JP2000250588A - 車両用音声認識装置 - Google Patents

車両用音声認識装置

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JP2000250588A
JP2000250588A JP11055100A JP5510099A JP2000250588A JP 2000250588 A JP2000250588 A JP 2000250588A JP 11055100 A JP11055100 A JP 11055100A JP 5510099 A JP5510099 A JP 5510099A JP 2000250588 A JP2000250588 A JP 2000250588A
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JP
Japan
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vehicle
voice
command
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recognized
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JP11055100A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nojima
昭彦 野島
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単なコマンドで、ユーザの意図した動作を
達成する。 【解決手段】 音声入力があった場合(S11)、入力
された音声コマンドを認識し(S12)、対応する機能
が複数あるかを判定する(S13)。複数機能であれ
ば、車両の状態を判定し(S15)、機能を選択して
(S16)、それを実行する(S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
ユーザの発生音声に基づいて動作を実行する車両用音声
認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、経路案内を行うナビゲーショ
ン装置が知られており、これを搭載する車両も増加して
きている。このナビゲーション装置では、GPSなどの
現在位置検出手段と、全国の地図データを記憶する地図
データベースを有している。そして、ディスプレイに現
在地周辺の地図を表示すると共に、その地図上に現在地
マークを表示する。これによって、ユーザは、現在位置
を常に地図上の位置として認識することができる。さら
に、目的地を設定した場合には、地図データに基づき、
その目的地までの最適経路を探索する。そして、経路を
設定した走行においては、右左折する交差点などにおい
て、案内用の交差点拡大図(経路案合図)を表示して、
進行方向の案内を行ったり、音声により右左折の案内を
行ったりする。
【0003】また、ナビゲーション装置では、地図デー
タベースにコンビニエンスストア(コンビニ)、ガソリ
ンスタンド、デパート、駅、病院などの各種施設のデー
タを有している。そして、表示している地図上に施設を
表示したり、その範囲の施設を検索する機能も有してい
る。そこで、ドライブの途中などで、コンビニによりた
くなったときなどに、コンビニを指定することで、自車
位置周辺のコンビニを探索することができる。
【0004】このように、ナビゲーション装置は、ユー
ザの要求に対し、各種の情報を提供する情報提供装置と
しても機能する。そして、ユーザは提供された情報に基
づいて、目的地を設定したり、経由地を設定することが
できる。
【0005】一方、操作指示の入力などを音声入力する
ことが提案されている。車載のナビゲーション装置など
においては、目的地や経由地の設定など各種の入力を行
う必要があり、これを音声入力で行えれば、ドライバは
ディスプレイなどを見る必要がなくなり、負担が軽減さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の音声認
識装置は、1コマンドが1機能に対応するようになって
いる。類似した機能に対するコマンドについても、これ
らを区別できるコマンドを用意する必要があり、コマン
ドが長くなったり、多段階の認識になり、ユーザにとっ
て覚えにくく、また入力完了までの時間が長くなってし
まい、使い勝手が悪いという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、簡単なコマンドで、ユーザの意図した動作を指定
できる使い勝手のよい音声認識機能を有する音声認識装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に搭載さ
れ、ユーザの発生音声に基づいて動作を実行する車両用
音声認識装置であって、認識した音声に基づいて、対応
する複数の音声コマンドを認識する音声コマンド認識手
段と、車両の走行状態を検出する車両状態検出手段と、
検出された車両状態に基づいて、上記認識された複数の
音声コマンドの中から予め定められたものを選択する選
択手段と、を有し、選択手段において選択された音声コ
マンドに基づいて動作することを特徴とする。
【0009】このように、本発明によれば、車両の状態
に応じて、音声コマンドの意図を予め格納してあるデー
タから推定し、その推定に応じた動作を実行する。そこ
で、比較的簡単な音声コマンドを利用して、適切な動作
を行うことができる。車両の状態としては、ナビゲーシ
ョン装置による経路走行中か否か、走行道路種別、走行
状態などがあげられる。例えば、トイレという音声コマ
ンドに対し、経由地の設定を行ったり、経路案内を開始
したりできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、実施形態の音声認識システムを含
む車載情報処理システムの全体構成を示すブロック図で
ある。情報提供装置10は、各種データ処理を行うもの
であり、ナビゲーションのための処理や、各種装置の操
作など各種の処理を行う。この情報提供装置10には、
以下に示すような各種の装置が接続されている。
【0012】情報表示装置12は、カラーLCDなどで
構成され、ここには各種の表示がなされる。また、入力
装置14は、情報表示装置12の前面に設けられタッチ
パネルを含み、情報表示装置12の表示に応じた各種の
入力も可能になっている。
【0013】車両信号供給部16は、車両の走行状態を
示す車速パルスや、加速状態など車両の状態を示す信号
を情報提供装置10に供給する。
【0014】GPS装置18は、GPS衛星から送られ
てくる電波を受信し、自車の絶対位置を認識する。ま
た、地図データベース20は、地図データや、案内音声
データなどを記憶する。この地図データベース20に
は、各種の施設データや、有料道路の料金情報なども記
憶されている。そして、情報提供装置10は、入力装置
14からのユーザの入力に応じ、地図データベース20
内のデータを用いて、経路探索、経路案内などの処理を
行う。なお、現在地の認識には、GPS装置18だけで
なく、車速パルスや、ジャイロ出力などから走行距離、
方向を検出した情報を利用することも好適であり、その
FM多重放送を利用したDGPS(ディファレンシャル
GPS)や、ビーコンから供給される情報などを利用す
ることが好適である。
【0015】そして、情報提供装置10には、音声認識
合成装置22が接続されており、この音声認識合成装置
22には、スピーカ24及びマイクロフォン26が接続
されている。情報提供装置10が出力音声についてのワ
ードデータを音声認識合成装置22に供給すると、音声
認識合成装置22は、そのワードデータに対応する音声
信号を合成し、これをスピーカ24に供給する。これに
よって、スピーカ24から、ナビゲーションのガイド音
声や、操作ガイド音声など各種の音声が出力される。な
お、音声認識合成装置22は、情報提供装置10と一体
的に構成してもよい。
【0016】また、マイクロフォン26は、ユーザの音
声を取り込むものである。そして、音声認識合成装置2
2が、マイクロフォン26から入力された音声信号を受
け取り音声認識する。すなわち、音声認識合成装置22
は、入力されてくる音声信号を分析し、語を認識する。
そして、認識された語と登録されている音声コマンドの
ワードデータと比較して、いずれの音声コマンドである
かを認識する。なお、音声コマンドのワードデータは、
情報提供装置10内の記憶部にマップとして記憶してい
てもよいし、地図データベース20内に記憶しておいて
もよい。
【0017】このように、本実施形態の装置は、音声認
識合成装置22を有しており、マイクロフォン26から
入力された音声を認識し、音声コマンドを認識する。こ
の音声コマンドとしては、ナビゲーション画面の各種の
音声コマンドがあるが、その他に目的地の設定や、経由
地の設定や、料金の問い合わせや、目的地の問い合わせ
などがある。
【0018】そして、情報提供装置10は、認識された
コマンドをそのときの車両の状態に応じて、ユーザの意
図を汲んで解釈し、動作を制御する。すなわち、情報提
供装置10は、入力された1つの音声コマンドに対し、
複数の機能を予め用意しており、そのときの車両の車両
の状態に応じて、適切なものを選択する。
【0019】すなわち、情報提供装置10は、図2に示
すように、音声入力があったかを判定する(S11)。
音声入力があった場合には、入力された語を認識し、こ
れを予め記憶されている音声コマンドと比較して音声コ
マンドを認識する(S12)。そして、認識された音声
コマンドに対応する機能が複数あるかを判定する(S1
3)。対応する機能が1つであれば、その機能を実行す
る(S14)。
【0020】一方、対応する機能が複数であれば、車両
信号供給部16からの車両信号を取り込み、車両の状態
を判定する(S15)。そして、認識された車両の状態
に応じて機能を選択し(S16)、その機能を実行する
(S17)。
【0021】以下に、このような処理の例を図3に基づ
いて説明する。この例では、車両の状態として、「経路
案内の有無」、「高速走行か否か」、「走行中か否か」
の3つの条件を判定する。
【0022】ドライバの発声により入力された音声コマ
ンドが、「トイレ」である場合、経路案内走行中であれ
ば、最寄りのトイレを地図データベース20から検索
し、経路上であって周辺の最短時間でいけるトイレを経
由地に設定、案内経路を再計算する。そして、そのトイ
レを経由地として案内を継続する。高速走行中か否かを
現在地近傍(進行方向も考慮する)のトイレを探索し、
見つかったトイレを経由地点に設定する。また、経路案
内なしの通常走行中であれば、最寄りのトイレを検索
し、得られた最寄りのトイレを目的地に設定し、経路案
内を開始する。さらに、高速走行中であれば、次のサー
ビスエリアや、パーキングまでの距離、時間を案内す
る。高速走行中でない場合にもトイレまでの距離、時間
の推定値を案内してもよい。さらに、音声コマンドが
「コンビニ」であった場合にも同様の処理を行う。ただ
し、高速走行中であれば、出口インターチェンジ周辺の
コンビニを検索し、経由地などに設定する。
【0023】また、高速道路走行中に、「料金」という
音声コマンドが入力された場合には、入口インターチェ
ンジから次のインターチェンジまでの料金を算出し、算
出された料金を知らせる。また、経路設定走行中であれ
ば、入口インターチェンジから出口インターチェンジま
での料金を知らせる。一方、一般道路走行中であれば、
動作しない。
【0024】さらに、経路走行中に、「所要時間」とい
う音声コマンドが入力された場合には、目的地までの所
要時間を計算し知らせるが、経路が設定されていなかっ
た場合には、動作しない。
【0025】このように、本実施形態によれば、経路走
行中か否か、走行道路種別、走行状態などに応じて、ド
ライバの音声コマンドの意図を予め格納してあるデータ
から推定し、その状態に応じた動作を行う。そこで、比
較的簡単な音声コマンドを利用して、適切な動作が行わ
れる。
【0026】なお、スキー場が目的地や経由地でない場
合に、「スキー場」という音声コマンドが入力された場
合には、スキー場についての地点名リストを提供し、一
方目的地がスキー場であった場合には、所要時間や目的
地であるスキー場についての情報を提供することも好適
である。ユーザへの情報の提供は、情報表示装置12に
より行ってもよいし、スピーカ24から音声出力しても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の状態に応じて、音声コマンドの意図を予め格納し
てあるデータから推定する。そこで、比較的簡単な音声
コマンドを利用して、適切な動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成を示すブロック図である。
【図2】 動作を示すフローチャートである。
【図3】 各状態における動作を説明する図である。
【符号の説明】
10 情報提供装置、12 情報表示装置、14 入力
装置、16 車両信号供給部、18 GPS装置、20
地図データベース、22 音声認識合成装置、24
スピーカ、26 マイクロフォン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 G10L 5/06 D Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AB13 AC02 AC04 AC06 AC08 AC09 AC12 AC13 AC14 AC18 5D015 AA05 HH11 HH23 KK01 LL02 LL05 5H180 AA01 BB15 EE10 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 9A001 DD11 HH17 HH18 JJ11 JJ78 KK29 KK31

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、ユーザの発生音声に基
    づいて動作を実行する車両用音声認識装置であって、 認識した音声に基づいて、対応する複数の音声コマンド
    を認識する音声コマンド認識手段と、 車両の走行状態を検出する車両状態検出手段と、 検出された車両状態に基づいて、上記認識された複数の
    音声コマンドの中から予め定められたものを選択する選
    択手段と、 を有し、 選択手段において選択された音声コマンドに基づいて情
    報提供を行うことを特徴とする車両用音声認識装置。
JP11055100A 1999-03-03 1999-03-03 車両用音声認識装置 Pending JP2000250588A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11055100A JP2000250588A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 車両用音声認識装置

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JP11055100A JP2000250588A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 車両用音声認識装置

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ID=12989341

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006317573A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Xanavi Informatics Corp 情報端末
US7469211B2 (en) 2002-06-28 2008-12-23 Denso Corporation Voice control system substituting the oppositely-working command in a pair if the recognized command is not selectable for the given system state
US10861460B2 (en) 2018-10-15 2020-12-08 Hyundai Motor Company Dialogue system, vehicle having the same and dialogue processing method
WO2021085661A1 (ko) * 2019-10-29 2021-05-06 엘지전자 주식회사 지능적 음성 인식 방법 및 장치

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JP2006317573A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Xanavi Informatics Corp 情報端末
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