JP2000242665A - 要旨作成支援装置および要旨作成支援方法 - Google Patents

要旨作成支援装置および要旨作成支援方法

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JP2000242665A
JP2000242665A JP11230107A JP23010799A JP2000242665A JP 2000242665 A JP2000242665 A JP 2000242665A JP 11230107 A JP11230107 A JP 11230107A JP 23010799 A JP23010799 A JP 23010799A JP 2000242665 A JP2000242665 A JP 2000242665A
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Masumi Narita
真澄 成田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理的な文章展開を求められる要旨を効率的
に作成することができる要旨作成支援装置および要旨作
成支援方法を提供する。 【解決手段】 文書作成手段を用いて要旨を作成する際
の作業を支援する要旨作成支援装置において、複数の要
旨用例を記憶しておく要旨用例記憶部2と、要旨用例記
憶部2に記憶されている複数の要旨用例のなかから指定
手段により指定された検索条件に合致する要旨用例を検
索する要旨用例検索部3と、要旨用例検索部3により検
索された要旨用例を基に文書編集を行って要旨を作成す
る編集制御部6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書作成手段を用い
て要旨を作成する際の作業を支援する要旨作成支援装置
および要旨作成支援方法に係わり、特に、論理的な文章
展開を求められる要旨を効率的に作成することができる
要旨作成支援装置および要旨作成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、統計的手法を用いて原文から重要
文を抽出し、自動的に要約を作成する自動要約装置が提
供されるに至っているが、その性能は論理展開が明確で
なければならない要旨を作成するには不充分なレベルで
ある。そのため、本発明では、自動的に要旨を作成する
代わりに、利用者が自ら要旨を作成するのを支援し、論
理的な文章展開を求められる要旨を効率的に作成しよう
という考え方に立っている。特に、英文など外国語の要
旨を効率よく作成しようとするものである。なお、外国
語の要旨を作成する作業を支援することができる装置と
しては、従来より機械翻訳装置が提供されている。日本
語の要旨を利用者自らが作成し、その日本語の要旨を自
動翻訳するのである。しかし、機械翻訳装置の現在の技
術水準は利用者が満足できるレベルではない。また、従
来の機械翻訳装置では、翻訳の単位が文単位であるた
め、文書全体の構造あるいは論理展開の構造が考慮され
ず、一貫した論理の流れを持つ翻訳結果が得られていな
い。そこで、特開平6-195380号公報に示された従来技術
では、利用者自らが翻訳するのを支援するという考えに
立ち、入力言語文(翻訳される言語文)とそれを正確に
翻訳した目的言語文の対からなる用例を対訳形式で用意
し、利用者のキー入力により所望の例文を検索して提示
する。また、特開平10-97537号公報に示された従来技術
も、特開平6-195380号公報と同様に利用者自らが翻訳す
るのを支援するもので、利用者が指定する単語や語句、
文に応じて対訳データを検索・表示する。さらに、検索
語や検索文の指定の際に、利用者が作成しようとしてい
る文書の分野指定を同時に行なえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6-195380号公報に示された上記の従来技術においては、
対訳であること以外に付加的な情報を持たないし、文書
作成の目的に合った対訳用例だけを選択的に表示すると
いうようなことができないので、効率的な要旨作成を実
現できない。また、特開平10-97537号公報に示された従
来技術は英語文書に求められる論理展開を考慮したもの
でなく、論理の流れとは関係なく文字列レベルで類似し
た対訳例文を検索・参照するだけに止まっているので、
まとまりのある英語文書を作成することは困難である。
本発明の課題は、上記のような従来技術の問題を解決
し、論理的な文章展開を求められる要旨を効率的に作成
することができる要旨作成支援装置および要旨作成支援
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、文書作成手段を用いて
要旨を作成する際の作業を支援する要旨作成支援装置に
おいて、複数の要旨用例を記憶しておく要旨用例記憶手
段と、上記要旨用例記憶手段に記憶されている複数の要
旨用例のなかから指定手段により指定された検索条件に
合致する要旨用例および用例文、または要旨用例と用例
文の一方を検索する要旨用例検索手段と、上記要旨用例
検索手段により検索された要旨用例と用例文の両方また
は一方を基に文書編集を行って要旨を作成する要旨作成
手段とを備えた。また、請求項2記載の発明では、請求
項1記載の発明において、所定の語句を主要語として上
記主要語毎に主要語と上記主要語のとりうる複数の必須
要素部とからなる複数の文構造フレームを記憶しておく
文構造フレーム記憶手段と、入力手段により主要語が入
力されたとき、上記主要語を主要語とする文構造フレー
ムを上記文構造フレーム記憶手段から検索する文構造フ
レーム検索手段とを備え、要旨検索手段により検索され
た要旨用例と上記文構造フレーム検索手段により検索さ
れた文構造フレームを基に文書編集を行って要旨を作成
するように要旨作成手段を構成した。また、請求項3記
載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明にお
いて、指定手段により指定される条件を要旨の文書タイ
プとした。また、請求項4記載の発明では、請求項3記
載の発明において、文書タイプを要旨の作成目的とし
た。また、請求項5記載の発明では、請求項3記載の発
明において、さらに、論理展開タイプおよび文役割タイ
プ、または論理展開タイプと文役割タイプの一方を指定
手段により指定される検索条件とした。また、請求項6
記載の発明では、請求項5記載の発明において、特定の
文役割タイプを表わす文に出現する代表的な表現パター
ンを文役割タイプ表現パターン辞書として登録してお
き、検索時に文役割タイプが指定されたならば、上記文
役割タイプ表現辞書に記述されているパターンに基づい
て、要旨用例検索手段が指定された文役割タイプを持つ
用例文を要旨用例のなかから検索し出力させるように構
成した。また、請求項7記載の発明では、請求項2記載
の発明において、入力手段により入力される主要語を、
作成しようとする要旨中の文に用いる述語とした。ま
た、請求項8記載の発明では、請求項2乃至請求項5の
いずれか1項に記載の発明において、要旨用例を文構造
フレーム記憶手段に記憶された文構造フレームに対応付
けて記憶させ、要旨用例が、文構造フレーム検索手段に
より検索された複数の文構造フレームのなかから指定さ
れた文構造フレームの文を有することを検索条件の一つ
として要旨用例記憶手段から要旨用例を検索するように
要旨検索手段を構成した。
【0005】また、請求項9記載の発明では、請求項2
記載の発明において、要旨用例中の一部の文を文構造フ
レーム記憶手段に記憶された文構造フレームに対応付け
て記憶させ、文構造フレーム検索手段により検索された
複数の文構造フレームのなかから指定された文構造フレ
ームを有する要旨用例中の文を要旨用例記憶手段から検
索するように要旨検索手段を構成した。また、請求項1
0記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明
において、要旨用例毎にそれぞれの要旨用例中の主題文
の役割を果たす文を主題文として登録し、検索時に主題
文検索が指定されたならば、要旨検索手段が上記主題文
のみを検索・出力させるように構成した。また、請求項
11記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発
明において、要旨用例毎にそれぞれの要旨用例中の主題
文の役割を果たす文を主題文として登録し、検索時に主
題文表示が指定されたならば、要旨検索手段が表示中の
要旨用例のなかの主題文を明示させるように構成した。
また、請求項12記載の発明では、請求項1または請求
項2記載の発明において、作成された要旨を要旨用例と
して要旨用例記憶手段に記憶させる要旨用例登録手段を
備えた。また、請求項13記載の発明では、要旨を作成
する際の作業を支援する要旨作成支援方法において、複
数の要旨用例を記憶しておき、記憶されている上記複数
の要旨用例のなかから指定された検索条件に合致する要
旨用例と用例文の両方または一方を検索し、検索された
要旨用例と用例文の両方または一方を基に文書編集を行
って要旨を作成する方法にした。また、請求項14記載
の発明では、請求項13記載の発明において、所定の語
句を主要語として上記主要語毎に主要語と上記主要語の
とりうる複数の必須要素部とからなる複数の文構造フレ
ームを記憶しておき、主要語が入力されたとき、上記主
要語を主要語とする文構造フレームを検索し、検索され
た要旨用例と検索された文構造フレームとを基に文書編
集を行って要旨を作成する方法にした。また、請求項1
5記載の発明では、請求項13または請求項14記載の
発明において、要旨用例を検索する際に指定する検索条
件を要旨の文書タイプ、論理展開タイプおよび文役割タ
イプのうちの何れかとした。また、請求項16記載の発
明では、請求項15記載の発明において、特定の文役割
タイプを表わす文に出現する代表的な表現パターンを文
役割タイプ表現パターン辞書として登録しておき、検索
時に文役割タイプが指定されたならば、上記文役割タイ
プ表現辞書に記述されているパターンに基づいて、要旨
用例検索手段が指定された文役割タイプを持つ用例文を
要旨用例のなかから検索し出力させるようにした。ま
た、請求項17記載の発明では、請求項14記載の発明
において、入力される主要語を、作成しようとする要旨
中の文に用いる述語とした。
【0006】
【作用】上記のような手段を採用したので、請求項1お
よび請求項13記載の発明では、記憶されている複数の
要旨用例のなかから、指定された条件に合致する要旨用
例と用例文の両方または一方が検索され、検索された要
旨用例と用例文の両方または一方を基に文書編集を行っ
て要旨が作成される。請求項2および請求項14記載の
発明では、請求項1または請求項13記載の発明におい
て、主要語が入力されたとき、上記主要語と上記主要語
のとりうる複数の必須要素部とからなる文構造フレーム
が検索され、検索された要旨用例と検索された文構造フ
レームを基に文書編集を行って要旨が作成される。請求
項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発
明において、要旨の文書タイプが検索条件として指定さ
れる。請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明に
おいて、要旨の作成目的が文書タイプとされる。請求項
5記載の発明では、請求項3記載の発明において、さら
に、論理展開タイプと文役割タイプの両方または一方が
検索条件として指定される。請求項6記載の発明では、
請求項5記載の発明において、検索時に文役割タイプが
指定されたならば、文役割タイプ表現辞書に記述されて
いるパターンに基づいて、指定された文役割タイプを持
つ用例文が要旨用例のなかから検索され、出力される。
請求項7および請求項17の何れか1項に記載の発明で
は、請求項2または請求項13記載の発明において、作
成しようとする要旨中の文に用いる述語が主要語とされ
る。
【0007】請求項8記載の発明では、請求項2乃至請
求項5の何れか1項に記載の発明において、検索された
複数の文構造フレームのなかから指定された文構造フレ
ームの文を有することを検索条件の一つとして要旨用例
が検索される。請求項9記載の発明では、請求項2記載
の発明において、検索された複数の文構造フレームのな
かから指定された文構造フレームを有する要旨用例中の
文が検索される。請求項10記載の発明では、請求項1
または請求項2記載の発明において、主題文検索が指定
されたならば、要旨用例中の主題文のみが検索・出力さ
れる。請求項11記載の発明では、請求項1または請求
項2記載の発明において、検索時に主題文表示が指定さ
れたならば、表示中の要旨用例のなかの主題文が明示さ
れる。請求項12記載の発明では、請求項1または請求
項2記載の発明において、作成された要旨を要旨用例と
して要旨用例記憶手段に記憶させることができる。請求
項15記載の発明では、請求項13または請求項14記
載の発明において、要旨用例を検索する際に、要旨の文
書タイプ、論理展開タイプおよび文役割タイプのうちの
何れかが検索条件として指定される。請求項16記載の
発明では、請求項15記載の発明において、検索時に文
役割タイプが指定されたならば、文役割タイプ表現辞書
に記述されているパターンに基づいて、指定された文役
割タイプを持つ用例文が要旨用例のなかから検索され、
出力される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態を示す要旨作成支援装置の構成ブロック図である。図
示するように、この実施の形態の要旨作成支援装置は、
キーボードなどを有して要旨用例検索時に検索条件を指
定する指定手段として機能したりする入力部(入力手
段)1、複数の要旨用例を記憶しておく要旨用例記憶部
(要旨用例記憶手段)2、要旨用例記憶部2に記憶され
ている複数の要旨用例のなかから入力部1により指定さ
れた条件に合致する要旨用例を検索する要旨用例検索部
(要旨用例検索手段)3、所定の語句を主要語として各
主要語毎に当該主要語と当該主要語のとりうる複数の必
須要素部とからなる複数の文構造フレームを記憶してお
く文構造フレーム記憶部(文構造フレーム記憶手段)
4、指定された主要語を主要語とする文構造フレームを
上記文構造フレーム記憶部4から検索する文構造フレー
ム検索部(文構造フレーム検索手段)5、要旨用例検索
部3により検索された要旨用例および文構造フレーム検
索部5により検索された文構造フレームを基に文書編集
を行って要旨を作成する要旨作成手段として機能したり
する編集制御部6、入力部1により入力された語句など
を一時的に記憶する入力記憶部7、目的言語で作成され
た要旨を記憶しておく目的言語文記憶部8、要旨用例な
どを表示する表示部9などを備えている。なお、要旨用
例検索部3、文構造フレーム検索部5、編集制御部6
は、プログラムを記憶する例えば共有のプログラム用メ
モリと上記プログラムに従って動作する共有のCPUを
有している。また、要旨用例記憶部2、文構造フレーム
記憶部4、入力記憶部7、目的言語文記憶部8はハード
ディスクやRAMなどから構成される。
【0009】図2および図3に、上記のような構成の要
旨作成支援装置の動作フロー、つまり要旨作成支援方法
のフローを示す。以下、最初に、図2に示した要旨用例
検索部3の動作フローを説明する。まず、画面に表示さ
れた要旨作成メニューなどにより利用者が要旨用例検索
部3を起動させる(S1)。そうすると、要旨用例検索
部3は、図4に示すような画面を表示させ、作成しよう
としている要旨の文書タイプおよび論理展開タイプの指
定などを促す。これにより、利用者は表示されている文
書タイプおよび論理展開タイプのなかから所望のものを
選択してその番号などを入力する(S2)。なお、所望
のタイプのボタンをマウスなどを用いてクリックするこ
とにより指定することも可能である。また、この実施の
形態では、図4に示したように、文書タイプを、「新規
手法の提案」、「既存の手法の評価」、「研究動向サー
ベイ」、「研究手法に対するコメント」といったような
作成目的としている。また、論理展開タイプとしては、
主題文(トピック文)をどこに配置するかによって3つ
のタイプを設けている。続いて、利用者が図4に示した
画面上段の「用例検索」をクリックして指示すると、要
旨用例検索部3は要旨用例記憶部2内に記憶されている
複数の要旨用例に対応付けて記憶されている各要旨用例
のインデックス中の文書タイプおよび論理展開タイプを
検索し、該当する要旨用例を抽出する。そして、該当す
る要旨用例が複数ある場合は、その1番目の要旨用例を
要旨用例記憶部2から読み出し、表示部9に表示させる
(S3)。文書タイプが「(1)新規手法の提案」、論
理展開タイプが図4に示した(b)の場合の用例表示例
を図5に示す。この状態で、もし、次の要旨用例を見た
ければ、利用者は図5に示した画面中の例えば下方に設
けた「次へ」というボタンをクリックする(S4でYe
s)。そうすると、要旨用例検索部3はそれを認知し、
ステップS3へ戻り、次の要旨用例を同様にして読み出
し、表示させる(S3)。
【0010】それに対して、ステップS4において次の
用例表示の指示を行わず(S4でNo)、例えば図5に示
した画面の下方に設けた「主題文」というボタンをクリ
ックして、そのとき画面に表示されている要旨用例中の
主題文(トピック文)の強調表示(主題文表示)を指示
すると(S5でYes)、要旨用例検索部3はその指示を
認知して主題文を強調表示させる(S6)。図6に示し
たように、主題文を線で囲んだり、その部分を反転表示
させたりするのである。なお、このような強調表示を行
うために、要旨用例毎にそれぞれの要旨用例中の主題文
の役割を果たす文を主題文として予め登録しておく。例
えば、要旨用例登録時に、利用者がマウスなどを用いて
要旨用例中の主題文を指示すると、図示していない登録
手段がそれを認知し、上記要旨用例に対応付けて上記主
題文を要旨用例記憶部2に記憶する。そして、検索時に
主題文の強調表示(主題文表示)が指示されると、要旨
用例検索部3はそのとき表示されている要旨用例に対応
付けられた主題文を要旨用例記憶部2から読み出し、上
記主題文を表示中の要旨用例の全文と比較し、一致した
部分を他とは異なった表示状態(強調表示状態)にさせ
るのである。また、上記において、指示に応じ、要旨用
例全文を表示せずに、最初から主題文のみを検索・表示
させることも可能である。このようにして所望の要旨用
例を表示させた後、利用者は図4に示した画面の上方に
設けた「編集」ボタンをクリックして編集制御部6を起
動させ、前記のようにして表示させた要旨用例を参考に
し、あるいは表示された要旨用例を編集して目的の要旨
(作成しようとする要旨)を作成するが、その際、その
要旨中に用いる主要語を指示して上記主要語と上記主要
語のとりうる複数の必須要素部とからなる文構造フレー
ムを文構造フレーム記憶部4から検索し、検索した文構
造フレームを表示させ、さらに、所望の文構造フレーム
の用例を表示させ、参考にしたり、そのフレームの用例
を編集して用いることができる。以下、図3に示した動
作フローに従って、その動作を説明する。まず、上記の
ようにして利用者が編集制御部6を起動させた後、表示
された要旨作成メニューなどにより必要に応じて文構造
フレーム検索部5を起動させる(S11)。そして、文
構造フレーム検索部5が図7に示すような画面を表示さ
せると、利用者は目的の要旨で用いる例えば述語を主要
語として入力する(S12)。図7に示すように、例え
ば「test」というように入力するのである。
【0011】続いて、利用者が図7に示したような画面
の上方に設けられた「文構造フレーム検索」という箇所
をクリックすると、文構造フレーム検索部5はそれを認
知して入力された主要語(上記の例では「test」)を取
得し、上記主要語を主要語とする文構造フレームを文構
造フレーム記憶部4から検索する。上記文構造フレーム
記憶部4には、図示していない登録手段が多数の主要語
に対応付けて主要語とその主要語がとりうる要素部から
なる多数の文構造フレームを予め登録(記憶)させてお
くのである。こうして、文構造フレーム検索部5は主要
語に対応付けられた文構造フレームをの一覧を文構造フ
レーム記憶部4から読み出し、表示部9に表示させる
(S13)(図8参照)。図8に示したように、一つの
主要語について複数の文構造フレームが登録されてい
る。また、各文構造フレームは主要語(図示の例では
「test」)と上記主要語のとりうる複数の必須要素部
(図示の例では、主語名詞句、目的語名詞句、for前置
詞句、on前置詞句など)とから構成されている。ここ
で、利用者が意図する文構造フレームを選択し、要旨用
例検索部3を再び起動させると(S14でYes)、要旨
用例検索部3は選択された文構造フレームを有する文を
要旨用例記憶部2に記憶されている複数の要旨用例中か
ら検索する。そして、該当する文構造フレーム用例を例
えば図9に示すように表示させる(S15)。予め、要
旨用例中の該当文が各文構造フレームに対応付けられて
いるので、上記のような検索が可能なのである。なお、
その後、要旨作成が終了すると、編集制御部6は作成さ
れた要旨に要旨番号を付与して目的言語文記憶部8に記
憶させる。こうして、この実施の形態によれば、検索さ
れた要旨用例および文構造フレーム用例を参考にして、
あるいはそれらを編集して論理的な文章展開を求められ
る要旨を効率的に作成することができる。なお、図1に
示した構成から文構造フレーム記憶部4および文構造フ
レーム検索部5を除いた構成にし、要旨用例だけを参考
にして、あるいはそれを編集して要旨を作成することも
可能である。但し、効率の上で、図1に示した構成によ
り文構造フレーム用例も参照したりする方が優れてい
る。また、文構造フレームを要旨用例検索の際の検索条
件にすることも可能である。例えば、文書タイプと論理
展開タイプを指定すると共に、指定の文構造フレームの
文を含むことを検索条件として要旨用例を検索するので
ある。
【0012】図10は本発明の第2の実施の形態を示す
要旨作成支援装置要部の構成ブロック図である。図示し
たように、この実施の形態の要旨作成支援装置は、図1
に示した第1の実施の形態の構成に加え、作成された要
旨を要旨用例として要旨用例記憶部2に記憶させる要旨
用例登録部(要旨用例登録手段)10を備え、作成され
た要旨の一部を要旨用例記憶部2に記憶させる。以下、
図11に示した動作フローなどに従って、この実施の形
態の動作を説明する。まず、メニュー選択方式などによ
り、利用者が要旨用例登録を指示する(S21)。そう
すると、要旨用例登録部10は作成された要旨が読み出
されているか否かを判定し、読み出されていれば、その
要旨を登録する要旨用例とする。また、読み出されてい
なければ、予め付加されている要旨番号などを指定して
上記要旨番号の要旨を目的言語文記憶部8から読み出
す。続いて、要旨用例登録部10は図4に示したような
文書タイプと論理展開タイプを表示させ、そのなかから
文書タイプを指定させ(S22)、さらに、論理展開タ
イプを指定させる(S23)。そして、上記文書タイプ
および論理展開タイプを示す情報を含んだインデックス
を作成して読み出されている要旨を要旨用例として登録
し(S24)、上記要旨(要旨用例)を要旨用例記憶部
2に格納する(S25)。こうして、この実施の形態に
よれば、作成された要旨を要旨用例として登録すること
ができる。
【0013】図12は本発明の第3の実施の形態を示す
要旨作成支援装置の構成ブロック図である。図示するよ
うに、この実施の形態の要旨作成支援装置は、キーボー
ドなどを有して要旨用例または用例文の検索時に検索条
件を指定する指定手段として機能したりする入力部(入
力手段)1、複数の要旨用例を記憶しておく要旨用例記
憶部(要旨用例記憶手段)2、上記要旨用例記憶部2に
記憶されている複数の要旨用例のなかから上記入力部1
により指定された条件に合致する要旨用例や用例文を検
索する要旨用例検索部(要旨用例検索手段)3、上記要
旨用例検索部3により検索された用例を基に文書編集を
行って要旨を作成する要旨作成手段として機能したりす
る編集制御部6、入力部1により入力された語句などを
一時的に記憶する入力記憶部7、目的言語で作成された
要旨を記憶しておく目的言語文記憶部8、要旨用例など
を表示する表示部9、文役割タイプに対応する表現パタ
ーン辞書を記憶しておく表現パターン辞書記憶部11な
どを備えている。なお、上記要旨用例検索部3および編
集制御部6は、プログラムを記憶する例えば共有のプロ
グラム用メモリと上記プログラムに従って動作する共有
のCPUを有している。また、要旨用例記憶部2、入力
記憶部7、目的言語文記憶部8、表現パターン辞書記憶
部11はハードディスクやRAMなどから構成される。
また、前記において、用例文とは要旨用例を構成してい
るそれぞれの文である。
【0014】図13に、上記のような構成の要旨作成支
援装置の動作フロー、つまり要旨作成支援方法のフロー
を示す。以下、図13などに従って、第3の実施の形態
の動作フローを説明する。まず、画面に表示された要旨
作成メニューなどにより利用者が要旨用例検索部3を起
動させる(S31)。そうすると、要旨用例検索部3
は、図14に示すような画面を表示させ、作成しようと
している要旨の文書タイプ、論理展開タイプおよび文役
割タイプの指定などを促す。これにより利用者は表示さ
れている文書タイプ、論理展開タイプおよび文役割タイ
プのなかから所望のものを選択してその番号などを入力
する(S32)。なお、表示された所望のタイプのボタ
ンをマウスなどを用いてクリックすることにより指定す
ることも可能である。また、この実施の形態では、図1
4に示したように、文書タイプを、「新規手法の提
案」、「既存の手法の評価」、「研究動向サーベイ」、
「研究手法に対するコメント」といったような文書の作
成目的としている。また、論理展開タイプとしては主題
文(トピック文)をどこに配置するかによって「頭括
型」「中括型」「尾括型」の3つのタイプを設けてい
る。また、文役割タイプとしては、主題文との論理的関
係によって7つのタイプを設けている。利用者が図14
において所望の文書タイプと論理展開タイプとを選択
し、文役割タイプとして「未指定」を選択したあと、画
面上段の「用例検索」をクリックして指示すると(S3
3でYes)、要旨用例検索部3は要旨用例記憶部2内に記
憶されている複数の要旨用例に対応づけて記憶されてい
る各要旨用例のインデックス中の文書タイプおよび論理
展開タイプを検索し、該当する要旨用例を抽出する。そ
して、該当する要旨用例が複数ある場合は、その1番目
の要旨用例を要旨用例記憶部2から読み出し、表示部8
に表示させる(S35)。文書タイプが「(1)新規手
法の提案」、論理展開タイプが「(1)頭括型」の場合
の用例表示例を図15に示す。この状態で、もし、次の
要旨用例を見たければ、利用者は図15に示した画面中
の例えば下方に設けた「次へ」というボタンをクリック
する(S36でYes)。そうすると、要旨用例検索部3
はそれを認知し、ステップS35へ戻り、次の要旨用例
を同様にして読み出し、表示させる(S35)。
【0015】また、利用者が図14において、所望の文
書タイプと論理展開タイプ並びに文役割タイプを選択し
たあと、画面上段の「用例検索」をクリックして指示す
ると、要旨用例検索部3は要旨用例記憶部2内に記憶さ
れている複数の要旨用例に対応づけて記憶されている各
要旨用例のインデックス中の文書タイプおよび論理展開
タイプを検索して該当する要旨用例を抽出し、さらに抽
出された要旨用例中の文のなかから表現パターン辞書記
憶部11内の表現パターン辞書の記述内容に合致する用
例文を検索して(S34)、その結果を表示部9に表示
させる(S35)。文書タイプが「(1)新規手法の提
案」、論理展開タイプが「(1)頭括型」、文役割タイ
プが「主題文」の場合の用例文表示例を図16に示す。
この状態で、もし、次の用例文を見たければ、利用者は
図16に示した画面中の例えば下方に設けた「次へ」と
いうボタンをクリックする(S36でYes)。そうする
と、要旨用例検索部3はそれを認知し、ステップS35
に戻り、次の用例文を同様にして読み出し、表示させる
(S35)。なお、所望の文役割タイプを有する用例文
の検索を行なうために、表現パターン辞書には各文役割
タイプに対応する代表的な表現パターンを予め登録して
おく。辞書の記述例を図17に示す。このような代表的
な表現パターンは大量の要旨用例を対象として既存の言
語処理ツールを使いながら人手で言語的な分析(特定の
文役割タイプの用例文に出現しやすい語句の分析)を行
うことによって抽出することができる。なお、この実施
の形態では、用例文だけでなく要旨用例も検索し、表示
させることができる。このようにして所望の要旨用例や
用例文を表示させた後、利用者は図15や図16に示し
た画面の上方に設けた「編集」ボタンをクリックして編
集制御部6を起動させ、前記のようにして表示させた要
旨用例や用例文を参考にし、あるいは表示された要旨用
例や用例文を編集して目的の要旨(作成しようとする要
旨)を作成する。そして、要旨作成が終了すると、編集
制御部6は作成された要旨に要旨番号を付与して目的言
語文記憶部8に記憶させる。こうして、この実施の形態
によれば、検索された要旨用例および用例文を参考にし
て、あるいはそれらを編集して論理的な文章展開が求め
られる要旨を効率的に作成することができる。以上、英
文の例などを用いて本発明の実施の形態の説明を行った
が、本発明により作成される要旨の言語は外国語に制限
されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果が得られる。請求項1および請求
項13記載の発明では、記憶されている複数の要旨用例
のなかから、指定された条件に合致する要旨用例と用例
文の両方または一方が検索され、検索された要旨用例と
用例文の両方または一方を基に文書編集を行って要旨が
作成されるので、論理的な文章展開を求められる要旨を
効率的に作成することができる。また、請求項2および
請求項14記載の発明では、請求項1または請求項12
記載の発明において、主要語が入力されたとき、上記主
要語と上記主要語のとりうる複数の必須要素部とからな
る文構造フレームが検索され、検索された要旨用例と検
索された文構造フレームを基に文書編集を行って要旨が
作成されるので、論理的な文章展開を求められる要旨を
さらに効率的に作成することができる。また、請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、要旨の文書タイプが検索条件として指定される
ので、文書タイプの合致した要旨用例に基づいた要旨作
成を行うことにより、論理的な文章展開の要旨の作成お
よび効率的な要旨作成を実現することができる。また、
請求項4記載の発明では、請求項3記載の発明におい
て、要旨の作成目的が文書タイプとされるので、作成目
的にあった要旨用例に基づいて要旨作成を行うことがで
き、したがって、適切で効率的な要旨作成を行える。ま
た、請求項5記載の発明では、請求項3記載の発明にお
いて、さらに、論理展開タイプと文役割タイプの両方ま
たは一方が検索条件として指定されるので、論理的な文
章展開がより優れた要旨作成を行うことができる。
【0017】また、請求項6記載の発明では、請求項5
記載の発明において、検索時に文役割タイプが指定され
たならば、文役割タイプ表現辞書に記述されているパタ
ーンに基づいて、指定された文役割タイプを持つ用例文
が要旨用例のなかから検索され、出力されるので、文役
割タイプを持つ用例文を容易に検索・出力できる。ま
た、請求項7および請求項17記載の発明では、請求項
2または請求項13記載の発明において、作成しようと
する要旨中の文に用いる述語が主要語とされるので、作
成しようとする文に近い文を参照または修正して、より
効率的に要旨を作成できる。また、請求項8記載の発明
では、請求項2乃至請求項5記載の発明において、検索
された複数の文構造フレームのなかから指定された文構
造フレームの文を有することを検索条件の一つとして要
旨用例が検索されるので、作成しようとする要旨に近い
要旨用例を参照または修正して、より効率的に要旨を作
成できる。また、請求項9記載の発明では、請求項2記
載の発明において、検索された複数の文構造フレームの
なかから指定された文構造フレームを有する要旨用例中
の文が検索されるので、作成しようとする文にさらに近
い文を参照または修正して、さらに効率的に要旨を作成
できる。
【0018】また、請求項10記載の発明では、請求項
1または請求項2記載の発明において、主題文検索が指
定されたならば、要旨用例中の主題文のみが検索・出力
されるので、要旨用例の内容をすばやく知ることができ
る。また、請求項11記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、検索時に主題文表示が指
定されたならば、表示中の要旨用例のなかの主題文が明
示されるので、同様に、要旨用例の内容をすばやく知る
ことができる。また、請求項12記載の発明では、請求
項1または請求項2記載の発明において、作成された要
旨を要旨用例として要旨用例記憶手段に記憶させること
ができるので、要旨用例を容易に作成することができ
る。また、請求項15記載の発明では、請求項13また
は請求項14記載の発明において、要旨用例を検索する
際に、要旨の文書タイプと論理展開タイプの両方または
一方が検索条件として指定されるので、請求項5記載の
発明と同様に論理的な文章展開がより優れた要旨作成を
行うことができる。また、請求項16記載の発明では、
請求項15記載の発明において、検索時に文役割タイプ
が指定されたならば、文役割タイプ表現辞書に記述され
ているパターンに基づいて、指定された文役割タイプを
持つ用例文が要旨用例のなかから検索され、出力される
ので、文役割タイプを持つ用例文を容易に検索・出力で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の動作フロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の動作フロー図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の画面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す要旨作成支援
装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す要旨作成支
援装置要部の構成ブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法の動作フロー図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置の構成ブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法の動作フロー図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法の画面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法の他の画面図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態を示す要旨作成支
援装置および要旨作成支援方法のデータ構成図である。
【符号の説明】
1:入力部 2:要旨用例記憶部 3:要旨用例検索部 4:文構造フレーム記憶部 5:文構造フレーム検索部 6:編集制御部 7:入力記憶部 8:目的言語文記憶部 9:表示部 10:要旨用例登録部 11:表現パターン辞書記憶部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書作成手段を用いて要旨を作成する際
    の作業を支援する要旨作成支援装置において、複数の要
    旨用例を記憶しておく要旨用例記憶手段と、上記要旨用
    例記憶手段に記憶されている複数の要旨用例のなかから
    指定手段により指定された検索条件に合致する要旨用例
    および用例文またはどちらか一方を検索する要旨用例検
    索手段と、上記要旨用例検索手段により検索された要旨
    用例および用例文またはどちらか一方を基に文書編集を
    行って要旨を作成する要旨作成手段とを備えたことを特
    徴とする要旨作成支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の要旨作成支援装置におい
    て、所定の語句を主要語として上記主要語毎に主要語と
    上記主要語のとりうる複数の必須要素部とからなる複数
    の文構造フレームを記憶しておく文構造フレーム記憶手
    段と、入力手段により主要語が入力されたとき、上記主
    要語を主要語とする文構造フレームを上記文構造フレー
    ム記憶手段から検索する文構造フレーム検索手段とを備
    え、要旨検索手段により検索された要旨用例と上記文構
    造フレーム検索手段により検索された文構造フレームを
    基に文書編集を行って要旨を作成するように要旨作成手
    段を構成したことを特徴とする要旨作成支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の要旨作成
    支援装置において、指定手段により指定される条件を要
    旨の文書タイプとしたことを特徴とする要旨作成支援装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の要旨作成支援装置におい
    て、文書タイプを要旨の作成目的としたことを特徴とす
    る要旨作成支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の要旨作成支援装置におい
    て、さらに、論理展開タイプおよび文役割タイプまたは
    どちらか一方を指定手段により指定される検索条件とし
    たことを特徴とする要旨作成支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の要旨作成支援装置におい
    て、特定の文役割タイプを表わす文に出現する代表的な
    表現パターンを文役割タイプ表現パターン辞書として登
    録しておき、検索時に文役割タイプが指定されたなら
    ば、上記文役割タイプ表現辞書に記述されているパター
    ンに基づいて、要旨用例検索手段が指定された文役割タ
    イプを持つ用例文を要旨用例のなかから検索し出力させ
    るように構成したことを特徴とする要旨作成支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の要旨作成支援装置におい
    て、入力手段により入力される主要語を、作成しようと
    する要旨中の文に用いる述語としたことを特徴とする要
    旨作成支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の要旨作成支援装置において、要旨用例を文構造フ
    レーム記憶手段に記憶された文構造フレームに対応付け
    て記憶させ、要旨用例が、文構造フレーム検索手段によ
    り検索された複数の文構造フレームのなかから指定され
    た文構造フレームの文を有することを検索条件の一つと
    して要旨用例記憶手段から要旨用例を検索するように要
    旨検索手段を構成したことを特徴とする要旨作成支援装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の要旨作成支援装置におい
    て、要旨用例中の一部の文を文構造フレーム記憶手段に
    記憶された文構造フレームに対応付けて記憶させ、文構
    造フレーム検索手段により検索された複数の文構造フレ
    ームのなかから指定された文構造フレームを有する要旨
    用例中の文を要旨用例記憶手段から検索するように要旨
    検索手段を構成したことを特徴とする要旨作成支援装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項2記載の要旨作
    成支援装置において、要旨用例毎にそれぞれの要旨用例
    中の主題文の役割を果たす文を主題文として登録し、検
    索時に主題文検索が指定されたならば、要旨検索手段が
    上記主題文のみを検索・出力させるように構成したこと
    を特徴とする要旨作成支援装置。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項2記載の要旨作
    成支援装置において、要旨用例毎にそれぞれの要旨用例
    中の主題文の役割を果たす文を主題文として登録し、検
    索時に主題文表示が指定されたならば、要旨検索手段が
    表示中の要旨用例のなかの主題文を明示させるように構
    成したことを特徴とする要旨作成支援装置。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項2記載の要旨作
    成支援装置において、作成された要旨を要旨用例として
    要旨用例記憶手段に記憶させる要旨用例登録手段を備え
    たことを特徴とする要旨作成支援装置。
  13. 【請求項13】 要旨を作成する際の作業を支援する要
    旨作成支援方法において、複数の要旨用例を記憶してお
    き、記憶されている上記複数の要旨用例のなかから指定
    された検索条件に合致する要旨用例および用例文または
    どちらか一方をを検索し、検索された要旨用例および用
    例文またはどちらか一方を基に文書編集を行って要旨を
    作成することを特徴とする要旨作成支援方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の要旨作成支援方法に
    おいて、所定の語句を主要語として上記主要語毎に主要
    語と上記主要語のとりうる複数の必須要素部とからなる
    複数の文構造フレームを記憶しておき、主要語が入力さ
    れたとき、上記主要語を主要語とする文構造フレームを
    検索し、検索された要旨用例と検索された文構造フレー
    ムとを基に文書編集を行って要旨を作成することを特徴
    とする要旨作成支援方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14記載の要
    旨作成支援方法において、要旨用例を検索する際に指定
    する検索条件は、要旨の文書タイプ、論理展開タイプお
    よび文役割タイプのうちの何れかであることを特徴とす
    る要旨作成支援方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の要旨作成支援方法に
    おいて、特定の文役割タイプを表わす文に出現する代表
    的な表現パターンを文役割タイプ表現パターン辞書とし
    て登録しておき、検索時に文役割タイプが指定されたな
    らば、上記文役割タイプ表現辞書に記述されているパタ
    ーンに基づいて、要旨用例検索手段が指定された文役割
    タイプを持つ用例文を要旨用例のなかから検索し出力さ
    せるようにしたことを特徴とする要旨作成支援方法。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の要旨作成支援方法に
    おいて、入力される主要語を、作成しようとする要旨中
    の文に用いる述語としたことを特徴とする要旨作成支援
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054637A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 圧縮着火式内燃機関の排気浄化装置

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WO2005054637A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 圧縮着火式内燃機関の排気浄化装置

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