JP2000250098A - 二重像合致式ファインダ光学系 - Google Patents

二重像合致式ファインダ光学系

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JP2000250098A JP11055334A JP5533499A JP2000250098A JP 2000250098 A JP2000250098 A JP 2000250098A JP 11055334 A JP11055334 A JP 11055334A JP 5533499 A JP5533499 A JP 5533499A JP 2000250098 A JP2000250098 A JP 2000250098A
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Tetsuya Abe
哲也 阿部
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • G03B13/18Focusing aids

Abstract

(57)【要約】 【目的】 明瞭な視野フレーム像が観察できると共に、
ファインダ主光学系と距離計光学系との基線長を長くす
ることができる、二重像合致式ファインダ光学系を得る
こと。 【構成】 主光学系20と視野フレーム光学系30と距
離計光学系40との組み合わせから成り、主光学系20
と視野フレーム光学系30と距離計光学系40の光路を
合成して、ファインダ像と視野フレーム像と距離計像と
を同一視野内で観察する構成の二重像合致式ファインダ
光学系において、視野フレーム部材32を透過した光束
を主光学系側に屈曲させるプリズム33と;距離計光学
系40の入射光軸をこのプリズム33に向けて屈曲させ
る第1プリズム45と;この第1プリズム45からの距
離計光学系40の光束を主光学系側に屈曲させて視野フ
レーム光学系30と合成する、上記プリズム33に一体
に設けられた第2プリズム46と;を有し、距離計光学
系による距離計像が、第2プリズム46より第1プリズ
ム45側に、視野フレーム部材32と光学的に略等価な
位置に形成される二重像合致式ファインダ光学系。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ファインダ視野内のファインダ
像と距離計像とを合致させることで合焦状態を検出する
ことができる二重像合致式ファインダ光学系に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】主光学系と視野フレーム
光学系と距離計光学系との組み合わせからなる、二重像
合致式ファインダ光学系は従来より知られている。例え
ば、従来の二重像合致式ファインダ光学系は、図6に示
すように、ファインダ像を観察する主光学系20と、視
野フレーム像を形成する視野フレーム光学系30と、距
離計像を形成する距離計光学系40とから構成されてい
る。主光学系20は、負の対物レンズと正の接眼レンズ
15との組み合わせによる、いわゆる逆ガリレオ式ファ
インダを形成し、接眼レンズ15を通して正立正像のフ
ァインダ像が観察される。また、視野フレーム光学系3
0は、不透明部材に光透過部を設けた視野フレーム部材
32と、反射部材33やレンズ等との組み合わせによっ
て構成されている。主光学系の対物レンズと接眼レンズ
15との間には光路合成プリズム24が設けられ、この
光路合成プリズム24によって主光学系20と視野フレ
ーム光学系30の光路は一致させられる。この構成によ
れば、物体側から入射して視野フレーム部材32の光透
過部を透過した光束は、接眼レンズ15を通して視野フ
レーム像として、上記ファインダ像に重なって観察され
る。
【0003】一方、距離計光学系40は、正の対物レン
ズ44と複数の反射面からなる反射部材41とから構成
され、距離計像を視野フレーム部材32の近傍に結像さ
せる。このとき不透明部材からなる視野フレーム部材3
2の周辺部にはフレームを形成する光透過部が、中心部
には距離計像を透過する光透過部が設けられているた
め、距離計像は視野フレーム像に合成され、視野フレー
ム光学系30の光路を経て接眼レンズ15を通してファ
インダ像と重なって観察される。視野フレーム像は明る
く明瞭に観察されることが求められるため、視野フレー
ム光学系30の入射側光軸を主光学系20の光軸と平行
にし、視野フレーム部材32を物体側に向ける配置が望
ましい。一方、距離計の精度を高めるために、主光学系
の入射光軸と距離計光学系の入射光軸との基線長Lはで
きるだけ長くする必要がある。
【0004】基線長Lは、距離計光学系の入射面から対
物レンズ44までの距離と、対物レンズ44の焦点距離
と、視野フレーム部材32から主光学系20までの距離
とでほぼ決まる。対物レンズ44の焦点距離は、主光学
系20のファインダー倍率と距離計光学系のファインダ
ー倍率を一致(二重像の大きさを一致)させる必要から
決まり、距離計光学系入射面から対物レンズ44までの
距離は反射部材41の大型化を避けるためにはできるだ
け小さくする必要があるため、基線長Lを長く確保する
ためには視野フレーム部材32と主光学系20との(基
線長L方向の)距離Pを大きくする必要がある。しかし
ながら、視野フレーム部材32の近傍に距離計像を結像
する従来の構成では、視野フレーム像を明瞭に観察する
ために視野フレーム部材32を物体側に向けて、視野フ
レーム部材32に物体側から光が良く当たる配置とし、
さらに主光学系を通した被写体像の視度と、視野フレー
ム部材32及びその近傍の距離計像に対する視度とをほ
ぼ一致させる為に、接眼レンズに対して主光学系20の
対物レンズによる虚像位置と視野フレーム部材32の位
置とをほぼ等価にするには視野フレーム部材32が主光
学系20に近づいてしまい、基線長Lを長くすることが
困難になるという問題がある。また、図7に示すよう
に、視野フレーム部材32と主光学系20とを離して配
置するために光路合成プリズム24から距離計光学系4
0の光軸を斜め方向に延長した例も見られるが、このよ
うな構成では視野フレーム部材32を物体側に向けるこ
とができず、視野フレーム像が不明瞭になるといった問
題があった。
【0005】また、これらのファインダ光学系をカメラ
に搭載する場合、主光学系以外の視野フレーム光学系と
距離計光学系のカメラ前後方向の厚さ(長さ)は、カメ
ラの小型化を図ると同時に他の部材を実装する空間を確
保するために、できるだけ小さいことが好ましい。しか
し、上述した従来構造では、前者は視野フレーム部材3
2よりも前方(物体側)に距離計光学系を配置する必要
があり、後者は視野フレーム部材32への入射光軸を主
光学系20の入射光軸と略平行に配置する為の光学系を
配置する空間が必要になるため、視野フレーム光学系と
距離計光学系のカメラ前後方向の厚さを小さくすること
が困難であった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、明瞭な視野フレーム像が観察
できると共に、ファインダ主光学系と距離計光学系との
基線長を長くすることができる、二重像合致式ファイン
ダ光学系を得ることを目的とする。また本発明は、視野
フレーム光学系と距離計光学系のカメラ前後方向の寸法
を小さくできる二重像合致式ファインダ光学系を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、視野フレーム光学系の光路と
距離計光学系の光路とを、視野フレーム部材よりも主光
学系側で一致させることにより距離計光学系との基線長
を長くし、かつ視野フレーム光学系と距離計光学系のカ
メラ前後方向の寸法を小さくするという着想に基づいて
なされたものである。
【0008】すなわち、本発明は、ファインダ像を観察
する主光学系と;視野フレーム部材を含み視野フレーム
像を形成する視野フレーム光学系と;主光学系の入射光
軸に対して所定の基線長だけ離れた入射光軸を有し距離
計像を形成する距離計光学系と;を備え、上記主光学系
と視野フレーム光学系と距離計光学系との光路を合成し
て、上記ファインダ像と視野フレーム像と距離計像とを
同一視野内で観察する二重像合致式ファインダ光学系に
おいて、視野フレーム部材を透過した光束を主光学系内
の光路合成部材側に屈曲させる視野フレーム反射部材
と;距離計光学系の入射光軸をこの視野フレーム反射部
材に向けて屈曲させる距離計光学系反射部材と;この距
離計光学系反射部材からの距離計光学系の光束を主光学
系側に屈曲させて視野フレーム光学系と合成する、視野
フレーム反射部材に一体に設けられた距離計光路合成部
材と;を設け、距離計光学系による距離計像を、距離計
光路合成部材より距離計光学系反射部材側に、主光学系
側から見て視野フレーム部材と光学的に略等距離な位置
に形成されるようにしたことを特徴としている。
【0009】本発明のファインダ光学系は、次の条件式
(1)、(2)を満足することが好ましい。 (1)|θF|<20゜ (2)100゜<θM<160゜ 但し、 θF;視野フレーム部材近傍における視野フレーム光学
系の光軸と主光学系の入射光軸とのなす角度、 θM;距離計光路反射部材から距離計光路合成部材に入
射する光軸と該距離計光路合成部材で反射した光軸との
なす角度、である。
【0010】距離計光学系反射部材は、例えば、距離計
光学系の入射光軸を主光学系側に屈曲させる第一の距離
計光学系反射部材と、この第一の距離計光学系反射部材
で屈曲された光軸を距離計光路合成部材に向けて屈曲さ
せる第二の距離計光学系反射部材とから形成することが
できる。このとき次の条件式(3)を満足することが好
ましい。 (3)100゜<θD<160゜ 但し、 θD:第二の距離計光学系反射部材に入射する距離計光
学系の光軸と、第二の距離計光学系反射部材によって反
射された距離計光学系の光軸とのなす角度、である。
【0011】上記第一、または第二の距離計光学系のい
ずれかの反射部材は、直交する2つの反射面を有するダ
ハ反射面から構成することができる。
【0012】本発明のファインダ光学系によると、視野
フレーム部材を、主光学系の光軸に対して略直交させて
配置することができ、明瞭な視野フレーム像を得ること
ができる。
【0013】
【発明の実施形態】図3ないし図5は本発明によるファ
インダ光学系を搭載したカメラの実施形態を示し、図1
はファインダ光学系単体の構成を、前後方向を図4とは
逆にして示している。このカメラは、焦点調節機構を有
する撮影光学系10と二重像合致式ファインダ光学系を
有するが、この撮影光学系とファインダ光学系とが、光
学的にも機械的にも独立していて、それぞれが、測距ユ
ニット(測距系)16による被写体距離に関する情報に
よって、独立して駆動される点に特徴がある。図4にお
いて、17はシャッタボタン、18は、撮影距離入力ダ
イヤルである。
【0014】二重像合致式ファインダ光学系は、カメラ
正面に向かって右側から、主光学系20と、視野フレー
ム光学系30と、距離計光学系40とを備えている。主
光学系20は、物体側から順に、カメラのファインダ窓
21に嵌めた平凹レンズの第1対物レンズ22、負メニ
スカスレンズの第2対物レンズ23、光路合成プリズム
24、両凸レンズの第1接眼レンズ25、および平凸の
第2接眼レンズ26より構成され、負の対物レンズ2
2、23によって生じる虚像を正の第1接眼レンズ2
5、第2接レンズ26で正立正像として観察する、いわ
ゆる逆ガリレオ式ファインダ光学系を形成している。光
路合成プリズム24はハーフミラー等から構成してもよ
い。
【0015】視野フレーム光学系30は、物体側から順
に、採光窓31、視野フレーム32、およびプリズム3
3を備えている。視野フレーム32は、ファインダ内に
視野を定める光透過部を形成するもので、光透過部を形
成した不透明部材、もしくはLCDなどで構成すること
ができる。採光窓31から入射して視野フレーム32の
光透過部を透過した光束は、プリズム33の反射面(全
反射面)33aによって主光学系20側に光路を曲げら
れ、さらに光路合成プリズム24によって主光学系光路
に入射する結果、第1接眼レンズ25、第2接眼レンズ
26を介して、ファインダ像と視野フレーム像とが同一
視野に重なって観察される。視野フレーム32の光透過
部は、視野フレーム光学系30(主光学系20)の周辺
部に位置している。
【0016】距離計光学系40は、物体側から光路順
に、距離計窓41、第1ミラー42、第2ミラー43、
対物レンズ44、ダハプリズム45、および視野フレー
ム光学系30のプリズム33の反射面33aに接着した
プリズム46を備えている。対物レンズ44によって生
じる倒立像は、第1ミラー42及び第2ミラー43によ
って左右反転されると共に、ダハプリズム45によって
上下反転されて、正立の距離計像としてダハプリズム4
5の射出面近傍に形成される。さらにプリズム46の反
射面46bによって光路を曲げられ、視野フレーム光学
系30のプリズム33を通って主光学系20の光路合成
プリズム24内に入射し、その結果、第1接眼レンズ2
5、第2接眼レンズ26を介して、距離計像、ファイン
ダ像、および視野フレーム像とが同一視野に重なって観
察される。プリズム33の反射面33aは、視野フレー
ム光学系30にとっては全反射面であるが、距離計光学
系40にとっては透過面である。プリズム46はプリズ
ム33の反射面の中心付近に接合されており、視野フレ
ーム光学系30が使用しない光軸付近の光路を、距離計
光学系40が使用している。
【0017】距離計光学系40の入射光軸AXMは、主
光学系20の入射光軸AX0とは基線長Lだけ離れてほ
ぼ平行に配置されている。距離計光学系40はさらに距
離計像駆動機構(距離計像移動手段)50を有し、距離
計像駆動機構50は、モータ51、平歯車52、平歯車
53、及び扇形歯車54を備え、この扇形歯車54に距
離計像光学系40の第1ミラー42が固定されている。
モータ51の回転運動は平歯車52、53、扇形歯車5
4に伝達され、扇形歯車54が回転すると、第1ミラー
42が入射光軸を基線長Lの方向に振るように回転す
る。
【0018】図2は、接眼レンズ25を介して観察され
るファインダ視野を示す図である。前述のように、ファ
インダ像12a、視野フレーム像12b、および距離計
像12cとが同一視野に観察される。ファインダ像12
aと距離計像12cとは二重像として観察され、第1ミ
ラー42の回転によって距離計像12cはファインダ像
12aに対して基線長Lの方向に移動し、ファインダ像
12aと距離計像12cとが合致したりずれたりする。
ファインダ視野内において特定の被写体の距離計像12
cをファインダ像12aに対して相対的に移動させる第
1ミラー42の回転角、つまり、モータ51の回転角
(回転数)は、測距ユニット16によって検出される被
写体距離に関連した情報によって決定される。
【0019】図5は、本実施形態のカメラの制御系を概
念的に示すブロック図である。測距スイッチ71とレリ
ーズスイッチ72はシャッタボタン17に連動するスイ
ッチであり、シャッタボタン17を半押しすることで測
距スイッチ71がオンになり、さらにシャッタボタン1
7を押し込むことでレリーズスイッチ72がオンになる
ように設定されている。測距スイッチ71がオンになる
と、コントローラ(制御回路)90は、測距ユニット1
6を作動させて被写体の距離情報に関連した情報を得
る。次いで、この被写体の測距情報(被写体距離情報)
を基に、撮影光学系10の焦点調節機構(オートフォー
カス機構)101を作動させて撮影光学系10の焦点を
被写体に合わせると共に、距離計駆動機構50のモータ
51を作動させ、第1ミラー42を測距情報に応じた所
定の角度だけ回転させる。この結果、被写体のファイン
ダ像12aと距離計像12cとが合致して観察されるこ
とで、撮影者は被写体に合焦したことを知ることができ
る。さらにレリーズスイッチ72がオンになると、コン
トローラ90は、シャッタ駆動機構102を作動させて
露光をし、撮影を完了させる。
【0020】このように、本実施形態のカメラは、焦点
調節機構101の動作によって二重像合致式ファインダ
光学系を動作させるのではなく(焦点調節機構101と
二重像合致式ファインダ光学系を機械的に連動させるの
ではなく)、測距ユニット16が検出した被写体距離に
関連した情報によって、焦点調節機構101と距離計駆
動機構50を個別に動作させる点に特徴がある。この構
成によって、撮影しようとする意図している被写体に合
焦している(撮影時に合焦する)か否かを、ファインダ
によって確認することができる。なお、測距ユニット1
6が検出する被写体距離に関する情報を用いることな
く、撮影距離入力ダイヤル18で入力した被写体距離情
報を用いることもできる。
【0021】次に、二重像合致式ファインダ光学系につ
いて説明を加える。上述の視野フレーム光学系30にお
いて、視野フレーム部材32は主光学系20の光軸AX
0に略直交しており、この視野フレーム部材32の後方
に位置するレンズブリズム33は、視野フレーム部材3
2を透過した光束を主光学系20側に屈曲させる視野フ
レーム反射部材である。
【0022】また、上述の距離計光学系40において、
第1、第2の反射ミラー42、43は、距離計光学系4
0の入射光軸AXMを主光学系20側に屈曲させる第一
の距離計光学系反射部材であり、第1プリズム45は、
この第1、第2の反射ミラー42、43で屈曲された光
軸を、レンズプリズム33の反射面33aに接着された
プリズム46に向けて屈曲させる第二の距離計光学系反
射部材である。そして、このプリズム46は、この第1
プリズム45からの光束を主光学系20側に屈曲させて
視野フレーム光学系30と合成する距離計光路合成部材
を構成する。
【0023】第1、第2の反射ミラー42、43は、距
離計光学系40の光軸を直角方向よりも斜め前方に屈曲
させて第1プリズム45に入射させ、第1プリズム45
は、これを斜め後方に屈曲させてプリズム46に入射さ
せる。このような屈曲光路を構成することにより、視野
フレーム光学系30と距離計光学系40のカメラ前後方
向の厚さを小さくすることができる。
【0024】この距離計光学系40において、対物レン
ズ44によって生じる倒立像は、第1、第2の反射ミラ
ー42、43によって左右を反転され、さらに第1プリ
ズム45の互いに直交するダハ面45aによって上下を
反転されて、正立像として、第1プリズム45の射出面
45bとプリズム46の入射面46aとの間の位置X近
傍に結像される。この対物レンズ44の結像位置Xは、
主光学系20の接眼レンズ25、26から見て、視野フ
レーム部材32と光学長が等価な位置にあり、また、距
離計光学系40の光路は、視野フレーム光学系30の光
路と合成された上で光路合成プリズム24の半透過性反
射面24aによって主光学系20の光路と合致させられ
るため、距離計像は視野フレーム像とともにファインダ
ー像と重なって、接眼レンズ25、26を介して同一視
野に観察される。
【0025】また、視野フレーム像はファインダ視野の
周辺に配置するのが一般的であるため、視野フレーム光
学系30が光路として使用するのはレンズプリズム33
の反射面33aの周辺部だけである。一方、距離計像は
ファインダ視野の中心に配置するのが一般的であり、距
離計光学系40の光路はレンズプリズム33の反射面3
3aの中心部だけ透過できればよい。
【0026】この実施形態の光学構成では、レンズプリ
ズム33の反射面33aの中心部に距離計光学系40の
第2プリズム46の射出面46cを接合することで、視
野フレーム光学系30の光路と距離計光学系40の光路
とを合致させている。この構成によれば、視野フレーム
光学系30の光路は反射面33aの周辺部を全反射によ
って偏向することができるため、反対面33aに増反射
コート等の処理をしなくとも明瞭な視野フレーム像を観
察することができる。また、レンズプリズム33と第2
プリズム46を樹脂の一体成形によって加工すれば、コ
スト低減が可能になる。
【0027】条件式(1)は、主光学系20と視野フレ
ーム光学系30の光軸の角度について規定する。条件式
(1)を満足することにより、視野フレーム部材32を
通過する視野フレーム光学系30の光軸が主光学系20
の入射光軸に対してほぼ平行となる。つまり、視野フレ
ーム部材32を主光学系20の光軸と略直交させること
ができる。そのため、物体側から入射する光束を視野フ
レーム像の光源として取り込むことができ、ファインダ
像に対する視野フレーム像の明るさの比率を常に一定に
保つことができ、明瞭な視野フレーム像を得ることがで
きる。条件式(1)の上限を超えると、明瞭な視野フレ
ーム像を得られなくなる。
【0028】距離計光学系40の入射光軸と主光学系2
0の入射光軸との基線長Lは、測距精度を高めるために
はできるだけ長く確保する必要がある。一方、距離計光
学系40等の構成部材をカメラに実装する上では、カメ
ラ内部の空間を有効利用するために距離計光学系40の
光路をできるだけカメラ本体の前方に寄せて配置する必
要がある。
【0029】視野フレーム光学系30から分岐した距離
計光学系40の光路を、条件式(2)のように斜め前方
に傾けて配置することで、距離計光学系40の光路長に
対して基線長Lを比較的長くすることができ、しかも距
離計光学系40の光路をカメラ本体の前方に寄せて配置
することができる。条件式(2)の下限を超えると、距
離計光学系40の光路と視野フレーム光学系30の光路
とが干渉してしまう。また条件式(2)の上限を超える
と、距離計光学系40の光路がカメラ本体の内側に入り
込みすぎ、カメラを構成する部材の実装が困難になって
しまう。
【0030】主光学系20と距離計光学系40との基線
長Lを長くするためには、第1プリズム45に入射する
光軸と射出する光軸とのなす角度は180゜に近いほう
がよく、一方、対物レンズ44と結像位置Xとの間に第
二の距離計光学系反射部材を、比較的短い光路長と小さ
な配置空間で配置するためには、上記角度は小さいほう
がよい。
【0031】条件式(3)のように第1プリズム45に
入射する光軸と射出する光軸とのなす角度を設定するこ
とで、最もバランスよく主光学系20と距離計光学系4
0との基線長Lを長く確保すると共に、第1プリズム4
5の光路長を短くすることができる。条件式(3)の下
限を超えると主光学系20と距離計光学系40との基線
長Lが短くなりすぎる。条件式(3)の上限を超えると
第1プリズム45の光路長を短くすることができなくな
る。
【0032】距離計光学系40は正の対物レンズ44に
よって倒立像を形成するため、正立光学系が必要であ
る。反射面の組み合わせによる正立光学系は上下方向、
左右方向共にそれぞれ少なくとも2面ずつの反射面が必
要であり、長い光路長と大きな配置空間を必要とする。
本実施形態では、第1プリズム45を入射面と反射面と
を含む平面内で2つの反射面を直交させたダハプリズム
とし、短い光路長と小さな配置空間で正立光学系を形成
している。
【0033】本実施形態では、第1の距離計光学系反射
部材を、2枚のミラー(第1ミラー42、第2ミラー4
3)から構成したが、直行する2つの反射面を有するダ
ハ反射面を備えたダハプリズムやダハミラーを使用して
もよい。また、本実施形態では、第1プリズム45をダ
ハプリズムとして構成したが、同じような反射面をミラ
ーで形成したダハミラーを使用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、明瞭な視野フレーム像
が観察できると共に、ファインダ主光学系と距離計光学
系との基線長を長くすることができる、二重像合致式フ
ァインダ光学系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重像合致式ファインダ光学系の
実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明による二重像合致式ファインダ光学系の
ファインダ像の模式図である。
【図3】本発明の二重像合致式ファインダ光学系を搭載
したカメラの正面図である。
【図4】図3のカメラのファインダ光学系部分の横断面
図である。
【図5】図3のカメラの制御系のブロック図である。
【図6】従来の二重像合致式ファインダ光学系の一形態
を示す図である。
【図7】従来の二重像合致式ファインダ光学系の別の形
態を示す図である。
【符号の説明】
20 主光学系 22 対物第1レンズ 23 対物第2レンズ 25 第1接眼レンズ 26 第2接眼レンズ 24 光路合成プリズム(光路合成部材) 24a 半透過性反射面 30 視野フレーム光学系 32 視野フレーム部材 33 レンズブリズム(視野フレーム反射部材) 33a 反射面 40 距離計光学系 42 第1ミラー(第1の距離計光学系反射部材) 43 第2ミラー(第1の距離計光学系反射部材) 44 対物レンズ 45 第1プリズム(ダハ反射面、第2の距離計光学系
反射部材) 45a ダハ面 46 第2プリズム(距離計光路合成部材) 46a 入射面 46b 反射面 46c 射出面 L 基線長 X 距離計像形成位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月24日(2000.3.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】二重像合致式ファインダ光学系は、カメラ
正面に向かって右側から、主光学系20と、視野フレー
ム光学系30と、距離計光学系40とを備えている。主
光学系20は、物体側から順に、カメラのファインダ窓
21に嵌めた平凹レンズの第1対物レンズ22、負メニ
スカスレンズの第2対物レンズ23、光路合成プリズム
24、両凸レンズの第1接眼レンズ25、および平凸の
第2接眼レンズ26より構成され、負の対物レンズ2
2、23によって生じる虚像を正の第1接眼レンズ2
5、第2接眼レンズ26で正立正像として観察する、い
わゆる逆ガリレオ式ファインダ光学系を形成している。
光路合成プリズム24はハーフミラー等から構成しても
よい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ像を観察する主光学系と;視
    野フレーム部材を含み視野フレーム像を形成する視野フ
    レーム光学系と;主光学系の入射光軸に対して所定の基
    線長だけ離れた入射光軸を有し距離計像を形成する距離
    計光学系と;を備え、上記主光学系と視野フレーム光学
    系と距離計光学系との光路を合成して、上記ファインダ
    像と視野フレーム像と距離計像とを同一視野内で観察す
    る二重像合致式ファインダ光学系において、 上記視野フレーム部材を透過した光束を主光学系内の光
    路合成部材側に屈曲させる視野フレーム反射部材と;上
    記距離計光学系の入射光軸をこの視野フレーム反射部材
    に向けて屈曲させる距離計光学系反射部材と;この距離
    計光学系反射部材からの距離計光学系の光束を主光学系
    側に屈曲させて視野フレーム光学系と合成する、上記視
    野フレーム反射部材に一体に設けられた距離計光路合成
    部材と;を有し、 上記距離計光学系による距離計像は、上記距離計光路合
    成部材より距離計光学系反射部材側に、主光学系側から
    見て上記視野フレーム部材と光学的に略等価な位置に形
    成されることを特徴とする二重像合致式ファインダ光学
    系。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファインダ光学系におい
    て、次の条件式(1)、(2)を満足する二重像合致式
    ファインダ光学系。 (1)|θF|<20゜ (2)100゜<θM<160゜ 但し、 θF;視野フレーム部材近傍における視野フレーム光学
    系の光軸と主光学系の入射光軸とのなす角度、 θM;距離計光路反射部材から距離計光路合成部材に入
    射する光軸と該距離計光路合成部材で反射した光軸との
    なす角度。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のファインダ光学
    系において、距離計光学系反射部材は、距離計光学系の
    入射光軸を主光学系側に屈曲させる第一の距離計光学系
    反射部材と、この第一の距離計光学系反射部材で屈曲さ
    れた光軸を距離計光路合成部材に向けて屈曲させる第二
    の距離計光学系反射部材とを備えている二重像合致式フ
    ァインダ光学系。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のファインダ光学系におい
    て、上記第二の距離計光学系反射部材は次の条件式
    (3)を満足する二重像合致式ファインダ光学系。 (3)100゜<θD<160゜ 但し、 θD:第二の距離計光学系反射部材に入射する距離計光
    学系の光軸と、第二の距離計光学系反射部材によって反
    射された距離計光学系の光軸とのなす角度。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のファインダ光学
    系において、上記第二の距離計光学系反射部材は、直交
    する2つの反射面を有するダハ反射面を有する二重像合
    致式ファインダ光学系。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載のファインダ光学
    系において、上記第一の距離計光学系反射部材は、直交
    する2つの反射面を有するダハ反射面を有する二重像合
    致式ファインダ光学系。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    ファインダ光学系において、視野フレーム部材は、主光
    学系の光軸に対して略直交している二重像合致式ファイ
    ンダ光学系。
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