JP2000241569A - 時刻情報管理システム - Google Patents

時刻情報管理システム

Info

Publication number
JP2000241569A
JP2000241569A JP4442399A JP4442399A JP2000241569A JP 2000241569 A JP2000241569 A JP 2000241569A JP 4442399 A JP4442399 A JP 4442399A JP 4442399 A JP4442399 A JP 4442399A JP 2000241569 A JP2000241569 A JP 2000241569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
time information
signal
reception
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4442399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fujita
憲二 藤田
Masahiro Sase
正弘 佐瀬
Akinari Takada
顕斉 高田
Shinya Yoshida
伸也 吉田
Masahiro Tanoguchi
昌弘 田野口
Kenichi Nemoto
健一 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd, Citizen Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP4442399A priority Critical patent/JP2000241569A/ja
Publication of JP2000241569A publication Critical patent/JP2000241569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準電波等の標準時刻情報の受信によって正
しく修正された保有時刻の情報を送信する機能を有する
時刻情報中継装置と、該装置から送信される時刻情報を
受信し、それにより自己の時刻を修正しつつ表示する機
能を有する時刻情報管理システムにおける、標準時刻情
報の受信や両装置間の送受信に関するトラブルを報知
し、また正常に戻すための手段を提供する。 【解決手段】 時刻情報中継装置には標準時刻情報の受
信状態に関する警告装置と受信あるいは送信を随時強制
できる外部スイッチ手段を備える。時刻情報表示装置に
は修正動作に関する警告装置と受信を随時強制する外部
スイッチ手段を備えるか、あるいは親機からの送信タイ
ミングをサンプリング受信を反復行うことにより捕える
手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は標準時刻情報を外部
から受信してそれを保持するとともにその保持する時刻
情報を送信する機能を備えた時刻情報中継装置と、該時
刻情報中継装置からの時刻情報を受信してそれを保持し
かつ表示する機能を備えた単数または複数の時刻情報表
示装置とより成る時刻情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、標準電波に乗せた時刻情報を利用
して時計の修正を行う技術の開示は多数あるが、標準電
波は地域・場所やノイズ環境により、受信状態が必ずし
も一定しない。また建物の内部や地下では電界強度が減
衰してうまく受信できないことがある。しかもそのよう
な場所に複数の時計を配置したいことも多い。このよう
な場合、個々の時計に等しく標準電波受信機能を持たせ
ても不経済になるばかりか所期の効果を達成し得ないこ
とは明らかである。
【0003】そこで標準電波を確実に受信できるように
回路や設置場所やアンテナ装置を考慮した時刻情報中継
装置を1個配置し、該時刻情報中継装置は標準時刻情報
を保持するとともに、その保持する時刻情報を所定の時
刻情報表示装置に対して十分な強度と明瞭度を備えた信
号として改めて送信し、時刻情報表示装置はその時刻情
報を受信して自己の持つ時計装置を修正しつつ表示する
機能を備えるようにすることによって、共通の時刻情報
を時計群として管理する方式の方がむしろ合理的である
場合が多い。
【0004】なお標準電波は日本では現在40kHzの
搬送波を用い、それを変調する時刻情報は毎正分(00
秒)信号で開始され、毎正秒に立ち上がるパルスのパル
ス幅によって分、時、曜日、日、月、年の数値情報を表
すもので、各時刻データはBCDコードに基づいて異な
るパルス幅に変換されており、すべてのデータは1分以
内に収まり、それが毎分反復されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしその場合でも常
に理想的な動作が行われない可能性のある場合が考えら
れる。例えば時刻情報中継装置において標準電波の受信
あるいはそれによる時刻の保持が正しく行われない場合
がある。時刻情報中継装置に用いられる計時回路は十分
精度が高いので、標準電波は休みなく発射されている
が、その受信による修正動作は頻繁に行う必要はなく、
間欠的に行えば電力節約も兼ねて頻度としては十分であ
る。しかしそのためには少ない受信回数の中での受信と
修正の動作が毎回確実に行われる必要がある。もしそれ
がなされなかったならば遅滞なくユーザーに報知し対策
を取らせなければならない。
【0006】また単独型の電波時計よりもシステムの複
雑性や電力的制約が高いための問題がある。即ち時刻情
報中継装置は送信動作においても電力の消費を考慮する
と、その動作を間欠的に行うことが望ましい。従って時
刻情報表示装置の受信と修正動作が成功し確実に達成さ
れることが、その頻度が少ない場合により重要となり、
それが失敗なく行われるように各種の対策が要求され
る。これらはシステム内機器の不測の異常動作の場合の
みでなく、それらの初期化(例えばシステム内機器の始
動時や電源電池の更新時)に際しても迅速確実に正常動
作状態に達せしめる方策も含まれる。
【0007】本発明の目的は、時刻情報中継装置、時刻
情報表示装置より成る時刻情報管理システムにおいて、
各装置の受信や修正動作の確実性を高め、万一正常動作
しない場合には速やかに正常状態に到達させる手段を備
えさせることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電波修正時計システムにおいては下記の諸
特徴のうちの少なくとも一つを備えるものである。
【0009】(1)発振回路を有し時刻を保持する第1
の計時手段と、標準時刻情報を含む信号を受信する第1
の受信手段と、該第1の受信手段からの受信データに基
づき第1の時刻信号を作成し前記第1の計時手段を補正
する第1の時刻信号変換手段と、前記第1の計時手段の
保持する時刻に基づき間欠的に前記第1の受信手段およ
び前記第1の時刻信号変換手段を動作制御する第1の制
御手段と、該第1の制御手段の出力する送信命令信号に
基づき前記第1の計時手段に保持された時刻を時刻デー
タとして間欠的に送信する送信手段とを有する時刻情報
中継装置と、発振回路を有し時刻を保持する第2の計時
手段と、前記送信手段の送信する時刻データを受信する
第2の受信手段と、該第2の受信手段からの受信データ
に基づき第2の時刻信号を作成し前記第2の計時手段を
補正する第2の時刻信号変換手段と、前記第2の計時手
段の保持する時刻に基づき間欠的に前記第2の受信手段
および前記第2の時刻信号変換手段を動作させる受信命
令信号を出力する第2の制御手段と、前記第2の計時手
段の保持する時刻を表示する時刻表示部とを有する時刻
情報表示装置とにより構成される時刻情報管理システム
であって、前記時刻情報中継装置の有する第1の計時手
段と前記時刻情報表示装置の有する第2の計時手段とは
その保持する時刻が一致させられ、前記時刻情報中継装
置には第1の制御手段に送信命令信号を出力させる外部
スイッチを設け、前記時刻情報表示装置には第2の制御
手段に受信命令信号を出力させる外部スイッチを設けた
こと。
【0010】(2)前記第1の時刻信号変換手段は、受
信不可能であった場合に前記第1の制御手段に前記第1
の時刻信号とは異なる信号を出力し、前記第1の制御手
段は前記異なる信号が出力されると報知手段を動作させ
ること。
【0011】(3)前記第2の時刻信号変換手段は、受
信不可能であった場合に前記第2制御手段に前記第2の
時刻信号とは異なる信号を出力し、前記第2の制御手段
は前記異なる信号が出力されると報知手段を動作させる
こと。
【0012】(4) 発振回路を有し時刻を保持する第
1の計時手段と、標準時刻情報を含む信号を受信する第
1の受信手段と、該第1の受信手段からの受信データに
基づき第1の時刻信号を作成し前記第1の計時手段を補
正する第1の時刻信号変換手段と、前記第1の計時手段
の保持する時刻に基づき間欠的に前記第1の受信手段お
よび前記第1の時刻信号変換手段を動作制御する第1の
制御手段と、該第1の制御手段の出力する送信命令信号
に基づき前記第1の計時手段に保持された時刻を時刻デ
ータとして間欠的に送信する送信手段とを有する時刻情
報中継装置と、発振回路を有し時刻を保持する第2の計
時手段と、前記送信手段の送信する時刻データを受信す
る第2の受信手段と、該第2の受信手段からの受信デー
タに基づき第2の時刻信号を作成し前記第2の計時手段
を補正する第2の時刻信号変換手段と、前記第2の計時
手段の保持する時刻に基づき間欠的に前記第2の受信手
段および前記第2の時刻信号変換手段を動作させる受信
命令信号を出力する第2の制御手段と、前記第2の計時
手段の保持する時刻を表示する時刻表示部とを有する時
刻情報表示装置とにより構成される時刻情報管理システ
ムであって、前記第2の制御手段は、前記第2の計時手
段の保持時刻が正しくないと判断した場合に、通常の受
信時間あるいは受信間隔と異なる時間あるいは間隔での
サンプリング受信動作を前記第2の受信手段に行わせる
ことによって前記時刻情報中継装置の送信タイミングを
検出する機能を有すること。
【0013】(5)前記保持時刻が正しくないと判断す
る場合は、前記時刻情報表示装置の有する回路が初期化
された場合であること。
【0014】(6)前記保持時刻が正しくないと判断す
る場合は、前記時刻情報表示装置において前記時刻情報
中継装置から送信される時刻情報の受信動作の不成功あ
るいは前記第2の計時手段の修正動作の不成功が所定回
数続いた場合であること。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
である時刻情報管理システムのブロック図である。図に
おいて1は時刻情報中継装置、2は時刻情報表示装置で
ある。時刻情報中継装置1の内部回路について述べる
と、11は受信回路で、受信命令信号Sjを受けて動作
状態になると動作中標準電波を受信し、復調して取り出
した時刻データTdを出力する。時刻信号変換回路12
は時刻データTdを受けて、自律的に自身の時刻を保持
している計時回路16を修正するに適した時刻信号St
に変換し、それを出力する。
【0016】計時回路16は、安定な周波数の信号を出
力する発振回路14の信号を分周して適当な周波数の信
号、例えば秒信号とし、これをカウントして秒、分、
時、日、曜日、月、年の時刻を親機の内部時刻とし、こ
れを歩進させつつ保持する。また、前述の時刻信号St
を受けたときは、時刻情報中継装置1の内部時刻即ち計
時回路16の計数状態は標準電波の時刻に合わせて修正
される。その保持時刻情報Sthは送信命令信号Ssに
よって動作する送信回路17に送られ、送信用信号に変
換されかつ局地送信用搬送波を変調し、コイル17aに
より新たな電波信号として時刻情報表示装置へ向けて発
信される。
【0017】制御回路13は時刻情報中継装置1の受信
・送信動作の全てを制御し管理する。その制御動作のタ
イミングは基本的には計時回路16の時刻に基づいて出
される指令信号Siにより、受信命令信号Sjと送信命
令信号Ssを送出することによる。しかし時刻情報中継
装置1の始動時は一般に計時回路16が正しい時刻を保
持していないので、まず付属のスイッチ回路13aに設
けた外部スイッチS1を手動操作し、計時回路16の時
刻によらず受信命令信号Sjを発生させて強制的に受信
動作をさせる。そこで標準電波が所定時間(1分間以
上)完全に受信できれば時刻信号変換回路12が動作
し、計時回路16の保持時刻(内部回路の時刻カウント
の状態)は正しく修正される。
【0018】また標準電波の受信状態が悪く、受信回路
11から正常な時刻データTdが得られないことがあ
る。その場合制御回路13は時刻信号変換回路12が受
信不成功信号Sngを出力したことで受信不成功であっ
たことを知り、例えばLEDランプを備えた警告表示装
置18を動作させてそのことをユーザーに報知する。ユ
ーザーはそれに気付いたらスイッチ回路13aの備え
る、強制受信用の外部スイッチS1を操作して再受信さ
せ、正しい時刻修正を完結させることができる。なお外
部スイッチS2はその操作時に制御回路13に送信命令
信号Ssを強制的に出力させ、時刻情報表示装置2に随
時時刻情報を受信させるためのものである。また電源1
9は時刻情報中継装置1を構成する各回路に電力を供給
する電源であり、電池、AC電源を整流したもの、発電
手段と充電手段より成るもの等が任意に用いられる。
【0019】2は時刻情報表示装置で、その中身は、時
刻情報中継装置と同様な発振回路24、分周回路25、
計時回路26より成る時刻保持系、その計時内容を視覚
的または聴覚的に表示する時刻表示部27、時刻情報中
継装置1からの時刻情報を含んだ電波を受信するアンテ
ナ21a付きの受信回路21、その出力である時刻デー
タTtdを計時回路26の保持時刻修正用信号Sttに
変換する時刻信号変換回路22、計時回路26からの指
令信号Stiや受信不成功信号Sngを受けて受信命令
信号Stjにより受信回路21、時刻信号変換回路22
の動作を、また動作不調の場合は警告表示装置28にて
報知させる制御回路23、制御回路23に強制的に受信
命令信号Stjを発生させる外部スイッチS3を備えた
スイッチ回路23aおよび各回路に共通の電源29等よ
り成る。時刻情報表示装置2は時刻情報中継装置1と共
通あるいは類似の構成・動作をかなり含んでいる。
【0020】図2は本発明の第1の実施の形態の時刻情
報管理システムにおける時刻情報中継装置の送受信動作
のタイムチャートであり、(a)は送信と受信のタイミ
ング、(b)は詳細な送信タイミングを示す。
【0021】(a)は上述の第1の実施の形態に対応す
るもので、白抜きの波形は時刻情報中継装置が標準電波
を受信するタイミング、ハッチングを施した波形は時刻
情報表示装置への送信のタイミングをあらわす。受信は
例えば毎時29分40秒になると制御回路13が受信命
令信号Sjを出して開始され、以後1時間おきに受信動
作が反復される。送信は受信との重なりを避けて、また
多大の電力消費を避けるため6時間おきに1日4回のみ
行われる。
【0022】図2(b)は時刻情報中継装置から時刻情
報表示装置への1日4回の送信タイミングの詳細を示
し、23時59分40秒から5分間はその中でフルコー
ド(時・分・カレンダーの全ての時刻情報を含んだコー
ド)の情報が反復送信される。この送信は1日1回のみ
行われる。その後6時間おきの3回の送信はそれぞれ1
個の正分信号のみを含む35秒間の短時間の送信が1日
3回行われる。また時刻情報表示装置においてはその計
時回路の保持する時刻を基準として同じ時刻に受信が行
われるから、両装置の保持時刻がほぼ正しければ、時刻
情報表示装置はフルコードまたは正分信号を毎回確実に
受け取れる。
【0023】図3は本発明の時刻情報管理システムにお
ける時刻情報表示装置の第2の実施の形態のブロック図
である。第1の実施の形態の時刻情報表示装置と共通す
る部分には同じ番号を付して説明を省略し、異なる部分
のみ説明を加える。本例では時刻情報表示装置2のうち
論理的動作を行う回路部分、即ち時刻信号変換回路2
2、制御回路23、分周回路25、計時回路26がマイ
コン200で構成されている。また電源が例えば太陽電
池等の発電手段29a、二次電池等の充電手段29bよ
り成っている。29cはその充電電圧が正常かどうかを
チェックする電圧検出回路である。
【0024】このような電源構成では電源電圧の変動が
大きく、低電圧状態になってマイコン200が動作不安
定になり暴走などを起こす恐れがある。そのような事態
を避けるため、電圧検出回路29cの検出電圧が所定値
まで下ったらマイコン200をリセットする。従ってマ
イコン200内に含まれる全機能は初期化される。なお
制御回路23の機能の一部として、タイマー23bが含
まれている。
【0025】リセットされた時刻情報表示装置2の動作
を再開させるとマイコン200は初期化され、その直後
は計時回路16と26の保持時刻が一般に不一致である
ため時刻情報中継装置1からの送信信号を捕らえられな
いので、図5に示すような信号チェック状態に入る。
(a)は時刻情報中継装置の35秒の送信信号であり、
(b)はそれを検出するための、送信時間幅よりも短い
間隔(例えば30秒)で短時間づつ受信回路21をサン
プリング動作させて電波の有無をチェックする。このと
き時刻情報表示装置の有する受信回路21に内蔵されて
いる電界強度測定回路21bが信号チェック動作に参加
する。即ち電界強度が急激に強くなったタイミングが親
機の送信タイミングであると判断する。こうして初期化
から6時間以内に時刻情報中継装置からの電波を捕らえ
ることができる。
【0026】図5は時刻情報中継装置と時刻情報表示装
置の保持時刻がずれていたために、時刻情報表示装置側
の受信が不成功であった場合、それ以後の時刻情報表示
装置の受信動作のタイミングを示す。(a)の波形は間
欠的に行われる時刻情報中継装置からの35秒間の送信
の一つであり、(b)の波形は受信不成功後に35秒よ
りも短い、例えば30秒の間隔で短時間づつ反復して行
われるサンプリング的なチェック受信動作を示してい
る。このチェック受信を継続して行っていれば、6時間
経過する間のどこかで時刻情報中継装置の送信信号を捕
らえ、親機の送信タイミングを子機が知り得ることにな
る。
【0027】このようにして時刻情報中継装置1の送信
タイミングが検出されると、それより6時間毎に時刻情
報表示装置2の制御回路23は受信命令信号を受信回路
に送って受信動作をさせる。しかし送信検出動作が35
秒間の送信期間の最後尾を捕らえた可能性を考慮する
と、受信検出直後の再受信は正確に6時間後ではなくそ
れより35秒前でなくてはならない。この変化した時間
間隔はタイマー23bをカウントして設定される。そし
て再開した受信によって正分信号を検出したらそれによ
ってタイマー23bはリセットされ、以後は正確に6時
間後毎の受信(正分の20秒前)が行われる。ただしリ
セット後の再受信が不成功の場合は更なる受信チェック
は行わず、警告表示装置28によりユーザーに報知す
る。
【0028】図4は本発明の時刻情報管理システムにお
ける時刻情報表示装置の第3の実施の形態のブロック図
である。本例においては受信不可カウント回路30が含
まれている点に前述の形態例との相違がある。本例の意
図は受信不可であった回数を数え、それが所定値に達し
たら警告表示装置28によりユーザーに報知することに
ある。
【0029】以上本発明の種々の実施の形態について説
明したが、本発明はもとよりこれら個々の実施の形態に
のみ限定されるものではなく、各形態の特徴同士を組み
合わせ、あるいは既存技術をも加味して、様々の実施形
態を有し得るものである。例えば時刻情報中継装置の受
信する標準時刻情報の媒体は電波に限らず、任意の標準
時刻発生装置からの電気、光、音波等により、任意の形
式の時刻データを有線あるいは無線で受け取る構成であ
ってもよい。時刻情報中継装置から時刻情報表示装置へ
の送受信においても同様である。また外部スイッチも手
動操作されるものに限らず、システム動作の無人監視装
置によって操作される場合もある。また各装置の回路構
成も実質的に等価な目的を達成する様々な構成があり得
る。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、時刻情報中継装置あ
るいは時刻情報表示装置の受信状態に関する異常が報知
され、それに応じた強制操作で時刻情報管理システムを
速やかに正常状態に復帰させ得る。また時刻情報表示装
置の受信不成功の場合も高い確率で再受信を成功させる
ことができる。以上の諸効果の少なくとも一つが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の時刻情報管理シス
テムのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の時刻情報管理シス
テムにおける時刻情報中継装置の送受信動作のタイムチ
ャートであり、(a)は送受信のタイミング、(b)は
送信タイミングを示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態の時刻情報管理シス
テムにおける時刻情報表示装置のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の時刻情報管理シス
テムにおける時刻情報表示装置のブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の時刻情報管理シス
テムにおける送信信号検出動作のタイミングチャートで
あり、(a)は送信波形、(b)は送信の有無をチェッ
クするサンプリング受信の波形である。
【符号の説明】
1 時刻情報中継装置 11、21 受信回路 11a、21a アンテナ 12、22 時刻信号変換回路 13、23 制御回路 13a、23a スイッチ回路 14、24 発振回路 15、25 分周回路 16、26 計時回路 17 送信回路 17a 送信コイル 18、28 警告表示装置 19、29 電源 2 時刻情報表示装置 21b 電界強度測定回路 23b タイマー 23c 受信不可カウント回路 27 時刻表示部 29a 発電手段 29b 充電手段 29c 電圧検出回路 200 マイコン S1、S2、S3 外部スイッチ Td、Ttd 時刻データ St、Stt 時刻信号 Sng 受信不成功信号 Ss 送信命令信号 Sj、StJ 受信命令信号 Sth 保持時刻信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 顕斉 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 吉田 伸也 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 田野口 昌弘 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 根本 健一 埼玉県北葛飾郡庄和町大字新宿新田321 リズム時計工業株式会社埼玉事業所内 Fターム(参考) 2F002 AA12 AB04 AD03 AD07 AF02 BA26 BB04 EA02 EE08 FA16 GA06 GC04 GC07 2F083 AA01 BB04 CC08 DD13 GG03 HH01 JJ00 JJ11 5K047 AA18 BB01 BB02 GG56 MM38 MM49

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路を有し時刻を保持する第1の計
    時手段と、標準時刻情報を含む信号を受信する第1の受
    信手段と、該第1の受信手段からの受信データに基づき
    第1の時刻信号を作成し前記第1の計時手段を補正する
    第1の時刻信号変換手段と、前記第1の計時手段の保持
    する時刻に基づき間欠的に前記第1の受信手段および前
    記第1の時刻信号変換手段を動作制御する第1の制御手
    段と、該第1の制御手段の出力する送信命令信号に基づ
    き前記第1の計時手段に保持された時刻を時刻データと
    して間欠的に送信する送信手段とを有する時刻情報中継
    装置と、 発振回路を有し時刻を保持する第2の計時手段と、前記
    送信手段の送信する時刻データを受信する第2の受信手
    段と、該第2の受信手段からの受信データに基づき第2
    の時刻信号を作成し前記第2の計時手段を補正する第2
    の時刻信号変換手段と、前記第2の計時手段の保持する
    時刻に基づき間欠的に前記第2の受信手段および前記第
    2の時刻信号変換手段を動作させる受信命令信号を出力
    する第2の制御手段と、前記第2の計時手段の保持する
    時刻を表示する時刻表示部とを有する時刻情報表示装置
    とにより構成される時刻情報管理システムであって、 前記時刻情報中継装置の有する第1の計時手段と前記時
    刻情報表示装置の有する第2の計時手段とはその保持す
    る時刻が一致させられ、前記時刻情報中継装置には第1
    の制御手段に送信命令信号を出力させる外部スイッチを
    設け、前記時刻情報表示装置には第2の制御手段に受信
    命令信号を出力させる外部スイッチを設けたことを特徴
    とする時刻情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の時刻信号変換手段は、受信不
    可能であった場合に前記第1の制御手段に前記第1の時
    刻信号とは異なる信号を出力し、前記第1の制御手段は
    前記異なる信号が出力されると報知手段を動作させるこ
    とを特徴とする請求項1の時刻情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の時刻信号変換手段は、受信不
    可能であった場合に前記第2制御手段に前記第2の時刻
    信号とは異なる信号を出力し、前記第2の制御手段は前
    記異なる信号が出力されると報知手段を動作させること
    を特徴とする請求項1の時刻情報管理システム。
  4. 【請求項4】 発振回路を有し時刻を保持する第1の計
    時手段と、標準時刻情報を含む信号を受信する第1の受
    信手段と、該第1の受信手段からの受信データに基づき
    第1の時刻信号を作成し前記第1の計時手段を補正する
    第1の時刻信号変換手段と、前記第1の計時手段の保持
    する時刻に基づき間欠的に前記第1の受信手段および前
    記第1の時刻信号変換手段を動作制御する第1の制御手
    段と、該第1の制御手段の出力する送信命令信号に基づ
    き前記第1の計時手段に保持された時刻を時刻データと
    して間欠的に送信する送信手段とを有する時刻情報中継
    装置と、 発振回路を有し時刻を保持する第2の計時手段と、前記
    送信手段の送信する時刻データを受信する第2の受信手
    段と、該第2の受信手段からの受信データに基づき第2
    の時刻信号を作成し前記第2の計時手段を補正する第2
    の時刻信号変換手段と、前記第2の計時手段の保持する
    時刻に基づき間欠的に前記第2の受信手段および前記第
    2の時刻信号変換手段を動作させる受信命令信号を出力
    する第2の制御手段と、前記第2の計時手段の保持する
    時刻を表示する時刻表示部とを有する時刻情報表示装置
    とにより構成される時刻情報管理システムであって、 前記第2の制御手段は、前記第2の計時手段の保持時刻
    が正しくないと判断した場合に、通常の受信時間あるい
    は受信間隔と異なる時間あるいは間隔でのサンプリング
    受信動作を前記第2の受信手段に行わせることによって
    前記時刻情報中継装置の送信タイミングを検出する機能
    を有することを特徴とする時刻情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記保持時刻が正しくないと判断する場
    合は、前記時刻情報表示装置の有する回路が初期化され
    た場合であることを特徴とする請求項4の時刻時報管理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記保持時刻が正しくないと判断する場
    合は、前記時刻情報表示装置において前記時刻情報中継
    装置から送信される時刻情報の受信動作の不成功あるい
    は前記第2の計時手段の修正動作の不成功が所定回数続
    いた場合であることを特徴とする請求項4の時刻情報管
    理システム。
JP4442399A 1999-02-23 1999-02-23 時刻情報管理システム Pending JP2000241569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4442399A JP2000241569A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 時刻情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4442399A JP2000241569A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 時刻情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000241569A true JP2000241569A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12691091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4442399A Pending JP2000241569A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 時刻情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000241569A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003230044A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Ricoh Co Ltd デジタルカメラおよびデジタルカメラ用充電器
JP2004286765A (ja) * 2004-07-13 2004-10-14 Seiko Precision Inc 無線式時刻情報伝達システム
JP2006177708A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nec Access Technica Ltd 時刻通知側通信装置および時刻情報共有システム
JP2006329948A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sharp Corp 時計校正システム、機器本体、リモコンおよび時計校正方法
JP2008151813A (ja) * 2008-03-18 2008-07-03 Casio Comput Co Ltd 時刻情報受信装置、時刻情報受信制御方法及び時計

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003230044A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Ricoh Co Ltd デジタルカメラおよびデジタルカメラ用充電器
JP2004286765A (ja) * 2004-07-13 2004-10-14 Seiko Precision Inc 無線式時刻情報伝達システム
JP4664018B2 (ja) * 2004-07-13 2011-04-06 セイコープレシジョン株式会社 無線式時刻情報伝達システム
JP2006177708A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nec Access Technica Ltd 時刻通知側通信装置および時刻情報共有システム
JP4527520B2 (ja) * 2004-12-21 2010-08-18 Necアクセステクニカ株式会社 親機および時刻情報共有システム
JP2006329948A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sharp Corp 時計校正システム、機器本体、リモコンおよび時計校正方法
JP2008151813A (ja) * 2008-03-18 2008-07-03 Casio Comput Co Ltd 時刻情報受信装置、時刻情報受信制御方法及び時計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1849802B (zh) 安全报警系统和同步安全报警系统的方法
EP2360980B1 (en) Wireless communication system
WO1994003881A1 (en) Fire detection system
JPH01190054A (ja) 受信機
JP2000241569A (ja) 時刻情報管理システム
JP2001051077A (ja) 時刻修正用情報出力装置および自動時刻修正時計
US7522685B2 (en) Resynchronizing timing sync pulses in a synchronizing RF system
JPS61201538A (ja) コ−ル式テレメ−タ方式
JP2011150492A (ja) 無線通信システム
JP5502611B2 (ja) 無線通信システム
JP2011205590A (ja) 無線通信システム
US20170019246A1 (en) Communication system, electronic apparatus, communication method and program
JPS6238625A (ja) バツテリ−・セイビング装置
JPH0676192A (ja) 送受信装置
JP2009037504A (ja) バス通過報知システム
JPH02161600A (ja) 無線式警報システム
JP2010211370A (ja) 警報システム
JPS61194388A (ja) 緊急放送受信機能付き目覚まし時計
JPS63239597A (ja) 無線式警報装置
JP2006052946A (ja) 無線通信システム及び計時機能を有する無線通信装置
JPH0936969A (ja) 無線通信システム
JP2000232526A (ja) 生活モニタ通信方式
GB2603932A (en) Alarm system
JP5983091B2 (ja) タイムレコーダ
JP2000284079A (ja) 時刻情報中継装置