JP2002127508A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2002127508A
JP2002127508A JP2000319925A JP2000319925A JP2002127508A JP 2002127508 A JP2002127508 A JP 2002127508A JP 2000319925 A JP2000319925 A JP 2000319925A JP 2000319925 A JP2000319925 A JP 2000319925A JP 2002127508 A JP2002127508 A JP 2002127508A
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JP2000319925A
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English (en)
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Kazunari Shishido
一成 宍戸
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なバッファ処理を実行することによっ
てRAM容量をより小さくすることができる印刷装置を
提供する。 【解決手段】 ホストから受信した印刷情報やコマンド
を一時的に格納する受信バッファ105と、ホストへ送
信するステータス情報の一時的な格納のためと、ホスト
から受信したコマンドを一時的に格納するための共有バ
ッファ408とを設け、印刷装置の異常な状態によって
受信バッファ105からの読み出しが中断した場合に
は、共有バッファ408からホストから受信したコマン
ドを読み出して記録制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に関し、特
に、ホストとの双方向通信が可能な印刷装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に印刷装置は、ホストからのコマン
ドや印刷データをインタフェース(I/F)を介して受
け取り印刷を行う。このとき、印刷装置はこれらのデー
タを受信するためのバッファを設け、ある程度の量の情
報をそのバッファにプールしながら印刷処理を行う。こ
のためホストが印刷装置を用いて直ちに実行したい事象
が発生した場合は、バッファを介した通常の処理ではそ
の要求に応じられないない場合が発生する。
【0003】このような場合、ホストは通常の送信に用
いる通信経路とは別の経路を用いて印刷装置に対するコ
マンドの送信経路を確保する。一方、印刷装置はこの場
合に備えて、緊急通信用の別のバッファを予め設けてお
く。
【0004】さて、ホストと印刷装置との間で双方向通
信が可能なインタフェース(I/F)が用いられる場合
には、印刷装置の現在の状態を印刷装置からホストに通
知したり、或は、ホストに特定のコマンドやデータを送
信することでホストに印刷装置の状態を取得するよう促
す。このような場合にも印刷装置は、ホストへの情報送
信のためにバッファを確保すると効率良く送信を行うこ
とができる。
【0005】従って、従来の印刷装置には装置内に備え
られたRAMに、上記の目的のためにある程度の領域を
有するバッファを設ける必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、バッファを割り当てるためにRAMのある程度
の領域を占有するので、RAM全体の容量が大きくなり
装置の製造コストに悪い影響を与えるという問題があっ
た。
【0007】また、印刷装置側としても効率的なバッフ
ァ処理のため、ホストから送信されたコマンドが現在ど
こまで処理されているか確認できることが望まれてい
た。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、効率的なバッファ処理を実行することによってRA
M容量をより小さくすることができる印刷装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷装置は、以下のような構成からなる。
【0010】即ち、ホストとの双方向通信が可能な印刷
装置であって、前記ホストから受信した印刷情報やコマ
ンドを一時的に格納する第1のバッファ手段と、前記ホ
ストへ送信するステータス情報を一時的に格納したり、
前記ホストから受信したコマンドを一時的に格納する第
2のバッファ手段と、前記印刷装置の異常な状態によっ
て前記第1のバッファ手段からの読み出しが中断した場
合には、前記第2のバッファ手段から前記ホストから受
信したコマンドを読み出して記録制御を行う制御手段
と、前記受信した印刷情報に基づいて記録媒体に画像を
記録する記録手段とを有することを特徴とする印刷装置
を備える。
【0011】さらに、前記印刷装置の状態変化を前記ホ
ストに通知する通知手段を有することが望ましい。
【0012】ここで、ホストが所定の期間、印刷装置の
状態変化についての詳細情報を取得するための動作を起
こさなかった場合には、その通知を解除すると良いし、
ホストが取得しなかった印刷装置の状態変化についての
詳細情報は、次回の前記ホストへ送信することができる
ように必要な情報を保持すると良い。
【0013】また、ホストに送信すべき印刷装置の状態
変化についての詳細情報の項目は、そのホストからの指
示によって設定されることが好ましい。この場合、その
設定はホストから再設定可能であるとさらに好ましい。
【0014】さて、第1のバッファ手段は、先に受信さ
れ格納した印刷情報やコマンドから順々に読み出される
バッファ構造をしていることが好ましい。
【0015】なお、双方向通信はIEEE1284に準
拠したプロトコルで実行されることを前提としている。
【0016】さらにまた、ホストから所定のコマンドを
受信した場合には、その所定のコマンドに対する処理完
了の旨をホストへ自動的に送信するようにすることが好
ましい。これによって、バッファの処理状況がホストか
ら確認できる。
【0017】前記記録手段は、電子写真方式或はインク
ジェット方式に従って記録媒体に画像を記録するプリン
タを含む。
【0018】以上の構成により本発明は、ホストから受
信した印刷情報やコマンドを一時的に格納する第1のバ
ッファ手段を備える以外に、ホストへ送信するステータ
ス情報の一時的な格納のためと、ホストから受信したコ
マンドを一時的に格納するために共有される第2のバッ
ファ手段とを設け、印刷装置の異常な状態によって第1
のバッファ手段からの読み出しが中断した場合には、第
2のバッファ手段からホストから受信したコマンドを読
み出して記録制御を行うよう動作する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0020】ここで説明する代表的な実施形態におい
て、ホストコンピュータ(以下、“ホスト”という)と
印刷装置との間の通信は、IEEE1284Nibbl
eモードという双方向パラレルインタフェース(I/
F)による用いることとする。
【0021】[第1実施形態]図1はホストと印刷装置
の間で授受される情報と印刷装置の構成を示すブロック
図である。
【0022】図1(a)に示すように、ホスト101は
印刷装置102に対してコマンド103を送信し(以
下、ホスト101→印刷装置102への送信方向を“フ
ォワード方向”とする)、印刷装置102はホスト10
1に対してステータス104の送信する(以下、印刷装
置102→ホスト101への送信方向を“リバース方
向”とする)。
【0023】印刷装置102は、通常は、図1(b)に
示すように、ホスト101から送信されるコマンド10
3を一旦、受信バッファ105に保留し、解析部106
でコマンドの処理を行い、プリンタエンジン107で印
刷を行う。通常はこれらのデータは、送信された順番に
直ちに処理されていく。即ち、受信バッファ105はF
IFO方式のバッファである。
【0024】しかしながら、印刷装置102に記録用紙
ジャムやインク或はトナーなしなどの異常な事態が発生
した場合は、印刷装置は受信バッファ105からの処理
を中断する。
【0025】このような場合、図2に示すように受信バ
ッファ105から解析部106へのデータの流れが止
る。このため、受信バッファ105には未処理受信デー
タが溜まった状態になる。この状態で、ホスト101が
印刷装置102に何らかの指示を与える場合、図1
(b)に示したような通常の経路では、未処理受信デー
タが全て受信バッファ105から読み出されて処理され
ない限り、ホスト101からの如何なる指示も印刷装置
102は処理することができないので、別のデータ処理
経路を確保する必要がある。
【0026】従って、ホスト101は送信経路の切り替
えを指示し、図1(b)と図2に示すように、印刷装置
102に備えられた受信バッファ110に対してコマン
ド送信を行う。また、通常のバッファ処理では処理が間
に合わない場合も受信バッファ110を用いて迅速に処
理を行う事ができる。
【0027】一方、解析部106は受信バッファ105
からの読み出しを中止した場合には、受信バッファ11
0を検索し、そこにデータがあればこれを読み出して処
理する。このようにして、受信バッファ110→解析部
106と至る処理経路が確保される。
【0028】さらにリバース方向の送信のために、印刷
装置は印刷装置の状態を信号化するステータス作成部1
09を備え、作成されたステータス104はリバース用
送信バッファ108を経由してホストへ転送される。
【0029】なお、この実施形態におけるプリンタエン
ジン107は電子写真方式に従って画像形成を行う所謂
レーザビームプリンタでも良いし、インクジェット方式
に従う記録ヘッドを用い、記録媒体にインクを吐出して
画像形成を行うインクジェットプリンタでも良い。ま
た、これらの方式の他に熱転写方式や昇華型方式に従う
プリンタを用いても良い。
【0030】また、この実施形態の場合、受信バッファ
105、110、及び、リバース用送信バッファ108
はRAMで構成されている。
【0031】図3は、データ処理経路を切り替える際の
ホストと印刷装置との間の通信を示すタイムチャートで
ある。
【0032】IEEE1284Nibbleモードのプ
ロトコルは当業者には公知の技術なので、図3に示すタ
イムチャートの詳細な説明は省略するが、図3に示すタ
イムチャートによれば、ホストからコマンド(“Comman
d”)が印刷装置に転送されたときには、印刷装置側の
状態がビジー(“Peripheral Busy status”)になって
おり、ホストから印刷装置に転送されたコマンドがすぐ
には処理できない状態となっている。
【0033】従って、このような状態にあるとき、この
実施形態によれば、そのコマンドを即時的に処理するた
めに、受信バッファ105→解析部106と至る処理経
路の他に受信バッファ110を設け、別のデータ処理経
路(受信バッファ110→解析部106)を確保するこ
とによって、そのコマンドを処理することができるの
で、ホストが印刷装置にすぐに処理を望むような場合に
も、印刷装置のデータ処理状態によらず、対応すること
が可能になる。
【0034】[第2実施形態]第1実施形態では、“フ
ォワード方向”の送信に関して、2つのバッファを備え
た構成であったが、この実施形態ではバッファを共通化
する構成について説明する。
【0035】図4はこの実施形態に従う印刷装置の構成
を示すブロック図である。なお、図4において、図1に
示したのと同じ構成要素には同じ参照番号を付し、その
説明を省略する。
【0036】特に、図4(b)に示す構成によれば、図
1に示したリバース用送信バッファ108と受信バッフ
ァ110とを共通化し、共有バッファ408を備えるよ
うにしている。従って、共有バッファ408は、フォワ
ード方向とリバーズ方向の双方向の通信のためのバッフ
ァとなる。なお、共有バッファ408はRAMで構成さ
れている。
【0037】次に、図5に示すフローチャートと図6に
示すタイムチャートとを参照して共有バッファ408の
制御について説明する。
【0038】まずステップS500ではホストは印刷装
置へ印刷データを送信する。次に、ステップS501で
は印刷装置に紙が無くなる等の状態変化が発生したかど
うかを調べる。ここで、異常がなければ処理はステップ
S502に進み、印刷データの送信が終了したかどうか
を調べる。そして、ステップS502において送信終了
ではないと判断されれば処理はステップS500に戻
り、送信終了を判断されれば処理を終了する。
【0039】さて、ステップS501において何かの異
常を検知すれば処理はステップS503に進み、印刷装
置はFault信号(図6の“nDataAvail信号”)をア
クティブ(ローにする)にし、ホストへ印刷装置の状態
に変化が発生したことを知らせる。 これに応じて、処
理はステップS504において、ホストはFault信
号がアクティブになったことを検知して印刷データの送
信を中断する。
【0040】その後、処理はステップS505におい
て、ホストは印刷装置にステータスを送信する様指示す
る(図6の“HostBusy信号”がローになる)と、ステッ
プS506において、印刷装置は状態の変化があった項
目のステータスをホストに送信する(図6の“nDataAva
il信号”において、Databit0からDatabit4が送信に用い
られる)。
【0041】この実施形態では、ステータスの送信項目
はホストから設定を行う。
【0042】図7は印刷装置が異なるホストに接続され
た場合のステータスの設定とその返却の様子を示す図で
ある。
【0043】この設定がなされた後の最初のステータス
送信時は、設定されたすべての項目の情報を返却する。
これによりホストはステータスの返却項目が正しく設定
されていることを認識することができる。従って、印刷
装置はその後は変化した項目のみを返却すればよい。例
えば、印刷装置にリセット動作が発生して、ホストから
設定された返却するステータス項目の設定がクリアされ
てしまう場合がある。この場合はクリアされたという情
報をホストに返却する。ホストはこの情報をトリガーに
してステータスの設定項目を再設定することができる。
【0044】ステータスの返却情報は現在の最新情報を
返却する。ただし必要ならば、項目によって履歴を含め
て返却しても良い。この場合は最後に送信した情報が現
在の情報として認識される。
【0045】ホストが返却項目の設定を行うのはホスト
のOS環境、ドライバの違いにより必要なステータス項
目が異なるからである。図7に示すように、ホストAと
ホストBとでは印刷装置に対して設定するステータスの
送信項目が異なる。例えば、ホストAは用紙サイズにつ
いてのステータスの要求はないが、ホストBにはそれが
ある。印刷装置はこのような設定項目に従ってステータ
スを作成するため、それ以外の変化に対しては、印刷装
置は接続されたホストに対してステータスの送信は行わ
ない。このようにして無駄な情報の送信をしないで済む
ようになる。
【0046】なお、現在までの状況において、共有バッ
ファ408はリバース方向への送信用としてのみ用いら
れている。
【0047】このようにして、ホストは印刷中の印刷装
置の状態に変化が発生した場合のステータス取得が可能
である。
【0048】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、ステータス取得後のホストの記録制御動作について
説明する。
【0049】まず、ステップS1001において、ホス
トは印刷装置のステータスを取得し、その後ステップS
1002において、印刷装置の状況をホストのディスプ
レイ画面などに表示し使用者に通知する。
【0050】その後、ステップS1003ではその取得
ステータスを調べる。ここで、印刷の続行が可能である
と判断されれば、処理はステップS1006に進み、引
き続き印刷を行う。これに対して、印刷装置にエラー等
が発生していると判断された場合は、処理はステップS
1004に進み、エラー状態の復旧のみを実行するか、
或は、受信バッファ105に溜まっているデータを破棄
し印刷を中止する等の指示を共有バッファ408へ送信
する。この時、共有バッファ408は、フォワード方向
の第二のバッファとして使用される。
【0051】その後、処理はステップS1005に進
み、印刷が続行可能であるかどうかを調べる。ここで、
印刷可能であると判断されれば処理はステップS100
6に進んで印刷を続けるが、印刷続行が不可能であると
判断されれば処理はステップS1007に進み印刷を終
了させる。
【0052】さて、以上説明した一連の処理の流れにお
いては、基本的にホストからのステータスの要求と、ホ
ストから共有バッファ405への送信とは同時に発生し
ない。このため、アクセス競合が発生せず、これらの2
つの用途のために1つのバッファを共有することが可能
となるのである。
【0053】仮にホストが共有バッファ405へのコマ
ンド送信後、直ちにステータスを要求した場合は、ステ
ータス要求時に“nDataAvail信号”を利用し、ステータ
スデータが作成されていない事をホストに通知し、ホス
トでのステータスの受信をWaitさせる事ができる。
逆にステータス要求の後、印刷装置から必要なすべての
ステータスの返却が完了しないうちに、ホストから共有
バッファ405へコマンドの送信が行われた場合は、未
送信のステータス項目のフラグのみを保持し、共有バッ
ファ405の内容はクリアし、フォワード方向のコマン
ド受信を優先させる。なお、未送信の情報についてはそ
のフラグのみを保持することにより新たに、リバース方
向への送信の要求があった場合に再度送信を行うよう配
慮する。
【0054】以上のことにより、ホストのフォワード方
向の送信、リバース方向の送信の動作に従ってバッファ
を1つ保有することにより双方向の通信の対応が可能と
なる。
【0055】従って以上説明した実施形態に従えば、リ
バース方向の送信ためのバッファをフォワード方向の送
信のためのバッファと共有することにより、バッファの
効率的な利用が可能となる。
【0056】なお、ホストは印刷装置におけるバッファ
処理の状況を確認したい場合がある。このような要求に
対処するため、この実施形態では、所定のコマンドを印
刷装置が処理した場合はその処理完了の旨をステータス
を用いてホストへ返却するように双方向通信のプロトコ
ルを取り決めることによりホストは処理を確認したい場
所にこのコマンドを入れることによって印刷装置のバッ
ファの進行状況を確認するようにしている。
【0057】また、Fault信号がアクティブの状態
でホストにステータスの送信を行った場合において、印
刷装置がエラー、オフライン以外の状態で、特に新たに
ステータスをホストに返却する情報が無い場合は、図9
に示すように、Fault信号をステータス返却完了後
に元に戻す。
【0058】なお、印刷装置のステータス取得は、ホス
トが常時印刷装置の状態を監視するようにしても可能で
あるが、印刷装置からホストに対して特に返却するステ
ータスが無い場合は図10に示すように、ホストが印刷
装置からのデータを受信可能になっても(“HostBusy信
号”がローになる)、“nDataAvail信号”がローになら
ず、リバースアイドルフェーズ(図10における“Nibb
le Mode Reverse IdlePhase”)が長く無駄な面があ
る。このために、上述したように、印刷装置からの状態
変化の通知をホストが検知した時点で、ホストから印刷
装置にステータスを送信する様指示する方が望ましい。
【0059】なお、通常の印刷動作においてFault
信号は印刷装置にエラーが発生した場合およびオフライ
ンの場合に設定されるのが一般的であるが、それ以外の
場合でも印刷装置の状態変化を知らせたい場合はFau
lt信号をアクティブに設定するようにしてもよい。
【0060】ただし、エラーやオフラインの状態以外
で、Fault信号をアクティブに設定し、この状態が
長時間続くと、印刷動作に不具合を生じる場合がある。
例えば、双方向通信に対応していない印刷ドライバがホ
スト側に用いられていると、Fault信号がアクティ
ブであると、ホストからの印刷データの送信が行われず
タイムアウトとなり印刷を終了してしまう。このような
不具合を避けるためFault信号をアクティブにして
から所定の時間(例えば、5秒間)ホストがステータス
の取得を行わなかった場合はFault信号をインアク
ティブな状態に戻すようにすると良い。
【0061】なお、以上説明した実施形態ではホストと
印刷装置との通信インタフェースをIEEE1284N
ibbleモードとしたが本発明はこれによって限定さ
れるものではなく、例えば、IEEE1284のECP
モードを用いても良い。このECPモードには、チャン
ネル切り替えの概念があるため、それを用いてバッファ
の切り替えを行うことが可能となる。
【0062】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0063】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0064】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0065】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0066】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ストから受信した印刷情報やコマンドを一時的に格納す
る第1のバッファ手段を備える以外に、ホストへ送信す
るステータス情報の一時的な格納のためと、ホストから
受信したコマンドを一時的に格納するために共有される
第2のバッファ手段とを設け、印刷装置の異常な状態に
よって第1のバッファ手段からの読み出しが中断した場
合には、第2のバッファ手段からホストから受信したコ
マンドを読み出して記録制御を行うので、バッファの共
有化が図られ、例えば、より少ないRAM容量で効率的
にバッファ処理を行うことが可能になるとともに、印刷
装置の異常な状態によって第1のバッファ手段からの読
み出しが中断した場合にも、別の経路を確保してホスト
からの円滑にコマンドを処理することができるという効
果がある。
【0069】さらに請求項9に記載の発明によれば、ホ
ストから所定のコマンドを受信した場合には、その所定
のコマンドに対する処理完了の旨をホストへ自動的に送
信するので、ホスト側でバッファの処理状況を確認でき
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホストと印刷装置の間で授受される情報と印刷
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】受信バッファ105に未処理受信データが溜ま
った状態を示す図である。
【図3】データ処理経路を切り替える際のホストと印刷
装置との間の通信を示すタイムチャートである。
【図4】第2実施形態に従う印刷装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】共有バッファの制御について示すフローチャー
トである。
【図6】IEEE1284NIBBLEモードに従う双
方向通信を示すタイムチャートである。
【図7】印刷装置が異なるホストに接続された場合のス
テータスの設定とその返却の様子を示す図である。
【図8】ステータス取得後のホストの記録制御動作につ
いて示すフローチャートである。
【図9】Fault信号をステータス返却完了後に元に
戻す様子を示すIEEE1284に従う双方向通信を示
すタイムチャートである。
【図10】リバースアイドルフェーズが長い様子を示す
IEEE1284に従う双方向通信を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
101 ホスト 102 印刷装置 103 フォワード方向のコマンド 104 リバース方向のステータス 105、110 受信バッファ 106 解析部 107 プリンタエンジン 108 リバース用送信バッファ 109 ステータス作成部 408 共有バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ04 AQ05 AQ06 HN15 HV01 HV31 2C087 AA03 AA09 AB05 AC05 AC07 AC08 BA03 BC02 BC07 DA09 2C187 AC05 AC07 AC08 AD03 5B021 AA05 AA19 BB01 BB10 DD13 5C073 CA02 CC01 CE10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストとの双方向通信が可能な印刷装置
    であって、 前記ホストから受信した印刷情報やコマンドを一時的に
    格納する第1のバッファ手段と、 前記ホストへ送信するステータス情報を一時的に格納し
    たり、前記ホストから受信したコマンドを一時的に格納
    する第2のバッファ手段と、 前記印刷装置の異常な状態によって前記第1のバッファ
    手段からの読み出しが中断した場合には、前記第2のバ
    ッファ手段から前記ホストから受信したコマンドを読み
    出して記録制御を行う制御手段と、 前記受信した印刷情報に基づいて記録媒体に画像を記録
    する記録手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置の状態変化を前記ホストに
    通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストが所定の期間、前記印刷装置
    の状態変化についての詳細情報を取得するための動作を
    起こさなかった場合には、前記通知を解除することを特
    徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記ホストが取得しなかった前記印刷装
    置の状態変化についての詳細情報は、次回の前記ホスト
    へ送信することができるように必要な情報を保持するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記ホストに送信すべき前記印刷装置の
    状態変化についての詳細情報の項目は、前記ホストから
    の指示によって設定されることを特徴とする請求項2に
    記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記設定は前記ホストから再設定可能で
    あることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のバッファ手段は、先に受信さ
    れ格納した印刷情報やコマンドから順々に読み出される
    バッファ構造をしていることを特徴とする請求項1に記
    載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記双方向通信は、IEEE1284に
    準拠したプロトコルで実行されることを特徴とする請求
    項1に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記ホストから所定のコマンドを受信し
    た場合には、前記所定のコマンドに対する処理完了の旨
    を前記ホストへ自動的に送信する送信手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、電子写真方式或はイ
    ンクジェット方式に従って記録媒体に画像を記録するプ
    リンタを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
JP2000319925A 2000-10-19 2000-10-19 印刷装置 Withdrawn JP2002127508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017010122A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、印刷装置、印刷システムの制御方法および印刷装置の制御方法
US10210440B2 (en) 2016-03-01 2019-02-19 Seiko Instruments Inc. Print output control device with buffer management for communicating to and from a printer using one communication path and control method therefor

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