように、前記データベースの前記帳票を更新し、
    前記第1および第2サイン原稿は、少なくともサインの表示内容を含み、
    前記複数の第1サイン原稿間および前記複数の第2サイン原稿間は、特定の区分に基づきリンクされており、ひとつの前記第1サイン原稿または前記第2サイン原稿が変更されると、リンクされた前記複数の第1サイン原稿または前記複数の第2サイン原稿のすべてが同様に変更されることを特徴とするサインメンテナンスシステム。
  2. 請求項1に記載のサインメンテナンスシステムにおいて、
    カメラとインターネット接続可能なディスプレイとからなる携帯可能な第4端末をさらに含み、
    前記第4端末は、前記ネットワークを介して前記サーバおよび前記データベースにアクセスすることを特徴とするサインメンテナンスシステム。
  3. 請求項1または2に記載のサインメンテナンスシステムにおいて、
    完成したサインを現場に施工する施工会社が所有する第5端末をさらに含み、
    前記第5端末は、前記ネットワークを介して前記サーバおよび前記データベースにアクセスすることを特徴とするサインメンテナンスシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のサインメンテナンスシステムにおいて、
    前記サーバは、ユーザIDとパスワードとを認証すればアクセスを許可することを特徴とするサインメンテナンスシステム。
  5. 請求項1に記載のサインメンテナンスシステムにおいて、
    前記帳票は、
    建物内部の配置図と、
    サイン自体の素材やサイズおよび色を示す製品図または既存のサインの写真と、をさらに含むことを特徴とするサインメンテナンスシステム。
  6. 請求項1に記載のサインメンテナンスシステムにおいて、
    前記データベースは、複数の前記サイン製作会社をリスト化したサイン製作会社リストをさらに貯蔵し、
    前記第2端末からのアクセスにより、前記第1端末から送信されたサインメンテナンス依頼情報に基づき前記サイン製作会社リストの中から最適の前記サイン製作会社が選択されることを特徴とすることをサインメンテナンスシステム。
  7. ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるサインメンテナンス方法であって、
    a)前記第2端末または前記第3端末において複数の第1サイン原稿を含む帳票を作成し、前記サーバに送信して前記データベースに貯蔵するステップと、
    b)前記第1端末から前記サーバにアクセスすることにより、前記帳票を取り出し、前記第1端末により、前記帳票の前記複数の第1サイン原稿を、依頼したい内容に変更した複数の第2サイン原稿を作成して、前記複数の第2サイン原稿を含む前記帳票を前記サーバに送信するステップと、
    c)前記複数の第2サイン原稿の内容を反映するように、前記サーバが前記データベースの前記帳票を更新するステップと、からなり、
    前記第1および第2サイン原稿は、少なくともサインの表示内容を含み、
    前記複数の第1サイン原稿間および前記複数の第2サイン原稿間は、特定の区分に基づきリンクされており、ひとつの前記第1のサイン原稿または前記第2サイン原稿が変更されると、リンクされた前記複数の第1サイン原稿または前記複数の第2サイン原稿のすべてが同様に変更されることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  8. 請求項に記載のサインメンテナンス方法において、
    カメラとインターネット接続可能なディスプレイとからなる携帯可能な第4端末をさらに含み、
    前記第4端末は、前記ネットワークを介して前記サーバおよび前記データベースにアクセスすることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  9. 請求項またはに記載のサインメンテナンス方法において、
    完成したサインを現場に施工する施工会社が所有する第5端末をさらに含み、
    前記第5端末は、前記ネットワークを介して前記サーバおよび前記データベースにアクセスすることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  10. 請求項乃至のいずれかに記載のサインメンテナンス方法において、
    前記サーバは、ユーザIDとパスワードとを認証すればアクセスを許可することを特徴とするサインメンテナンス方法。
  11. 請求項に記載のサインメンテナンス方法において、
    前記帳票は、
    建物内部の配置図と、
    サイン自体の素材やサイズおよび色を示す製品図または既存のサインの写真と、をさらに含むことを特徴とするサインメンテナンス方法。
  12. 請求項7に記載のサインメンテナンス方法において、
    d)前記第3端末が前記サーバにアクセスして、前記データベース上の前記複数の第2サイン原稿を含む帳票を取り出し、前記帳票の前記複数の第2サイン原稿を修正した複数の第3サイン原稿を作成し、前記複数の第3サイン原稿を含む前記帳票を前記サーバに送信することにより、前記複数の第3サイン原稿を反映するように、前記データベースの帳票を更新するステップをさらに含み、
    前記第3サイン原稿は、少なくともサインの表示内容を含み、
    前記複数の第3サイン原稿間は、特定の区分に基づきリンクされており、ひとつの前記第3サイン原稿が変更されると、リンクされた前記複数の第3サイン原稿のすべてが同様に変更されることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  13. 請求項に記載のサインメンテナンス方法において、
    a´)複数の前記サイン製作会社をリスト化したサイン製作会社リストを前記データベースに貯蔵するステップをさらに含み、
    ステップcにおいて前記複数の第2サイン原稿の内容が反映されるように前記データベースの帳票が更新されたら、前記第2端末からサーバにアクセスして前記複数の第2サイン原稿を含む帳票を確認した後かつ前記第3端末からサーバにアクセスする前に、前記第2端末から前記サーバにアクセスして、前記複数の第2サイン原稿を含む帳票に基づき、前記サイン製作会社リストの中から最適の前記サイン製作会社を選択するステップを含むことを特徴とするサインメンテナンス方法。
  14. 請求項12に記載のサインメンテナンス方法において、
    e)前記第1端末から前記サーバにアクセスして前記第3サイン原稿を確認および承認するステップをさらに含むことを特徴とするサインメンテナンス方法。
  15. 請求項1に記載のサインメンテナンス方法において、
    f)前記承認に従って、前記サイン製作会社がサインを製作し、前記サイン製作会社または前記施工会社が現場に施工するステップをさらに含み、
    ステップfにおいて、サイン製作工程および施工工程を逐一前記サーバ上にアップロードすることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  16. 請求項1に記載のサインメンテナンス方法において、
    g)前記施工が完了した旨をサーバ上にアップロードされた後、前記第1端末からのアクセスにより前記帳票が更新されるステップと、
    h)前記第1端末から前記サーバにアクセスして、施工された前記サインを検収するステップと、を含むことを特徴とするサインメンテナンス方法。
  17. 請求項1に記載のサインメンテナンス方法にいておいて、
    i)前記第2端末から前記サーバにアクセスして、前記ビル管理会社に第1請求書を発行するステップと、
    j)前記第3端末から前記サーバにアクセスして、前記システム管理会社に第2請求書を発行するステップと、
    k)前記第1端末から前記サーバにアクセスして、前記第1請求書で請求されたサインメンテナンス費用を支払うステップと、
    l)前記ビル管理会社からの支払いを確認したら、前記第2端末から前記サーバにアクセスして、前記第2請求書で請求されたサイン製作費用を前記サイン製作会社に支払うステップと、を含むことを特徴とするサインメンテナンス方法。
  18. 請求項17に記載のサインメンテナンス方法において、
    ステップb、d、e,g,およびl各々のステップの後に、ポップアップメッセージまたはeメールにより、前記サーバから前記第1、第2および/または第3端末に通知が送信されることを特徴とするサインメンテナンス方法。
  19. ビル管理会社の第1端末とシステム管理会社の第2端末とサイン製作会社の第3端末とが、ネットワークを介して、各々に共通のサーバとデータベースとを有するインターネットデータセンタにアクセスしてなるプログラムであって、
    前記サーバのコンピュータに、
    前記第2端末または前記第3端末から送信された複数の第1サイン原稿を含む帳票を前記データベースに貯蔵するステップと、
    前記複数の第1サイン原稿を、依頼したい内容に変更した複数の第2サイン原稿を含む前記帳票であって、前記第1端末から送信された前記複数の第2サイン原稿を含む帳票をアップロードするステップと、
    前記複数の第2サイン原稿を修正した複数の第3サイン原稿を含む前記帳票であって、前記第3端末から送信された前記複数の第3サイン原稿を含む帳票をアップロードするステップと、
    前記第2端末または前記第3端末から送信された更新情報により、前記帳票を更新するステップと、を実行させるためのプログラムであって、
    前記第1、第2および第3サイン原稿は、少なくともサインの表示内容を含み、
    前記複数の第1サイン原稿間、前記複数の第2サイン原稿間および前記複数の第3サイン原稿間は、特定の区分に基づきリンクされており、ひとつの前記第1サイン原稿、前記第2サイン原稿または前記第3サイン原稿が変更されると、リンクされた前記複数の第1サイン原稿、前記複数の第2サイン原稿または前記複数の第3サイン原稿のすべてが同様に変更されることを特徴とするプログラム
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