JP2001350771A - 要旨作成支援装置及び要旨作成支援方法 - Google Patents

要旨作成支援装置及び要旨作成支援方法

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JP2001350771A
JP2001350771A JP2000169863A JP2000169863A JP2001350771A JP 2001350771 A JP2001350771 A JP 2001350771A JP 2000169863 A JP2000169863 A JP 2000169863A JP 2000169863 A JP2000169863 A JP 2000169863A JP 2001350771 A JP2001350771 A JP 2001350771A
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Masumi Narita
真澄 成田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は論理展開の要求される要旨をテンプレ
ートと用例文を表示して、容易に作成可能とする要旨作
成支援装置及び要旨作成支援方法を提供する。 【解決手段】文作成支援装置1は、入力部2から入力さ
れた言語を表示部10に表示させて要旨を作成するに際
して、入力部2で入力指定された検索条件に対応する要
旨テンプレートを、要旨テンプレート検索部6が複数の
要旨テンプレートを記憶する要旨テンプレート記憶部7
から検索して表示部10に表示させ、当該検索した要旨
テンプレートを構成する文のうち、入力部2で入力指定
された文に対応する他の用例文を、用例文検索部8が複
数の用例文を記憶する用例文記憶部9から検索して表示
部10に表示させて、要旨作成の基する。したがって、
要旨作成者の指定した検索条件に応じた要旨テンプレー
トと用例文を要旨作成の基とし、論理展開の要求される
要旨を簡単かつ効率的に作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要旨作成支援装置
及び要旨作成支援方法に関し、詳細には、論理展開の要
求される要旨をテンプレートと用例文を表示して、効率
的に作成可能とする要旨作成支援装置及び要旨作成支援
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種文書を取り扱う場合、作成する文書
または既に作成された文書を原文として、要旨を作成す
ることが重要な作業となってきており、要旨は、論理展
開が明確である必要がある。
【0003】近時、統計的な手法を用いて原文から重要
文を抽出し、自動的に要約を作成する自動要約装置があ
るが、論理展開の明確性の要求される要約を作成するに
は、不十分であった。
【0004】また、英文等の外国語の要旨の作成を支援
する装置としては、従来、英語やロシア語等の所定の目
的言語による文を作成する機械翻訳装置の備えている要
約機能があるが、機械翻訳装置の要約機能は、利用者が
作成した日本語の要旨を自動翻訳するものであり、要旨
作成支援といえる程度ではないだけでなく、従来の機械
翻訳装置は、翻訳が文単位であるため、文書全体の構造
あるいは論理展開の構造が考慮されておらず、一貫した
論理の流れを有する翻訳結果を得ることができるとは限
らず、要旨作成支援装置としては、はなはだ不十分であ
った。
【0005】そこで、従来、対となる複数のウィンドウ
を備え、このウィンドウ上に辞書の検索結果を表示する
翻訳支援システムにおける検索結果表示方式において、
前記対となるウィンドウは検索操作を指示するためのメ
ニューを有し、かつ、前記対となるウィンドウの一方で
メニュー項目の書換えを行い辞書検索を指示することに
より検索結果を取り込むと共に、対となる他方のウィン
ドウにおいてメニュー項目を選択することにより、前記
辞書検索結果を編集中の文書に取り込み表示する手段を
有する翻訳支援システムにおける検索結果表示方式が提
案されている(特開平6−195380号公報参照)。
【0006】すなわち、この翻訳支援システムおける検
索結果表示方式は、利用者自らが翻訳を行う過程を支援
するために、入力言語文(翻訳される言語文)と入力言
語文を正確に翻訳した目的言語文の対からなる用例を対
話形式で用意し、利用者のキー操作で所望の例文を検索
して提示しようとしている。
【0007】また、従来、第1の言語の文及びその対訳
で第2の言語の文をデータベースに記憶しておき、前記
第1の言語の文及び前記第2の言語の文を検索し、その
検索結果を表示画面に表示可能な翻訳支援システムにお
いて、分野指定を行う分野指定手段と、キーワードを与
えるキーワード付与手段と前記分野指定手段により指定
された分野に該当し、前記キーワード付与手段により与
えられたキーワードを文中に有する前記第1の言語の文
を前記データベース中で検索する検索手段と、使用可能
なキーワードを登録しておく単語辞書とを有し、前記キ
ーワード付与手段は、検索に使用するキーワードが含ま
れている文を受け付け、当該受け付けられた文の中の、
前記単語辞書に登録されているキーワードを検索し、当
該検索されたキーワードの中で検索に使用するキーワー
ドの指定を受け付ける翻訳支援システムが提案されてい
る(特開平10−97537号公報参照)。
【0008】すなわち、この翻訳支援システムは、利用
者自らが翻訳を行う過程を支援するために、利用者が指
定する単語や語句、文に応じて対訳データを検索・表示
し、さらに、検索語や検索文の指定の際に、利用者が作
成しようとしている文書の分野指定を同時に行えるよう
にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の翻訳支援システムにあっては、いずれも論理
展開の要求される要旨を作成する際の支援としては、不
十分である。
【0010】すなわち、特開平6−195380号公報
記載の翻訳支援システムにおける検索結果表示方式にあ
っては、用例を対話形式で用意して利用者の利用性を向
上させることはできるが、文書作成の目的に応じた対訳
用例のみを選択的に表示することができず、論理展開の
要求される要旨を効率的に作成するのには不十分であっ
た。
【0011】また、特開平10−97537号公報記載
の翻訳支援システムにあっては、利用者が指定する単語
や語句、文に応じて対訳データを検索・表示し、さら
に、検索語や検索文の指定の際に、利用者が作成しよう
としている文書の分野指定を同時に行えるようにしてい
るが、論理展開を考慮したものではなく、論理の流れと
は関係のない文字列レベルで類似した対訳例文を検索・
参照するのみであるため、論理展開の要求される要旨を
作成するのには不十分であるという問題があった。
【0012】そこで、請求項1記載の発明は、自然言語
の入力操作及び各種命令の入力操作を行う入力手段から
入力された言語を表示手段に表示させて要旨を作成する
に際して、入力手段で入力指定された検索条件に対応す
る要旨テンプレートを、要旨作成用の複数の要旨テンプ
レートを記憶する要旨テンプレート記憶手段から検索し
て表示手段に表示させ、当該検索した要旨テンプレート
を構成する文のうち、入力手段で入力指定された文に対
応する他の用例文を、複数の用例文を記憶する用例文記
憶手段から検索して表示手段に表示させて、要旨作成の
基とすることにより、要旨作成者の指定した検索条件に
応じた要旨テンプレートと用例文を要旨作成の基とし、
論理展開の要求される要旨を簡単かつ効率的に作成する
ことのできる要旨作成支援装置を提供することを目的と
している。
【0013】請求項2記載の発明は、要旨テンプレート
記憶手段に、要旨の論理展開タイプに対応させて複数の
要旨テンプレートを記憶し、要旨テンプレート検索手段
が、入力指定された論理展開タイプを検索条件として要
旨テンプレート記憶手段から要旨テンプレートを検索す
ることにより、論理展開タイプで分類された要旨テンプ
レートを要旨作成の基とし、論理展開の要求される要旨
をより一層簡単かつより一層効率的に作成することので
きる要旨作成支援装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】請求項3記載の発明は、要旨テンプレート
を、要旨の作成に必ず用いる必要のある必須構成部分
と、要旨の作成に必ずしも用いる必要のない任意構成部
分とで構成されたものとすることにより、要旨テンプレ
ートの構成部分うち、要旨の構成として必要な構成部分
と必ずしも必要とはしない構成部分とを明確にし、論理
展開の要求される要旨をより一層適切かつより一層効率
的に作成することのできる要旨作成支援装置を提供する
ことを目的としている。
【0015】請求項4記載の発明は、要旨テンプレート
を、要旨の中で最も重要な役割を果たす主題文がどの位
置に配置されるかで要旨テンプレートを分類する文役割
情報が明示された文で構成することにより、文役割情報
で分類された要旨テンプレートを要旨作成の基とし、論
理展開の要求される要旨をより一層簡単かつより一層効
率的に作成することのできる要旨作成支援装置を提供す
ることを目的としている。
【0016】請求項5記載の発明は、用例文記憶手段
に、文役割情報の付加された用例文を記憶することによ
り、文役割情報で分類された用例文を要旨作成の基と
し、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつより
一層効率的に作成することのできる要旨作成支援装置を
提供することを目的としている。
【0017】請求項6記載の発明は、用例文検索手段
で、要旨テンプレート検索手段の検索した要旨テンプレ
ートを構成する文のうち、入力指定された文と同じ文役
割情報を有する用例文を用例文記憶手段から検索するこ
とにより、文役割情報で分類された要旨テンプレート及
び用例文を要旨作成の基とし、論理展開の要求される要
旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成することの
できる要旨作成支援装置を提供することを目的としてい
る。
【0018】請求項7記載の発明は、入力された言語を
表示手段に表示させて要旨を作成するに際して、検索条
件が入力指定されると、当該検索条件に対応する要旨テ
ンプレートを、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを
記憶する要旨テンプレート記憶手段から検索して表示手
段に表示させる要旨テンプレート検索処理と、当該検索
された要旨テンプレートを構成する文のうち、入力指定
された文に対応する他の用例文を、複数の用例文を記憶
する用例文記憶手段から検索して表示手段に表示させる
用例文検索処理と、を行い、要旨テンプレート及び用例
文を要旨の作成の基とすることにより、要旨作成者の指
定した検索条件に応じた要旨テンプレートと用例文を要
旨作成の基とし、論理展開の要求される要旨を簡単かつ
効率的に作成することのできる要旨作成支援方法を提供
することを目的としている。
【0019】請求項8記載の発明は、要旨テンプレート
記憶手段に、要旨の論理展開タイプに対応させて複数の
要旨テンプレートを記憶し、要旨テンプレート検索処理
で、入力指定された論理展開タイプを検索条件として要
旨テンプレート記憶手段から要旨テンプレートを検索す
ることにより、論理展開タイプで分類された要旨テンプ
レートを要旨作成の基とし、論理展開の要求される要旨
をより一層簡単かつより一層効率的に作成することので
きる要旨作成支援方法を提供することを目的としてい
る。
【0020】請求項9記載の発明は、要旨テンプレート
記憶手段に、要旨テンプレートを、要旨の中で最も重要
な役割を果たす主題文がどの位置に配置されるかで要旨
テンプレートを分類する文役割情報の付加された文とし
て記憶し、用例文記憶手段に、文役割情報の付加された
用例文を記憶し、用例文検索処理で、要旨テンプレート
検索処理で検索された要旨テンプレートを構成する文の
うち、入力指定された文と同じ文役割情報を有する用例
文を用例文記憶手段から検索することにより、文役割情
報で分類された要旨テンプレート及び用例文を要旨作成
の基とし、論理展開の要求される要旨をより一層簡単か
つより一層効率的に作成することのできる要旨作成支援
方法を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の要
旨作成支援装置は、自然言語の入力操作及び各種命令の
入力操作を行う入力手段と、所定の表示手段と、前記入
力手段から入力された言語を前記表示手段に表示させて
要旨を作成する編集制御手段と、を備えた要旨作成支援
装置において、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを
記憶する要旨テンプレート記憶手段と、複数の用例文を
記憶する用例文記憶手段と、前記入力手段で入力指定さ
れた検索条件に対応する前記要旨テンプレートを前記要
旨テンプレート記憶手段から検索して前記表示手段に表
示させる要旨テンプレート検索手段と、前記要旨テンプ
レート検索手段の検索した前記要旨テンプレートを構成
する文のうち、前記入力手段で入力指定された文に対応
する他の用例文を前記用例文記憶手段から検索して前記
表示手段に表示させる用例文検索手段と、を備え、前記
要旨テンプレート及び前記用例文を前記要旨作成の基と
することにより、上記目的を達成している。
【0022】上記構成によれば、自然言語の入力操作及
び各種命令の入力操作を行う入力手段から入力された言
語を表示手段に表示させて要旨を作成するに際して、入
力手段で入力指定された検索条件に対応する要旨テンプ
レートを、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを記憶
する要旨テンプレート記憶手段から検索して表示手段に
表示させ、当該検索した要旨テンプレートを構成する文
のうち、入力手段で入力指定された文に対応する他の用
例文を、複数の用例文を記憶する用例文記憶手段から検
索して表示手段に表示させて、要旨作成の基としている
ので、要旨作成者の指定した検索条件に応じた要旨テン
プレートと用例文を要旨作成の基とすることができ、論
理展開の要求される要旨を簡単かつ効率的に作成するこ
とができる。
【0023】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要旨の論
理展開タイプに対応させて複数の前記要旨テンプレート
を記憶し、前記要旨テンプレート検索手段は、前記入力
手段で入力指定された前記論理展開タイプを検索条件と
して前記要旨テンプレート記憶手段から前記要旨テンプ
レートを検索するものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、要旨テンプレート記憶
手段に、要旨の論理展開タイプに対応させて複数の要旨
テンプレートを記憶し、要旨テンプレート検索手段が、
入力指定された論理展開タイプを検索条件として要旨テ
ンプレート記憶手段から要旨テンプレートを検索するの
で、論理展開タイプで分類された要旨テンプレートを要
旨作成の基とすることができ、論理展開の要求される要
旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成することが
できる。
【0025】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記要旨テンプレートは、前記要旨の作成に必ず用
いる必要のある必須構成部分と、前記要旨の作成に必ず
しも用いる必要のない任意構成部分とで構成されていて
もよい。
【0026】上記構成によれば、要旨テンプレートを、
要旨の作成に必ず用いる必要のある必須構成部分と、要
旨の作成に必ずしも用いる必要のない任意構成部分とで
構成されたものとしているので、要旨テンプレートの構
成部分うち、要旨の構成として必要な構成部分と必ずし
も必要とはしない構成部分とを明確にすることができ、
論理展開の要求される要旨をより一層適切かつより一層
効率的に作成することができる。
【0027】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記要旨テンプレートは、前記要旨の中で最も重要
な役割を果たす主題文がどの位置に配置されるかで前記
要旨テンプレートを分類する文役割情報が明示された文
で構成されていてもよい。
【0028】上記構成によれば、要旨テンプレートを、
要旨の中で最も重要な役割を果たす主題文がどの位置に
配置されるかで要旨テンプレートを分類する文役割情報
が明示された文で構成しているので、文役割情報で分類
された要旨テンプレートを要旨作成の基とすることがで
き、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつより
一層効率的に作成することができる。
【0029】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記用例文記憶手段は、前記文役割情報の付加され
た前記用例文を記憶するものであってもよい。
【0030】上記構成によれば、用例文記憶手段に、文
役割情報の付加された用例文を記憶しているので、文役
割情報で分類された用例文を要旨作成の基とすることが
でき、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつよ
り一層効率的に作成することができる。
【0031】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記用例文検索手段は、前記要旨テンプレート検索
手段の検索した前記要旨テンプレートを構成する文のう
ち、前記入力手段で入力指定された文と同じ前記文役割
情報を有する用例文を前記用例文記憶手段から検索する
ものであってもよい。
【0032】上記構成によれば、用例文検索手段で、要
旨テンプレート検索手段の検索した要旨テンプレートを
構成する文のうち、入力指定された文と同じ文役割情報
を有する用例文を用例文記憶手段から検索するので、文
役割情報で分類された要旨テンプレート及び用例文を要
旨作成の基とすることができ、論理展開の要求される要
旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成することが
できる。
【0033】請求項7記載の発明の要旨作成支援方法
は、入力された言語を表示手段に表示させて要旨を作成
する要旨作成支援方法において、検索条件が入力指定さ
れると、当該検索条件に対応する要旨テンプレートを、
要旨作成用の複数の要旨テンプレートを記憶する要旨テ
ンプレート記憶手段から検索して前記表示手段に表示さ
せる要旨テンプレート検索処理と、当該検索された前記
要旨テンプレートを構成する文のうち、入力指定された
文に対応する他の用例文を、複数の用例文を記憶する用
例文記憶手段から検索して前記表示手段に表示させる用
例文検索処理と、を行い、前記要旨テンプレート及び前
記用例文を前記要旨の作成の基とすることにより、上記
目的を達成している。
【0034】上記構成によれば、入力された言語を表示
手段に表示させて要旨を作成するに際して、検索条件が
入力指定されると、当該検索条件に対応する要旨テンプ
レートを、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを記憶
する要旨テンプレート記憶手段から検索して表示手段に
表示させる要旨テンプレート検索処理と、当該検索され
た要旨テンプレートを構成する文のうち、入力指定され
た文に対応する他の用例文を、複数の用例文を記憶する
用例文記憶手段から検索して表示手段に表示させる用例
文検索処理と、を行い、要旨テンプレート及び用例文を
要旨の作成の基としているので、要旨作成者の指定した
検索条件に応じた要旨テンプレートと用例文を要旨作成
の基とすることができ、論理展開の要求される要旨を簡
単かつ効率的に作成することができる。
【0035】この場合、例えば、請求項8に記載するよ
うに、前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要旨の論
理展開タイプに対応させて複数の前記要旨テンプレート
を記憶し、前記要旨テンプレート検索処理は、入力指定
された前記論理展開タイプを検索条件として前記要旨テ
ンプレート記憶手段から前記要旨テンプレートを検索し
てもよい。
【0036】上記構成によれば、要旨テンプレート記憶
手段に、要旨の論理展開タイプに対応させて複数の要旨
テンプレートを記憶し、要旨テンプレート検索処理で、
入力指定された論理展開タイプを検索条件として要旨テ
ンプレート記憶手段から要旨テンプレートを検索するの
で、論理展開タイプで分類された要旨テンプレートを要
旨作成の基とすることができ、論理展開の要求される要
旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成することが
できる。
【0037】また、例えば、請求項9に記載するよう
に、前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要旨テンプ
レートを、前記要旨の中で最も重要な役割を果たす主題
文がどの位置に配置されるかで前記要旨テンプレートを
分類する文役割情報の付加された文として記憶し、前記
用例文記憶手段は、前記文役割情報の付加された前記用
例文を記憶し、前記用例文検索処理は、前記要旨テンプ
レート検索処理で検索された前記要旨テンプレートを構
成する文のうち、入力指定された文と同じ前記文役割情
報を有する前記用例文を前記用例文記憶手段から検索し
てもよい。
【0038】上記構成によれば、要旨テンプレート記憶
手段に、要旨テンプレートを、要旨の中で最も重要な役
割を果たす主題文がどの位置に配置されるかで要旨テン
プレートを分類する文役割情報の付加された文として記
憶し、用例文記憶手段に、文役割情報の付加された用例
文を記憶し、用例文検索処理で、要旨テンプレート検索
処理で検索された要旨テンプレートを構成する文のう
ち、入力指定された文と同じ文役割情報を有する用例文
を用例文記憶手段から検索するので、文役割情報で分類
された要旨テンプレート及び用例文を要旨作成の基とす
ることができ、論理展開の要求される要旨をより一層簡
単かつより一層効率的に作成することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0040】図1〜図5は、本発明の要旨作成支援装置
及び要旨作成支援方法の一実施の形態を示す図であり、
図1は、本発明の要旨作成支援装置及び要旨作成支援方
法の一実施の形態を適用した要旨作成支援装置1のブロ
ック構成図である。
【0041】図1において、要旨作成支援装置1は、入
力部2、入力記憶部3、目的言語文記憶部4、編集制御
部5、要旨テンプレート検索部6、要旨テンプレート記
憶部7、用例文検索部8、用例文記憶部9及び表示部1
0等を備えている。
【0042】入力部(入力手段)2は、例えば、キーボ
ードやマウス等で構成され、要旨テンプレートの検索時
に検索条件を指定したり、文字の入力や各種命令の指示
操作等を行うのに使用される。
【0043】入力記憶部3は、例えば、RAM(Random
Access Memory)等で構成され、編集制御部5の制御下
で、入力部2から入力された語句等を記憶する。
【0044】目的言語文記憶部4は、例えば、RAM等
で構成され、編集制御部5の制御下で、作成された目的
言語文、特に、要旨を記憶する。
【0045】要旨テンプレート記憶部(要旨テンプレー
ト記憶手段)7は、例えば、RAMあるいはハードディ
スク等で構成されており、要旨作成用の複数の要旨テン
プレートを記憶する。要旨テンプレート記憶部7には、
例えば、要旨の論理展開のタイプとして、要旨の中で最
も重要な役割を果たす主題文(Topic Sentence)がどの
位置に配置されるかによって、「頭括型:主題文で始ま
る要旨」、「中括型:主題文の前に背景文が置かれる要
旨」及び「尾括型:主題文で終わる要旨」の3つのタイ
プの要旨テンプレートが格納されている。
【0046】要旨テンプレート検索部(要旨テンプレー
ト検索手段)6は、編集制御部5の制御下で動作して、
要旨テンプレート記憶部7に記憶されている複数の要旨
テンプレートのうち、入力部2で指定された検索条件に
合致する要旨テンプレートを検索して、編集制御部5に
出力する。
【0047】用例文記憶部(用例文記憶手段)9は、例
えば、RAMあるいはハードディスク等で構成されてお
り、複数の要旨の用例文を記憶する。用例文記憶部9
は、例えば、主題文、背景文、説明文及び実証文等の文
役割情報に対応させて、各種用例文を記憶している。
【0048】用例文検索部(用例文検索手段)8は、編
集制御部5の制御下で動作して、要旨テンプレート検索
部6により検索された要旨テンプレートのなかで、入力
部2により指定されたテンプレートを構成しているいず
れかの文に対応する他の用例を検索して、編集制御部5
に出力する。
【0049】表示部(表示手段)10としては、例え
ば、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)あるいはL
CD(Liquid Crystal Display)等が使用され、表示部
10は、編集制御部5の制御下で、入力部2から入力さ
れた語句、要旨テンプレート検索部6の検索した要旨テ
ンプレート及び用例文検索部8の検索した用例文等の各
種情報を表示する。
【0050】編集制御部(編集制御手段)5は、CPU
(Central Processing Unit )やメモリ等を備え、メモ
リ内には、要旨作成支援装置1としての要旨作成支援処
理プログラムや当該要旨作成支援処理に必要な各種デー
タ等が格納されている。編集制御部5は、メモリ内の要
旨作成支援処理プログラムに基づいて要旨作成支援装置
1の各部を制御し、要旨作成支援処理を行う。具体的に
は、編集制御部5は、要旨テンプレート検索部6の検索
した要旨テンプレートや用例文検索部8の検索した用例
文を表示部10に表示させ、これらの要旨テンプレート
や用例文を基に、入力部2からの入力によって文書編集
を行って、要旨を作成する。
【0051】次に、本実施の形態の作用を説明する。要
旨作成支援装置1は、ユーザが所定の言語で原文の要旨
を作成する際に、要旨テンプレート及び用例文を基に文
書編集を行って、原文の論理展開を考慮した適切な要旨
作成を行うところにその特徴がある。
【0052】すなわち、要旨作成支援装置1は、図2に
その要旨作成支援処理をフローチャートで示すように、
まず、ユーザが表示部10に表示されている要旨作成メ
ニュー等に応じて要旨テンプレート検索部6の起動操作
を行うと、編集制御部5が、要旨テンプレート検索部6
を起動し、表示部10に、図3に示すような要旨テンプ
レートの検索画面を表示させて、ユーザに検索条件の入
力を促す(ステップS101)。
【0053】ユーザは、この表示部10の画面表示に応
じて、検索条件として、要旨の論理展開タイプの中から
所望の論理展開タイプを入力部2の選択操作で選択す
る。
【0054】この要旨の論理展開タイプとしては、上述
のように、例えば、要旨の中で最も重要な役割を果たす
主題文が文のどこに配置されるかによって、「頭括型:
主題文で始まる要旨」、「中括型:主題文の前に背景文
が置かれる要旨」及び「尾括型:主題文で終わる要旨」
の3つのタイプがあり、ユーザは、この3つの論理展開
タイプの中から、1つの論理展開タイプ、例えば、「頭
括型」を入力部2で選択操作する。
【0055】編集制御部5は、上記論理展開タイプの指
定が行われると(ステップS102)、当該選択指定さ
れた論理展開タイプの要旨テンプレートを要旨テンプレ
ート検索部6に要旨テンプレート記憶部7から検索させ
て、要旨テンプレート検索部6の検索した要旨テンプレ
ートを、例えば、図4に示すように、表示部10に表示
させる(ステップS103)。
【0056】この要旨テンプレートは、図4に示すよう
に、文役割情報、例えば、「主題文」、「背景文」、
「説明文」、「実証文」等が明示されたいくつかの文か
ら構成されており、図4で、太字で強調表示されている
箇所は、要旨テンプレートにおける必須構成部分を示し
ている。また、図4で、強調表示されていない箇所は、
このテンプレートにおける任意構成部分であり、ユーザ
は、この任意構成部分(指定の文役割情報を有する文)
を省略して要旨を作成することができる。必須構成部分
と任意構成部分の区別は、主題文の位置と要旨全体の結
束性を考慮して予め決定されている。
【0057】そして、ユーザは、表示部10に画面表示
されている上記要旨テンプレートを借用して自分の目
的、すなわち、原文の論理構成にあった要旨を作成する
ことができる。
【0058】次に、編集制御部5は、文役割情報が指定
されて、図4の画面表示の上部の用例文検索メニューで
用例文検索操作が行われたか、すなわち、用例文検索部
8の起動が指示操作されたかチェックし(ステップS1
04)、用例文検索部8の起動が指示操作されると、用
例文検索部8を起動させて、用例文検索部8に用例文記
憶部9の記憶している用例文のうち、当該指定された文
役割情報に対応する用例文を検索させて、検索結果を、
例えば、図5に示すように、表示部10に表示させる
(ステップS105)。
【0059】この用例文検索の指示操作は、例えば、入
力部のマウス等で用例文を検索させたい文役割情報、例
えば、「主題文」を1度クリックして、文役割情報を指
定し、次に、図4の画面上部の「用例文検索」ボタンを
クリックすることで行うことができる。
【0060】編集制御部5は、図5に示すように、選択
指定された文役割情報を有する用例文を表示部10に表
示させるが、該当する用例文が複数存在する場合には、
1番目の用例文を用例文記憶部9から読み出して、表示
部10に表示させるとともに、「次へ」のボタンを表示
部10に表示させて、当該「次へ」のボタンがクリック
されて、次の用例文の表示が指示されたかチェックする
(ステップS106)。
【0061】ステップS106で、次の用例文の表示が
指示操作されると、編集制御部5は、ステップS105
に戻って、用例文検索部8に次の用例文を検索させて検
索された次の用例文を表示部10に表示させ(ステップ
S105)、ステップS106で、表示した用例文が最
後の用例文か、あるいは、次の用例文の表示の指示操作
が行われないときには、処理を終了する。
【0062】また、ステップS104で、用例文検索部
8の起動が指示操作されないときには、そのまま処理を
終了する。
【0063】このようにして、ユーザは、所望の要旨テ
ンプレートを表示させ、また、必要に応じて所望の文役
割情報を有する用例文を表示させて、これらの要旨テン
プレートや用例文を参照しながら、入力部2のキー操作
により、意図する要旨を作成する。編集制御部5は、入
力部2から入力された要旨を目的言語文記憶部4に記憶
させる。
【0064】このように本実施の形態の要旨作成支援装
置1は、自然言語の入力操作及び各種命令の入力操作を
行う入力部2から入力された言語を表示部10に表示さ
せて要旨を作成するに際して、入力部2で入力指定され
た検索条件に対応する要旨テンプレートを、要旨テンプ
レート検索部6が複数の要旨テンプレートを記憶する要
旨テンプレート記憶部7から検索して表示部10に表示
させ、当該検索した要旨テンプレートを構成する文のう
ち、入力部2で入力指定された文に対応する他の用例文
を、用例文検索部8が複数の用例文を記憶する用例文記
憶部9から検索して表示部10に表示させ、要旨作成の
基としている。
【0065】したがって、要旨作成者の指定した検索条
件に応じた要旨テンプレートと用例文を要旨作成の基と
することができ、論理展開の要求される要旨を簡単かつ
効率的に作成することができる。
【0066】また、本実施の形態の要旨作成支援装置1
は、要旨テンプレート記憶部7に、要旨の論理展開タイ
プに対応させて複数の要旨テンプレートを記憶し、要旨
テンプレート検索部6段が、入力指定された論理展開タ
イプを検索条件として要旨テンプレート記憶部7から要
旨テンプレートを検索している。
【0067】したがって、論理展開タイプで分類された
要旨テンプレートを要旨作成の基とすることができ、論
理展開の要求される要旨をより一層簡単かつより一層効
率的に作成することができる。
【0068】さらに、本実施の形態の要旨作成支援装置
1は、要旨テンプレートを、要旨の作成に必ず用いる必
要のある必須構成部分と、要旨の作成に必ずしも用いる
必要のない任意構成部分とで構成されたものとしてい
る。
【0069】したがって、要旨テンプレートの構成部分
うち、要旨の構成として必要な構成部分と必ずしも必要
とはしない構成部分とを明確にすることができ、論理展
開の要求される要旨をより一層適切かつより一層効率的
に作成することができる。
【0070】また、本実施の形態の要旨作成支援装置1
は、要旨テンプレートを、要旨の中で最も重要な役割を
果たす主題文がどの位置に配置されるかで要旨テンプレ
ートを分類する文役割情報が明示された文で構成してい
る。
【0071】したがって、文役割情報で分類された要旨
テンプレートを要旨作成の基とすることができ、論理展
開の要求される要旨をより一層簡単かつより一層効率的
に作成することができる。
【0072】さらに、本実施の形態の要旨作成支援装置
1は、用例文記憶部9に、文役割情報の付加された用例
文を記憶している。
【0073】したがって、文役割情報で分類された用例
文を要旨作成の基とすることができ、論理展開の要求さ
れる要旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成する
ことができる。
【0074】また、本実施の形態の要旨作成支援装置1
は、用例文検索部8で、要旨テンプレート検索部6の検
索した要旨テンプレートを構成する文のうち、入力指定
された文と同じ文役割情報を有する用例文を用例文記憶
部9から検索している。
【0075】したがって、文役割情報で分類された要旨
テンプレート及び用例文を要旨作成の基とすることがで
き、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつより
一層効率的に作成することができる。
【0076】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0077】例えば、上記実施の形態においては、英語
の要旨を作成する場合について説明したが、英語等の外
国語による要旨の作成に限るものではなく、日本語の要
旨についても同様に適用することができる。
【0078】また、要旨作成支援装置1に関わるプログ
ラムやデータは、要旨作成支援装置1の編集制御部5内
に記憶されているものに限るものではなく、所定の記録
媒体、例えば、CD−ROM、その他の磁気的、光学的
記録媒体あるいは半導体メモリ等に記憶されていてもよ
く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器か
ら受信して記録する構成としてもよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明の要旨作成支援装置
によれば、自然言語の入力操作及び各種命令の入力操作
を行う入力手段から入力された言語を表示手段に表示さ
せて要旨を作成するに際して、入力手段で入力指定され
た検索条件に対応する要旨テンプレートを、要旨作成用
の複数の要旨テンプレートを記憶する要旨テンプレート
記憶手段から検索して表示手段に表示させ、当該検索し
た要旨テンプレートを構成する文のうち、入力手段で入
力指定された文に対応する他の用例文を、複数の用例文
を記憶する用例文記憶手段から検索して表示手段に表示
させて、要旨作成の基としているので、要旨作成者の指
定した検索条件に応じた要旨テンプレートと用例文を要
旨作成の基とすることができ、論理展開の要求される要
旨を簡単かつ効率的に作成することができる。
【0080】請求項2記載の発明の要旨作成支援装置に
よれば、要旨テンプレート記憶手段に、要旨の論理展開
タイプに対応させて複数の要旨テンプレートを記憶し、
要旨テンプレート検索手段が、入力指定された論理展開
タイプを検索条件として要旨テンプレート記憶手段から
要旨テンプレートを検索するので、論理展開タイプで分
類された要旨テンプレートを要旨作成の基とすることが
でき、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつよ
り一層効率的に作成することができる。
【0081】請求項3記載の発明の要旨作成支援装置に
よれば、要旨テンプレートを、要旨の作成に必ず用いる
必要のある必須構成部分と、要旨の作成に必ずしも用い
る必要のない任意構成部分とで構成されたものとしてい
るので、要旨テンプレートの構成部分うち、要旨の構成
として必要な構成部分と必ずしも必要とはしない構成部
分とを明確にすることができ、論理展開の要求される要
旨をより一層適切かつより一層効率的に作成することが
できる。
【0082】請求項4記載の発明の要旨作成支援装置に
よれば、要旨テンプレートを、要旨の中で最も重要な役
割を果たす主題文がどの位置に配置されるかで要旨テン
プレートを分類する文役割情報が明示された文で構成し
ているので、文役割情報で分類された要旨テンプレート
を要旨作成の基とすることができ、論理展開の要求され
る要旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成するこ
とができる。
【0083】請求項5記載の発明の要旨作成支援装置に
よれば、用例文記憶手段に、文役割情報の付加された用
例文を記憶しているので、文役割情報で分類された用例
文を要旨作成の基とすることができ、論理展開の要求さ
れる要旨をより一層簡単かつより一層効率的に作成する
ことができる。
【0084】請求項6記載の発明の要旨作成支援装置に
よれば、用例文検索手段で、要旨テンプレート検索手段
の検索した要旨テンプレートを構成する文のうち、入力
指定された文と同じ文役割情報を有する用例文を用例文
記憶手段から検索するので、文役割情報で分類された要
旨テンプレート及び用例文を要旨作成の基とすることが
でき、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつよ
り一層効率的に作成することができる。
【0085】請求項7記載の発明の要旨作成支援方法に
よれば、入力された言語を表示手段に表示させて要旨を
作成するに際して、検索条件が入力指定されると、当該
検索条件に対応する要旨テンプレートを、要旨作成用の
複数の要旨テンプレートを記憶する要旨テンプレート記
憶手段から検索して表示手段に表示させる要旨テンプレ
ート検索処理と、当該検索された要旨テンプレートを構
成する文のうち、入力指定された文に対応する他の用例
文を、複数の用例文を記憶する用例文記憶手段から検索
して表示手段に表示させる用例文検索処理と、を行い、
要旨テンプレート及び用例文を要旨の作成の基としてい
るので、要旨作成者の指定した検索条件に応じた要旨テ
ンプレートと用例文を要旨作成の基とすることができ、
論理展開の要求される要旨を簡単かつ効率的に作成する
ことができる。
【0086】請求項8記載の発明の要旨作成支援方法に
よれば、要旨テンプレート記憶手段に、要旨の論理展開
タイプに対応させて複数の要旨テンプレートを記憶し、
要旨テンプレート検索処理で、入力指定された論理展開
タイプを検索条件として要旨テンプレート記憶手段から
要旨テンプレートを検索するので、論理展開タイプで分
類された要旨テンプレートを要旨作成の基とすることが
でき、論理展開の要求される要旨をより一層簡単かつよ
り一層効率的に作成することができる。
【0087】請求項9記載の発明の要旨作成支援方法に
よれば、要旨テンプレート記憶手段に、要旨テンプレー
トを、要旨の中で最も重要な役割を果たす主題文がどの
位置に配置されるかで要旨テンプレートを分類する文役
割情報の付加された文として記憶し、用例文記憶手段
に、文役割情報の付加された用例文を記憶し、用例文検
索処理で、要旨テンプレート検索処理で検索された要旨
テンプレートを構成する文のうち、入力指定された文と
同じ文役割情報を有する用例文を用例文記憶手段から検
索するので、文役割情報で分類された要旨テンプレート
及び用例文を要旨作成の基とすることができ、論理展開
の要求される要旨をより一層簡単かつより一層効率的に
作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨作成支援装置及び要旨作成支援方
法の一実施の形態を適用した要旨作成支援装置のブロッ
ク構成図。
【図2】図1の要旨作成支援装置による要旨テンプレー
ト・用例文検索処理を示すフローチャート。
【図3】図2の要旨テンプレート・用例文検索処理の要
旨テンプレート検索画面の一例を示す図。
【図4】図2の要旨テンプレート・用例文検索処理の要
旨テンプレートの検索結果の表示画面の一例を示す図。
【図5】図2の要旨テンプレート・用例文検索処理の用
例文の検索結果の表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1 要旨作成支援装置 2 入力部 3 入力記憶部 4 目的言語文記憶部 5 編集制御部 6 要旨テンプレート検索部 7 要旨テンプレート記憶部 8 用例文検索部 9 用例文記憶部 10 表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自然言語の入力操作及び各種命令の入力操
    作を行う入力手段と、所定の表示手段と、前記入力手段
    から入力された言語を前記表示手段に表示させて要旨を
    作成する編集制御手段と、を備えた要旨作成支援装置に
    おいて、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを記憶す
    る要旨テンプレート記憶手段と、複数の用例文を記憶す
    る用例文記憶手段と、前記入力手段で入力指定された検
    索条件に対応する前記要旨テンプレートを前記要旨テン
    プレート記憶手段から検索して前記表示手段に表示させ
    る要旨テンプレート検索手段と、前記要旨テンプレート
    検索手段の検索した前記要旨テンプレートを構成する文
    のうち、前記入力手段で入力指定された文に対応する他
    の用例文を前記用例文記憶手段から検索して前記表示手
    段に表示させる用例文検索手段と、を備え、前記要旨テ
    ンプレート及び前記用例文を前記要旨作成の基とするこ
    とを特徴とする要旨作成支援装置。
  2. 【請求項2】前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要
    旨の論理展開タイプに対応させて複数の前記要旨テンプ
    レートを記憶し、前記要旨テンプレート検索手段は、前
    記入力手段で入力指定された前記論理展開タイプを検索
    条件として前記要旨テンプレート記憶手段から前記要旨
    テンプレートを検索することを特徴とする請求項1記載
    の要旨作成支援装置。
  3. 【請求項3】前記要旨テンプレートは、前記要旨の作成
    に必ず用いる必要のある必須構成部分と、前記要旨の作
    成に必ずしも用いる必要のない任意構成部分とで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の要旨作成支援装置。
  4. 【請求項4】前記要旨テンプレートは、前記要旨の中で
    最も重要な役割を果たす主題文がどの位置に配置される
    かで前記要旨テンプレートを分類する文役割情報が明示
    された文で構成されていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の要旨作成支援装置。
  5. 【請求項5】前記用例文記憶手段は、前記文役割情報の
    付加された前記用例文を記憶することを特徴とする請求
    項4記載の要旨作成支援装置。
  6. 【請求項6】前記用例文検索手段は、前記要旨テンプレ
    ート検索手段の検索した前記要旨テンプレートを構成す
    る文のうち、前記入力手段で入力指定された文と同じ前
    記文役割情報を有する用例文を前記用例文記憶手段から
    検索することを特徴とする請求項5記載の要旨作成支援
    装置。
  7. 【請求項7】入力された言語を表示手段に表示させて要
    旨を作成する要旨作成支援方法において、検索条件が入
    力指定されると、当該検索条件に対応する要旨テンプレ
    ートを、要旨作成用の複数の要旨テンプレートを記憶す
    る要旨テンプレート記憶手段から検索して前記表示手段
    に表示させる要旨テンプレート検索処理と、当該検索さ
    れた前記要旨テンプレートを構成する文のうち、入力指
    定された文に対応する他の用例文を、複数の用例文を記
    憶する用例文記憶手段から検索して前記表示手段に表示
    させる用例文検索処理と、を行い、前記要旨テンプレー
    ト及び前記用例文を前記要旨の作成の基とすることを特
    徴とする要旨作成支援方法。
  8. 【請求項8】前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要
    旨の論理展開タイプに対応させて複数の前記要旨テンプ
    レートを記憶し、前記要旨テンプレート検索処理は、入
    力指定された前記論理展開タイプを検索条件として前記
    要旨テンプレート記憶手段から前記要旨テンプレートを
    検索することを特徴とする請求項7記載の要旨作成支援
    方法。
  9. 【請求項9】前記要旨テンプレート記憶手段は、前記要
    旨テンプレートを、前記要旨の中で最も重要な役割を果
    たす主題文がどの位置に配置されるかで前記要旨テンプ
    レートを分類する文役割情報の付加された文として記憶
    し、前記用例文記憶手段は、前記文役割情報の付加され
    た前記用例文を記憶し、前記用例文検索処理は、前記要
    旨テンプレート検索処理で検索された前記要旨テンプレ
    ートを構成する文のうち、入力指定された文と同じ前記
    文役割情報を有する前記用例文を前記用例文記憶手段か
    ら検索することを特徴とする請求項7または請求項8記
    載の要旨作成支援方法。
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