JP2000245122A - ディスクモータを配置するフレームプレートのプレス加工方法 - Google Patents

ディスクモータを配置するフレームプレートのプレス加工方法

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JP2000245122A
JP2000245122A JP11040735A JP4073599A JP2000245122A JP 2000245122 A JP2000245122 A JP 2000245122A JP 11040735 A JP11040735 A JP 11040735A JP 4073599 A JP4073599 A JP 4073599A JP 2000245122 A JP2000245122 A JP 2000245122A
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Katsutoshi Mukojima
向島  克敏
Masanori Wakita
真紀 脇田
Shoji Takahashi
昇司 高橋
Yoshinori Katsumata
嘉則 勝又
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KATSUMATA HATSUJO SEISAKUSHO KK
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器のフレームプレート8にディスクモ
ータ10を配置するための凹部や取付孔を正確に形成す
ることができるプレス加工方法の提供。 【解決手段】 フレームプレート8に円形領域25を設
定する。取付け孔抜き工程でその中心部にモータ取付け
用孔24を形成し、凹部形成工程で円形領域25を後方
押出しにより断面方向で押下げて円形凹部9を形成す
る。矯正工程によりモータ取付け用孔24の周囲に断面
方向へ突出するリング状の立上がり壁53(突出部)を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディスク形記録媒
体を用いる情報機器における、ディスクを駆動するため
のモータや記録再生ヘッド体などを取り付けるフレーム
プレートの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるノート型パソコンなどの情報機
器は、機能を付加したり、処理データ容量を増加するた
めに、PCカード形としたカード型磁気記録装置をスロ
ットに装着して利用する構造が採用されている。カード
型磁気記録装置にはディスク形記録媒体を利用するもの
があり、このようなカード型磁気記録装置は、一般的
に、枠及びこれと一体に形成されるフレームプレート及
びその上下面を覆う上下のカバーとでケース体を構成し
てこれを構造上のベースとし、フレームプレートの下面
に情報処理用の回路基板を重合すると共に、上面にディ
スクを駆動するためのディスクモータや記録再生ヘッド
体の駆動装置を取り付けてある。
【0003】回路基板にはさまざまな電子部品を実装
し、また、構造上のベースとなるフレームプレートに
は、ディスクモータ、記録再生ヘッド体及び脱着機構を
取り付ける。脱着機構は、ディスク形記録媒体を納めた
カセットをカード型磁気記録装置に取り込み又押出すた
めのものでイジェクト機構と呼ばれている。ところで、
カード型磁気記録装置は外殻を成すケース体の内部に多
数の部品を配置しなければならない上に、ケース体はPC
MCIA規格に代表されるように小さく薄い形態としなけれ
ばならない。ちなみに、PCMCIA規格のタイプ[2]は、
ケース体の外形寸法を幅=54.0mm、長さ=85.6
0mm及び厚さ=5.0mmと定めている。
【0004】このような制限の中でケース体内部にディ
スクモータや記録再生ヘッド体を確実に納めるには、フ
レームプレートにこれらを納めるための凹部を設けるこ
とが取付けの安定性やケース体の小さな厚みを最大限に
利用する上から有利である。即ち、平らなフレームプレ
ートの表面にそのまま取付けたのでは、ディスクモータ
などの厚みがそのまま表面側に突出してしまい、ケース
体全体の厚み寸法からしてフレームプレートの裏面に厚
み(高さ)のある電子部品などを装着できなくなってし
まうが、凹部を設けて納めれば、表面側に突出する寸法
が減少し、裏面側に、全面ではないにしても電子部品な
どを取り付けることができる厚み方向の余裕が生じる。
【0005】このため、カード型磁気記録装置のフレー
ムプレートにディスクモータを配置するための凹部や取
付け孔をプレス加工しているが、フレームプレートとし
て使用する素材(多くは鋼板やステンレススチール板)
に弾性があること、プレス力の作用が均等ではないこ
と、プレス後のフレームプレートに残る応力歪みの偏在
などから、凹部や取付け孔の形態及び寸法を正確に形成
するのが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ディスク
形記録媒体を用いる情報機器のフレームプレートに、デ
ィスクモータ及びヘッド体を配置するための凹部や取付
用孔を正確に形成することができるプレス加工方法の提
供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】フレームプレートに円形
領域を設定する。取付け孔抜き工程によって、円形領域
の中心部にディスクモータを取付けるためのモータ取付
け用孔を形成する。凹部形成工程によって、円形領域を
後方押出し加工によって断面方向で押下げてディスクモ
ータを配置するための円形凹部を形成する。凹部形成
は、円形領域を後方押出し加工によって断面方向に押し
下げるので、押し下げにともなう変形量が、後方押出し
加工の特徴である材料の展延(後方押出し)によって補
填されていくので、成形時にフレームプレートの円形領
域周縁に変形が生じない。また、矯正工程によって、モ
ータ取付け用孔の周囲を型押しして、モータ取付け用孔
の周囲を平坦面に矯正すると共に、モータ取付け用孔の
周囲に断面方向へ突出するリング状突出部を形成する。
【0008】矯正工程を備えることによって、凹部形成
工程による円形凹部の形態的な矯正が行われると共に、
ディスクモータを取付ける基準となる底面が平坦に矯正
される。また、リング状突出部によって底面の平坦が維
持される。この結果、ディスクモータを正確な位置に配
置することができ、カード型磁気記録装置など部品の配
置に高い精度が必要な環境においてもディスクモータを
安定して正確な位置に配置することができる。また、フ
レームプレートはカード型磁気記録装置など小形で薄い
装置の構造的な強度を維持する上で重要な部材である
が、リング突出部という断面方向に対する突出部が形成
されることでドーナツ状底面は屈曲に対する強度が向上
し、カード型磁気記録装置など情報機器全体の構造的な
強度を向上させることができる。
【0009】このプレス加工方法にコイル逃げ長孔抜き
工程を付加し、凹部形成工程で形成された円形凹部のド
ーナツ状底面に、ディスクモータのステータコイルを配
置するためのコイル逃げ長孔を形成することがある。コ
イル逃げ長孔は、複数個であって、ドーナツ状底面の中
央を中心として等間隔で放射状に形成する。ディスクモ
ータにおいてステータコイルはその巻き線が円筒形で平
面に対して膨出する部分があるので、この膨出部分をコ
イル逃げ長孔に嵌め込むことにより、ステータコイルを
安定して装着できると共に、ディスクモータの表面がフ
レームプレートの表面から突出する量をさらに抑制する
ことができる。なお、複数個のコイル逃げ長孔は、複数
回に分けたコイル逃げ長孔抜き工程によって形成するこ
とがある。コイル逃げ長孔抜き工程を複数回に分けるこ
とによって、プレス加工時にフレームプレートに与える
衝撃が少なく、フレームプレートの変形が少ない。ま
た、金型に大きな力が作用しないので、金型の耐久性が
高くなる。
【0010】このプレス加工方法の凹部形成工程の前
に、歪み吸収孔の抜き工程を付加することがある。歪み
吸収孔は円形領域の円周部に等間隔に形成され、歪み吸
収孔間が後方押出し用ブリッジ部となる。後方押出し用
ブリッジ部は凹部形成工程の間、ダイとパンチに挟まれ
て押圧され、パンチの移動方向とは逆方向に展延され、
歪み吸収孔の変形と共に、凹部形成加工で円形凹部を形
成する時に発生するフレームプレートの変形を抑制する
ことができる。円形凹部の円周部分は凹部形成加工にお
いて最も変形及び歪みの激しい所であり、この部分の変
形、歪みが多くの場合周辺の平板部や凹部底面の平坦性
に影響を与える。しかし、円形凹部の円周部分に歪み吸
収孔を等間隔に配置してその間を後方押出し用ブリッジ
としているので、凹部形成では後方押出し用ブリッジの
みが上下に展延ばされる格好となって、他の部分に変形
を及ばさずに円形凹部を正確に成形することができる。
【0011】なお、歪み吸収孔とコイル逃げ長孔の円周
側とは近接するので、コイル逃げ長孔が配置される放射
状方向に対し、その軸線上で歪み吸収孔が重ならない位
置に形成すると、歪み吸収孔とコイル逃げ長孔との境界
部分が細くならず、ドーナツ状底面の強度が維持され
る。
【0012】モータ取付用孔を形成する取付け孔抜き工
程を、円形領域の中心部へ最初に開口を形成する粗抜き
工程と、凹部形成工程の後に行い精細モータ取付け用孔
を形成するための精細抜き工程の2段階に分離すること
がある。フレームプレートの素材としてはロールに巻い
た薄板材を用いると巻取り時の軸方向にいわゆるロール
目があり、第1の取付け孔抜き工程では円形を打ち抜い
ても真正な円とならない(モータ取付用孔の粗抜き加
工)。凹部形成工程によって形成された円形凹部の底面
はロール目が矯正されており、第2の取付け孔抜き工程
によってモータ取付用孔を正確に作成することができる
(モータ取付用孔の精細抜き加工)。また、次の矯正工
程では断面に対する突出部を型押しする際にモータ取付
用孔の周縁にプレス力が均等に作用し、凹部底面の平坦
性が維持される。
【0013】モータ取付用孔を形成する取付け孔抜き工
程の粗抜き工程と、歪み吸収孔抜き工程とを同時に行う
ことがある。工程として時期的にも加工箇所的にも同時
に行えるタイミングであり、また、この工程によってフ
レームプレートに歪みが生じるとしても、引続く凹部形
成工程や矯正工程によって矯正される。モータ取付用孔
を形成する取付け孔抜き工程の精細抜き工程と、コイル
逃げ長孔抜き工程を同時に行うことがある。工程として
時期的にも加工箇所的にも同時に行えるタイミングであ
り、また、この工程によって、仮に、円形凹部の底面に
歪みが生じるとしても、引続く矯正工程によってこの変
形を矯正することができる。
【0014】矯正工程の具体的な手段としてバーリング
加工を採用することがある。バーリング加工によってモ
ータ取付け用孔の周囲に断面方向へ突出するリング状突
出部が形成される。このバーリング加工は、1回目の粗
曲げ工程と2回目の精細曲げ工程とすることがある。バ
ーリング加工で形成されるリング状突出部はモータ取付
用孔の円周に立上り壁となり、円形凹部のドーナツ状底
面に対して梁のように機能し、底面の平坦性を維持す
る。また、バーリング加工において粗曲げ工程の後に精
細曲げ工程を行うので、リング状突出部の立ち曲げ部が
小さなアールで明確に形成され、リング状突出部の前記
梁としての機能が向上すると共に、ドーナツ状底面及び
モータ取付け用孔の輪郭が明確になって円形凹部の寸法
精度が向上する。なお、凹部形成加工とバーリング加工
は、これらの加工工程におけるプレス方向を異ならせて
も良い。
【0015】以上の、フレームプレートにディスクモー
タを配置するための円形凹部を形成する加工方法を、フ
レームプレートに円形領域を設定し、円形領域の中心部
にディスクモータを取付けるためのモータ取付け用孔を
また円周部に歪み吸収孔を形成する第1の抜き工程と、
円形凹部を形成する凹部形成工程と、精細モータ取付け
用孔とコイル逃げ長孔とを形成する第2の抜き工程、お
よび精細モータ取付け用孔の周囲に断面方向へ突出する
リング状突出部を形成する矯正工程とを順次行うものと
することがある。さらに、ディスクモーターを備えた機
器では記録再生用のヘッド体を備えるのが通常で、フレ
ームプレートにはディスクモーター用の他に記録再生ヘ
ッド体の回動軸部を支持するヘッド用円形凹部を必要と
する。その場合、モータ用の円形凹部とヘッド用円形凹
部の位置関係は重要で正確に定められねばならない。こ
のため、ディスクモータ用の円形凹部の形成とヘッド用
円形凹部の形成を同じ金型で同時に成形することがあ
る。また、ヘッド用円形凹部の形成に当たっても歪み吸
収孔を設け、その間を後方押出し用ブリッジ部とするこ
とがある。
【0016】
【発明の実施の形態】添付の図に示すものは、PCMCIA規
格のタイプ[2]に準拠するカード型磁気記録装置1を
示し、上下のカバー2,3(図1,2)と中間部のフレ
ーム4とで内部を部品の収容部としたケース体5を構成
している。符号6は外部コネクタで、カード型磁気記録
装置1と情報機器との接続用である。なお、説明の都合
上、コネクタ6側を〔前〕とし、図1の状態で〔上〕
〔下〕〔左〕〔右〕を定める。実際上では、カード型磁
気記録装置1の配置や姿勢によって例えば、右、左が入
れ替わる。
【0017】上下のカバー2,3は、薄いSUS板のプ
レス成形品であり、フレーム4は合成樹脂を素材とした
枠7とステンレススチール板のフレームプレート8とで
構成されている(図3)。枠7とフレームプレート8と
はアウトサート成形により一体に形成される。フレーム
プレート8は、プレス成形品であり、ケース体5の内部
に収納する部品を配置するために、凹部や凸部あるいは
切り抜きや切り起こしなどが形成されている。大きな円
形凹部9はディスクモーター10(図4)を配置するた
めのものであり、ヘッド用円形凹部11は記録再生ヘッ
ド体12の回動軸部を配置するためのものである。
【0018】ケース体5の内部には、回路基板13とフ
レームプレート8が位置する。回路基板13にはディス
クモーター10や記録再生ヘッド体12(図4)を駆動
するための制御回路や記録再生ヘッド体12を通じてデ
ータを読み書きするためのデータ処理回路が形成されて
おり、フレームプレート8の下面側に重ねて取り付けら
れる(図2)。フレームプレート8の上面にはディスク
モータ10が前記の円形凹部9に、また、記録再生ヘッ
ド体12がヘッド用円形凹部11に配置されると共に、
その他、メインイジェクト機構14、サブイジェクト機
構15などが配置される(図4)。符号16はシャッタ
ーで下カバー3の後端縁に前後方向で起倒自在に取り付
けてあり、ケース体5の後面を開放可能としている。符
号17はカートリッジで、内部に磁気記録ディスク18
が収納されている。符号19は絶縁フィルムでフレーム
プレート8の下面と回路基板13との間に配置される。
【0019】ディスクモータ10は、薄く偏平な構造
で、18個のステータコイルコイル20を放射状に備
え、その中心部にローター21を回転自在に備えてい
る。ローター21は上面に、カートリッジ17がカード
型磁気記録装置1に差し込まれたとき、その内部の磁気
記録ディスク18のハブを磁気的に吸着するリング磁石
22を備えている。
【0020】フレームプレート8はステンレススチール
の平板(SUS304、厚さ0.4mm)から外形を型抜きした
後、一部省略はあるが、図5〜図10のプレス工程を経
て完成する。なお、このプレス工程は、SUSのロール
板を巻き戻しながら順送りで完成する「順送り式」の場
合(図5に鎖線でキャリアを示す)と、ブランクとも呼
ばれる型抜きした板(ブランクと呼ばれる)を個々に加
工していく単発式とあるが、加工方法そのものに本質的
な差異はない。
【0021】〔第1工程〕・・・図5 型抜き板23(図5)にディスクモータ取付け用の円形
領域25を設定し、その中心にモータ取付け用孔24を
打ち抜く。この取付け用孔24はディスクモータ10の
軸部を嵌合して固定するためのものであるが、設計上の
寸法よりも半径を0.2mm程度小さくした粗抜きであ
り(粗抜き工程)、後工程の精細抜き(精細抜き工程)
のために仕上げ代を残している。符号26a〜26d
は、各種小部品を取り付けるための開口部の例、符号2
6eは、各工程で使用する位置決めピンが通る孔であ
り、符号27a〜27dは切起こしのための打ち抜き部
の例である。これらはモータ取付け用孔24を加工する
前に加工される。
【0022】なお、この実施形態では、円形領域25の
円周部、すなわち、モータ取付け用孔24と同心円位置
に、同時に歪み吸収孔28を等間隔に形成し、隣接する
歪み吸収孔28間を後方押出し用ブリッジ部29として
いる。歪み吸収孔28は、ディスクモータのステータコ
イルの数に合わせて18個設けている。また、型抜き板
23の他の箇所に記録再生ヘッド体12の回動軸部を取
付けるヘッド用円形凹部11(図3)を同時に形成して
いく。このため、型抜き板23に設定したヘッド用円形
領域30の円周位置にも同様に歪み吸収孔31を形成す
る。歪み吸収孔31間の小ブリッジ部32もまた、後方
押出し加工を受ける部分である。
【0023】〔第2工程〕・・・図6 型抜き板23に設定した円形領域25およびヘッド用円
形領域30を後方押出用のプレス型(図11)で上面か
ら押下げてドーナツ状底面33と外周壁34からなる円
形凹部9(図3,図12)とヘッド用円形凹部11を形
成する。この加工は、ダイス35上面に型抜き板23を
載置してストリッパ36で押さえ、パンチ37とノック
アウトパンチ38でドーナツ状底面9の箇所を挟み込ん
でそのままダイス35側に押込むことで行う。このと
き、後方押出し用ブリッジ部29が後方押出し作用を受
ける。即ち、ダイス35の肩部39とパンチ37の肩部
40は両者の接近で間隔が小さくなる斜面に形成されて
おり、パンチ37がノックアウトパンチ38と共に下降
すると、肩部39と40は接近し、これらの間に挟まれ
た後方押出し用ブリッジ部29が押しつぶされる形で展
延され、後方押出し用ブリッジ部29はパンチの移動方
向及び逆の方向へ押し出される。パンチ37とノックア
ウトパンチ38が下降することによる前記ブリッジ部2
9の変位量は、後方押出しによるこの部分の伸張量と等
しく、前記ブリッジ部29が引き延ばされると云うこと
はない。このため、通常の絞り加工のように引き延ばし
による前記ブリッジ部29の破断や、円形凹部9周辺の
板材が引き込まれて型抜き形状が変形してしまうという
事態が生じない。後方押出のプレス型による円形凹部の
成形では、後の工程を考慮して、凹部の深さを最終寸法
よりも0.1〜0.2mm程度深く形成しておく
【0024】〔第3工程〕・・・図6 型抜き板23に形成した円形凹部9とヘッド用円形凹部
11の形態を整える。この場合のプレス型(図12)
は、ダイス41、ストリッパ42及びノックアウトパン
チ43を備え、ダイス41に載置された成形途中のフレ
ームプレート8をストリッパ42で押さえ、ノックアウ
トパンチ43を上昇させてドーナツ状底面33を下方か
ら押圧加工する。ダイス41やストリッパ42の角は小
さなアールで直角に作ってあるので、第1のプレス型で
成形された円形凹部9の角部44,45の角度を直角に
近くし、曲げ部のいわゆるダレを矯正する(角出しと呼
ぶ)。これにより、角部44、45がシャープに成形さ
れた寸法精度の高い円形凹部9を得ることができる。角
出しはこの後も繰り返し行われる。なお、歪み吸収孔2
8は、凹部形成の際、後方押出しブリッジ部29が後方
押出しされるのに応じて、円形凹部9の外周壁34(図
3)において上下に長い長孔となる。ヘッド用円形凹部
11においても同様である。
【0025】〔第4工程〕・・・図7 次に、辺縁部の曲げ加工(第4工程)と打ち出しおよび
バーリング加工(第5工程)を行う。第4工程では、型
抜き板23の左右両側壁46a,46bを立上げ、ま
た、前端に段差部47を設け、後端にわずかな立上げ部
48を形成する。打ち出しでは円形凹部9の外周部に沿
って3個所に設けた円弧突条49(図3)などの成形
と、サブイジェクト機構15(図4)の軸受けとなる部
分50あるいは小部品の取付け部となる個所51などの
バーリング加工を行う。
【0026】〔第6工程〕・・・図8 モータ取付け用孔24の2次加工(精細抜き加工)とピ
アス型による第1回のコイル逃げ長孔52の打ち抜き加
工を行う(図8)。プレス型は第1工程の場合と同様で
ある。モータ取付け用孔24の精細抜き加工は、第1工
程の粗抜き工程で作成された開口(図8に2点鎖線で表
示)を拡大することにより仕上げ加工するものである
が、後のバーリング仕上げ加工用の仕上げ代(0.5m
m程度)を包含したものとしておく。精細抜き加工は、
型抜き板23に凹部形成加工で円形凹部9を作った後の
ドーナツ状底面33に形成されるので、型抜き板23に
残るロール目などの歪み要因がすでに除去されていて、
モータ取付け用孔24を正確に成形することができる
【0027】〔第7工程〕…図9 第2回のコイル逃げ長孔52の打ち抜き加工と補足の打
ち抜き加工を行う。コイル逃げ長孔52は、ドーナツ状
底面33に18個を等間隔の放射状に形成するが、ピア
ス型で9個ずつ2回に分けて打ち抜く。これにより、一
挙に18個を形成するよりも比較的小さなプレス力で加
工が可能であり、また、ドーナツ状底面に与える衝撃が
小さく、円形凹部9の歪みを抑制することができる。な
お、円形凹部9の外周壁34にすでに形成されている歪
み吸収孔28とはコイル逃げ長孔52が配置される放射
状方向に対し、その軸線上で歪み吸収孔28が重ならな
い位置に形成する。これによって歪み吸収孔28とコイ
ル逃げ長孔52の円周側とが近接する境界部分が細くな
らず、ドーナツ状底面33の強度を維持しやすい。
【0028】補足の打ち抜き加工は、型抜き板23の前
方右側に記録再生ヘッド体12の駆動コイル59(図
4)に対応したステータマグネットとヨーク60を取付
けるための切り抜き孔61を形成する。これはフレーム
プレート8が、薄くても比較的剛性が高く、非磁性体で
あるステンレススチール板を素材としているために必要
となる工程で、この切り抜き孔61個所に磁性体の鋼板
から成形したヨーク60を取付け、これにステータとし
ての永久磁石を配置する。
【0029】〔第8工程〕…図10 補足的な打ち出し加工によって支持凸部62を形成す
る。支持凸部62はカード型磁気記録装置1に差し込ま
れたカートリッジ17を支持して、上カバー2を通じて
カートリッジ17が押圧された時にもディスク駆動モー
タ10に支障がないようにするためである。 〔第9工程〕・・・図10 曲げ加工とバーリング加工を行う。曲げ加工は、第1工
程の前に形成されていた切り抜き27a〜27cの部分
を立上げて切起こしを形成し、また、打抜き部27dの
細片を折り曲げて切起こしを形成するなどの仕上げを行
う。
【0030】バーリング加工は、モータ取付け用孔24
の周囲に断面方向へ突出するリング状の突出部53(立
上がり壁・・・図10、図13〜図16)を形成する。
この加工はまた、コイル逃げ長孔52の打ち抜き加工で
生じているかも知れない円形凹部9の変形を矯正し、ま
た、その矯正した形態を維持するための矯正工程でもあ
る。
【0031】バーリング加工は、粗曲げ加工と精細曲げ
加工の2段階で行う。この場合のプレス型(図15)
は、ダイス54、ストリッパ55、ノックアウトパンチ
56、パンチ57及びダイス入れ子58で構成され、ス
トリッパ55とダイス入れ子58との間に、ドーナツ状
底面33の内周縁部の肉厚に相当するクリアランスsが
存在する。そして、このプレス型のパンチ57は先端部
が円環状となっていてこの部分が前記のクリアランスs
に入り込める寸法となっている(図15)。粗曲げ加工
は、パンチ57を上方へ待避させた状態で行う。即ち、
ダイス54上に成形途中のフレームプレート8を載置
し、ノックアウトパンチ56をその上面がダイス入れ子
58の上面以上となるまで持ち上げ、同時にストリッパ
55を下降して円形凹部9のドーナツ状底面33の部分
をノックアウトパンチ56とストリッパ55とで挟み付
ける(図14)。ついで、ノックアウトパンチ56とス
トリッパ55がそのまま下降して固定されているダイス
入れ子58との間でリング状の突出部53を形成する。
ノックアウトパンチ56とストリッパ55はドーナツ状
底面33を挟んだまま上下移動を3回ほど繰り返して行
い、突出部53(立上がり壁)の成形を安定させる。突
出部53の高さは予定値よりも0.2mm程度高くなる
ように設定されている。
【0032】〔第10工程〕・・・図10 パンチ57を用いてバーリングの精細曲げ加工を行う。
即ち、粗曲げ加工のノックアウトパンチ56とストリッ
パ55が同時に下降してダイス入れ子58との間にリン
グ状の突出部53を挟み込んだ状態(図15)におい
て、パンチ57を下降してリング状突出部53の上面を
押圧し(図16)、前記の0.2mm程度高くしてある
分を低くすることにより、立上がり壁53とドーナツ状
底面33との曲げ角部63のダレを無くして角をシャー
プにする。これによって、モータ取付け孔24の寸法を
正確なものとする。
【0033】これにより、ダレが見られる状態にあった
リング状突出部53の曲げ角部63がシャープに成形さ
れる。なお、粗曲げ加工では、リング状突出部53の高
さを次の精細曲げ加工を考慮して目的寸法よりも0.2
mm程度高くしておく。これにより、ディスクモータ1
0の軸部を取付けるモータ取付け用孔24の成形が終了
する。同時に、粗曲げ加工、精細曲げ加工を通じて、ド
ーナツ状底面33はストリッパ55とノックアウトパン
チ56に挟まれて押圧作用を受けるので、モータを取り
付ける円形凹部9のドーナツ状底面33が最終的に平坦
面に矯正される。そして、リング状の突出部53は、ド
ーナツ状底面33の平面に対して上方へ立上がって連続
している壁なので、ドーナツ状底面33に対して補強梁
のように機能し、ドーナツ状底面33の平坦性が維持さ
れる。
【0034】以上によって、フレームプレート8が出来
上がる。なお、これらの工程において、円形凹部9の成
形とヘッド用円形凹部11の成形は同時ではなく、別途
に進行させても良い。リング状突出部53はその加工時
にドーナツ状底面33を平坦に整え、かつ、この部分を
補強してその平坦性を維持できるものであればよいの
で、バーリング加工によるリング状の立上り壁に限ら
ず、打出しによるリング状の突条であってもよい。リン
グ状立上がり壁53の突出方向は、上方ではなく下方で
あってもよい。ただし、上方の方がバーリング加工によ
る立上がり壁53が凹部形成による円形凹部9の内側に
なり、ケース体5の小さな厚み寸法という制限の中で、
立上がり壁53を形成するとき、有利である。また、モ
ータ取付用孔24を形成する取付け孔抜き工程の粗抜き
工程と歪み吸収孔抜き工程とを同時に行ってもよいし、
精細抜き工程とコイル逃げ長孔抜き工程とを同時に行っ
てもよい。
【0035】カード型磁気記録装置1の組立は概略で次
ぎのように行う。フレームプレート8の円形凹部9にデ
ィスクモーター10を固定して回路基板13側と接続す
る。ディスクモータ10のステータコイル20は、その
各巻線の張り出しを円形凹部9に形成したコイル逃げ長
孔42にはめ込まれて位置する。記録再生ヘッド体12
をヘッド用円形凹部11へ回動自在に取り付け、駆動コ
イル59をフレームプレート8に固定してあるヨーク6
0の間に配置する。また、メインイジェクト機構14及
びサブイジェクト機構15、その他を取り付ける。そし
て、フレームプレート8の下面側へ回路基板13を重合
し、一部を接着して固定し、上下のカバー2,3を枠7
に係合し、一部に接着手段を用いて固定する。
【0036】これにより、前方に外部コネクタ6の受け
口が露出し、後端にカートリッジ17を挿入するための
開口(シャッター16を有する)を備えたカード型磁気
記録装置1が完成する。後方の開口からカートリッジ1
7を押し込んで利用する。以上、カード型磁気記録装置
1をPCMCIA規格におけるタイプ[2]のものとして説明
したが、本願発明のフレームプレートのプレス加工方法
は、このような規格およびタイプのものに制限されるも
のではない。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、ディス
クモータを配置する円形凹部の成形に後方押出し加工を
採用しているので、成形時に他の部分に変形が少なく、
寸法的な誤差の許容度が小さな製品のフレームプレート
として精度の高いプレス加工を行うことができる。ま
た、矯正工程によって、凹部形成工程で作ったモータ取
付け用の円形凹部を形態的に矯正し、また、ディスクモ
ータを取付ける基準となる底面が平坦に矯正されるの
で、ディスクモータを正確な位置に配置することがで
き、カード型磁気記録装置など、全体の寸法上から部品
の配置に高い精度が必要な環境においても、ディスクモ
ータを安定して正確な位置に配置することができる。
【0038】請求項2に記載の構成によれば、ディスク
モータにおけるステータコイルの下面側への張り出し部
分をコイル逃げ長孔にはめ込んで取付けることにより、
厚み寸法が小さな製品において、ディスクモータの厚み
を有利に処理することができる。請求項3に記載の構成
によれば、円形凹部のドーナツ状底面を変形してしまう
ことが少なく、精度の高い円形凹部を得ることができ
る。請求項4に記載の構成によれば、円形領域の円周部
へ等間隔に形成した歪み吸収孔によって後方押出し用ブ
リッジ部が形成されるので、凹部形成の際の変形(後方
押出し)がこの部分にが集中して、変形が型抜き板の他
の部分に及ばず、寸法精度の高い円形凹部を得ることが
できる。
【0039】請求項5に記載の構成によれば、歪み吸収
孔とコイル逃げ長孔の円周側とが近接する境界部分が細
くならず、ドーナツ状底面の強度を維持しやすい。請求
項6に記載の構成によれば、粗抜き工程によって概略の
モータ取付け用孔を形成しておき、素材のロール目な
ど、型抜き板に変形要因がなくなった凹部形成工程の後
に精細抜き工程を行うので、寸法的に精度の高いモータ
取付け用孔を形成することができる。また、素材として
の平板(型抜き板など)に概略のモータ取付け用孔が形
成されることで、凹部形成時の応力変形がこの孔に吸収
され、成形品の変形を防止することができる。請求項7
に記載の構成によれば、取付け孔抜き工程の粗抜き工程
と歪み吸収孔抜き工程はタイミングとして同時に行える
ので成形手順を短縮することができる。
【0040】請求項8に記載の構成によれば、取付け孔
抜き工程の精細抜き工程とコイル逃げ長孔抜き工程はタ
イミングとして同時に行えるので成形手順を短縮するこ
とができる。請求項9に記載の構成によれば、バーリン
グ加工は、リング状突出部を形成する上で簡単な手段で
ある。また、リング状突出部によって円形凹部底面の平
坦性が維持される。さらに、リング状突出部は、フレー
ムプレートの断面方向で突出するので、ドーナツ状底面
の屈曲に対する強度が高かくなり、カード型磁気記録装
置など小形で薄い装置の構造的な強度が向上する。
【0041】請求項10に記載の構成によれば、バーリ
ング加工が粗曲げ工程と精細曲げ工程を行うことによっ
て、寸法的に精度の高いリング状突出部を得ることがで
きる。請求項11に記載の構成によれば、バーリング加
工による突出部を凹部形成による円形凹部の内側に向け
て形成することができ、小さな厚み寸法が要求される製
品の中にリング状突出部を形成する際、有利である。請
求項12に記載の構成によれば、フレームプレートに円
形領域を設定してから、モータ取付け用孔、歪み吸収
孔、コイル逃げ長孔を備えた円形凹部、およびリング状
突出部を順序よく、また、後方押出によって円形凹部を
成形するので、フレームプレートを精確に作ることがで
きる。請求項13に記載の構成によれば、ディスクモー
タ用の円形凹部と記録再生ヘッド体用のヘッド用円形凹
部とを同時進行で形成することにより、工程数を低減
し、又、同じ金型を使用することで両円形凹部の位置関
係にばらつきが生じないので、組立後の調整工程を簡略
化することができる。請求項14に記載の構成によれ
ば、ヘッド用円形凹部が引き延ばしではなく展延を行う
後方押出成形で形成されるので、ディスクモータ用の円
形凹部を形成する場合と同様に、成形の際凹部の周辺に
変形がほとんど発生せず、ヘッド用円形凹部をその位置
及び形態共に正確に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード型磁気記録装置の全体を示す斜視図
【図2】カード型磁気記録装置を分解して示す斜視図
【図3】フレームの斜視図
【図4】フレームを上方から見た平面図
【図5】第1工程を示す平面図
【図6】第2工程、第3工程を示す平面図
【図7】第4工程、第5工程を示す平面図
【図8】第6工程を示す平面図
【図9】第7工程を示す平面図
【図10】第8程、第9工程、第10工程を示す平面図
【図11】第2工程における後方押出しの状態を説明す
るための断面図
【図12】第3工程における角出しの状態を説明するた
めの断面図
【図13】第9工程によるリング状突出部の箇所を拡大
して示す斜視図
【図14】第9工程におけるバーリング加工前の状態を
示す断面図
【図15】第9工程におけるバーリングの粗曲げ状態を
説明するための断面図
【図16】第9工程におけるバーリングの精細曲げ状態
を説明するための断面図
【符号の説明】
1 カード型磁気記録装置 2 上カバー 3 下カバー 4 フレーム 5 ケース体 6 外部コネクタ 7 枠 8 フレームプレート 9 円形凹部 10 ディスクモータ 11 ヘッド用円形凹部 12 記録再生ヘッド体 13 回路基板 14 メインイジェクト機構 15 サブイジェクト機構 16 シャッター 17 カートリッジ 18 磁気記録ディスク 19 絶縁フィルム 20 ステータコイル 21 ローター 22 リング磁石 23 型抜き板 24 モータ取付け用孔 25 円形領域 26a〜26d 開口部 27a〜27d 打抜き部 28 歪み吸収孔 29 後方押出し用ブリッジ部 30 ヘッド用円形領域 31 歪み吸収孔 32 小ブリッジ部 33 ドーナツ状底面 34 外周壁 35 ダイス 36 ストリッパ 37 パンチ 38 ノックアウトパンチ 39 ダイスの肩部 40 パンチの肩部 41 ダイス 42 ストリッパ 43 ノックアウトパンチ 44 角部 45 角部 46 側壁 47 段差部 48 立上げ部 49 円弧突条 50 軸受け部となる部分 51 小部品の取付け部となる箇所 52 コイル逃げ孔 53 立上がり壁(突出部) 54 ダイス 55 ストリッパ 56 ノックアウトパンチ 57 パンチ 58 ダイス入れ子 59 駆動コイル 60 ヨーク 61 切抜き孔 62 支持凸部 63 曲げ角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B21D 28/26 B21D 28/26 (72)発明者 脇田 真紀 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 高橋 昇司 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 勝又 嘉則 東京都田無市芝久保町2丁目4番3号 株 式会社勝又発條製作所内 Fターム(参考) 5D109 CA02 5H605 AA08 BB05 CC01 CC02 DD03 FF01 GG11 GG12 GG20 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP02 PP13 PP28 SS03 SS04 SS13 TT13

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームプレート8にディスクモータ1
    0を配置するための円形凹部9を形成する加工方法であ
    って、 フレームプレート8に円形領域25を設定し、その領域
    25の中心部にディスクモータ10を取付けるためのモ
    ータ取付け用孔24を形成する取付け孔抜き工程と、こ
    の円形領域25を後方押出し加工により断面方向で押下
    げて前記円形凹部9を形成する凹部形成工程と、モータ
    取付け用孔24の周囲に断面方向へ突出するリング状突
    出部53を形成して平坦面を得る矯正工程とを有してい
    ることを特徴とするディスクモータを配置するフレーム
    プレートのプレス加工方法。
  2. 【請求項2】 凹部形成工程で形成された円形凹部9の
    ドーナツ状底面33にステータコイル20を配置するた
    めのコイル逃げ長孔52を複数個、底面中央を中心とし
    て等間隔で放射状に形成するコイル逃げ長孔抜き工程を
    有することを特徴とする請求項1に記載のディスクモー
    タを配置するフレームプレートのプレス加工方法。
  3. 【請求項3】 コイル逃げ長孔52は、複数回のコイル
    逃げ長孔抜き工程によって等間隔に形成されることを特
    徴とした請求項2に記載のディスクモータを配置するフ
    レームプレートのプレス加工方法。
  4. 【請求項4】 凹部形成工程が、その加工の前に実行さ
    れる歪み吸収孔28の抜き工程を伴い、歪み吸収孔28
    の抜き工程によって、円形領域25の円周部に歪み吸収
    孔28を等間隔に形成し、歪み吸収孔間を後方押出し用
    ブリッジ部29とすることを特徴とした請求項1〜3の
    いずれか1つに記載のディスクモータを配置するフレー
    ムプレートのプレス加工方法。
  5. 【請求項5】 凹部形成工程が、その加工の前に実行さ
    れる歪み吸収孔28の抜き工程を伴い、歪み吸収孔28
    の抜き工程によって、円形領域25の円周部に歪み吸収
    孔28を等間隔に形成し、歪み吸収孔28間を後方押出
    し用ブリッジ部29としてあり、歪み吸収孔28とコイ
    ル逃げ長孔52とは、コイル逃げ長孔52が配置される
    放射状方向に対して重ならない位置に形成されているこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載のディスクモータ
    を配置するフレームプレートのプレス加工方法。
  6. 【請求項6】 モータ取付用孔24を形成する取付け孔
    抜き工程が、円形領域25の中心部へ最初に開口を形成
    する粗抜き工程と凹部形成工程の後に行い精細モータ取
    付け用孔を形成するための精細抜き工程とからなること
    を特徴とした請求項1〜5のいずれか1つに記載のディ
    スクモータを配置するフレームプレートのプレス加工方
    法。
  7. 【請求項7】 モータ取付用孔24を形成する取付け孔
    抜き工程が、円形領域25の中心部へ最初に開口を形成
    する粗抜き工程と凹部形成工程の後に行う精細抜き工程
    とからなり、粗抜き工程と歪み吸収孔抜き工程とが同時
    に行われることを特徴とする請求項4又は5に記載のデ
    ィスクモータを配置するフレームプレートのプレス加工
    方法。
  8. 【請求項8】 モータ取付用孔24を形成する取付け孔
    抜き工程が、円形領域25の中心部へ最初に開口を形成
    する粗抜き工程と凹部形成工程の後に行う精細抜き工程
    とからなり、精細抜き工程とコイル逃げ長孔抜き工程と
    が同時に行われることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のディスクモータを配置するフレームプレートのプレ
    ス加工方法。
  9. 【請求項9】 矯正工程はバーリング加工によってモー
    タ取付け用孔24の周囲に断面方向へ突出するリング状
    突出部53を形成する工程であることを特徴とした請求
    項1〜8のいずれか1つに記載のディスクモータを配置
    するフレームプレートのプレス加工方法。
  10. 【請求項10】 矯正工程のバーリング加工が、粗曲げ
    工程と精細曲げ工程とからなることを特徴とする請求項
    9に記載のディスクモータを配置するフレームプレート
    のプレス加工方法。
  11. 【請求項11】 凹部形成加工とバーリング加工は、加
    工工程におけるプレス方向が異なることを特徴とする請
    求項9又は10に記載のディスクモータを配置するフレ
    ームプレートのプレス加工方法。
  12. 【請求項12】 フレームプレート8にディスクモータ
    10を配置するための円形凹部9を形成する加工方法で
    あって、 フレームプレート8に円形領域25を設定し、その中心
    部にディスクモータ10を取付けるためのモータ取付け
    用孔24を、また、円周部に歪み吸収孔28を形成する
    第1の抜き工程と、円形凹部9を後方押出し加工により
    形成する凹部形成工程と、精細モータ取付け用孔とコイ
    ル逃げ長孔42とを形成する第2の抜き工程、および精
    細モータ取付け用孔の周囲に断面方向へ突出するリング
    状突出部47を形成する矯正工程とを順次行うことを特
    徴とするディスクモータを配置するフレームプレートの
    プレス加工方法。
  13. 【請求項13】 円形凹部9と記録再生ヘッド体の回動
    軸部を配置するためのヘッド用円形凹部11を一体の金
    型で、後方押出し成形により、ディスクモータ10の円
    形凹部9を形成する凹部形成工程と同時進行で形成する
    ことを特徴とした請求項1〜12のいずれか1つに記載
    の、ディスクモータを配置するフレームプレートのプレ
    ス加工方法。
  14. 【請求項14】 ヘッド用円形凹部は、フレームプレー
    ト8にヘッド用円形領域30を設定し、ヘッド用円形領
    域25の円周部に歪み吸収孔31を等間隔に形成して歪
    み吸収孔間を後方押出し用ブリッジ部32とし、この円
    形領域30を後方押出し加工により断面方向で押下げて
    形成することを特徴とした、請求項13に記載のディス
    クモータを配置するフレームプレートのプレス加工方
    法。
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