JP4060985B2 - プローブカード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエーハにマトリクス状に形成された複数のチップの通電試験に用いて好適なプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエーハには、一般に、複数の集積回路部すなわちICチップ部(本発明においては、単に「チップ」という。)がマトリクス状に形成される。各チップは、矩形の形状を有しており、また四角形の各辺に対応する縁部に複数の電極パッドすなわち電極部を有する。マトリクスの各行及び各列を形成するチップは、一列に整列されている。
【0003】
この種のチップは、回路が仕様書通りに動作するか否かの通電試験をされる。そのような通電試験は、ウエーハの状態において行われることが多く、また針先を電極部に押圧される複数のプローブを備えたプローブカードを用いて行われる。この種の通電試験において、チップを1つずつ検査するのでは、1つのウエーハ上の全チップを検査するのに長時間を要する。
【0004】
上記のことから、1つのウエーハ上のチップを複数ずつ検査するプローブカードは種々提案されている。この種のプローブカードを用いる場合、1つのウエーハ上のチップを1つおき又は2つおきの複数のチップ、若しくは、行又は列方向に一列に連続する複数のチップからなる複数のグループに分け、グループ毎に検査し、これにより1つのウエーハについての検査回数を減らし、全チップの検査に要する時間を短縮する。
【0005】
しかし、上記の従来のプローブカードは、同時に検査可能のグループが1つおき又は複数おきのチップ若しくは一列に連続するチップであるから、十字状に交差する仮想的境界線を介して隣り合う4つのチップ(すなわち、境界線の交差部の周りに位置する4つのチップ)を同時に検査することができず、したがって1つのウエーハ当たりの通電試験回数(検査回数)が多く、1つのウエーハ当たりの検査時間が長い。
【0006】
隣り合う4つのチップを同時に検査することができるプローブカードの1つとして、多数のチップと同数のプローブを長い複数の支持体に取り付け、それらの支持体を配線基板に格子状に配置した技術がある(特開平9−283575号公報)。
【0007】
【解決しようとする課題】
しかし、上記のプローブカードでは、各支持体に多数のプローブを装着しなければならないから、支持体へのプローブの装着作業が面倒である。特に、装着ミスのプローブが1つでも存在すると、その支持体が不良品となり、支持体及びプローブの歩留りが悪く高価なるから、支持体へのプローブの装着作業を慎重に行わなければならない。
【0008】
それゆえに、半導体ウエーハ上のチップの検査に用いるプローブカードにおいては、十字状に交差する境界線を介して隣り合う4つのチップの同時検査が可能であるにもかかわらず、プローブブロックを格子状に組み合わせる作業を容易にすることが重要である。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】
本発明のプローブカードは、針先が整列された複数のプローブをそれぞれ含む第1及び第2のプローブ群及び前記プローブを支持する支持体を備える複数のプローブブロックと、該プローブブロックを基板にほぼ格子状に組み付ける複数の組付体とを含む。前記第1及び第2のプローブ群のプローブの針先は、それぞれ、仮想的境界線に対して一方側及び他方側に位置されている。格子の交差部の周りの複数のプローブブロックは、少なくとも前記交差部の近傍に位置する複数のプローブの針先側部分を前記支持体による支持位置に対し前記交差部の周りの方向における同じ方向に延在させている。
【0010】
プローブブロックは、組付体により基板に配置される。このため、多数のチップのプローブ数と同数のプローブを各プローブブロックに装着する必要がなく、各プローブブロックに装着すべきプローブ数を著しく少なくすることができる。
【0011】
プローブカードは、格子の交差部の周りに位置する第1及び第2のプローブ群の針先を、それぞれ、交差部から伸びる境界線部分の交差部を介して隣り合う2つのチップの一方及び他方の電極群の電極部に対向され、対向する電極部に押圧される。
【0012】
格子の交差部の周りの複数のプローブブロックは、少なくとも交差部近傍の複数のプローブの針先側部分を支持体への装着位置に対し同じ側に(すなわち、風車状に)延在させている。このため、交差部近傍の複数のプローブ及び支持体が複数のプローブブロックを格子状に組み合わせる作業の妨げにならず、したがってほぼ十字状の仮想的境界線を介して隣り合う4つのチップを同時に検査することができる。
【0013】
前記交差部の周りの複数のプローブブロックは、全てのプローブの針先側部分を前記支持体による支持位置に対し前記交差部の周りの方向に対し前記交差部の周りの方向における同じ方向に延在させてもよい。このようにすれば、各プローブブロックの全てのプローブが支持体から同じ側に風車状に突出されるから、支持体へのプローブの装着作業が容易になる。
【0014】
各組付体は、4つのプローブブロックをほぼ十字状に組み合わせて前記基板に組み付けるものであってもよい。このようにすれば、各ブロックブロックを交差部から放射状に伸びる1つの仮想的境界線に対応させることができるから、支持体へのプローブの装着作業がより容易になる。
【0015】
これの代わりに、前記組付体は、第1の方向に間隔をおいて該第1の方向と交差する第2の方向へ伸びる状態に前記基板に並列的に配置されており、各組付体は複数のプローブブロックをそれらが前記第2の方向へ伸びる状態にほぼ一列に組み付けており、隣り合う組付体は複数のプローブブロックを該プローブブロックが前記第1の方向へ伸びる状態に前記第2の方向に間隔をおいて組み付けていてもよい。
【0016】
上記いずれの場合も、格子状のプローブ組立体の組立作業が容易になり、またプローブブロックを基板に直接組み付ける場合に比べ、基板へのプローブブロックの組み付けが容易になる。
【0017】
また、上記のいずれの場合も、前記プローブブロックを前記組付体にねじ止めし、前記組付体を前記基板にねじ止めすることができる。このようにすれば、基板へのプローブブロックの組み付けがより容易になる。
【0018】
プローブカードは、さらに、プローブブロックに対応された複数のフラットケーブルを含み、各フラットケーブルを対応するプローブブロックのプローブに接続させると共に、前記基板に形成されたスロットに貫通させてもよい。
【0019】
前記基板は、前記スロットの周りに形成されて前記フラットケーブルが接続される複数のコネクタと、該コネクタの周りに形成されて前記コネクタに個々に接続された複数のテスターランドとを備えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照するに、プローブカード10は、図7及び図8に一部を示すように、半導体ウエーハ12にマトリクス状に形成された多数のICチップ14の通電試験に用いられる。ウエーハ12は、多数のチップ14を行及び列の形に形成している。それえゆえに、チップ14は、互いに交差するX方向及びY方向へ伸びる複数の仮想的な境界線(実施例では、スクライブライン)16及び18において分けられている。
【0021】
境界線16及び18の交差部20は、後に説明する格子の交差部に対応する。各チップ14は、矩形の形状をしており、また矩形の辺に対応する各縁部に電極群を有する。各電極群は、対応する縁部に境界線16又は18の方向に間隔をおいて一列に形成された複数の電極パッドすなわち電極部22からなる。
【0022】
プローブカード10は、円板状の配線基板30と、配線基板30の下面側にほぼ格子状に配置された複数のプローブブロック32と、プローブブロック32がほぼ格子状に組み合わされて配線基板30に配置された複数の組付体34と、各プローブブロック32に接続されたケーブル36とを含む。
【0023】
配線基板30は、複数のスロット38を中央に有し、ケーブル36がその端部において電気的に接続された複数のコネクタ40をそれらスロット38の配置領域の周りに有し、図示しないテスターに電気的に接続される複数のテスターランド42を外周部に有する。
【0024】
各スロット38は、各チップ14の対向する一対の縁部の一方の近傍に形成されており、またその縁部の方向に伸びて配線基板30を貫通している。ケーブル36は、複数の導電部を電気絶縁性のフィルムに並列的に形成した可撓性のフラットケーブル(いわゆる,FPC)であり、スロット38を貫通している。
【0025】
各コネクタ40は、ケーブル36の導電部が個々に接続される複数の接点部を有しており、また配線基板30の上側に配置されている。コネクタ40の各接点部は、配線基板30に形成された配線パターンの配線部によりテスターランド42に電気的に接続されている。
【0026】
図3から図6に示すように、各プローブブロック32は、複数のプローブ44を板状の支持体46に接着剤48のような非導電性の適宜な手段により並列的に配置している。各プローブ44は、導電性の金属細線から製作されている。これに対し、支持体46は、電気絶縁材料から製作されており、また幅方向が上下方向となるように配線基板30に組み付けられている。
【0027】
各プローブ44は、チップ14の電極部22に押圧される針先部をその針先部の後端に続く針主体部に対し一方側に曲げており、また針主体部の後端に続く針後部を針主体部に対し針先部と反対側に曲げている。
【0028】
各プローブ44は、針後部が支持体46の厚さ方向における一方側を上方へ伸び、かつ針主体部が支持体46の下方側を支持体の厚さ方向へ伸びて支持体46の厚さ方向における他方側へ突出し、さらに針先部が支持体46の厚さ方向における他方側において下方へ伸びる状態に、針後部において支持体46に接着されている。
【0029】
各プローブブロック32は、針先が境界線16又は18に対して一方側に位置する複数のプローブ44を含む第1のプローブ群と、針先が境界線16又は18に対して他方側に位置する複数のプローブ44を含む第2のプローブ群とを備えている。
【0030】
それゆえに、第1のプローブ群の全てのプローブ44の針先と第2のプローブ群の全てのプローブ44の針先とは、支持体46の厚さ方向(すなわち、X方向又はY方向)に互いに間隔をおいているが、支持体46の厚さ方向における同じ側に位置されている。各プローブ群のプローブ44は、後端部においてケーブル36の導電部に電気的に接続されている。
【0031】
図示の例では、第1及び第2のプローブ群のプローブ44の針先は、対応するスロットの方向にプローブ群毎に一列に整列されている。しかし、第1及び第2のプローブ群のプローブの針先は、プローブ群毎にジグザグ状に又は複数列に位置していてもよい。
【0032】
図8に示すように、各プローブブロック32の一方及び他方のプローブ群は、それぞれ、支持体46の厚さ方向に隣り合うチップ14(境界線16又は18を介して隣り合うチップ14)の境界線16又は18を介して隣り合う一方及び他方の電極群に対応されて、プローブ44の針先を対応する電極群の電極部22に押圧される。
【0033】
図3に示すように、支持体46は、図示の例では厚い板状のブロック(組み付けブロック)であり、またその厚さ方向における一方側に幅方向全体にわたって伸びる凹所を有する。このため、各支持体46の長手方向の両端部の厚さ寸法は中央部のそれより大きくされており、各支持体46の長手方向両端部はかぎ型の平面形状とされている。各支持体46は、上方に開放するねじ穴50を長手方向の各端部に有する。
【0034】
図3に示すように、各組付体34は、正方形の板の形を有しており、またそれぞれが支持体46の一端上部が嵌合される4つの凹所52を有する。各凹所52は、厚さ方向の一方に開放すると共に、四角形の辺に対応する一側部に開放している。各組付体34は、さらに、支持体46を当該組付体34に組み付けるねじ部材54のための貫通穴56と、当該組付体34を配線基板30に組み付けるねじ部材58のためのねじ穴60とを有する。
【0035】
プローブカード10は、以下のように組み立てることができる。
【0036】
先ず、配線基板30、プローブブロック32、組付体34及びケーブル36が準備される。
【0037】
次いで、図3に示すように、4つのプローブブロック32が組付体32によりほぼ十字状に組み合わされるように、プローブブロック32がほぼ格子状に組み合わされる。
【0038】
この組み合せ時、4つのプローブブロック32は、全てのプローブ44が支持体46に対し境界線16,18の交差部(すなわち、格子の交差部)20の周りの一方側に位置するように、換言すれば、全てのプローブ44の針主体部を含む針先側の部分が支持体46による支持位置(接着剤48の位置)に対し交差部20の周りの方向における同じ方向に延在するように、配置される。
【0039】
これにより、交差部20の周りの4つのプローブブロック32は、プローブ44の針先側の部分を支持体46から同じ側に風車状に突出させ、プローブ44の針先を交差部20を中心とする回転対称の箇所に位置させている。
【0040】
次いで、各ねじ部材54がプローブブロック32の貫通穴56を介してねじ穴50に螺合される。これにより、各プローブブロック32が所定の組付体34に組み付けられて、図6に示すように多数のプローブブロック32をほぼ格子状の組み立てて、多数のプローブ44をほぼ格子状に配置したプローブ組立体62が形成される。同じ組付体34に組み付けられた4つのプローブブロック32は堅固に結合される。
【0041】
次いで、各ねじ部材58が配線基板30の貫通穴64(図3参照)を介して所定の組付体34のねじ穴60に螺合される。これにより、プローブ組立体62が配線基板30に堅固に組み付けられる。
【0042】
各ケーブル36は、プローブ組立体62を配線基板30に組み付ける前までに、好ましくはプローブブロック32を組付体34に組み付ける前までに、より好ましくは予め、配線基板30のスロット38に通されると共に、一端部をプローブ群に電気的に接続される。その後、各ケーブル36が他端部をコネクタ40に接続される。
【0043】
ケーブル36は、一般的なフラットケーブル、同軸ケーブル等、FPC以外のケーブルであってもよい。また、ケーブル36を用いることなく、針後部の長いプローブを用い、それらのプローブの後端をコネクタ40又はテスターランド42に直接接続してもよい。
【0044】
プローブブロック相互の間の針先の高さ位置及び電極部22に対するプローブ44の位置の調整は、プローブ組立体62を配線基板30に組み付ける前及び組み付け途中のいずれにおいて行ってもよい。しかし、プローブ組立体62を配線基板30に組み付ける前、特にプローブブロック32を格子状に組み立てる途中において、それらの位置の調整をすることが好ましい。
【0045】
図8に示すように、プローブ組立体62は、各プローブブロック32の一方及び他方のプローブ群のプローブ44の針先が対応する境界線16又は18を介して反対の側となるように、配線基板30に組み付けられる。
【0046】
それゆえに、各プローブブロック32の一方及び他方のプローブ群は、それぞれ、支持体46の厚さ方向に隣り合うチップ14の隣り合う一方及び他方の電極群に対応され、またプローブ44の針先を対応する電極群の電極部22に押圧される。
【0047】
プローブカード10は、交差部20の周りの各プローブブロック32のプローブ群が境界線16,18を介して隣り合う4つのチップ14の電極群のうち、境界線16又は18に沿って形成された電極群に対応され、各プローブ44の針先を対応する電極群の電極部22に押圧可能に、検査装置に組み付けられる。
【0048】
プローブカードは、1つの半導体ウエーハ12上の全てのチップ14を同時に検査することができるように、1つの半導体ウエーハ12上の電極22の数と同数のプローブを備えていてもよい。しかし、そのようにすると、用いるプローブ数が多くなりすぎるから、テスターの電気回路の負荷が大きくなりすぎると共に、プローブの破損に起因してプローブカード10が損傷する可能性が高くなる。それゆえに、プローブカードは、1つの半導体ウエーハ上の全てのチップを複数回(例えば、2から3回程度)に分けて検査する構造とすることができる。
【0049】
プローブカード10によれば、交差部20から境界線16,18に沿って放射状に伸びる4つのプローブブロック32がプローブ44を支持体46から同じ側に風車状の突出させているから、同じ組付体34に組み付けられた4つのプローブブロック32、特にプローブ44及び支持体46が、複数のプローブブロック32を格子状のプローブ組立体62に組み立てる作業の妨げにならず、したがって十字状の仮想的境界線16,18を介して隣り合う4つのチップを同時に検査することができる。
【0050】
また、各プローブブロック32の全てのプローブ44が支持体46から同じ側に突出しているから、各支持体46へのプローブ44の組み付け作業が容易になる。
【0051】
さらに、交差部20から放射方向に伸びて十字状に組み合わされた4つのプローブブロック32のそれぞれを交差部20から放射状に伸びる1つの境界線16又は18に対応させることができ、したがって支持体46へのプローブ44の組み付け作業がより容易になる。
【0052】
さらに、複数のプローブブロック32をそれらの端部において組付体34に4つずつ嵌合させると共にねじ止めすることにより、格子状のプローブ組立体62を形成し、そのプローブ組立体62の各組付体34を配線基板30に組み付けているから、プローブブロック32を配線基板30に直接組み付ける場合に比べ、配線基板30へのプローブブロック32の組み付け作業が著しく容易になる。
【0053】
4つのプローブブロック32を組付体34に十字状に組み付けることにより、複数のプローブブロック32を格子状のプローブ組立体62に組み立てる代わりに、X方向(又は、Y方向)に長い複数の組付体を用いることにより、複数のプローブブロック32を格子状に配置したプローブ組立体に形成してもよい。
【0054】
図9及び図10は、上記のようなプローブ組立体80の一実施例を示す。プローブ組立体80は、X方向(又は、Y方向)に長い複数の組み付けフレームすなわち組付体82をY方向(又は、X方向)に間隔をおいて配線基板30に並列的に配置し、複数のプローブブロック32を各組付体82の下側にほぼ一列に組み付けると共に、同種の複数のプローブブロック32を隣り合う組付体82にX方向(又は、Y方向)に間隔をおいて組み付けている。
【0055】
各組付体82は長手方向の両端部において配線基板84の上側に複数のねじ部材86により組み付けられており、各プローブブロック32は、両端部においてねじ部材88により同じプローブブロック32又は隣り合うプローブブロック32の下側に組み付けられている。このため、配線基板84は、全てのプローブブロック32を下方へ突出させるほぼ矩形の開口90を有する。
【0056】
プローブ組立体80を用いたプローブカードは、複数のプローブブロック32を組付体82にねじ止めすることにより格子状のプローブ組立体を形成することができ、プローブ組立体の組立作業がより容易になる。
【0057】
上記実施例では、全てのプローブ44の針先側の部分を支持体46への装着位置に対し風車状に同じ側に延在させているが、交差部20に最も近い複数のプローブの針先側の部分を支持体への装着位置に対し風車状に同じ側に延在させ、他のプローブの針先側の部分を支持体への装着位置に対し他の側に延在させてもよい。
【0058】
さらに、上記実施例では、全てのプローブ44の針先側の部分を支持体46から突出させているが、全て又は一部のプローブ44の針先側の部分を支持体46から突出させなくてもよい。
【0059】
本発明は、上記実施例に限定されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプローブカードの一実施例を示す平面図であってケーブルを除去して示す平面図
【図2】図1に示すプローブカードの正面図
【図3】4つのプローブブロックの結合部分の分解斜視図
【図4】4つのプローブブロックの結合部分の平面図
【図5】図4における5−5線に沿って得た断面図
【図6】図1に示すプローブカードで用いるプローブ組立体の一実施例を示す平面図
【図7】図6に示すプローブ組立体の一部を拡大して示す斜視図
【図8】図6に示すプローブ組立体のプローブとチップの電極部との関係を示す図
【図9】プローブ組立体の他の実施例を示す平面図
【図10】図9に示すプローブ組立体の一部を拡大して示す斜視図
【符号の説明】
10 プローブカード
12 半導体ウエーハ
14 ICチップ
16,18 境界線
20 交差部
22 チップの電極部
30,84 配線基板
32 プローブブロック
34,82 組付体
36 ケーブル
38 スロット
40 コネクタ
42 テスターランド
44 プローブ
46 支持体
48 接着剤
54,58,86,88 組み付け用のねじ部材
62,80 プローブ組立体

Claims (8)

  1. 複数のプローブをそれぞれ含む第1及び第2のプローブ群及び前記プローブを支持する支持体を備える複数のプローブブロックと、該プローブブロックを基板にほぼ格子状に組み付ける複数の組付体とを含み、
    前記第1及び第2のプローブ群のプローブの針先は、それぞれ、仮想的境界線に対して一方側及び他方側に位置されており、
    格子の交差部の周りの複数のプローブブロックは、少なくとも前記交差部の近傍に位置する複数のプローブの針先側部分を前記支持体による支持位置に対し前記交差部の周りの方向における同じ方向に延在させている、プローブカード。
  2. 前記交差部の周りの複数のプローブブロックは、全てのプローブの針先側部分を前記支持体による支持位置に対し前記交差部の周りの方向に対し前記交差部の周りの方向における同じ方向に延在させている、請求項1に記載のプローブカード。
  3. 前記交差部の周りの複数のプローブブロックは、放射状に伸びてほぼ十字状に組み合わされた4つのプローブブロックを含む、請求項1又は2に記載のプローブカード。
  4. 各組付体は、4つのプローブブロックをほぼ十字状に組み合わせて前記基板に組み付けている、請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブカード。
  5. 前記組付体は、第1の方向に間隔をおいて該第1の方向と交差する第2の方向へ伸びる状態に前記基板に並列的に配置されており、各組付体は複数のプローブブロックをそれらが前記第2の方向へ伸びる状態にほぼ一列に組み付けており、隣り合う組付体は複数のプローブブロックを該プローブブロックが前記第1の方向へ伸びる状態に前記第2の方向に間隔をおいて組み付けている、請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブカード。
  6. 各プローブブロックは前記組付体にねじ止めされており、各組付体は前記基板にねじ止めされている、請求項1から5のいずれか1項に記載のプローブカード。
  7. さらに、前記プローブブロックに対応された複数のフラットケーブルを含み、各フラットケーブルは、対応するプローブブロックに接続されていると共に、前記基板に形成されたスロットを貫通している、請求項1から6のいずれか1項に記載のプローブカード。
  8. 前記基板は、前記スロットの周りに形成されて前記フラットケーブルが接続される複数のコネクタと、該コネクタの周りに形成されて前記コネクタに個々に接続された複数のテスターランドとを備える、請求項7に記載のプローブカード。
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