JP2000239131A - スプレー式ヘアワックス - Google Patents
スプレー式ヘアワックスInfo
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- JP2000239131A JP2000239131A JP11039363A JP3936399A JP2000239131A JP 2000239131 A JP2000239131 A JP 2000239131A JP 11039363 A JP11039363 A JP 11039363A JP 3936399 A JP3936399 A JP 3936399A JP 2000239131 A JP2000239131 A JP 2000239131A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重量感が少なく、べたつきが少ない触感で、
毛髪のまとまり性が良好なスプレー式ヘアワックスを提
供する。 【解決手段】 原液と噴射剤を用いるスプレー式ヘアワ
ックスにおいて、原液中にセタノールを含有させる。上
記セタノールの原液中の含有量は5〜30重量%が好ま
しい。また、上記原液中にポリオキシプロピレンジグリ
セリルエーテルを0.5〜20重量%含有させることが
好ましい。さらに、上記原液中には加水分解コラーゲン
・樹脂酸縮合物を0.1〜6重量%含有させることが好
ましい。
毛髪のまとまり性が良好なスプレー式ヘアワックスを提
供する。 【解決手段】 原液と噴射剤を用いるスプレー式ヘアワ
ックスにおいて、原液中にセタノールを含有させる。上
記セタノールの原液中の含有量は5〜30重量%が好ま
しい。また、上記原液中にポリオキシプロピレンジグリ
セリルエーテルを0.5〜20重量%含有させることが
好ましい。さらに、上記原液中には加水分解コラーゲン
・樹脂酸縮合物を0.1〜6重量%含有させることが好
ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプレー式ヘアワ
ックスに関し、さらに詳しくは、重量感が少なく、べた
つきが少ない触感で、毛髪のまとまり性が良好なスプレ
ー式ヘアワックスに関する。
ックスに関し、さらに詳しくは、重量感が少なく、べた
つきが少ない触感で、毛髪のまとまり性が良好なスプレ
ー式ヘアワックスに関する。
【0002】
【従来の技術】スプレー式ヘアワックスは、主として、
重量感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪をまと
めて、毛髪にデザイン性を付与する目的で使用される。
重量感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪をまと
めて、毛髪にデザイン性を付与する目的で使用される。
【0003】このスプレー式ヘアワックスは、従来、非
水系では、油性成分としてミリスチン酸イソプロピルな
どの液状エステルを配合し、それをエタノールなどのア
ルコール媒体によって可溶化することによって調製され
ていたが、毛髪に塗布したときに、毛髪のまとまり性が
悪いという問題があった。
水系では、油性成分としてミリスチン酸イソプロピルな
どの液状エステルを配合し、それをエタノールなどのア
ルコール媒体によって可溶化することによって調製され
ていたが、毛髪に塗布したときに、毛髪のまとまり性が
悪いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のスプレー式ヘアワックスの問題点を解決し、毛
髪のまとまり性を向上させ、重量感が少なく、べたつき
が少ない触感で、毛髪のまとまり性が良好なスプレー式
ヘアワックスを提供することを目的とする。
な従来のスプレー式ヘアワックスの問題点を解決し、毛
髪のまとまり性を向上させ、重量感が少なく、べたつき
が少ない触感で、毛髪のまとまり性が良好なスプレー式
ヘアワックスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、原液と噴射剤を
用いるスプレー式ヘアワックスにおいて、原液中に液状
エステルに代えてセタノールを含有させてスプレー式ヘ
アワックスを調製するときは、まとまり性を向上させる
ことができ、重量感が少なく、べたつきが少ない触感
で、毛髪のまとまり性が良好なスプレー式ヘアワックス
が得られることを見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、原液と噴射剤を
用いるスプレー式ヘアワックスにおいて、原液中に液状
エステルに代えてセタノールを含有させてスプレー式ヘ
アワックスを調製するときは、まとまり性を向上させる
ことができ、重量感が少なく、べたつきが少ない触感
で、毛髪のまとまり性が良好なスプレー式ヘアワックス
が得られることを見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
【0006】すなわち、本発明のスプレー式ヘアワック
スにおいては、セタノールが噴霧時に気化熱を奪われる
ことによって固化して毛髪に付着することにより、毛髪
に良好なまとまり性を付与し、それとセタノールの有す
る重量感が少なく、べたつきが少ない触感とによって、
重量感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪のまと
まり性が良好なスプレー式ヘアワックスが得られるよう
になる。
スにおいては、セタノールが噴霧時に気化熱を奪われる
ことによって固化して毛髪に付着することにより、毛髪
に良好なまとまり性を付与し、それとセタノールの有す
る重量感が少なく、べたつきが少ない触感とによって、
重量感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪のまと
まり性が良好なスプレー式ヘアワックスが得られるよう
になる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、セタノールの原
液中の含有量は2〜30重量%、特に5〜15重量%が
好ましい。セタノールの原液中の含有量が上記範囲より
少ない場合は、良好なまとまり性が得られなくなるおそ
れがあり、また、セタノールの原液中の含有量が上記範
囲より多い場合は、毛髪に噴霧したときに毛髪が真っ白
な粉をふいた状態になるおそれがある。
液中の含有量は2〜30重量%、特に5〜15重量%が
好ましい。セタノールの原液中の含有量が上記範囲より
少ない場合は、良好なまとまり性が得られなくなるおそ
れがあり、また、セタノールの原液中の含有量が上記範
囲より多い場合は、毛髪に噴霧したときに毛髪が真っ白
な粉をふいた状態になるおそれがある。
【0008】本発明において、セタノールは従来のスプ
レー式ヘアワックスにおける油性成分としての作用も有
するので、従来使用の油性成分を含有させることは特に
要しないが、原液中にポリオキシプロピレンジグリセリ
ルエーテルを配合すると、毛髪のまとまり性をさらに向
上させることができる。従って、ポリオキシプロピレン
ジグリセリルエーテルを原液中に含有させることが好ま
しく、このポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル
の原液中の含有量としては0.5〜20重量%、特に1
〜15重量%が好ましい。
レー式ヘアワックスにおける油性成分としての作用も有
するので、従来使用の油性成分を含有させることは特に
要しないが、原液中にポリオキシプロピレンジグリセリ
ルエーテルを配合すると、毛髪のまとまり性をさらに向
上させることができる。従って、ポリオキシプロピレン
ジグリセリルエーテルを原液中に含有させることが好ま
しく、このポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル
の原液中の含有量としては0.5〜20重量%、特に1
〜15重量%が好ましい。
【0009】また、本発明のスプレー式ヘアワックスに
おいて、原液中に加水分解コラーゲン・樹脂縮合物を配
合すると、セット性を付与することができる。従って、
加水分解コラーゲン・樹脂酸縮合物を原液中に含有させ
ることが好ましく、この加水分解コラーゲン・樹脂酸縮
合物の原液中の含有量としては0.1〜6重量%、特に
0.5〜5重量%が好ましい。
おいて、原液中に加水分解コラーゲン・樹脂縮合物を配
合すると、セット性を付与することができる。従って、
加水分解コラーゲン・樹脂酸縮合物を原液中に含有させ
ることが好ましく、この加水分解コラーゲン・樹脂酸縮
合物の原液中の含有量としては0.1〜6重量%、特に
0.5〜5重量%が好ましい。
【0010】本発明のスプレー式ヘアワックスにおい
て、原液は、上記セタノールをアルコールまたはアルコ
ールを主剤とする溶剤で可溶化することによって調製さ
れる。その際、必要に応じて、上記ポリオキシプロピレ
ンジグリセリルエーテルや加水分解コラーゲン・樹脂酸
縮合物などを配合することができる。
て、原液は、上記セタノールをアルコールまたはアルコ
ールを主剤とする溶剤で可溶化することによって調製さ
れる。その際、必要に応じて、上記ポリオキシプロピレ
ンジグリセリルエーテルや加水分解コラーゲン・樹脂酸
縮合物などを配合することができる。
【0011】本発明において、セタノールは油性成分と
しての作用を有しているので、従来使用の油性成分、例
えば、キャンデリラロウ、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタンワックス、セレシン、ミリスチル酸イソプ
ロピル、コハク酸ジオクチルなどを必要としないが、上
記セタノールの作用を妨げない範囲で、これら従来使用
の油性成分を原液中に配合してもよい。
しての作用を有しているので、従来使用の油性成分、例
えば、キャンデリラロウ、パラフィンワックス、マイク
ロクリスタンワックス、セレシン、ミリスチル酸イソプ
ロピル、コハク酸ジオクチルなどを必要としないが、上
記セタノールの作用を妨げない範囲で、これら従来使用
の油性成分を原液中に配合してもよい。
【0012】さらに、本発明のスプレー式ヘアワックス
の原液には、上記のような成分以外にも、例えば、乳化
助剤、防腐剤、延展性向上性、セット用樹脂、香料など
を配合することができる。これらの任意成分に関して特
に限定されることはないが、上記乳化助剤としては、例
えば、モノオレイン酸ポリグリセリルなどのようなノニ
オン活性剤などが好適に用いられ、防腐剤としては、例
えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸
プロピル、ヒノキチオール、安息香酸ソーダ、フェノキ
シエタノールなどが好適に用いられ、延展性向上剤とし
ては、例えば、高重合ポリエチレングリコールなどが好
適に用いられる。また、セット用樹脂としては、例え
ば、酢酸ビニル・クロトン酸重合体、アクリル酸オクチ
ルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル
酸ブチルアミノエチル共重合体などが好適に用いられ
る。
の原液には、上記のような成分以外にも、例えば、乳化
助剤、防腐剤、延展性向上性、セット用樹脂、香料など
を配合することができる。これらの任意成分に関して特
に限定されることはないが、上記乳化助剤としては、例
えば、モノオレイン酸ポリグリセリルなどのようなノニ
オン活性剤などが好適に用いられ、防腐剤としては、例
えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸
プロピル、ヒノキチオール、安息香酸ソーダ、フェノキ
シエタノールなどが好適に用いられ、延展性向上剤とし
ては、例えば、高重合ポリエチレングリコールなどが好
適に用いられる。また、セット用樹脂としては、例え
ば、酢酸ビニル・クロトン酸重合体、アクリル酸オクチ
ルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル
酸ブチルアミノエチル共重合体などが好適に用いられ
る。
【0013】本発明のスプレー式ヘアワックスにおい
て、噴射剤としては、通常、液化石油ガスが用いられ
る。ただし、許可されさえすれば、同様の作用を有する
他のものを使用してもよい。そして、本発明において、
原液と噴射剤とは、通常、重量比80:20〜30:7
0で混合され、いわゆるエアゾール缶に充填して使用に
供される。ただし、これに限られることはない。
て、噴射剤としては、通常、液化石油ガスが用いられ
る。ただし、許可されさえすれば、同様の作用を有する
他のものを使用してもよい。そして、本発明において、
原液と噴射剤とは、通常、重量比80:20〜30:7
0で混合され、いわゆるエアゾール缶に充填して使用に
供される。ただし、これに限られることはない。
【0014】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。なお、以下の実施例などにおい
て溶液や分散液などの濃度を示す%は、特に基準を付記
しないかぎり、重量%である。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。なお、以下の実施例などにおい
て溶液や分散液などの濃度を示す%は、特に基準を付記
しないかぎり、重量%である。
【0015】実施例1および比較例1 表1に示す組成で実施例1および比較例1のスプレー式
ヘアワックスを調製した。各成分の配合量を示す数値の
単位は重量%であり、これは以後の組成を示す表におい
ても同様である。また、成分によっては、溶液状または
分散液状で使用するものもあるが、それらの配合量も固
形分(または純分)量で示している。
ヘアワックスを調製した。各成分の配合量を示す数値の
単位は重量%であり、これは以後の組成を示す表におい
ても同様である。また、成分によっては、溶液状または
分散液状で使用するものもあるが、それらの配合量も固
形分(または純分)量で示している。
【0016】
【表1】
【0017】上記のように調製した実施例1および比較
例1のスプレー式ヘアワックスについて、べたつきの少
なさ、毛髪のまとまり性、重量感の少なさを次に示すよ
うに評価した。
例1のスプレー式ヘアワックスについて、べたつきの少
なさ、毛髪のまとまり性、重量感の少なさを次に示すよ
うに評価した。
【0018】上記スプレー式ヘアワックスはアルミニウ
ム製のエアゾール缶に圧力2.0kg/cm2 で充填
し、試験用毛束としては、長さ15cmにカットした健
康毛を、重さ0.5gに分けとり、一方の端部を輪ゴム
で縛り、他方の端部をフリーにしたものを用意した。
ム製のエアゾール缶に圧力2.0kg/cm2 で充填
し、試験用毛束としては、長さ15cmにカットした健
康毛を、重さ0.5gに分けとり、一方の端部を輪ゴム
で縛り、他方の端部をフリーにしたものを用意した。
【0019】この毛束に上記実施例1および比較例1の
スプレー式ヘアワックスをそれぞれ10秒間ずつ噴霧
し、上記評価項目について5名のパネラーに評価させ
た。その評価方法と評価基準は次の通りである。
スプレー式ヘアワックスをそれぞれ10秒間ずつ噴霧
し、上記評価項目について5名のパネラーに評価させ
た。その評価方法と評価基準は次の通りである。
【0020】べたつきの少なさ:スプレー式ヘアワック
ス噴霧後の毛束を3本の指ではさんで一方の端部から他
方の端部まで2回しごき、その際のべたつきに関する触
感を次の5段階で評価する。
ス噴霧後の毛束を3本の指ではさんで一方の端部から他
方の端部まで2回しごき、その際のべたつきに関する触
感を次の5段階で評価する。
【0021】評価基準: 5:べたつきがまったく気にならない(指のすべりが良
い)。 4:べたつきが少ない(指のすべりがそこそこに良
い)。 3:べたつく(指のすべりが少し悪い)。 2:かなりべたつく(指のすべりが悪い)。 1:激しくべたつく(指がまったくすべらない)。
い)。 4:べたつきが少ない(指のすべりがそこそこに良
い)。 3:べたつく(指のすべりが少し悪い)。 2:かなりべたつく(指のすべりが悪い)。 1:激しくべたつく(指がまったくすべらない)。
【0022】毛髪のまとまり性:スプレー式ヘアワック
ス噴霧後の毛束を左右に2回振り、その後の毛束のまと
まりを目視にて観察する(特に毛先を中心に観察す
る)。
ス噴霧後の毛束を左右に2回振り、その後の毛束のまと
まりを目視にて観察する(特に毛先を中心に観察す
る)。
【0023】評価基準: 5:毛髪がほとんど乱れずまとまっている。 4:毛髪が数本乱れているが、毛束全体としてはまとま
っている。 3:中間部まではまとまっているが、毛先はまとまって
いない。 2:毛束全体が乱れている。 1:毛髪がまったくばらばらで、まとまっていない。
っている。 3:中間部まではまとまっているが、毛先はまとまって
いない。 2:毛束全体が乱れている。 1:毛髪がまったくばらばらで、まとまっていない。
【0024】毛髪の重量感の少なさ:スプレー式ヘアワ
ックス噴霧後のフリー側の端部を、手のひらに載せ、上
方向に向けて握り込み、その際に感じる重量感を評価す
る。
ックス噴霧後のフリー側の端部を、手のひらに載せ、上
方向に向けて握り込み、その際に感じる重量感を評価す
る。
【0025】評価基準: 5:かなり軽い。 4:軽い。 3:やや軽い。 2:重い。 1:かなり重い。
【0026】評価結果を表2に5人のパネラーの平均点
で示す。なお、表2への表示にあたっては、小数点以下
を四捨五入して示す。上記の評価基準からも明らかなよ
うに、いずれの評価項目においても評価値が高いほど、
その性能が優れていることを示す。
で示す。なお、表2への表示にあたっては、小数点以下
を四捨五入して示す。上記の評価基準からも明らかなよ
うに、いずれの評価項目においても評価値が高いほど、
その性能が優れていることを示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2に示す結果から明らかなように、実施
例1のスプレー式ヘアワックスは、比較例1のスプレー
式ヘアワックスに比べて、べたつきが少なく、毛髪のま
とまり性が良好で、重量感も少なかった。
例1のスプレー式ヘアワックスは、比較例1のスプレー
式ヘアワックスに比べて、べたつきが少なく、毛髪のま
とまり性が良好で、重量感も少なかった。
【0029】実施例2および比較例2 表3に示す組成で実施例2および比較例2のスプレー式
ヘアワックスを調製した。
ヘアワックスを調製した。
【0030】
【表3】
【0031】上記のように調製したスプレー式ヘアワッ
クスを実施例1と同様にエアゾール缶に充填し、実施例
1と同様に毛束に噴霧し、噴霧後の毛束について、べた
つきの少なさ、毛髪のまとまり性、毛髪の重量感の少な
さおよびセット力を評価した。
クスを実施例1と同様にエアゾール缶に充填し、実施例
1と同様に毛束に噴霧し、噴霧後の毛束について、べた
つきの少なさ、毛髪のまとまり性、毛髪の重量感の少な
さおよびセット力を評価した。
【0032】試験用毛束としては、前記実施例1の場合
と同様のものを用い、べたつきの少なさ、毛髪のまとま
り性、毛髪の重量感の少なさの評価は前記実施例1の場
合と同様に行い、実施例1では行なっていないセット力
の評価は、次に示すように行った。
と同様のものを用い、べたつきの少なさ、毛髪のまとま
り性、毛髪の重量感の少なさの評価は前記実施例1の場
合と同様に行い、実施例1では行なっていないセット力
の評価は、次に示すように行った。
【0033】セット力:スプレー式ヘアワックス噴霧後
の毛束間に人差し指を差込み、毛先まで通した際の、毛
束間の接着力を評価する。
の毛束間に人差し指を差込み、毛先まで通した際の、毛
束間の接着力を評価する。
【0034】評価基準: 5:指が通らないほど、接着している。 4:指が通りにくいほど、接着している。 3:指が通りやすいが、パリパリ感がある。 2:指の通りやすく、パリパリ感がない。 1:何の抵抗もなく指が通る。
【0035】評価結果を表4に5人のパネラーの平均点
で示す。なお、表4への表示にあたっては、少数点以下
を四捨五入して示す。
で示す。なお、表4への表示にあたっては、少数点以下
を四捨五入して示す。
【0036】
【表4】
【0037】表4に示す結果から明らかなように、実施
例2のスプレー式ヘアワックスは、比較例2のスプレー
式ヘアワックスに比べて、べたつきが少なく、毛髪のま
とまり性が良好で、毛髪の重量感が少なく、また良好な
セット力を有していた。
例2のスプレー式ヘアワックスは、比較例2のスプレー
式ヘアワックスに比べて、べたつきが少なく、毛髪のま
とまり性が良好で、毛髪の重量感が少なく、また良好な
セット力を有していた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、重量
感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪のまとまり
性が良好なスプレー式ヘアワックスを提供することがで
きた。
感が少なく、べたつきが少ない触感で、毛髪のまとまり
性が良好なスプレー式ヘアワックスを提供することがで
きた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 勝美 大阪市旭区赤川2丁目17番2号 株式会社 ミルボン内 Fターム(参考) 3B040 AD00 4C083 AC012 AC071 AC072 AC102 AD111 AD112 AD431 AD432 CC32 DD08 EE06 EE28
Claims (6)
- 【請求項1】 原液と噴射剤を用いるスプレー式ヘアワ
ックスであって、原液中にセタノールを含有することを
特徴とするスプレー式ヘアワックス。 - 【請求項2】 セタノールの原液中の含有量が5〜30
重量%である請求項1記載のスプレー式ヘアワックス。 - 【請求項3】 ポリオキシプロピレンジグリセリルエー
テルを原液中に含有する請求項1または2記載のスプレ
ー式ヘアワックス。 - 【請求項4】 ポリオキシプロピレンジグリセリルエー
テルの原液中の含有量が0.5〜20重量%である請求
項3記載のヘアワックス。 - 【請求項5】 加水分解コラーゲン・樹脂酸縮合物を原
液中に含有する請求項1、2、3または4記載のスプレ
ー式ヘアワックス。 - 【請求項6】 加水分解コラーゲン・樹脂酸縮合物の原
液中の含有量が0.1〜6重量%である請求項5記載の
スプレー式ヘアワックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039363A JP2000239131A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | スプレー式ヘアワックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039363A JP2000239131A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | スプレー式ヘアワックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000239131A true JP2000239131A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12550993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11039363A Pending JP2000239131A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | スプレー式ヘアワックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000239131A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002067872A1 (de) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | Hans Schwarzkopf Gmbh & Co. Kg | Aerosol-spray zur behandlung keratinischer fasern |
US6730290B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-05-04 | Hans Schwarzkopf Gmbh & Co. Kg | Aerosol spray |
EP1197201B2 (de) † | 2000-10-04 | 2017-08-16 | The Procter and Gamble Company | Haarwachsprodukt mit Wachsen, nicht-flüchtigen Ölen und flüchtigen, hydrophoben Stoffen |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11039363A patent/JP2000239131A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1197201B2 (de) † | 2000-10-04 | 2017-08-16 | The Procter and Gamble Company | Haarwachsprodukt mit Wachsen, nicht-flüchtigen Ölen und flüchtigen, hydrophoben Stoffen |
WO2002067872A1 (de) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | Hans Schwarzkopf Gmbh & Co. Kg | Aerosol-spray zur behandlung keratinischer fasern |
US6730290B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-05-04 | Hans Schwarzkopf Gmbh & Co. Kg | Aerosol spray |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030910 |