JP2000249263A - 多層パイプ - Google Patents
多層パイプInfo
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Abstract
パイプを得ること。 【解決手段】 エチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)、ポリアミド樹脂(B)、オレフィン−不飽和カ
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)、および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)からな
り、配合重量比が下記式(1)〜(4)を満足する樹脂
組成物を有する多層パイプ。
Description
温水循環法によるセントラルヒーティング、就中フロア
ーヒーティング設備に用いられる多層パイプであって、
エチレン−ビニルアルコール共重合体(A)、ポリアミ
ド樹脂(B)、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体
またはその金属塩(C)および11以下の溶解性パラメ
ーター(Fedorsの式から算出)を有する前記樹脂
以外の熱可塑性樹脂(D)からなる樹脂組成物を有する
多層パイプに関する。
ングパイプとしては、金属製のパイプが主として使われ
てきた。フロアーヒーティングパイプは施工時にコンク
リート内に埋められて、床下に設置される場合が多く、
一度設置されるとその後の補修が非常に困難であり、し
かも通常約50年の長期にわたる耐久性が要求される。
かかる厳しい条件下では、金属製のパイプに比べて安価
で、かつパイプ材質自体の腐食もないプラスティック製
パイプの方が好適である。このようなプラスティック製
のパイプ材料としてポリエチレン、ポロプロピレン、ポ
リブテン等が使用されるが、かかるプラスティックパイ
プを温水循環方式によるフロアーヒーティングシステム
に使用すると、熱交換器、ポンプ等の金属製の部分に酸
素による腐食という問題が生じる。この腐食の原因につ
いては、大気中に存在する酸素がプラスティック壁を通
してパイプ中を循環する温水中に浸透、溶解するためと
考えられた。そこで、アルミニウムを中間層とする多層
ポリエチレンパイプが使用されたが、温度変化に起因す
ると考えられるアルミニウム層の亀裂が発生するため
に、前記要求を満足するに至っていない。この解決策と
して、酸素ガスバリア性に優れたプラスティック樹脂と
ポリエチレンとからなる様々な多層パイプが評価され
た。その中でもエチレン−ビニルアルコール共重合体
(以下、EVOHという)を使用した多層パイプが最も
バリア性、機械強度に優れていることが確認され、今
日、EVOH系多層プラスティックパイプがフロアーヒ
ーティングパイプとして幅広く使用されている。
ィック樹脂と比較して非常に剛直な樹脂であるため、多
層パイプを極端に折り曲げる際に、EVOH層にクラッ
クが生じる問題がある。更に、2本のパイプを金属製の
コネクターで接続する場合に、特殊な拡大治具にてまず
パイプ端部の径を拡大しなければならないが、その際
も、特に外気温が非常に低い環境下の作業の時には、E
VOH層に大きなクラックが生じるケースがある。
を有し、かつ特に低温での柔軟性を有するEVOH系多
層プラスティックパイプの開発が強く望まれている。
ビニルアルコール共重合体(A)、ポリアミド樹脂
(B)、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体または
その金属塩(C)および11以下の溶解性パラメーター
(Fedorsの式から算出)を有する前記樹脂以外の
熱可塑性樹脂(D)からなり、この(A)〜(D)の樹
脂を特定の比率で含有するる樹脂組成物を有する多層パ
イプを提供することによって解決される。この樹脂組成
物はバリア性、機械強度、柔軟性、特に低温での柔軟性
に優れており、上記課題が解決される。
ルコール共重合体(A)、ポリアミド樹脂(B)、オレ
フィン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩
(C)、および11以下の溶解性パラメーター(Fed
orsの式から算出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性
樹脂(D)からなり、配合重量比が下記式(1)〜
(4): 0.6≦W(A+D)/W(T)≦0.995 (1) 0.005≦W(B+C)/W(T)≦0.4 (2) 0.5≦W(A)/W(A+D)≦0.99 (3) 0.02≦W(B)/W(B+C)≦0.98 (4) (但し、W(A);組成物中の(A)の重量 W(B);組成物中の(B)の重量 W(B+C);組成物中の(B)と(C)との合計重量 W(A+D);組成物中の(A)と(D)との合計重量 W(T);組成物の合計重量) を満足する樹脂組成物を有する多層パイプに関する。
パイプは、配合重量比 W(B)/W(B+C)が0.
5以下の樹脂組成物を有する。
パイプは、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)が連続相、熱可塑性樹脂(D)が分散相となる樹
脂組成物を有する。
の多層パイプは、ポリアミド樹脂(B)およびオレフィ
ン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)
を先に溶融混合してから、エチレン−ビニルアルコール
共重合体(A)および熱可塑性樹脂(D)と溶融混合し
て得られる樹脂組成物を有する。
の多層パイプは、温水循環用パイプである。
(A)と熱可塑性樹脂(D)とを相容させるに際し、相
容化剤としてポリアミド樹脂(B)とオレフィン−不飽
和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)の2成分
を使用することが最大の特徴である。ポリアミド樹脂
(B)とオレフィン−不飽和カルボン酸共重合体または
その金属塩(C)との組合せを使用することにより、E
VOH(A)と熱可塑性樹脂(D)間の相容性を著しく
改善することができ、優れた特性を有する樹脂組成物を
得ることができる。換言すれば、相容性の良くない樹
脂、即ち、溶解性パラメーターの大きく異なる樹脂であ
るEVOH(A)と熱可塑性樹脂(D)との相容性を向
上させる方策として、EVOH(A)に相容性の良いポ
リアミド樹脂(B)と熱可塑性樹脂(D)に相容性の良
いオレフィン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金
属塩(C)を相容化剤として使用することにより、本発
明の樹脂組成物を見出すに至った。
は、エチレン−ビニルエステル共重合体をけん化して得
られるものが好ましく、その中でも、エチレン含有量は
15〜70モル%、好適には20〜65モル%、最適に
は25〜60モル%であるものが好ましく、さらに、ビ
ニルエステル成分のけん化度は85%以上、90%以上
のものがより好ましく使用できる。エチレン含有量が1
5モル%未満では溶融成形性が悪く、耐水性、耐熱水性
が低下する虞がある。一方、70モル%を超える場合
は、バリア性が不足する虞がある。また、けん化度が8
5%未満では、バリア性、熱安定性が悪くなる虞があ
る。さらに、エチレン含有量が70モル%を超えるか、
もしくはけん化度が85%未満では、ガスバリア性が低
下する虞がある。
しては酢酸ビニルが代表的なものとしてあげられるが、
その他の脂肪酸ビニルエステル(プロピオン酸ビニル、
ピバリン酸ビニルなど)も使用できる。また、EVOH
は共重合成分としてビニルシラン化合物0.0002〜
0.2モル%を含有することができる。ここで、ビニル
シラン系化合物としては、たとえば、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ(β
−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メタクリルオキシ
プロピルメトキシシランが挙げられる。なかでも、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランが好
適に用いられる。さらに、本発明の目的が阻害されない
範囲で、他の共単量体、例えば、プロピレン、ブチレ
ン、あるいは(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチルなどの不飽和カルボ
ン酸又はそのエステルまたはN−ビニルピロリドンなど
のビニルピロリドンを共重合することも出来る。
なメルトフローレート(MFR)(190℃、2160
g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最適には
0.5〜30g/10min.である。但し、融点が1
90℃付近あるいは190℃を超えるものは2160g
荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフ
で絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロッ
トし、190℃に外挿した値で表す。これらのEVOH
樹脂(A)は、それぞれ単独で用いることもできるし、
2種以上を混合して用いることもできる。
は、アミド結合を有する重合体であって、例えば、ポリ
カプロアミド(ナイロン−6)、ポリウンデカンアミド
(ナイロン−11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン
−12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−
6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6,12)の如き単独重合体、カプロラクタム/ラウリ
ルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラ
クタム/アミノウンデカン酸重合体(ナイロン−6/1
1)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸重合体(ナ
イロン−6,9)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジ
アンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/6,
6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウム
アジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート
共重合体(ナイロン−6/6,6/6,12)、アジピ
ン酸とメタキシリレンジアミンとの重合体、あるいはヘ
キサメチレンジアミンとm,p−フタル酸との重合体で
ある芳香族系ナイロンなどが挙げられる。これらのポリ
アミド樹脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、
2種以上を混合して用いることもできる。
リアミド樹脂(B)のうち、ナイロン6成分を含むポリ
アミド樹脂(例えば、ナイロン−6、ナイロン−6,1
2、ナイロン−6/12、ナイロン−6/6,6等)が
好ましい。EVOHとポリアミド樹脂は高温での溶融過
程で反応してゲル化するため、ブレンド組成物の熱劣化
を抑制する点から、ポリアミド樹脂(B)の融点は24
0℃以下が好ましく、230℃以下がより好ましい。
適なメルトフローレート(MFR)(210℃、216
0g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最適に
は0.5〜30g/10min.である。但し、融点が
210℃付近あるいは210℃を超えるものは2160
g荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラ
フで絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロ
ットし、210℃に外挿した値で表す。
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)とは、オレフ
ィン、特にα−オレフィンと不飽和カルボン酸とからな
る共重合体、および、この共重合体分子中のカルボキシ
ル基を有するポリオレフィンおよびポリオレフィン中に
含有されるカルボキシル基の全部あるいは一部が金属塩
の形で存在しているものをいう。ここで、オレフィン−
不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩を使用する
ことが極めて重要であり、後述の比較例でも示すよう
に、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体またはその
金属塩(C)を使用しない系では、本発明の効果を奏す
ることはできない。
樹脂組成物において、オレフィン−不飽和カルボン酸共
重合体より、その金属塩の方がより好ましく用いられ
る。オレフィン−不飽和カルボン酸共重合体より、その
金属塩を用いる方が優れている理由は明確でないが、金
属塩の方が極性が高くなるために、ポリアミド樹脂に対
する相容性が増すためと考えられる。
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)の中でも、ポ
リオレフィンと不飽和カルボン酸またはその無水物をラ
ンダム共重合して得られる重合体が好ましく、エチレン
と不飽和カルボン酸またはその無水物がランダムに共重
合していることがさらに望ましい。ランダム共重合体ま
たはその金属塩がグラフト化合物よりも優れている理由
は、グラフト化合物では、相容性を発揮するのに必要な
高い酸含有量を得ることが難しいためである。さらに、
不飽和カルボン酸、例えば無水マレイン酸のグラフト化
合物の場合は、EVOH中の水酸基とグラフト共重合体
中のカルボキシル基が反応して、ゲル・ブツの原因とな
るため、好ましくない場合がある。
2〜15モル%、さらに好ましくは3〜12モル%であ
る。不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸、
メタアクリル酸、エタアクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、無水マレイン
酸などが例示され、特にアクリル酸あるいはメタアクリ
ル酸が好ましい。また、共重合体に含有されても良い他
の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルの
ようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸イソブチ
ル、マレイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸エス
テル、一酸化炭素などが例示される。
金属塩における金属イオンとしては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カ
ルシウムなどのアルカリ土類金属、亜鉛などの遷移金属
が例示され、特に亜鉛を用いた場合がポリアミド樹脂に
対する相容性の点で好ましい。オレフィン−不飽和カル
ボン酸共重合体の金属塩における中和度は、100%以
下、特に90%以下、さらに70%以下の範囲が望まし
い。中和度の下限値については、通常5%以上、特に1
0%以上、さらには30%以上が望ましい。
ン酸共重合体またはその金属塩(C)の好適なメルトフ
ローレート(MFR)(190℃、2160g荷重下)
は、好ましくは0.05〜50g/10分、さらに好ま
しくは0.5〜30g/10分である。これらのオレフ
ィン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩は、
それぞれ単独で用いることもできるし、2種以上を混合
して用いることもできる。
は、成分(A)、(B)、(C)とは異なる熱可塑性樹
脂であり、溶解性パラメーターが11以下である事が重
要である。即ち、熱可塑性樹脂(D)とオレフィン−不
飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)の溶解
性パラメーター(Fedorsの式から算出)に近いこ
とにより、結果として、4成分(A)、(B)、
(C)、(D)間の相容性が向上する。熱可塑性樹脂
(D)の溶解性パラメーターが11以上である場合、4
成分(A)、(B)、(C)、(D)間の相容性が低下
し、機械強度等が著しく低下する。
樹脂(D)として、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが挙げられる。その中
でも、ポリオレフィン系樹脂が最も好ましく、高密度も
しくは低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1などのα−オレフィンの単独重合体、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1などから選ばれ
たα−オレフィン同士の共重合体などが例示される。ま
た、α−オレフィンに以下の成分:ジオレフィン、塩化
ビニル、酢酸ビニルなどのビニル化合物、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステルなどの不飽和カルボン酸
エステルなど;を共重合したものも含まれる。また、ス
チレン系樹脂としては、ポリスチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS)、アク
リロニトリル−スチレン共重合樹脂(AS)、スチレン
−イソプレンとのブロック共重合体、あるいはスチレン
−イソプレンとのブロック共重合体等が挙げられる。こ
れらの熱可塑性樹脂は、それぞれ単独で用いることもで
きるし、2種以上を混合して用いることもできる。
なメルトフローレート(MFR)(190℃、2160
g荷重下)は、好ましくは0.05〜100g/10
分、さらに好ましくは0.05〜50g/10分、最適
には0.5〜30g/10分である。但し、融点が19
0℃付近あるいは190℃を超えるものは2160g荷
重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフで
絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロット
し、190℃に外挿した値で表す。これらの熱可塑性樹
脂(D)は、それぞれ単独で用いることもできるし、2
種以上を混合して用いることもできる。
は、低ヤング率であることが好ましい。EVOH(A)
は一般のポリマーに比べて剛性が高く柔軟性に欠けるた
め、機械強度、耐衝撃性が劣る。そこで、EVOH
(A)と熱可塑性樹脂(D)とを配合させる場合には、
良好な機械強度、耐衝撃性を発現させるために、一般的
には低ヤング率の樹脂を配合することが好ましい。例え
ば、20℃における弾性モジュラス(ASTM D88
2)が500kg/cm2以下の熱可塑性樹脂(D)を
EVOH(A)にブレンドすることが特に有効である。
20℃における弾性モジュラスについては、より好適に
は400kg/cm2以下であり、さらに好適には30
0kg/cm2以下である。
である熱可塑性樹脂(D)の例としては、超低密度ポリ
エチレン(VLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合
体(EEA)、エチレン−プロピレン共重合体(EP
R)、スチレン系エラストマー(SBS、SEBS、S
EPS、SBR樹脂等)などが挙げられる。
(D)の樹脂を配合した樹脂組成物を成形して得られる
が、各(A)〜(D)成分の配合重量比は下記式(1)
〜(4)を満足するものである。 0.6≦W(A+D)/W(T)≦0.995 (1) 0.005≦W(B+C)/W(T)≦0.4 (2) 0.5≦W(A)/W(A+D)≦0.99 (3) 0.02≦W(B)/W(B+C)≦0.98 (4) (但し、W(A);組成物中の(A)の重量 W(B);組成物中の(B)の重量 W(B+C);組成物中の(B)と(C)との合計重量 W(A+D);組成物中の(A)と(D)との合計重量 W(T);組成物の合計重量) (1)〜(4)式は、それぞれ好適には、 0.65≦W(A+D)/W(T)≦0.99 (1’) 0.01≦W(B+C)/W(T)≦0.35 (2’) 0.5≦W(A)/W(A+D)≦0.98 (3’) 0.04≦W(B)/W(B+C)≦0.96 (4’) であり、より好適には、 0.70≦W(A+D)/W(T)≦0.985 (1”) 0.015≦W(B+C)/W(T)≦0.30 (2”) 0.5≦W(A)/W(A+D)≦0.97 (3”) 0.05≦W(B)/W(B+C)≦0.95 (4”) である。
える場合あるいはW(B+C)/W(T)が0.005
未満の場合には、EVOH(A)と熱可塑性樹脂(D)
の相容性が低下し、本発明の効果が得られない。また、
W(A+D)/W(T)が0.6未満の場合あるいは
W(B+C)/W(T)が0.4を超える場合には、組
成物全体の量のうちEVOH(A)と熱可塑性樹脂
(D)の比率が低下するため、本来EVOH(A)の有
するバリア性や熱可塑性樹脂(D)の有する溶融成形性
等の性能が低下する。
上、0.99以下の範囲、好ましくは0.55以上、
0.98以下、より好ましくは、0.6以上、0.97
以下の範囲である。0.5未満の場合にはEVOHが連
続相を形成しにくくなり、組成物のガスバリア性が不足
し、 W(A)/W(A+D)が0.99を超える場合
には組成物の柔軟性の改善効果が不充分である。
2未満の場合、EVOH(A)とポリアミド樹脂(B)
の相容性が低下し、 W(B)/W(B+C)が0.9
8を超える場合、オレフィン−不飽和カルボン酸共重合
体またはその金属塩(C)と熱可塑性樹脂(D)との相
容性が低下する。各成分間の相容性の低下は、樹脂組成
物自身の機械強度、あるいはバリア性の低下につなが
る。
−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)と
の配合重量比W(B)/W(B+C)が、0.5以下で
あることが、熱安定性の観点から好ましく、より好適に
は0.45以下であり、最適には0.4以下である。配
合重量比W(B)/W(B+C)がかかる範囲にあるこ
とで、樹脂組成物の溶融安定性が改善され、長時間にお
よぶ溶融成形においても良好な外観の成形物を得ること
ができ、生産性が向上する。この理由は明らかではない
が、EVOH(A)とポリアミド樹脂(B)の反応が溶
融安定性に悪影響を与えているものと考えられる。
H(A)が連続相、熱可塑性樹脂(D)が分散相となる
樹脂組成物を用いて層構造を構成することが好ましい。
このような樹脂組成物を用いて層構造を構成することに
より、優れたバリア性を保持しながら柔軟性、機械強度
が改善された多層パイプが得られる。このような分散形
態を得るためには、 W(A)/W(A+D) の値を大
きくするか、あるいは(A)/(D)の溶融粘度比を小
さくすればよい。
記(A)〜(D)の樹脂の他に酸化防止剤を添加するこ
とが望ましい。例えば、3,5−t−ブチル−4−ヒド
ロキシトルエン、イルガノックス1010、イルガノッ
クス1076などの適切な酸化防止剤が用いられる。更
に、他の適切な添加剤(例えば熱安定剤、可塑剤、紫外
線吸収剤、着色剤、フィラー、他の樹脂など)含まれて
もよいが、これらの添加量剤は、本発明の容器の有する
効果を阻害しない範囲で使用される。
溶融混練装置により各成分を溶融混練することにより容
易に得ることができる。ブレンドする方法に関しては、
特に限定されるものではないが、EVOH(A)、ポリ
アミド樹脂(B)、オレフィン−不飽和カルボン酸共重
合体またはその金属塩(C)、熱可塑性樹脂(D)を同
時に単軸または二軸スクリュー押出機などでペレット化
し乾燥する方法、あるいはまず最初にポリアミド樹脂
(B)とオレフィン−不飽和カルボン酸共重合体または
その金属塩(C)を溶融混合−冷却−ペレット化した
後、EVOH(A)と熱可塑性樹脂(D)にドライブレ
ンドし、単軸または二軸スクリュー押出機などでペレッ
ト化し乾燥する方法等があげられる。
ように、まず最初に、ポリアミド樹脂(B)とオレフィ
ン−不飽和カルボン酸共重合体(C)またはその金属塩
とを溶融混合し、造粒・乾燥してから、 EVOH
(A)と熱可塑性樹脂(D)とにドライブレンドし、単
軸または二軸スクリュー押出機などで造粒し、乾燥する
方法が好ましい。この理由として、各成分を同時に溶融
混練する場合は、相容性の良い成分同士(例えば、EV
OH(A)とポリアミド樹脂(B))の混合が優先して
進む場合があるために、4成分からなる樹脂組成物のモ
ルフォロジーを安定に制御することが難しいことがあ
る。しかしながら、ポリアミド樹脂(B)とオレフィン
−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)と
のブレンド物を予め作製しておくことにより、溶融混合
時の条件にあまり影響を受けずに、安定したEVOH
(A)と熱可塑性樹脂(D)の相容化効果が得られる。
が不均一になったり、ゲル、ブツが発生、混入したりす
る可能性があるので、ブレンドペレット化はなるべく混
練度の高い押出機を使用し、ホッパー口を窒素ガスでシ
ールし、低温で押出しすることが望ましい。
リアミド樹脂(B)、オレフィン−不飽和カルボン酸共
重合体またはその金属塩(C)および熱可塑性樹脂
(D)からなる樹脂組成物を有する多層パイプは、本発
明に用いられる樹脂組成物の単層構成の成形物とするこ
ともできるが、上記樹脂組成物と他の各種基材との、2
種以上の多層構成の成形物として使用できる。上記樹脂
組成物層とそれに隣接する熱可塑性樹脂層としては、高
密度、中密度、あるいは低密度のポリエチレン、酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル、あるいはブテン、ヘキセン
などのα−オレフィン類を共重合したポリエチレン、ア
イオノマー樹脂、ポリプロピレンホモポリマー、あるい
は、エチレン、ブテン、ヘキセンなどのα−オレフィン
類を共重合したポリプロピレン、ゴム系ポリマーをブレ
ンドした変性ポリプロピレンなどのポリオレフィン類、
あるいはこれらの樹脂に無水マレイン酸を付加、あるい
はグラフトした熱可塑性樹脂が好適なものとして挙げら
れる。さらにその他の熱可塑性樹脂層として、ポリアミ
ド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂な
どが挙げられる。
る樹脂組成物層とそれに隣接する熱可塑性樹脂層との間
に接着性樹脂層を有していても良い。接着性樹脂は特に
限定されるものではないが、不飽和カルボン酸またはそ
の無水物(無水マレイン酸など)をオレフィン系重合体
または共重合体(例えば、LLDPE、VLDPEな
ど)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体にグラフトしたものが
代表的なものとして挙げられる。
特に限定されるものではないが、例えば2台または3台
の押出機と多層用円形ダイを用いて行う共押出成形操作
で、最も効率的にエンドレスパイプを得ることができ
る。
特に限定されるものではないが、成形性およびコスト等
を考慮した場合、熱可塑性樹脂層/酸素バリア層/熱可
塑性樹脂層、酸素バリア層/接着性樹脂層/熱可塑性樹
脂層、熱可塑性樹脂層/接着性樹脂層/酸素バリア層/
接着性樹脂層/熱可塑性樹脂層が代表的なものとして挙
げられる。両外層に熱可塑性樹脂層を設ける場合は、異
なる樹脂を用いてもよいし、同じものを用いてもよい。
リア性、機械強度、柔軟性等に優れた多層パイプとして
有用である。本発明の多層パイプは前述したとおり、温
水循環用パイプとして特に有用であるが、燃料用パイ
プ、あるいはその他の各種液体、またはガス用パイプと
しても使用することができる。
明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
の多層パイプ用の樹脂組成物として用いた樹脂成分を以
下の表1〜4に示す。
ミド樹脂としてB−1、オレフィン−不飽和カルボン酸
共重合体またはその金属塩としてC−1、および熱可塑
性樹脂としてD−1を用いて樹脂組成物を作成し、多層
パイプを作製した。
ド樹脂(B−1)2重量部、エチレン−メタクリル酸ラ
ンダム共重合体(EMAA;C−1)3重量部および超
低密度ポリエチレン(VLDPE;D−1)15重量部
からなるブレンド物を以下の方法で得た。すなわち、ま
ずポリアミド樹脂(B−1)とEMAA(C−1)を二
軸スクリュータイプのベント式押出機に入れ、窒素の存
在下220℃で押出しペレット化を行い、得られたブレ
ンドペレット、EVOH(A−1)およびVLDPE
(D−1)を再度同様の方法でブレンドし、EVOH樹
脂組成物のペレットを得た。
ローレート0.5g/10分の高密度ポリエチレン(H
DPE:三菱油化製ユカロンハードBX−50)100
重量部、アセトンに溶解したビニルトリメトキシシラン
2重量部およびジクミルパーオキサイド0.2重量部を
混合した。その混合物を、一軸スクリューを用いて23
0℃でストランド状に押し出し、ビニルシランが1.5
重量%付加された変性ポリエチレンのペレットを得た。
ジブチルスズラウレート2重量部を配合したBX−50
を5重量部配合したものを一台の押出機に、前述したE
VOH樹脂組成物のペレットを別の押出機に、更に接着
性樹脂(無水マレイン酸変性LDPE)をもう一台の押
出機に入れ、3種3層の円形ダイを用いて、EVOH樹
脂組成物/接着性樹脂/HDPE(100/100/2
000μm)の構成からなる外径20mmの多層パイプ
を作製した。
を切断し、小片を得た。小片の切断面のEVOH(A)
をヨウ素で染色し、小片の切断面を光学顕微鏡で観察す
ることにより、EVOH(A)が連続相であるか、分散
相であるかを判別した。本実施例においては、EVOH
樹脂層中のEVOH(A)は連続相であった。
で酸素バリア性、耐クラック性について評価した。評価
結果を表5に示す。
溶存酸素を除去した水を循環し、温度70℃で該水中の
溶存酸素の増加速度を20℃―65%RHの条件下にて
測定した。その結果、該溶存酸素の増加速度は28μg
/リットル・hrであった。ここで、増加速度μg/リ
ットル・hrとは、パイプ中の水1リットル当たりμg
/リットル・hrの速度で溶存酸素の増加があることを
示す。即ち、パイプを含む装置全系の水の体積をV1c
c、上記パイプ内の水の体積をV2ccとし、単位時間
当たりの装置内循環水の酸素濃度増加量をBμg/リッ
トル・hrとした場合、上記の溶存酸素増加速度(Aμ
g/リットル・hr)とはA=B(V1/V2)で計算
される値を示す。
ボックス内にて10分間放置した後、片側のパイプ端部
から4つの爪をもつ金属製拡大器にてパイプ内径が30
mmになるまで瞬時に拡大した。その後、EVOH層に
クラックが発生していないかを目視にて観察した。10
0本のパイプサンプルを使用して該テストを行い、以下
に示すクラック発生の程度および発生率について評価を
行った。 A:クラックの発生なし。 B:微細なクラックの発生あり。 C:微細なクラックおよび大きなクラックが発生した。 D:大きなクラックのみ発生した。 その結果、A:98%、B:2%、C:0%、D:0%
であった。
た以外は実施例1と同様にして多層パイプを作製した。
なお、比較例の樹脂組成物が2成分または3成分からな
る場合には1回の混練操作でブレンドを行い、1成分か
らなる場合には、混練操作は行わなかった。
5にまとめて示す。
の層として有する多層ボトルは、3成分系に比較してバ
リア性と耐衝撃性に優れていることが示されている。
度、耐衝撃性においても優れた性能を有する樹脂組成物
を有する多層パイプが提供される。
Claims (5)
- 【請求項1】 エチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)、ポリアミド樹脂(B)、オレフィン−不飽和カ
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)、および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)からな
り、配合重量比が下記式(1)〜(4)を満足する樹脂
組成物を有する多層パイプ: 0.6≦W(A+D)/W(T)≦0.995 (1) 0.005≦W(B+C)/W(T)≦0.4 (2) 0.5≦W(A)/W(A+D)≦0.99 (3) 0.02≦W(B)/W(B+C)≦0.98 (4) (但し、W(A);組成物中の(A)の重量 W(B);組成物中の(B)の重量 W(B+C);組成物中の(B)と(C)との合計重量 W(A+D);組成物中の(A)と(D)との合計重量 W(T);組成物の合計重量)。 - 【請求項2】 配合重量比 W(B)/W(B+C)が
0.5以下の樹脂組成物を有する請求項1に記載の多層
パイプ。 - 【請求項3】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
体(A)が連続相、熱可塑性樹脂(D)が分散相となる
樹脂組成物を有する、請求項1または2に記載の多層パ
イプ。 - 【請求項4】 ポリアミド樹脂(B)およびオレフィン
−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)を
先に溶融混合してから、エチレン−ビニルアルコール共
重合体(A)および熱可塑性樹脂(D)と溶融混合して
得られる樹脂組成物を有する、請求項1ないし3いずれ
かの項に記載の多層パイプ。 - 【請求項5】 多層パイプが温水循環用パイプである、
請求項1ないし4いずれかの項に記載の多層パイプ。
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- 1999-03-04 JP JP05655099A patent/JP4397000B2/ja not_active Expired - Lifetime
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