JP2000250225A - 感光性樹脂版の製版方法及び装置 - Google Patents

感光性樹脂版の製版方法及び装置

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JP2000250225A JP11052307A JP5230799A JP2000250225A JP 2000250225 A JP2000250225 A JP 2000250225A JP 11052307 A JP11052307 A JP 11052307A JP 5230799 A JP5230799 A JP 5230799A JP 2000250225 A JP2000250225 A JP 2000250225A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 版厚より低く位置精度の高いトンボマークを
有する感光性樹脂版を簡便、正確に製版する事によっ
て、印刷版コストの低減、製版作業負担の大幅な低減を
実現する。 【解決手段】 下部透明基板上1と、下部透明基板と上
部透明基板の間にそれぞれ設けた少なくとも2個の位置
合わせピン16により、ネガフィルム2及びマスキング
フィルム8のそれぞれの画像位置が一致するように位置
合わせを行うことができる感光性樹脂版の製版方法及び
その装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンボール印刷、フ
ィルム印刷、紙袋印刷のようなフレキソ印刷用感光性樹
脂版の製版方法及び製版装置に関するものであり、特に
感光性樹脂版の印刷用シートへの貼り込み(製版)作業
が簡単且つ容易な製版方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】一般に、液状感光性樹脂を用いて印刷版を
製造するには、下部透明基版の上にネガフィルム及びカ
バーフィルムを真空等の手段により密着して置き、その
上にバケット等により感光性樹脂層を積層し、これにベ
ースフィルムとマスキングフィルムを重ねた後、感光性
樹脂版の厚みを決めるためにセットされたスペーサーの
上に置かれた上部透明基板を通して活性光を照射し、レ
リーフ部分の基部を形成させ、次にレリーフ部分の画像
を形成させるために下部透明基板側からネガフィルムを
介して活性光を照射してレリーフ露光を行なっている。
【0003】そして、その後、マスキングフィルムを取
り除いて、形成されたレリーフ部をベースフィルムに安
定的に固定させるためのバック露光を上部透明基板側か
ら行ない、次いで、適当な洗剤で未硬化部分を洗い出し
て現像し、後露光及び乾燥処理を施す方法がとられてい
る。なお、マスキングフィルムについては先のマスキン
グフィルムよりも活性光線透過面積を拡大した第二マス
キングフィルムを使用してバック露光を行う製版方法や
バック露光を行わない製版方法も時には用いられる。
【0004】このようにして得られた印刷版は、画像単
位毎に切り分けられ、印刷すべき画像に合わせて樹脂シ
ートにレイアウト・貼着され、その樹脂シートごと印刷
機に装着されて段ボール等の印刷に供されるのが一般的
である。そして、この樹脂シートへの単位画像版の位置
合わせは、画像の周囲に少なくとも2個形成された位置
合わせマーク(トンボ)によって行われているのである
が、該トンボマークは通常ネガフィルムに描画されてお
り、これとマスキングフィルムの拡大画像の両方によ
り、マスキング露光及びレリーフ露光を行うことによっ
て形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法でダンボール印刷等を行う際、一般的に用いられて
いる感光性樹脂版(通常7mm)を用いて製版すると、
単位画像版の位置合わせ用トンボマークが版厚と同じ厚
さで形成されているため、不必要なトンボマークが印刷
されてしまうという問題があった。そこで、今迄は単位
画像版を樹脂シートに貼着した後にトンボマークが印刷
されないよう、これらのトンボマークを全て切除する必
要があったのである。
【0006】しかし、このトンボマークは1枚の樹脂シ
ートにレイアウトされた印刷版で通常数十個あり、更に
2色以上のカラー印刷を行う場合は印刷する色の数の印
刷版分だけ増える事になり、その切除作業は時間的及び
作業量面で相当な負担となっていた。
【0007】本発明は、このような従来方法の問題点を
解決することにより、印刷前のトンボマークの切除作業
を不要にし、高い生産性と版製造コストの低減を実現し
た製版方法を提供する事を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、位置合わせ用トンボマークが少なくとも2個描画
されたマスキングフィルムを介して活性光線を照射する
ことにより、版厚より低い高さの版位置合わせ用トンボ
マークを感光性樹脂版の支持体に形成させることを特徴
とする感光性樹脂版の製版方法、及び下部透明基板上
と、下部透明基板と上部透明基板の間にそれぞれ設けた
少なくとも2個の位置合わせピンにより、ネガフィルム
及びマスキングフィルムのそれぞれの画像の位置合わせ
を行う上記の感光性樹脂版の製版方法、並びに下部透明
基板上に少なくとも2個のネガフィルム位置合わせ用の
ピンを有し、且つ折り畳み自在又は脱着自在なブラケッ
トにより該下部透明基板と上部透明基板の間に上記ピン
と相対的に同一の位置に少なくとも2個のマスキングフ
ィルム位置合わせ用ピンを有することを特徴とする感光
材樹脂版の製版装置を提供するものである。
【0009】すなわち、本発明は、下部透明基板上の少
なくとも2個のピンによりネガフィルムの位置合わせを
行い、その上にカバーフィルムを積層し、更に液状感光
性樹脂及びベースフィルムを積層し、折り畳まれていた
マスキングフィルム位置合わせピンをベースフィルム上
にセットして、これによりトンボマークが描画されたマ
スキングフィルムの画像位置をネガフィルムの画像と位
置合わせを行い、先ず上部透明基板を通してマスキング
露光を行い、次いで下部透明基板を通してレリーフ露光
を行ない、更にマスキングフィルムを除去した上で、上
部透明基板を通してバック露光を行なった後、未硬化の
液状感光性樹脂を除去して感光性樹脂版を作製する方法
である。そして、本発明の製版方法は、感光性樹脂の露
光に際して、下部透明基板上及び上下透明基板間の相対
的に同一位置に設けられた2組のピンにより、ネガフィ
ルムとマスキングフィルムの両画像が一致するようにし
て両フィルムを位置合わせし、マスキング露光、レリー
フ露光及びバック露光を行うことによって、マスキング
フィルムに描画されたトンボマークにより版厚より低い
トンボを版内に形成する事に成功したものである。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる感光性樹脂は、例えば特公昭52−7761号、
特開昭60−191237号、特開昭63−88555
号、特開平1−245245号、特開平7−29521
8号等の各公報に記載されている液状感光性樹脂を使用
できる。また製造装置としては、例えば特開昭63−9
6661号公報に開示されている感光性樹脂版製版装置
を使用する事ができる。
【0011】次に、本発明の製版方法を図1〜3を用い
て説明する。版厚が4mm以上のいわゆる厚手版を製造
する場合を例にとって説明すると、先ず図1に示すよう
に、下部透明基板1の上にネガフィルム2及びカバーフ
ィルム3を重ね、真空手段により真空密着する。この時
本発明方法では、ネガフィルム2とマスキングフィルム
8の両者の画像が一致するように両者の同一個所に夫々
少なくとも2個の穴を鑽孔したものを使用することが必
要であり、ネガフィルム2は下部透明基板1上の固定さ
れたピンに上記の穴をあわせ、はめ込む事により位置合
わせする(図5、9)。
【0012】その上に図2に示すように感光性樹脂4と
ベースフィルム7を積層し、更にマスキングフィルム8
が重ねられる。そしてこの時、畳み込まれていたピンブ
ラケットをセットする事により(図9、10)、感光性
樹脂層の上部に下部透明基板1上のピンと同一個所に位
置する少なくとも2個のピンと、マスキングフィルム8
の前記穴が合され、はめ込むことによりネガフィルム2
とマスキングフィルム8の両画像が一致するように位置
合わせされる(図5、9)。
【0013】その後、図3に示すように感光性樹脂版の
厚みを決定するためにセットされたスペーサー10の上
に上部透明基板11を乗せ、この透明基板11を通して
活性光を照射してレリーフ部分の基部を形成させるため
の背面露光(マスキング露光)を行ない、次いで画像の
レリーフ部分を形成させるために透明基板1側からネガ
フィルム2を介して活性光を照射するレリーフ露光を行
なう。
【0014】次に、マスキングフィルム8を取り除い
て、形成されたレリーフ部及びシェルフ部とベースフィ
ルムを固定させるためのバック露光を透明基板11側か
ら行なう。なお、バック露光を行なわないで感光性樹脂
版を製造する事も可能である。この場合の版の断面形状
は図6の(d)に示すようになる。その後、適当な洗剤
で未硬化の感光性樹脂を洗浄除去し、後露光及び乾燥処
理を施す事により、目的とする印刷版が得られる。
【0015】本発明で用いるマスキングフィルムは、ネ
ガフィルムの透明部(画像部)より数ミリメートルから
十数ミリメートル大きな透明部を有し、活性光線を透過
させる部分と不透明部とからなるフィルムであって、図
6(a、c)に示すシェルフ部(B)をマスキング露光
により形成するものである。更に、このマスキングフィ
ルムには単位画像毎に少なくとも2個の位置合わせ用ト
ンボマークが描画されている(図4(d))。
【0016】このようにして得られたフレキソ印刷用の
厚手印刷版は、従来の方法によって製造された版に比べ
て、各画像毎に通常数個ずつあるトンボの高さが版厚よ
りも十分低くて印刷されないため、単位画像の印刷用樹
脂シートへの貼り込み後にこのトンボを切除する作業が
必要ない上、従来法のトンボに比べて感光性樹脂の硬化
体積が少なく、そのためより多くの未硬化感光性樹脂を
回収する事ができ、版コストを低減する事ができる。
【0017】また、マスキングフィルム上に描画される
トンボマークを十分細くする事によって、版に形成され
るトンボの太さを極限まで細くする事ができ、同様に上
記の通りトンボの高さも制御できるため、位置合わせ性
に優れた太さと高さとなるようなトンボマークの太さを
選択、調製でき、且つ位置合わせが極めて簡便、正確に
できる。
【0018】マスキングフィルムに描画されるトンボマ
ークの太さは、位置合わせ性に優れたトンボを版内に形
成するためには通常0.1〜1.0mm、好ましくは
0.2〜0.7mmにする必要があるので、それに合わ
せたピンを設置する。ピンの形状は図7にその1例を示
すが、水平断面が円形、楕円形、矩形及び矩形と円形の
組合せ形状等から選択する事ができる。又ピンの材質と
しては、金属、プラスチック、セラミック、ガラス等の
中から加工性や寸法安定性が高く、経時変化や破損を起
こしにくい材質のものを選択する事ができる。
【0019】下部透明基板及びピンブラケット上に通常
接着剤等によって所定の位置に固定されるピンの高さ
は、通常0.1〜3.0mm、好ましくは0.2〜1.
5mmであり、マスキングフィルム用ピンの高さは、通
常0.2〜5.0mm、好ましくは0.3〜3.0mm
である。該範囲にすることにより各フィルムの位置合わ
せ作業性が良好になる。
【0020】ネガフィルム及びマスキングフィルムに鑽
孔されるピン穴の大きさは、短辺が通常1〜10mm、
好ましくは2〜8mm、長辺が通常3〜20mm、好ま
しくは5〜15mmにすることにより、各フィルム位置
合わせ作業性が良好になり、且つ、有効画像寸法を必要
以上に縮小しなくてすむという好ましい結果が得られ
る。
【0021】本発明で使用される下部及び上部の透明基
板は、ガラス及びクリスタル、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などのプラスチック
や透明セラミックが用いられる。また、本発明で使用さ
れるマスキングフィルムは剥離型マスキングフィルム、
リスフィルム、サーマルフィルム等が用いられる。
【0022】本発明で用いるマスキングフィルムの位置
合わせ用のピンブラケットは、図8(a)のように、通
常は製版に支障がないように折り畳まれており、感光性
樹脂・ベースフィルム等の積層後、この積層体の直上に
図8(b)のように拡げられ、このピンブラケット上の
ピンによりマスキングフィルムの位置合わせが行われ
る。このピンブラケット上のピンと下部透明基板上のピ
ン垂直方向を除けば実質的に同一位置に設けられてい
る。
【0023】次に、上記した従来法と本発明によるトン
ボ形状の差異(図6のa・bとc・dの差)の発生のメ
カニズムについて簡単に説明しておく。従来法では、図
4(b)のようなマスキングフィルムを用いて版の基部
側よりマスキング露光を行い、画像の土台となるシェル
フ(図6のB部)を形成し、しかる後に図4(a)のよ
うなネガフィルムにより版の上面側よりレリーフ露光を
行うことにより、図6(a)14のような版厚と同一高
さのシェルフ・レリーフから構成されるトンボマーク1
4が形成されていた。
【0024】それに対し、本発明による方法では、図4
(d)のようなマスキングフィルムを用いて版基部側か
らのマスキング露光のみでトンボマークを形成するた
め、高くてもシェルフと同一高さ、多くはそれ以下の高
さのトンボマークしか形成されず、当該マスキングフィ
ルム上のトンボ画像の太さを変化させることにより、感
光性樹脂の感度特性にもよるが、形成されるトンボマー
クの高さや太さを制御することができたのである。即
ち、両者の違いは、両面露光に対し片面露光、及びトン
ボ画像の太さによる制御性の点にあり、このようにして
従来法の図6(a)(b)のトンボマークに対し、本発
明の(c)(d)のようなトンボマークが得られるので
ある。
【0025】以上説明したとおり、本発明によってネガ
フィルムとマスキングフィルムの両画像の位置合わせが
簡便且つ正確に行う事ができ、版コスト、作業負担の両
面から極めて経済的に感光性樹脂版を製造する事ができ
るようになった。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例で以
下具体的に説明する。
【0027】
【実施例】実施例1 高い平面精度に研磨されたパイレックスガラス製下部硬
質透明基板の上にネガフィルムを下部透明基板上の2個
の位置合わせピンとネガフィルムに鑽孔された位置合わ
せ穴によって位置合わせして静置・固定した後、その上
にカバーフィルムを積層して真空密着する。その上に液
状感光性樹脂APR(登録商標)F−300(旭化成工
業株式会社製)を積層して厚さ7mmの感光性樹脂層を
形成させ、さらにその上にポリエステル製ベースフィル
ムを積層した。次いで折り畳まれていたピンブラケット
を感光性樹脂層の上部にセットして、このピンによって
画像位置合わせトンボマークが描画されたマスキングフ
ィルムの位置をネガフィルムの画像と合わせて位置決め
し、テープによりベースフィルム上に固定する。
【0028】その上に高い平面精度に研磨されたパイレ
ックスガラス製上部硬質透明基板を載置し、2枚の透明
基板の間隔はスペーサにより保持した。次いで上部透明
基板より真空吸引して、マスキングフィルム及びベース
フィルムの密着性を保ちながら3分保持した後、上部透
明基板及びマスキングフィルムを透して活性光を照射し
てマスキング露光を150秒行なった。その後、下部透
明基板及びネガフィルムを透して活性光を照射するレリ
ーフ露光を130秒行ない、マスキングフィルムを除去
し、次いで上部透明基板を透して活性光を照射するバッ
ク露光を20秒行ない画像形成露光を完了した。
【0029】このようにして露光処理した感光層を常法
に従って洗浄液で洗い出し、現像したのち、後露光し、
乾燥することにより、版厚7mm幅700mm長さ12
00mmの印刷版を得た。この版の断面形状を図6
(c)に示す。この版を画像単位に切り分け、印刷用樹
脂シートに画像位置合わせトンボマークによって位置決
めして貼着し、印刷用刷版を得た。感光性樹脂版の製版
終了後の貼り込み作業(整版)に要した時間は20分で
あった。
【0030】比較例1 実施例1において、図4の(a)に示す画像位置合わせ
トンボマークが描画されたネガフィルムと、図4(b)
に示すマスキングフィルムを使用し、該ネガフィルム及
びマスキングフィルムを従来法で位置合わせして露光す
る以外は、実施例1と同様にして7mmの印刷版を得
た。その断面形状を図5(a)に示す。この版の製版に
要した時間はトンボマークの切除作業を含めて35分で
あった。
【0031】実施例2 実施例1と同様に製版を行い、露光後の版から未硬化感
光性樹脂の回収を行ったところ、3860グラムの未硬
化感光性樹脂が回収できた。
【0032】比較例2 実施例1と同様に製版を行い、露光後の版から未硬化感
光性樹脂の回収を行ったところ、回収樹脂量は3490
グラムであった。
【0033】
【発明の効果】本発明により、画像との相対位置が高精
度に規制された、版厚より低い高さの画像位置合わせト
ンボマークを有する厚手感光性樹脂版が、作業者の負担
や製版時間を増す事なく得られ、且つこのトンボマーク
による整版作業時間が従来に比べ大幅に短縮され、しか
も未硬化感光性樹脂の回収量が増加し、それらが総合さ
れて印刷版コストの大巾低減ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製版工程の一部(初期)工程(積層状
態)を示す断面図
【図2】図1の後の工程(積層状態)を示す断面図
【図3】図2の後の工程(積層状態及び露光状態)を示
す断面図
【図4】従来法のネガフィルム(a)とマスキングフィ
ルム(b)及び本発明の製版方法で使用されるネガフィ
ルム(c)とマスキングフィルム(d)の平面図
【図5】ネガフィルム位置合せ(a)とマスキングフィ
ルム位置合せ(b)の状態図
【図6】a・bは従来法で製版された感光性樹脂版の画
像部とトンボマークの断面形状図であり、c・dは本発
明法により製版された感光性樹脂版の画像部とトンボマ
ークの断面形状図b・dはバック露光なしで製版された
感光性樹脂版の断面形状図
【図7】位置合せ用ピンの形状を示す平面図と立面図
【図8】本発明で用いる感光性樹脂版製版装置の1例を
示す斜視図
【図9】ピンブラケットの作動説明図
【図10】ピンブラケットの感光性樹脂版製版装置への
取り付け状態図
【符号の説明】
1 下部透明基板 2 ネガフィルム 3 カバーフィルム 4 感光性樹脂(層) 5 バケット(ボトムオープン型) 6 ドクター 7 ベースフィルム 8 マスキングフィルム 9 スペーサー 10 スポンジテープ 11 上部透明基板 12 ラミネーションロール 13 画像部 14 トンボマーク 15 感光性樹脂積層体 16 下部透明基板上のピン 17 ピンブラケット上のピン 18 ピンブラケット A レリーフ B シェルフ C バック層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置合わせ用トンボマークが少なくとも
    2個描画されたマスキングフィルムを介して活性光線を
    照射することにより、版厚より低い高さの版位置合わせ
    用トンボマークを感光性樹脂版の支持体に形成させるこ
    とを特徴とする感光性樹脂版の製版方法。
  2. 【請求項2】 下部透明基板上と、下部透明基板と上部
    透明基板の間にそれぞれ設けた少なくとも2個の位置合
    わせピンにより、ネガフィルム及びマスキングフィルム
    のそれぞれの画像の位置合わせを行う請求項1記載の感
    光性樹脂版の製版方法。
  3. 【請求項3】 下部透明基板上に少なくとも2個のネガ
    フィルム位置合わせ用のピンを有し、且つ折り畳み自在
    又は脱着自在なブラケットにより該下部透明基板と上部
    透明基板の間に上記ピンと相対的に同一の位置に少なく
    とも2個のマスキングフィルム位置合わせ用ピンを有す
    ることを特徴とする感光材樹脂版の製版装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2261094A1 (es) * 2005-09-12 2006-11-01 Ricardo Angel Ruggiero Procedimiento para la fabricacion de rodillos para la impresion de materiales laminares, maquina para la realizacion del procedimiento y soporte de impresion para los rodillos de impresion.
JP2017021308A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 旭化成株式会社 凸版とその製造方法及び製造装置

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