JP2000245088A - Srモータのステータコイル - Google Patents

Srモータのステータコイル

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JP2000245088A
JP2000245088A JP11038820A JP3882099A JP2000245088A JP 2000245088 A JP2000245088 A JP 2000245088A JP 11038820 A JP11038820 A JP 11038820A JP 3882099 A JP3882099 A JP 3882099A JP 2000245088 A JP2000245088 A JP 2000245088A
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JP
Japan
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conductor
coil
stator core
motor
protrusion
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JP11038820A
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English (en)
Inventor
Eiichi Aida
栄一 相田
Hiroyuki Kurihara
裕之 栗原
Hiroyuki Shimizu
裕之 清水
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TDK Lambda Corp
Original Assignee
TDK Lambda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電流を流すことができる大出力のSRモー
タの量産化が実現可能となる。 【解決手段】 ステータコア1に形成した突起部1Aに
絶縁部材を介して導体3を巻装して形成したSRモータ
のステータコイル2であって、このコイル2を形成する
導体3として帯状の銅板を使用し、これがステータコア
1の突起部の形状に合わせて複数回折曲して形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SRモータのス
テータコアにおいて、コアに形成した突起部に絶縁部材
を介して導体を取り付け形成するSRモータのステータ
コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばSRモータにあっては、ステータ
側のコア(ステータコア)に設けたコイルに通電してロ
ータを回転させるように構成されているが、通常このコ
イルを形成するために、例えば絶縁用のエナメルをコー
テイングしたマグネットワイヤとよばれる断面丸型線又
は平型線が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな線を使用してコイルを形成した場合には、例えば低
電圧用SRモータにあっては、大電流を流す必要から、
太線を使用して巻装したコイルが必要となる。ところ
が、例えば直径2mm以上の丸線を使用するとなるとコイ
ル製造の際に大量生産が難しくなり、製造コストの増大
にもつながっている。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、大電流を流すことができる大出力のSRモータの量
産化が実現可能となるSRモータのステータコイルを低
コストで提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、ステータコアに形成した突起部に絶縁部材
を介して導体を巻装して形成したSRモータのステータ
コイルであって、このコイルを形成する導体として銅帯
を使用し、これがステータコアの突起部の形状に合わせ
て複数回折曲して形成されているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1及び図4
はこの発明に係るSRモータのステータコア1を示すも
のであり、このステータコア1に設けたコイル2は、薄
板状の導体3を巻装させて形成されている。
【0007】導体3は、銅材を適宜の厚さに圧延させて
形成した銅板(例えば市販品で標準厚さのもの)30
(図2参照)から適宜の幅wで切り出した長尺(若しく
は短尺)帯状の銅板30′(図3参照)が使用されてお
り、巻線方向に対して直交する導体幅方向に切断したと
きの断面が大きな面積となるように構成されているか
ら、大電流を流すことができる。この導体3は、所定の
巻線機を使用し、ステータコア1の突起部1Aとほぼ同
一大きさの巻き枠又はボビンに巻装することによりコイ
ル2が形成されるとともに、このコイル2の形成後にス
テータコア1の突起部1Aに挿入固着されるようになっ
ている。なお、この巻線作業の際には、同時に適宜の材
料で形成した絶縁紙4(図4及び図5参照)も同時に巻
装されて各巻線間の絶縁がなされている。
【0008】また、ここで、形成したコイルとともに巻
き枠又はボビンごとそのまま突起部間のスロットに挿入
する場合、この巻き枠やボビン自体が絶縁材料で形成さ
れていれば、これらと突起部との間に絶縁部材を介装す
る必要がないが、これら巻き枠やボビンが導電性材料で
形成されているときには、これらと突起部との間に絶縁
部材を介装させる必要がある。また、コイルを形成後に
これら巻き枠やボビンをここから取り外して突起部間の
スロットに挿入する場合には、勿論コイルと突起部との
間に絶縁部材を介装する必要がある。
【0009】また、この導体3の基端部3Aは、図6に
示すように、90度折り返して一方側の接続部を構成し
ており、ここから口出し線として外部への引き出し線が
取り付けられるようになっている。また、先端部3B
(図1参照)は、そのまま上方に延在して他方側の接続
部を構成している。
【0010】なお、この実施例では、導体として比較的
薄手の銅板を使用したが、この他に例えば図7に示すよ
うに、導体として厚手の銅板3′を使用する場合には、
導体3′の巻線部分の先端部側方を蟻溝状に切り欠いた
接合溝3´Cを形成し、この接合溝3´Cに別に用意し
た口出部3´Aの嵌合突起3´Dを嵌合一体化させれば
よい。更にD嵌合部を溶接又はロー付する場合もある。
【0011】また、この実施例では、絶縁紙の替わり
に、例えば導体を適宜の隙間を保持して巻装しておくと
ともに、この巻装した導体の間の隙間に適宜の絶縁性樹
脂を充填させて絶縁性を確保してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ステータコアに形成した突起部に絶縁部材を介し
て導体を巻装して形成したSRモータのステータコイル
であって、このコイルを形成する導体として帯状の銅板
を使用し、これがステータコアの突起部に合わせた形状
に複数回折曲して形成されているので、断面積の大きな
コイルを簡単に形成でき、これによりコイルに大電流を
流すことができ、その結果小型でも大出力のSRモータ
の量産化が実現可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のSRモータのステータコイルを示す
概略斜視図。
【図2】この発明に係る導体に使用する銅板の切り出し
を説明する説明図。
【図3】この発明の切り出した銅帯を説明する説明図。
【図4】この発明の係るコイルの巻線状態を示す説明
図。
【図5】図4に於けるV-V線断面図。
【図6】この発明に係るコイルの口出し部分を示す説明
図。
【図7】この発明に係る他のコイルの態様を示す概略斜
視図。
【符号の説明】
1 ステータコイル 1A 突起部 2 コイル 3 導体 3A 基端部 3B 先端部 4 絶縁紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 裕之 東京都墨田区堤通1丁目19番9号 日本電 気精器株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 BB10 BB12 CA01 CA04 CB02 CB17 CC05 CC07 CC11 CC17 CD21 CE05 CE13 FA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアに形成した突起部に絶縁部
    材を介して導体を巻装して形成したSRモータのステー
    タコイルであって、 このコイルを形成する導体として銅帯を使用し、これが
    ステータコアの突起部の形状に合わせて複数回折曲して
    形成されていることを特徴とするSRモータのステータ
    コイル。
  2. 【請求項2】 導体が、圧延された銅板を所望幅の帯状
    に切り出して形成されていることを特徴とするSRモー
    タのステータコイル。
JP11038820A 1999-02-17 1999-02-17 Srモータのステータコイル Withdrawn JP2000245088A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117118170A (zh) * 2023-10-20 2023-11-24 深圳市德达兴驱动科技有限公司 一种振镜电机的线圈制造方法及线圈

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117118170A (zh) * 2023-10-20 2023-11-24 深圳市德达兴驱动科技有限公司 一种振镜电机的线圈制造方法及线圈
CN117118170B (zh) * 2023-10-20 2023-12-26 深圳市德达兴驱动科技有限公司 一种振镜电机的线圈制造方法及线圈

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