JP2000245648A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP2000245648A
JP2000245648A JP11054096A JP5409699A JP2000245648A JP 2000245648 A JP2000245648 A JP 2000245648A JP 11054096 A JP11054096 A JP 11054096A JP 5409699 A JP5409699 A JP 5409699A JP 2000245648 A JP2000245648 A JP 2000245648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
pan
bathroom unit
drain
floor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11054096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tsunashima
正樹 綱嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11054096A priority Critical patent/JP2000245648A/ja
Publication of JP2000245648A publication Critical patent/JP2000245648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水性能を損なわずに設置高さを低くした
り、浴槽の跨ぎ込み高さを低くすることができる浴室ユ
ニットを実現する。 【解決手段】 浴槽1と前記浴槽1を載置する立ち上が
り面を有する浴槽パン部3ならびに前記浴槽パン部3に
隣接する洗い場部とを有する床に前記浴槽1の排水口を
接続し、前記浴槽パン部3に水密挿通した浴槽排水管4
を有し、前記浴槽排水管4に空気抜き孔13を設ける構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽パンを有する
浴室ユニットの浴槽排水管の構成に関するものである
【0002】
【従来の技術】昨今、浴槽からの水漏れの安全性を向上
するため図8に示すように浴槽81を床部82の浴槽パ
ン83に載置し浴槽81全体を浴槽83で受ける構成と
し、浴槽81と浴槽パン83の間に浴槽排水管84が通
る浴槽下空間85を設け、浴槽からの排水を浴槽パン8
3上に漏らさないように、浴槽排水管84の一端を浴槽
81の底面に設けた排水口86に連結し、他端を浴槽パ
ン83の底面に設けた貫通部材87に挿通して床部82
と設置面88との間に浴槽排水管84を通す床下空間8
9を設け浴室ユニット外に浴槽排水管84を出し、封水
構成の排水トラップ90に接続し汚水管からの異臭を防
ぎ浴槽1の排水を行う構成としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな浴槽の排水構成では、浴槽排水管84を床部82の
下に引き出すため、床部82と浴室ユニットの設置面と
の間に浴槽排水管84を通すための空間を大きくするこ
とが必要で浴室ユニットを集合住宅や、戸建住宅の二
階、三階のような上の階層に設置する場合、床設置高さ
が低くできないため、浴室ユニットの入口の高さが高く
なる問題があった。
【0004】また、入浴をし易くするため、浴槽81の
跨ぎ込み高さを低くするためには浴槽パン83を深くす
る必要があるが、浴室ユニットと設置面との間に大きな
空間が必要であり、浴槽81の跨ぎ込み高さを低くする
ことができないという問題もあった。
【0005】このような問題を解決するため、浴槽排水
管84を浴槽パン83の立ち上がり面に挿通することに
よって床設置高さを低くすることが可能ではあるが、浴
槽81の底面に接続した浴槽排水管84に排水流れ勾配
を確保できるだけの空間が浴槽81の底面と浴槽パン8
3との間に必要でありその分浴槽81を浅くする必要が
あり快適な入浴ができないという問題があり、十分空間
が確保できないため排水の流れ勾配が逆勾配となって排
水トラップ90との間に空気溜りが発生し浴槽81から
の排水が流れにくくなり排水性能が悪く排水時間が長く
なるとう問題があった。
【0006】本発明はかかる従来の問題点を解消するも
ので排水性能がよく使い勝手もよく快適な入浴ができる
浴室ユニットを提供することを可能にすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、浴槽と前記浴槽を載置する立ち上がり面を有
する浴槽パン部ならびに前記浴槽パン部に隣接する洗い
場部を有する床に浴槽の排水口を接続し、浴槽パンに水
密挿通した浴槽排水管を有し、浴槽排水管に空気抜き孔
を設けることとした。
【0008】そして上記発明によれば、排水性能が極め
てよく使い勝手のよい快適な入浴を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の目的は各請求項に記載し
た構成を実施形態とすることによって達成できるもので
あり、以下にはその構成と作用とを併記する。
【0010】本発明の請求項1にかかる発明は、浴槽と
前記浴槽を載置する立ち上がり面を有する浴槽パン部な
らびに前記浴槽パン部に隣接する洗い場部を有する床に
前記浴槽の排水口を接続し、前記浴槽パンに水密挿通し
た浴槽排水管を有し、前記浴槽排水管に空気抜き孔を設
ける。
【0011】そして、浴槽排水管に空気抜き孔を設けて
いるため浴槽排水管が逆勾配となっても浴槽排水管内に
溜まった空気を空気抜き孔から排出するため浴室ユニッ
トの高さを低くでき、浴槽の跨ぎ込み高さも低くできる
ため排水性能がよく使い勝手のよい快適な入浴を行うこ
とができる浴室ユニットとすることが可能になる。
【0012】本発明の請求項2にかかる発明は、浴槽排
水管に空気抜き孔を有する筒状部を形成し、前記筒状部
を浴槽上縁方向に延長した構成の浴室ユニットとする。
【0013】そして、浴槽排水管に空気抜き孔を有する
筒状部を形成し、その筒状部を浴槽上縁方向に延長して
いるため、浴槽排水管内に浴槽排水が流れたとき空気抜
き孔より噴出した浴槽排水をユニット内に漏らすことな
く排水性能がよくて、使い勝手のよい快適な入浴を行う
ことができる浴室ユニットとすることが可能になる。
【0014】本発明の請求項3にかかる発明は、浴槽排
水管内面の空気抜き孔の近傍を浴槽排水管の他の部分よ
りも内径を小さくした構成の浴室ユニットとする。
【0015】そして、浴槽排水管内面の空気抜き孔の近
傍の内径を小さくしているため、浴槽排水管内に浴槽排
水が流れたとき空気抜き孔から浴槽排水が噴出するのを
抑えると共に排水性能がよく使い勝手のよい快適な入浴
を行うことができる浴室ユニットとすることが可能にな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0017】(実施例1)図1、図2、図3において浴
槽1は床部2の浴槽パン部3に載置し浴槽全体を受ける
構成とし、浴槽排水管4を浴槽1の排水口部5に連結
し、床部2と設置面6との床下空間7を小さくして、床
設置高さを低くしているため浴槽パン部3の立ち上がり
面8に設けた貫通部材9に挿通して浴室ユニット外に出
し本実施例では浴槽排水単独で封水を構成するトラップ
部10を設けて接続している。このとき床設置高さを低
くすると共に浴槽1の跨ぎ込み高さを低くするように、
浴槽1と浴槽パン部3との間の浴槽下空間11も小さく
しており、浴槽排水管4は浴槽パン部3内で排水勾配が
十分取れない場合、逆勾配部12が発生し浴槽1から排
水したとき、トラップ部10との間で空気溜まりが発生
し排水性能が悪くなるため、溜まった空気を排出するよ
うに空気抜き孔13を上向きに設けている。
【0018】上記構成において浴槽排水管4に空気抜き
孔13が設けてあるため、浴室ユニットの設置高さや、
浴槽1の跨ぎ込み高さを低くして排水性能を損なうこと
がないため排水性能がよく、使い勝手もよく快適な入浴
ができるものである。
【0019】(実施例2)図4、図5に示すように浴槽
排水管4の空気抜き孔13を筒状部14に形成し、その
筒状部14に延長部材15を取りつけ、浴槽上縁方向に
延長している。上記構成において、浴槽排水管4の空気
抜き孔13を筒状部14に形成し、浴槽上縁方向に延長
しているため、浴槽排水管4内に浴槽排水が流れたとき
空気抜き孔13より噴出した浴槽排水をユニット内に漏
らすことなく排水性能がよく使い勝手のよい快適な入浴
をすることができるものである。
【0020】(実施例3)図6.図7に示すように浴槽
排水管4内の空気抜き孔13の近傍に浴槽排水管4の内
径を小さくするように凸部16を設けている。上記構成
において浴槽排水管4内に浴槽からの排水が流れたとき
凸部16により空気抜き孔13の近傍で流速が早くなり
空気抜き孔13で負圧となり浴槽排水が空気抜き孔13
から噴出するのを抑制すると共に排水性能がよく、使い
勝手もよく快適な入浴ができるのである。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項1にかかる発明によれば、排水性能を損なわず、
浴室ユニットの設置高さや浴槽の跨ぎ込み高さを低する
ことができるため、排水性能がよく、使い勝手もよく快
適な入浴ができる浴室ユニットを提供することを可能に
する。
【0022】本発明の請求項2にかかる発明によれば、
空気抜き孔から噴出した浴槽排水を浴槽パン内に漏らす
ことなく排水できるため、より安心して使用でき排水性
能がよく、使い勝手もよく快適な入浴ができる浴室ユニ
ットを提供することを可能にする。
【0023】本発明の請求項3にかかる発明によれば、
空気抜き孔から浴槽排水が噴出するのを抑制することが
できるため、浴槽パンを汚すことなくより安心して使用
でき排水性能がよく、使い勝手もよく快適な入浴ができ
る浴室ユニットを提供することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における浴室ユニットの断面
【図2】本発明の実施例1における浴槽排水管の部分断
面図
【図3】本発明の実施例1における浴槽排水管の空気抜
き孔部分の側断面図
【図4】本発明の実施例2における浴槽排水管の要部側
面図
【図5】本発明の実施例2における浴槽排水管の空気抜
き孔部分の側断面図
【図6】本発明の実施例3における浴槽排水管の空気抜
き孔部分の断面図
【図7】本発明の実施例3における浴槽排水管の空気抜
き孔部分の側断面図
【図8】従来の実施例による浴室ユニットの断面図
【符号の説明】
1 浴槽 2 床部 3 浴槽パン部 4 浴槽排水管 5 浴槽排水口部 6 設置面 7 床下空間 8 立ち上がり面 9 貫通部材 10 トラップ部 11 浴槽下空間 12 逆勾配部 13 空気抜き孔 14 筒状部 15 延長部材 16 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽と前記浴槽を載置する立ち上がり面を
    有する浴槽パン部ならびに前記浴槽パン部に隣接する洗
    い場部とを有する床に前記浴槽の排水口と接続し、前記
    浴槽パンに水密挿通した浴槽排水管を有し、前記浴槽排
    水管に空気抜き孔を設けた浴室ユニット。
  2. 【請求項2】浴槽排水管に空気抜き孔を有する筒状部を
    形成し、前記筒状部を浴槽上縁方向に延長した請求項1
    記載の浴室ユニット。
  3. 【請求項3】浴槽排水管内面の空気抜き孔の近傍を前記
    浴槽排水管の他の部分よりも内径を小さくした請求項1
    または2記載の浴室ユニット。
JP11054096A 1999-03-02 1999-03-02 浴室ユニット Withdrawn JP2000245648A (ja)

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JP11054096A JP2000245648A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 浴室ユニット

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ID=12961104

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114186A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社Lixil 浴室ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018114186A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社Lixil 浴室ユニット

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