JP2000237408A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000237408A
JP2000237408A JP11041158A JP4115899A JP2000237408A JP 2000237408 A JP2000237408 A JP 2000237408A JP 11041158 A JP11041158 A JP 11041158A JP 4115899 A JP4115899 A JP 4115899A JP 2000237408 A JP2000237408 A JP 2000237408A
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JP11041158A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者の当たりに対する期待感や興奮を十分に
喚起することのできる遊技機を提供する。 【解決手段】図柄合わせゲームの実行過程で可変表示手
段30上に出現するリーチ状態には、特定の図柄が停止
すると当たりになる停止候補箇所が複数設定されてお
り、そのいずれかに特定図柄が停止表示すると当たりが
出現するようになっている。図柄合わせゲーム実行手段
110は、今回出現させるリーチ状態に対応する停止候
補箇所であって未だ変動表示中のものが複数残っている
段階でリーチ状態を出現させる。特別価値付与制御手段
130は、これら複数の停止候補箇所のいずれかに特定
図柄が停止表示して当たりが出現すると、特別価値を遊
技者に付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の始動条件の
成立に基づいて予め定めた図柄合わせゲームを実行し、
その実行結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を
付与する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、図柄合わせゲー
ムなどの画面遊技を表示する可変表示手段としての液晶
ディスプレイを備え、始動入賞口に球が入賞したとき液
晶ディスプレイ上で図柄合わせゲームを実行し、その実
行結果として特定図柄が揃ったとき、遊技者に有利な特
別価値を発生させる、いわゆるフィーバ機がある。
【0003】たとえば、液晶ディスプレイの表示画面
を、3×3のマトリクス状に区切り、各表示領域にそれ
ぞれ数字等を表示することでスロットマシンに見立てた
画面遊技を実行するものでは、始動入賞口に球が入賞し
たときマトリクスの縦列方向に連なる3つの表示領域を
単位として各図柄を所定期間に渡ってスクロール表示し
た後、図柄を順次、停止表示する。そして、あと1つ所
定の図柄が揃うと当たりになるリーチ状態を経由して、
横または斜めライン上に同一の数字が揃うと、当たりが
発生し、遊技者に特別価値を付与するようになってい
る。
【0004】また、リーチ状態が当たりになるか否かを
定める最後の図柄を停止させる際には、図柄のスクロー
ル速度を次第に下げて、遊技者の当たりに対する期待感
を喚起するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の遊技
機では、リーチ状態が出現しても、これが当たりに遷移
するためには、このあと、そのリーチ状態を含むライン
上の特定の1箇所に特定図柄が出現する必要がある。そ
のため、たとえリーチ状態が出現しても、それだけでは
遊技者の当たりに対する期待感が十分に喚起されなかっ
た。
【0006】さらに、遊技者の当たりに対する期待感が
最高潮に達するのは、リーチ状態が出現した後、特定図
柄が特定の1箇所に極めて遅いスクロール速度で近づい
てきたときに限られるので、スリルと興奮を長い間に渡
って十分与えることができず、遊技が面白みに欠けると
いう問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、遊技者の当たりに対
する期待感や興奮を十分に喚起することのできる遊技機
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]所定の始動条件の成立に基づいて予め定めた図柄
合わせゲームを実行し、その実行結果が当たりのとき遊
技者に有利な特別価値を付与する遊技機において、任意
の図柄を表示し得る可変表示部を複数備えた可変表示手
段(30)と、前記可変表示手段(30)上で前記図柄
合わせゲームを実行する図柄合わせゲーム実行手段(1
10)と、前記当たりが出現した際に前記特別価値を遊
技者に付与する特別価値付与手段(80、130)とを
備え、前記図柄合わせゲームは、前記可変表示手段(3
0)上で図柄を所定期間に渡って変動表示させた後に各
図柄を順次停止表示させるものであるとともに、少なく
とも前記当たりが出現する場合には特定図柄があと1つ
揃うと前記当たりになるリーチ状態を経由するものであ
り、前記リーチ状態は、これを前記当たりに転じさせる
前記特定図柄の停止候補箇所を複数有するものであり、
前記図柄合わせゲーム実行手段(110)は、今回出現
させるリーチ状態に対応する前記停止候補箇所であって
未だ変動表示中のものが複数残っている段階で前記リー
チ状態を出現させるものであり、前記特別価値付与手段
(80、130)は、前記リーチ状態が出現した時点で
残っていた変動表示中の複数の停止候補箇所のいずれか
に前記特定図柄が停止表示されて前記当たりが出現した
とき、前記特別価値を遊技者に付与するものであること
を特徴とする遊技機。
【0009】[2]前記リーチ状態が出現した段階で残
っている未だ変動表示中の前記停止候補箇所の数を変更
することを特徴とする[1]記載の遊技機。
【0010】[3]前記リーチ状態が出現した段階で残
っている未だ変動表示中の前記停止候補箇所の数を前記
リーチ状態を構成する図柄の種類に応じて変更すること
を特徴とする[2]記載の遊技機。
【0011】[4]前記停止候補箇所の位置を遊技者に
通知することを特徴とする[1]、[2]または[3]
記載の遊技機。
【0012】[5]所定の始動条件の成立に基づいて予
め定めた図柄合わせゲームを実行し、その実行結果が当
たりのとき遊技者に有利な特別価値を付与する遊技機に
おいて、任意の図柄を表示し得る複数の可変表示部を十
字の形に配列した可変表示手段(30)と、前記可変表
示手段(30)上で前記図柄合わせゲームを実行する図
柄合わせゲーム実行手段(110)と、前記当たりが出
現した際に前記特別価値を遊技者に付与する特別価値付
与手段(80、130)とを備え、前記図柄合わせゲー
ム実行手段(110)は、前記図柄合わせゲームの実行
過程であと1つ特定図柄が揃うと当たりになるリーチ状
態を、前記十字の形状を構成する2つのラインのうちの
一方のライン上で図柄をスクロール表示している状態の
下で他方のライン上に存する可変表示部のうち前記十字
の交点に位置するものを除く両脇の可変表示部に図柄を
停止表示させて形成した後、前記スクロール表示を停止
させて前記一方のライン上に図柄を停止表示するもので
あり、前記図柄合わせゲームは、前記リーチ状態が形成
された後に、前記一方のライン上のいずれかの可変表示
部に前記特定図柄が停止表示されたとき前記当たりにな
るものであることを特徴とする遊技機。
【0013】[6]前記一方のライン上に存する可変表
示部のうち前記特定図柄が停止表示された際に前記リー
チ状態と組み合わせて前記当たりになるものの数を変更
することを特徴とする[5]記載の遊技機。
【0014】[7]前記一方のライン上に存する可変表
示部のうち前記特定図柄が停止表示された際に前記リー
チ状態と組み合わせて前記当たりになるものの数を前記
リーチ状態を形成している図柄の種類に応じて変更する
ことを特徴とする[6]記載の遊技機。
【0015】[8]前記一方のライン上でスクロール表
示される図柄の数を変更することを特徴とする[5]、
[6]または[7]記載の遊技機。
【0016】[9]前記一方のライン上でスクロール表
示される図柄の数を前記リーチ状態を形成している図柄
の種類に応じて変更することを特徴とする[8]記載の
遊技機。
【0017】[10]前記十字を構成する横のライン上
に前記リーチ状態を形成し、前記十字を構成する縦のラ
イン上で図柄を上下方向にスクロール表示することを特
徴とする[5]、[6]、[7]、[8]または[9]
記載の遊技機。
【0018】[11]前記十字を構成する縦のライン上
に前記リーチ状態を形成し、前記十字を構成する横のラ
イン上で図柄を左右方向にスクロール表示することを特
徴とする[5]、[6]、[7]、[8]または[9]
記載の遊技機。
【0019】[12]前記十字の形状を構成する各ライ
ンは、前記可変表示部を3個並べたものであることを特
徴とする[5]、[6]、[7]、[8]、[9]、
[10]または[11]記載の遊技機。
【0020】[13]前記特定図柄が停止表示された位
置に応じて前記特別価値の大きさを変更することを特徴
とする[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、
[6]、[7]、[8]、[9]、[10]、[11]
または[12]記載の遊技機。
【0021】前記本発明は次のように作用する。図柄合
わせゲームの実行過程で出現するリーチ状態は、特定図
柄が停止するとこのリーチ状態が当たりになる停止候補
箇所を複数有しており、そのいずれかに特定図柄が停止
表示すると当たりに転じるようになっている。図柄合わ
せゲーム実行手段(110)は、今回出現させるリーチ
状態に対応する停止候補箇所であって未だ図柄の変動表
示中のものが複数残っている段階でリーチ状態を出現さ
せる。
【0022】特別価値付与手段(80、130)は、リ
ーチ状態が出現した時点で残っていた変動表示中の複数
の停止候補箇所のいずれかに特定図柄が停止表示されて
当たりが出現したとき、特別価値を遊技者に付与する。
【0023】このように、特定図柄が複数の停止候補箇
所のうちのいずれかに停止表示すると当たりが出現する
ので、リーチ状態が当たりに転じる可能性の高い印象を
遊技者に与え、遊技者の当たりに対する期待感を十分に
喚起することができる。
【0024】またリーチ状態が出現した段階で残ってい
る未だ変動表示中の停止候補箇所の数を、リーチ状態を
構成する図柄の種類に応じて変更する。たとえばリーチ
状態が「7」の図柄の場合には、停止候補箇所を3箇所
とし、それ以外の図柄の場合には、停止候補箇所を2箇
所にする等である。
【0025】さらにリーチ状態を出現させたとき、当該
リーチ状態に対応する停止候補箇所の位置を遊技者に通
知する。これにより、停止候補箇所が複数存在すること
を遊技者に的確に認識させることができる。特に、上述
のように停止候補箇所の数を変更する場合や、リーチ状
態の出現態様ごとに、対応する停止候補箇所の位置が変
動するような場合には、それらの位置を遊技者に通知す
ることが有効である。
【0026】図柄合わせゲームを、任意の図柄を表示し
得る複数の可変表示部(31〜35)を十字の形に配列
した可変表示手段(30)上で展開するものでは、十字
の形状を構成する2つのラインのうちの一方のライン上
で図柄をスクロール表示している状態の下で他方のライ
ン上に存する可変表示部のうち十字の交点に位置するも
のを除く両脇の可変表示部(31、32)に図柄を停止
表示させてリーチ状態を形成する。
【0027】そして、その後、スクロール表示を停止さ
せて先の一方のライン上に図柄を停止表示し、この一方
のライン上のいずれかの可変表示部(33〜35)に特
定の図柄が停止表示されると他方のライン上に形成され
たリーチ状態と組み合わせて当たりが出現する。
【0028】このように、スクロール中の一方のライン
と交差する他方のライン上にリーチ状態が出現した場合
には、スクロール中のライン上のいずれかの箇所に特定
の図柄が停止すると当たりになるので、リーチ状態が当
たりに転じる可能性の高い印象を遊技者に与え、遊技者
の当たりに対する期待感を十分に喚起することができ
る。さらに、たとえば、スクロール速度を次第に低下さ
せる場合でも、一方のラインのどこかで特定の図柄が停
止すれば当たりになるので、遊技者のスリルと興奮が喚
起された状態をより長く維持することができる。
【0029】なお、この場合でも、スクロール中の一方
のライン上に存する可変表示部(33〜35)のうち特
定の図柄が停止表示された際に他方のライン上のリーチ
状態と組み合わせて当たりになるものの数を、リーチ状
態を形成している図柄の種類に応じて変更するようにし
てもよい。これにより、リーチ状態が当たりに転じ得る
確率が変化した印象を遊技者に与えることができる。
【0030】また、一方のライン上でスクロール表示さ
れる図柄の数に占める特定図柄の比率をリーチ状態を形
成している図柄の種類に応じて変更してもよい。このよ
うにスクロール中の図柄の中で特定図柄の占める割合を
変更することによっても、リーチ状態が当たりに転じる
確率の変化する印象を遊技者に与えることができる。
【0031】もちろん、スクロールさせるものは、十字
の縦ラインであっても横ラインであってもよい。またリ
ーチ状態が当たりに転じた場合であっても、特定の図柄
が停止表示された位置に応じて特別価値の大きさを変更
してもよい。たとえば、十字の中央に特定図柄が停止し
て1つのライン上に同一の図柄が揃った場合とそうでな
い場合とで特別価値の大きさに差を設ける等である。
【0032】なお、遊技機がスロットマシンの場合に
は、コインが挿入されて所定のスタートレバーが操作さ
れることが始動条件となり、特別価値はコインの払い出
し等となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施の形態を説明する。図2に示すように、本発明の
第1の実施の形態にかかる遊技機10は、遊技者がハン
ドル12を回転操作することにより遊技盤面11上に球
を打ち出し、かかる打球の入賞を競い楽しむパチンコ機
である。
【0034】遊技盤面11の略中央部には、任意の図柄
を表示し得る5個の可変表示部31〜35を十字の形状
に配列した可変表示手段30が配置されている。可変表
示手段30は、左右の可変表示部31、32と、縦列に
配置された3つの可変表示部33〜35のうちのいずれ
か1箇所とに同一の図柄が揃うと当たりとなる図柄合わ
せゲームを展開表示するための表示装置である。ここで
は、可変表示手段30としてカラー液晶ディスプレイを
用いている。なおカラー液晶ディスプレイに代えて、モ
ノクロ液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどを用
いてもよい。
【0035】図柄合わせゲームの実行中には、縦列を成
す可変表示部33〜35が連続する1つの表示領域とし
て扱われ、図柄が縦方向にスクロール表示される。そし
て、このスクロール動作が停止すると、縦列を成す可変
表示部33〜35のそれぞれに図柄が停止表示されるよ
うになっている。
【0036】可変表示手段30のすぐ下方には保留玉表
示部50が設けてある。また保留玉表示部50のさらに
下方には、始動入賞口60が配設されている。始動入賞
口60は、可変表示手段30上で展開される図柄合わせ
ゲームの実行権を確保するための入賞口である。始動入
賞口60は、その入賞口を球の入賞確率の高い状態と低
い状態とに切り替えるために開閉する可動片61を具備
している。
【0037】保留玉表示部50は、始動入賞口60への
入賞によって確保された図柄合わせゲームの実行権のう
ち、可変表示手段30上で図柄合わせゲームが未実行に
なっているものの数(保留数)を表示するものである。
保留数は4回が限度であり、それ以上については、実行
権が破棄される。保留玉表示部50は、4つのランプを
有しており、その点灯個数によって現在の保留数を表示
するようになっている。
【0038】始動入賞口60の下方には、大口の可変入
賞口80が配置されている。可変入賞口80は、その入
賞口を球の入賞し難い閉状態と球の入賞容易な開状態と
に切り替えるための開閉板81を有している。また図2
では現れていないが可変入賞口80の内部にはさらにV
入賞口85が設けてある。
【0039】このほか、遊技盤面11上には、各種の入
賞口13や風車14のほか、球を弾くための障害釘15
やアウト口16のほか、打ち出された球を遊技盤面11
の上部に導くためのレール17などが配置されている。
また遊技機10の上部には、電飾等を行うためのランプ
18が取り付けてある。
【0040】さらに遊技機10の正面であって遊技盤面
11の下方には、遊技に供する球を貯留するための前皿
19や、この前皿19から溢れる球を受け止めて貯留す
るための下皿20が設けられている。下皿20の右横に
は、球を遊技盤面11上に打出す発射機構の操作部であ
るハンドル12が設けられている。なお、遊技機10の
各種の動作を制御する制御部100は、遊技盤面11の
裏面等の機体内に取り付けられている。
【0041】図1は、遊技機10の回路構成の概要を示
している。遊技機10は、CPU(中央処理装置)とR
OM(リード・オンリ・メモリ)とRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)とを主要部とした回路から成る制御
部100を備えている。
【0042】制御部100には、各種の周辺装置が接続
されている。このうち始動入賞口60は、球の入賞を検
知する入賞検知スイッチ62と、可動片61を開閉駆動
するためのソレノイド63を有している。入賞検知スイ
ッチ62は、機械的なスイッチのほか、球により光の遮
られたことで入賞を検知する光センサや、球の通過によ
る磁界の変化を検出する磁気センサなど各種のセンサを
用いることができる。
【0043】可変入賞口80(アタッカ)は、開閉板8
1を開閉駆動するソレノイド82と、可変入賞口80へ
の球の入賞を検知する入賞検知スイッチ83と、入賞し
た球の個数を計数する入賞計数機84とを備えている。
可変入賞口80の開閉板81は、可変表示手段30上で
展開される図柄合わせゲームで当たりが出現したとき、
一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時間(2秒ほ
ど)閉じるという開閉動作を所定回数を上限として繰り
返すようになっている。
【0044】なお、開閉板81は、各ラウンドにおいて
前述の一定時間(29秒)が経過する前に、所定の許容
上限個数(ここでは10個)の球が可変入賞口80に入
賞すると、その時点で開閉板81を閉じるようになって
いる。さらに可変入賞口80の内部には、V入賞口85
が設けて有るとともに、このV入賞口85への球の入賞
を検知するV入賞検知スイッチ86を有している。賞球
払出手段90は、賞球の払出を行う機構部分とその制御
回路部分である。
【0045】制御部100は、ROMに格納されたプロ
グラムを実行することにより、遊技機10の各種動作を
統括制御するものであり、図柄合わせゲーム実行手段1
10と、保留管理手段120と、特別価値付与制御手段
130の各機能を実現するものである。
【0046】このうち、保留管理手段120は、始動入
賞口60へ球が入賞したことに基づいて図柄合わせゲー
ムの実行権を所定の回数を上限に確保し保留する機能を
果たす部分である。保留管理手段120は、始動入賞口
60へ球が入賞した時点で、図柄合わせゲームの実行結
果を定めるための無作為抽選を無作為抽選部121によ
って行い、その結果をメモリに保存する機能を有してい
る。
【0047】図柄合わせゲーム実行手段110は、保留
管理手段120によって確保され保留されている図柄合
わせゲームの実行権に基づいて、可変表示手段30上の
各図柄を所定期間に渡って変動させた後、順次、図柄の
変動を停止させる等の機能を果たす部分である。すなわ
ち、保留管理手段120によってメモリに保存された無
作為抽選の結果を読み出し、実行結果がこれに従うよう
に図柄合わせゲームを展開するものである。
【0048】無作為抽選部121の行う無作為抽選の結
果は、当たりと、リーチ外れと、外れの3種類がある。
当たりおよびリーチ外れの場合には、図柄合わせゲーム
の実行過程で、左右の可変表示部31、32に同一の図
柄が停止表示されるリーチ状態が出現する。そして当た
りの場合には、その後、縦列を成す可変表示部33〜3
5のうちのいずれかに左右の可変表示部31、32と同
一の図柄(これを特定図柄とする)が停止表示され、リ
ーチ外れの場合には、縦列を成す可変表示部33〜35
のいずれの箇所にも特定図柄が表示されないように各図
柄が停止表示されるようになっている。
【0049】特別価値付与制御手段130は、図柄合わ
せゲームで当たりが出現した際に特別価値を付与するた
めの各種制御を行うものである。特別価値付与制御手段
130は、可変入賞口80の有する開閉板81の開閉を
制御する開閉制御部131を有しており、可変入賞口8
0を複数回に渡って繰り返し開閉して球の入賞し易い状
態を形成することで特別価値を付与するようになってい
る。実際には、可変入賞口80へ1つの球が入賞するご
とに賞球払出手段90によって10個の球が前皿19に
払い出されるので、特別価値は、賞球として遊技者に付
与されることになる。
【0050】次に作用を説明する。図3は、図柄合わせ
ゲームの実行権が確保される際における動作の流れを示
している。始動入賞口60に球が入賞すると(ステップ
S301;Y)、保留管理手段120は、現時点での保
留数が上限の4回に達しているか否かを判別する(ステ
ップS302)。既に保留数が上限に達しているときは
(ステップS302;Y)、今回の入賞に基づいて図柄
合わせゲームの実行権は確保されない。
【0051】保留数が上限に達していないときは(ステ
ップS302;N)、現時点の保留数に「1」を加算し
て実行権を確保(保留)するとともに(ステップS30
3)、今回確保した実行権に対応して実行される図柄合
わせゲームの実行結果を定めるための無作為抽選を実施
する。そして、その抽選結果をメモリに保存する(ステ
ップS304)。
【0052】図4は、保留されている実行権に基づいて
図柄合わせゲームを実行する際の流れを示している。図
柄合わせゲーム実行手段110は、保留数が0でなけれ
ば(ステップS401;Y)、保留数を「1」だけ減算
し(ステップS402)、メモリに保存してある抽選結
果のうちの1つを読み出す。ここでは、保留管理手段1
20によってメモリに保存された順に、抽選結果を古い
ものから読み出すようになっている。
【0053】図柄合わせゲーム実行手段110は、読み
出した抽選結果に従う実行結果が停止表示されるように
可変表示手段30上で図柄合わせゲームの実行を開始す
る(ステップS403)。すなわち、図5aに示すよう
に、左右の可変表示部31、32では、その領域内で図
柄を変動表示し、縦列を成す可変表示部33〜35で
は、縦方向に図柄が高速度で流れるようにスクロール表
示する。なお図中では、図柄が変動する状態およびスク
ロールする状態を下向き矢印501〜503で示してい
る。
【0054】今回の図柄合わせゲームの実行結果を定め
るための抽選結果として先に読み出したものが、当たり
の場合には(ステップS404;Y)、図柄合わせゲー
ム実行手段110は、所定の変動期間を経た後、図5b
に示すように、左右の可変表示部31、32に同一の図
柄(ここでは「7」の数字図柄)を停止表示させてリー
チ状態を形成する(ステップS405)。
【0055】続いて、図5c〜図5eに示すように、縦
列を成す可変表示部33〜35で行われているスクロー
ル動作の速度を次第に低下させ、各可変表示領域33〜
35のそれぞれに図柄を停止表示させる。このとき、左
右の可変表示部31、32に表示されている図柄と同一
の図柄、すなわちリーチ状態を当たりに転じさせ得る特
定図柄(ここでは「7」の数字図柄)を縦列を成す可変
表示部33〜35のうちのいずれかの箇所に停止表示す
る(ステップS406)。
【0056】こうして当たりが出現すると特別価値付与
制御手段130は、所定回数を限度に可変入賞口80を
繰り返し開閉させて遊技者に有利な状態を形成し、特別
価値を付与する(ステップS407)。
【0057】一方、今回の図柄合わせゲームの実行結果
を定めるための抽選結果として先に読み出したものが、
リーチ外れの場合には(ステップS408;Y)、図5
bに示すようにリーチ状態を形成した後(ステップS4
09)、図5fに示すように、縦列を成す可変表示部3
3〜35のいずれの箇所にも、リーチ状態を当たりに転
じさせる特定図柄が表示されない状態でスクロール動作
を停止させる(ステップS410)。なお、抽選結果が
外れの場合には(ステップS408;N)、リーチ状態
を経由することなく外れの状態が可変表示手段30上に
停止表示される(ステップS411)。
【0058】このように、リーチ状態を当たりに転じさ
せ得る特定図柄が、複数の停止候補箇所(縦列を成す可
変表示部33〜35)のうちのいずれか1箇所に停止表
示されれば、当たりが出現するので、リーチ状態が当た
りに転じる可能性が高い印象を遊技者に与えることがで
き、遊技者の当たりに対する期待感を十分に喚起するこ
とができる。
【0059】さらに、スクロール速度を次第に低下させ
る際に、縦列を成す可変表示部33〜35のどこかに特
定図柄が停止すれば当たりになるので、当たりになる停
止箇所が1箇所だけの場合に比べて遊技者のスリルと興
奮を長い間喚起することができる。
【0060】なお、図6に示すように、横ラインを構成
する可変表示部31、34、32を連続する領域として
扱い、矢印601で示すように横方向に図柄をスクロー
ルさせるようにしてもよい。この場合には、まず、上下
の可変表示部33、35に図柄を停止表示しリーチ状態
を形成し、その後、横のラインを構成する可変表示部3
1、34、32上での図柄のスクロール速度を次第に低
下させて各可変表示部31、34、32に図柄を停止表
示する。
【0061】このとき図6c〜eに示すように、横のラ
インを構成する可変表示部31、34、32のうちのい
ずれかの箇所に、上下の可変表示部33、35と同一の
特定図柄が停止表示されると当たりになる。一方、図6
fのように、特定図柄が横のラインを構成する可変表示
部31、34、32のいずれにも停止表示されない場合
には、外れに終わることになる。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第1の実施の形態では、縦列を成す可変表示
部33〜35あるいは横のラインを構成する可変表示部
31、34、32のように、特定図柄が停止表示される
とリーチ状態が当たりに転じる停止候補箇所の数が固定
的に定められていた。これに対し、第2の実施の形態で
は、停止候補箇所の数をリーチ状態を形成している図柄
の種類に応じて変更するようになっている。
【0063】図7は、リーチ状態を構成する数字と、各
リーチ状態に対応する停止候補箇所を示している。ここ
では、リーチ状態が「7」の数字図柄で出現すると同図
aに示すように、縦列を成す可変表示部33〜35の3
箇所が停止候補箇所になる。また「7」を除く一桁の奇
数である「1、3、5、9」のいずれかの数字によって
リーチ状態が形成された場合には、縦列を成す可変表示
部33〜35のうちの2箇所が停止候補箇所となる。
【0064】すなわち、同図bのように可変表示部3
3、35の2箇所、同図cのように可変表示部34、3
5の2箇所、あるいは同図cのように可変表示部33、
34の2箇所がそれぞれ停止候補箇所になる。
【0065】なお、どの2箇所が停止候補箇所になるか
が、その都度ランダムに変動するようにしてもよいし、
たとえば、リーチ状態を構成する数字と、停止候補箇所
とを対応付けるようにしてもよい。つまり、「3」でリ
ーチ状態が出現すると図7bで示す位置が停止候補箇所
となり、「5」でリーチ状態が出現すると図7cで示す
位置が停止候補箇所になる等を予め定めておいても良
い。
【0066】本例では、リーチ状態が一桁の偶数である
「2、4、6、8」のうちのいずれかの数字で出現した
場合には、図7e〜gに示すように、縦列を成す可変表
示部33〜35のうちのいずれか1箇所だけが停止候補
箇所に選定されるようになっている。なお、停止候補箇
所がどこになるかは、2箇所の場合と同様に、その都
度、無作為に変更してもよいし、出現したリーチ状態を
構成する図柄の種類に対応付けて予め定めてもよい。
【0067】また、このように停止候補箇所の数やその
配置を変動させる場合には、停止候補箇所がどの位置で
あるかを遊技者に通知するとよい。たとえば、停止候補
箇所になっている可変表示部についてだけ、数字図柄の
背景色を変えたり、該当する可変表示部の周縁部分だけ
を点滅させるなどである。
【0068】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。第1、第2の実施の形態で示したものでは、リ
ーチ状態が出現した後に、スクロールされる図柄数は固
定的に定められていた。すなわち、円周面に所定数の図
柄の描かれたリールが回転するような状態を表示し、こ
のリールが1周する間に出現する図柄の数に対する特定
図柄の個数が一定の割合に固定されていた。たとえば、
リールが1周に20個の図柄が描かれ、そのうちの2つ
が特定図柄になっている等である。
【0069】第3の実施の形態では、最後にスクロール
表示されるリールに描かれた図柄のうち特定図柄の占め
る割合が、リーチ状態を構成している図柄の種類に応じ
てダイナミックに変化するようになっている。
【0070】たとえば、「7」の数字でリーチ状態が出
現したとき、5個に1個の割合で特定図柄が存在し、
「7」以外の奇数の場合には、8個に1個の割合で、偶
数でリーチ状態が出現した場合には、12個に1個の割
合で特定図柄が存在するようにする。これにより、第2
の実施の形態の場合と同様に、当たりの出現する確率が
変動するような印象を遊技者に与えることができる。
【0071】以上説明した各実施の形態では、可変表示
手段30は、5個の可変表示部を十字の形状に並べたも
のであったが、十字を構成する可変表示部の数はこれに
限定されるものではなく、たとえば、縦、横の各ライン
を5個を可変表示部で構成してもよい。さらには、複数
の可変表示部を十字の形状に配置しなくてもよい。たと
えば、図8に示すように縦3列横3行のマトリクス状に
可変表示部を配置してもよい。
【0072】この場合、マトリクスの各縦列ごとに図柄
を縦方向にスクロールさせるものとし、このうちの2つ
の縦列のスクロール動作をまず停止させてリーチ状態を
形成する。そして、図8a、図8bに示すように残る1
つの縦列801、802に含まれる3つの可変表示部を
当たりの出現する停止候補箇所にすればよい。もちろ
ん、この場合にも、リーチ状態を構成する図柄に応じて
停止候補箇所の数や配置を変更してもよい。
【0073】さらに、各可変表示部の中で各図柄が変動
表示され、列や行を単位にスクロール表示されない場合
には、図8cに示すように、リーチ状態が出現したと
き、未だ変動表示中の可変表示部のうちの任意の複数箇
所を停止候補箇所811に選択してもよい。このように
停止候補箇所を任意の場所に設定し得る場合には、その
都度、選択される停止候補箇所がどの位置であるかを遊
技者に通知することが望ましい。
【0074】このほか、当たりが出現した際に付与する
特別価値の大きさをリーチ状態および当たり状態を構成
する図柄の種類に応じて変化させてもよい。また、実施
の形態では、リーチ状態を構成した図柄の種類に応じて
停止候補箇所の数や配置を変更したが、図柄の種類に依
存することなく、停止候補箇所の数等を変更してもよ
い。たとえば、ラッキータイム中は、3箇所になり、そ
れ以外は2箇所になる等である。もちろん、特別価値の
大きさはスクロールする図柄の数に示す特定図柄の比率
等についても、必ずしもリーチ状態を構成する図柄の種
類に依存する必要はない。
【0075】なお実施の形態では、遊技機としてパチン
コ機の例を示したが、スロットマシンであってもかまわ
ない。この場合には、コインが挿入されて所定のスター
トレバーが操作されること等が図柄合わせゲームを開始
するための始動条件となり、特別価値はコインの払い出
し等となる。
【0076】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、リーチ
状態が出現した後、これを当たりに転じさせ得る特定の
図柄が複数の停止候補箇所のうちのいずれかに停止表示
されると当たりが出現するので、リーチ状態が当たりに
転じる可能性の高い印象を遊技者に与えることができ、
遊技者の当たりに対する期待感を十分に喚起することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に係る遊技機の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機におい
て図柄合わせゲームの実行権が確保される際の動作を示
す流れ図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機におい
て保留されている実行権に基づいて図柄合わせゲームを
実行する際の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の実行
する図柄合わせゲームの進行状況の一例を示す説明図で
ある。
【図6】図柄が横にスクロールする場合における図柄合
わせゲームの進行状況の一例を示す説明図である。
【図7】リーチ状態を構成する図柄の種類と停止候補箇
所の数と配置の対応関係を示す説明図である。
【図8】マトリクス状に可変表示部を表示した際におけ
る停止候補箇所の出現態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…ハンドル 30…可変表示手段 31〜35…可変表示部 50…保留玉表示手部 60…始動入賞口 80…可変入賞口 90…賞球払出手段 100…制御部 110…図柄合わせゲーム実行手段 120…保留管理手段 121…無作為抽選部 130…特別価値付与制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月16日(2000.2.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】[5]前記特定図柄が停止表示された位置
に応じて前記特別価値の大きさを変更することを特徴と
する[1]、[2]、[3]または[4]記載の遊技
機。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の始動条件の成立に基づいて予め定め
    た図柄合わせゲームを実行し、その実行結果が当たりの
    とき遊技者に有利な特別価値を付与する遊技機におい
    て、 任意の図柄を表示し得る可変表示部を複数備えた可変表
    示手段と、前記可変表示手段上で前記図柄合わせゲーム
    を実行する図柄合わせゲーム実行手段と、前記当たりが
    出現した際に前記特別価値を遊技者に付与する特別価値
    付与手段とを備え、 前記図柄合わせゲームは、前記可変表示手段上で図柄を
    所定期間に渡って変動表示させた後に各図柄を順次停止
    表示させるものであるとともに、少なくとも前記当たり
    が出現する場合には特定図柄があと1つ揃うと前記当た
    りになるリーチ状態を経由するものであり、 前記リーチ状態は、これを前記当たりに転じさせる前記
    特定図柄の停止候補箇所を複数有するものであり、 前記図柄合わせゲーム実行手段は、今回出現させるリー
    チ状態に対応する前記停止候補箇所であって未だ変動表
    示中のものが複数残っている段階で前記リーチ状態を出
    現させるものであり、 前記特別価値付与手段は、前記リーチ状態が出現した時
    点で残っていた変動表示中の複数の停止候補箇所のいず
    れかに前記特定図柄が停止表示されて前記当たりが出現
    したとき、前記特別価値を遊技者に付与するものである
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記リーチ状態が出現した段階で残ってい
    る未だ変動表示中の前記停止候補箇所の数を変更するこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記リーチ状態が出現した段階で残ってい
    る未だ変動表示中の前記停止候補箇所の数を前記リーチ
    状態を構成する図柄の種類に応じて変更することを特徴
    とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記停止候補箇所の位置を遊技者に通知す
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】所定の始動条件の成立に基づいて予め定め
    た図柄合わせゲームを実行し、その実行結果が当たりの
    とき遊技者に有利な特別価値を付与する遊技機におい
    て、 任意の図柄を表示し得る複数の可変表示部を十字の形に
    配列した可変表示手段と、前記可変表示手段上で前記図
    柄合わせゲームを実行する図柄合わせゲーム実行手段
    と、前記当たりが出現した際に前記特別価値を遊技者に
    付与する特別価値付与手段とを備え、 前記図柄合わせゲーム実行手段は、前記図柄合わせゲー
    ムの実行過程であと1つ特定図柄が揃うと当たりになる
    リーチ状態を、前記十字の形状を構成する2つのライン
    のうちの一方のライン上で図柄をスクロール表示してい
    る状態の下で他方のライン上に存する可変表示部のうち
    前記十字の交点に位置するものを除く両脇の可変表示部
    に図柄を停止表示させて形成した後、前記スクロール表
    示を停止させて前記一方のライン上に図柄を停止表示す
    るものであり、 前記図柄合わせゲームは、前記リーチ状態が形成された
    後に、前記一方のライン上のいずれかの可変表示部に前
    記特定図柄が停止表示されたとき前記当たりになるもの
    であることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】前記一方のライン上に存する可変表示部の
    うち前記特定図柄が停止表示された際に前記リーチ状態
    と組み合わせて前記当たりになるものの数を変更するこ
    とを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記一方のライン上に存する可変表示部の
    うち前記特定図柄が停止表示された際に前記リーチ状態
    と組み合わせて前記当たりになるものの数を前記リーチ
    状態を形成している図柄の種類に応じて変更することを
    特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記一方のライン上でスクロール表示され
    る図柄の数を変更することを特徴とする請求項5、6ま
    たは7記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記一方のライン上でスクロール表示され
    る図柄の数を前記リーチ状態を形成している図柄の種類
    に応じて変更することを特徴とする請求項8記載の遊技
    機。
  10. 【請求項10】前記十字を構成する横のライン上に前記
    リーチ状態を形成し、前記十字を構成する縦のライン上
    で図柄を上下方向にスクロール表示することを特徴とす
    る請求項5、6、7、8または9記載の遊技機。
  11. 【請求項11】前記十字を構成する縦のライン上に前記
    リーチ状態を形成し、前記十字を構成する横のライン上
    で図柄を左右方向にスクロール表示することを特徴とす
    る請求項5、6、7、8または9記載の遊技機。
  12. 【請求項12】前記十字の形状を構成する各ラインは、
    前記可変表示部を3個並べたものであることを特徴とす
    る請求項5、6、7、8、9,10または11記載の遊
    技機。
  13. 【請求項13】前記特定図柄が停止表示された位置に応
    じて前記特別価値の大きさを変更することを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1または12記載の遊技機。
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