JP2009121203A - 排水トラップ装置 - Google Patents

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祐之 玉井
Shigeto Nakayama
茂人 中山
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昭夫 本橋
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裕史 木村
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Abstract

【課題】簡易な構成で全高を低くすることができる排水トラップ装置を提供する。
【解決手段】上部が開口して排水の流入を受け入れるとともに、受け入れた排水を所定高さまで貯留するトラップ本体15と、該トラップ本体15内部に収納されて、前記トラップ本体15の底面から所定間隔を開けて上方向に延びる筒状に形成され、前記トラップ本体15に貯留した排水を所定の折曲位置28から溢れ出させる封水部26と、該封水部26の溢出位置28から溢れ出た排水を家屋の排水配管に排出する略水平に延びる排水管13と、を備え、前記封水部26の溢出位置28は、前記排水管13の内周底の高さよりも高い。
【選択図】図1

Description

本発明は建物の排水流路上に設けられる排水トラップ装置に関し、詳しくは上方開口から排水を導入して、側方に設けられた排水管に排出する排水トラップ装置に関する。
従来より、建物の浴室、洗濯パン、流し等に設けられた排水口に連通して排水トラップが設けられ、排水を排出する下水内の臭気や害虫等が建物の居住空間に侵入するのを阻止している。特に浴室や洗濯パン等のように床下付近に排水口がある場合には、下階の天井と上階の床との間の幅をできるだけ圧縮して居住に利用できるスペースを広くとるために、排水トラップの全高を低くすることが求められる。
従来の排水トラップ装置100の構成は、例えば図7に示すように、排水を受け入れつつ、排水に混入している異物を濾し取る役割を果たす目皿101と、この目皿101の下方に位置する防臭筒102と、目皿101及び防臭筒102を内周面で支持するとともに、上端が外方向に広がる鍔103を形成する目皿受け具104と、椀状に形成され目皿101から流入した排水を封水Wとして貯水するトラップ本体105と、トラップ本体105の上端に形成され、外方向に広がるフランジ106と、目皿受け具104の鍔103とフランジ106とに挟まれて図示しない防水パンに水密良く密着するパッキン107と、トラップ本体105の側方から略水平方向に延びる排水管108と、により構成される(例えば特許文献1、特許文献2)。
防臭筒102は、目皿101を通過した排水を全て受け入れることができるように上端が広がった円筒形状の部材であり、その上端はトラップ本体105の上方にある円筒形状の目皿受け具104の内周面の下端付近に密着固定され、その下部はトラップ本体105に貯水された封水Wに水没している。これにより、排水管108内の空気と、防臭筒102上部の空気とは、封水Wにより分断されるので、直接連通せず、排水管108内の臭気や下水から侵入した害虫等は、封水Wを通ることができず、建物の居住空間に侵入することができない。
このような排水トラップ装置100は、上述のような防臭防虫性能、及び排水性能を確保するために、一定の基準を満たす必要がある。例えば、日本工業規格の床排水トラップ(JISA4002)によると、トラップ本体105に貯留される封水Wの水面Lから防臭筒102の下端までの長さである封水深Xは50mm以上なければならず、また、各部の流路面積は流出側配管の断面積以上であって、流路幅の最小が10mm以上でなければならないとされている。したがって、排水トラップ装置100には、トラップ本体105の底面から防臭筒102の下端までの間の距離Y、及び、排水管108に連通するトラップ本体105の側方の開口の幅Zが、それぞれ10mm以上必要である。
特開2007−205098 特開2007−255153
以上のように、排水トラップ装置100は、少なくとも、封水深Xの50mmと、その上下Y、Zに最小流路幅である10mmの距離がそれぞれ必要であるが、これら70mmの他に防水パンに排水トラップ装置100を取付けるために目皿101、目皿受け具104、パッキン107、及びフランジ106等の部材を収納する高さが必要となる。したがって、排水トラップ装置100の全高を低くすることは極めて困難であった。
そこで、本発明は、簡易な構成で全高を低くすることができる排水トラップ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の排水トラップ装置は、上部が開口して排水の流入を受け入れるとともに、受け入れた排水を所定高さまで貯留するトラップ本体と、該トラップ本体内部に収納されて、前記トラップ本体の底面から所定間隔を開けて上方向に延びる筒状に形成され、前記トラップ本体に貯留した排水を所定の溢出位置から溢れ出させる封水部と、該封水部の溢出位置から溢れ出た排水を家屋の排水配管に排出する略水平方向に延びる排水管と、を備え、前記封水部の溢出位置は、該溢出位置から溢れ出た排水を受け入れる位置における前記排水管の内周底よりも高い水平位置にあることを特徴としている。
なお、ここで「略水平」とは、厳密に水平である場合のほか、排水トラップ本体から外方向に例えば50分の1程度の下り勾配に設けられるものも含む。また、ここで「排水管の内周底」とは、封水部の溢出位置から溢れ出た排水を受け入れる位置における排水管断面の最も低い位置をいう。
また、請求項2に記載の排水トラップ装置は、請求項1に記載の排水トラップ装置であって、前記封水部の溢出位置における排水の排水管への流路面積が、自装置内の流路面積の中で最も狭く形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の排水トラップ装置は、請求項1又は請求項2に記載の排水トラップ装置であって、前記封水部の上部に外部から空気を導入する通気管が連通することを特徴としている。
請求項4に記載の排水トラップ装置は、請求項3に記載の排水トラップ装置であって、前記通気管は、端部が屋外に開放されることを特徴としている。
請求項5に記載の排水トラップ装置は、請求項1から請求項4に記載の排水トラップ装置であって、前記排水管が、排水を排出方向に吸い出す負圧発生部に連通することを特徴としている。
請求項6に記載の排水トラップ装置は、請求項5に記載の排水トラップ装置であって、前記負圧発生部は、前記排水管と同径か該排水管よりも細い径の垂直方向に下向きに設けられた管であることを特徴としている。
請求項1に記載の排水トラップ装置によると、封水部の溢出位置を排水管の内周底の高さよりも高くすることで、簡易な構成で封水深を維持しつつ排水トラップ装置の全高を低くすることができる。また、排水管は略水平に延びるので、排水管を配置するために下階の天井と上階の床との間の幅を広げる必要がない。
請求項2に記載の排水トラップ装置によると、封水部の溢出位置の流路面積が自装置内で最も狭く形成されており、且つ溢出位置は排水管よりも上に位置しているので、排水に混入した気泡はこの溢出位置を通過しにくい。したがって、排水管側が排水に満たされてサイフォン現象を起こしやすくなるので、排水を強く吸い出して効率よく排出することができる。また、封水部の溢出位置は封水深を確保するために封水部の他の部分よりも高い位置に設けられるので、この部分の流路面積を最も狭くすることで、排水トラップの全高をより低くすることができる。さらに、この封水部の溢出位置以外の部分の流路面積を溢出位置と比較して広くとることで、排水流路を狭くすることによる排水性能の悪化を防止することができる。
請求項3に記載の排水トラップ装置によると、封水部の上部に外部から空気を導入する通気管が連通するので、排水が封水部の溢出位置を通過してサイフォン現象を起こし封水部内の気圧が下がると、通気管から空気が供給されて封水部内の気圧が元に戻るので、サイフォン現象が維持されることがない。したがって、排水時に排水トラップが破封することを防止することができる。また、破封を防止することで封水部下端から空気を引き込んで不快音が発生することを防ぐことができる。
請求項4に記載の排水トラップ装置によると、通気管は端部が屋外に開放されているので、配水管から通気管を通って臭気や害虫が屋内に入り込むことを防止できる。
請求項5に記載の排水トラップ装置によると、排水管は負圧発生装置に連通するので、排水トラップに流れ込んだ排水は排水管側に引き込まれて、より効率よく排水することができる。
請求項6に記載の排水トラップ装置によると、負圧発生装置は排水管から垂下された排水管と同じか排水管よりも細い管であるので、サイフォン現象を起こすことができ、極めて簡単な構成で効率よく排水することができる。
以下において、本発明の最良の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。まず、本発明の排水トラップ装置10の一例として、浴槽11の排水口12に連通する排水トラップ装置10aについて、図1及び図2を参照しつつ説明する。なお図1は、トラップ本体15内に排水が封水Wとして折曲位置28まで貯留された状態の排水トラップ装置10aを示している。
排水トラップ装置10aは、上部が開口した有底の円筒椀状に形成され、側面に排水管13を挿通させる挿通口14が設けられたトラップ本体15と、浴槽11の排水口12から排出された排水をエルボ16を介してトラップ本体15内部に導くとともに、下端が広がって形成された導水部17と、この導水部17の下端を内周面に螺着させて支持しつつ、上端が外側に広がった鍔18を形成する受け具19と、トラップ本体15の上端に外方向に広がるように形成されたフランジ20と、受け具19の鍔18とフランジ20とに挟まれて防水パン21に水密良く密着するU字パッキン22と、トラップ本体15の内部から挿通口14を挿通して略水平方向に延びる排水管13と、トラップ本体15の内部で一端が排水管13に連通するとともに他端が封水に水没する筒状の防臭パイプ23と、排水管13と防臭パイプ23を水密良く固着するためのOリング24と、により構成されている。
受け具19の鍔18は防水パン21に開けられた開口に上側から嵌め込むことができる形状であり、また、フランジ20は防水パン21に開けられた開口に下側から嵌め込むことができる形状である。トラップ本体15の上部内周面は受け具19の外周面と螺合する形状であり、防水パン21の開口にU字パッキン22を嵌め込み、このU字パッキン22を受け具19の鍔18とフランジ22とで挟み込んで、トラップ本体15に受け具19を螺合させることで、排水トラップ装置10aを防水パン21に水密良く固定することができる。
排水管13はその中間部にトラップ本体15の挿通口14と整合する形状の壁部25を有しており、排水管13をトラップ本体15内部に挿入した状態で、挿通口14と壁部25とを接着させて水密性を保ちつつ固定する。なお、ここで略水平に延びる排水管13は、厳密に水平に延出するわけではなく、例えばトラップ本体15から外方向に向けて下りの50分の1程度の勾配を有する。排水管13のトラップ本体15内部側となる端部は斜め上方に折曲しており、合成樹脂などで形成されたOリング24を介して水密良く防臭パイプ23に連通している。防臭パイプ23は、下方側に広がる筒状の封水部26と、この封水部26の上端から折曲して斜め下方に延びて排水管13に連結する連結部27とにより形成されている。トラップ本体15に封水Wとして貯留される排水は、この封水部26の上端の折曲位置28まで貯留されると、折曲位置28から連結部27を介して排水管13に溢れ出される。また、この折曲位置28における防臭パイプ23の流路面積は、排水トラップ装置10a内の流路面積の中で最も狭く形成されている。
なお、本発明における「溢出位置」は、本実施形態においては折曲位置28に相当するが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、封水部26が連結部27を介さずに直接略水平な排水管13に連通する構成であって、封水部26の上縁が排水管13と連結する位置に排水管13の内周底よりも高く設けられる構成であってもよい。この場合、トラップ本体15に封水Wとして貯留された排水は封水部26の上縁から排水管13に溢れ出されることとなるので、本発明の「溢出位置」は当該実施形態においては、封水部の上縁がこれに相当する。
浴槽11の排水口12から排水が流されると、エルボ16及び導水部17を介して、トラップ本体15に排水が流入する。流入した排水は、図1に示すように、トラップ本体15で封水部26上端の折曲位置28まで貯留される。このように排水が封水Wとして貯留されるので、排水管13内部の空気と、排水トラップ装置10a上方の建物内部の居住空間の空気と、は分断される。したがって、排水管13内部の臭気や排水管13に連通する図示しない下水からあがってきた害虫は、封水Wを通過することができず、臭気や害虫が居住空間に侵入することを防ぐことができる。
以上のように、排水が封水Wとしてトラップ本体15に貯留された状態で、浴槽11の排水口12から更に大量の排水が流されると、流された排水は封水部26上端の折曲位置28を一気に大量に通過することとなる。折曲位置28における防臭パイプ23の流路面積は排水トラップ装置10a内の流路面積の中で最も狭く形成されているので、通過する排水に混入した空気は通過しにくい。したがって、排水のみが排水管13に勢い良く流されることとなり、排水管13側の気圧が低下してサイフォン現象が生じやすくなり、排水を効率的に排出することができる。
また、本実施形態の排水トラップ装置10aは、封水部26の上端の折曲位置28が、円筒形状のトラップ本体15の中央付近であって、且つ、排水管13の内周底13aよりも上方に位置しており、防臭パイプ23の上部はトラップ本体15の中央付近に排水管13の最上部13bよりも高く盛り上がって形成されている。このように構成することで、封水部26の下端から折曲位置28までの距離である封水深X、トラップ本体15の底面から封水部26の下端までの距離Y、及び折曲位置28における防臭パイプ23の流路幅Zを確保しつつ、排水トラップ装置10aの全高を低くすることができる。
次に、本発明の排水トラップ装置10の他の実施形態として、浴室の洗い場31の排水口32に連通する排水トラップ装置10bについて、図3及び図4を参照しつつ説明する。なお、上述した浴槽11の排水口12に連通する排水トラップ装置10aと同一の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。また、図3は排水口32からトラップ本体15に排水が流入している最中の排水トラップ10bを示している。
この排水トラップ装置10bは、導水部17に替えて、洗い場31の排水口32から流される排水をトラップ本体15に流入させるとともに排水に混入した異物を濾し取る目皿33を備え、また、防臭パイプ26の上部に通気口34が開口するとともに、一端がこの通気口34に連通し他端が屋外に開放される通気管35を備える。このように通気管35の他端は屋外で開放されているので、排水管13内部の臭気や排水管13に連通する下水からあがってきた害虫が、居住空間に侵入することはない。
また本実施形態の排水トラップ装置10bは、防臭パイプ26の上部に開口した通気口34に通気管35が連通しているので、洗い場31の排水口32から大量の排水が流されて、排水が封水部26の上端の折曲位置28に大量に通過して、図3の矢印Aに示すように排水管13を勢い良く排水が流れ、排水管13内の気圧が低下したときに、図3の矢印Bに示すように通気管35を通って通気口34から防臭パイプ26に空気が供給されるので排水管13側の気圧を元の状態に戻すことができる。したがって、図3に示すように、サイフォン現象が発生しないので、サイフォン現象が発生してトラップ本体15内部に貯留された排水が吸い出された場合のように、封水部26の下端から空気が侵入してゴボゴボといった異音が発生することを防ぐことができる。
本実施形態においては、図5に示すように、浴槽11の排水口12に連通する排水トラップ装置10aと、浴室洗い場31の排水口32に連通する排水トラップ装置10bと、を異なる構成にした。このようにそれぞれ別の構成することで、浴室を使用中、すなわち入浴中に排水を流す浴室の洗い場31の排水口32に連通する排水トラップ装置10bには、防臭パイプ23の通気口34に連通する通気管35を設けて異音が発生することを抑制し、入浴者が不快な音を聞くことがない。また、入浴後に浴槽11の排水口12の栓を抜いて浴槽11の水を排水するときには、サイフォン現象により効率よく排水を排出することができる。また、入浴中ではないので浴室に入浴者はおらず、異音が発生したとしても問題ない。
以上のように構成された排水トラップ装置10を用いた排水構造は、図6に示すように、それぞれの排水トラップ装置10a、10bから略水平方向に排水管13がそれぞれ延びる。そして、排水管13は先端で、この排水管13よりもやや細い内径の垂直方向に垂下した細管36にそれぞれ連通している。この細管36は、所定の距離まで垂直方向に下方に延びて、建物の排水配管38の縦配管37に連通している。浴槽11の排水口12又は洗い場31の排水口32から排水が流されると、排水トラップ装置10a、又は10bに流れ込んだ排水は、防臭パイプ23、及び排水管13を介して細管36に流れ込む。そして、排水口12、32から流される排水の量が所定量を超えると、細管36の内部に排水が満たされた状態で排水が勢い良く流れ、サイフォン現象が発生する。このように、略水平方向に延びる排水管13が直接建物の排水配管38に連通するのではなく細管36を介することで、細管36内においてサイフォン現象が生じて、排水を効率よく建物の排水配管38に排出することができる。
なお、本発明の実施の形態は、本実施形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
例えば上述の実施形態においては浴槽11の排水口12に連通する排水トラップ装置10a及び浴室の洗い場31の排水口32に連通する排水トラップ装置10bとして2つの例を説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、洗濯機からの排水を流す洗濯パンの排水口に連通する排水トラップ装置10に本発明を適用しても良い。
また、本実施形態においては、「負圧発生装置」として、サイフォン現象を生じさせる垂直方向に下方に延びた細管36を用いたが、これに限定されるものではなく、他のサイフォン現象を発生させる装置又は排水ポンプなどを用いても良い。
本発明の排水トラップ装置は、例えば集合住宅などの排水口に連通する排水トラップ装置として好適に適用することができる。
浴槽の排水口に連通する排水トラップ装置の一例を示す断面図である。 図1の排水トラップ装置の分解斜視図である。 浴室の洗い場の排水口に連通する排水トラップ装置の一例を示す断面図である。 図3の排水トラップ装置の分解斜視図である。 浴室の排水構造全体を示す断面図である。 排水管に連通する細管を示す断面図である。 従来の排水トラップ装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
10(10a、10b) 排水トラップ装置
13 排水管
13a 内周底
15 トラップ本体
26 封水部
28 折曲位置(溢出位置)
35 通気管
36 細管(負圧発生部)
37 縦配管
38 排水配管

Claims (6)

  1. 上部が開口して排水の流入を受け入れるとともに、受け入れた排水を所定高さまで貯留するトラップ本体と、
    該トラップ本体内部に収納されて、前記トラップ本体の底面から所定間隔を開けて上方向に延びる筒状に形成され、前記トラップ本体に貯留した排水を所定の溢出位置から溢れ出させる封水部と、
    該封水部の溢出位置から溢れ出た排水を家屋の排水配管に排出する略水平方向に延びる排水管と、を備え、
    前記封水部の溢出位置は、該溢出位置から溢れ出た排水を受け入れる位置における前記排水管の内周底よりも高い水平位置にあることを特徴とする排水トラップ装置。
  2. 前記封水部の溢出位置における排水の排水管への流路面積が、自装置内の流路面積の中で最も狭く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ装置。
  3. 前記封水部の上部に外部から空気を導入する通気管が連通することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の排水トラップ装置。
  4. 前記通気管は、端部が屋外に開放されることを特徴とする請求項3に記載の排水トラップ装置。
  5. 前記排水管が、排水を排出方向に吸い出す負圧発生部に連通することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の排水トラップ装置。
  6. 前記負圧発生部は、前記排水管と同径か該排水管よりも細い径の垂直方向に下向きに設けられた管であることを特徴とする請求項5に記載の排水トラップ装置。
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