JP2000240683A - 手動変速機 - Google Patents
手動変速機Info
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- JP2000240683A JP2000240683A JP11042180A JP4218099A JP2000240683A JP 2000240683 A JP2000240683 A JP 2000240683A JP 11042180 A JP11042180 A JP 11042180A JP 4218099 A JP4218099 A JP 4218099A JP 2000240683 A JP2000240683 A JP 2000240683A
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- Japan
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- chamfer
- sleeve
- tooth
- ring
- teeth
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スリーブが遊転歯車を押分ける力を低減し、
シフトを円滑に行えようにする。 【解決手段】スリーブ1における内周スプライン3のチ
ャンファ歯4の歯元側Cと歯先側Aのチャンファ角に差
を持たせ、シンクロナイザリング6の歯元側Bと接触し
た状態で噛合う歯先側Aのチャンファ角αsAより遊転
歯車9の外歯(10)の歯先側Dと接触した状態で噛合
う歯元側Cのチャンファ角αscを小さくした。
シフトを円滑に行えようにする。 【解決手段】スリーブ1における内周スプライン3のチ
ャンファ歯4の歯元側Cと歯先側Aのチャンファ角に差
を持たせ、シンクロナイザリング6の歯元側Bと接触し
た状態で噛合う歯先側Aのチャンファ角αsAより遊転
歯車9の外歯(10)の歯先側Dと接触した状態で噛合
う歯元側Cのチャンファ角αscを小さくした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリーブが遊転歯
車と噛合う際の押分け力を低減するようにした手動変速
機に関する。
車と噛合う際の押分け力を低減するようにした手動変速
機に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロメッシュ機構を採用する手動変
速機は、回転軸に空転状態で装着されたサード歯車、セ
カンド歯車、ロー歯車等の遊転歯車の一つに、回転軸と
同回転するクラッチハブとスプライン嵌合したスリーブ
が軸方向に移動することにより、コーン状のシンクロナ
イザリング(以下、リングという)を介して摩擦力を付
与し、遊転歯車のスリーブに対する回転速度差を無くし
た状態でスリーブを更に軸方向に移動してスリーブと遊
転歯車とを噛合わせるものである。
速機は、回転軸に空転状態で装着されたサード歯車、セ
カンド歯車、ロー歯車等の遊転歯車の一つに、回転軸と
同回転するクラッチハブとスプライン嵌合したスリーブ
が軸方向に移動することにより、コーン状のシンクロナ
イザリング(以下、リングという)を介して摩擦力を付
与し、遊転歯車のスリーブに対する回転速度差を無くし
た状態でスリーブを更に軸方向に移動してスリーブと遊
転歯車とを噛合わせるものである。
【0003】具体的に、スリーブ1は、図4及び図5に
示すように、外周に図外のシフトフォークが係合する周
溝2(図5)が形成され、内周にクラッチハブの外周ス
プライン(図示略)に嵌合する内周スプライン3が形成
されたリング状部材である。内周スプライン3の各歯の
端部には、図5に示すように、その歯形端面に向う歯す
じ方向に歯厚が小さくなり歯形端面の中央に稜線をもつ
チャンファ歯4(以下、スリーブ側チャンファ歯とい
う)が形成されている。なお、内周スプライン3の少な
くとも一方の端部は、チャンファ歯4に近づくにつれて
徐々に歯厚が大きくされた逆楔状の嵌合形歯5となって
いる。
示すように、外周に図外のシフトフォークが係合する周
溝2(図5)が形成され、内周にクラッチハブの外周ス
プライン(図示略)に嵌合する内周スプライン3が形成
されたリング状部材である。内周スプライン3の各歯の
端部には、図5に示すように、その歯形端面に向う歯す
じ方向に歯厚が小さくなり歯形端面の中央に稜線をもつ
チャンファ歯4(以下、スリーブ側チャンファ歯とい
う)が形成されている。なお、内周スプライン3の少な
くとも一方の端部は、チャンファ歯4に近づくにつれて
徐々に歯厚が大きくされた逆楔状の嵌合形歯5となって
いる。
【0004】シンクロナイザリング6(以下、リングと
いう)は、図4及び図5に示すように、その外周面に内
周スプライン3と軸方向に噛合うドグ歯8をもち、内側
に内周コーン面(図示略)をもつコーン状のリング状部
材である。ドグ歯8は、スリーブ側チャンファ歯4に対
向したチャンファ歯7(リング側チャンファ歯という)
をもつ。
いう)は、図4及び図5に示すように、その外周面に内
周スプライン3と軸方向に噛合うドグ歯8をもち、内側
に内周コーン面(図示略)をもつコーン状のリング状部
材である。ドグ歯8は、スリーブ側チャンファ歯4に対
向したチャンファ歯7(リング側チャンファ歯という)
をもつ。
【0005】遊転歯車9は、図4及び図5に示すよう
に、その外周面にスリーブ側チャンファ歯4と軸方向に
噛合うチャンファ歯11(以下、ギヤ側チャンファ歯と
いう)をもち、かつ内周スプライン3の嵌合形歯5に対
向して逆楔状の嵌合形歯10(外歯)が形成されてい
る。また、遊転歯車9には、スリーブ1の内周域に軸方
向に延びるコーン状のボス部分(図示略)があり、この
ボス部分にリング6がその内周コーン面を摩擦接触可能
に外装される。
に、その外周面にスリーブ側チャンファ歯4と軸方向に
噛合うチャンファ歯11(以下、ギヤ側チャンファ歯と
いう)をもち、かつ内周スプライン3の嵌合形歯5に対
向して逆楔状の嵌合形歯10(外歯)が形成されてい
る。また、遊転歯車9には、スリーブ1の内周域に軸方
向に延びるコーン状のボス部分(図示略)があり、この
ボス部分にリング6がその内周コーン面を摩擦接触可能
に外装される。
【0006】なお、遊転部材9は、カウンタ歯車に常時
噛合した本体歯車と該本体歯車と別体で該本体歯車にス
プライン嵌合されたリング状のピース歯車(クラッチ歯
車)とから構成される場合もある。この場合は、ピース
歯車にスリーブ1の内周スプライン3と嵌合する嵌合形
歯(外歯)が形成される。ここで、スリーブ側チャンフ
ァ歯4の二面のなす角、すなわちチャンファ角αsは、
リング側チャンファ歯7の先端角αr及びギヤ側チャン
ファ歯11の先端角αpより大きく設定されている(α
s>αr>αp)。この設定は、後述するようにスリー
ブ側チャンファ歯4の一方の面にリング側チャンファ歯
7の稜線部(先端)あるいはギヤ側チャンファ歯11の
稜線部を受けた状態でスリーブ1がリング6及び遊転歯
車9を押すためである。
噛合した本体歯車と該本体歯車と別体で該本体歯車にス
プライン嵌合されたリング状のピース歯車(クラッチ歯
車)とから構成される場合もある。この場合は、ピース
歯車にスリーブ1の内周スプライン3と嵌合する嵌合形
歯(外歯)が形成される。ここで、スリーブ側チャンフ
ァ歯4の二面のなす角、すなわちチャンファ角αsは、
リング側チャンファ歯7の先端角αr及びギヤ側チャン
ファ歯11の先端角αpより大きく設定されている(α
s>αr>αp)。この設定は、後述するようにスリー
ブ側チャンファ歯4の一方の面にリング側チャンファ歯
7の稜線部(先端)あるいはギヤ側チャンファ歯11の
稜線部を受けた状態でスリーブ1がリング6及び遊転歯
車9を押すためである。
【0007】上記変速機は、スリーブ1を軸方向X(図
4、図5参照)に移動させることにより行われ、この移
動過程は、シフト入れ領域、同期領域及び押分け領域に
分けて説明できる。シフト入れ領域は、リング6がスリ
ーブ側キーにより遊転歯車9のボス部分に押し付けられ
スリーブ側チャンファ歯4がリング側チャンファ歯7に
迎合する(接触寸前状態になる)までの領域であり、こ
の領域では、リング6と遊転歯車9との摩擦接触でリン
グ6及び遊転歯車9とスリーブ1との相対回転速度が小
さくなる。
4、図5参照)に移動させることにより行われ、この移
動過程は、シフト入れ領域、同期領域及び押分け領域に
分けて説明できる。シフト入れ領域は、リング6がスリ
ーブ側キーにより遊転歯車9のボス部分に押し付けられ
スリーブ側チャンファ歯4がリング側チャンファ歯7に
迎合する(接触寸前状態になる)までの領域であり、こ
の領域では、リング6と遊転歯車9との摩擦接触でリン
グ6及び遊転歯車9とスリーブ1との相対回転速度が小
さくなる。
【0008】同期領域は、スリーブ側チャンファ歯4の
一面でリング側チャンファ歯7の稜線部を受け、スリー
ブ1が直接にリング6を軸方向に押す領域であり、これ
によりリング6と遊転歯車9との摩擦力は更に大きくな
り、遊転歯車9の回転速度をスリーブ1の回転速度と等
しくする。遊転歯車9とスリーブ1の回転速度が等しく
なると、スリーブ1はリング6を押分け(リング6を周
方向にずらし)、その内周スプライン3とリング6のド
グ歯8とが噛合い、同期が完了する。
一面でリング側チャンファ歯7の稜線部を受け、スリー
ブ1が直接にリング6を軸方向に押す領域であり、これ
によりリング6と遊転歯車9との摩擦力は更に大きくな
り、遊転歯車9の回転速度をスリーブ1の回転速度と等
しくする。遊転歯車9とスリーブ1の回転速度が等しく
なると、スリーブ1はリング6を押分け(リング6を周
方向にずらし)、その内周スプライン3とリング6のド
グ歯8とが噛合い、同期が完了する。
【0009】押分け領域は、スリーブ側チャンファ歯4
の一面でギヤ側チャンファ歯11の稜線部を受け、スリ
ーブ1が軸方向Xに更に移動して遊転歯車9を押分け
る。これによってスリーブ1と遊転歯車9とが噛合い、
変速が完了する。変速の完了後は、内周スプライン3の
嵌合形歯5と遊転歯車9の嵌合形歯10とが互いに嵌合
し、スリーブ3の抜けを防止する。
の一面でギヤ側チャンファ歯11の稜線部を受け、スリ
ーブ1が軸方向Xに更に移動して遊転歯車9を押分け
る。これによってスリーブ1と遊転歯車9とが噛合い、
変速が完了する。変速の完了後は、内周スプライン3の
嵌合形歯5と遊転歯車9の嵌合形歯10とが互いに嵌合
し、スリーブ3の抜けを防止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記図4及び図5に示
すような変速機においては、スリーブ1を移動させるた
めの操作力は、リング6が遊転歯車9に押付けられてい
るときに増加して第1の増加域を迎え、さらにスリーブ
1と遊転歯車9とが噛合うときに再び増加して第2の増
加域を迎える。
すような変速機においては、スリーブ1を移動させるた
めの操作力は、リング6が遊転歯車9に押付けられてい
るときに増加して第1の増加域を迎え、さらにスリーブ
1と遊転歯車9とが噛合うときに再び増加して第2の増
加域を迎える。
【0011】第1の増加域は、図6に示すように、スリ
ーブ1がリング6を押付ける(同期させる)力f1であ
る。図6に示すf1は、スリーブ側チャンファ面に直角
の抗力として発生し、リング6を軸方向に遊転歯車9に
押付ける成分Fと、リング6を周方向に回転させる成分
f2に分解される。第2の増加域は、図7に示すよう
に、スリーブ1が遊転歯車9を押付ける力f1である。
図7に示すf1は、スリーブ側チャンファ面に直角の抗
力として発生し、スリーブ1が軸方向に遊転歯車9を押
付ける成分Fと、遊転歯車9を周方向に回転させる成分
f2に分解される。
ーブ1がリング6を押付ける(同期させる)力f1であ
る。図6に示すf1は、スリーブ側チャンファ面に直角
の抗力として発生し、リング6を軸方向に遊転歯車9に
押付ける成分Fと、リング6を周方向に回転させる成分
f2に分解される。第2の増加域は、図7に示すよう
に、スリーブ1が遊転歯車9を押付ける力f1である。
図7に示すf1は、スリーブ側チャンファ面に直角の抗
力として発生し、スリーブ1が軸方向に遊転歯車9を押
付ける成分Fと、遊転歯車9を周方向に回転させる成分
f2に分解される。
【0012】上記操作力はできるだけ小さい方が、機構
的耐久性等の点で好ましい。図6及び図7によれば、ス
リーブ1に与える軸方向の操作力は、リング6及び遊転
歯車9を周方向に回転させる力f2の割合が大きくなる
方が小さくすることができる。この周方向に回転させる
力f2の割合を大きくするには、スリーブ側チャンファ
角αsを小さくすればよい。
的耐久性等の点で好ましい。図6及び図7によれば、ス
リーブ1に与える軸方向の操作力は、リング6及び遊転
歯車9を周方向に回転させる力f2の割合が大きくなる
方が小さくすることができる。この周方向に回転させる
力f2の割合を大きくするには、スリーブ側チャンファ
角αsを小さくすればよい。
【0013】しかし、スリーブ1がリング6を押付ける
力F(第1の増加域の力)は、リング6と遊転歯車9と
の間に大きな摩擦力を得るため一定値以上必要であり、
単純にスリーブ側チャンファ角αsを小さくすることは
できない。上記第2の増加域での円滑なシフトを行うた
めの従来装置として、特開平5−21515号公報に
は、特にシフトアップ時に、回転方向後側のスリーブ側
チャンファ面でギヤ側チャンファ歯の稜線部前側を確実
に受けるように、遊転歯車の嵌合形歯に回転方向前側に
向く片斜面チャンファを形成することが記載されてい
る。
力F(第1の増加域の力)は、リング6と遊転歯車9と
の間に大きな摩擦力を得るため一定値以上必要であり、
単純にスリーブ側チャンファ角αsを小さくすることは
できない。上記第2の増加域での円滑なシフトを行うた
めの従来装置として、特開平5−21515号公報に
は、特にシフトアップ時に、回転方向後側のスリーブ側
チャンファ面でギヤ側チャンファ歯の稜線部前側を確実
に受けるように、遊転歯車の嵌合形歯に回転方向前側に
向く片斜面チャンファを形成することが記載されてい
る。
【0014】この従来の変速機では、スリーブの内周ス
プラインがリング外歯の回転方向前側を摺動して回転方
向後側のスリーブ側チャンファ面でギヤ側チャンファ歯
の片斜面チャンファを受ける。このとき、遊転歯車には
スリーブに対する相対的な回転方向に回転力が発生する
ので、操作力の第2の増加域を低減するものである。し
かしながら、上記公報に記載された従来の変速機では、
シフトダウン時には、遊転歯車のスリーブに対する相対
的な回転力がアップシフト時とは反対の方向に発生する
ので、片斜面チャンファの向きを逆にしなければならな
い。
プラインがリング外歯の回転方向前側を摺動して回転方
向後側のスリーブ側チャンファ面でギヤ側チャンファ歯
の片斜面チャンファを受ける。このとき、遊転歯車には
スリーブに対する相対的な回転方向に回転力が発生する
ので、操作力の第2の増加域を低減するものである。し
かしながら、上記公報に記載された従来の変速機では、
シフトダウン時には、遊転歯車のスリーブに対する相対
的な回転力がアップシフト時とは反対の方向に発生する
ので、片斜面チャンファの向きを逆にしなければならな
い。
【0015】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、同期完了後の遊転歯車を押分ける軸方向
の操作力を、遊転歯車のスリーブに対する相対的な回転
方向に発生する回転力を利用することなく、小さくでき
るようにした手動変速機を提供することを解決すべき課
題とする。
されたもので、同期完了後の遊転歯車を押分ける軸方向
の操作力を、遊転歯車のスリーブに対する相対的な回転
方向に発生する回転力を利用することなく、小さくでき
るようにした手動変速機を提供することを解決すべき課
題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の発明者等は種々検討を重ね、スリーブの内周スプ
ラインがリングのドグ歯と噛合うときの歯丈方向の位置
と、スリーブの内周スプラインが遊転歯車の外歯(嵌合
形歯)と噛合うときの歯丈方向の位置との違いに着目
し、スリーブのチャンファ歯の角αsを歯元側と歯先側
で差をもたせることにより、第2の増加域における遊転
歯車の押分け力を低減できると考え、本発明を完成する
に至った。
発明の発明者等は種々検討を重ね、スリーブの内周スプ
ラインがリングのドグ歯と噛合うときの歯丈方向の位置
と、スリーブの内周スプラインが遊転歯車の外歯(嵌合
形歯)と噛合うときの歯丈方向の位置との違いに着目
し、スリーブのチャンファ歯の角αsを歯元側と歯先側
で差をもたせることにより、第2の増加域における遊転
歯車の押分け力を低減できると考え、本発明を完成する
に至った。
【0017】すなわち、本発明の手動変速機は、回転軸
と同回転するスリーブと、該回転軸上に遊転自在に装着
され該スリーブの内周スプラインと軸方向に摺動して噛
合い可能なドグ歯をもつ遊転歯車と、該遊転歯車と該ス
リーブとの間に介装され該スリーブの該内周スプライン
と軸方向に摺動して噛合い可能な外歯をもつシンクロナ
イザリングとを具備し、該スリーブの該内周スプライン
の歯形端部には、その歯先側が該シンクロナイザリング
の該ドグ歯の歯元側と接触した状態で該シンクロナイザ
リングを押分け、かつその歯元側が該遊転歯車の該外歯
の歯先側と接触した状態で該遊転歯車を押分けるチャン
ファ歯が形成された手動変速機において、該チャンファ
歯の歯元側のチャンファ角はその歯先側のチャンファ角
より小さくされていることを特徴とするものである。
と同回転するスリーブと、該回転軸上に遊転自在に装着
され該スリーブの内周スプラインと軸方向に摺動して噛
合い可能なドグ歯をもつ遊転歯車と、該遊転歯車と該ス
リーブとの間に介装され該スリーブの該内周スプライン
と軸方向に摺動して噛合い可能な外歯をもつシンクロナ
イザリングとを具備し、該スリーブの該内周スプライン
の歯形端部には、その歯先側が該シンクロナイザリング
の該ドグ歯の歯元側と接触した状態で該シンクロナイザ
リングを押分け、かつその歯元側が該遊転歯車の該外歯
の歯先側と接触した状態で該遊転歯車を押分けるチャン
ファ歯が形成された手動変速機において、該チャンファ
歯の歯元側のチャンファ角はその歯先側のチャンファ角
より小さくされていることを特徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明の手動変速機は、スリーブの内周スプラ
インの歯形端部に形成されたチャンファ歯は、内周スプ
ラインの歯先側がシンクロナイザリングのドグ歯の歯元
側と接触した状態で該シンクロナイザリングを押分け、
かつ内周スプラインの歯元側が遊転歯車の外歯の歯先側
と接触した状態で該遊転歯車を押分ける。そして、チャ
ンファ角が、歯先側より歯元側が大きくされていること
により、歯先側でシンクロナイザリングを押分けるとき
は、軸方向の力の割合が大きくなり、シンクロナイザリ
ングと遊転歯車との間に十分な摩擦力を付与することが
できる。
インの歯形端部に形成されたチャンファ歯は、内周スプ
ラインの歯先側がシンクロナイザリングのドグ歯の歯元
側と接触した状態で該シンクロナイザリングを押分け、
かつ内周スプラインの歯元側が遊転歯車の外歯の歯先側
と接触した状態で該遊転歯車を押分ける。そして、チャ
ンファ角が、歯先側より歯元側が大きくされていること
により、歯先側でシンクロナイザリングを押分けるとき
は、軸方向の力の割合が大きくなり、シンクロナイザリ
ングと遊転歯車との間に十分な摩擦力を付与することが
できる。
【0019】また、歯元側で遊転歯車を押すときは、周
方向の力の割合が大きくなり、リングを押すときより操
作力が小さくても、円滑に遊転歯車にリングを噛合わせ
ることができる。
方向の力の割合が大きくなり、リングを押すときより操
作力が小さくても、円滑に遊転歯車にリングを噛合わせ
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の手動変速機において、ス
リーブの内周スプラインにおけるチャンファ歯のチャン
ファ角とは、内周スプラインのピッチ平面(ピッチ円
筒)で切断したチャンファ歯同士のなす角である。上記
チャンファ歯をもつスリーブは、冷間鍛造により成形に
よって任意のチャンファ角のチャンファ歯をもつスリー
ブとして容易に製作することができる。
リーブの内周スプラインにおけるチャンファ歯のチャン
ファ角とは、内周スプラインのピッチ平面(ピッチ円
筒)で切断したチャンファ歯同士のなす角である。上記
チャンファ歯をもつスリーブは、冷間鍛造により成形に
よって任意のチャンファ角のチャンファ歯をもつスリー
ブとして容易に製作することができる。
【0021】遊転歯車は、本体歯車と該本体歯車と別体
で該本体歯車にスプライン嵌合されたリング状のピース
歯車(クラッチ歯車)とから構成してもよい。
で該本体歯車にスプライン嵌合されたリング状のピース
歯車(クラッチ歯車)とから構成してもよい。
【0022】
【実施例】本発明の手動変速機を図面に示す実施例によ
り更に詳細に説明する。本発明の手動変速機の一実施例
は、図1及び図2に示すように、シフトフォークによっ
て軸方向Xに移動されるスリーブ1と、該スリーブ1と
軸方向に噛合い可能な遊転歯車9と、遊転歯車9とスリ
ーブ1との間に介装されたリング6とを具備する。これ
ら各要素は、スリーブ1のチャンファ歯4を除いて従来
と同様の構成である。
り更に詳細に説明する。本発明の手動変速機の一実施例
は、図1及び図2に示すように、シフトフォークによっ
て軸方向Xに移動されるスリーブ1と、該スリーブ1と
軸方向に噛合い可能な遊転歯車9と、遊転歯車9とスリ
ーブ1との間に介装されたリング6とを具備する。これ
ら各要素は、スリーブ1のチャンファ歯4を除いて従来
と同様の構成である。
【0023】すなわち、スリーブ1は、図2に示すよう
に、外周に図外のシフトフォークが係合する周溝2が形
成され、内周にクラッチハブの外周スプライン(図示
略)に嵌合する内周スプライン3が形成されたリング状
部材であり、内周スプライン3の歯形端部には以下に説
明するようなチャンファ歯4が形成されている。リング
6は、図1及び図2に示すように、その外周面に内周ス
プライン3のチャンファ歯4と対向し、従来通りのチャ
ンファ角αr(図1)、稜線角θr(図2)及び傾斜角
βrが設定されるチャンファ歯7が形成されたドグ歯8
をもち、内側に内周コーン面(図示略)をもつ。
に、外周に図外のシフトフォークが係合する周溝2が形
成され、内周にクラッチハブの外周スプライン(図示
略)に嵌合する内周スプライン3が形成されたリング状
部材であり、内周スプライン3の歯形端部には以下に説
明するようなチャンファ歯4が形成されている。リング
6は、図1及び図2に示すように、その外周面に内周ス
プライン3のチャンファ歯4と対向し、従来通りのチャ
ンファ角αr(図1)、稜線角θr(図2)及び傾斜角
βrが設定されるチャンファ歯7が形成されたドグ歯8
をもち、内側に内周コーン面(図示略)をもつ。
【0024】遊転歯車9は、図1及び図2に示すよう
に、その外周面に内周スプライン3のチャンファ歯4と
対向し、従来通りのチャンファ角αp、(図1)、稜線
角θp(図2)及び傾斜角βpが設定されるチャンファ
歯11、11が形成された逆楔状の嵌合形歯10(外
歯)をもつ。また、上記スリーブ1、リング6及び遊転
歯車9の稜線角θ(s,r,p)及び傾斜角βs,r,p)
は以下のような条件に設定されている。稜線角θとはチ
ャンファ歯の稜線と軸直角平面とのなす角、傾斜角とは
チャンファ歯の面の一点において半径線とチャンファ歯
の面とのなす角である。
に、その外周面に内周スプライン3のチャンファ歯4と
対向し、従来通りのチャンファ角αp、(図1)、稜線
角θp(図2)及び傾斜角βpが設定されるチャンファ
歯11、11が形成された逆楔状の嵌合形歯10(外
歯)をもつ。また、上記スリーブ1、リング6及び遊転
歯車9の稜線角θ(s,r,p)及び傾斜角βs,r,p)
は以下のような条件に設定されている。稜線角θとはチ
ャンファ歯の稜線と軸直角平面とのなす角、傾斜角とは
チャンファ歯の面の一点において半径線とチャンファ歯
の面とのなす角である。
【0025】(1)スリーブ側チャンファ歯4の稜線角
θsはリング側チャンファ歯7の稜線角θrより小さい
こと:θs<θr (2)スリーブ側チャンファ歯4の傾斜角βsはリング
側チャンファ歯7の傾斜角βrより小さいこと:βs<
βr (3)スリーブ側チャンファ歯4の稜線角θsは嵌合形
歯10の稜線角θpより大きいこと:θs>θp (4)スリーブ側チャンファ歯4の傾斜角βsは嵌合形
歯10の傾斜角βpより大きいこと:βs>βp 上記条件設定により、スリーブ1がリング6を押して噛
合うとき、内周スプライン3の歯先側Aがドグ歯8の歯
元側Bに接触した状態で噛合い、スリーブ1が遊転歯車
9を押して噛合うとき、内周スプライン3の歯元側Cが
嵌合形歯10の歯先側Dと接触した状態で噛合う。
θsはリング側チャンファ歯7の稜線角θrより小さい
こと:θs<θr (2)スリーブ側チャンファ歯4の傾斜角βsはリング
側チャンファ歯7の傾斜角βrより小さいこと:βs<
βr (3)スリーブ側チャンファ歯4の稜線角θsは嵌合形
歯10の稜線角θpより大きいこと:θs>θp (4)スリーブ側チャンファ歯4の傾斜角βsは嵌合形
歯10の傾斜角βpより大きいこと:βs>βp 上記条件設定により、スリーブ1がリング6を押して噛
合うとき、内周スプライン3の歯先側Aがドグ歯8の歯
元側Bに接触した状態で噛合い、スリーブ1が遊転歯車
9を押して噛合うとき、内周スプライン3の歯元側Cが
嵌合形歯10の歯先側Dと接触した状態で噛合う。
【0026】本実施例の構成の特色は、上記スリーブ1
のチャンファ歯4におけるチャンファ角αsが、図2に
示すように歯先側Aから歯元側Cに徐変していることで
ある。具体的には、チャンファ角αsは、歯元側C(リ
ング6の大径側)のチャンファ角αscが歯先側A(リ
ング6の小径側)のチャンファ角αsAより小さくされ
ている(αsA>αsC)。すなわち、チャンファ歯4
は歯元側Cの方が尖鋭になっている。
のチャンファ歯4におけるチャンファ角αsが、図2に
示すように歯先側Aから歯元側Cに徐変していることで
ある。具体的には、チャンファ角αsは、歯元側C(リ
ング6の大径側)のチャンファ角αscが歯先側A(リ
ング6の小径側)のチャンファ角αsAより小さくされ
ている(αsA>αsC)。すなわち、チャンファ歯4
は歯元側Cの方が尖鋭になっている。
【0027】上記構成により本実施例の手動歯車では、
例えばシフトアップ時、スリーブ1がリング6を押分け
るときは、図6に示すように、スリーブ側チャンファ歯
4の回転方向後側面歯先側でリング側チャンファ歯7の
稜線部前側を押す。このときは、歯先側チャンファ角α
sAに応じた大きな軸方向の力Fをリング6に与えて、
リング6と遊転歯車9とに同期に必要な十分な摩擦力を
発生させることができる。
例えばシフトアップ時、スリーブ1がリング6を押分け
るときは、図6に示すように、スリーブ側チャンファ歯
4の回転方向後側面歯先側でリング側チャンファ歯7の
稜線部前側を押す。このときは、歯先側チャンファ角α
sAに応じた大きな軸方向の力Fをリング6に与えて、
リング6と遊転歯車9とに同期に必要な十分な摩擦力を
発生させることができる。
【0028】スリーブ1が遊転歯車9を押分けるとき
は、図3に示すように、スリーブ側チャンファ歯4の回
転方向後側面歯元側でギヤ側チャンファ歯11の稜線部
前側を押す。このときは、チャンファ角αsが歯先側A
より尖鋭となっていることで、図3及び図7を比較して
明らかなように、スリーブ側チャンファ面に直角な抗力
f1′が周方向に偏り、周方向の力f2の割合が大きくな
る。従って、スリーブ1に与える軸方向の力F′は小さ
くて済む。
は、図3に示すように、スリーブ側チャンファ歯4の回
転方向後側面歯元側でギヤ側チャンファ歯11の稜線部
前側を押す。このときは、チャンファ角αsが歯先側A
より尖鋭となっていることで、図3及び図7を比較して
明らかなように、スリーブ側チャンファ面に直角な抗力
f1′が周方向に偏り、周方向の力f2の割合が大きくな
る。従って、スリーブ1に与える軸方向の力F′は小さ
くて済む。
【0029】このように本実施例の変速機では、第2の
増加域に必要な操作力を低減することができる。上記実
施例の変速機においては、ダウンシフト時にスリーブ側
チャンファ歯の回転方向前側面歯元側でギヤ側チャンフ
ァ稜線部後側を押すが、この場合も操作力が低減される
ことは言うまでもない。
増加域に必要な操作力を低減することができる。上記実
施例の変速機においては、ダウンシフト時にスリーブ側
チャンファ歯の回転方向前側面歯元側でギヤ側チャンフ
ァ稜線部後側を押すが、この場合も操作力が低減される
ことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明の手動変速機に
おいては、スリーブのチャンファ角の設定により遊転歯
車の押分け力を低減でき、円滑なシフトフィーリングと
機構の耐久性を向上することができる。
おいては、スリーブのチャンファ角の設定により遊転歯
車の押分け力を低減でき、円滑なシフトフィーリングと
機構の耐久性を向上することができる。
【図1】 実施例のスリーブ、リング及び遊転歯車の配
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
【図2】 図1に示すスリーブの内周スプライン、リン
グのドグ歯及び遊転歯車の外歯の各一つの歯部を示す説
明図である。
グのドグ歯及び遊転歯車の外歯の各一つの歯部を示す説
明図である。
【図3】 実施例の動作を示す説明図である。
【図4】 従来のスリーブ、リング及び遊転歯車の配置
を示す構成図である。実施例の動作を示す説明図であ
る。
を示す構成図である。実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図5】 図4に示すスリーブの内周スプライン、リン
グのドグ歯及び遊転歯車の外歯の各一つの歯部を示す説
明図である。
グのドグ歯及び遊転歯車の外歯の各一つの歯部を示す説
明図である。
【図6】 本発明及び従来のリングを押分けるときの動
作を示す説明図である。
作を示す説明図である。
【図7】 従来の遊転歯車を押分けるときの動作を示す
説明図である。
説明図である。
1…スリーブ、3…内周スプライン、4、7、11…チ
ャンファ歯、8…ドグ歯、9…遊転歯車、αs…従来の
チャンファ角、αsA…小径側(歯先側)のチャンファ
角、αsc…大径側(歯元側)のチャンファ角。
ャンファ歯、8…ドグ歯、9…遊転歯車、αs…従来の
チャンファ角、αsA…小径側(歯先側)のチャンファ
角、αsc…大径側(歯元側)のチャンファ角。
フロントページの続き (72)発明者 竹下 敬治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J028 EA22 EB35 EB67 GA02 GA10 HA28 HB06 HB09 3J056 AA12 BA04 BB15 BB21 CA03 CC03 DA02 GA05 GA12 GA13 3J067 AB01 BA01 EA05 FB61 GA01
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸と同回転するスリーブと、該回転
軸上に遊転自在に装着され該スリーブの内周スプライン
と軸方向に摺動して噛合い可能なドグ歯をもつ遊転歯車
と、該遊転歯車と該スリーブとの間に介装され該スリー
ブの該内周スプラインと軸方向に摺動して噛合い可能な
外歯をもつシンクロナイザリングとを具備し、 該スリーブの該内周スプラインの歯形端部には、その歯
先側が該シンクロナイザリングの該ドグ歯の歯元側と接
触した状態で該シンクロナイザリングを押分け、かつそ
の歯元側が該遊転歯車の該外歯の歯先側と接触した状態
で該遊転歯車を押分けるチャンファ歯が形成された手動
変速機において、 前記チャンファ歯の歯元側のチャンファ角はその歯先側
のチャンファ角より小さくされていることを特徴とする
手動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042180A JP2000240683A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 手動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042180A JP2000240683A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 手動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240683A true JP2000240683A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12628802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11042180A Pending JP2000240683A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 手動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000240683A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7426882B2 (en) | 2003-07-09 | 2008-09-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Gear-shifting device for manual transmission |
JP2009281433A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Aisin Ai Co Ltd | 変速機の同期装置 |
CN101975265A (zh) * | 2010-10-19 | 2011-02-16 | 泰州市海博汽车科技有限公司 | 一种汽车同步器的接合齿轮 |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11042180A patent/JP2000240683A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7426882B2 (en) | 2003-07-09 | 2008-09-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Gear-shifting device for manual transmission |
DE102004033326B4 (de) * | 2003-07-09 | 2016-06-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Gangschaltvorrichtung für ein manuelles Getriebe |
JP2009281433A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Aisin Ai Co Ltd | 変速機の同期装置 |
EP2123928A3 (en) * | 2008-05-20 | 2015-07-29 | AISIN AI Co., Ltd. | Synchromesh device for transmission |
CN101975265A (zh) * | 2010-10-19 | 2011-02-16 | 泰州市海博汽车科技有限公司 | 一种汽车同步器的接合齿轮 |
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