JP2000241449A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP2000241449A
JP2000241449A JP11039239A JP3923999A JP2000241449A JP 2000241449 A JP2000241449 A JP 2000241449A JP 11039239 A JP11039239 A JP 11039239A JP 3923999 A JP3923999 A JP 3923999A JP 2000241449 A JP2000241449 A JP 2000241449A
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probe device
slit
film
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JP11039239A
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Atsushi Matsuda
厚 松田
Mitsuyoshi Ueki
光芳 植木
Nobuyoshi Tachikawa
宣芳 立川
Toshinori Ishii
利昇 石井
Hideaki Yoshida
秀昭 吉田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差配列の電極端子にコンタクトピンをコン
タクトできる。 【解決手段】 調整部材35の4つの側面37に摺動孔
38を形成し、マウンティングベース39の裏面の凸部
40を摺動可能に嵌合する。マウンティングベース39
の表面に長方形状のコンタクトプローブ32を装着す
る。マウンティングベース39は調整ねじ54を操作す
ることで偏心ピン55によって進退し、コンタクトピン
44aを微調整できる。支持枠33の貫通孔33aに4
個の調整基板34を配置しその下部に4個のICチップ
18に対応する4個の調整部材35を設ける。各側面3
7のマウンティングベース39で支持する田の字型のコ
ンタクトプローブ32で4個のICチップ18の田の字
型のパッド18a…に対応するコンタクトピン44a…
を配置してコンタクトできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板等の
配線用基板に組み込まれて、半導体ICチップやLSI
チップ、液晶デバイス等の被検査部材の各端子に接触さ
せて電気的なテストを行うために用いられるプローブ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップやLSIチップ等の
半導体チップ、またはLCD(液晶表示体)等の被検査
部材の電気的なテストを行うために、コンタクトピンを
備えたコンタクトプローブがメカニカルパーツによって
プリント基板に装着されたプローブ装置が用いられてい
る。例えば、先行技術として図17及び図18に示すコ
ンタクトプローブ1では、例えばNi基合金等からなる
複数のパターン配線2…が配列され、その上に接着層を
介してフィルム3が被着されており、フィルム3は例え
ばポリイミド樹脂等からなる樹脂フィルム層で構成され
ている。パターン配線2の先端部は狭ピッチで略平行に
配列されてフィルム3の先端から突出しており、それぞ
れコンタクトピン2a…を構成する。コンタクトプロー
ブ1は、図17に示す平面視で例えば略ホームベース形
状とされ、漸次幅が狭くなって最小幅となる先端からコ
ンタクトピン2a…が突出する先端部1aと、先端部1
aの後端側で最大幅に形成される基部1bとを有してい
る。基部1bにはパターン配線2に交差する方向に延び
る略長方形状の窓部7が形成されている。この窓部7で
パターン配線2の各配線引き出し部2b…が後述のプリ
ント基板の電極と接続される。
【0003】このようなコンタクトプローブ1は図19
及び図20に示すようにプリント基板8と共にメカニカ
ルパーツ9で組み込まれてプローブ装置10とされ、コ
ンタクトピン2a…に半導体ICチップ等の被検査部材
の端子が接触させられることになる。即ち、図19及び
図20に示すプローブ装置10において、中央窓部8a
を有するプリント基板8の上に、例えばトップクランプ
12が取り付けられ、コンタクトプローブ1の先端部1
aをその下面に両面テープ等で取り付けたマウンティン
グベース13を、中央窓部8aを通してトップクランプ
12にボルト等で固定する。そして略額縁形状のボトム
クランプ15でコンタクトプローブ1の基部1bを押さ
えつけることにより、基部1bはボトムクランプ15の
弾性体16でプリント基板8の下面に押しつけられて固
定される。この状態で、コンタクトプローブ1の先端部
1aは図20で下方に向けて傾斜状態に保持される。こ
れによって、パターン配線2の配線引き出し部2bが窓
部7を通してプリント基板8の下面の電極8bに押しつ
けられて接触状態に保持されることになる。このような
状態で、半導体ICチップ18等の被検査部材のパッド
18a…がコンタクトピン2a…に押圧接触させられて
電気的なテストが行われることになる。
【0004】ところで、このようなプローブ装置10に
おいては、ICチップ18のパッド18aが図21に示
すように略四角形板状のICチップ18の四辺に沿って
四角形状(ロの字型)に配列されており、4枚のコンタ
クトプローブ1はICチップ18の各辺に沿う各一列の
パッド18a…にそれぞれコンタクトするように互いに
略直交して配設されている(図19参照)。従来のプロ
ーブ装置10でコンタクトできるICチップ18のパッ
ド18a…の配列は、このような四角形状や三角形状、
或いは一列や略平行な二列等のパッド配列であり、これ
らのパッド配列はパッドが互いに交差していない配列に
限られ、しかもICチップ単体毎に検査されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICチ
ップによっては例えば図22に示すICチップ19のよ
うにパッド19a…が田の字型に交差するパッド配列の
ものがあり、従来のプローブ装置10ではこのような交
差するパッド配列のICチップ19にコンタクトするこ
とができなかった。また、ウエハ上に多数のICチップ
を搭載したマルチチップの状態でプローブ装置10を用
いて検査する際、複数のICチップ18…について見れ
ば例えば図23に示すようにパッド18a…が交差状態
で配列されたことになるために複数のICチップ18…
を同時に検査することができず、ICチップ18を1個
づつ検査しなければならず、検査に長時間かかるという
欠点もあった。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて、単一
又は複数の被検査部材において交差して配列された電極
端子に適切にコンタクトできるプローブ装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプローブ装
置は、フィルム上に形成されたパターン配線の先端部が
フィルムから突出してコンタクトピンとされてなるコン
タクトプローブが、メカニカルパーツに装着されたプロ
ーブ装置において、互いに交差するコンタクトプローブ
が備えられていることを特徴とする。コンタクトプロー
ブが交差して配設されていることで、コンタクトプロー
ブの先端から突出するコンタクトピンが交差状態に並ぶ
ことになり、そのために被検査部材が単一または複数個
配設された状態で、電極端子が交差して配列された状態
になっても、プローブ装置のコンタクトピンが電極端子
の配列に対応した状態となり、各電極端子にそれぞれコ
ンタクトさせることができる。そのため、電極端子が交
差状態になっている単一の被検査部材に確実にコンタク
トでき、また被検査部材が複数個配設されたことで電極
端子が交差状態になっても同時にコンタクトできる。
【0008】また、コンタクトプローブとして、フィル
ムのコンタクトピンが突出する先端側に第一スリットが
形成された第一コンタクトプローブと、フィルムの基端
側に第二スリットが形成された第二コンタクトプローブ
とが備えられ、第一スリットと第二スリットとが互いに
嵌合することで第一及び第二コンタクトプローブが交差
して配設されていてもよい。第一コンタクトプローブと
第二コンタクトプローブが交差状態に保持されること
で、コンタクトピンも同様に交差状態に配列されること
になり、従来と同様構成の平面状のコンタクトプローブ
を用いて立体的に交差した状態のコンタクトプローブを
製作でき、製作コストの上昇を抑制できる。或いは少な
くとも3枚のコンタクトプローブが互いに交差するよう
に配設されていてもよい。コンタクトプローブにスリッ
トを設けなくても、3枚以上のコンタクトプローブが放
射状に配設されていることで、交差状態で配列された電
極端子にコンタクトできる。
【0009】また、互いに交差するコンタクトプローブ
の周囲に、コンタクトピンが同一線上に並ぶ複数の第三
コンタクトプローブが配設され、隣接する二つの第三コ
ンタクトプローブは異なる傾斜角度で配設されていても
よい。隣接する二つの第三コンタクトプローブが異なる
傾斜角度で配設されていることで、第三コンタクトプロ
ーブについて各配線パターンの相互の間隔を基端側で先
端側より広くとった構成としても、互いに干渉すること
なく配置できて、しかもコンタクトピンは同一線上に連
続配列できる。また、コンタクトプローブはマウンティ
ングベースに支持され、調整部材に対してマウンティン
グベースが進退可能に装着されていてもよい。調整手段
を操作することで調整部材に対して、マウンティングベ
ースと一体にコンタクトピンの微少な位置調整が行え
る。
【0010】また、コンタクトプローブのフィルムに設
けられたパターン配線がフレキシブル配線部材を介して
配線用基板の電極に接続されていてもよい。交差配列さ
れた電極端子にコンタクトピンをコンタクトさせるため
に、コンタクトプローブを電極端子等に垂直または垂直
に近い傾斜角度等、適宜の角度に配置したとしても、可
撓性のあるフレキシブル配線部材を用いて任意の湾曲状
態にすれば配線用基板の電極に確実且つ容易に接続でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面により説明するが、上述の先行技術と同一の部分に
は同一の符号を用いてその説明を省略する。図1乃至図
8は第一の実施の形態によるプローブ装置に関するもの
であり、図1はプローブ装置のメカニカルパーツの要部
平面図、図2は図1に示すプローブ装置の一部を破断し
て示すメカニカルパーツの要部側面図、図3は図1に示
すプローブ装置のメカニカルパーツのA−A線断面図、
図4は図1に示すメカニカルパーツの調整部材とマウン
ティングベースとコンタクトプローブとを示す分解斜視
図、図5は図4に示すコンタクトプローブの平面図、図
6は図5に示すコンタクトプローブのB−B線断面図、
図7はコンタクトピンの調整手段を示すメカニカルパー
ツの要部縦断面図、図8(a)は図7におけるC−C線
断面図、(b)は同じくD−D線断面図である。第一の
実施の形態に係るプローブ装置30は、例えば16枚の
コンタクトプローブ32…を図1に示す平面視で二点鎖
線で表示するように田の字型に支持して4個のICチッ
プ18のパッド18aに同時にコンタクトできるように
したものである。ここで、ICチップ18は図23に示
すように略四角形板状のICチップ18の四辺に沿って
略ロの字型にパッド18aが配設された構成とされてい
る。コンタクトプローブ32は4個のICチップ18の
外周に二枚づつ直線状に並べて8枚、その内部に各二枚
のコンタクトプローブ32が十字型に8枚配置されてい
る。
【0012】図1乃至図3に示すプローブ装置30にお
いて、プリント基板8の中央孔8aにコンタクトプロー
ブ32のメカニカルパーツ31が嵌挿されている。この
メカニカルパーツ31では、略四角形枠状の支持枠33
の中央に略四角形の貫通孔33aが形成され、支持枠3
3の4つの角部には支柱29がボルト28で固定されて
いる。支持枠33の貫通孔33a内には例えば4つの支
持基板34が相互に隙間c1を開けて配設されて図示し
ない手段で支持枠33に装着されている。支持基板34
と支持枠33との間にも隙間c2が形成されている。各
支持基板34の下部には略四角柱形状の調整部材35が
それぞれ設けられている。各支持基板34の中央部には
ねじ穴34aが設けられ、このねじ穴34aに螺合され
た位置決めねじ36が調整部材35の上面中央に設けら
れたねじ穴35aに螺合されることで、調整部材35が
支持基板34に対して位置決め固定されている(図示せ
ず)。図4に示すように、調整部材35の4つの側面3
7…にはそれぞれ摺動孔38が穿孔されて略十字型を呈
しており、この摺動孔38には、コンタクトプローブ3
2を両面テープなどで表面39aに貼着した略板状のマ
ウンティングベース39の裏面39bに設けられた凸部
40が進退可能に挿入されている。マウンティングベー
ス39は表面39aに対して裏面39bの面積が小さく
表裏面39a,39b間の各側面39cは傾斜して形成
されている。またマウンティングベース39は後述の調
整手段42によって凸部40が摺動孔38内を進退する
(X方向)ことで、その表面39aに直交する方向に微
調整可能とされている。
【0013】コンタクトプローブ32は図5に示す平面
視で例えば略長方形とされているが基本構成は図17に
示すものと同一である。即ち、例えばNi基合金等から
なる複数のパターン配線44…が略平行に配列され、そ
の上に接着層を介してフィルム45が被着されており、
フィルム45は例えばポリイミド樹脂等からなる樹脂フ
ィルム層46と更にその上に積層されたグラウンドを成
す金属フィルム層47で構成されている。パターン配線
44の先端部は略平行に配列されてフィルム45の先端
から突出しており、それぞれコンタクトピン44a…を
構成する。そして金属フィルム層47が(絶縁材を介し
て)マウンティングベース39の表面39aに被着さ
れ、コンタクトピン44a…はマウンティングベース3
9よりも先端側(図では下方)に突出している。装着状
態で、コンタクトプローブ32は被検査部材であるIC
チップ18のパッド18aに対してほぼ90°の角度で
起立して位置することになるが、鋭角を以て傾斜配置さ
れていてもよい。
【0014】また好ましくは、パターン配線44の基端
部44bはフィルム45より突出して配設され、フレキ
シブル配線部材、例えば図3に示すフレキシブルプリン
トサーキット(以下FPCという。またはフラットケー
ブル、フレキシブルワイヤなどでもよい)48の一端に
設けたコネクタ49Aに連結され、FPC48の他端は
コネクタ49Bを介してプリント基板8の電極50に接
続されている。FPC48は可撓性を有しているため
に、コンタクトプローブ32の装着姿勢に関わらずコネ
クタ49Aと49Bとの間で任意に湾曲して導通状態を
確保できる。
【0015】次に調整手段42について図4,図7及び
図8により説明する。各調整部材35の4つの側面37
の各摺動孔38にマウンティングベース39の凸部40
が挿入された状態で、調整部材35の上面35aから摺
動孔38に向けて基準ねじ穴52が穿孔されており、更
に凸部40には基準ねじ穴52に重なる位置に長孔53
が穿孔され(図8参照)、この長孔53の長軸はマウン
ティングベース39の表面39aと略平行な方向に配設
されている。そして、基準ねじ穴52に螺合する調整ね
じ54の先端側には調整ねじ54の中心軸Oに対して偏
心した位置に長孔53に挿入される偏心ピン55が連結
されている。また調整ねじ54の頭部には例えば六角レ
ンチ用の穴54aが設けられている。そのため、調整ね
じ54を正逆回転させることで偏心ピン55が中心軸O
を中心に公転し、長孔53を有する凸部40を介してマ
ウンティングベース39及びコンタクトプローブ32を
微少量進退移動(図4で矢印X方向)させることができ
る。このような調整手段42が各調整部材35に螺合さ
れた調整ねじ36と各側面37との間にそれぞれ設けら
れ、他の3つの調整手段42についても同様に構成され
ている。尚、支持基板34には調整部材35の基準ねじ
穴52に連通する貫通孔57が設けられており、コンタ
クトプローブ32の調整時には六角レンチなどの工具を
貫通孔57を通して挿入して操作できるようになってい
る。
【0016】このようにして、4つの支持基板34の下
部にそれぞれ調整部材35が装着されており、各調整部
材35の4つの側面37…にそれぞれ進退可能に設けら
れた各マウンティングベース39にコンタクトプローブ
32が略垂直に設けられている。そのため、図1に示す
メカニカルパーツ31の平面図において、互いに対向す
る二つのマウンティングベース32,32間の小さな隙
間c3にそれぞれコンタクトプローブ32,32が対向
して装着されており、この二つのコンタクトプローブ3
2,32の間には互いのパターン配線44…,44…の
接触を防ぐための例えばシート状の絶縁材59が設けら
れている。対向する二つのマウンティングベース32,
32間においては、調整手段42によるコンタクトプロ
ーブ32の微少移動調整が行えるように隙間c3の寸法
が設定されている。十字型に配置される8枚のコンタク
トプローブ32…は交差する点を基準として2枚づつ略
直交する方向に放射状に配置されているといえる。
【0017】本実施の形態によるプローブ装置30は上
述のように構成されているから、図示しないウエハ上に
設けられた多数のICチップ18…のうちの4個のIC
チップ18…(図23参照)に対して電気的テストを行
うには、プリント基板8の中央孔8aにメカニカルパー
ツ31が装着されたプローブ装置30をウエハ上に配置
する。この時、電気的テストの対象である図23に示す
ような縦横2個づつ配列された4個のICチップ18…
の各ICチップ18に、各調整部材35が対向するよう
に真上に位置させる。この状態で、メカニカルパーツ3
1のマウンティングベース39に装着され田の字型に配
列されたコンタクトプローブ32のコンタクトピン44
a…に各ICチップ18の一の辺に沿って並ぶパッド1
8a…を対向させる。そして、それぞれ支持基板34の
貫通孔57を通してレンチなどの工具を挿入して調整ね
じ54を操作すれば、偏心ピン55が中心軸O回りに公
転して凸部40の長孔53を押動するためにマウンティ
ングベース39が図7で矢印X方向に進退することにな
り、マウンティングベース39に装着されたコンタクト
プローブ32も一体に移動する。これによって、コンタ
クトピン44a…を矢印X方向に微少移動調整でき、パ
ッド18a…との確実なコンタクトを得ることができ
る。このようにして4つのICチップ18の各パッド1
8a…に対して同時にコンタクトをとることができる。
この状態で、4個のICチップ18に対して同時に、ま
たは1個づつ連続して通電することで、各ICチップ1
8の電気的テストを行うことができる。
【0018】上述のように本実施の形態によれば、4個
のICチップ18のパッド18a…に対して同時にコン
タクトできるから、ICチップ18の検査効率が著しく
向上し、迅速な検査が行える。しかも交差配置する各コ
ンタクトプローブ32は平面形状であるから、その製作
コストの上昇を抑制できる。また調整手段42でコンタ
クトピン44a…の微調整ができ、パッド18a…に適
切にコンタクトできる。
【0019】次に本発明の他の実施の形態について説明
するが、上述の実施の形態と同一または同様の部材には
同一の符号を用いてその説明をする。図9乃至図12は
第二の実施の形態によるプローブ装置を示すものであ
り、図9はプローブ装置の要部斜視図、図10はこのプ
ローブ装置の第一コンタクトプローブの平面図、図11
は第二コンタクトプローブの平面図、図12は第三コン
タクトプローブの平面図である。本実施の形態によるプ
ローブ装置60は、図9に示すように第一の実施の形態
と同様に図23に示すようなウエハ上の4枚のICチッ
プ18…に対して同時にコンタクトをとれる構成とされ
ている。このプローブ装置60では、8枚のコンタクト
プローブが用いられており、各コンタクトプローブは図
17に示す従来のもののほぼ2倍の横幅を有する略ホー
ムベース型の外形及び構成を備えている。図23に示す
4枚のICチップ18について、十字型に交差する一方
の二列のパッド列を18A1,18A2とし、他方のパ
ッド列を18B1,18B2として、外側のロの字型を
なす各一列のパッド列を18C、18D、18E、18
Fとした場合、図9に示すプローブ装置60において、
十字型をなす各二列のパッド列18A1,18A2、1
8B1,18B2にコンタクトする2対のコンタクトプ
ローブを第一コンタクト部61とし、外側のロの字型を
なすパッド列18C、18D、18E、18Fにコンタ
クトするコンタクトプローブを第二コンタクト部62と
する。
【0020】第一コンタクト部61は、図10及び図1
1に示す第一コンタクトプローブ63と第二コンタクト
プローブ64とで構成されている。第一コンタクトプロ
ーブ63は図10に示す平面視で例えば略ホームベース
形状とされ、パターン配線65にフィルム66が接着層
を介して被着されており、フィルム66はポリイミド樹
脂からなる樹脂フィルム層46と銅などの金属フィルム
層47との二層で構成されている。そしてパターン配線
65の先端はフィルム66の先端縁66aから突出して
コンタクトピン65aとされている。パターン配線65
は先端側では狭い間隔で互いに平行に配列され、途中で
漸次相互の間隔が広がるように外側に傾斜し、基端側で
は広い間隔で互いに平行に配列されて構成されている。
特にこのコンタクトプローブ63では、パターン配線6
5の束が中央部の空間を挟んで二つの束に分割されて配
列されており、フィルム66の中央部の空間において先
端縁66aから基端縁66bに向けて所定幅のスリット
67(第一スリット)が形成され、このスリット67は
パターン配線65の延在方向に沿って適宜の深さまで延
びている。この場合、スリット67から延長するフィル
ム66の基端側領域はパターン配線65が配設されてい
ない空間部68とされている。
【0021】また第二コンタクトプローブ64は第一コ
ンタクトプローブ63とほぼ同一構成とされ、図11に
示す平面視でスリット67に代えてフィルム66の中央
部の空間において基端縁66bから先端縁66aに向け
て適宜の深さまでスリット69(第二スリット)が延在
している。スリット69から延長するフィルム66の先
端側領域はパターン配線65が配設されていない空間部
70とされている。ここで各スリット67,69の幅は
少なくとも2枚のコンタクトプローブ63,63または
64,64と絶縁材59とが嵌合可能な寸法を備えてい
る必要があり、好ましくは幅方向に第一または第二コン
タクトプローブ63,64の微調整を行える程度の隙間
が更に付加されているとよい。絶縁材59を介してそれ
ぞれパターン配線65,65を対面させた二枚の第一コ
ンタクトプローブ63,63と第二コンタクトプローブ
64,64を、それぞれスリット67,67とスリット
69,69で互いに嵌合させることで、互いのコンタク
トピン65a…が同一方向に各二列の組み合わせで十字
型に配列された第一コンタクト部61が構成される。こ
の第一コンタクト部61を図23に示す4個のICチッ
プ18の十字型のパッド列18A1,18A2、18B
1,18B2に対向させて配置する。
【0022】図9に示す第一コンタクト部61には各コ
ンタクトプローブを支えるメカニカルパーツが省略され
ているが、第一の実施の形態におけるメカニカルパーツ
31をメカニカルパーツとして配設することができる。
また第一コンタクト部61の周囲には第二コンタクト部
62が配設されている。この第二コンタクト部62を構
成する4枚の第三コンタクトプローブ72は図12に示
すように第一及び第二コンタクトプローブ63,64と
ほぼ同一構成を備えており、スリット67(69)と空
間部68(70)が除去されてパターン配線65が全体
に所定間隔で配列された形状とされている。或いは第一
及び第二コンタクトプローブ63,64を用いても良
く、その際、スリット67,69を形成しなくても良
い。そして、各第三コンタクトプローブ72は図23に
示す四角形の四辺を成すパッド列18C,18D,18
E,18Fにそれぞれコンタクトするように周方向に略
90°間隔で配設され、しかも第一コンタクト部61の
各コンタクトプローブに接触しないように先端側部分に
おいて第一湾曲部72Aで湾曲して装着されている。そ
のため、装着された第三コンタクトプローブ72におい
て、第一湾曲部72Aより先端側の先端部72aは第一
コンタクト部61と同様にパッド列18C,18D,1
8E,18Fに対してほぼ垂直に配置され、第一湾曲部
72Aより後端側の基部72bは第一コンタクト部61
に沿って傾斜配置されている。
【0023】そして、各第三コンタクトプローブ72は
パターン配線65の基端縁においてコネクタ49Aを介
してFPC48の一端と接続されており、FPC48の
他端はコネクタ49Bを介してプリント基板8の電極5
0と連結されている。尚、図9では省略されているが、
第一コンタクト部61の各コンタクトプローブにおいて
もパターン配線65の基端縁においてコネクタ49Aを
介してFPC48と接続され、更にコネクタ49Bを介
してプリント基板8の電極50に連結されている。図で
は省略されているが、この第三コンタクトプローブ72
もメカニカルパーツで支持されており、例えば図19及
び図20に示すようなマウンティングベースで支持され
ていてもよい。この場合、第一コンタクト部61との干
渉を避けるためにマウンティングベースは第三コンタク
トプローブ72に対して第一コンタクト部61と反対側
の面に配置し、その際、オーバードライブをかける時に
コンタクトピン65aがフィルム66から剥離するのを
防ぐためにマウンティングベース側に絶縁材を介してパ
ターン配線65を配列するとよい。
【0024】本実施の形態によるプローブ装置60にお
いても、4枚のICチップ18…に同時にコンタクトで
き、同時にまたは連続して複数のICチップ18…の検
査ができる。
【0025】次に本発明の第三の実施の形態について図
13により説明する。図13は本実施の形態によるプロ
ーブ装置のICチップに対するコンタクト部を示す要部
斜視図である。本実施の形態によるプローブ装置80
は、図22に示すようなパッド19a…が田の字型に配
列されたICチップ19にコンタクトできるようにした
ものであり、プローブ装置80の概略構成は第二の実施
の形態によるプローブ装置60とほぼ同一である。ここ
で、図22に示すICチップ19のパッド19a…の配
列について十字型に交差する配列の一方のパッド列を1
9A、他方を19Bとし、その周囲のロの字型のパッド
列を19C,19D,19E,19Fとする。このプロ
ーブ装置80では、6枚のコンタクトプローブが用いら
れており、十字型をなすパッド列19A、19Bにコン
タクトする二枚のコンタクトプローブを第一コンタクト
部81とし、外側のパッド列19C、19D、19E、
19Fにコンタクトするコンタクトプローブを第二コン
タクト部82とする。
【0026】第一コンタクト部81は、図10及び図1
1に示す第一コンタクトプローブ63と第二コンタクト
プローブ64とで構成されており、スリット67とスリ
ット69とで互いに直交して嵌合してコンタクトピン6
5a…が十字型に配列されている。第二コンタクト部8
2は図17に示す第三コンタクトプローブ72が4枚で
配設されている。このプローブ装置80によれば、従来
のプローブ装置10ではコンタクトできなかったパッド
19a…が田の字型に配列された単一のICチップ19
に適切にコンタクトして電気的テストを行うことができ
る。
【0027】次に本発明の第四の実施の形態を図14乃
至図16により説明する。図14は第四の実施の形態に
よるプローブ装置の要部分解斜視図、図15は図14に
示すプローブ装置の第一コンタクト部を構成する第一コ
ンタクトプローブを示す概略平面図、図16は第一コン
タクト部を構成する第二コンタクトプローブを示す概略
平面図である。第四の実施の形態によるプローブ装置9
0は縦及び横方向に4個づつ配列された16個のICチ
ップ18…に同時にコンタクトできるようにしたもので
あり、その基本構成は第二の実施の形態によるプローブ
装置60とほぼ同一である。このプローブ装置90で
は、ICチップ18の一辺のパッド列の4倍のパッド列
に対応するコンタクトピンの列を備えた6枚の大型コン
タクトプローブが略格子状に交差して配設されてなる第
一コンタクト部91と、ICチップ18の各一辺のパッ
ド列に対応するコンタクトピンの列を備えた図12に示
す第三コンタクトプローブ72が4枚づつ四辺に配列さ
れてなる第二コンタクト部92とを備え、各コンタクト
プローブは図示しないメカニカルパーツに支持されてプ
リント基板8と共にプローブ装置90に装着されてい
る。
【0028】このようなプローブ装置90において、第
一コンタクト部91は、縦横それぞれICチップ4個分
の辺に沿う格子状配列のパッド列にコンタクトする、各
一対の第一コンタクトプローブ93と各一対の第二コン
タクトプローブ94とが互いに交差して構成されてい
る。図15に示す第一コンタクトプローブ93は、第三
コンタクトプローブ72と同様な構成を備えていて、パ
ターン配線65に樹脂フィルム層46及び金属フィルム
層47が積層されたフィルム96が被着されて構成され
ている。第一コンタクトプローブ93では、フィルム9
6のコンタクトピン65a…が突出する先端縁96aか
ら対向する基端縁96bに向けて3本のスリット97
A,97B,97C(第一スリット)が所定間隔で形成
されている。各スリット97A,97B,97Cはパタ
ーン配線65の延在方向に沿ってフィルム96の途中ま
で切り込みが形成されており、その幅は少なくとも絶縁
材59を挟む一対の第二コンタクトプローブ94,94
を挿入できる程度の寸法を有しており、好ましくは、各
第二コンタクトプローブ94のフィルム96の面に直交
する方向に微少量だけ移動調整できる程度の隙間が更に
設けられている。また中央のスリット97Bはコンタク
トピン65aと平行に延び、両側のスリット97A,9
7Cは先端側から基端側に向けて中央のスリット97B
との距離が増大するように漸次外側に傾斜して配設され
ている。
【0029】また図16に示す第二コンタクトプローブ
94は、第一コンタクトプローブ93とほぼ同様な構成
を備えている。第二コンタクトプローブ94では、フィ
ルム96の先端縁96aに設けられた3本のスリット9
7A,97B,97Cに代えて、フィルム96の基端縁
96bから先端縁96a方向に向けて3本のスリット9
8A,98B,98C(第二スリット)が所定間隔で形
成されている。各スリット98A,98B,98Cはパ
ターン配線65の延在方向に沿ってフィルム96の途中
まで切り込みが形成されており、その幅は少なくとも絶
縁材59を挟む一対の第一コンタクトプローブ93,9
3を挿入できる程度の寸法を有しており、好ましくは各
第一コンタクトプローブ93のフィルム96の面に直交
する方向に微少量だけ移動調整できる程度の隙間が更に
設けられている。しかも中央のスリット98Bはコンタ
クトピン65aと平行に設けられているが、その両側の
二つのスリット98A,98Cはフィルム93の基端縁
96bから先端縁96aに向けて漸次中央のスリット9
8Bに近づくように傾斜して形成されている。
【0030】これらの第一及び第二コンタクトプローブ
93,94において、パターン配線65はスリット97
A,97B,97C、98A,98B,98Cの領域を
避けて4つの束に分離されてそれぞれ先端側から基端側
に向けて相互の配線間隔が広がるように配列されてい
る。そのため、各コンタクトプローブ93,94のコン
タクトピン65a…は、4個のICチップ18…の各辺
に対応して4つのグループに分離されて構成されてい
る。例えば図15、16に示すように第一グループ65
aA、第二グループ65aB、第三グループ65aC、
第四グループ65aDとされている。そして第一コンタ
クト部91は、絶縁材59を挟む一対の第二コンタクト
プローブ94,94が所定間隔で3対配列された状態
で、同じく絶縁材59を挟む一対の第一コンタクトプロ
ーブ93,93がそれぞれスリット98A,98B,9
8Cに対してスリット97A,97B,97Cが嵌合す
るように交差して形成されている。これによって、各第
一及び第二コンタクトプローブ93,94は、スリット
97B,98Bで直交直立して交差する中央のコンタク
トプローブ93,94に対して、両側の各2枚のコンタ
クトプローブ93,94が各スリット97A,97C、
98A,98Cに沿ってコンタクトピン65a…から基
端側に向けて漸次それぞれ外側に広がるように傾斜して
配設されている。
【0031】他方、第二コンタクト部92においては、
16個配列のICチップ18…の外側の各辺に対応する
パッド18a…に対して各辺毎に1枚の第三コンタクト
プローブ72が配設されている。しかも直線上に並ぶ4
枚の第三コンタクトプローブ72については、漸次IC
チップ18に対する傾斜角度が変化するように少なくと
も隣接する第三コンタクトプローブ72,72について
異なる傾斜角度で配設されている。図14では一端から
他端に向けて第三コンタクトプローブ72の各傾斜角が
漸次増大して配設されている。そして、各コンタクトプ
ローブ93…,94…,72…についてパターン配線6
5の基端縁とプリント基板8の電極50とがそれぞれF
PC48…で連結されて接続されている。
【0032】このように本実施の形態においては、ウエ
ハ上の16個のICチップ18…について同時にコンタ
クトをとることができて、同時にまたは連続して電気的
テストを行える。
【0033】尚、上述の各実施の形態では、四辺に沿っ
て略ロの字型にパッド18a…が配列されたICチップ
18を4個、16個配列したものや、略田の字型のパッ
ド19a…が配列された単一のICチップ19に適用し
て電気的テストが行えるプローブ装置について説明した
が、3個や8個、10個など他の任意の複数個で配列構
成されたICチップ18…や、その他の適宜形状の交差
したパッド配列がなされたICチップ等に対しても、適
宜形状のコンタクトプローブを交差して配設すること
で、各パッド等の電極端子にコンタクトをとれて効率的
に電気的テストを行うことができる。また実施の形態に
おけるコンタクトプローブでは平面視で略長方形のもの
や略ホームベース形状のものを採用したが、コンタクト
プローブの平面形状については任意のものを採用でき
る。各コンタクトプローブはフィルムを樹脂フィルム層
と金属フィルム層の二層構造としたが、ポリイミド樹脂
などからなる樹脂フィルム層だけで構成してもよい。ま
たこの発明のプローブ装置はICチップに限定されるこ
となくLSIやLCD等、任意の被検査部材の交差配列
された電極端子に同時にコンタクトできて同時または連
続的に通電して電気的テストを行うことができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るプローブ装
置では、コンタクトプローブは互いに交差して配設され
てなるから、コンタクトプローブの先端から突出するコ
ンタクトピンが交差状態に並ぶことになり、そのために
被検査部材が単一または複数個配設された状態で電極端
子が交差して配列されていても、各電極端子にそれぞれ
コンタクトさせることができ、電極端子が交差状態にな
っている単一の被検査部材に確実にコンタクトでき、ま
た被検査部材が複数個配設されたことで電極端子が交差
状態になっても同時にコンタクトできる。
【0035】また、コンタクトプローブとして、フィル
ムのコンタクトピンが突出する先端側に第一スリットが
形成された第一コンタクトプローブと、フィルムの基端
側に第二スリットが形成された第二コンタクトプローブ
とが備えられ、第一スリットと第二スリットとが互いに
嵌合することで第一及び第二コンタクトプローブが交差
して配設されているから、平面状のコンタクトプローブ
を用いて立体的に交差した状態のコンタクトプローブを
簡単に製作でき、製作コストの上昇を抑制できる。ま
た、互いに交差するコンタクトプローブの周囲に、コン
タクトピンが同一線上に並ぶ複数の第三コンタクトプロ
ーブが配設され、隣接する二つの第三コンタクトプロー
ブは異なる傾斜角度で配設されているから、第三コンタ
クトプローブについて各配線パターンの相互の間隔を基
端側で先端側より広くとった構成としても、互いに干渉
することなく配置できて、しかもコンタクトピンは同一
線上に連続配列できる。
【0036】また、コンタクトプローブはマウンティン
グベースに支持され、調整部材に対してマウンティング
ベースが進退可能に装着されているから、調整手段を操
作することでマウンティングベースと一体にコンタクト
ピンの微少な位置調整が行える。また、コンタクトプロ
ーブのフィルムに設けられたパターン配線がフレキシブ
ル配線部材を介して配線用基板の電極に接続されている
から、コンタクトプローブを電極端子等に垂直または垂
直に近い傾斜角度等、任意の角度に配置したとしても、
可撓性のあるフレキシブル配線部材を用いて任意の湾曲
状態にすれば配線用基板の電極に確実且つ容易に接続で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態によるプローブ装
置のメカニカルパーツ部分の要部平面図である。
【図2】 図1に示すメカニカルパーツを含むプローブ
装置の一部を破断してして示す要部側面図である。
【図3】 図1に示すプローブ装置のA−A線要部断面
図である。
【図4】 図1に示すメカニカルパーツの調整部材とマ
ウンティングベースとコンタクトプローブとを示す分解
斜視図である。
【図5】 図4に示すコンタクトプローブの平面図であ
る。
【図6】 図5に示すコンタクトプローブのB−B線断
面図である。
【図7】 コンタクトピンの調整手段を示す調整部材の
縦断面図である。
【図8】 (a)は図7におけるC−C線断面図、
(b)は同じくD−D線断面図である。
【図9】 本発明の第二の実施の形態によるプローブ装
置の要部斜視図である。
【図10】 図9に示すプローブ装置に用いられる第一
コンタクトプローブの平面図である。
【図11】 図9に示すプローブ装置に用いられる第二
コンタクトプローブの平面図である。
【図12】 図9に示すプローブ装置に用いられる第三
コンタクトプローブの平面図である。
【図13】 第三の実施の形態によるプローブ装置のコ
ンタクトプローブ先端部とICチップのパッドとの関係
を示す部分斜視図である。
【図14】 本発明の第三の実施の形態によるプローブ
装置の一部を破断すると共に、第一コンタクト部を構成
するコンタクトプローブを分解して示す部分斜視図であ
る。
【図15】 図14に示す第一コンタクト部を構成する
第一コンタクトプローブの平面図である。
【図16】 図14に示す第一コンタクト部を構成する
第二コンタクトプローブの平面図である。
【図17】 先行技術によるコンタクトプローブの平面
図である。
【図18】 図17に示すコンタクトプローブの要部縦
断面図である。
【図19】 コンタクトプローブが装着されたプローブ
装置の分解斜視図である。
【図20】 図19に示すプローブ装置の要部縦断面図
である。
【図21】 ICチップの平面図である。
【図22】 他のICチップの平面図である。
【図23】 ウエハ上の4個のICチップを示す平面図
である。
【符号の説明】
30,60,80,90 プローブ装置 31 メカニカルパーツ 32 コンタクトプローブ 44,65 パターン配線 44a,65a コンタクトピン 63,93 第一コンタクトプローブ 64,94 第二コンタクトプローブ 67 スリット(第一スリット) 69 スリット(第二スリット) 72 第三コンタクトプローブ 97A,97B,97C スリット(第一スリット) 98A,98B,98C スリット(第二スリット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立川 宣芳 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 石井 利昇 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 吉田 秀昭 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AG03 AG12 2G011 AA16 AA21 AB06 AB08 AC14 AE03 4M106 AA01 AA02 BA01 BA14 DD03 DD04 DD11 DD13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム上に形成されたパターン配線の
    先端部がフィルムから突出してコンタクトピンとされて
    なるコンタクトプローブが、メカニカルパーツに装着さ
    れたプローブ装置において、 互いに交差する前記コンタクトプローブが備えられてい
    ることを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトプローブとして、フィル
    ムのコンタクトピンが突出する先端側に第一スリットが
    形成された第一コンタクトプローブと、フィルムの基端
    側に第二スリットが形成された第二コンタクトプローブ
    とが備えられ、前記第一スリットと第二スリットとが互
    いに嵌合することで第一及び第二コンタクトプローブが
    交差して配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 互いに交差するコンタクトプローブの周
    囲に、コンタクトピンが同一線上に並ぶ複数の第三コン
    タクトプローブが配設され、隣接する二つの前記第三コ
    ンタクトプローブは異なる傾斜角度で配設されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のプローブ装置。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトプローブはマウンティン
    グベースに支持され、調整部材に対してマウンティング
    ベースが進退可能に装着されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか記載のプローブ装置。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトプローブのフィルムに設
    けられたパターン配線がフレキシブル配線部材を介して
    配線用基板の電極に接続されていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか記載のプローブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106847723A (zh) * 2011-07-06 2017-06-13 塞莱敦体系股份有限公司 具有一探针装置的测试系统及转位机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106847723A (zh) * 2011-07-06 2017-06-13 塞莱敦体系股份有限公司 具有一探针装置的测试系统及转位机构

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