JP2000248545A - 杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置 - Google Patents
杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置Info
- Publication number
- JP2000248545A JP2000248545A JP11049537A JP4953799A JP2000248545A JP 2000248545 A JP2000248545 A JP 2000248545A JP 11049537 A JP11049537 A JP 11049537A JP 4953799 A JP4953799 A JP 4953799A JP 2000248545 A JP2000248545 A JP 2000248545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- pile
- leader
- wire
- raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作コストが格段に安くすみ、且つ設置場所
を殆ど取らないウインチに代わる吊りワイヤの上げ下げ
装置を提案することを目的とする。 【解決手段】 リーダー２が杭打機本体４に設けた起伏
マスト５の助力によって杭打機本体４に沿って起伏可能
となっている杭打機において、吊りワイヤ３が起伏マス
ト５の起伏動作に連動して上げ下げ移動できるよう該吊
りワイヤー３を起伏マスト５に連繋させるようにしてな
る。
を殆ど取らないウインチに代わる吊りワイヤの上げ下げ
装置を提案することを目的とする。 【解決手段】 リーダー２が杭打機本体４に設けた起伏
マスト５の助力によって杭打機本体４に沿って起伏可能
となっている杭打機において、吊りワイヤ３が起伏マス
ト５の起伏動作に連動して上げ下げ移動できるよう該吊
りワイヤー３を起伏マスト５に連繋させるようにしてな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中を掘削し、こ
れに杭を打設するための杭打機に関する。
れに杭を打設するための杭打機に関する。
【０００２】
【従来の技術】地中を掘削するためのアースオーガーや
該オーガーを駆動させるための電動機であるオーガーマ
シン、あるいは掘削孔に打設する杭、またはアースオー
ガーや杭の地中への掘削・打設時にこれらの振れ止め、
即ち直進性を維持するためにこれらを保持する振れ止め
装置などの上げ下げ部材は、リーダーに設けた吊りワイ
ヤーで吊られて、リーダーに沿うように取り付けられ、
該吊りワイヤーによって上げ下げされるようになってい
る。
該オーガーを駆動させるための電動機であるオーガーマ
シン、あるいは掘削孔に打設する杭、またはアースオー
ガーや杭の地中への掘削・打設時にこれらの振れ止め、
即ち直進性を維持するためにこれらを保持する振れ止め
装置などの上げ下げ部材は、リーダーに設けた吊りワイ
ヤーで吊られて、リーダーに沿うように取り付けられ、
該吊りワイヤーによって上げ下げされるようになってい
る。
【０００３】そして、これら上げ下げ部材を上げ下げす
るために通常は主巻と補巻の２台のウインチが杭打機本
体に備えられて、これら２台のウインチに夫々吊りワイ
ヤが繋がれている。しかし、オーガーマシン用主巻ウイ
ンチ、杭用補巻ウインチの他に、これらの振れ止めのた
めの振れ止め装置を上げ下げ移動させるためには、作業
上２台のウインチだけでは不足するため、第３のウイン
チをオプションで備える場合がある。
るために通常は主巻と補巻の２台のウインチが杭打機本
体に備えられて、これら２台のウインチに夫々吊りワイ
ヤが繋がれている。しかし、オーガーマシン用主巻ウイ
ンチ、杭用補巻ウインチの他に、これらの振れ止めのた
めの振れ止め装置を上げ下げ移動させるためには、作業
上２台のウインチだけでは不足するため、第３のウイン
チをオプションで備える場合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし第３のウインチ
を杭打機本体に設置するには当然に多大の製作コストが
かかることや設置場所の制約などの問題があった。
を杭打機本体に設置するには当然に多大の製作コストが
かかることや設置場所の制約などの問題があった。
【０００５】本発明の叙述の問題点に鑑みて、製作コス
トが格段に安くすみ、且つ設置場所を殆ど取らない第３
のウインチに代わる吊りワイヤの上げ下げ装置を提案す
ることを目的とするものである。
トが格段に安くすみ、且つ設置場所を殆ど取らない第３
のウインチに代わる吊りワイヤの上げ下げ装置を提案す
ることを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解消するた
めに請求項１に係る発明にあっては、地中に打設する杭
や地中を掘削するアースオーガーあるいは杭やアースオ
ーガーの打設・掘削の際にこれらを振れ止めのために保
持する振れ止め装置などの上げ下げ部材１を起立状態の
リーダー２に沿って上げ下げするための吊りワイヤー３
を備えると共に、不使用時にはリーダー２が杭打機本体
４に設けた起伏マスト５の助力によって杭打機本体４に
沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機において、吊りワ
イヤ３の端部３ａを起伏マスト５の上端部５ａに連結
し、該起伏マスト５の起伏動作に連動して吊りワイヤー
３を上げ下げ移動するようにした構成からなるものであ
る。
めに請求項１に係る発明にあっては、地中に打設する杭
や地中を掘削するアースオーガーあるいは杭やアースオ
ーガーの打設・掘削の際にこれらを振れ止めのために保
持する振れ止め装置などの上げ下げ部材１を起立状態の
リーダー２に沿って上げ下げするための吊りワイヤー３
を備えると共に、不使用時にはリーダー２が杭打機本体
４に設けた起伏マスト５の助力によって杭打機本体４に
沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機において、吊りワ
イヤ３の端部３ａを起伏マスト５の上端部５ａに連結
し、該起伏マスト５の起伏動作に連動して吊りワイヤー
３を上げ下げ移動するようにした構成からなるものであ
る。
【０００７】また請求項２に係る発明にあっては、地中
に打設する杭や地中を掘削するアースオーガーあるいは
杭やアースオーガーの打設・掘削の際にこれらを振れ止
めのために保持する振れ止め装置などの上げ下げ部材１
を起立状態のリーダー２に沿って上げ下げするための吊
りワイヤー３を備えると共に、不使用時にはリーダー２
が杭打機本体４に設けた起伏マスト５の助力によって杭
打機本体４に沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機にお
いて、杭打機本体４に定位置に固定シーブ６を設け、起
伏マスト５に該マストと一体に起伏移動する移動シーブ
７を設け、吊りワイヤ３を固定シーブ６および移動シー
ブ７を経由して該吊りワイヤー３の端部３ａを杭打機本
体４または起伏マスト５に連結し、該起伏マスト５の起
伏動作に連動して吊りワイヤー３を上げ下げ移動するよ
うにした構成からなるものである。
に打設する杭や地中を掘削するアースオーガーあるいは
杭やアースオーガーの打設・掘削の際にこれらを振れ止
めのために保持する振れ止め装置などの上げ下げ部材１
を起立状態のリーダー２に沿って上げ下げするための吊
りワイヤー３を備えると共に、不使用時にはリーダー２
が杭打機本体４に設けた起伏マスト５の助力によって杭
打機本体４に沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機にお
いて、杭打機本体４に定位置に固定シーブ６を設け、起
伏マスト５に該マストと一体に起伏移動する移動シーブ
７を設け、吊りワイヤ３を固定シーブ６および移動シー
ブ７を経由して該吊りワイヤー３の端部３ａを杭打機本
体４または起伏マスト５に連結し、該起伏マスト５の起
伏動作に連動して吊りワイヤー３を上げ下げ移動するよ
うにした構成からなるものである。
【０００８】
【作用】請求項１に係る発明にあっては、リーダー２を
起伏移動させるための起伏マスト５を利用して、この上
端部５ａに、リーダー２に吊持させている吊りワイヤー
３の端部３ａを連結することによって、起伏マスト５の
起伏動作に連動して吊りワイヤー３はリーダー２に沿っ
て上げ下げ移動することになり、該端吊りワイヤー３に
吊られた上げ下げ部材１を起伏マスト５の起伏動作のス
トロークと同一の距離を上げ下げ移動させることができ
る。
起伏移動させるための起伏マスト５を利用して、この上
端部５ａに、リーダー２に吊持させている吊りワイヤー
３の端部３ａを連結することによって、起伏マスト５の
起伏動作に連動して吊りワイヤー３はリーダー２に沿っ
て上げ下げ移動することになり、該端吊りワイヤー３に
吊られた上げ下げ部材１を起伏マスト５の起伏動作のス
トロークと同一の距離を上げ下げ移動させることができ
る。
【０００９】請求項２に係る発明にあっては、リーダー
２を起伏移動させるための起伏マスト５を利用して、こ
れに該起伏マスト５と一体に起伏移動する移動シーブ７
と杭打機本体４に定位置に設けた固定シーブ６とに、リ
ーダー２に吊持させている吊りワイヤー３を経由させ、
該ワイヤ３の端部３ａを杭打機本体４または起伏マスト
５に連結することによって、起伏マスト５の起伏動作に
連動して吊りワイヤー３はリーダー２に沿って上げ下げ
移動することになり、該吊りワイヤー３に吊られた上げ
下げ部材１を起伏マスト５の起伏動作の少なくとも往復
ストロークと同一の距離を上げ下げ移動させることがで
きる。即ち、杭打機本体４側の固定シーブ６と起伏マス
ト５側の移動シーブ７との間を巻き掛けて経由する吊り
ワイヤー３の往復の巻き掛ける回数が多ければ、それに
比例した多くの距離分だけ上げ下げ部材１を上げ下げ移
動させることができる。
２を起伏移動させるための起伏マスト５を利用して、こ
れに該起伏マスト５と一体に起伏移動する移動シーブ７
と杭打機本体４に定位置に設けた固定シーブ６とに、リ
ーダー２に吊持させている吊りワイヤー３を経由させ、
該ワイヤ３の端部３ａを杭打機本体４または起伏マスト
５に連結することによって、起伏マスト５の起伏動作に
連動して吊りワイヤー３はリーダー２に沿って上げ下げ
移動することになり、該吊りワイヤー３に吊られた上げ
下げ部材１を起伏マスト５の起伏動作の少なくとも往復
ストロークと同一の距離を上げ下げ移動させることがで
きる。即ち、杭打機本体４側の固定シーブ６と起伏マス
ト５側の移動シーブ７との間を巻き掛けて経由する吊り
ワイヤー３の往復の巻き掛ける回数が多ければ、それに
比例した多くの距離分だけ上げ下げ部材１を上げ下げ移
動させることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、まず図４〜図６において、本発
明の実施される杭打機の構造について説明すると、図４
に示すように、リーダー２はクローラ８によって走行す
る自走式クレーンである杭打機本体４によって支持され
ている。即ち、リーダー２の上端部は伸縮シリンダ９に
よって伸縮するバックステー１０によって杭打機本体４
に支持され、リーダー２の下端部は、杭打機本体４の前
部であるシリンダ部材等からなるキャッチホーク１１に
よって支持され、これらの部材１０，１１によってリー
ダー２は起立状態に支持される。
を参照して説明すると、まず図４〜図６において、本発
明の実施される杭打機の構造について説明すると、図４
に示すように、リーダー２はクローラ８によって走行す
る自走式クレーンである杭打機本体４によって支持され
ている。即ち、リーダー２の上端部は伸縮シリンダ９に
よって伸縮するバックステー１０によって杭打機本体４
に支持され、リーダー２の下端部は、杭打機本体４の前
部であるシリンダ部材等からなるキャッチホーク１１に
よって支持され、これらの部材１０，１１によってリー
ダー２は起立状態に支持される。
【００１１】そして、不使用時、即ち杭打機を移動させ
る場合には、図６に示すように、リーダー２は杭打機本
体４に沿って倒伏状態に折り畳まれるようになってい
る。この折り畳み動作の際に、長尺なリーダー２をバッ
クステー１０とキャッチホーク１１だけで倒伏状態に折
り畳むことが困難であるため、バックステー１０とキャ
ッチホーク１１との間にあって、杭打機本体４に起伏可
能に取り付けられた起伏マスト５の助力によってリーダ
ー２を倒伏状態に折り畳むようになっている。
る場合には、図６に示すように、リーダー２は杭打機本
体４に沿って倒伏状態に折り畳まれるようになってい
る。この折り畳み動作の際に、長尺なリーダー２をバッ
クステー１０とキャッチホーク１１だけで倒伏状態に折
り畳むことが困難であるため、バックステー１０とキャ
ッチホーク１１との間にあって、杭打機本体４に起伏可
能に取り付けられた起伏マスト５の助力によってリーダ
ー２を倒伏状態に折り畳むようになっている。
【００１２】即ち、起伏マスト５は、下端部が杭打機本
体４に枢着され上端部にガイドローラ５ｃを有する起伏
ロッド５ａと、起伏ロッド５ａを起伏動作させるために
起伏ロッド５ａと杭打機本体４との間に枢着された起伏
シリンダ５ｂとからなり、リーダー２をその起立状態か
ら倒伏状態に折り畳むには、図５に示すように、リーダ
ー２の倒伏途上で起伏ロッド５ａの上端部のガイドロー
ラ５ｃをリーダー２の側面に当てがってリーダー２の荷
重を支え、この状態で、該起伏マスト５、キャッチホー
ク１１およびバックステー１０の協動の動作によって、
リーダー２を徐々に倒伏方向に移動させ、図６に示すよ
うに、最後に杭打機本体４に沿って水平状に倒伏して折
り畳むようになっている。
体４に枢着され上端部にガイドローラ５ｃを有する起伏
ロッド５ａと、起伏ロッド５ａを起伏動作させるために
起伏ロッド５ａと杭打機本体４との間に枢着された起伏
シリンダ５ｂとからなり、リーダー２をその起立状態か
ら倒伏状態に折り畳むには、図５に示すように、リーダ
ー２の倒伏途上で起伏ロッド５ａの上端部のガイドロー
ラ５ｃをリーダー２の側面に当てがってリーダー２の荷
重を支え、この状態で、該起伏マスト５、キャッチホー
ク１１およびバックステー１０の協動の動作によって、
リーダー２を徐々に倒伏方向に移動させ、図６に示すよ
うに、最後に杭打機本体４に沿って水平状に倒伏して折
り畳むようになっている。
【００１３】本発明は、上記のような構造からなる杭打
機において、起伏マスト５が上述のようにその直立状
態、即ち起立状態から、水平状態、即ち倒伏状態に移動
するこの起伏ストロークを後述の吊りワイヤーの上げ下
げストロークに変換することができないかという点に着
目したものである。
機において、起伏マスト５が上述のようにその直立状
態、即ち起立状態から、水平状態、即ち倒伏状態に移動
するこの起伏ストロークを後述の吊りワイヤーの上げ下
げストロークに変換することができないかという点に着
目したものである。
【００１４】なお、図４において、リーダー２上端部の
リーダートップ１２には複数個のトップシーブ１３が設
けられ、該トップシーブ１３に巻き掛けられてリーダー
２に吊持される複数の吊りワイヤー３のうち、一つの吊
りワイヤー３はオーガーマシン１４の上げ下げ用に用い
られ、また他の吊りワイヤー３はオーガーマシンに繋が
れるアースオーガー１５や、図示しない杭を吊り上げる
ために用いられる。そして第３の吊りワイヤー３は、オ
プションとして振れ止め装置１６を上げ下げするために
用いられる。なお、振れ止め装置１６は、図示のように
上下方向に貫通孔１６ａが設けられており、これにアー
スオーガーや杭を挿通させて、その振れ止めに供するよ
うになっている。従って、従来にあっては、オーガーマ
シン用主巻ウインチ、杭用補巻ウインチの他に、これら
の振れ止めのための振れ止め装置を上げ下げ移動させる
ための第３のウインチ１７をオプションとして備えてい
る。
リーダートップ１２には複数個のトップシーブ１３が設
けられ、該トップシーブ１３に巻き掛けられてリーダー
２に吊持される複数の吊りワイヤー３のうち、一つの吊
りワイヤー３はオーガーマシン１４の上げ下げ用に用い
られ、また他の吊りワイヤー３はオーガーマシンに繋が
れるアースオーガー１５や、図示しない杭を吊り上げる
ために用いられる。そして第３の吊りワイヤー３は、オ
プションとして振れ止め装置１６を上げ下げするために
用いられる。なお、振れ止め装置１６は、図示のように
上下方向に貫通孔１６ａが設けられており、これにアー
スオーガーや杭を挿通させて、その振れ止めに供するよ
うになっている。従って、従来にあっては、オーガーマ
シン用主巻ウインチ、杭用補巻ウインチの他に、これら
の振れ止めのための振れ止め装置を上げ下げ移動させる
ための第３のウインチ１７をオプションとして備えてい
る。
【００１５】本発明は、この第３のウインチを必要とし
ない吊りワイヤー３の上げ下げ装置を提案するもので、
まず図１に示す実施形態にあっては、振れ止め装置１６
に一端部が繋がれてリーダー２のリーダートップ１２の
シーブ１３を経由した吊りワイヤー３は、その他端部の
フック３ａが起伏マスト５の起伏ロッド５ａの上端部に
設けた取付ブラケット１８に係止されるようになってい
る。
ない吊りワイヤー３の上げ下げ装置を提案するもので、
まず図１に示す実施形態にあっては、振れ止め装置１６
に一端部が繋がれてリーダー２のリーダートップ１２の
シーブ１３を経由した吊りワイヤー３は、その他端部の
フック３ａが起伏マスト５の起伏ロッド５ａの上端部に
設けた取付ブラケット１８に係止されるようになってい
る。
【００１６】起伏マスト５は起伏シリンダ５ｂの収縮動
作によって、実線位置から鎖線位置までの倒伏ストロー
ク分だけ、吊りワイヤー３によって、その下端部に連結
された上げ下げ部材１である振れ止め装置１６が実線の
位置から鎖線の位置まで上げ移動する。また起伏シリン
ダ５ｂの伸長動作によって起伏マスト５の起立ストロー
ク分だけ、振れ止め装置１６が下げ移動することにな
る。この実施形態にあっては、従来から存在する起伏マ
スト５に吊りワイヤー３の一端部を連結するだけでよい
から製作コストは殆ど必要とせず、また当然に設置場所
を別に必要としないから簡単容易に装備させることがで
きる。
作によって、実線位置から鎖線位置までの倒伏ストロー
ク分だけ、吊りワイヤー３によって、その下端部に連結
された上げ下げ部材１である振れ止め装置１６が実線の
位置から鎖線の位置まで上げ移動する。また起伏シリン
ダ５ｂの伸長動作によって起伏マスト５の起立ストロー
ク分だけ、振れ止め装置１６が下げ移動することにな
る。この実施形態にあっては、従来から存在する起伏マ
スト５に吊りワイヤー３の一端部を連結するだけでよい
から製作コストは殆ど必要とせず、また当然に設置場所
を別に必要としないから簡単容易に装備させることがで
きる。
【００１７】図２に示す実施形態にあっては、振れ止め
装置１６に一端部が繋がれてリーダー２のトップシーブ
１３を経由した吊りワイヤー３は下方に延びて、杭打機
本体４に設けられた２つの固定シーブ６ａ，６ｂに巻き
掛けられ反転して上方に延び、その上方部で、起伏マス
ト５の起伏ロッド５ａの上端部に設けた移動シーブ７に
巻き掛けられて、再び下方に反転して延び、吊りワイヤ
ー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本体４に設け
た取付部１９に係止されるようになっている。
装置１６に一端部が繋がれてリーダー２のトップシーブ
１３を経由した吊りワイヤー３は下方に延びて、杭打機
本体４に設けられた２つの固定シーブ６ａ，６ｂに巻き
掛けられ反転して上方に延び、その上方部で、起伏マス
ト５の起伏ロッド５ａの上端部に設けた移動シーブ７に
巻き掛けられて、再び下方に反転して延び、吊りワイヤ
ー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本体４に設け
た取付部１９に係止されるようになっている。
【００１８】この実施形態にあっても、起伏マスト５の
実線位置と鎖線位置との間の起伏動作によって、振れ止
め装置１６は図中実線位置と鎖線位との間を上げ下げ移
動するが、吊りワイヤー３が杭打機本体４に設けた下方
側の固定シーブ６と起伏マスト５の上端部に設けた移動
シーブ７との間で往復して巻き掛けられているため、起
伏マスト５の倒伏または起立ストロークの２倍分にわた
って吊りワイヤー３を、従って振れ止め装置１６を上げ
下げ移動させることができるから、起伏マスト５の起伏
ストロークが少なくとも、振れ止め装置１６の上げ下げ
ストロークを多く取ることができる。この実施形態にあ
っても、杭打機本体４に固定シーブ６ａ，６ｂを、また
起伏マスト５に移動シーブ７を夫々設けるだけであるか
ら製作コストは非常に安価につき、また杭打機本体４側
への設置場所も単にシーブを取り付けるだけであるか
ら、ウインチのように大きな設置場所を必要とせず、簡
単容易に装備させることができる。
実線位置と鎖線位置との間の起伏動作によって、振れ止
め装置１６は図中実線位置と鎖線位との間を上げ下げ移
動するが、吊りワイヤー３が杭打機本体４に設けた下方
側の固定シーブ６と起伏マスト５の上端部に設けた移動
シーブ７との間で往復して巻き掛けられているため、起
伏マスト５の倒伏または起立ストロークの２倍分にわた
って吊りワイヤー３を、従って振れ止め装置１６を上げ
下げ移動させることができるから、起伏マスト５の起伏
ストロークが少なくとも、振れ止め装置１６の上げ下げ
ストロークを多く取ることができる。この実施形態にあ
っても、杭打機本体４に固定シーブ６ａ，６ｂを、また
起伏マスト５に移動シーブ７を夫々設けるだけであるか
ら製作コストは非常に安価につき、また杭打機本体４側
への設置場所も単にシーブを取り付けるだけであるか
ら、ウインチのように大きな設置場所を必要とせず、簡
単容易に装備させることができる。
【００１９】図３に示す実施形態にあっては、振れ止め
装置１６に一端部が繋がれてリーダー２のトップシーブ
１３を経由した吊りワイヤー３は下方に延びて、杭打機
本体４に設けられた２つの固定シーブ６ａ，６ｂに巻き
掛けられ反転して上方に延び、その上方部で、起伏マス
ト５の起伏ロッド５ａの上端部に設けた移動シーブ７に
巻き掛けられて、再び下方に反転して延びて、杭打機本
体４に設けた別の固定シーブ６ｃに巻き掛けられ、再度
上方に反転して、その上方部で、起伏マスト５の移動シ
ーブ７に巻き掛けられ、再度反転して下方に延び、吊り
ワイヤー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本体４
に設けた取付部１９に係止されるようになっている。
装置１６に一端部が繋がれてリーダー２のトップシーブ
１３を経由した吊りワイヤー３は下方に延びて、杭打機
本体４に設けられた２つの固定シーブ６ａ，６ｂに巻き
掛けられ反転して上方に延び、その上方部で、起伏マス
ト５の起伏ロッド５ａの上端部に設けた移動シーブ７に
巻き掛けられて、再び下方に反転して延びて、杭打機本
体４に設けた別の固定シーブ６ｃに巻き掛けられ、再度
上方に反転して、その上方部で、起伏マスト５の移動シ
ーブ７に巻き掛けられ、再度反転して下方に延び、吊り
ワイヤー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本体４
に設けた取付部１９に係止されるようになっている。
【００２０】この実施形態にあっても、起伏マスト５の
実線位置と鎖線位置との間の起伏動作によって、振れ止
め装置１６は図中実線位置と鎖線位との間を上げ下げ移
動するが、吊りワイヤー３が杭打機本体４に設けた下方
側の固定シーブ６ａ〜６ｃと起伏マスト５の上端部に設
けた移動シーブ７との間で複数回にわたって往復して巻
き掛けられているため、起伏マスト５の倒伏または起立
ストロークに対し往復巻き掛け回数に比例した多くの距
離分にわたって吊りワイヤー３を、従って上げ下げ部材
１を上げ下げ移動させることができるから、起伏マスト
５の起伏ストロークが少なくとも、振れ止め装置１６の
上げ下げストロークをかなり多く取ることができる。こ
の実施形態にあっても、上記実施形態と同じように、杭
打機本体４に固定シーブ６ａ〜６ｃを、また起伏マスト
５に移動シーブ７を夫々設けるだけであるから製作コス
トは非常に安価につき、また杭打機本体４側への設置場
所も単にシーブを取り付けるだけであるから、ウインチ
のように大きな設置場所を必要とせず、簡単容易に装備
させることができる。なお、この実施形態にあっては、
吊りワイヤー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本
体４に設けた取付部１９に係止されるようになっている
が、取付部１９に代えて別の固定シーブを設け、これを
経由して再び反転して上方に延びて、最終的に吊りワイ
ヤー３の端部３ａを起伏マスト５側に連結するようにし
てもよい。
実線位置と鎖線位置との間の起伏動作によって、振れ止
め装置１６は図中実線位置と鎖線位との間を上げ下げ移
動するが、吊りワイヤー３が杭打機本体４に設けた下方
側の固定シーブ６ａ〜６ｃと起伏マスト５の上端部に設
けた移動シーブ７との間で複数回にわたって往復して巻
き掛けられているため、起伏マスト５の倒伏または起立
ストロークに対し往復巻き掛け回数に比例した多くの距
離分にわたって吊りワイヤー３を、従って上げ下げ部材
１を上げ下げ移動させることができるから、起伏マスト
５の起伏ストロークが少なくとも、振れ止め装置１６の
上げ下げストロークをかなり多く取ることができる。こ
の実施形態にあっても、上記実施形態と同じように、杭
打機本体４に固定シーブ６ａ〜６ｃを、また起伏マスト
５に移動シーブ７を夫々設けるだけであるから製作コス
トは非常に安価につき、また杭打機本体４側への設置場
所も単にシーブを取り付けるだけであるから、ウインチ
のように大きな設置場所を必要とせず、簡単容易に装備
させることができる。なお、この実施形態にあっては、
吊りワイヤー３の下端部に設けたフック３ａを杭打機本
体４に設けた取付部１９に係止されるようになっている
が、取付部１９に代えて別の固定シーブを設け、これを
経由して再び反転して上方に延びて、最終的に吊りワイ
ヤー３の端部３ａを起伏マスト５側に連結するようにし
てもよい。
【００２１】上記の実施形態にあっては、従来オプショ
ンで設置していた第３のウインチの代替品として説明し
たが、これに限定されることはなく、従来使用していた
主巻用ウインチあるいは補巻用ウインチの代替品として
も使用することができることは勿論のことである。
ンで設置していた第３のウインチの代替品として説明し
たが、これに限定されることはなく、従来使用していた
主巻用ウインチあるいは補巻用ウインチの代替品として
も使用することができることは勿論のことである。
【００２２】
【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、吊りワイ
ヤーに吊られた上げ下げ部材を起伏マストの起伏動作の
ストロークと同一の距離を上げ下げ移動させることがで
きると共に、従来から存在する起伏マストに吊りワイヤ
ーの一端部を連結するだけでよいから製作コストは殆ど
必要とせず、また当然に設置場所を別に必要としないか
ら簡単容易に装備させることができる。
ヤーに吊られた上げ下げ部材を起伏マストの起伏動作の
ストロークと同一の距離を上げ下げ移動させることがで
きると共に、従来から存在する起伏マストに吊りワイヤ
ーの一端部を連結するだけでよいから製作コストは殆ど
必要とせず、また当然に設置場所を別に必要としないか
ら簡単容易に装備させることができる。
【００２３】また請求項２に係る発明によれば、吊りワ
イヤーに吊られた上げ下げ部材を起伏マストの起伏動作
の少なくとも往復ストロークと同一の距離を上げ下げ移
動させることができる。即ち、杭打機本体側の固定シー
ブと起伏マスト側の移動シーブとの間を巻き掛けて経由
する吊りワイヤーの往復の巻き掛ける回数が多ければ、
それに比例した多くの距離分だけ上げ下げ部材を上げ下
げ移動させることができ、起伏マストの起伏ストローク
が少なくとも多くの上げ下げストロークを得ることがで
き、上げ下げ部材の上げ下げ装置として充分に実用に供
することができる。しかも、杭打機本体に固定シーブ
を、また起伏マストに移動シーブを夫々設けるだけであ
るから製作コストは非常に安価につき、また杭打機本体
側への設置場所も単にシーブを取り付けるだけであるか
ら、ウインチのように大きな設置場所を必要とせず、簡
単容易に装備させることができる。
イヤーに吊られた上げ下げ部材を起伏マストの起伏動作
の少なくとも往復ストロークと同一の距離を上げ下げ移
動させることができる。即ち、杭打機本体側の固定シー
ブと起伏マスト側の移動シーブとの間を巻き掛けて経由
する吊りワイヤーの往復の巻き掛ける回数が多ければ、
それに比例した多くの距離分だけ上げ下げ部材を上げ下
げ移動させることができ、起伏マストの起伏ストローク
が少なくとも多くの上げ下げストロークを得ることがで
き、上げ下げ部材の上げ下げ装置として充分に実用に供
することができる。しかも、杭打機本体に固定シーブ
を、また起伏マストに移動シーブを夫々設けるだけであ
るから製作コストは非常に安価につき、また杭打機本体
側への設置場所も単にシーブを取り付けるだけであるか
ら、ウインチのように大きな設置場所を必要とせず、簡
単容易に装備させることができる。
【図１】 本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図２】 同他の実施形態を示す正面図である。
【図３】 同更に他の実施形態を示す正面図である。
【図４】 従来技術を示す杭打機の正面図である。
【図５】 同従来技術の作動状態を示す正面図である。
【図６】 同従来技術の作動状態を示す正面図である。
１ 上げ下げ部材 ２ リーダー ３ 吊りワイヤー ３ａ 吊りワイヤーの端部（フック） ４ 杭打機本体 ５ 起伏マスト ５ａ 起伏マスト５の上端部 ６ａ 固定シーブ ６ｂ 固定シーブ ６ｃ 固定シーブ ７ 移動シーブ
Claims (2)
- 【請求項１】地中に打設する杭や地中を掘削するアース
オーガーあるいは杭やアースオーガーの打設・掘削の際
にこれらを振れ止めのために保持する振れ止め装置など
の上げ下げ部材を起立状態のリーダーに沿って上げ下げ
するための吊りワイヤーを備えると共に、不使用時には
リーダーが杭打機本体に設けた起伏マストの助力によっ
て杭打機本体に沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機に
おいて、吊りワイヤの端部を起伏マストの上端部に連結
し、該起伏マストの起伏動作に連動して吊りワイヤーを
上げ下げ移動するようにした杭打機における吊りワイヤ
ー上げ下げ装置。 - 【請求項２】地中に打設する杭や地中を掘削するアース
オーガーあるいは杭やアースオーガーの打設・掘削の際
にこれらを振れ止めのために保持する振れ止め装置など
の上げ下げ部材を起立状態のリーダーに沿って上げ下げ
するための吊りワイヤーを備えると共に、不使用時には
リーダーが杭打機本体に設けた起伏マストの助力によっ
て杭打機本体に沿って倒伏状態に折り畳まれる杭打機に
おいて、杭打機本体に定位置に固定シーブを設け、起伏
マストに該マストと一体に起伏移動する移動シーブを設
け、吊りワイヤを固定シーブおよび移動シーブを経由し
て該吊りワイヤーの端部を杭打機本体または起伏マスト
に連結し、該起伏マストの起伏動作に連動して吊りワイ
ヤーを上げ下げ移動するようにした杭打機における吊り
ワイヤー上げ下げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11049537A JP2000248545A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11049537A JP2000248545A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000248545A true JP2000248545A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12833941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11049537A Withdrawn JP2000248545A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000248545A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2532826A1 (de) | 2011-06-09 | 2012-12-12 | BAUER Maschinen GmbH | Bauarbeitsgerät und Verfahren zum Aufrichten eines Mastes |
| JP2018513931A (ja) * | 2015-04-17 | 2018-05-31 | イン， スク シンＩＮ， Ｓｕｋ Ｓｈｉｎ | 穿孔機用ロッド装着装置 |
| KR102082229B1 (ko) * | 2019-08-14 | 2020-02-26 | 신의페트라 주식회사 | 리더 자립이 가능한 파일 드라이버 |
| CN111576412A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-25 | 福州大诚房屋征收工程有限公司 | 一种可移动式的冲孔打桩机 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11049537A patent/JP2000248545A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2532826A1 (de) | 2011-06-09 | 2012-12-12 | BAUER Maschinen GmbH | Bauarbeitsgerät und Verfahren zum Aufrichten eines Mastes |
| RU2516401C2 (ru) * | 2011-06-09 | 2014-05-20 | Бауэр Машинен Гмбх | Строительная установка и способ подъема мачты |
| US9140066B2 (en) | 2011-06-09 | 2015-09-22 | Bauer Maschinen Gmbh | Construction work unit and method for erecting a mast |
| JP2018513931A (ja) * | 2015-04-17 | 2018-05-31 | イン， スク シンＩＮ， Ｓｕｋ Ｓｈｉｎ | 穿孔機用ロッド装着装置 |
| KR102082229B1 (ko) * | 2019-08-14 | 2020-02-26 | 신의페트라 주식회사 | 리더 자립이 가능한 파일 드라이버 |
| CN111576412A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-25 | 福州大诚房屋征收工程有限公司 | 一种可移动式的冲孔打桩机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000248545A (ja) | 杭打機における吊りワイヤー上げ下げ装置 | |
| CN210635623U (zh) | 用于pba工法的多功能安装机 | |
| JP2003054876A (ja) | サイドフレームの着脱装置および着脱方法 | |
| JP3990692B2 (ja) | 低空頭オーガー削孔機 | |
| CN217712438U (zh) | 旋挖钻机 | |
| JP2781159B2 (ja) | 低空間用リーダ及びこれを具えた杭打機 | |
| JPH07292706A (ja) | 建設機械の多段伸縮アーム | |
| JP6561574B2 (ja) | 移動式クレーン、および移動式クレーンにおけるアタッチメントを起立させる又は伏させる方法 | |
| JP3813601B2 (ja) | 穴掘り杭打ち用アタッチメント及び穴掘り杭打ち機 | |
| JP2005256580A (ja) | リーダレスアースオーガ掘削機 | |
| JP4321755B2 (ja) | タワークレーンのジブのあおり防止装置 | |
| JP2002030654A (ja) | 鉄筋篭運搬建て込み機 | |
| SU1710687A1 (ru) | Передвижна бурильна установка | |
| JP3105487B2 (ja) | 配管案内アームを具えた建設機械 | |
| JP2001040973A (ja) | 杭打機における作業装置の吊り下げ昇降装置 | |
| RU2208090C1 (ru) | Установка для погружения и извлечения свай | |
| JP3181249U (ja) | 建設機械 | |
| JP3306546B2 (ja) | 杭打機の作業装置 | |
| JP2000345786A (ja) | 油圧式又は機械式クレーンにおける掘削具の吊り下げ装置 | |
| JP4167376B2 (ja) | アースオーガ掘削機 | |
| JPH0579038A (ja) | 杭打機 | |
| JPH0447276Y2 (ja) | ||
| JP2736832B2 (ja) | 履帯式クレーン作業機 | |
| JPH0417658Y2 (ja) | ||
| JPH0728234Y2 (ja) | アースドリル装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |