JP2000238062A - 積層ゴム支承体の成型方法および成型装置 - Google Patents

積層ゴム支承体の成型方法および成型装置

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JP2000238062A
JP2000238062A JP11046712A JP4671299A JP2000238062A JP 2000238062 A JP2000238062 A JP 2000238062A JP 11046712 A JP11046712 A JP 11046712A JP 4671299 A JP4671299 A JP 4671299A JP 2000238062 A JP2000238062 A JP 2000238062A
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Ikuko Sashita
郁子 指田
Naoki Kato
直樹 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュバックの発生が防止され、耐久性
や外観に優れた高品質、高性能の積層ゴム支承体を成型
することができる方法および装置を提供する。 【解決手段】 筒状中間金型11内に環状の金属板15
と環状の未加硫のゴム板16とを交互に積層配置し、こ
の積層体の中心中空部にピン部材14を挿入するととも
に、前記筒状中間金型11の上部および下部にそれぞれ
上部金型13および下部金型12を嵌合させて前記ピン
部材14を前記筒状中間金型11内に同心的に保持した
後、加熱して前記未加硫のゴム板16を金属板15と一
体に加硫接着させる積層ゴム支承体の成型方法におい
て、前記ピン部材14の外周面に前記ゴム板16の熱膨
張を吸収する、例えば溝14bからなるゴム逃げ部を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等の免震・
除振・防振部材として使用される積層ゴム支承体の成型
方法および成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物、土木構造物、機器等
の免震・除振・防振部材として、金属板とゴム板とを交
互に積層した環状の積層ゴムの外周面に、これらを外気
から保護するために保護ゴム層を一体に被覆した、いわ
ゆる被覆型積層ゴム支承体が知られている。
【0003】この被覆型積層ゴム支承体は、一般に、図
4に示すような成型装置を用いて、例えば次のように製
造されている。
【0004】すなわち、この成型装置は、筒状の中間金
型1の上部および下部にそれぞれ平板状の上部金型2お
よび下部金型3をそれぞれ嵌合させるとともに、環状の
積層ゴムの中心中空部内径とほぼ同じ外径を有するピン
部材4を上部金型2および下部金型3により中間金型1
の中心に保持する構造とされている。なお、図4中、5
および6は、上部金型2および下部金型3の各内側面に
設けられたピン部材保持孔を示している。
【0005】このような成型装置においては、まず、下
部金型3のピン部材保持孔6にピン部材4を挿着し、環
状の金属板7と環状の未加硫のゴム板8とを交互に、そ
れぞれの中心孔をピン部材4に挿通させて下部金型3上
に積層配置する。次いで、その外周面に、保護ゴム層用
の未加硫のゴム9を巻き付けた後、その外側に中間金型
1を被嵌して下部金型3に嵌合させ、さらに、これらの
上に上部金型2を嵌合させ、上部金型2と下部金型3に
よりピン部材4を保持する。この後、これらを図示しな
い加熱加圧プレス機にセットし、上方および下方より軸
方向に押圧しつつ加熱することにより、金属板7とゴム
板8、さらには保護ゴム層用のゴム9が一体に加硫接着
され、上記被覆型積層ゴム支承体が製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造方法においては、成型後、加圧を中止して積層
ゴム支承体に加えられている圧力を除くと、ゴムが一気
に膨張して外側に逃げ、フラッシュバック(成型品のバ
リ発生部に現れる凹みや引き裂きなどの欠陥)を生ずる
という問題があった。これは、ゴムの加硫が、まず、金
型や金属板に接する表層部分から始まり、内層部分のゴ
ムの加硫が開始される頃には、表面が既に加硫され硬く
なったゴムで覆われることになるため、膨張した内層の
ゴムの逃げ道がなくなり、部分的に圧力が高まって、外
部からの圧力を除くと同時に、高圧になった内層のゴム
が膨張することが原因と考えられる。
【0007】フラッシュバックが発生すると、ゴムに亀
裂や傷などが生ずるため、使用時にそれらを起点にして
ゴムが損傷し、その機能が損なわれるおそれがある。ま
た、保護ゴム層の損傷により、内部のゴムが劣化したり
金属板に錆が発生して耐久性が損なわれるおそれがあ
る。さらに、外観不良により商品価値の低下を招くおそ
れもある。なお、フラッシュバックは、ゴム板と金属板
を交互に積層しただけの積層ゴム支承体でもみられる
が、その外周に保護ゴム層を設けた被覆型のものに特に
多く発生している。
【0008】本発明はこのような従来の事情に鑑みてな
されたもので、フラッシュバックの発生が防止され、耐
久性や外観に優れた高品質、高性能の積層ゴム支承体を
成型することができる方法および装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の積層ゴム支承体
の成型方法は、金属板とゴム板とを交互に積層してなる
環状の積層ゴム支承体を成型する方法であって、筒状中
間金型内に環状の金属板と環状の未加硫のゴム板とを交
互に積層配置するとともに、この積層体の中心中空部に
ピン部材を挿入し、前記筒状中間金型の上部および下部
にそれぞれ上部金型および下部金型を嵌合させて前記ピ
ン部材を前記筒状中間金型内に同心的に保持した後、加
熱して前記未加硫のゴム板を金属板と一体に加硫接着さ
せる積層ゴム支承体の成型方法において、前記ピン部材
の外周面に前記ゴム板の熱膨張を吸収するゴム逃げ部が
設けられていることを特徴としている。
【0010】また、本発明の積層ゴム支承体の成型装置
は、金属板とゴム板とを交互に積層してなる環状の積層
ゴム支承体を成型する装置であって、筒状中間金型と、
この筒状中間金型の上部および下部にそれぞれ嵌合され
る上部金型および下部金型と、前記上部金型および下部
金型により前記筒状中間金型内に同心的に保持されるピ
ン部材とを備えてなる積層ゴム支承体成型装置におい
て、前記ピン部材の外周面に前記ゴム板の熱膨張を吸収
するゴム逃げ部を設けてなることを特徴としている。
【0011】本発明においては、ゴム板のピン部材に近
接する部分の温度の上昇が外周部側より遅くなるため、
ゴムの加硫は、まず、金型および金属板に接する部分か
ら始まり、次いで、内層部分の外周部側より中心に向け
て進行する。そして、このように加熱されて膨張したゴ
ムはゴム逃げ部に吸収される。このため、ゴム内圧の部
分的上昇によるフラッシュバックの発生が防止され、耐
久性や外観に優れた高品質、高性能の積層ゴム支承体を
成型することができる。
【0012】本発明において、ピン部材は、前記各金型
より低い熱伝導率を有する構成とすることが望ましく、
これにより、金型内に外周部で高く中心部に近付くほど
温度が低下する温度勾配がより明確に形成され、フラッ
シュバックの発生をより確実に防止することができる。
【0013】また、上部金型および下部金型の少なくと
も一方に前記ゴム逃げ部に連通する脱気溝が設けると、
ゴムの逃げ道の確保がさらに確実になるとともに、この
脱気溝を通じて、積層ゴム内部に溜まったエアを抜くこ
とができ、得られる積層ゴム支承体の品質、性能をさら
に高めることができる。
【0014】本発明の成型方法および成型装置は、加硫
成型時にフラッシュバックが発生しやすい被覆型積層ゴ
ム支承体、すなわち、金属板とゴム板とを交互に積層
し、その外周面に保護ゴム層を一体に被覆した構造の積
層ゴム支承体の成型に適用して特に効果的である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態における積層
ゴム支承体の成型過程を示す縦断面図である。
【0017】同図に示すように、この実施形態において
使用される成型装置は、分割構造の円筒状中間金型11
と、この円筒状中間金型11の下部に嵌合され内側面中
央にピン部材嵌合用凹部12aを設けた下部金型12
と、円筒状中間金型11の上部に嵌合され内側面中央に
ピン部材嵌合用凹部13aを設けた上部金型13と、上
下両端に嵌合用凸部14a、14aを有し、これらの嵌
合用凸部14a、14aをそれぞれ対応する上部金型1
3および下部金型12の各凹部12a、13aに嵌合さ
せて円筒状中間金型11内に同心的に保持されるピン部
材14とを備えている。なお、11aは、円筒状中間金
型11の下部金型12および上部金型13との嵌合面に
形成された嵌合用凸部、また、12bおよび13bはそ
れらの嵌合用凸部11aに対応して下部金型12および
上部金型13にそれぞれ形成された嵌合用凹部である。
【0018】また、この成型装置は、図示は省略した
が、下部金型12および上部金型13をそれぞれ下方お
よび上方より軸方向に押圧しつつ加熱する、加熱加圧プ
レス機のような加熱加圧手段を備えている。
【0019】ピン部材14は、図2(a)〜(d)に例
示するように、積層ゴム支承体の中心中空部の仕上がり
径とほぼ同径の棒状体の外周面に、長さ方向の溝14b
を複数本(例えば 3本)、周方向にほぼ等間隔で設けた
構造を有する。溝14bは、金型を加熱したときに金型
内に外周部で高く中心部に近付くほど温度が低下するよ
うな温度勾配を形成するとともに、熱膨張したゴムを吸
収する機能を有するものであり、したがって、形状や数
などは特に限定されないものの、少なくとも周方向に均
等に、かつ、積層ゴム支承体のほぼ全高にわたって設け
られていることが望ましい。また、溝14bの断面積と
しては、棒状体断面積の10%以上とすることが望まし
く、50%以上であるとより好ましい。ただし、ピン部材
14の本来の機能である金属板の位置ずれ防止機能を低
下させることのないよう、その断面において 3点以上
で、かつ、それぞれ 5mm以上の幅をもって積層ゴム支承
体と接するようにすることが望ましい。
【0020】さらに、ピン部材14を、セラミック、
石、ガラス、硬質ゴム・プラスチックのような、金型よ
り熱伝導率の低い材料で形成するか、あるいは、金型な
どと同様の金属で形成し、その内部に水などの冷却流体
を流すようにすると、上記したような温度勾配をさらに
明確に形成することができ、より有利である。
【0021】本発明においては、溝14b内のゴムの流
動性を高めるため、溝14bの表面にフッ素樹脂などの
低摩擦材料を被覆するようにしてもよい。また、溝14
bの縁に丸みを付けることによっても、溝14b内のゴ
ムの流動性を高めることができる。
【0022】さらに、ピン部材14がゴムと接触する部
分の表面に、クロムメッキやフッ素樹脂などの被覆を施
すと、より望ましい。
【0023】また、上部金型13および下部金型12の
少なくとも一方、望ましくは両方に、溝14bを外部に
連通させる溝(図示なし)を設けると、熱膨張したゴム
の逃げ道がさらに確保されることになるとともに、この
溝を通じて、積層ゴム内部に溜まったエアを抜くことが
できるため、より望ましい。
【0024】なお、図2(c)に示したピン部材14で
は、溝14bの幅が開口端で狭くなっており、成型後の
バリ取り作業が容易となる利点を有する。また、図2
(d)に示した例は、補強のため、中心にステンレスな
どの機械的強度の大きい線材14cを埋設したものであ
り、溝14bの断面積が大きい場合に有利である。
【0025】この実施形態においては、まず、下部金型
12にピン部材14を嵌合させた後、下部金型12上に
環状の鋼板などの金属板15と環状の未加硫のゴム板1
6とを交互に、それぞれの中心孔をピン部材4に挿通さ
せて位置合わせしつつ積層し、その外周面に、保護ゴム
層用の未加硫のゴム17を巻き付ける。次いで、その外
側に円筒状中間金型11を被嵌して下部金型12に嵌合
させ、さらに、これらの上に上部金型13を嵌合させ、
ピン部材4を円筒状中間金型11内に同心的に保持す
る。
【0026】この後、図示しない加熱加圧手段により上
部金型2および下部金型3をそれぞれ上方および下方よ
り軸方向に押圧しつつ加熱する。なお、このとき円筒状
中間金型11も同時に加熱することが望ましい。この加
熱によって、まず、保護ゴム層用の未加硫のゴム17が
加硫され、次いで、金属板15の温度が上昇し、金属板
5と接するゴム板16の表層部分が加硫され、最後に、
ゴム板16の内層部分が加硫されるが、ピン部材14に
は上記したような溝14bが形成されているため、内層
部分のゴムの加硫は、外周部側から中心に向かって進
み、膨張したゴムは溝14bへ押出され、場合によって
は、外部へ排出される。図3は、このような加硫時のゴ
ムの流れを矢印で概念的に示したものである。なお、ゴ
ム板16には、このときの押出分を考慮したものが使用
される。
【0027】このようにしてゴム板16の加硫が終了し
たところで、常温にまで冷却し、金型を開放するととも
に、ピン部材14を引き抜き、必要ならば、ピン部材1
4の溝部14b内へ押出され硬化したゴムを除去して積
層ゴム支承体が成型される。このようにして成型される
積層ゴム支承体は、成型時にゴム内の圧力が部分的に上
昇することがないため、フラッシュバックが発生せず、
耐久性や外観に優れている。
【0028】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
を被覆型積層ゴム支承体の成型に適用した例であるが、
本発明はこのような例に限定されるものではなく、保護
ゴム層を有さない通常の積層ゴム支承体の成型に適用で
きることはいうまでもない。また、円筒状中間金型11
に代えて断面が矩形状の筒状中間金型を用いるようにす
れば、いわゆる角型積層ゴム支承体の成型にも適用可能
で、上記の場合と同様、耐久性や外観に優れた成型品を
得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の積層ゴム支
承体の成型方法および成型装置によれば、成型時のフラ
ッシュバックの発生が防止され、耐久性や外観に優れた
高品質、高性能の積層ゴム支承体を成型することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における積層ゴム支承体の
成型過程を示す縦断面図。
【図2】本発明におけるピン部材の断面形状例を示す断
面図。
【図3】図1で説明する実施形態における加硫時のゴム
の流れを概念的に示す図。
【図4】従来法による積層ゴム支承体の成型過程を示す
縦断面図。
【符号の説明】
11………円筒状中間金型11 12………下部金型 13………上部金型 14………ピン部材 14b………溝 15………金属板 16………未加硫のゴム板 17………保護ゴム層用の未加硫のゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 43/34 B29C 43/34 4F204 B32B 15/06 B32B 15/06 A 31/20 31/20 E04B 1/98 E04B 1/98 H F16F 15/04 F16F 15/04 A // B29K 21:00 B29L 31:00 Fターム(参考) 2E001 DG01 DG02 GA42 HB01 HE01 3J048 AA01 BA08 BB03 EA38 4F100 AB01A AN00B AT00A BA02 BA08 BA10B BA32 DA11 EJ08 EJ20 EJ42 EJ97 GB07 GB51 JH02 JK07 JK11 4F202 AA45 AD03 AD08 AG03 AG13 AH05 AM32 AM33 CA09 CA27 CB01 CB12 CB17 CB20 CK42 CK81 CK85 CP01 CP04 CQ03 4F203 AA45 AD03 AD08 AG03 AG13 AH05 AM32 AM33 DA11 DB01 DC01 DF15 DJ05 DL11 4F204 AA45 AD03 AD08 AG03 AG13 AH05 AM32 AM33 FA01 FB01 FB12 FF05 FN12 FN17 FQ15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板とゴム板とを交互に積層してなる
    環状の積層ゴム支承体を成型する方法であって、 筒状中間金型内に環状の金属板と環状の未加硫のゴム板
    とを交互に積層配置し、この積層体の中心中空部にピン
    部材を挿入するとともに、前記筒状中間金型の上部およ
    び下部にそれぞれ上部金型および下部金型を嵌合させて
    前記ピン部材を前記筒状中間金型内に同心的に保持した
    後、加熱して前記未加硫のゴム板を金属板と一体に加硫
    接着させる積層ゴム支承体の成型方法において、 前記ピン部材の外周面に前記ゴム板の熱膨張を吸収する
    ゴム逃げ部が設けられていることを特徴とする積層ゴム
    支承体の成型方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の積層ゴムの成型方法にお
    いて、前記ピン部材は、前記各金型より低い熱伝導率を
    有することを特徴とする積層ゴム支承体の成型方法。
  3. 【請求項3】 金属板とゴム板とを交互に積層してなる
    環状の積層ゴム支承体を成型する装置であって、 筒状中間金型と、この筒状中間金型の上部および下部に
    それぞれ嵌合される上部金型および下部金型と、前記上
    部金型および下部金型により前記筒状中間金型内に同心
    的に保持されるピン部材とを備えてなる積層ゴム支承体
    成型装置において、 前記ピン部材の外周面に前記ゴム板の熱膨張を吸収する
    ゴム逃げ部を設けてなることを特徴とする積層ゴム支承
    体成型金型。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の積層ゴム支承体成型装置
    において、 前記ピン部材は、前記各金型より低い熱伝導率を有する
    ことを特徴とする積層ゴム支承体成型装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の積層ゴム支承体
    成型装置において、前記ゴム逃げ部は、長さ方向に伸び
    る複数本の溝からなることを特徴とする積層ゴム支承体
    成型装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の積層ゴム支承体成型装置
    において、前記複数本の溝は、前記ピン部材の外周面の
    周方向にほぼ等間隔で設けられていることを特徴とする
    積層ゴム支承体成型装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか 1項記載の積層
    ゴム支承体成型装置において、前記上部金型および下部
    金型の少なくとも一方に前記ゴム逃げ部に連通する脱気
    溝が設けられていることを特徴とする積層ゴム支承体成
    型装置。
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