JP2000236357A - 情報処理装置およびその処理方法 - Google Patents

情報処理装置およびその処理方法

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JP2000236357A
JP2000236357A JP11037713A JP3771399A JP2000236357A JP 2000236357 A JP2000236357 A JP 2000236357A JP 11037713 A JP11037713 A JP 11037713A JP 3771399 A JP3771399 A JP 3771399A JP 2000236357 A JP2000236357 A JP 2000236357A
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Nobuyuki Tsukada
伸幸 塚田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの処理速度を大幅に低下させることな
く構成の簡略化、装置の小型化、低コスト化を図るこ
と。 【解決手段】 受信したデータのチャネル識別データを
検知して、該識別結果に基づいて受信バッファを選択
し、特定の論理チャネルのデータのみを第1の受信バッ
ファ203に保持し、特定の論理チャネルを除く複数の
論理チャネルのデータを混在して第2の受信バッファ2
04に保持し、各受信バッファ203,204からデー
タを読み出して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の論理チャネ
ルのデータ通信を行う情報処理装置および情報処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の論理チャネルでデータ通信
を行う多重論理チャネル通信は、多数の端末とホスト装
置とが接続されるLAN等で広く用いられている。
【0003】しかし、近年のパーソナルコンピュータの
機能向上、特に、ネットワーク機能の向上に伴い、パー
ソナルコンピュータのみならず、パーソナルコンピュー
タに接続される周辺機器、特にプリンタといった記録装
置に対しても、多重論理チャネル通信機能が求められて
いる。
【0004】例えば、パーソナルコンピュータとプリン
タとの接続に広く用いられているインターフェース上で
運用されることを想定した、各種の多重論理チャネル通
信プロトコルが提唱されている。
【0005】このような多重論理チャネルの通信プロト
コルの利点は、各チャネルの通信があたかも物理的に独
立しているように行われ、あるチャネルの通信が、他チ
ャネルの通信の妨げにならないようにできる点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】多重論理チャネルの通
信プロトコルの多くは、送信側がデータパケット(一塊
のデータ)の先頭に“チャネルの識別データ”を付け、
受信側がこれを識別して各論理チャネル毎にデータ処理
を行う構成になっている。
【0007】例えば、データ処理装置の1つである印字
装置が、ホスト装置との通信に多重論理チャネルの通信
プロトコルを使用し、“印字データ”、“装置制御デー
タ”、“通信制御データ”のデータをそれぞれ別の論理
チャネルに分けて通信するような構成を考えるものとす
る。
【0008】この場合、印字装置側が受信したデータを
共通の受信バッファに全て格納する構成をとっている
と、他チャネルに比べて非常に通信量が多く、データ処
理にも時間を要する“印字データ”によって、前記受信
バッファは直ぐに一杯になってしまう。その結果、“装
置制御データ”、“通信制御データ”に対するデータ処
理が“印字データ”よりも優先して処理する必要がある
場合でも、これを優先して処理することが妨げられてし
まう。
【0009】そこで、これを解決するための従来の方法
として、図4に示すようなデータ処理装置がある。
【0010】このデータ処理装置には、各論理チャネル
毎に論理的に独立した受信バッファ404,405,4
06が設けられている。まず、データ受信部401から
受信した各データの論理チャネルをチャネル識別部40
2により識別する。その識別結果に応じて、バッファ書
き込み部403は、データを格納する受信バッファ40
4,405,406を選択し、各論理チャネル用の受信
バッファ404,405,406にそれぞれ別に格納す
る。そして、データ処理装置407において、予め定め
られた優先度にしたがって、受信バッファ404,40
5,406にそれぞれ対応した各データ処理部408,
409,410によってデータの処理を行う。
【0011】このような構成をとれば、前記“印字デー
タ”のように他に比べて非常に通信量が多いチャネルの
データによって、より優先度の高いチャネルの通信が妨
げられるようなこと防ぐことができる。
【0012】しかし、図4のような構成では、非常に通
信量が少ないチャネルのデータに対しても、専用の受信
バッファおよびバッファの構築に必要なアドレス制御、
データ格納残量の監視手段等を各論理チャンネル毎に設
けなければならず、装置の大型化、コストアップを引き
起こしてしまう。これに伴ない、通信量が少ないチャネ
ルを多数使用する場合には、特に、パフォーマンスが悪
くなってしまう。
【0013】そこで、本発明の目的は、データの処理速
度を大幅に低下させることなく構成の簡略化を図り、ひ
いては装置の小型化、低コスト化を図ることが可能な情
報処理装置および情報処理方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、多重論理チャ
ネルのデータを通信する機能を有する装置であって、前
記多重論理チャネルのデータを通信によって受信する受
信手段と、前記受信したデータの多重論理チャネルが、
特定の論理チャネルか、又は、当該特定の論理チャネル
以外の論理チャネルかを識別するチャネル識別手段と、
前記特定の論理チャネルと識別された場合は、当該特定
の論理チャネルに対応したデータのみを記憶する第1の
記憶手段と、前記特定の論理チャネル以外の論理チャネ
ルと識別された場合は、当該特定の論理チャネル以外の
論理チャネルに対応したデータを複数混在して記憶する
第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段および前記第2
の記憶手段からデータを読出し、当該第1の記憶手段に
記憶された前記データのみに対応した第1の処理と、当
該第2の記憶手段に記憶された前記複数混在したデータ
に対応した第2の処理とを実行するデータ処理手段とを
具えることによって、情報処理装置を構成する。
【0015】また、本発明は、多重論理チャネルのデー
タを処理する情報処理方法であって、前記多重論理チャ
ネルのデータを受信する工程と、前記受信したデータの
多重論理チャネルが、特定の論理チャネルか、又は、当
該特定の論理チャネル以外の論理チャネルかを識別する
工程と、前記特定の論理チャネルと識別された場合は、
当該特定の論理チャネルに対応したデータのみを第1の
記憶手段に記憶する工程と、前記特定の論理チャネル以
外の論理チャネルと識別された場合は、当該特定の論理
チャネル以外の論理チャネルに対応したデータを複数混
在させて第2の記憶手段に記憶する工程と、前記第1の
記憶手段および前記第2の記憶手段からデータを読出
し、当該第1の記憶手段に記憶された前記データのみに
対応した第1の処理と、当該第2の記憶手段に記憶され
た前記複数混在したデータに対応した第2の処理とを実
行するデータ処理工程とを具えることによって、情報処
理方法を提供する。
【0016】また、本発明は、コンピュータによって、
多重論理チャネルのデータの処理を制御するためのプロ
グラムを記録した媒体であって、該制御プログラムはコ
ンピュータに、前記多重論理チャネルのデータを受信さ
せ、前記受信させたデータの多重論理チャネルが、特定
の論理チャネルか、又は、当該特定の論理チャネル以外
の論理チャネルかを識別させ、前記特定の論理チャネル
と識別させた場合は、当該特定の論理チャネルに対応し
たデータのみを第1の記憶手段に記憶させ、前記特定の
論理チャネル以外の論理チャネルと識別させた場合は、
当該特定の論理チャネル以外の論理チャネルに対応した
データを複数混在させて第2の記憶手段に記憶させ、前
記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段からデータ
を読出させ、当該第1の記憶手段に記憶させた前記デー
タのみに対応した第1の処理と、当該第2の記憶手段に
記憶させた前記複数混在したデータに対応した第2の処
理とを実行させることによって、データ処理プログラム
を記録した媒体を提供する。
【0017】ここで、前記特定の論理チャネルに対応し
たデータは、多重論理チャネルのデータ通信プロトコル
で定められたチャネル識別データを除いたデータであ
り、前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルに対応
したデータは、前記チャネル識別データを含むデータと
することができる。
【0018】前記データ処理手段は、前記第2の記憶手
段に記憶された前記複数混在したデータに対応した第2
の処理を、前記第1の記憶手段に記憶された前記データ
のみに対応した第1の処理よりも優先して実行すること
ができる。
【0019】前記第2の処理は、前記第2の記憶手段に
記憶された前記複数混在したデータのチャネル識別デー
タを識別する手段と、前記識別結果に応じて、前記デー
タを処理する手段とを含むことができる。
【0020】前記データ処理手段は、記録装置からな
り、前記第1の記憶手段に記憶されるデータは、該記録
装置により処理される記録用データとすることができ
る。
【0021】前記第1の記憶手段および前記第2の記憶
手段は、受信バッファにより構成することができる。
【0022】前記受信手段は、IEEE1284.4通
信プロトコルに準拠して、前記多重論理チャネルのデー
タの通信を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0024】(概要)まず、本発明の概要について説明
する。
【0025】本発明は、多重論理チャネルのデータ通信
機能を有する情報処理装置において、多重論理チャネル
のプロトコルに準じた通信を行うデータ受信部と、受信
したデータのチャネル識別データを検知して、論理チャ
ネルを識別するチャネル識別部と、該チャネル識別部の
識別結果に基づき受信バッファを選択してデータを記録
するバッファ書き込み部と、第1の論理チャネルのデー
タのみを保持する第1の受信バッファと、前記第1の論
理チャネルを除く複数の論理チャネルのデータを混在し
て保持する第2の受信バッファとを備えたことを特徴と
するものである。
【0026】この場合、第1の論理チャネルに対応した
データを、多重論理チャネルのデータ通信プロトコルで
定められたチャネル識別データを除いたデータとし、該
第1の論理チャネル以外の論理チャネルに対応したデー
タを、前記チャネル識別データを含むデータとすること
ができる。
【0027】また、前記第2の受信バッファに保持され
た複数混在したデータに対応したデータ処理を、前記第
1の受信バッファに保持されたデータのみに対応したデ
ータ処理よりも優先して行うことができる。
【0028】(具体例)以下、具体的な例を挙げて説明
する。
【0029】図1は、本発明に適用可能な例を示すもの
であり、情報処理装置としての印字装置2の構成例を示
すものである。
【0030】201は、ホスト装置1からのデータを受
信するデータ受信部である。このデータ受信部201
は、例えば、ホスト装置1としてのパーソナルコンピュ
ータと印字装置2としてのプリンタとの通信において広
く用いられているインターフェースであるIEEE P
1284上で運用されることを想定した、IEEE P
1284.4(1998年4月13日,ドラフト1.7
0発行)なる多重論理チャネル通信プロトコルに準拠し
て、多重論理チャネルのデータの通信を行うことができ
る。
【0031】202は、受信したデータの論理チャネル
を識別し、所定の受信バッファに書き込む多重論理チャ
ネル制御部である。
【0032】203は、チャネル1のデータを格納する
受信バッファ1である。
【0033】204は、チャネル2およびチャネル3の
データを混在して格納する受信バッファ2である。
【0034】205は、CRモータドライバであり、C
Rモータ209を回転させる。
【0035】206は、各チャネルのデータに対するデ
ータ処理を行うデータ処理部である。
【0036】207は、印字媒体(図示せず)に印字を
行う手段としての記録ヘッド208を制御する印字制御
部である。
【0037】210は、印字媒体を駆動させるためのL
Fモータ211を回転させるためのLFモータである。
【0038】このような印字装置において、ホスト装置
1から多重論理チャネルのデータデータが送られてくる
と、まず、そのデータは、データ受信部201で受信さ
れる。そして、多重論理チャネル制御部202によっ
て、受信したデータの論理チャネルを識別した後、その
論理チャネルの識別結果に応じて、所定の受信バッファ
203,204にデータを保持する。例えば、受信バッ
ファ203には特定の論理チャネルのデータのみを保持
し、受信バッファ204にはその特定の論理チャネルを
除く複数の論理チャネルのデータを混在して保持する。
ここでの特定の論理チャネルとは、例えば、プリントデ
ータのような他のデータとは種類が異なるデータを示す
論理チャネルのことをいう。
【0039】そして、これら受信バッファ203,20
4に保持されたデータは、データ処理部206により各
々読み出され、データ処理が行われる。このデータ処理
後、CRモータドライバ205,LFモータドライバ2
10,印字制御部207に所定の制御信号を同期して送
り出し、これに応じて、CRモータ209,LFモータ
211,記録ヘッド208を駆動させることによって、
印字媒体への印字を行っていくことができる。
【0040】次に、印字装置2内部の構成を詳細に説明
する。
【0041】図2は、多重論理チャネル制御部202、
受信バッファ203,204、データ処理部206の構
成を示す。
【0042】以下、本装置の受信データの処理について
説明する。
【0043】まず、ホスト装置1は、多重論理チャネル
のプロトコルであるIEEE1284.4通信プロトコ
ルに従って、ここでは、3つの論理チャネル1,2,3
を使用してデータを送信してくる。この場合、論理チャ
ネル1からは、印字媒体への印字内容を示す“印字デー
タ”が送信され、論理チャネル2からは、ホスト装置1
と印字装置2との間の通信自体を制御するための“通信
制御データ”が送信され、論理チャネル3からは、印字
装置2の直接印字に関係しない動作や状態等を設定する
“装置制御データ”が送信される。
【0044】この場合、“印字データ”は、他に比べて
データ量が多く、通信の大半を占めるものであり、装置
でのデータ処理に大きな時間を要するデータである。本
例では、この印字データが、前述した特定の論理チャネ
ルに対応したデータとなる。
【0045】一方“通信制御データ”、“装置制御デー
タ”は、データ量が大変少なく、データ処理にも時間が
かからないが、印字データに対する処理よりも優先して
処理を行う必要があるものである。
【0046】そして、印字装置2において、ホスト装置
1から送られてきた上述したような多重論理チャネルの
データは、通信プロトコルに従ってデータ受信部201
によって受信される。
【0047】チャネル識別部102は、その受信したデ
ータの先頭に付加されている“チャネル識別データ”を
検知する。これにより、バッファ書き込み部103は、
その識別結果に基づき、論理チャネル1のデータであっ
た場合には、データから‘チャネル識別データ”を取り
除いて、受信バッファ104に格納していく。
【0048】また、論理チャネル2の通信制御データ、
又は、論理チャネル3の装置制御データであった場合に
は、“チャネル識別データ”をデータの先頭に付加した
状態のままで、受信バッファ105に混在してデータを
格納していく。
【0049】データ処理部206では、図3に示すフロ
ーチャートに基づいて以下の処理を行う。
【0050】まず、受信バッファ204に“通信制御デ
ータ”、および、“装置制御データ”が格納されている
のを検知(ステップS301)すると、優先的にこれら
のデータを読み出していく。
【0051】そして、チャネル識別処理部107におい
て、そのデータが論理チャネル2からの通信制御データ
であるのか、論理チャネル3からの装置制御データであ
るのかを識別する(ステップS302)。
【0052】識別結果により論理チャネル2であった場
合には、通信制御データ処理部109によって通信制御
データの処理を行う(ステップS305)。また、識別
結果により論理チャネル3であった場合には、装置制御
データ処理部110によって装置制御データの処理を行
う(ステップS304)。
【0053】一方、ステップS301において、受信バ
ッファ204にデータが格納されていない場合には、ス
テップS306に進む。
【0054】そして、受信バッファ203に印字データ
が格納されていた場合には、この印字データを読み出
し、チャネル識別処理をすることなく、印字データ処理
部108によって印字データの処理を行う(ステップS
307)。
【0055】上述したように、本例では、通信量が少な
い論理チャネルのデータ(論理チャネル2の通信制御デ
ータ、論理チャネル3の装置制御データ)は、複数論理
チャネルをまとめて受信バッファ204に格納して、2
度チャネルの識別を行うのに対して、通信量が多い論理
チャネルの印字データは専用の受信バッファ203に単
独で格納して、1度だけしかチャネルの識別を行わない
ようにする。
【0056】これにより、全体的なデータ処理速度をあ
まり低減させず、しかも、チャネル毎に受信バッファ
(付随する受信バッファのアドレス管理や、残許容量管
理手段も含む)を設けなくてよいので、装置の簡略化、
小型化、低コスト化を実現できる。
【0057】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0058】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0059】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0060】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信したデータのチャネル識別データを検知して、該識
別結果に基づき受信バッファを選択し、特定の論理チャ
ネルのデータのみを第1の受信バッファに保持し、前記
特定の論理チャネルを除く複数の論理チャネルのデータ
を混在して第2の受信バッファに保持し、各受信バッフ
ァからデータを読み出して処理するようにしたので、デ
ータの処理速度を大きく落とすことなく、装置を簡略化
でき、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の詳細な内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明に係るデータ処理を説明するフローチャ
ートである。
【図4】従来の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
102 チャネル識別部 103 バッファ書き込み部 107 チャネル識別処理部 108 印字データ処理部 109 通信制御データ処理部 110 装置制御データ処理部 201 データ受信部 202 多重論理チャネル制御部 203 受信バッファ1 204 受信バッファ2 205 CRモータドライバ 206 データ処理部 207 印字制御部 208 記録ヘッド 209 CRモータ 210 LFモータドライバ 211 LFモータ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重論理チャネルのデータを通信する機
    能を有する装置であって、 前記多重論理チャネルのデータを通信によって受信する
    受信手段と、 前記受信したデータの多重論理チャネルが、特定の論理
    チャネルか、又は、当該特定の論理チャネル以外の論理
    チャネルかを識別するチャネル識別手段と、 前記特定の論理チャネルと識別された場合は、当該特定
    の論理チャネルに対応したデータのみを記憶する第1の
    記憶手段と、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルと識別され
    た場合は、当該特定の論理チャネル以外の論理チャネル
    に対応したデータを複数混在して記憶する第2の記憶手
    段と、 前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段からデー
    タを読出し、当該第1の記憶手段に記憶された前記デー
    タのみに対応した第1の処理と、当該第2の記憶手段に
    記憶された前記複数混在したデータに対応した第2の処
    理とを実行するデータ処理手段とを具えたことを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の論理チャネルに対応したデー
    タは、多重論理チャネルのデータ通信プロトコルで定め
    られたチャネル識別データを除いたデータであり、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルに対応した
    データは、前記チャネル識別データを含むデータである
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ処理手段は、 前記第2の記憶手段に記憶された前記複数混在したデー
    タに対応した第2の処理を、前記第1の記憶手段に記憶
    された前記データのみに対応した第1の処理よりも優先
    して実行することを特徴とする請求項1又は2記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理は、 前記第2の記憶手段に記憶された前記複数混在したデー
    タのチャネル識別データを識別する手段と、 前記識別結果に応じて、前記データを処理する手段とを
    含むことを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記データ処理手段は、記録装置からな
    り、 前記第1の記憶手段に記憶されるデータは、当該記録装
    置により処理される記録用データであることを特徴とす
    る1ないし4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記憶手段および前記第2の記
    憶手段は、受信バッファにより構成されることを特徴と
    する1ないし5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記受信手段は、IEEE1284.4
    通信プロトコルに準拠して、前記多重論理チャネルのデ
    ータの通信を行うことを特徴とする1ないし6のいずれ
    かに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 多重論理チャネルのデータを処理する情
    報処理方法であって、 前記多重論理チャネルのデータを受信する工程と、 前記受信したデータの多重論理チャネルが、特定の論理
    チャネルか、又は、当該特定の論理チャネル以外の論理
    チャネルかを識別する工程と、 前記特定の論理チャネルと識別された場合は、当該特定
    の論理チャネルに対応したデータのみを第1の記憶手段
    に記憶する工程と、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルと識別され
    た場合は、当該特定の論理チャネル以外の論理チャネル
    に対応したデータを複数混在させて第2の記憶手段に記
    憶する工程と、 前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段からデー
    タを読出し、当該第1の記憶手段に記憶された前記デー
    タのみに対応した第1の処理と、当該第2の記憶手段に
    記憶された前記複数混在したデータに対応した第2の処
    理とを実行するデータ処理工程とを具えたことを特徴と
    する情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記特定の論理チャネルに対応したデー
    タは、多重論理チャネルのデータ通信プロトコルで定め
    られたチャネル識別データを除いたデータであり、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルに対応した
    データは、前記チャネル識別データを含むデータである
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記データ処理工程は、 前記第2の記憶手段に記憶された前記複数混在したデー
    タに対応した第2の処理を、前記第1の記憶手段に記憶
    された前記データのみに対応した第1の処理よりも優先
    して実行することを特徴とする請求項8又は9記載の情
    報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の処理は、 前記第2の記憶手段に記憶された前記複数混在したデー
    タのチャネル識別データを識別する工程と、 前記識別結果に応じて、前記データを処理する工程とを
    含むことを特徴とする請求項9又は10記載の情報処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記データ処理手段は、記録装置から
    なり、 前記第1の記憶手段に記憶されるデータは、前記データ
    処理工程により記録される記録用データであることを特
    徴とする8ないし11のいずれかに記載の情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記多重論理チャネルのデータは、I
    EEE1284.4通信プロトコルに準拠して通信され
    ることを特徴とする8ないし12のいずれかに記載の情
    報処理方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータによって、多重論理チャ
    ネルのデータの処理を制御するためのプログラムを記録
    した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記多重論理チャネルのデータを受信させ、 前記受信させたデータの多重論理チャネルが、特定の論
    理チャネルか、又は、当該特定の論理チャネル以外の論
    理チャネルかを識別させ、 前記特定の論理チャネルと識別させた場合は、当該特定
    の論理チャネルに対応したデータのみを第1の記憶手段
    に記憶させ、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルと識別させ
    た場合は、当該特定の論理チャネル以外の論理チャネル
    に対応したデータを複数混在させて第2の記憶手段に記
    憶させ、 前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段からデー
    タを読出させ、当該第1の記憶手段に記憶させた前記デ
    ータのみに対応した第1の処理と、当該第2の記憶手段
    に記憶させた前記複数混在したデータに対応した第2の
    処理とを実行させることを特徴とするデータ処理プログ
    ラムを記録した媒体。
  15. 【請求項15】 前記特定の論理チャネルに対応したデ
    ータは、多重論理チャネルのデータ通信プロトコルで定
    められたチャネル識別データを除いたデータであり、 前記特定の論理チャネル以外の論理チャネルに対応した
    データは、前記チャネル識別データを含むデータである
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ処理プログラ
    ムを記録した媒体。
  16. 【請求項16】 前記第2の記憶手段に記憶させた前記
    複数混在したデータに対応した第2の処理を、前記第1
    の記憶手段に記憶させた前記データのみに対応した第1
    の処理よりも優先して実行させることを特徴とする請求
    項14又は15記載のデータ処理プログラムを記録した
    媒体。
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