JP2000237202A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

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JP2000237202A
JP2000237202A JP11048041A JP4804199A JP2000237202A JP 2000237202 A JP2000237202 A JP 2000237202A JP 11048041 A JP11048041 A JP 11048041A JP 4804199 A JP4804199 A JP 4804199A JP 2000237202 A JP2000237202 A JP 2000237202A
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endoscope
section
treatment tool
knife
exposed
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Hiroaki Goto
広明 後藤
Akito Sadamasa
明人 定政
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • A61B2018/144Wire

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、EST(十二指腸乳頭括約筋切除
術)の安全性および操作性の向上を図ることができる内
視鏡用処置具を提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】挿入部3の先端部に露出されたナイフワイ
ヤ6の露出部における先端から5〜15mmの範囲に絶
縁されていない切開部9を設け、この切開部9を除いた
部分に絶縁されている絶縁部10を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡を通して体内
に挿入され、患部の高周波切開を行なう内視鏡用処置具
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡を通して体内に挿入され
る内視鏡用処置具の一種として細長い可撓性のチューブ
等の挿入部の先端部に導電性のナイフワイヤが露出さ
れ、このナイフワイヤに高周波が通電されて患部の切開
が行なわれる構成のものが知られている。この種の内視
鏡用処置具として例えば特開平5−176940号公報
や、特開平4−307055号公報に示されたものがあ
る。
【0003】ここで、特開平5−176940号公報に
は処置具本体が進退自在に挿通される外套シースを設け
られている。そして、外套シースを処置具本体に対して
軸方向に進退移動させることにより、外套シースの外部
に露出されているナイフワイヤの長さを変化させるよう
になっている。
【0004】また、特開平4−307055号公報には
挿入部の先端部に露出されている導電性のナイフワイヤ
の表面に導電性テフロンをコーティングした構成が示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ナイフワイ
ヤを使用して例えばEST(十二指腸乳頭括約筋切除
術)を行う場合には次のような操作が行われる。予め患
者の体内に挿入された内視鏡の挿入部の先端部を乳頭に
近づけた状態にセットした後、この内視鏡の処置具挿通
チャンネルを通して内視鏡用処置具の挿入部が体内に挿
入される。そして、内視鏡の鉗子口を介して内視鏡の外
部側に突出された処置具の挿入部の先端部が経乳頭的に
胆管に挿入される。この状態で、ナイフワイヤに高周波
電流が通電されて乳頭括約筋が切除される。
【0006】また、特開平5−176940号公報の処
置具で上記ESTを行う際、ナイフワイヤに内視鏡の本
体や、乳頭周辺組織が接触している場合には、これを防
ぐ為に内視鏡の映像を見ながら、外套シースを動かす操
作が必要となる。しかしながら、処置具本体のチューブ
の先端が経乳頭的に胆管に挿入されている状態で外套シ
ースを動かす操作を行うことになるので、外套シースを
動かす操作を行う際に処置具本体のチューブが胆管およ
び乳頭から抜けてしまう可能性を高める問題がある。
【0007】また、乳頭部付近の形状で、例えば、憩室
症例等では乳頭部がその周辺組織よりも奥まった位置に
配置されているので、内視鏡の本体がどうしても乳頭に
近づけない場合がある。このような症例では、胆管の走
行方向と、処置具本体のチューブおよびナイフの向きを
合せる為に、長いナイフ長が有利になる場合があるが、
上記特開平5−176940号公報の処置具ではナイフ
ワイヤの手元側で目的部ではない乳頭周辺組織を損傷す
るおそれがある。さらに、この状態では、ナイフワイヤ
が多くの生体組織に接触している為、目的部位での電流
密度が低くなり、乳頭切開が困難となる。
【0008】また、上記特開平5−176940号公報
の処置具では処置具本体のチューブ先端の向きや形状を
操作ワイヤを用いて操作する手段が紹介されている。し
かしながら、上記外套シースの操作や、ナイフワイヤの
操作に加え、処置具本体のチューブ先端の向きを変える
為の操作ワイヤを同時に操作する事は、非常に難しい問
題がある。
【0009】また、特開平4−307055号公報の処
置具ではナイフワイヤの接触組織への付着防止は可能で
あるが、ナイフワイヤを目的部位以外の生体組織に接触
させることを防止することは不可能である。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、EST(十二指腸乳頭括約筋切除術)
の安全性および操作性の向上を図ることができる内視鏡
用処置具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡を通して
体内に挿入される挿入部の先端部に導電性のナイフワイ
ヤが露出され、このナイフワイヤに高周波が通電されて
患部の切開が行なわれる内視鏡用処置具において、上記
挿入部の先端部に露出された上記ナイフワイヤの露出部
における先端から5〜15mmの範囲に絶縁されていな
い切開部を設け、この切開部を除いた部分に絶縁されて
いる絶縁部を設けたことを特徴とする内視鏡用処置具で
ある。そして、ナイフワイヤ露出部における先端側の5
〜15mmの範囲の切開部のみに、切開可能なナイフ機
能を持たせることができるため、ESTにおいて、乳頭
部の厚み分のみを切開部によって切開することができ
る。このとき、ナイフワイヤの露出部における切開部を
除いた絶縁部では接触しても高周波電流が流れないた
め、乳頭部以外のその他の乳頭周辺組織および内視鏡へ
の損傷を極限まで防止することが可能となる。また、ナ
イフの機能を持つ切開部の部分が短く、生体組織に高周
波電流が流れる部分が小さくなるために、電流密度が高
くなり、確実に切開を行うことができるようにしたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A),(B)乃至図5を参照して説明する。本
実施の形態の内視鏡用処置具1には内視鏡2(図5参
照)を通して体内に挿入される細長い挿入部3と、この
挿入部3の基端部に連結された手元側の操作部4とが設
けられている。
【0013】また、処置具1の挿入部3の本体3aは図
2に示すように1つのチューブ内に3つのルーメン5
a,5b,5cを有した3ルーメンチューブによって形
成されている。ここで、3ルーメンチューブ内の3つの
ルーメン、すなわち第1のルーメン5a、第2のルーメ
ン5b、第3のルーメン5cはそれぞれルーメン径(内
径寸法)が異なる大きさに形成されている。
【0014】なお、本実施の形態では第1のルーメン5
aのルーメン径d1と、第2のルーメン5bのルーメン
径d2と、第3のルーメン5cのルーメン径d3とはd
1<d3<d2の関係に設定されている。そして、ルー
メン径が最も小さい第1のルーメン5aには後述する導
電性のナイフワイヤ6が挿通されている。ただし、挿入
部本体3aは上記3ルーメンチューブに限定するもので
はなく、1つ以上のルーメン5を有するチューブであれ
ば良い。
【0015】また、図1(A)に示すように挿入部本体
3aの先端部には基端部側の大径部3a1よりも外径寸
法が小さい細径部3a2が形成されている。なお、挿入
部本体3aの外径寸法は全長で同じ径、もしくはなだら
かなテーパーを有していても構わない。
【0016】さらに、挿入部本体3aにおける細径部3
a2の先端部にはナイフワイヤ6の一部が露出されてい
る。ここで、細径部3a2の先端部には図3に示すよう
に前後に離間して配置された2つのスリット7a,7b
が形成されている。そして、第1のルーメン5a内に挿
通されたナイフワイヤ6の先端部は前後のスリット7
a,7bを通して外部側に露出され、前後のスリット7
a,7b間で挿入部本体3aの外部側に露出されてい
る。
【0017】また、ナイフワイヤ6の先端部には係止具
であるナイフチップ8が接続されている。そして、ナイ
フワイヤ6の先端部はナイフチップ8が前方のスリット
7aを通して第1のルーメン5a内に圧入されて固定さ
れている。なお、ナイフチップ8の固定位置はこれに限
定するものでは無い。
【0018】また、図1(A)に示すように挿入部3の
先端部に露出されたナイフワイヤ6の全長Yの露出部に
は先端から5〜15mmの範囲Xに絶縁されていない切
開部9が形成されている。さらに、ナイフワイヤ6の露
出部における切開部9を除いた部分には絶縁されている
絶縁部10が設けられている。
【0019】この絶縁部10はナイフワイヤ6のワイヤ
素線の外周面に絶縁を目的としたPFAのフッ素系樹脂
のコーティング11が施されて形成されている。なお、
コーティング11は上記フッ素系樹脂に限定するもので
はない。例えば、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、
四フッ化エチレン六フッ化プロピレン樹脂(FEP)、
ポリエチレン、ポリオレフィン、ポリアミド、塩化ビニ
ール、ラテックス、天然ゴム、ポリサルフォン、ポリフ
ェニルサルフォン、ポリエーテルイミド、POM、PE
EK、ポリカーボネイト、ABS等の樹脂や、それらの
合成樹脂材料を用いてもよい。
【0020】そして、このナイフワイヤ6の露出部にお
ける切開部9に高周波が通電されて患部の生体組織の切
開が行なわれるようになっている。なお、ナイフワイヤ
6の露出部における切開部9と絶縁部10のコーティン
グ11との識別が可能な様に、コーティング11に青、
白、緑等の色を付ける構成にしても良い。
【0021】また、ナイフワイヤ6の基端部は挿入部3
内の第1のルーメン5a内を通り、操作部4側に延出さ
れている。図1(B)は本実施の形態の内視鏡用処置具
1の操作部4を示すものである。
【0022】この操作部4には図1(B)に示すように
略棒状の本体12と、この本体12に沿って軸方向にス
ライド可能なスライダ13とが設けられている。さら
に、操作部4の本体12にはスライダ13の移動量を確
認できる指標となる目盛14が表示されている。
【0023】また、スライダ13にはナイフワイヤ6の
基端部が接続されている。そして、このスライダ13を
後端側に引張り操作することにより、ナイフワイヤ6を
牽引することができるようになっている。
【0024】また、図4は挿入部3の基端部と操作部4
との接続方法の一例を示すものである。ここで、操作部
4における挿入部3との連結端部にはオサエ部材15が
設けられている。このオサエ部材15にはシングルルー
メンからなる連結チューブ16が接続されている。
【0025】さらに、挿入部3と操作部4との連結部に
は熱収縮チューブ17が設けられている。そして、熱収
縮チューブ17の内部に挿入部3の本体3a(3ルーメ
ンチューブ)の基端部と連結チューブ16の先端部とが
それぞれ挿入され、突き合わされた状態で、この熱収縮
チューブ17の熱収縮によって両者が接続されている。
なお、熱収縮チューブ17は接着剤付のものでも構わな
い。
【0026】また、挿入部3の基端部における操作部4
との連結部の近傍には、ガイドワイヤコック18、送液
コック19がそれぞれ設けられている。ここで、ガイド
ワイヤコック18は第2のルーメン5bに、送液コック
19は第3のルーメン5cにそれぞれ接続されている。
これらのガイドワイヤコック18および送液コック19
はそれぞれ熱収縮チューブ17によって挿入部3の基端
部に連結されている。
【0027】なお、ガイドワイヤコック18の外周面上
および送液コック19の外周面上には、それぞれの種類
を見分ける事ができる様に、文字もしくはイラストが書
いてあっても良い。
【0028】次に、上記構成の作用について説明する。
図5は本実施の形態の内視鏡用処置具1を使用して例え
ばEST(十二指腸乳頭括約筋切除術)を行っている状
態を示すものである。なお、図5中で、H1は胆管、H
2は膵管である。
【0029】このESTの処置を行う場合には次のよう
な操作が行われる。予め患者の体内に挿入された内視鏡
2の挿入部の先端部を乳頭部H3に近づけた状態にセッ
トした後、この内視鏡2の処置具挿通チャンネルを通し
て内視鏡用処置具1の挿入部3が体内に挿入される。そ
して、内視鏡2の鉗子口を介して内視鏡2の外部側に突
出された処置具1の挿入部3の先端部が経乳頭的に胆管
H1に挿入される。この状態で、ナイフワイヤ6の切開
部9のみに高周波電流が通電されて乳頭括約筋が切除さ
れる。
【0030】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡用処置
具1の挿入部3の先端部に露出されたナイフワイヤ6の
露出部における先端から5〜15mmの範囲に絶縁され
ていない切開部9を設け、この切開部9を除いた部分に
絶縁されている絶縁部10を設けたので、内視鏡用処置
具1を使用してESTの処置を行う場合に挿入部3の先
端部に露出されたナイフワイヤ6の全長Yの露出部のう
ち先端から5〜15mmの範囲Xの切開部9のみに高周
波電流が流れ、ナイフワイヤ6の露出部における切開部
9を除いた部分の絶縁部10には高周波電流が流れない
状態で保持される。そのため、ナイフワイヤ6の露出部
上で、ナイフワイヤ6の露出部の先端から5〜15mm
の範囲Xのみに部分的に切開可能なナイフの機能を持た
せることができるので、ESTにおいて、乳頭部H3の
厚み分のみを切開することができ、その他の乳頭周辺組
織および内視鏡2への損傷を極限まで防止することが可
能となる。したがって、従来のEST困難例に対して
も、安全性かつ確実にESTが可能であり、また、内視
鏡用処置具1の挿入部3の経乳頭的胆管挿入性能の向上
が可能である。
【0031】また、ナイフワイヤ6の露出部の切開部9
のナイフ機能部分は長さが短く、生体組織に接触する部
分が小さくなるために、高周波電流の電流密度が高くな
り、確実に切開を行うことが可能となる。
【0032】また、ナイフワイヤ6の露出部上のコーテ
ィング11の端面を指標にすることにより、容易に内視
鏡用処置具1のナイフワイヤ6の乳頭部H3への挿入深
さを測ることが可能である。
【0033】なお、通常、人の乳頭括約筋の厚さは10
mm前後であり、大切開(乳頭を穴径方向に大きく切
る)や、小切開(乳頭を穴径方向に小さく切る)の切開
方法を考慮しても、ナイフの機能はナイフワイヤ6の露
出部の先端の5〜15mm程度あれば良い。しかしなが
ら、ESTを行う場合には、胆管H1の走行方向とナイ
フワイヤ6の位置を合せる為に、処置具1の挿入部本体
3aの外側に露出されるナイフワイヤ6の露出部の長さ
は20mm〜35mm程度必要となる。
【0034】ここで、ナイフワイヤ6の露出部の長さが
短かい場合には、ナイフワイヤ6を牽引して図5に示す
ように挿入部本体3aの先端部を弓状に湾曲させた場合
の挿入部本体3aの先端部の屈曲がきつく(大きく)な
り、胆管H1との走行方向にそぐわない形状になる。し
かし、ナイフワイヤ6の露出長が長いほど、ナイフワイ
ヤ6の手元側で目的部位以外の生体組織を損傷したり、
内視鏡2に接触し、内視鏡2を損傷させたりする危険性
が増してしまう問題がある。さらに、ナイフワイヤ6の
手元部が目的部位以外の生体組織に接している状態で
は、目的部位での高周波電流の電流密度が低下する為
に、うまく切開できない事も起こりうる。
【0035】そこで、本実施の形態の構成の内視鏡用処
置具1によれば、上記の危険を防ぐことができるので、
安全に確実にESTを行うことができ、特に経験が乏し
いドクターにとっても、安心してESTを行うことがで
きる。
【0036】また、図6乃至図8(A)〜(C)は本発
明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態
は第1の実施の形態(図1(A),(B)乃至図5参
照)の内視鏡用処置具1に組合わせて使用される略ワイ
ヤ状のプリカーブスタイレット(芯金)21を設けたも
のである。このプリカーブスタイレット21には図7に
示すように曲率半径が異なる2つの湾曲(R)部22,
23が設けられている。
【0037】ここで、プリカーブスタイレット21の先
端側には第1の湾曲部22、後端側に第2の湾曲部23
がそれぞれ配置されている。そして、第1の湾曲部22
は半径r1が例えば20±5mm、開き角度θ1が21
0±20゜程度に設定されている。さらに、第2の湾曲
部23は半径r2が例えば60±10mm、開き角度θ
2が120±20゜程度に設定されている。
【0038】さらに、本実施の形態のプリカーブスタイ
レット21には第1の湾曲部22の先端部に湾曲の内方
向に向けて略直角に屈曲された屈曲部24が形成されて
いる。この屈曲部24の長さLは例えば5±1mm程度
に設定されている。また、プリカーブスタイレット21
の外径寸法と、このプリカーブスタイレット21が挿入
される内視鏡用処置具1の挿入部本体3aのルーメン5
の内径寸法との差(隙間)は0.3mm以下程度に設定
されている。なお、本実施の形態のプリカーブスタイレ
ット21はステンレス等の金属材料や樹脂材料で形成さ
れている。
【0039】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の内視鏡用処置具1の使用時には図6に示
すように挿入部本体3aのルーメン5内にプリカーブス
タイレット21が一定時間挿入される。このとき、内視
鏡用処置具1の挿入部本体3aのルーメン5内にプリカ
ーブスタイレット21を一定時間挿入することで、内視
鏡用処置具1の挿入部本体3aにプリカーブスタイレッ
ト21の形状に合わせた曲り癖、すなわちプリカーブス
タイレット21の先端側の第1の湾曲部22および後端
側の第2の湾曲部23のそれぞれの形状に合わせた2つ
の湾曲形状の曲り癖22a,23aをつける事ができ
る。
【0040】このように、本実施の形態では内視鏡用処
置具1の挿入部本体3aに2つの異なった湾曲形状の曲
り癖22a,23aを形成することができるので、図8
(A)〜(C)に示すように内視鏡2の先端から内視鏡
用処置具1の挿入部本体3aを突出させる長さを調節す
ることにより、内視鏡用処置具1の挿入部本体3aの先
端が向く方向および内視鏡用処置具1の挿入部本体3a
の形状を様々に調節することができる。そのため、いろ
いろな形状を持つ乳頭開口部や、胆管形状に適した形に
合わせることが容易である。
【0041】なお、図8(A)〜(C)は、挿入部3よ
りプリカーブスタイレット5を抜いた状態で、本実施の
形態の内視鏡用処置具1を使用してESTを行っている
状態を示すものである。ここで、図8(A)は一般的な
乳頭形状の症例における乳頭部H3への内視鏡用処置具
1の挿入部本体3aのアプローチ方法を示すものであ
る。
【0042】また、図8(B)は乳頭部H3の上部が垂
れ下がっている様な症例における乳頭部H3への内視鏡
用処置具1の挿入部本体3aのアプローチ方法を示す。
さらに、図8(C)は憩室症例等のように内視鏡2が乳
頭部H3に近づけない症例における乳頭部H3への内視
鏡用処置具1の挿入部本体3aのアプローチ方法を示
す。
【0043】そこで、上記構成のものにあっては、特に
熱処理などを必要とせずに内視鏡用処置具1の挿入部本
体3aに容易にプリカーブスタイレット21の第1の湾
曲部22および後端側の第2の湾曲部23のそれぞれの
形状に合わせた2つの湾曲形状の曲り癖22a,23a
をつける事ができる。また、2つの異なった湾曲形状の
曲り癖22a,23aにより内視鏡用処置具1の挿入部
本体3aが内視鏡2から突出させた時の角度および形状
を調節できるため、内視鏡2および内視鏡用処置具1の
挿入部本体3aのアプローチが難しい症例、例えば、乳
頭上部が垂れ下がっている症例や、傍乳頭憩室症例等の
様に乳頭部H3に内視鏡2が近づけない症例等、多くの
症例に対して、乳頭部H3および胆管H1への内視鏡用
処置具1の挿入部本体3aの挿入性能が向上できる。
【0044】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 高周波による患部の切開を目的としたナ
イフワイヤを有する内視鏡用処置具において、ナイフワ
イヤのチューブから露出部の一部が絶縁を目的とした絶
縁部材により、ナイフワイヤ露出部先端から5〜15m
mの範囲を除いて絶縁されている内視鏡用処置具。
【0045】(付記項2) 絶縁部材に絶縁性能の高い
材質によるコーティング、チュービング等を用いた、付
記項1の内視鏡用処置具。
【0046】(付記項3) 絶縁部材にPTFE、PF
A、FEP、ポリイミド等のフッ素系樹脂やその他の樹
脂を用いた、付記項1の内視鏡用処置具。
【0047】(付記項4) 絶縁部材の色にナイフワイ
ヤとの識別が容易な色を用いた、付記項1の内視鏡用処
置具。
【0048】(付記項5) 絶縁部材の色に体腔内生体
色との識別が容易な色を用いた、付記項1の内視鏡用処
置具。
【0049】(付記項6) 絶縁部材の色に、青、白、
緑等を用いた、付記項4、5の内視鏡用処置具。
【0050】(付記項7) 絶縁部材に熱収縮チューブ
構造を用いた、付記項1の内視鏡用処置具。
【0051】(付記項8) 絶縁部の外径がナイフワイ
ヤの外径と同径もしくは近接した径である、付記項1の
内視鏡用処置具。
【0052】(付記項9) 膵胆分野で、特に経乳頭的
に胆管に挿入して使用されるチューブを有した内視鏡用
処置具において、2つのR曲線(第1R/半径:20±
5mm、角度:210±20゜、第2R/半径:60±
10mm、角度:120±20゜)を有した、プリカー
ブスタイレット(芯金)により、チューブに曲り癖を提
供している内視鏡用処置具。
【0053】(付記項10) プリカーブスタイレット
の素材にステンレス、スチール等の金属を用いた、付記
項9の内視鏡用処置具。
【0054】(付記項11) プリカーブスタイレット
に、ニチノール等の形状記憶合金を用いた、付記項9の
内視鏡用処置具。
【0055】(付記項12) プリカーブスタイレット
に、硬質もしくは軟質のプラスチックを用いた、付記項
9の内視鏡用処置具。
【0056】(付記項13) プリカーブスタイレット
の外径と、チューブのプリカーブスタイレット挿入ルー
メン内径の差(隙間)が0.3mm以下の、付記項9の
内視鏡用処置具。
【0057】(付記項1〜13の従来技術) 付記項1
から13に対する従来技術には特開平5−176940
号公報、さらに付記項1から8に対する従来技術には特
開平4−307055号公報がある。
【0058】(付記項1〜13が解決しようとする課
題) 特開平5−176940号公報の問題点は、ナイ
フワイヤにスコープ本体や乳頭周辺組織が接触している
場合、これを防ぐ為に内視鏡の映像を見ながら、外套シ
ースを動かすという操作が必要となる。この操作を行う
場合、チューブ先端は経乳頭的に胆管に挿入されている
状態であるが、その状態で外套シースを動かすことは、
チューブが胆管および乳頭から抜けてしまう可能性を高
めることになる。また、乳頭部付近の形状で、例えば、
憩室症例等では乳頭部がその周辺組織よりも奥まった位
置にあり、スコープ本体がどうしても乳頭に近づけない
場合がある。この様な場合は、胆管の走行と、チューブ
およびナイフの向きを合せる為に、長いナイフ長が有利
になる場合があるが、上記発明ではナイフワイヤの手元
側で目的部ではない乳頭周辺組織を損傷する可能性が高
い。また、この状態では、ナイフワイヤが多くの組織に
接触している為、目的部位での電流密度が低くなり、乳
頭切開が困難となる。
【0059】また、上記発明ではチューブ先端の向きや
形状を操作ワイヤを用いて操作する手段が紹介されてい
るが、上記外套シースの操作、ナイフワイヤの操作に加
え、向きを変える為の操作ワイヤを同時に操作する事
は、非常に難しいことである。
【0060】特開平4−307055号公報の問題点
は、ナイフワイヤの接触組織への付着防止は可能である
が、目的部位以外の接触に対しては防止することは不可
能である。
【0061】(付記項1〜8の目的) 付記項1から8
の目的は、ESTの安全性および操作性の向上である。
【0062】(付記項9〜13の目的) 付記項9から
13の目的は、安価かつ容易な手段で、経乳頭的な胆管
へのシース挿入性を向上させることである。
【0063】(付記項1〜8の作用) 付記項1から8
にかかる作用は、ナイフワイヤ露出部の先端5〜15m
mのみに、ナイフ機能(切開可能)を持たせる事が可能
なため、ESTにおいて、乳頭部の厚み分のみを切開す
ることができ、その他の乳頭周辺組織およびスコープへ
の損傷を極限まで防止することが可能となる。また、ナ
イフ機能部分が短く、組織に接触する部分が小さくなる
ために、電流密度が高くなり、確実に切開を行うことが
可能となる。
【0064】(付記項9〜13の作用) 付記項9から
13にかかる作用は、簡単にチューブにプリカーブスタ
イレット様の形状をつける事ができ、そのチューブの2
つの異なったR形状により、スコープ先端からチューブ
を出す長さを調節することで、チューブ先端の向く方向
および形状を、乳頭部開口および胆管の走行に合わせ
て、容易に調節することができ、胆管へのチューブ挿入
を容易にできることである。
【0065】(付記項1〜13の効果) 本発明による
と、従来のEST困難例に対しても、安全性かつ確実に
ESTが可能であり、また、チューブの経乳頭的胆管挿
入性能の向上が可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば内視鏡を通して体内に挿
入される挿入部の先端部に露出されたナイフワイヤの露
出部における先端から5〜15mmの範囲に絶縁されて
いない切開部を設け、この切開部を除いた部分に絶縁さ
れている絶縁部を設けたので、EST(十二指腸乳頭括
約筋切除術)の安全性および操作性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具の挿入部の先端部を示す側面
図、(B)は内視鏡用処置具の操作部を示す側面図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具における
挿入部のチューブの横断面図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具における
挿入部のチューブの先端部を示す要部の縦断面図。
【図4】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具における
挿入部のチューブと操作部との接続部を説明するための
説明図。
【図5】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具を使用し
てESTを行っている状態を説明するための説明図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態の内視鏡用処置具
における挿入部の先端部の外観を示す側面図。
【図7】 第2の実施の形態の内視鏡用処置具における
プリカーブスタイレットを示す側面図。
【図8】 第2の実施の形態の内視鏡用処置具を使用し
てESTを行っている状態を示すもので、(A)は一般
的な乳頭形状の症例における乳頭部への内視鏡用処置具
のアプローチ方法を示す説明図、(B)は乳頭上部が垂
れ下がっている様な症例における乳頭部への内視鏡用処
置具のアプローチ方法を示す説明図、(C)は憩室症例
等スコープが乳頭に近づけない症例における乳頭部への
内視鏡用処置具のプローチ方法を示す説明図。
【符号の説明】
2 内視鏡 3 挿入部 6 ナイフワイヤ 9 切開部 10 絶縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 AA00 BA00 DA03 DA14 DA18 DA19 DA22 DA56 DA57 EA00 4C060 FF19 GG23 KK06 KK16 4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 GG15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を通して体内に挿入される挿入部
    の先端部に導電性のナイフワイヤが露出され、このナイ
    フワイヤに高周波が通電されて患部の切開が行なわれる
    内視鏡用処置具において、 上記挿入部の先端部に露出された上記ナイフワイヤの露
    出部における先端から5〜15mmの範囲に絶縁されて
    いない切開部を設け、この切開部を除いた部分に絶縁さ
    れている絶縁部を設けたことを特徴とする内視鏡用処置
    具。
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