JP2000238956A - 粘着テープ切断機 - Google Patents

粘着テープ切断機

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JP2000238956A
JP2000238956A JP11376196A JP37619699A JP2000238956A JP 2000238956 A JP2000238956 A JP 2000238956A JP 11376196 A JP11376196 A JP 11376196A JP 37619699 A JP37619699 A JP 37619699A JP 2000238956 A JP2000238956 A JP 2000238956A
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武義 外立
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/002Hand-held or table apparatus
    • B65H35/0026Hand-held or table apparatus for delivering pressure-sensitive adhesive tape

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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】切断刀取付枠をテープのロールに簡単に着脱す
ることができ、テープの切断端を指で撮み易くし、テー
プの切断時や切断後において切断機が移動して行かず、
ロールの厚さが薄くなっても切断刀取付枠の締め付けを
調節する必要がないようにすること。 【解決手段】二枚の横長の側板(2)の前端部分を連結
軸(3)で連結し後端部分を枢軸(4)で連結して切断
刀取付枠(1)とし、刃先が連結軸(3)の上方に達す
る長さの切断刀(5)の基部を前記枢軸(4)に取り付
けて切断刀(5)を回動自在とし、前記側板(2)と側
板(2)の間にテープ巻芯の内側を通す弾性条(6)を
架け渡し、弾性条(6)の端部が側板(2)に自在に係
脱できるようにし、弾性条(6)の弾力で切断刀取付枠
(1)が常時テープ表面に圧接されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻芯に巻かれた粘
着テープ例えばセロファン粘着テープや絶縁テープなど
を、剥離しながら引き出して所定の長さに切り取る粘着
テープ切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粘着テープ切断機としては次のも
のが市販されている。それは、薄い塑性板の中央部分を
切断刀取付枠とし、その前縁部分を上方へ折り曲げ、そ
の先端縁に鋸歯状の刃先を形設し、切断刀取付枠をロー
ル状のテープ表面に載せ、該取付枠の両側をロールの側
面に添わせ折り下げてから内方に折り曲げ、テープの巻
芯を内側から締め上げるようにして粘着テープに取り付
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来品は、切断
刀が切断刀取付枠と一体になっており回動自在になって
いず、テープを切り取った後の切断端は切断刀の刃先に
接着したままになっているから、後にまたテープを切り
取る際に、テープの切断端を指で撮もうとしても直ぐに
は撮めず、切断刀取付枠を手で持ち移動させて刃先とテ
ープの切断端を離隔させてから撮まなければならなかっ
た。そのため操作が煩雑になっていた。
【0004】切断刀取付枠は、その両側を内方に折り曲
げてテープの巻芯を内側から締め上げるようにしてある
だけだから、テープが使用されてロールの厚みが薄くな
ったときなどは特に、テープの切断時や切断後において
切断機が切断位置から移動して行き易くなり、移動する
と、切断線が曲がったり斜めになったりするのみなら
ず、切り離されたテープの切断端が巻芯に巻かれた粘着
テープの表面に接着してしまい、後にまたテープを一定
長さ引き出そうとしても、切断端を見付けるのが困難に
なり、見付かったとしてもそれをテープ表面から剥離す
るのに労力を要していた。
【0005】テープが使用されるにつれてだんだんとロ
ールの厚さは薄くなるが、塑性板で作った従来品では、
その厚さが薄くなるに応じて幾度も、ロールの側面に添
わせ折り下げられた切断刀取付枠の両側を内方に折り曲
げ直して取付枠をロール表面に圧接し、切断機が切断位
置から移動して行かないようにしなければならなかっ
た。移動すれば前述の問題が生じるからである。
【0006】また、従来品の切断刀は、切断刀取付枠の
前縁部分を上方へ折り曲げてあるだけであるから、切断
刀の折り曲げ角度は一定にされており、テープを切断し
易くするためには、切断時にテープの面と切断刀の面と
が成す角度(以下「切断角度」という。)を鋭角にし
て、換言すると切り離されるテープ部分をロールの表面
にできるだけ近付けるようにして、後方に引っ張らなけ
ればならなかった。その操作には熟練を要し、小児など
には不可能なことであった。
【0007】本発明の課題は、従来品が有する叙上の問
題点を解決して、テープの切断端を指で撮み易くし、テ
ープの切断時や切断後において切断機が移動して行か
ず、ロールの厚さが薄くなっても切断刀取付枠の締め付
けを調節する必要がなく、切断角度を常時鋭角にしてテ
ープの切断を容易にするとともに、切断刀取付枠をテー
プのロールに簡単に着脱し、テープを剥離し引き出す際
における切断刀取付枠の移動を容易にした粘着テープ切
断機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、次の手段を用いた。切断刀取付枠(1)を粘着テ
ープのロールに簡単に着脱するために、弾性条(6)の
端部を側板(2)に自在に係脱できるようにした。弾性
条(6)の一方の端部を一方の側板(2)に係止または
固定した後、切断刀取付枠(1)をテープのロール表面
に載置し、弾性条(6)をテープ巻芯の内側を通して他
方の端部を他方の側板(2)に係止するようにすれば、
取付枠(1)をロールに簡単に取り付けることができ、
前記の係止を解けば、取付枠(1)をロールから簡単に
離脱させることができる。
【0009】テープの切断端を指で撮み易くするため、
二枚の横長の側板(2)の前端部分を連結軸(3)で連
結し後端部分を枢軸(4)で連結して切断刀取付枠
(1)とし、刃先が連結軸(3)の上方に達する長さの
切断刀(5)の基部を前記枢軸(4)に取り付けて切断
刀(5)を回動自在とした。すなわち、切断刀(5)を
外方に回動し二枚の側板(2)と連結軸(3)と枢軸
(4)とで形成される空間からテープの前端部を上方に
所要長さだけ引き出し、切断刀(5)を内方に回動して
切断刀(5)の先端を指で連結軸(3)に押し付けなが
らテープを切断して、その切断端が連結軸(3)上に残
置されるように構成した。さらに一層テープの切断端を
指で撮み易くするため、連結軸(4)にリング(7)を
取り付け、切断刀(5)の先端の刃先が前記リング
(7)の前端縁に達するようにし、リング(7)の左右
に指を差し入れる隙間ができるようにした。
【0010】テープの切断時や切断後において切断機が
移動して行かないようにするため、前述の手段に加え
て、前記側板(2)と側板(2)の間にテープ巻芯の内
側を通す弾性条(6)を架け渡し、その弾力で切断刀取
付枠(1)が常時テープ表面に圧接されるようにした。
テープの切断時には前述したように切断刀(5)の先端
を指で連結軸(3)に押し付けながらテープを引っ張る
から切断機が移動することはなく、切断後は切断刀取付
枠(1)が弾性条(6)の弾力によりロールの表面に常
時圧接されているから妄りに移動することがない。ま
た、この構成により、ロールの厚さが薄くなっても弾性
条(6)がそれに応じて縮むから、従来品のように、取
付枠の両側を幾度も内方に折り曲げ直して切断刀取付枠
のロール表面への圧接を繰り返し行う必要もなくなっ
た。
【0011】切断角度を常時鋭角にしてテープの切断を
容易にするため、切断刀(5)の前端部分を下方に湾曲
しその先端の刃先が前記リング(7)の前端縁に達する
ようにした。これにより、切り離されるテープ部分をロ
ールの表面にできるだけ近付けるようにして引っ張らな
くとも、ただ上方に引っ張るだけで十分な鋭角を得るこ
とができる。
【0012】テープを剥離し引き出す際の切断刀取付枠
(1)の移動を容易にするために、本発明においては、
ロールの厚みが比較的薄い粘着テープ用としては、上縁
を摺動縁とする二枚の横板(9)の両端部を支持軸(1
0)で連結して弾性条支持枠(8)とし、前記支持軸
(10)を介して弾性条(6)を架け渡すようにした。
ロールの厚みが比較的薄い場合には、一般的には、弾性
条(6)は前記支持軸(10)間に1条渡されるだけの
長さがあれば適度の弾力を持たせることができるからで
ある。
【0013】また、ロールの厚みが比較的厚い粘着テー
プ用としては、上縁を摺動縁とする二枚の横板(12)
を底板(13)で結合し樋形にして弾性条支持枠(1
1)とし、側板(2)と側板(2)の間に架け渡す弾性
条(6)を、前記横板(12)間に横架した複数の支持
軸(14)を介し屈曲させて架け渡すようにした。ロー
ルの厚みが比較的厚い場合には、一般的には、弾性条
(6)を前記複数の支持軸(14)を介して複数回屈曲
させて架け渡せる長さにし、その長さを任意に選べるよ
うにすることによって、各種のテープに応じ適度の弾力
を持たせることができるからである。
【0014】弾性条(6)における適度の弾力は、次の
事情を考慮して選定される。本発明においてテープを剥
離し引き出すときには、ロールを片手で持ち他方の手で
切断刀(5)を外方に回動させ、連結軸(3)またはリ
ング(7)上に残置されているテープの切断端を指で撮
んで引っ張るが、テープが剥離し引き出されるにつれ
て、弾性条支持枠(8)または(11)も、その摺動縁
をテープ巻芯の内面に接触させながら切断刀取付枠
(1)とともに後方へ移動する。その際に、弾性条
(6)の弾力が強過ぎると移動が困難になり、弱過ぎる
と移動し過ぎるようなことが起こる。そこで、各種のテ
ープに応じ、叙上の手段を採用することによって、ロー
ルの厚みが最大のとき(テープの使用前)も最少のとき
(テープが使い果たされる直前)も、強過ぎず弱過ぎな
い適度の弾力が常に保持されているようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を示す図面を参
照しながら、発明の実施の形態について説明する。図1
および図2は、本発明に係る粘着テープ切断機の切断刀
取付枠1を、ロール状の粘着テープに取り付けた状態を
示す斜視図であり、図1は、切断刀5を外方に回動させ
テープの切断端を二枚の横長の側板2と連結軸3と枢軸
4との間に形成される空間から上方に引き出したところ
を表し、図2は、切断刀5の先端を指で連結軸3に向け
て押し付けながらテープを半ば切り離したところを表し
ている。これらの図からも容易に推測できるように、本
発明の粘着テープ切断機を構成する主な部品は、切断刀
取付枠1と切断刀5と弾性条6と弾性条支持枠8または
11である。
【0016】切断刀取付枠1は、図3に示すように、二
枚の横長の側板2と連結軸3と枢軸4とで形成される。
側板2の間隔は、その内面の下方部分がロールの側面に
軽く接して自由に摺動できる程度にすることが望まし
い。枢軸4には切断刀5の基部が取り付けられるが、切
断刀5を回動自在とするためには、枢軸4を側板2に固
定し切断刀5の基部を枢軸4に遊嵌するようにしてもよ
いし、切断刀5の基部を枢軸4に固定し枢軸4を側板2
に軸着するようにしてもよい。
【0017】連結軸3に取り付けられるリング7は別体
にして軸3に固着するか、または合成樹脂等により軸3
と一体成型する。リング7の数は1個でもよいが、テー
プの切断端をさらに一層指で摘み易くするために、図示
したように3個にし、その外形を楕円板の形にし楕円の
長軸がロールの接線と平行になるように配置し、中央の
リング7の先端を切り欠けば、テープの切断端は両側の
リングの周縁に接着するから、中央のリングのところに
おいてテープの切断端を撮み取る隙間をさらに広く取る
ことができる。また、テープの先端を折り重ね接着面が
露出しないようにした先端部分を有する若干長さのテー
プを切り取りたい場合は、連結軸3の上方にあるテープ
を左手の親指で中央のリング7の背に押し付けるように
し、右手の人差し指でテープの切断端を内側に屈曲させ
て内側に折り込むと、接着面が露出しない先端部分を有
するテープ片を容易に得ることができる。
【0018】図3の側板2の下縁には、コ字状の切欠き
が設けられているが、これは、テープが使用されロール
の厚みが薄くなったとき、後述する弾性条支持枠8また
は11の両端の上縁がその切欠きの中に入り込めるよう
にしたものである。換言すると、ロールの厚みが薄くな
ったときに支持枠8が側板2の下縁に当接して両者の接
近が阻止され弾性条6の縮む力が無効になってしまうよ
うな事態が起こらないようにしたものである。
【0019】図3の側板2の外側には、弾性条6の端部
が自由に係脱できる例として、鉤部15が設けられてい
る。これに弾性条6の端部の係止穴16が引っ掛けられ
る。図示は省略するが、側板2の方に係止穴を設け弾性
条6の端部の方に鉤部を設ける等、両者が自由に係脱で
きる構造であればよいことは言うまでもない。なお、図
1、図2および図7には、弾性条6の端部の係止穴16
に付設したボタン18が示されているが、これがある
と、鉤部15に係止穴16を係脱する操作がさらにし易
くなる。
【0020】切断刀5は薄い鋼板等で作りその幅はテー
プの幅より余裕を付けて少し広くする。刃先は通常は鋸
歯状とし、粘着テープの種類に応じて歯形の切り込みの
深さや山の幅などを変えるが、鋸歯状に限られるもので
はない。切断しやすい素材のテープのときは刃先が連結
軸3の上方に達する切断刀5でよいが、切断し難い素材
のテープのときは切断刀5の前端部分を下方に湾曲しそ
の先端の刃先がリング7の前端縁に達するようにする。
その際に例えば、切断刀5の前端部分を両側のリング7
の外周縁に沿って重なり合う曲面にすれば、テープの切
断端を両側のリング7の周縁上に一層確実に残置させる
ことができる。
【0021】図1、図2に示された17は、切断刀5の
上面に固着された達磨形の押し板である。押し板17
は、切断刀5を容易にかつ確実に連結軸3またはリング
7に押しつけることができるように、達磨形の先端が前
記の曲面にはみ出る位置に固着する。このようにするこ
とにより、図2に示すように親指を押し板17の平面に
当てると、指の腹の全面を密着させた状態で力を入れる
ことができるから、指の押し下げ力を確実に刃先に伝え
ることができる。また、切断刀5を上方に回動させると
きにはその先端に指が掛けやすく、薄い切断刀5の補強
にもなる。
【0022】弾性条6は、一般には耐久性のあるゴム帯
が用いられるが、それに限らず、ロールの厚みが最大の
とき(テープの使用前)も最少のとき(テープが使い果
たされる直前)も、強過ぎず弱過ぎない適度の弾力を常
に保持させるに十分な伸縮性を有するものであれば、他
の材質、形態の材料も用いられる。
【0023】ロールの厚みが比較的薄い粘着テープ用と
しては、テープの使用前における弾性条6の長さとテー
プが使い果たされる直前における弾性条6の長さとの差
(換言すると、弾性条6の伸縮の許容範囲)があまり大
きくならないから、弾性条6の全体の長さは短めでよ
く、例えば図4に示す支持軸10または図6(A)に示
す支持軸14の間に1条渡されるだけの長さがあればよ
い。ロールの厚みが比較的厚い粘着テープ用としては、
弾性条6の伸縮の許容範囲が大きくなるから、弾性条6
の全体の長さは長くする必要があり、例えば図5に示す
支持軸14または図6(B)、(C)に示すように複数
の支持軸14の間に屈曲させて架け渡される長さにしな
ければならない。
【0024】弾性条支持枠8は、図4に示すように、上
縁を摺動縁とする二枚の横板9の両端部を支持軸10で
連結して形成する。図4には、二枚の横板9の両端部の
上縁を立ち上げ突出させているが、これは、その突出部
の間にテープ巻芯を銜え込み二つの突出部により支持枠
8がテープの幅方向に妄りに移動して行くのを阻止する
ための一手段である。したがって、この図における摺動
縁は、主として前記突出部の間の上縁ということにな
る。図示は省略したが、支持軸10には鞘管ないしは滑
車を装備し弾性条6と支持軸10との間の摩擦係数を少
なくすることができる。弾性条6をこの鞘管ないしは滑
車の上から支持軸10に架け渡すと、支持軸10に対す
る弾性条6の相対移動がよりスムーズに行われる。
【0025】弾性条支持枠11は、図5に示すように、
上縁を摺動縁とする二枚の横板12を底板13で結合し
樋形にして形成する。二枚の横板12の間には、図5、
図6に示すように複数の支持軸14を横架する。支持軸
14の配置例を図6に示す。この三例についてみると、
(A)は弾性条6を最も短く、(C)は弾性条6が三重
に架け渡されるので最も長くするときの配置ということ
になる。この3例以外の配置にしてもよいことは言うま
でもない。またこの弾性条支持枠11においても、前述
した弾性条支持枠8と同様に、横板12の両端部の上縁
に突出部を設け、複数の支持軸14に鞘管ないしは滑車
が装備されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は、二枚の横長の側板(2)の前
端部分を連結軸(3)で連結し後端部分を枢軸(4)で
連結して切断刀取付枠(1)とし、刃先が連結軸(3)
の上方に達する長さの切断刀(5)の基部を前記枢軸
(4)に取り付けて切断刀(5)を回動自在とし、前記
側板(2)と側板(2)の間にテープ巻芯の内側を通す
弾性条(6)を架け渡し、弾性条(6)の端部が側板
(2)に自在に係脱できるようにし、弾性条(6)の弾
力で切断刀取付枠(1)が常時テープ表面に圧接される
ように構成したため、切断刀取付枠をテープのロールに
簡単に着脱することができ、テープの切断端が指で撮み
易くなり、テープの切断時や切断後において切断機が移
動して行かず、ロールの厚さが薄くなっても切断刀取付
枠の締め付けを調節する必要がなくなった。
【0027】連結軸(4)にリング(7)を取り付け、
切断刀(5)の前端部分を下方に湾曲してその先端の刃
先が前記リング(7)の前端縁に達するように構成した
ため、切断角度を常時鋭角にしてテープの切断を一層容
易にすることができた。
【0028】上縁を摺動縁とする二枚の横板(9)の両
端部を支持軸(10)で連結して弾性条支持枠(8)と
し、前記支持軸(10)を介して弾性条(6)を架け渡
すように構成したため、ロールの厚みが比較的薄い粘着
テープにおいて、テープを剥離し引き出す際における切
断刀取付枠の移動を一層容易にすることができた。
【0029】上縁を摺動縁とする二枚の横板(12)を
底板(13)で結合し樋形にして弾性条支持枠(11)
とし、側板(2)と側板(2)の間に架け渡す弾性条
(6)を、前記横板(12)間に横架した複数の支持軸
(14)を介し屈曲させて架け渡すように構成したた
め、ロールの厚みが比較的厚い粘着テープにおいて、テ
ープを剥離し引き出す際における切断刀取付枠の移動を
一層容易にすることができた。
【0030】また、本発明の粘着テープ切断機は、全体
が小形軽量にできるから、手軽に持ち運びができる。切
断操作も簡単であり、切り取られたテープ片の切断線も
綺麗である。しかも、本発明によれば、各種の粘着テー
プの材質や形態に応じて、例えば薄い粘着テープも厚い
粘着テープも、軟質な粘着テープも硬質の粘着テープ
も、容易にかつ確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粘着テープ切断機の一実施例の斜
視図であり、切断刀5を外方に回動させテープを上方に
引き出したところを示す。
【図2】図1の斜視図の実施例において、切断刀5の先
端を指で連結軸3に向けて押し付けながらテープを半ば
切り離したところを示す。
【図3】切断刀取付枠1の斜視図である。
【図4】弾性条支持枠8の斜視図である。
【図5】弾性条支持枠11の斜視図である。
【図6】弾性条支持枠11の横板12間に横架した支持
軸14弾性条6との関係について三例を示した説明図で
ある。
【図7】図1、図2に示す粘着テープ切断機の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 切断刀取付枠 2 側板 3 連結軸 4 枢軸 5 切断刀 6 弾性条 7 リング 8、11 弾性条支持枠 9、12 横板 10、14 支持軸 13 底板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚の横長の側板(2)の前端部分を連結
    軸(3)で連結し後端部分を枢軸(4)で連結して切断
    刀取付枠(1)とし、刃先が連結軸(3)の上方に達す
    る長さの切断刀(5)の基部を前記枢軸(4)に取り付
    けて切断刀(5)を回動自在とし、前記側板(2)と側
    板(2)の間にテープ巻芯の内側を通す弾性条(6)を
    架け渡し、弾性条(6)の端部が側板(2)に自在に係
    脱できるようにし、弾性条(6)の弾力で切断刀取付枠
    (1)が常時テープ表面に圧接されるように構成したこ
    とを特徴とする粘着テープ切断機。
  2. 【請求項2】連結軸(3)にリング(7)を取り付け、
    切断刀(5)の前端部分を下方に湾曲してその先端の刃
    先が前記リング(7)の前端縁に達するように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の粘着テープ切断機。
  3. 【請求項3】上縁を摺動縁とする二枚の横板(9)の両
    端部を支持軸(10)で連結して弾性条支持枠(8)と
    し、前記支持軸(10)を介して弾性条(6)を架け渡
    すように構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の粘着テープ切断機。
  4. 【請求項4】上縁を摺動縁とする二枚の横板(12)を
    底板(13)で結合し樋形にして弾性条支持枠(11)
    とし、側板(2)と側板(2)の間に架け渡す弾性条
    (6)を、前記横板(12)間に横架した複数の支持軸
    (14)を介し屈曲させて架け渡すように構成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の粘着テー
    プ切断機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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