JP2000242935A - 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000242935A
JP2000242935A JP11038942A JP3894299A JP2000242935A JP 2000242935 A JP2000242935 A JP 2000242935A JP 11038942 A JP11038942 A JP 11038942A JP 3894299 A JP3894299 A JP 3894299A JP 2000242935 A JP2000242935 A JP 2000242935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
track
track jump
jump
light beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11038942A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Hayashi
満博 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP11038942A priority Critical patent/JP2000242935A/ja
Publication of JP2000242935A publication Critical patent/JP2000242935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡面部検出信号を用いることなく、TE信号
のみに基づいて、TC信号を生成することによって、簡
単な構成で、正確にかつ高速でトラックジャンプができ
る光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラ
ックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体を提供
すること。 【解決手段】 TC信号生成回路60は、TZC信号を
反転させる反転回路61と、トラックジャンプ方向が外
周側または内周側に応じてTZC信号または反転TZC
信号を選択してTC信号を出力するスイッチ62とを備
える。上記TC信号を、トラックジャンプ時の加速、減
速のタイミングやトラックジャンプ終了時のトラックキ
ングサーボの引き込みタイミング信号に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、DVD(ディジタルビデオディスク)、光
磁気ディスク等の光ディスクに記録または再生をする光
ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラック
ジャンプ制御を記録した記録媒体に関し、特に、光ビー
ムの走査位置をディスク上に設けられたトラック間を移
動させる時のトラックジャンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD、光磁気ディスク等の光デ
ィスクをメディアとする光ディスク記録再生装置では、
光ビームにより非接触で光ディスク上を走査して信号の
再生ないし記録を行うことができる。
【0003】近年、多様な情報を同時に処理する機会が
増加しており、上記メディアには音声、画像、テキスト
データ等が混在した情報を記録・再生する必要が生じて
きている。
【0004】そのため、これらマルチメディアディスク
はランダムアクセスされることが多く、トラックジャン
プが頻繁に行われるため、トラックジャンプ等のアクセ
ス時間の短い、高速な光ディスク記録再生装置が望まれ
ている。
【0005】このランダムアクセスを行なう場合には、
現在の光ビームの走査位置であるトラック位置tlか
ら、目的とするトラック位置t2まで、光ビームの走査
位置をディスク半径方向にジャンプさせる。
【0006】図5を用いながら、以下にトラックジャン
プに関して説明する。図5において、1は光ディスク、
2は光ビームを光ディスク1に対して照射してその反射
光を受光するピックアップである。
【0007】上記ピックアップ2で得られた信号は信号
生成回路3に入力されて、信号生成回路3において、R
F(無線周波数:Radio Frequency)信号、トラッキン
グエラー(以下、TEと略す。)信号及びフォーカスエ
ラー信号がそれぞれ生成される。すなわち、RF信号生
成回路3aでRF信号が、TE信号生成回路3bでTE
信号が、また図示しないフォーカスエラー生成回路でフ
ォーカスエラー信号が生成される。
【0008】上記光ピックアップ2をトラック方向に追
従させるためのTE信号は、TE信号生成回路3bから
出力された後、増幅回路7、位相補償回路8およびスイ
ッチ9を通り、光ピックアップ2内の図示しないトラッ
キングアクチュエータを駆動するドライバ回路10に伝
えられる。トラックジャンプの移動量が小さい場合に
は、このトラッキングアクチュエータを駆動することに
より、光ピックアップ2が光ディスク1上のトラックを
追従することができる。
【0009】ー方、トラックジャンプの移動量が大きい
場合には、以下のようにして光ピックアップ2全体を移
動させることによりトラック方向の追従を可能にしてい
る。
【0010】上記ドライバ回路10から出力されたトラ
ッキングアクチュエータを駆動する信号は、さらにロー
パスフィルタ12、ドライバ13を通ってスレッドモー
タ14に伝えられる。
【0011】このスレッドモータ14は、スレッド機構
に取り付けられた光ピックアップ2全体を光ディスク1
の半径方向に移動させるためのものであり、移動させた
い方向に応じた駆動電圧が与えられることによって、光
ピックアップ2全体がその方向に移送させられる。
【0012】現在のトラックからある目的のトラックへ
ジャンプさせるときには、移動中のトラック数をカウン
トしながら、現在のトラック位置tlから目的のトラッ
ク位置t2までの間に存在するトラック数(以下、これ
をトラックジャンプ数という。)を計数して、目的のト
ラック位置t2まで走査位置をジャンプするようにして
いる。
【0013】次に、ジャンプ中のトラック数をカウント
するためのトラックカウント信号の生成について説明す
る。
【0014】図5、図6に示すように、RF信号を鏡面
部検出回路4に入力して、光ビームが照射されている位
置がオントラック位置なのかオフトラック位置なのかを
検出する鏡面部検出信号を生成する。
【0015】また、上記TE信号をトラックゼロクロス
(以下、TZCと略す。)信号生成回路5に入力して、
TZC信号を生成する。上記鏡面部検出信号とTZC信
号とをトラックカウント信号生成回路6に入力する。
【0016】上記トラックカウント信号生成回路6に入
力されたTZC信号は、図6に示すように、トラックカ
ウント信号生成回路6内のエッジ検出回路6aで、TZ
C信号の立ち上がり、立ち下がりのエッジが検出され
る。このエッジを表す信号で鏡面部検出信号をラッチす
ることによりトラックカウント(以下、TCと略す。)
信号を生成することができる。
【0017】図7に、トラックジャンプ中の各信号波形
を示す。トラックジャンプ中のRF信号は、オントラッ
ク位置では信号振幅が大きく、オフトラック位置では信
号振幅が小さい。
【0018】上記鏡面部検出信号は、鏡面部検出回路4
内でRF信号のエンベロープ信号を生成し、そのエンベ
ロープ信号をセンターレベルでスライスして生成する。
【0019】また、上記TZC信号は、トラックジャン
プ中の上記TE信号をセンターレベルでスライスして生
成する。
【0020】また、図8はトラックジャンプの方向が光
ディスク1の半径方向に関して内周側から外周側にジャ
ンプする場合の波形であり、図9は外周側から内周側に
ジャンプする場合の波形である。ジャンプの方向によっ
てRF信号に対するTE信号の位相は変わるが、図6で
説明したTC信号生成回路6を通過することにより、移
動方向に関係なく同位相のTC信号が生成される。
【0021】たとえば、現在のトラックから光ディスク
1の半径方向に対して外側の方向にトラックジャンプす
る場合、外向きトラックジャンプの命令を受けとった
後、図5のスイッチ9をトラック追従状態からドライバ
10を直接駆動できるように切り替え、外向きに光ビー
ムが移動するように、ドライバ10に外向き駆動電圧を
加える。光ビームが外周方向に移動するようにドライバ
10に駆動信号が加えられたので、光ピックアップ2内
のトラッキングアクチュエータにより光ビームが外向き
に移動し始める。光ビームが外向きに移動し始めると同
時に、上記TC信号をカウントしはじめる。目標のトラ
ックに近づいたところで、外周方向の駆動電圧の供給を
止めて、オントラック位置を検出して、そこでスイッチ
9をトラック追従方向に倒すことでトラックジャンプを
行うことができる。
【0022】また、特開平8−235598号公報にお
いては、TE信号とTZC信号の位相関係から光ビーム
の横切り方向を検出し、その移動方向検出結果を基に、
加算カウントするかあるいは減算カウントするかのカウ
ント方向を制御することにより、正確な横切りトラック
数をカウントする方法が開示されている。
【0023】これにより、トラックジャンプ時のミスカ
ウントを防止することができるため、トラックジャンプ
を正確に実行することができると共に、常に正確な光ビ
ームの走査位置制御を行える。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5,6に
示すように、鏡面部検出信号をTZC信号の立ち上が
り、立ち下がりでラッチしてTC信号を生成する光ディ
スク装置では、トラックの移動方向がディスクの内周向
き、外周向きに関わらず、同様のパルスが生成される
が、上記鏡面部検出信号が生成される時間はTZC信号
が生成される時間に比べて長いため、高速でトラックジ
ャンプを行うと、鏡面部検出信号の生成の遅れのため正
確なトラックカウントのための信号が得られないという
欠点があった。そのため、比較的短い数本のトラックジ
ャンプでは、鏡面部検出信号とTZC信号とから得られ
るTC信号を用い、比較的トラック移動距離の長いトラ
ックジャンプでは、鏡面部検出信号のみでトラックカウ
ントを行うというカウント信号の切替動作が必要であっ
た。
【0025】特開平8‐235598号公報の光ディス
ク装置も、TE信号と鏡面部検出信号との両方を用いて
TC信号を生成しているので、同様の問題を有してい
る。さらに、TZC信号と鏡面部検出信号との位相差か
ら光ビームのディスク半径方向におけるトラックの横切
り方向を検出する回路及びその移動方向の検出結果に基
づいて加・減算カウントを行うアップダウンカウンタ回
路を必要とするので、回路規模が大きくなると共に複雑
化する。上記TZC信号と鏡面部検出信号との位相差は
90°であるので、回路の周波数特性としては両者の位
相比較を行わない方法よりも概略4倍の高速処理が必要
となる。すなわち、上記TZC信号と鏡面部検出信号と
の周期は互いに等しく、この周期をTとすると、TZC
信号と鏡面部検出信号との時間差はT/4となる。さら
に、このような高周波のデジタル信号が増大すると、ノ
イズ発生源として作用し、他の回路等へ悪影響を及ぼし
たり、また他からのノイズにより誤動作し易いという問
題がある。
【0026】そこで、本発明の目的は、鏡面部検出信号
を用いることなくて、高速かつ正確にTC信号を得るこ
とができ、しかも、簡単な回路構成で高速処理を必要と
しなくて、誤動作のしにくい光ディスク装置及びトラッ
クジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、トラッキングエラー信号に基づいて生成
した横切ったトラック数に応じたパルス(たとえば、ト
ラックゼロクロス信号)を反転させて反転パルスを出力
する反転回路を設けると共に、光ディスクの半径方向の
外周向きまたは内周向きのトラックジャンプに応じて上
記パルスまたは反転パルスをトラックカウント信号とし
て出力する構成にする。
【0028】請求項1の光ディスク装置は、光ビームが
トラック間を横断する際に移動トラック数をカウントす
るためのトラックカウント信号を生成するトラックカウ
ント信号生成手段を有する光デイスク装置において、上
記トラックカウント信号生成手段は、トラッキングエラ
ー信号に基づいて、横切ったトラック数に応じたパルス
を発生させるパルス発生手段と、そのパルス発生手段に
より生成したパルスを反転させるパルス反転手段と、上
記パルス発生手段またはパルス反転手段のいずれか一方
の出力信号を選択してトラックカウント信号として出力
する信号選択手段とを備えたことを特徴としている。
【0029】請求項5のトラックジャンプ方法は、光ビ
ームがトラック間を横断する際に生じるバルスを計数す
ることにより移動したトラック数をカウントする光ディ
スクのトラックジャンプ方法において、光ビームの光デ
ィスク上の照射位置をその光ディスクの半径方向の移動
目的位置に向けて移動するステップと、上記光ビームの
半径方向の移動に伴って生成されるトラッキングエラー
信号に基づいて、トラックジャンプの際のトラックゼロ
クロス信号を生成するステップと、上記トラックゼロク
ロス信号を反転して反転トラックゼロクロス信号を生成
するステップと、 トラックジャンプ方向に基づいて、
上記トラックゼロクロス信号または反転トラックゼロク
ロス信号のうちのどちらかー方を選択してトラックカウ
ント信号とするステップと、上記トラックカウント信号
を計数してトラックカウントを行うステップとを備える
ことを特徴としている。
【0030】請求項6のトラックジャンプ制御プログラ
ムを記録した記憶媒体は、光ディスク装置におけるトラ
ックジャンプ動作を制御するためのトラックジャンプ制
御プログラムを記録した記録媒体であって、コンピュー
タにトラックジャンプ数を算出させるステップと、光ビ
ームの位置を目的とするトラックに向けてディスクの半
径方向に移動させるステップと、光ビームがトラックを
横切ることにより生じるトラッキングエラー信号を波形
整形することによりトラックゼロクロス信号を生成させ
るステップと、そのトラックゼロクロス信号のレベルを
反転した反転トラックゼロクロス信号を生成させるステ
ップと、トラックジャンプ方向に基づいて、上記トラッ
クゼロクロス信号または反転トラックゼロクロス信号の
どちらか一方をトラックカウント信号として決定させる
ステップと、そのトラックカウント信号を用いて移動ト
ラック数をカウントさせて、カウント値を算出させるス
テップと上記カウント値と上記トラックジャンプ数とを
比較させるステップと、上記カウント値とトラックジャ
ンプ数との比較結果に基づいて、光ビーム位置の移動を
制御させるステップとを有することを特徴としている。
【0031】以上の構成によれば、鏡面部検出信号を使
わずに、トラックカウント信号を生成することができる
ので、正確にかつ高速で移動トラックのカウントを行う
ことができる。また、トラックカウント信号の生成を簡
単な回路構成で行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の光
ディスク装置の実施形態を示すブロック図である。光ピ
ックアップ2は、光源としての半導体レーザ(以下、L
Dと略す。)、そのLDからの出射光を平行光にするた
めのコリメータレンズ、光ディスク1上に光ビームを集
光するための対物レンズ、光ディスク1からの反射光を
受光する受光素子としてのフォトダイオード(以下、P
Dと略す。)、その他必要に応じた光学系からなってい
るが、本願発明とは直接的な関係はないのでそれらの詳
細な説明は省略する。
【0033】この光ピックアップ2には、信号が記録さ
れたトラックを光ビームによって正確に走査するため、
対物レンズを光ディスク1の半径方向に位置制御するト
ラッキング制御と、対物レンズの光ディスク1に対する
距離を制御するフォーカス制御とを行なう2次元アクチ
ュエータを備えている。
【0034】そして、この実施形態の2次元アクチュエ
ータの半径方向の移動制御部分は、微移動用部と粗移動
用部とを備え、ジャンプトラック数が小さいときは、微
移動用部のみで移動を行い、ジャンプトラック数が大き
くなると、両者を用いて移動を行うようにする。
【0035】なお、微移動用部は、対物レンズの位置を
制御するものであり、粗移動用部は、光ピックアップ2
全体を移動させるものである。
【0036】上記光ピックアップ2から光ディスク1に
対して照射された光ビームは、光ディスク1で反射さ
れ、その反射光をピックアップ2内の受光部としてのP
Dで受光する。このPDは、一般にはデータ信号の受光
に加え、フォーカス及びトラッキング制御等のために複
数の受光領域を有した分割型が用いられる。
【0037】上記光ピックアップ2で受光した信号に基
づいて、信号生成回路3内のRF信号生成回路3aでR
F信号を生成し、また、TE信号生成回路3bでトラッ
キングサーボに必要なTE信号を生成し、また図示しな
いフォーカスエラー信号生成部でフォーカスエラー信号
を生成する。
【0038】上記TE信号は、増幅回路7、位相補償回
路8、スイッチ9を通して、光ピックアップ2内の図示
しないトラッキングアクチュエータを駆動するドライバ
回路10に伝えられ、トラッキングアクチュエータを駆
動し、トラックを追従する。
【0039】また、上記ドライバ10からのトラッキン
グアクチュエータの駆動信号はローパスフイルタ(LP
F)12を通ってスレッドモータ14を駆動するドライ
バ13に入力されて、トラックジャンプの移動量が光デ
ィスク1の半径方向に関して大きい場合には、ドライバ
13からの駆動信号でスレッドモータ14が駆動され
て、光ピックアップ2全体が移動するようになってい
る。
【0040】トラックジャンプを行うときには、光ピッ
クアップ2内の図示しないトラッキングアクチュエータ
を直接駆動することにより行う。このとき、スイッチ9
を端子9b側に切り替えてドライバ10に直接駆動信号
を与える。
【0041】移動トラックをカウントするためのTC信
号は、TE信号生成回路3bで生成されたTE信号をパ
ルス発生手段としてのTZC信号生成回路5でオントラ
ックレベルでスライスして得たパルスとしてのTZC信
号から、TC信号生成回路60で生成する。
【0042】図2に示すように、上記TC信号生成回路
60は、パルス反転手段としての反転回路61と信号選
択手段としてのスイッチ62とで構成する。詳細には、
上記TZC信号をスイッチ62の端子62a及び反転回
路61の入力端子に入力し、上記反転回路61の出力端
子とスイッチ62の端子62bとを接続し、上記スイッ
チ62の端子62cからTC信号を生成するようになっ
ている。また、上記スイッチ62はジャンプ方向識別信
号により端子62cが端子62aあるいは62bのどち
らかに接続するようになっている。
【0043】つまり、反転された反転TZC信号と反転
されないTZC信号をスイッチ62で選択する。このと
きのスイッチ62の切り替えは、トラックジャンプの方
向がディスクの半径方向に対して内周向きか外周向きか
を表すジャンプ方向識別信号で行われる。
【0044】なお、この実施形態では、トラックカウン
ト信号生成手段は、反転回路61とスイッチ62を有す
るTC信号生成回路60と、TZC信号生成回路5とか
ら構成している。
【0045】図3にレーザ光が光ディスク1の半径方向
に内周側から外周側に移動した場合の信号波形の様子を
示す。オントラック時においては、TZC信号はTE信
号をオントラックレベルでスライスして得ているので、
ハイレベルかローレベルのどちらかになっている。
【0046】レーザ光が光ディスク1の半径方向の内周
側から外周側に移動するとき、TZC信号のハイレベル
の区間は、TE信号がオントラック位置から山を通過し
オフトラック位置までの区間である。また、TZC信号
のローレベルの区間は、TE信号がオフトラック位置か
ら谷を通過しオントラック位置までの区間である。
【0047】レーザ光が光ディスク1の半径方向の内周
側から外周側に移動するときは、スイッチ62の端子6
2cが端子62aに接続されるようにスイッチ62の切
り替えを制御し、TZC信号をそのままTC信号とす
る。
【0048】ー方、レーザ光が光ディスク1の半径方向
の外周側から内周側に移動する場合を図4を用いて説明
する。TZC信号のハイレベルの区間は、上記TE信号
がオフトラック位置から山を通過してオントラック位置
までの区間であり、TZC信号のローレベルの区間は、
TE信号がオントラック位置から谷を通過してオフトラ
ック位置までの区間である。
【0049】レーザ光が光ディスク1の半径方向の外周
側から内周側に移動するとき、トラックジャンプ前まで
は、TC信号はTZC信号である。すなわち、図2にお
いて、スイッチ62の端子62cは端子62aに接続さ
れている。
【0050】トラックジャンプ命令が発せられると、T
ZC信号がローレベルになった時、スイッチ62の端子
62cは端子62bに接続されるように切り替えられ
る。したがって、トラックジャンプ中のTC信号はTZ
C信号を反転した反転TZC信号となる。
【0051】そして、トラックジャンプが終了し、オン
トラック位置になった時、再びスイッチ62の端子62
cは端子62aに接続されるように切り替えられる。
【0052】このようにして生成されたTC信号は、そ
のTC信号の立ち上がりの位置がオントラック(ON
T)の位置であり、その信号の立ち下がりの位置がオフ
トラック(OFT)の位置である。そのため、このTC
信号を、トラックジャンプの終了後のトラッキングサー
ボの引き込みタイミング信号やジャンプの駆動電圧の加
速、減速のタイミング信号に用いることができる。
【0053】たとえば、1トラックジャンプの場合で、
光ディスク1の半径方向について内周側へのトラックジ
ャンプ命令が来た場合のトラックジャンプの動作を以下
に説明する。
【0054】トラッキングサーボオン状態のときに、内
周ジャンプ命令がくれば、図1のスイッチ9が端子9b
と端子9cとを接続して、トラッキングサーボ状態から
光ピックアップ2内の図示しないトラッキングアクチュ
エータを直接駆動するトラックジャンプ状態になる。そ
の直後に、光ビームが内周側に移動するようにドライバ
10にスイッチ11,9を通して直接駆動電圧(加速パ
ルス)が加えられる。これによりレーザ光は光ディスク
1の内周側に移動し始める。レーザ光が内周側に移動を
始めると、TC信号生成回路60内のスイッチ62を反
転回路61側にする。そして、TC信号生成回路6から
出力されるTC信号がハイレベルからローレベルに変化
するのを検出する。このタイミングにおける光ビーム位
置がオフトラック位置なので、この位置まで内周側駆動
電圧(内周方向ジャンプ電圧)を加える。その後はオン
トラック位置まで、ドライバ10に減速パルス(外向き
駆動電圧)をスイッチ11,9を通して加える。その減
速パルスはオントラック位置まで加える。上記TC信号
がローレベルからハイレベルになる位置がオントラック
位置なので、この時点をTC信号から検出して、スイッ
チ9を端子9aと端子9cを接続する通常のトラック追
従状態のほうにする。その後、TC信号生成回路60内
のスイッチ62を元の状態に戻す。これで内周向きの1
トラックジャンプを行うことができる。
【0055】これに対して、光ディスク1の外周側への
1トラックジャンプを行う場合は、TC信号生成回路6
内のスイッチ62を反転回路61側に倒さずに端子62
aと端子62cとを接続した状態で行う。外周側のトラ
ックジャンプの命令がくれば、スイッチ9の端子9bと
端子9cとを接続して、トラック追従状態からドライバ
10を直接駆動することができるトラックジャンプ状態
にする。その後すぐに、スイッチ11からスイッチ9を
介してドライバ10に外周側への駆動電圧(外周方向ジ
ャンプ電圧)を加える。上記TC信号生成回路6のTC
信号の立ち下がりがオフトラック位置なので、その時点
まで外側への駆動パルスを出力する。その後は移動して
いる光ビームを減速するために内周側へ移動する減速パ
ルスをドライバ10に与える。そして、上記TC信号が
ローレベルからハイレベルになる時点がオントラック位
置なので、その時点を検出してスイッチ9を端子9aと
端子9cとを接続するトラック追従状態にすれば、外周
向きの1トラックジャンプを行うことができる。
【0056】複数本のトラックジャンプをする場合も同
様の方法で、トラックジャンプを行うことが可能であ
る。たとえば、光ディスク1の外周側位置から内周側位
置への複数本のトラックジャンプ命令がくれば、スイッ
チ9をトラック追従状態からドライバ10を直接駆動す
るトラックジャンプ状態に切り替える。そしてスイッチ
11から内周方向のジャンプ電圧をスイッチ9を介して
ドライバ10に入力する。光ビームが内周方向に移動し
始めたら、TC信号生成回路60のスイッチ62を反転
回路61側に倒す。その後、ドライバ10の制御は移動
トラックの半分の位置まで加速し、その後は減速する。
そして移動速度が十分遅くなったのを確認して、TC信
号の立ち上がりを検出してスイッチ9を元のトラック追
従状態に戻す。その後、TC信号生成回路60内のスイ
ッチ62を元の状態に戻す。このようにして、複数本の
トラックジャンブを行うことができる。
【0057】なお、以上の説明では、TC信号生成回路
60等の本発明における主要な制御をハードウェア構成
によって実現したが、これに限ることはなく、上記トラ
ックジャンプにおける制御プログラムをROM(リード
オンリメモリ)等の不揮発性メモリに記憶しておき、ト
ラックジャンプ動作時にその制御プログラムを呼び出す
ことによりソフトウェアで実現することも可能である。
【0058】すなわち、図10乃至12を用いて説明す
れば、図10のマイクロコンピュータ200が外部から
入力されるトラックジャンプ命令を受け取ると(図11
のステップS1)、マイクロプロセッサ201はトラッ
クジャンプの制御プログラムを記憶したROM202か
らその制御プログラムを読み出しその制御プログラムに
基づき各動作を実行する。
【0059】まず、現在の光ビームの位置(トラック番
号tl)とジャンプすべき位置(トラック番号t2)と
の情報からジャンプすべきトラック数Tj(=t2−t
1)並びに移動方向を算出する(ステップS2)。
【0060】次に、そのジャンプすべきトラック数Tj
と規定値Trとを比較し(ステップS3)、Tj≦Tr
の場合は、ドライバ10を制御して光ピックアップ2内
に配設されるトラッキングアクチュエータを駆動するこ
とにより対物レンズの角度を制御して、光ビーム位置を
移動させる(ステップS5)。
【0061】ー方、Tj>Trの場合は、光ピックアッ
プ2全体の位置を移動させるようにドライバ13を制御
してスレッドモータ14を駆動する(ステップS4)。
このとき、さらに上述のようにトラッキングアクチュエ
ータを駆動して対物レンズの角度を制御することにより
光ビーム位置を移動させる方法を併用してもよい。
【0062】以上の動作のために、マイクロコンピュー
タ200はスイッチ9及び11を以下のように制御す
る。
【0063】スイッチ11の端子1la及び端子1lb
にはそれぞれ内周方向ジャンプ電圧及び外周方向ジャン
プ電圧が印加されており、マイクロコンピュータ200
からスイッチ11に対してスイッチ11の制御信号を出
力する。そのスイッチ11の制御信号は、たとえば、先
に算出したジャンプすべき移動方向情報から、内周方向
への移動のときはハイレベル信号を出力するように予め
決められており、また外周方向への移動のときはローレ
ベル信号を出力するように予め決められている。この信
号レベルは、上述とは反転関係にあっても当然良い。さ
らに、上記スイッチ11は、スイッチ11の制御信号が
ハイレベルのとき、その端子11cが端子11aと接続
され、またローレベルのとき、その端子11cが端子1
1bと接続されるようになっている。
【0064】このようにして、上記スイッチ11の制御
信号によりスイッチ9の端子9bに入力される信号を制
御する。
【0065】次に、上記スイッチ9の端子9a及び端子
9bには、それぞれトラッキング制御信号及びトラック
ジャンプ制御信号が印加されているが、マイクロコンピ
ュータ200からスイッチ9に対してスイッチ9の制御
信号を出力する。
【0066】上記スイッチ9の制御信号は、トラッキン
グ動作のときハイレベル信号を出力するように予め決め
られており、またトラックジャンプ動作のときはローレ
ベル信号を出力するように予め決められている。さら
に、上記スイッチ9は、スイッチ9の制御信号がハイレ
ベルのとき、その端子9cが端子9aと接続され、また
ローレベルのとき、その端子9cが端子9bと接続され
るようになっている。したがって、スイッチ9の制御信
号がハイレベルのとき、ドライバ10に対し位相補償回
路8からの信号を入力するように制御され、またローレ
ベルのとき、ドライバ10に対しスイッチ11の出力、
すなわち内周方向ジャンプ電圧あるいは外周方向ジャン
プ電圧を入力するように制御される。
【0067】すなわち、上記スイッチ9はトラッキング
制御を行うかあるいはトラックジャンプ制御を行うかを
選択する。
【0068】以上のようにして、光ビーム走査位置を移
動することにより、上記TE信号生成回路3bからはT
E信号が出力され、TZC信号生成回路からはTE信号
に基づいて生成されたTZC信号が出力されて(ステッ
プS6)、TC信号生成回路60に入力される。上記T
C信号生成回路60は、TZC信号を受けてそれを反転
した反転TZC信号を生成して(ステップS7)、TZ
C信号及び反転TZC信号を出力する。上記TC信号生
成回路60に対して、マイクロコンピュータ200はジ
ャンプ方向識別信号を出力し、たとえば、先に算出した
ジャンプすべき移動方向情報(ステップS2)から、内
周方向への移動のとき、ハイレベル信号を出力するよう
に予め決められており、また外周方向への移動のときは
ローレベル信号を出力するように予め決められている。
これにより、上記TC信号としてTZC信号あるいは反
転TZC信号のどちらかが選択されることになる(ステ
ップS8,S9,S10)。
【0069】TC信号のパルスはトラックに対応してい
るので、そのパルス数をカウントすることにより光ビー
ムが実際に横切ったトラック数Tjを計数する(ステッ
プS11)。
【0070】次に、移動すべきトラック数Tと上記光ビ
ームが実際に横切ったトラック数Tjとを比較し(ステ
ップS12)、T>Tjであればトラックジャンプ動作
を継続して、トラッキングアクチュエータまたはスレッ
ドモータ14を駆動し続ける。
【0071】そして、光ビーム位置が目的とするトラッ
クに到達した時点で、T=Tjとなって、トラックジャ
ンプ動作は終了するが、このとき、マイクロコンピュー
タ200はスイッチ9に対して制御信号を出力する(ス
テップS13)。すなわち、ハイレベルの制御信号を出
力し、スイッチ9の端子9cが端子9aと接続され、位
相補償回路8の出力がドライバ10に入力されて、トラ
ックジャンプ動作に引き続いてトラッキング制御が行わ
れる。
【0072】このようにして、上記TC信号をトラック
ジャンプ終了時のトラッキングサーボの引き込みタイミ
ング信号に利用する。
【0073】この場合においても、現在の光ビーム位置
が、トラックジャンプ開始時のトラックt1と目的とす
るトラックt2の半分までの間はドライバ10あるいは
13に対して加速パルスを入力するようにし、それ以後
は減速パルスを入力するようにすれば正確なトラックジ
ャンプを行いつつトラックジャンプに要する時間を短縮
することができる。
【0074】(実施形態2)近年、光ディスク装置にお
けるフォーカス制御、トラッキング制御、トラックジャ
ンプ制御等の各種制御はディジタル化が進展しており、
DSP(ディジタル信号プロセッサ:Digital Signal
Processor)を用いてディジタル的に処理を行う形態
であっても良い。
【0075】以下に、図13を用いて、DSP101に
よるトラックジャンプ制御について説明する。再生モー
ドを例として説明すると、上記DSP101は、ターン
テーブル(図示せず)に設置された光ディスク1を所定
の回転数で回転させると共に、光ピックアップ2内の半
導体レーザを駆動させて所定強度の光ビームを光ディス
ク1に照射する。
【0076】その光ビームは光ディスク1により反射さ
れて、その戻り光は光ピックアップ2内のフォトディテ
クタで受光され、光電変換されて信号生成回路3に入力
される。上記信号生成回路3中のRF信号生成回路3a
は、再生信号としてのRF信号をA/Dコンバータ10
2に出力し、このA/Dコンバータ102はそのRF信
号をサンプリング及び量子化してディジタル信号に変換
して、DSP101の入力端子Dinlに入力する。
【0077】また、上記信号生成回路3中のTE信号生
成回路3bから出力されたTE信号も同様にA/Dコン
バータ103でディジタル信号に変換された後、DSP
101の入力端子Din2に入力される。
【0078】上記DSP101は、A/Dコンバータ1
03から入力端子Din2に入力されたそのディジタル
TE信号を基に、ディジタルトラッキング制御信号をそ
の出力端子Doutlから出力する。このとき、ディジ
タルTE信号に対するディジタルトラッキング制御信号
の関係は、実験等によって予め求めておき、LUT(ル
ックアップテーブル)として記憶させておく。
【0079】上記ディジタルトラッキング制御信号はD
/Aコンバータ104によりアナログ信号に変換されて
ドライバ10に入力され、光ピックアップ2に配設され
たアクチュエータを駆動する。
【0080】以上のようにしてトラッキング制御が行わ
れ、光ディスク1から再生精度良くデータを再生し得る
ようになされている。
【0081】以下、光ビームが光ディスク1に形成する
光スポットを、現在走査中のトラックtlからこれより
内側に隣接する他のトラックt2に移動させるトラック
ジャンプの制御方法について説明する。
【0082】トラックジャンプ信号がDSP101の入
力端子Din3に入力されると、出力端子Doutlか
らのディジタルトラッキング制御信号の送出は停止さ
れ、これによりトラッキングサーボがオフとなる。そし
て、ジャンプすべきトラック数Tj及びトラックジャン
プ方向を算出して、ドライバ10に送出すべきディジタ
ルトラックジャンプ制御信号が出力端子Doutlから
出力される。このときの、ジャンプすべきトラック数T
j及びトラックジャンプ方向とディジタルトラックジャ
ンプ制御信号との関係は予め実験等によって求めてお
き、LUT(ルックアップテーブル)として記憶してお
く。
【0083】上記DSP101の出力端子Doutlか
ら出力されたディジタルトラックジャンプ制御信号はD
/Aコンバータ104によりアナログ信号に変換され
て、トラッキング制御用ドライバ10に入り、トラッキ
ング用アクチュエータを駆動する。このとき、外周へジ
ャンプさせる時は外周方向へ加速、または内周へジャン
プさせる時は内周方向へ加速するような制御信号をDS
P101が出力する。本説明では、内周方向に加速する
ような制御信号を出力する。さらに、トラックジャンプ
開始時のトラックtlとそれに隣接したトラックジャン
プの目的トラックであるトラックt2との間の中間位置
に光ビームが位置したときには、減速パルス(あるいは
ブレーキパルス)を出力するようにすれば、目的トラッ
ク位置を行き過ぎることがなく、正確なトラックジャン
プ動作を行わせることができる。
【0084】なお、本説明におけるトラックジャンプは
隣接トラックへのジャンプであるので、DSP101の
出力端子Dout2からはスレッドモータを駆動するた
めの信号は出力されない(現在の位置を保持するために
駆動力が必要な場合にはこの限りではない)。
【0085】しかし、トラックジャンプが複数トラック
に及び、また、その移動距離が大きいときには出力端子
Dout2からも信号が出力されて、D/Aコンバータ
105、ドライバ13によりスレッドモータ14を駆動
する。
【0086】上記DSP101は、入力端子Din2に
入力されるディジタルTE信号を基に、2値化を行うこ
とによりTZC信号に相当する時系列データ、たとえ
ば、 d1:・・・・000011110000・・・ を生成する。ここで”0”はローレベルを表し、”1”
はハイレベルを表す。
【0087】さらに、トラックジャンプ動作中において
上記時系列データの値を反転することにより、反転TZ
C信号に相当する時系列データ d2:・・・・111100001111・・・・ を得る。
【0088】上記時系列データd2をTC信号に用い
る。
【0089】図4を参照し、トラックジャンプ方向が内
周方向であるときには、TC信号の立ち下がりタイミン
グがオフトラック位置に相当するため、上記時系列デー
タd2が”1”から”0”に変化するタイミングがオフ
トラック位置を表す。
【0090】このタイミングを検出することにより、D
SP101はその出力端子Doutlから減速パルス
(あるいはブレーキパルス)信号を出力する。これによ
り光ビームのトラックジャンプ方向の移動速度が低下
し、その後の制御動作の時間遅れ等によって目的のトラ
ックを行き過ぎることを防止する。
【0091】そして、時系列データd2が”0”から”
1”に変化するタイミングがオントラック位置を表すの
で、Doutlからはトラックジャンプ制御信号の出力
を停止し、トラッキング制御信号を出力することにより
トラックサーボをオンする。以後、トラッキング制御を
行うことにより、トラックt2から信号を読み出す。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、鏡面
部検出信号を用いることなく、TE信号のみに基づいて
TC信号を生成するので、トラックジャンプの制御を行
うため回路構成が非常に簡単にでき、しかも、正確かつ
高速に複数本のトラックジャンプを行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光ディスク装置の1実施形態を
説明するブロック図である。
【図2】 本発明のTC信号生成回路の1実施形態を説
明するブロック図である。
【図3】 本発明においてトラックジャンプを説明する
ための信号波形を示す図である。
【図4】 本発明においてトラックジャンプを説明する
ための信号波形を示す図である。
【図5】 従来技術を説明するための光ディスク装置の
ブロック図である。
【図6】 従来技術を説明するためのTC信号生成回路
のブロック図である。
【図7】 従来技術のTC信号の生成を説明するための
信号波形を示す図である。
【図8】 従来技術のTC信号の生成を説明するための
信号波形を示す図である。
【図9】 従来技術のTC信号の生成を説明するための
信号波形を示す図である。
【図10】 本発明におけるトラックジャンプ動作時の
制御方法を説明するためのブロック図である。
【図11】 本発明におけるトラックジャンプ動作の制
御フローを説明するフローチャートである。
【図12】 本発明におけるトラックジャンプ動作の制
御フローを説明するフローチャートである。
【図13】 本発明による光ディスク装置の他の実施形
態を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピック
アップ 3 信号生成回路 3a RF信号
生成回路 3b TE信号生成回路 5 TZC信
号生成回路 6,60 TC信号生成回路 9,11,62
スイッチ 61 反転回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームがトラック間を横断する際に移
    動トラック数をカウントするためのトラックカウント信
    号を生成するトラックカウント信号生成手段を有する光
    デイスク装置において、 上記トラックカウント信号生成手段は、 トラッキングエラー信号に基づいて、横切ったトラック
    数に応じたパルスを発生させるパルス発生手段と、 そのパルス発生手段により生成したパルスを反転させる
    パルス反転手段と、 上記パルス発生手段またはパルス反転手段のいずれか一
    方の出力信号を選択してトラックカウント信号として出
    力する信号選択手段とを備えたことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 上記信号選択手段は、上記光ビームのト
    ラックの外周側または内周側への移動方向によって選択
    を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の光ディ
    スク装置。
  3. 【請求項3】 上記トラックカウント信号生成手段によ
    って得られたトラックカウント信号を、トラックジャン
    プ終了後のトラッキングサーボの引き込みタイミング信
    号に利用し、あるいは、上記タイミング信号の生成に利
    用することを特徴とする請求項1または2に記載の光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 上記トラックカウント信号生成手段によ
    って得られたトラックカウント信号を、トラックジャン
    プのときにトラッキングアクチュエータに加える加速減
    速パルスの切り替えのタイミング信号に利用し、あるい
    は、上記タイミング信号の生成に利用することを特徴と
    する請求項1または2に記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ビームがトラック間を横断する際に生
    じるバルスを計数することにより移動したトラック数を
    カウントする光ディスクのトラックジャンプ方法におい
    て、 光ビームの光ディスク上の照射位置をその光ディスクの
    半径方向の移動目的位置に向けて移動するステップと、 上記光ビームの半径方向の移動に伴って生成されるトラ
    ッキングエラー信号に基づいて、トラックジャンプの際
    のトラックゼロクロス信号を生成するステップと、 上記トラックゼロクロス信号を反転して反転トラックゼ
    ロクロス信号を生成するステップと、 トラックジャン
    プ方向に基づいて、上記トラックゼロクロス信号または
    反転トラックゼロクロス信号のうちのどちらかー方を選
    択してトラックカウント信号とするステップと、 上記トラックカウント信号を計数してトラックカウント
    を行うステップとを備えることを特徴とするトラックジ
    ャンプ方法。
  6. 【請求項6】 光ディスク装置におけるトラックジャン
    プ動作を制御するためのトラックジャンプ制御プログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 コンピュータにトラックジャンプ数を算出させるステッ
    プと、 光ビームの位置を目的とするトラックに向けてディスク
    の半径方向に移動させるステップと、 光ビームがトラックを横切ることにより生じるトラッキ
    ングエラー信号を波形整形することによりトラックゼロ
    クロス信号を生成させるステップと、 そのトラックゼロクロス信号のレベルを反転した反転ト
    ラックゼロクロス信号を生成させるステップと、 トラックジャンプ方向に基づいて、上記トラックゼロク
    ロス信号または反転トラックゼロクロス信号のどちらか
    一方をトラックカウント信号として決定させるステップ
    と、 そのトラックカウント信号を用いて移動トラック数をカ
    ウントさせて、カウント値を算出させるステップと上記
    カウント値と上記トラックジャンプ数とを比較させるス
    テップと、 上記カウント値とトラックジャンプ数との比較結果に基
    づいて、光ビーム位置の移動を制御させるステップとを
    有することを特徴とするトラックジャンプ制御プログラ
    ムを記録した記録媒体。
JP11038942A 1999-02-17 1999-02-17 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2000242935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038942A JP2000242935A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038942A JP2000242935A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000242935A true JP2000242935A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12539290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11038942A Pending JP2000242935A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000242935A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675535B2 (en) 2000-10-30 2010-03-09 Yamaha Corporation System and method for controlling a tracking servo during label printing

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675535B2 (en) 2000-10-30 2010-03-09 Yamaha Corporation System and method for controlling a tracking servo during label printing
US7869340B2 (en) 2000-10-30 2011-01-11 Yamaha Corporation Method of printing label on optical disk, optical disk unit, and optical disk

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100680657B1 (ko) 광디스크 재생장치 및 방법
US5003521A (en) Optical disk discriminating device
JPH1097720A (ja) 情報記録再生装置
JP2816142B2 (ja) 光ディスクシステムにおけるディスク自動判別方法及び装置
US6314066B1 (en) Method for controlling track jump in optical recording medium
JP3455298B2 (ja) 光ビームの移動検出方法および光ディスク再生装置
US6952387B2 (en) Optical disk playing apparatus and method for discriminating optical disk
KR100469616B1 (ko) 광 디스크 장치
JP2656812B2 (ja) トラッキング制御装置
JPH06274901A (ja) 情報処理装置
JPH0817132A (ja) 円盤状情報記録担体の再生装置
JPH0760526B2 (ja) 光記憶装置のビーム移動速度測定方法とその装置
US20060126466A1 (en) Information recording apparatus, information reproducing apparatus, information recording method, and information reproducing method with an improved track jump performance
JP2000242935A (ja) 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法並びにトラックジャンプ制御プログラムを記録した記録媒体
JPH0944982A (ja) ディスク判別装置及び方法並びに情報再生装置及び方法
JP2598165B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
KR100628174B1 (ko) 광 기록/재생 장치 및 트랙 점프 방법
JP2001202635A (ja) トラッキング制御装置及び方法
JPH10228717A (ja) 光ディスク装置
JPH08147715A (ja) ディスク記録又は再生装置及びフォーカスサーボ回路
JP2697439B2 (ja) アクセス制御装置
JP2002015423A (ja) 光ディスク装置
JP2563511B2 (ja) トラック検索装置
JPH08147716A (ja) ディスク装置のトラック検索装置
JP2000187852A (ja) 光ディスク装置及びトラックジャンプ方法