JP2000243990A - 太陽電池用カバーフィルムおよびその製造方法、およびそのカバーフィルムを用いた太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池用カバーフィルムおよびその製造方法、およびそのカバーフィルムを用いた太陽電池モジュール

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JP2000243990A
JP2000243990A JP11040685A JP4068599A JP2000243990A JP 2000243990 A JP2000243990 A JP 2000243990A JP 11040685 A JP11040685 A JP 11040685A JP 4068599 A JP4068599 A JP 4068599A JP 2000243990 A JP2000243990 A JP 2000243990A
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film
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Kojiro Okawa
晃次郎 大川
Yasushi Yamada
泰 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集電効率が高く、耐久性に優れると共に、生
産性、経済性にも優れた太陽電池モジュールを得るため
の、太陽電池用カバーフィルム及びその製造方法、及び
そのカバーフィルムを用いた太陽電池モジュールを提供
する。 【解決手段】 太陽電池の前面用(光の入射側用)のカ
バーフィルムを、少なくとも耐候性フィルム1に熱接着
性樹脂層2とメッシュ状電極3とを順に積層して作製
し、また、背面用のカバーフィルムを、耐候性フィルム
1′に熱接着性樹脂層2′を積層して作製し、前者は太
陽電池の前面の透明電極8面に、後者は太陽電池の背面
の基板5面に重ね合わせて、真空ラミネート法で積層、
一体化して太陽電池モジュール100を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池の外側に
用いるカバーフィルム、およびその製造方法、およびそ
のカバーフィルムを用いた太陽電池モジュールに関し、
更に詳しくは、前記カバーフィルムの構成を、耐候性フ
ィルムに予め熱接着性樹脂層とメッシュ状電極とが積層
された構成とすることにより、太陽電池モジュールの性
能を維持しながら、その製造工程を簡略化し、生産性の
向上と低コスト化を実現できるようにした太陽電池用カ
バーフィルム、およびその製造方法、およびそのカバー
フィルムを用いた太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池モジュールは、種々の構
成のものが開発されその構成は多種多様であるが、例え
ば、基板上に、両側を前面用の透明電極と背面用の金属
電極とで挟まれた発電層を設けてセル部を形成し、更
に、そのセル部の上、または、セル部側と基板側の両方
の面に、熱接着性樹脂層を介して封止用のカバーフィル
ムを積層してモジュール化される構成が一般的である。
上記において、基板は、セル部の前面側に用いてもよ
く、また、背面側に用いてもよい。只、基板をセル部の
前面側に用いる場合と、背面側に用いる場合とでは、そ
の上に形成するセル部の形成順序が逆になること、ま
た、基板をセル部の前面側に用いる場合は、基板に透明
材料を用いることが必須条件となる点で異なっている。
【0003】このような太陽電池モジュールの製造は、
例えば、前記基板をセル部の背面側に用いる場合、基板
上に導電性金属を用いた電極を設け、その上に発電層を
形成し、更にその上に透明電極、メッシュ状電極を順次
形成してセル部を形成した後、そのメッシュ状電極の
上、または両方の面に、熱接着性樹脂層のフィルムを挟
んでカバーフィルムを重ね合わせ、真空ラミネート法で
脱気、加熱、圧着して一体化させ、モジュール化する方
法で行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような製
造方法を採った場合、モジュール化に際して、セル部
と、熱接着性樹脂層のフィルムと、カバーフィルムと
を、それぞれ別々に用意し、これらを重ね合わせて一体
化させる必要があり、基本的に、これらの部材の準備と
モジュール化に手間と時間がかかる問題があり、また、
セル部の作製においても、透明電極の上にメッシュ状電
極を形成する際に不良を発生すると、コスト面のロスも
大きくなる問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
太陽電池のモジュール化に使用するカバーフィルム自体
を、耐候性フィルムに、熱接着性樹脂層とセル部の最外
層に形成されていたメッシュ状電極とを予め積層して構
成し、これをセル部に熱接着させて一体化し、モジュー
ル化する製造方法を採ることにより、製造工程の簡略化
と、製造のスピードアップができ、生産性に優れると共
に、低コスト化も達成できる太陽電池用カバーフィルム
およびその製造方法、およびそのカバーフィルムを用い
た太陽電池モジュールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、太陽電池の外側に積層される太陽電池用
カバーフィルムであって、該カバーフィルムが、耐候性
フィルムに予め熱接着性樹脂層とメッシュ状電極とが順
に積層された積層体で形成されていることを特徴とする
太陽電池用カバーフィルムからなる。
【0007】このような構成を採ることにより、下記の
ような作用効果が得られる。 カバーフィルムの基材が、耐候性フィルムであるた
め、これを用いた太陽電池モジュールもその耐候性が向
上し、構成状態での安定性も増し、長期信頼性を向上さ
せることができる。 カバーフィルムが、耐候性フィルムに予め熱接着性樹
脂層とメッシュ状電極とが順に積層された構成であり、
モジュール化の際の部材数を少なくすることができるの
で製造工程を簡略化できる。また、メッシュ状電極は厚
さが薄いため、カバーフィルムをセル部の外側に貼り合
わせる際、真空ラミネート法の脱気、加熱、圧着によ
り、メッシュ状電極の間隙から熱接着性樹脂が容易に表
面に露出し、セル部の表面(透明電極など)に良好に接
着させることができる。 また、カバーフィルムの製造においても、広幅で長尺
の耐候性フィルムを基材として、その上に、連続式のラ
ミネート手段、コーティング手段、蒸着手段などで熱接
着性樹脂層、メッシュ状電極を設けることができるの
で、生産性がよく、モジュール化を含めた全体としての
生産性を向上させることができ、製造コストの低減も可
能となる。
【0008】請求項2に記載した発明は、前記耐候性フ
ィルムに酸化珪素または酸化アルミニウムの薄膜層が設
けられていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池
用カバーフィルムからなる。
【0009】このような構成を採ることにより、請求項
1に記載した発明の作用効果に加えて、酸化珪素または
酸化アルミニウムの薄膜層により、水蒸気その他のガス
バリヤー性が向上されるため、太陽電池モジュールの劣
化を抑制することができ、その長期信頼性を向上させる
ことができる。
【0010】請求項3に記載した発明は、前記メッシュ
状電極が、光の入射を妨げず、且つ、発電された電流を
効率よく外部に取り出せるよう、細線部と太線部とから
なり、細線部の幅が0.1〜100μm、太線部の幅が
100μm〜5mmの範囲に形成されていることを特徴
とする請求項1または2に記載の太陽電池用カバーフィ
ルムからなる。
【0011】上記メッシュ状電極は、例えば、櫛の歯
状、梯子段状、格子状、葉脈状などの形状に細い電極を
張りめぐらせることが好ましく、また、集めた電流をま
とめて流す主幹となる太い電極も組み合わせて設けるこ
とが好ましい。上記細線部の幅が0.1μm未満の場合
は、その形成自体が難しくなり、100μmを超える幅
はその必要性がなく、徐々に光の入射を低下させるよう
になるため好ましくない。また、太線部の幅は、下限
は、細線部と区別するために設定したものであり、更に
小さくてもよいが、上限は5mm迄とすることが好まし
い。5mmを超える幅はその必要性がなく、光の入射を
低下させるようになるため好ましくない。
【0012】このような構成を採ることにより、請求項
1または2に記載した発明の作用効果に加えて、メッシ
ュ状電極による光の入射の低下を最小限に抑えることが
でき、且つ、発電された電流を効率よく外部に取り出す
ことができるようになる。
【0013】請求項4に記載した発明は、前記メッシュ
状電極に、Ag、Pt、Al、Cu、Sn、SUSのう
ちのいずれかが用いられていることを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の太陽電池用カバーフィルム
からなる。
【0014】このような構成を採ることにより、請求項
1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加え
て、Ag、Pt、Al、Cu、Sn、SUSは導電性が
よく、且つ耐久性にも優れているため、メッシュ状電極
の集電機能が高められ、電流の効率的な外部への取り出
しが可能となり、メッシュ状電極自体の耐久性も優れた
ものにすることができる。
【0015】請求項5に記載した発明は、耐候性フィル
ムに、予め熱接着性樹脂層とメッシュ状電極とを順に積
層してなる太陽電池用カバーフィルムの製造方法であっ
て、該耐候性フィルムと熱接着性樹脂層との積層を、耐
候性フィルムへの熱接着性樹脂塗布液のコーティング、
または、耐候性フィルムへの熱接着性樹脂の押し出しコ
ーティング、または、耐候性フィルムと予め製膜された
熱接着性樹脂フィルムとの貼り合わせ、のいずれかで行
うことを特徴とする太陽電池用カバーフィルムの製造方
法からなる。
【0016】このような製造方法を採ることにより、広
幅で長尺の耐候性フィルムを用いて、その上に、連続的
な加工手段で熱接着性樹脂層を積層することができる。
従って、熱接着性樹脂層の厚さの範囲の拡大、或いは、
大面積化などに対して容易に対応することができ、且
つ、高速で加工することができるので、生産性の向上と
低コスト化を達成することができる。
【0017】請求項6に記載した発明は、前記熱接着性
樹脂層へのメッシュ状電極の積層を、印刷手段を用いた
導電性ペースト塗布液のパターンコーティングにより行
うことを特徴とする請求項5に記載の太陽電池用カバー
フィルムの製造方法からなる。
【0018】熱接着性樹脂層の上へのメッシュ状電極の
形成には、種々の方法を用いることができるが、スクリ
ーン印刷、グラビア印刷などの印刷手段を好適に使用す
ることができる。このような印刷手段を用いることによ
り、巻き取り状基材への連続印刷も可能であり、また、
メッシュ状電極のパターンが、細かく複雑なパターンで
あっても製版、印刷とも問題なく、容易にメッシュ状電
極を形成することができる。また、導電性ペーストに
は、各種導電性金属ペーストを使用することができる
が、特に、Agペースト、Ptペーストが、導電性に優
れると共に、細線の形成適性にも優れている点で好まし
い。
【0019】請求項7に記載した発明は、前記熱接着性
樹脂層へのメッシュ状電極の積層を、Al、Ag、Pt
のうちのいずれかをパターン状に蒸着する方法で行うこ
とを特徴とする請求項5に記載の太陽電池用カバーフィ
ルムの製造方法からなる。
【0020】上記パターン状に蒸着する方法は、マスク
を使用してパターン状に蒸着してもよく、また、蒸着
後、パターン状にエッチングしてパターン化してもよ
い。マスクを使用してパターン状に蒸着する場合、一つ
のマスクでは形成が困難なパターンの時は、二種類のマ
スクを使用して蒸着することもできる。このような方法
は、メッシュ状電極の厚さを、例えば、数百Å〜数千Å
のように薄く形成する場合に適している。
【0021】また、請求項8に記載した発明は、前記熱
接着性樹脂層へのメッシュ状電極の積層を、Al、C
u、Sn、SUSのうちのいずれかの箔を、打ち抜きな
がら貼り合わせる方法、または、貼り合わせた後、エッ
チングによりパターン化する方法により行うことを特徴
とする請求項5に記載の太陽電池用カバーフィルムの製
造方法からなる。
【0022】このような製造方法は、特に、メッシュ状
電極の厚さを、数μm〜数百μmのように厚く形成する
場合に適しており、上記金属箔の厚さを適宜選定するこ
とにより、容易にメッシュ状電極を積層することができ
る。また、上記金属箔の貼り合わせ面には、必要に応じ
てプライマーコートなどの接着性向上層を設けることも
できる。
【0023】そして、請求項9に記載した発明は、前記
請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池用カバーフ
ィルムが、太陽電池の外側に用いられていることを特徴
とする太陽電池モジュールからなる。
【0024】このような構成を採ることにより、請求項
1乃至4のいずれかに記載した発明のカバーフィルムが
有する優れた機能や性能を容易に太陽電池に付与するこ
とができ、性能、長期信頼性、経済性に優れた太陽電池
モジュールを生産性よく提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の太陽電池用カバ
ーフィルムおよびそれを用いた太陽電池モジュールの実
施の形態について、図面を用いて説明する。但し、本発
明は、これらの図面に限定されるものではない。本発明
に係る太陽電池用カバーフィルムは、例えば、図1、図
2に示すような構成を採ることができる。即ち、図1、
図2は、それぞれ本発明の太陽電池用カバーフィルムの
一実施例の構成を示す模式断面図である。
【0026】図1に示した太陽電池用カバーフィルム1
0は、少なくとも基材となる耐候性フィルム1と、その
一方の面に積層された熱接着性樹脂層2と更にその上に
積層されたメッシュ状電極3とで構成される。そして、
耐候性フィルム1は、耐候性を有すると同時に、透明で
耐擦傷性、突き刺し強度などの機械的強度のほか、水蒸
気その他のガスバリアー性にも優れることが好ましく、
例えば、ポリビニルフルオライドフィルム(以下、PV
Fフィルム)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重
合体フィルム(以下、ETFE樹脂フィルム)などのフ
ッ素樹脂系フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリ
アリレートフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、
ポリサルホンフィルム、ポリアクリロニトリルフィル
ム、耐候性ポリエチレンテレフタレートフィルム、セル
ロースアセテートフィルム、アクリル樹脂フィルム、耐
候性ポリプロピレンフィルム、ガラス繊維強化ポリエス
テルフィルム、ガラス繊維強化アクリル樹脂フィルム、
ガラス繊維強化ポリカーボネートフィルムなどを使用す
ることができる。これらは単独のフィルムを用いてもよ
く、二種以上を積層した積層フィルムを用いてもよい。
【0027】熱接着性樹脂層2は、カバーフィルムを真
空ラミネート法などで太陽電池の外側に積層する際、熱
接着剤として機能するほか、太陽電池の表面に凹凸があ
る場合には、その凹凸を埋める充填材としての機能も必
要となる。従って、熱接着性樹脂層2に用いる熱接着性
樹脂は、前記耐候性フィルムおよび太陽電池の表面(透
明電極または基板)に対して、良好な熱接着性を有する
と同時に、適度な熱流動性を有していることが好まし
い。
【0028】このような熱接着性樹脂としては、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、シングルサイト触媒を用いて
重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン
−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エ
チル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、線状低密度ポリエチレン、
アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂のほか、ポリスチレ
ン系、ポリオレフィン系、ポリジエン系、ポリエステル
系、ポリウレタン系、フッ素樹脂系、ポリアミド系のエ
ラストマーなどを使用することができ、これらの中から
積層面の材質に応じて適するものを選択して使用するこ
とができる。また、これらの熱接着性樹脂には、その耐
候性を向上させるために、架橋剤、紫外線吸収剤、カッ
プリング剤などを適宜混合して使用することができる。
【0029】次に、前記熱接着性樹脂層2の上に設ける
メッシュ状電極3は、本来、太陽電池の光の入射側のI
TOなどの透明導電層の上に設けて、発電された電流を
効率よく外部に取り出すために設けるものであり、本発
明では、これをカバーフィルム側に、熱接着性樹脂層2
と共に、その上に予め設けることにより、その形成を一
層容易に行えるようにすると共に、太陽電池モジュール
の製造工程を簡略化し、その生産性を向上できるように
したものである。このようなメッシュ状電極3について
は、その形成方法を含めて先に説明しているので、ここ
では説明を省略する。
【0030】図2に示した太陽電池用カバーフィルム2
0は、前記図1に示した太陽電池用カバーフィルム10
の構成において、その水蒸気その他のガスバリヤー性を
更に向上させるために、耐候性フィルム1と熱接着性樹
脂層2との間に、水蒸気その他のガスバリヤー層4を追
加して設けた構成である。
【0031】このような水蒸気その他のガスバリヤー層
4としては、酸化珪素(SiOX )や酸化アルミニウム
などの無機酸化物の薄膜層のほか、ポリ塩化ビニリデン
などのハイバリヤー性樹脂のフィルムや塗膜層を用いる
ことができ、これらはそれぞれを単独で積層してもよ
く、複数を組み合わせて積層してもよい。只、この水蒸
気その他のガスバリヤー層4は、水蒸気その他のガスバ
リヤー性に優れると同時に、透明性、耐候性にも優れる
ことが好ましく、この点から、酸化珪素(SiOX )、
または酸化アルミニウムの蒸着による薄膜層が特に適し
ている。
【0032】また、耐候性フィルム1と熱接着性樹脂層
2との間には、更に、機能性を向上させるために、必要
に応じて、紫外線遮断層として、平均粒径が1〜10
00nmのTiO2 、CeO2 、ZnO、α−Fe2
3 などの粒子を分散した透明樹脂層、赤外線遮断層と
して、SnO2 などの金属酸化物の微粒子を分散した透
明樹脂層、突き刺し強度向上層として、2軸延伸ナイ
ロンフィルム層などを積層することもできる。
【0033】以上、図1、図2に示した太陽電池用カバ
ーフィルム10、20は、これを貼り合わせる太陽電池
素子が、背面側に反射層が設けられ、光の入射が前面側
のみから行われる形式の場合は、その前面側に使用し、
背面側には、カバーフィルム10、20の構成から、メ
ッシュ状電極3を除いた構成のカバーフィルムを使用す
ることができる。また、太陽電池素子が、光の入射を前
面および背面の両面とする透明フィルム型太陽電池など
の形式の場合は、発電層の両面にITOなどの透明電極
が設けられるので、例えば、図1または図2に示した太
陽電池用カバーフィルム(10または20)から熱接着
性樹脂層2を除いたものを、太陽電池素子形成の基板代
わりに用いることにより、両側の面に使用することがで
きる。
【0034】図3は、本発明の太陽電池用カバーフィル
ムの最内面に設けるメッシュ状電極の一例の集電機能を
説明するイメージ図である。図3において、メッシュ状
電極3は、太陽電池の表面全体に張りめぐらされた格子
状の細線部と、細線部に繋がり主幹となる太線部とから
なり、矢印に示すような流れで電流が効率的に外部に取
り出されるものである。
【0035】図4は、本発明の太陽電池用カバーフィル
ムを用いた太陽電池モジュールの一実施例の構成を示す
模式断面図である。即ち、図4に示した太陽電池モジュ
ール100は、前面側(光の入射する側)から、耐候性
フィルム1、水蒸気その他のガスバリヤー層4、熱接着
性樹脂層2、メッシュ状電極3、透明電極8、発電層
7、金属電極6、基板5、熱接着性樹脂層2′、耐候性
フィルム1′が、順に積層された構成である。
【0036】このような太陽電池モジュール100は、
例えば、基板5の上にAgなどの高反射率金属の蒸着に
よる金属電極6と、好ましくはその上にスパッタリング
またはCVD法によるテクスチャ構造のZnO層を設
け、その上に発電層7、透明電極8を順に設けてセル部
(太陽電池素子)を形成し、その上に、図2に示した構
成、即ち、耐候性フィルム1の上に水蒸気その他のガス
バリヤー層4、熱接着性樹脂層2、メッシュ状電極3を
順に積層した構成のカバーフィルムをそのメッシュ状電
極3が透明電極8に接するように重ね、また、セル部の
もう一方の面、即ち、基板5の面には、耐候性フィルム
1′の一方の面に熱接着性樹脂層2′を積層した構成の
カバーフィルムを、その熱接着性樹脂層2′が基板5に
接するように重ね合わせて、真空ラミネート法で、真空
脱気、加熱、圧着して一体化することにより容易に製造
することができる。
【0037】前記太陽電池モジュール100の構成にお
いて、基板5は、基板としての強度のほか、電極などの
金属の蒸着、およびその熱処理などに耐える耐熱性を有
し、更に耐候性にも優れることが好ましく、特に限定す
るものではないが、例えば、SUSなどの金属箔のほ
か、フィルムでは、ポリアミドイミドフィルム、ポリア
リレートフィルム、ポリエステルイミド・フッ素樹脂フ
ィルム、フッ素樹脂系フィルム、ポリエチレンナフタレ
ートフィルム、ポリエーテルサルホンフィルムなどを好
適に使用することができる。
【0038】発電層7についても、特に限定はされず、
アモルファスシリコン、ポリシリコン、微結晶シリコ
ン、アモルファスシリコンゲルマニウム、II−VI族化合
物半導体などを用いたもののほか、結晶系シリコンを用
いたもの、或いは、一部の有機太陽電池も使用すること
ができる。
【0039】このような構成の太陽電池モジュール10
0を、前記のような製造方法で製造することにより、セ
ル部の前面側、即ち、透明電極の上に積層するカバーフ
ィルムが、耐候性フィルム1に予め熱接着性樹脂層2と
メッシュ状電極3とを積層して構成されているので、セ
ル部で発電された電流を効率よく外部に取り出すことが
でき、また、セル部の背面側に積層するカバーフィルム
が、耐候性フィルム1′に予め熱接着性樹脂層2′を積
層して構成されているので、モジュール化の際の部材数
が少なくなり、工程が簡略化され、生産性を向上させる
ことができる。
【0040】また、メッシュ状電極3の形成を、セル部
の透明電極8の上でなく、カバーフィルムの熱接着性樹
脂層2の上に形成できるので、形成時の制約が少なく、
所望の形状のメッシュ状電極3を容易に生産性よく形成
することができる。更に、熱接着性樹脂層2、2′が、
予め耐候性フィルム1、1′に積層されているので、単
独のフィルムで扱う必要がなく、薄くても積層時の取り
扱いが容易となり、必要最低限の厚さにすることができ
るので、材料コストの低減と共に、生産性も向上させる
ことができる。従って、安価で性能に優れた太陽電池モ
ジュールを生産性よく製造することができる。
【0041】
【実施例】以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。 (実施例1)セル部形成用の基板として、SUS箔を用
い、その上に反射層を兼ねた電極としてAgを厚さ10
00Åに蒸着し、その上にCVD法によりZnO層を厚
さ1000Åに蒸着して背面側の電極を設けた。次い
で、上記ZnO層の上に、発電層としてPE(Plasma e
nhanced)−CVD法によりアモルファスシリコン(a−
Si)のn層を厚さ500Å、i層を厚さ4000Å、
p層を厚さ200Åに積層した後、更にその上に、前面
用の透明電極として、スパッタリングによりITO層を
厚さ1000Åに設けてa−Si:H薄膜によるセル部
を作製した。
【0042】一方、上記セル部の封止用カバーフィルム
として、前面用カバーフィルムには、耐候性フィルムと
して、厚さ50μmのエチレン−テトラフルオロエチレ
ン共重合体フィルム(以下、ETFE共重合体フィル
ム)(透明)を用い、その一方の面に、熱接着性樹脂層
として、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVA
共重合体)を厚さ30μmに押し出しコートして積層
し、更にその上に、スクリーン印刷方式により、酢酸ブ
チルで粘度調整したAgペーストをパターン状に塗布、
乾燥して、メッシュ状電極を設けた積層フィルムを作製
した。また、背面用のカバーフィルムには、前記厚さ5
0μmのETFE共重合体フィルムに、熱接着性樹脂層
として、EVA共重合体を厚さ30μmに押し出しコー
トした積層フィルムを作製した。
【0043】次に、前記セル部の前面(ITO層面)に
は、前面用カバーフィルムのメッシュ状電極面を対向さ
せて重ね、セル部の背面(SUS箔面)には、背面用の
カバーフィルムのEVA共重合体層面を対向させて重
ね、更に端部にアルミニウム箔によるリード線を設けた
後、真空ラミネート法で真空脱気し、150℃で20分
間加熱、圧着して一体化し、実施例1のa−Si:H薄
膜型太陽電池モジュールを製造した。尚、上記セル部と
カバーフィルムの製造、および、これらを用いた太陽電
池モジュールの製造において、特に問題はなく、モジュ
ール化の際も、積層する部材数が少なく、且つ、ハンド
リング適性も良好であるため、操作が簡単で生産性よく
製造することができた。
【0044】(比較例1)前記実施例1の方法で製造し
たa−Si:H薄膜型太陽電池モジュールについて、そ
の性能、品質、および、製造の容易性、生産性を比較評
価するため、実施例1と同一構成のa−Si:H薄膜型
太陽電池モジュールを、従来の方法、即ち、前面、背面
のカバーフィルム、熱接着性樹脂フィルム、基板付きセ
ル部(太陽電池素子)をそれぞれ別々に作製し、これら
をまとめて真空ラミネート法で積層し一体化する方法で
製造し、比較例1のa−Si:H薄膜型太陽電池モジュ
ールとした。
【0045】具体的には下記の通りである。セル部の形
成については、基板のSUS箔に背面側の電極として、
厚さ1000ÅのAg蒸着層と厚さ1000ÅのZnO
蒸着層を設け、その上に発電層としてアモルファスシリ
コンのn層(厚さ500Å)、i層(厚さ4000
Å)、p層(厚さ200Å)を順に設け、更にその上
に、前面用の電極として厚さ1000ÅのITO蒸着層
を設ける迄は、実施例1と同様に加工し、更にそのIT
O蒸着層の上に、メッシュ状電極を、スクリーン印刷方
式でAgペースト液をパターン状に塗布、乾燥して形成
し、比較例1用の基板付きセル部を作製した。
【0046】一方、熱接着性樹脂層としては、厚さ30
μmのEVA共重合体フィルムをTダイを用いて製膜
し、単独の熱接着性樹脂フィルムとして用意した。ま
た、カバーフィルムには、厚さ50μmのETFE共重
合体フィルムを用意し、前面用および背面用共通のカバ
ーフィルムとした。
【0047】次に、前記セル部の前面(メッシュ状電極
面)と背面(SUS箔面)とに、それぞれ前記熱接着性
樹脂フィルム(EVA共重合体フィルム)を介して、前
記カバーフィルムを重ね合わせて配置し、真空ラミネー
ト法で真空脱気し、150℃で20分間加熱、圧着して
一体化し、比較例1のa−Si:H薄膜型太陽電池モジ
ュールを製造した。尚、上記セル部、熱接着性樹脂フィ
ルム、およびカバーフィルムの各部材の製造、および、
これらを用いた太陽電池モジュールの製造において、各
部材の製造までは、特に問題なく製造できたが、モジュ
ール化の工程では、部材数が多く、また、熱接着性樹脂
フィルム、即ち、EVA共重合体フィルム(厚さ30μ
m)が薄く、柔軟で伸びやすく、また、滑り性もよくな
いため、たるみ、しわなどを生じやすく、操作に熟練を
要し、生産性が低下した。
【0048】上記実施例1と、比較例1の太陽電池モジ
ュールについて、太陽電池特性を評価するため、初期、
および、1sun下、2000時間の照射試験を行った
後の各試料の光電変換効率〔η〕と、Fill F
actorを測定したところ、実施例1の太陽電池モジ
ュールの値が、11.5%、0.82で、従来の製
造方法による比較例1の太陽電池モジュールの値が、
11.3%、0.80で、実施例1の太陽電池モジュ
ールは、比較例1のものと同等、またはそれ以上の特性
因子値が得られた。
【0049】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、性能、長期信頼性に優れると共に、製造時の加
工適性、生産性がよく、経済性にも優れた太陽電池用カ
バーフィルムおよびその製造方法、およびそのカバーフ
ィルムを用いた太陽電池モジュールを提供できる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池用カバーフィルムの一実施例
の構成を示す模式断面図である。
【図2】本発明の太陽電池用カバーフィルムの別の一実
施例の構成を示す模式断面図である。
【図3】本発明の太陽電池用カバーフィルムの最内面に
設けるメッシュ状電極の一例の集電機能を説明するイメ
ージ図である。
【図4】本発明の太陽電池用カバーフィルムを用いた太
陽電池モジュールの一実施例の構成を示す模式断面図で
ある。
【符号の説明】
1、1′耐候性フィルム 2、2′熱接着性樹脂層 3 メッシュ状電極 4 水蒸気その他のガスバリヤー層 5 基板 6 金属電極 7 発電層 8 透明電極 10、20 太陽電池用カバーフィルム 100 太陽電池モジュール
フロントページの続き Fターム(参考) 5F051 AA03 AA04 AA05 BA14 DA04 EA15 EA18 FA04 FA06 FA14 FA16 FA18 GA02 GA05 HA11 HA20 JA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池の外側に積層される太陽電池用カ
    バーフィルムであって、該カバーフィルムが、耐候性フ
    ィルムに予め熱接着性樹脂層とメッシュ状電極とが順に
    積層された積層体で形成されていることを特徴とする太
    陽電池用カバーフィルム。
  2. 【請求項2】前記耐候性フィルムに酸化珪素または酸化
    アルミニウムの薄膜層が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の太陽電池用カバーフィルム。
  3. 【請求項3】前記メッシュ状電極が、光の入射を妨げ
    ず、且つ、発電された電流を効率よく外部に取り出せる
    よう、細線部と太線部とからなり、細線部の幅が0.1
    〜100μm、太線部の幅が100μm〜5mmの範囲
    に形成されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の太陽電池用カバーフィルム。
  4. 【請求項4】前記メッシュ状電極に、Ag、Pt、A
    l、Cu、Sn、SUSのうちのいずれかが用いられて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の太陽電池用カバーフィルム。
  5. 【請求項5】耐候性フィルムに、予め熱接着性樹脂層と
    メッシュ状電極とを順に積層してなる太陽電池用カバー
    フィルムの製造方法であって、該耐候性フィルムと熱接
    着性樹脂層との積層を、耐候性フィルムへの熱接着性樹
    脂塗布液のコーティング、または、耐候性フィルムへの
    熱接着性樹脂の押し出しコーティング、または、耐候性
    フィルムと予め製膜された熱接着性樹脂フィルムとの貼
    り合わせ、のいずれかで行うことを特徴とする太陽電池
    用カバーフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】前記熱接着性樹脂層へのメッシュ状電極の
    積層を、印刷手段を用いた導電性ペースト塗布液のパタ
    ーンコーティングにより行うことを特徴とする請求項5
    に記載の太陽電池用カバーフィルムの製造方法。
  7. 【請求項7】前記熱接着性樹脂層へのメッシュ状電極の
    積層を、Al、Ag、Ptのうちのいずれかをパターン
    状に蒸着する方法で行うことを特徴とする請求項5に記
    載の太陽電池用カバーフィルムの製造方法。
  8. 【請求項8】前記熱接着性樹脂層へのメッシュ状電極の
    積層を、Al、Cu、Sn、SUSのうちのいずれかの
    箔を、打ち抜きながら貼り合わせる方法、または、貼り
    合わせた後、エッチングによりパターン化する方法によ
    り行うことを特徴とする請求項5に記載の太陽電池用カ
    バーフィルムの製造方法。
  9. 【請求項9】前記請求項1乃至4のいずれかに記載の太
    陽電池用カバーフィルムが、太陽電池の外側に用いられ
    ていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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