JP2000237014A - 防曇防汚鏡およびそれを備えた設備 - Google Patents

防曇防汚鏡およびそれを備えた設備

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JP2000237014A
JP2000237014A JP11047140A JP4714099A JP2000237014A JP 2000237014 A JP2000237014 A JP 2000237014A JP 11047140 A JP11047140 A JP 11047140A JP 4714099 A JP4714099 A JP 4714099A JP 2000237014 A JP2000237014 A JP 2000237014A
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water
mirror
antifogging antifouling
acid
antifogging
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JP11047140A
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Hidefumi Fujimoto
英史 藤本
Kaori Morihara
かおり 森原
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面・脱衣室等において、曇り除去に対する
素早い対応が可能で、汚れがつきにくく落しやすい鏡お
よびそれを備えた設備の提供を目的とする。 【解決手段】 使用者の要求に応じて鏡表面に吐水させ
る手段(吐水手段)と、鏡表面を伝い流れた水を受ける
手段(受水手段)とを具備した鏡およびそれを備えた設
備を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に隣接する洗
面所、脱衣室、あるいはトイレや洗面所を兼ね備えた浴
室において好適に使用できる鏡および、それを備えた設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面所・脱衣室は、通常浴室に隣接して
おり、そこに設置された鏡は浴室からの水蒸気の影響に
よって曇る。この曇りを防止するために、主として鏡の
表面を電気加熱して結露を防止させる方法が取られてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鏡の表面を加熱する方
法によれば、鏡が曇り始めてから加熱を始めたのでは遅
いので、一般的には常時加熱しておかなければならず、
エネルギーの無駄が生じていた。また、加熱することに
よって、付着した汚れ(例えば歯磨き粉など)の水分を
とばしてしまい、汚れはすぐに固着してしまっていた。
こうして鏡に固着した汚れは機械的にこすり落とすしか
手がなく、それはとても手間のかかることであった。素
早い対処ができない上に、鏡表面が汚れやすく、その汚
れは落しにくいという不具合があった。また、洗面所、
脱衣室などの鏡は、ほこりや水滴跡が付着しやすく、清
浄に保とうとすると頻繁な拭き掃除が必要であった。鏡
をムラなく奇麗に拭きあげることは、大変労力のいるこ
とであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決すべく、鏡本体と、該鏡表面に吐水させる手段(吐
水手段)と、鏡表面を伝い流れた水を受ける手段(受水
手段)とを具備したことを特徴とする防曇防汚鏡および
それを備えた設備を提供する。吐水手段を具備すること
により、鏡表面に水を流し伝えて曇りを防止することが
可能になる。この方法によれば、曇もりはじめてから鏡
表面に水を流せば、即その効果を発揮しするため、素早
い対処ができる。一度水を流せば、その後しばらくはそ
の効果が持続するためエネルギーの節約にもなる。ま
た、水によって汚れを落すこともできるため、鏡表面の
清浄性を良好に保つことができ、鏡の拭き掃除も不要に
なり、省力化も図れる。排水手段を設けることにより、
鏡表面に流した水を受けることはもとより、鏡の結露時
に鏡直下の備品をぬらしたり、腐食したりする不具合も
避けられる。
【0005】本発明の好ましい態様においては、鏡表面
が親水性を有しているようにする。鏡表面が親水性を有
していれば、水は表面に保持されるため、少量の水で効
率よく水膜を形成でき、しかも長時間防曇効果を発揮す
ることが可能となる。表面に水膜が存在することによっ
て、汚れはつきにくく、落しやすくなり、自己清浄化性
能も発揮できる。また、帯電防止効果によって、ほこり
の付着も防止できる。このように防曇性能の向上ととも
に、鏡表面の清浄性を維持する効果が発揮される。
【0006】本発明の好ましい態様においては、鏡表面
は微細な凹凸構造を有しているようにする。形成される
水膜が厚すぎると反射像はぼやけてしまうが、微細な凹
凸構造によれば、適度な厚みの水膜を形成させることが
できるため、鮮明な反射像を得ることができる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、前記凹
凸構造はケミカルエッチングにより形成する。あるいは
鏡表面に接合される、金属酸化物の1種以上を含有する
凹凸層を形成する。これらの方法によれば、微細な凹凸
構造がえられ、鏡表面は良好な親水性を呈するようにな
るため、鏡の防曇・防汚性が向上する。ケミカルエッチ
ングによれば、さらに、反射防止効果も得られる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、前記凹
凸構造は、凹凸構造を有する鏡表面に、さらに金属酸化
物からなる凹凸層を形成する。凹凸の上にさらに金属酸
化物からなる凹凸を形成することにより、さらに高度な
親水性を発現させることが可能になるため、鏡の防曇・
防汚性はさらに向上する。
【0009】本発明の好ましい態様においては、前記金
属酸化物は、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニ
ア、酸化スズ、酸化亜鉛からなる群より選ばれたものと
する。これらの金属酸化物を使用することにより、耐薬
品性、耐温水性などの耐久性に優れた親水性表面とな
る。
【0010】本発明の好ましい態様においては、吐水手
段は、鏡の上縁部に設けられ、使用者の出水要求に応じ
て作動させるスイッチやセンサーを有す装置であるよう
にする。鏡上縁部に設けることによって、水圧をかける
など特別な装置を必要としないため、装置を簡易にする
ことができる。汚染物を水で流す場合にも、水の流れを
せきとめたり、妨げたりしないため、鏡の清浄化を保つ
ために非常に有効である。また、吐水装置の上部を物置
用の棚と兼用することも可能となる。使用者の要求に応
じて作動させるスイッチやセンサーを設けることによ
り、曇りが生じた時、鏡表面の汚れを取り去りたい時な
ど、時を選ばずいつでも手軽に吐水させることが可能に
なる。
【0011】本発明の好ましい態様においては、受水手
段は鏡下縁部下方に設けられた吸水性部材であるように
する。吸水性部材にすれば、排水用の配管が不要で簡単
に設置ができる。また、室内の意匠を損ねることがな
い。
【0012】本発明の好ましい態様においては、受水手
段は鏡下縁部下方に設けられた樋とこの樋に接続された
排水管とを含むようにする。鏡面に流す水量を気にせず
済むため、防曇目的以外にも掃除の時にも使うなど、多
様な用途に使用することが可能となる。
【0013】本発明の好ましい態様においては、前記樋
は物置用の棚と兼用するようにする。樋の存在感を感じ
させないで設置が可能となる。
【発明の実施の形態】
【0014】本発明における親水性とは、水との接触角
に換算して60°以下、好ましくは40°以下、さらに
好ましくは30°以下の水濡れ性を呈する状態をいう。
水との接触角が60°以下の状態であれば、水をかけた
時に水滴とならずに水膜を形成し、その水膜中に水蒸気
を取り込んで曇りを防止することができる。鏡に親水性
を付与する方法は、公知の方法より選択すれば良く、鏡
表面に直接あるいは間接的に凹凸構造を形成する方法、
親水性を有するポリマー等を被膜する方法、界面活性剤
を塗布する方法などがある。この中では微細な凹凸構造
による親水性鏡が好ましい。親水性によって形成される
水膜が厚すぎると反射像はぼやけてしまうが、微細な凹
凸構造によれば、適度な厚みの水膜を形成させることが
でき、鮮明な反射像を得ることができる。硝子製造時に
溶融スズに接する面に銀引きして製鏡した鏡を使用する
こともできる。この鏡も良好な耐久性と親水性を有して
いる。鏡表面に凹凸構造を形成する方法としては、限定
されるものではなく、鏡表面上に微細な凹凸を有する被
膜を形成する方法、鏡表面をエッチングする方法、成形
型上に微細な凹凸を形成して基材に凹凸を転写する方法
などがある。中では、凹凸を有する被膜を形成する方
法、エッチングする方法が好ましい。親水性の良好な微
細な凹凸が得やすいからである。鏡表面上に凹凸を有す
る被膜を形成する方法としては、ゾル塗布法、CVD
法、スパッタリング、真空蒸着法によって、金属酸化物
の1種以上を含有する層を基材表面に被覆形成すること
が好ましい。これによれば、高度な親水性を呈する所望
の凹凸を容易に形成することができる。ここで、金属酸
化物としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、セリ
ア、イットリア、ボロニア、マグネシア、カルシア、フ
ェライト、ハフニア、酸化チタン、酸化亜鉛、三酸化タ
ングステン、酸化第二鉄、酸化第一銅、酸化第二銅、三
酸化二ビスマス、酸化スズ、酸化ニッケル、酸化コバル
ト、酸化バリウム、酸化ストロンチウム、酸化バナジウ
ム等の単一酸化物や、チタン酸バリウム、ケイ酸カルシ
ウム、水ガラス、アルミノケイ酸塩、リン酸カルシウ
ム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カリウム、チタ
ン酸バリウム、チタン酸カルシウム、アルミノシリケー
ト等の複合酸化物が好適に利用できる。中でも、シリ
カ、アルミナ、ジルコニア、チタニア、酸化スズ、酸化
亜鉛のいずれかを使用することが好ましい。小さく細か
い凹凸を形成するにはシリカ、アルミナがよく、大きな
凹凸を形成するにはジルコニア、チタニア、酸化スズ、
酸化亜鉛が好ましい。ゾル塗布法においては、粒子径、
後述するゾルの性状に関して様々なものが入手可能なシ
リカが好ましい。シリカは最も安価であり、実用性が非
常に高い。鏡表面そのものを凹凸にする方法としては、
サンドブラスト、エッチングなどが挙げられるここでは
ケミカルエッチングが好ましい。ケミカルエッチングと
は、基材を例えば酸、アルカリ、過酸化物の溶液に浸漬
あるいはその溶液を加温した際に発生する蒸気に接触さ
せ、その化学反応によって表面処理を行う方法である。
使用する溶液としては、塩酸、硫酸、硫化アンモニウ
ム、フッ酸、フッ化ホウ素、ケイフッ化水素酸等の水溶
液が挙げられる。以上のようにしてえられた親水性鏡
は、空気中の湿分や湯気が結露しても凝縮水は個々の水
滴を形成することなく、一様な水膜となるため、表面に
は光拡散性の曇りは生じない。
【0015】吐水装置は、鏡の縁に沿って上方、横方
向、下方など、周囲に飛散させることなく鏡表面に吐水
が可能であれば、どこに設置されても良い。吐水方法と
の組合せによって適宜選択が可能である。上方に設置す
れば、水圧をかけずに流すだけですみ、装置も簡易にで
きるため好ましい。横方向に設置する場合、鏡面全体に
むらなく水をかけるためには、両側に設置することが好
ましい。水圧をかけて鏡面を水平方向に水が流れるよう
にしてやれば、片側設置にすることも可能である。下方
に設置する場合には、自動車のフロントガラスを洗浄す
るウォッシャー液のように下から吹き上げるように吐水
させればよい。水が飛散するのを防ぐために鏡の周囲に
は防水枠を設けるようにすることも可能である。
【0016】吐水装置の給水方法は、上水と直結させる
ことでも、貯水槽を設けることでも良い。上水と直結す
る方法によれば、水を補給する手間、水量を確認する手
間などが省ける。貯水槽を設ける方法によれば、貯水槽
の中に入れる水は適宜選択可能となるため、下記する機
能水等を吐水することが可能となる。貯水槽はカートリ
ッジ方式にするなど取り外し可能にすれば、水の補給が
簡単になる。また、カートリッジ式の貯水槽を複数用意
しておけば、前回と異なる水を吐水させる際に水を入れ
替えないで使用することが可能となる。
【0017】吐水装置の吐水部分は、水栓金具のような
普通の吐水口を設けることでも、シャワーのような細
孔、霧状にするノズル、水を広範囲に噴出できるスプレ
ッダーなどを設けることでもよい。細孔、ノズル、スプ
レッダーを設ける方法によれば、少ない水量で鏡表面全
体にすばやく水膜を形成させることができる。
【0018】使用者の出水要求に応じて吐水させる手段
としては、水栓金具のように手動で直接吐水させること
のできるバルブやハンドルを設けたり、自閉式水栓のよ
うに手動で開、一定水量吐水後自動で閉になるようなレ
バーや押しボタンを設けることもできる。手に水や石
鹸、化粧品などがついている時でも、汚れを気にせず、
力も要らない、楽に操作できるパネルスイッチやフット
スイッチ、センサースイッチなどを設けたりすることも
できる。この使用者の出水要求に応じて吐水させる手段
は、単独で設けても良く、その他の手段と併設してもよ
い。専用スイッチを鏡付近に設けておけば、曇りの除去
以外にも、例えば、歯磨きや整髪料が飛び散った時、ほ
こりが気になる時などにも使用でき、スイッチひとつで
汚れを洗い流すことができるので便利である。他のスイ
ッチと連動させることも可能である。鏡の設けられてい
る部屋の照明、換気扇などの器具のスイッチと連動させ
て使用したりすることもできる。照明あるいは換気扇の
スイッチをONにした場合に鏡表面に数秒間水をかける
ようにするのである。鏡の設けられている部屋に入った
時、鏡の前に立った時に吐水装置を作動させることも可
能である。この場合、例えば、人感知センサー、ドア開
閉検出センサーが使用できる。人感知センサーとして
は、例えば、赤外線発光素子と赤外線受光素子を組込む
方法、赤外線のパッシブセンサーを組込む方法、床に重
量センサーを組込む方法が挙げられ、人が鏡の設けられ
ている部屋に入ったこと、鏡の前に立ったことを感知し
て、吐水装置を作動させるのである。ドア開閉検出セン
サーとしては、例えば、ドア本体に磁石、ドア枠側にリ
ードスイッチを取付け、ドアが近づいた時に磁界でリー
ドスイッチをONさせる方法、ドア枠にマイクロスイッ
チを取り付けておいてドアを閉める時にドアでマイクロ
スイッチをONさせる方法が挙げられ、人が鏡の設置さ
れている部屋に入り、ドアを閉めた時に吐水装置を作動
させるのである。
【0019】湿度センサーや結露センサーを設けて、常
に鏡表面に水膜を保持しておくことも可能である。湿度
センサーでは、鏡表面の湿度を検出し、湿度が所定値以
下になった時に、結露センサーでは、鏡表面に結露(水
膜)がなくなったことを検出した時に吐水装置を作動さ
せるようにするのである。湿度センサーとしては、ダン
モア型湿度センサー、熱式湿度センサー、酸化物焼結体
両面にRuO2電極を取付けたセラミックセンサー、空
気の熱伝導や誘導立が空気中の水蒸気含有量によって微
小変化することを用いた湿度センサー、酸化タリウムや
酸化アルミニウムの陽極酸化膜の電気容量が湿度によっ
て変化することを利用した湿度センサーなどが挙げられ
る。結露センサーとしては、リン酸亜鉛の抵抗が結露に
より急激に低下することを利用した結露センサー、吸湿
性樹脂に炭素粉を分散させ吸湿、膨潤により抵抗が急増
することを使用した結露センサーなどが挙げられる。
【0020】作動手段にタイマーを含むことも可能であ
る。タイマーを含むことにより、吐水装置を一定時間だ
け作動させその後自動的に停止させることも、毎日決ま
った時間に作動させることもできる。また、入浴時間帯
や入浴中などには短い間隔で(数分毎に)吐水させるよ
うに設定しておくこともできる。
【0021】吐水手段の配管途中にイオン交換装置や電
気分解装置を含む水生成装置を組込むことも可能であ
る。水生成装置によって、鏡表面の清浄性を保つのに有
効な純水、軟水、酸性水、アルカリ水などの機能水を生
成して吐水させることが可能になる。純水、軟水を使用
すれば、金属イオンに起因する汚染物がつかない。酸性
水、アルカリ水を使用すれば、付着した汚れを効果的に
除去することができる。吐水装置の配管を複数設け、そ
れぞれの配管途中に各種機能水生成装置を組込むことも
できる。これによれば、汚れの付着具合やその時の状況
に応じて最適な水を選択して吐水させることが可能にな
る。
【0022】吐出する水は、上記水生成装置で生成可能
なものの他、親水性鏡に良好な水膜を形成できるもので
あればなんでも良い。例えば、酸を希釈した酸性水、ア
ルカリの水酸化物の他、界面活性剤、市販の洗剤でも良
い。洗剤を使用すれば、付着した汚染物を良好に引き離
し、鏡の親水性を維持できるようになる。界面活性剤を
使用すれば、付着した汚れの除去に加えて親水性鏡表面
の親水化をさらに向上させることができる。貯水槽を設
けることにより、それらの水の使用が可能になる。酸性
水で使用する酸は特に限定されるものではないが、例え
ば、クエン酸、リンゴ酸、酢酸、リン酸、硝酸、硫酸、
塩酸、アミノ酸、ピルビン酸、オキサロ酢酸、イソクエ
ン酸、コハク酸、マレイン酸、マロン酸、アスコルビン
酸、シュウ酸、ピクリン酸、ニトロベンゼン、フェノ−
ル、アジピン酸、フタル酸、フマル酸、ギ酸、グリオキ
シル酸、オキソグルタル酸、ホスホグリセリン酸、アク
リル酸、塩素酸、クロル酢酸、プロピオン酸、吉草酸、
酪酸、ニコチン酸、葉酸、アルキル硫酸、乳酸、リポ
酸、カルボン酸、オロト酸、グルタミン酸、アスパラギ
ン酸、安息香酸、パントテン酸、グロン酸、グルクロン
酸、酒石酸、スルファミン酸、ステアリン酸、アビチエ
ン酸、クロム酸、タンニン酸、フッ酸が利用可能であ
る。アルカリ水で使用するものは特に限定されるもので
はないが、例えば、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、次亜塩素酸ナトリウム等のアルカリ金属、アルカリ
土類金属の水酸化物、アルカリ金属炭酸塩の他にもアン
モニア、アミン等の有機アルカリが利用可能である。界
面活性剤としては、例えば、スルホン酸ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエ−テルアンモニウム塩、スルホ
ン酸ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テルナト
リウム塩、脂肪酸カリセッケン、脂肪酸ナトリウムセッ
ケン、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、アルキル
サルフェ−ト、アルキルエ−テルサルフェ−ト、アルキ
ルサルフェ−トソ−ダ塩、アルキルエ−テルサルフェ−
トソ−ダ塩、ポリオキシエチレンアルキルエ−テルサル
フェ−ト、ポリオキシエチレンアルキルエ−テルサルフ
ェ−トソ−ダ塩、アルキルサルフェ−トTEA塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエ−テルサルフェ−トTEA
塩、2−エチルヘキシルアルキル硫酸エステルナトリウ
ム塩、アシルメチルタウリン酸ナトリウム、ラウロイル
メチルタウリン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル2ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル2ナト
リウム、ポリカルボン酸、オレオイルザルコシン、アミ
ドエ−テルサルフェ−ト、ラウロイルザルコシネ−ト、
スルホFAエステルナトリウム塩等のアニオン性界面活
性剤;ポリオキシエチレンラウリルエ−テル、ポリオキ
シエチレントリデシルエ−テル、ポリオキシエチレンア
セチルエ−テル、ポリオキシエチレンステアリルエ−テ
ル、ポリオキシエチレンオレイルエ−テル、ポリオキシ
エチレンアルキルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエステル、ポリオキシエチレンアルキルフェノ−ルエ
−テル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ−テル、
ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ−テル、ポリオ
キシエチレンラウラ−ト、ポリオキシエチレンステアレ
−ト、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テル、
ポリオキシエチレンオレエ−ト、ソルビタンアルキルエ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステ
ル、ポリエ−テル変性シリコ−ン、ポリエステル変性シ
リコ−ン、ソルビタンラウラ−ト、ソルビタンステアレ
−ト、ソルビタンパルミテ−ト、ソルビタンセスキオレ
エ−ト、ソルビタンオレエ−ト、ポリオキシエチレンソ
ルビタンラウラ−ト、ポリオキシエチレンソルビタンス
テアレ−ト、ポリオキシエチレンソルビタンパルミテ−
ト、ポリオキシエチレンソルビタンオレエ−ト、グリセ
ロ−ルステアレ−ト、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
アルキルアルキロ−ルアミド、ラウリン酸ジエタノ−ル
アミド、オレイン酸ジエタノ−ルアミド、オキシエチレ
ンドデシルアミン、ポリオキシエチレンドデシルアミ
ン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエ
チレンオクタデシルアミン、ポリオキシエチレンアルキ
ルプロピレンジアミン、ポリオキシエチレンオキシプロ
ピレンブロックポリマ−、ポリオキシエチレンステアレ
−ト等のノニオン性界面活性剤;ジメチルアルキルベタ
イン、アルキルグリシン、アミドベタイン、イミダゾリ
ン等の両性界面活性剤;オクタデシルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンジルア
ンモニウムクロライド、テトラデシルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ジオレイルジメチルアンモニ
ウムクロライド、1−ヒドロキシ−2−アルキルイミダ
ゾリン4級塩、アルキルイソキノリニウムブロマイド、
高分子アミン、オクタデシルトリメチルアンモニウムク
ロライド、アルキルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキ
サデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニル
トリメチルアンモニウムクロライド、アルキルイミダゾ
リン4級塩、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライ
ド、オクタデシルアミン酢酸塩、テトラデシルアミン酢
酸塩、アルキルプロピレンジアミン酢酸塩、ジデシルジ
メチルアンモニウムクロライド等のカチオン性界面活性
剤が使用できる。
【0023】吐水装置は、鏡本体の固定具と兼用するこ
とも可能である。鏡の固定具兼用することにより、意匠
的にもすっきりし、また、吐水装置と鏡上部との間に細
かい隙間がなくなるため汚れもつきにくく、ついた汚れ
も落しやすくなり、清掃が楽に行えるようになる。
【0024】吐水装置は、その上部を物置用の棚として
使用することも可能である。スペースの有効利用を図り
ながら、収納部を増やすことができる。また、吐水装置
上部を物置用の棚とすることで、吐水装置の大きさや前
方への張り出しが気にならなくなるという視覚的効果も
えられる。吐水装置上部にガードバーを設けることによ
り、上に置いたものの落下を防ぐことができる。
【0025】受水手段は、スポンジなどの吸水性部材と
しても、樋とそれに接続する配管を設けることでも良
い。吸水部材では、排水用の配管が不要なため、簡単に
設置でき、かつ衛生設備室の意匠をそこなうことがな
い。樋とそれに接続する配管を設けた場合には、水量を
考えないでいくらでも好きなだけ、水を流すことができ
る。洗面台のボウル内に直接排水しても良く、洗面器、
浴槽などの排水管と合流させて排水させることもでき
る。受水手段は、物置用の棚と兼用されることが好まし
い。鏡の下には物置用の棚を設置することが多いため、
壁取り付け部に溝を設けた棚とすることで、樋を設けた
設備の意匠を損ねることがない。
【0026】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、実施の一形態をトイレ、洗面所を兼ね備えた浴室ユ
ニットへ設置した例を示す正面図であり、図2は図1に
示す吐水装置の例を示す側面図である。図1において、
浴室ユニット1の壁面2には、鏡本体11と吐水スイッ
チ13およびその上縁部には吐水装置12が設けられて
いる。吐水装置12は配線16bで制御装置、配線17
で電源と接続されており、吐水スイッチ13からの信号
は配線16aを通して制御装置へと送られ、吐水装置1
2を作動させる。吐水装置は、給水配管3あるいは給湯
配管4の途中に設けた給水管20から給水し、鏡11表
面に水を流すようになっている。そして、鏡表面を伝い
流れた水は、物置用の棚と兼用した排水受け31にたま
り、排水受けの溝32の最下流に設けられた排水管33
を通して洗面器排水管5と合流して、浴室トラップ6に
流される。この時、排水管20は浴室ユニットの意匠を
損ねないためには、壁2裏面を通し、再度浴室ユニット
内の洗面器排水管5と合流させることが好ましい。尚、
鏡の両側には吐水する際に周囲をぬらさないために、防
水用枠18を設けている。図2のように、吐水装置は鏡
本体11aの固定具11bと兼用することも可能であ
る。また、その上部を物置用の棚として使用することも
可能である。鏡の固定具11bと兼用することにより、
意匠的にもすっきりし、吐水装置と鏡上部との間に細か
い隙間がなくなるため汚れもつきにくく、ついた汚れも
落しやすくなり、清掃が楽に行えるようになる。吐水装
置上部を物置用の棚とすることで、スペースの有効利用
を図りながら、収納部を増やすことができる。また、吐
水装置の大きさや前方への張り出しが気にならなくなる
という視覚的効果もえられる。吐水装置上部にガードバ
ー19を設けることにより、上に置いたものの落下を防
ぐことができる。
【0027】図3は、実施の一形態を洗面化粧台に設置
した例を示す正面図である。吐水装置12は照明カバー
8内の灯具9下部に設けられている。この洗面化粧台に
おいては、鏡左右の収納部が防水用枠18を兼ねて、周
囲へ水が飛散しない様にされている。排水受け31は鏡
枠下部の張り出し部分の鏡直下に排水溝32を設けたも
ので、物置用の棚も兼用したものある。吐水装置は、給
水配管3あるいは給湯配管4の途中に設けた給水管20
から給水し、鏡11表面に水を流し、鏡を伝い流れた水
は、排水溝32の最下流に接続された排水管33は、化
粧台裏面を通り、洗面器排水管5に合流して排水され
る。
【0028】図4は、実施の形態に挙げた各機能を制御
する制御装置とその接続関係を示す図である。制御装置
14は、タイマーを有しており、鏡11表面に設けられ
た湿度センサー/結露センサー、吐水スイッチ、人感知
センサー、ドア開閉検出センサー、器具スイッチをそれ
ぞれ接続されている。これらのセンサーおよびスイッチ
が、あらかじめ設定しておいた出水要求を感知した場合
には、その信号が制御装置14に送られ、この信号を受
けると吐水装置12を作動させるようにする。信号を受
けた時にはタイマーによって一定時間吐水装置を作動さ
せるようにする。
【0029】図5は、吐水装置内に水生成装置、貯水槽
を組込んだ場合の構成例である。吐水装置12内には、
貯水槽と水生成装置を組み込み、水道水に加え、水生成
装置で生成された水(生成水)、貯水槽内の水をそれぞ
れ吐水させることが可能なようになっている。水道水
は、給水管20上の第1分岐管21より下流に設置され
た給水弁25が開放された時に鏡11表面に吐水され
る。生成水は、給水管20から分岐させた第1分岐管2
1の最下流に水生成装置を組み込み、第1分岐管途上の
分岐管給水弁26が開になった時に水生成装置は作動
し、第2分岐管22を通して給水管20に再度合流して
鏡11表面に吐水される。貯水槽内の水は、給水管20
とは別に設けた支管23の最上流に設置された貯水槽か
ら、支管上の通水弁が開放された時に給水管20に合流
して鏡11表面に吐水される。各配管上に設けられた給
水弁25、分岐管給水弁26、通水弁27の開閉はすべ
て制御装置14にて行われ、スイッチあるいはセンサー
からの検出信号によって開閉の指示がなされ、吐水装置
12が作動するのである。
【0030】図6は、吐水装置に着脱可能な貯水槽を備
えた例を示す側面図であり、図7は、図6に示す貯水槽
の例を示す斜視図である。吐水装置には、図7のように
着脱可能なカートリッジ型貯水槽12bを備えるように
することも可能である。吐水装置は散水部を含む貯水槽
受け部12aと着脱可能なカートリッジ型貯水槽12b
からなり、水生成装置では生成できない水、例えば鏡の
洗浄に用いる洗剤の類を貯水槽に入れて吐水させること
ができる。スイッチ一つで洗剤塗布、すすぎまで行うこ
とができ、鏡の清掃が大変手軽に行える。給水時にはカ
ートリッジ型貯水槽12bを貯水槽受け部から取り外
し、キャップ12cを開けて行う。給水後はキャップを
閉めて逆さにし、貯水槽受け部にセットする。貯水槽受
け部にセットしてはじめて、キャップ中央にある弁が開
き、装置からの吐水が可能となる。
【0031】
【実施例】実施例1 20cm×30cmの普通の鏡を試料1として準備し
た。同サイズの鏡にケイフッ化水素酸溶液を用いてケミ
カルエッチングを行い、表面に微細な凹凸を形成し、試
料2を得た。CVD法により、20cm×30cmの鏡
表面に酸化スズをコーティングし、試料3を得た。さら
に試料3の表面にシリカゾルをコーティングし、試料4
を得た。また、試料3を用いて耐温水性・耐アルカリ性
評価を行い、それぞれ試料5・6とした。試料5,6は
耐温水性、耐アルカリ性の評価においていずれも外観に
異常は認められなかったことをあらかじめ確認した。耐
温水性は95℃の温水に12時間浸漬した後、耐アルカ
リ性は5%NaOHに12時間浸漬した後、外観の異常
の有無を目視にて確認する方法で行った。試料1〜6に
ついて、水との接触角を測定した後、防曇性、防汚性、
反射像の鮮明度について、10人のモニターに下記4段
階で評価をしてもらった。尚、水との接触角は、水との
接触角は接触角測定器(協和界面科学製、CA−X15
0)を用い、マイクロシリンジから試料表面に水を滴下
して30秒後に測定した。結果を下表に示す。 防曇性:湿度100%の雰囲気下に放置し、水をかけて
曇りが防止できるか。 3点: 全面曇りが除去できた。 2点: 曇りの除去できない部分があるが気にならない 1点: 曇りの除去できない部分があり、気にはなるが
我慢できる範囲である。 0点: 曇りの除去できない部分があり、我慢できな
い。 防汚性:汚れ(歯磨き粉)をとばした後に水をかけ
て、汚れが落ちるか。 3点: 汚れはきれいに落ちた。 2点: 汚れは少し残ったが、かなり落ちた。 1点: 汚れは少し落ちた。 0点: 汚れは落ちていない(水をかける前と変わらな
い)。 反射像の鮮明度: 水をかけた時、鮮明な反射像が
得られたか。 3点: ぼやけることなく鮮明な反射像が得られる。 2点: 一部ぼやけるが使用に問題はない。 1点: 全体的にぼやけるが何とか使用できる(我慢で
きる)。 0点: 反射像はぼやけて使えない(我慢できない)。
【0032】
【表1】
【0033】表1からわかるように、普通の鏡でも水を
かければ、曇り、汚れとも除去でき、防曇・防汚性がえ
られる。ケミカルエッチングによる凹凸を有する鏡、C
VD法により酸化スズの凹凸層を設けた鏡、酸化スズの
凹凸上にシリカゾルで更に細かい凹凸を設けた鏡では、
普通の鏡より格段に防曇性・防汚性・反射像の鮮明度が
向上する。耐温水・アルカリ評価後の酸化スズの凹凸に
よる鏡は、各評価も下がっていないことから、温水・ア
ルカリによって外観だけでなく性能も変化していないこ
とがわかった。このことから、耐久性のよい、防曇性・
防汚性がえられることが確認できた。
【0034】
【発明の効果】洗面・脱衣室等において、素曇り除去に
対する早い対応が可能で、汚れがつきにくく落しやすい
鏡およびそれを備えた設備の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様を浴室ユニットへ設置した例
を示す正面図である。
【図2】 図1に示す吐水装置の例を示す側面図であ
る。
【図3】 本発明の一態様を洗面化粧台へ設置した例を
示す正面図である。
【図4】 実施の形態に挙げた各機能と制御装置との接
続関係を示す図である。
【図5】 吐水装置内に水生成装置、貯水槽を組込んだ
場合の構成例である。
【図6】 吐水装置に着脱可能な貯水槽を備えた例を示
す側面図である。
【図7】 図6に示す貯水槽の例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 :浴室ユニット 2 :壁 3 :給水配管 4 :給湯配管 5 :洗面器排水管 6 :浴室トラ
ップ 7 :洗面化粧台 8 :照明カバ
ー 9 :灯具 11 :鏡 12 :吐水装
置 12a:貯水槽受け部 12b:カート
リッジ型貯水槽 12c:貯水槽キャップ 13 :吐水スイッチ 14 :制御装
置 16a:配線(スイッチ→制御装置) 16b:配線
(制御装置→吐水装置) 17 :電源コード 18 :防水枠 19 :ガードバー 20 :給水管 21 :第1分
岐管 22 :第2分岐管 23 :支管 25 :給水弁 26 :分岐管
給水弁 27 :通水弁 31 :排水受け 32 :排水溝 33 :排水管

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡本体と、該鏡表面に吐水させる手段
    (吐水手段)と、鏡表面を伝い流れた水を受ける手段
    (受水手段)とを具備したことを特徴とする防曇防汚
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記鏡は、表面が親水性を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の防曇防汚鏡。
  3. 【請求項3】 前記表面は、微細な凹凸構造を有してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の防曇防汚鏡。
  4. 【請求項4】 前記凹凸構造は、ケミカルエッチングに
    より形成したものであることを特徴とする請求項3に記
    載の防曇防汚鏡。
  5. 【請求項5】 前記凹凸構造は、鏡表面に接合される、
    金属酸化物の1種以上を含有する凹凸層であることを特
    徴とする請求項3に記載の防曇防汚鏡。
  6. 【請求項6】 前記凹凸構造は、凹凸構造を有する鏡表
    面に、さらに金属酸化物からなる凹凸層を形成したもの
    であることを特徴とする請求項3に記載の防曇防汚鏡。
  7. 【請求項7】 前記金属酸化物は、シリカ、アルミナ、
    ジルコニア、チタニア、酸化スズ、酸化亜鉛からなる群
    より選ばれたものであることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の防曇防汚鏡。
  8. 【請求項8】 前記吐水手段は、鏡上縁部に設けられ、
    使用者の出水要求に応じて作動させるスイッチあるいは
    センサーを有す吐水装置であることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか一項に記載の防曇防汚鏡。
  9. 【請求項9】 前記受水手段は鏡下縁部下方に設けられ
    た吸水性部材であることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか一項に記載の防曇防汚鏡。
  10. 【請求項10】 前記受水手段は鏡下縁部下方に設けら
    れた樋と、この樋に接続された排水管とを含むことを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の防曇防汚
    鏡。
  11. 【請求項11】 前記樋は、物置用の棚と兼用したこと
    を特徴とする請求項10に記載の防曇防汚鏡。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載
    の防曇防汚鏡を備えた設備。
  13. 【請求項13】 前記設備は浴室ユニットあるいは洗面
    化粧台であることを特徴とする請求項12に記載の防曇
    防汚鏡を備えた設備。
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