JP2000235898A - 蛍光管の駆動回路 - Google Patents
蛍光管の駆動回路Info
- Publication number
- JP2000235898A JP2000235898A JP11036582A JP3658299A JP2000235898A JP 2000235898 A JP2000235898 A JP 2000235898A JP 11036582 A JP11036582 A JP 11036582A JP 3658299 A JP3658299 A JP 3658299A JP 2000235898 A JP2000235898 A JP 2000235898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductor
- semiconductor switch
- fluorescent tube
- output
- piezoelectric transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電トランスの寿命、効率を向上させ、又蛍
光管の寿命を向上させることが可能な蛍光管の駆動回路
を提供する。 【解決手段】 圧電トランスの一対の入力端子とインダ
クタの両端とが並列接続され、該インダクタの中間タッ
プに入力電源が接続されており、かつ制御回路に接続さ
れた2つの半導体スイッチを有し、第1の半導体スイッ
チの出力が前記インダクタの一端に接続され、第2の半
導体スイッチの出力が前記インダクタの他端に接続され
ている蛍光管の駆動回路。
光管の寿命を向上させることが可能な蛍光管の駆動回路
を提供する。 【解決手段】 圧電トランスの一対の入力端子とインダ
クタの両端とが並列接続され、該インダクタの中間タッ
プに入力電源が接続されており、かつ制御回路に接続さ
れた2つの半導体スイッチを有し、第1の半導体スイッ
チの出力が前記インダクタの一端に接続され、第2の半
導体スイッチの出力が前記インダクタの他端に接続され
ている蛍光管の駆動回路。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶ディス
プレイに用いられる冷陰極管の如き蛍光管の駆動回路に
関する。
プレイに用いられる冷陰極管の如き蛍光管の駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶ディスプレイ等にあって
は、液晶自体が発光しないことからこの表示用の光源、
例えばバックライトとして冷陰極管のような蛍光管が用
いられている。この蛍光管は、小型で消費電力も少ない
ことから小型・薄型化が求められている例えばノート型
パーソナルコンピュータ等に広く採用されている。
は、液晶自体が発光しないことからこの表示用の光源、
例えばバックライトとして冷陰極管のような蛍光管が用
いられている。この蛍光管は、小型で消費電力も少ない
ことから小型・薄型化が求められている例えばノート型
パーソナルコンピュータ等に広く採用されている。
【0003】この蛍光管を駆動するためには、これ自体
の長さや直径にもよるが一般的には数100〜数キロボ
ルトの高い電圧が要求され、この高電圧を発生させるた
めには一般の電磁型トランスを用いた場合、1次巻線が
数ターンであっても高圧を発生させる2次側には数10
0〜数1000ターンもの2次巻線を施さなければなら
ない。そのために、この種の巻線型トランスを用いた場
合には、巻線を多数巻回させねばならないことから駆動
装置自体の小型化及び低コスト化に対して限界が生じて
しまうという問題がある。
の長さや直径にもよるが一般的には数100〜数キロボ
ルトの高い電圧が要求され、この高電圧を発生させるた
めには一般の電磁型トランスを用いた場合、1次巻線が
数ターンであっても高圧を発生させる2次側には数10
0〜数1000ターンもの2次巻線を施さなければなら
ない。そのために、この種の巻線型トランスを用いた場
合には、巻線を多数巻回させねばならないことから駆動
装置自体の小型化及び低コスト化に対して限界が生じて
しまうという問題がある。
【0004】そこで、上記した小型化・低コスト化に対
して限界のある電磁型トランスに代えて、構造が非常に
簡単なため小型化・低コスト化が可能で、しかも銅損も
鉄損も生じない圧電トランスが注目されてきた。この圧
電トランスは、板状のセラミックスよりなり、上記電磁
型トランスが2つの巻線間で生ずる磁束を媒体にして高
電圧を発生させるのに対して、交流入力電圧を機械的な
振動に変え、更にこの機械的な振動から圧電効果により
電荷を発生させて高電圧を得るものである。この圧電ト
ランスの原理は、例えば1980年6月号の雑誌「電子
科学」の「圧電セラミック素子を利用した直流高圧電
源」(67ページ〜73ページ)に示されている。
して限界のある電磁型トランスに代えて、構造が非常に
簡単なため小型化・低コスト化が可能で、しかも銅損も
鉄損も生じない圧電トランスが注目されてきた。この圧
電トランスは、板状のセラミックスよりなり、上記電磁
型トランスが2つの巻線間で生ずる磁束を媒体にして高
電圧を発生させるのに対して、交流入力電圧を機械的な
振動に変え、更にこの機械的な振動から圧電効果により
電荷を発生させて高電圧を得るものである。この圧電ト
ランスの原理は、例えば1980年6月号の雑誌「電子
科学」の「圧電セラミック素子を利用した直流高圧電
源」(67ページ〜73ページ)に示されている。
【0005】この圧電トランスを利用した蛍光管の駆動
回路は、種々の回路が提案されている。その一例を図2
に示す。この従来例は、直流電源V10からインダクタ
54を経て圧電トランス30の入力電極31に接続さ
れ、この入力電圧の制御に、半導体スイッチ43がその
圧電トランス30の入力電極31、32間に接続されて
いる。この半導体スイッチ43には制御回路72が接続
されている。尚、圧電トランス30の出力電極33は蛍
光管20に接続され、蛍光管20から制御回路72にフ
ィードバックされている。尚、61は負荷電流検出用の
抵抗である。この駆動回路の動作を図5に示す。
回路は、種々の回路が提案されている。その一例を図2
に示す。この従来例は、直流電源V10からインダクタ
54を経て圧電トランス30の入力電極31に接続さ
れ、この入力電圧の制御に、半導体スイッチ43がその
圧電トランス30の入力電極31、32間に接続されて
いる。この半導体スイッチ43には制御回路72が接続
されている。尚、圧電トランス30の出力電極33は蛍
光管20に接続され、蛍光管20から制御回路72にフ
ィードバックされている。尚、61は負荷電流検出用の
抵抗である。この駆動回路の動作を図5に示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動回路におい
ては、圧電トランスを半波駆動すると、圧電トランスの
寿命が低下するという危険性がある。また、従来の回路
では、蛍光管の駆動電圧が非対称であり、蛍光管の寿命
の低下を招くといった問題点があった。
ては、圧電トランスを半波駆動すると、圧電トランスの
寿命が低下するという危険性がある。また、従来の回路
では、蛍光管の駆動電圧が非対称であり、蛍光管の寿命
の低下を招くといった問題点があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、圧電トランスの寿命を向上させ、又圧電トラ
ンスの効率を向上させ、又蛍光管の寿命を向上させるこ
とが可能な蛍光管の駆動回路を提供すること、又電磁ト
ランスを用い、正弦波駆動により蛍光管を駆動させ蛍光
管の寿命を向上させることが可能な回路を提供すること
にある。
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、圧電トランスの寿命を向上させ、又圧電トラ
ンスの効率を向上させ、又蛍光管の寿命を向上させるこ
とが可能な蛍光管の駆動回路を提供すること、又電磁ト
ランスを用い、正弦波駆動により蛍光管を駆動させ蛍光
管の寿命を向上させることが可能な回路を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、蛍光管を駆動する回路において、圧電
トランスの一対の入力端子とインダクタの両端とが並列
接続され、該インダクタの中間タップに入力電源が接続
されており、かつ制御回路に接続された2つの半導体ス
イッチを有し、第1の半導体スイッチの出力が前記イン
ダクタの一端に接続され、第2の半導体スイッチの出力
が前記インダクタの他端に接続されていることを特徴と
するものである。
解決するために、蛍光管を駆動する回路において、圧電
トランスの一対の入力端子とインダクタの両端とが並列
接続され、該インダクタの中間タップに入力電源が接続
されており、かつ制御回路に接続された2つの半導体ス
イッチを有し、第1の半導体スイッチの出力が前記イン
ダクタの一端に接続され、第2の半導体スイッチの出力
が前記インダクタの他端に接続されていることを特徴と
するものである。
【0009】また本発明は、電磁トランスの1次コイル
の中間タップに入力電源が接続され、前記1次コイルに
並列にコンデンサが接続されており、かつ制御回路に接
続された2つの半導体スイッチを有し、第1の半導体ス
イッチの出力が前記1次コイルの一端に接続され、第2
の半導体スイッチの出力が前記1次コイルの他端に接続
されるとともに、前記電磁トランスの2次コイルに並列
にコンデンサが接続されるとともに、該2次コイルの出
力により蛍光管を点灯することを特徴とする蛍光管の駆
動回路である。
の中間タップに入力電源が接続され、前記1次コイルに
並列にコンデンサが接続されており、かつ制御回路に接
続された2つの半導体スイッチを有し、第1の半導体ス
イッチの出力が前記1次コイルの一端に接続され、第2
の半導体スイッチの出力が前記1次コイルの他端に接続
されるとともに、前記電磁トランスの2次コイルに並列
にコンデンサが接続されるとともに、該2次コイルの出
力により蛍光管を点灯することを特徴とする蛍光管の駆
動回路である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る一実施例の回路図である。こ
の実施例は、圧電トランス30の一対の入力電極31、
32と、インダクタ50の両端子51、53とが並列に
接続されている。入力電源となる直流電源10は、イン
ダクタ50の中間タップ52に接続されている。制御回
路71により制御される2つの半導体スイッチ41、4
2を有し、第1の半導体スイッチ41の出力はインダク
タ50の一方の端子51に接続され、第2の半導体スイ
ッチ42の出力はインダクタ50の他方の端子53に接
続されている。そして、圧電トランス30の出力電極3
3は蛍光管20に接続されている。また制御回路71は
蛍光管20からのフィードバックを受けている。61
は、負荷電流検出用の抵抗である。
る。図1は、本発明に係る一実施例の回路図である。こ
の実施例は、圧電トランス30の一対の入力電極31、
32と、インダクタ50の両端子51、53とが並列に
接続されている。入力電源となる直流電源10は、イン
ダクタ50の中間タップ52に接続されている。制御回
路71により制御される2つの半導体スイッチ41、4
2を有し、第1の半導体スイッチ41の出力はインダク
タ50の一方の端子51に接続され、第2の半導体スイ
ッチ42の出力はインダクタ50の他方の端子53に接
続されている。そして、圧電トランス30の出力電極3
3は蛍光管20に接続されている。また制御回路71は
蛍光管20からのフィードバックを受けている。61
は、負荷電流検出用の抵抗である。
【0011】この実施例の動作を図4に示す。この実施
例によれば、圧電トランス30の一対の入力端子とイン
ダクタ50とが並列接続されることにより、並列共振に
よる正弦波電圧が発生する。これが、図4のV53の破
線を含む正弦波である。端子53の電圧は、入力の直流
電源10の電位を中心に正弦波で振動している。振幅が
GND電位まで下がった時に、半導体スイッチ42がO
Nしている。このとき、入力電源10が、インダクタ5
0の端子52と53に印加されることにより、エネルギ
ーが注入される。逆位相の端子51には半導体スイッチ
41があり、同様に逆位相のタイミングでエネルギーが
注入される。この電気エネルギーは、インダクタ50と
圧電トランス30で共振振動している。負荷に供給した
電気エネルギー分振動エネルギーが低下する。この分を
半導体スイッチ41、42のONのときに注入する。半
導体スイッチ41、42のON時間率は、入力電圧の値
で、制御回路71で設定している。負荷電流は、抵抗6
1で検知して、この値を安定化するように、半導体スイ
ッチ41、42の駆動周波数を制御回路71で設定して
いる。
例によれば、圧電トランス30の一対の入力端子とイン
ダクタ50とが並列接続されることにより、並列共振に
よる正弦波電圧が発生する。これが、図4のV53の破
線を含む正弦波である。端子53の電圧は、入力の直流
電源10の電位を中心に正弦波で振動している。振幅が
GND電位まで下がった時に、半導体スイッチ42がO
Nしている。このとき、入力電源10が、インダクタ5
0の端子52と53に印加されることにより、エネルギ
ーが注入される。逆位相の端子51には半導体スイッチ
41があり、同様に逆位相のタイミングでエネルギーが
注入される。この電気エネルギーは、インダクタ50と
圧電トランス30で共振振動している。負荷に供給した
電気エネルギー分振動エネルギーが低下する。この分を
半導体スイッチ41、42のONのときに注入する。半
導体スイッチ41、42のON時間率は、入力電圧の値
で、制御回路71で設定している。負荷電流は、抵抗6
1で検知して、この値を安定化するように、半導体スイ
ッチ41、42の駆動周波数を制御回路71で設定して
いる。
【0012】この実施例によれば、対称電圧で蛍光管を
駆動できるため、蛍光管の長寿命化を計ることができ
る。また、圧電トランスを全波駆動することができ、圧
電トランスの寿命の向上を計ることができる。また、双
方向駆動のため、入力電流リップル周波数が2倍とな
り、リップル分を少なくすることができる。また、半導
体スイッチの最大電圧は、入力電圧の2倍でクランプさ
れるため、従来より低い値となる。このため、半導体ス
イッチに流れる電流も1/2となり、従来よりも低電圧
タイプの半導体スイッチを用いることができる。また、
本実施例によれば、同じ条件で比較試験した従来例に比
較し、圧電トランスの温度上昇が80%以下に軽減され
た。これにより、本実施例によれば、圧電トランスの損
失を低減させることができる。
駆動できるため、蛍光管の長寿命化を計ることができ
る。また、圧電トランスを全波駆動することができ、圧
電トランスの寿命の向上を計ることができる。また、双
方向駆動のため、入力電流リップル周波数が2倍とな
り、リップル分を少なくすることができる。また、半導
体スイッチの最大電圧は、入力電圧の2倍でクランプさ
れるため、従来より低い値となる。このため、半導体ス
イッチに流れる電流も1/2となり、従来よりも低電圧
タイプの半導体スイッチを用いることができる。また、
本実施例によれば、同じ条件で比較試験した従来例に比
較し、圧電トランスの温度上昇が80%以下に軽減され
た。これにより、本実施例によれば、圧電トランスの損
失を低減させることができる。
【0013】尚、本発明において、圧電トランス30の
構造は特に限定されない。又、上記実施例においては、
蛍光管として液晶ディスプレイのバックライトに用いる
冷陰極管を例にとって説明したが、この種の蛍光管に限
定されず、他の全ての蛍光管にも適用し得るのは勿論で
ある。
構造は特に限定されない。又、上記実施例においては、
蛍光管として液晶ディスプレイのバックライトに用いる
冷陰極管を例にとって説明したが、この種の蛍光管に限
定されず、他の全ての蛍光管にも適用し得るのは勿論で
ある。
【0014】また、本発明に係る別の実施例の回路図を
図3に示す。この実施例は、圧電トランスではなく電磁
トランス57を使用する場合の回路図である。回路構成
は、インダクタ50と圧電トランス30部分以外は、実
質的に図1の実施例と同じである。インダクタ50と圧
電トランス30の代わりに、電磁トランス57を採用す
る。電磁トランス57の1次端子51、53に並列共振
コンデンサ81が接続している。電磁トランス57の2
次端子58、59に接続しているコンデンサ82は、電
磁トランス57の2次巻線の分布容量や負荷の浮遊容量
分で代替えできる。電磁トランス57のインダクタンス
値とコンデンサ81とコンデンサ82の合成容量値で、
並列共振振動による正弦波電圧が電磁トランス57に発
生する。この電圧は電磁トランス57の2次巻線で高電
圧に昇圧して、負荷の蛍光管20に供給する。
図3に示す。この実施例は、圧電トランスではなく電磁
トランス57を使用する場合の回路図である。回路構成
は、インダクタ50と圧電トランス30部分以外は、実
質的に図1の実施例と同じである。インダクタ50と圧
電トランス30の代わりに、電磁トランス57を採用す
る。電磁トランス57の1次端子51、53に並列共振
コンデンサ81が接続している。電磁トランス57の2
次端子58、59に接続しているコンデンサ82は、電
磁トランス57の2次巻線の分布容量や負荷の浮遊容量
分で代替えできる。電磁トランス57のインダクタンス
値とコンデンサ81とコンデンサ82の合成容量値で、
並列共振振動による正弦波電圧が電磁トランス57に発
生する。この電圧は電磁トランス57の2次巻線で高電
圧に昇圧して、負荷の蛍光管20に供給する。
【0015】この実施例においても、図4に示したもの
と同様の動作なり、対称電圧で蛍光管を駆動することが
できる。これにより、蛍光管の長寿命化に貢献すること
ができる。また、半導体スイッチに流れる電流も1/2
となり、従来よりも低電圧タイプの半導体スイッチを用
いることができる。
と同様の動作なり、対称電圧で蛍光管を駆動することが
できる。これにより、蛍光管の長寿命化に貢献すること
ができる。また、半導体スイッチに流れる電流も1/2
となり、従来よりも低電圧タイプの半導体スイッチを用
いることができる。
【0016】本発明によれば、圧電トランスを用いた蛍
光管の駆動回路において、上記した効果を得ることがで
きる。また、その回路方式は、上記したように電磁トラ
ンスを用いた蛍光管の駆動回路にも応用し、効果を得る
ことができる。
光管の駆動回路において、上記した効果を得ることがで
きる。また、その回路方式は、上記したように電磁トラ
ンスを用いた蛍光管の駆動回路にも応用し、効果を得る
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光管の
駆動回路によれば次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。従来の電磁型トランスを用いた場合と比
較して小型・薄型化できるのみならず、巻線を用いない
ので巻線短絡による異常発熱、発煙を防止できる。ま
た、圧電トランスの寿命劣化を防止でき、効率も向上さ
せることができる。また、蛍光管の寿命を向上させるこ
ともできる。また、電磁トランスを用いた場合であって
も、対称電圧での蛍光管を駆動でき、蛍光管の寿命を長
くすることができる。
駆動回路によれば次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。従来の電磁型トランスを用いた場合と比
較して小型・薄型化できるのみならず、巻線を用いない
ので巻線短絡による異常発熱、発煙を防止できる。ま
た、圧電トランスの寿命劣化を防止でき、効率も向上さ
せることができる。また、蛍光管の寿命を向上させるこ
ともできる。また、電磁トランスを用いた場合であって
も、対称電圧での蛍光管を駆動でき、蛍光管の寿命を長
くすることができる。
【図1】 本発明に係る一実施例の回路図である。
【図2】 従来例の回路図である。
【図3】 本発明に係る別の実施例の回路図である。
【図4】 本発明に係る一実施例の動作説明図である。
【図5】 従来例の動作説明図である。
10 直流電源 20 蛍光管 30 圧電トランス 31、32 圧電トランスの入力電極 33 圧電トランスの出力電極 41、42 半導体スイッチ 50 インダクタ 51、53 インダクタの両端子 52 インダクタの中間タップ 57 電磁トランス 61 抵抗 71 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 戸田 喜夫 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地日立金属株式 会社熊谷工場内 Fターム(参考) 3K072 AA01 AA19 AC02 BA03 BC02 BC07 DD05 EB07 GA02 GB14 GC04 HB03 5J055 AX11 AX14 AX44 BX16 CX14 CX15 CX27 CX29 DX13 DX22 DX44 EY01 EY05 EY08 EY09 EY10 EZ68 FX32 GX01 GX04
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電トランスの一対の入力端子とインダ
クタの両端とが並列接続され、該インダクタの中間タッ
プに入力電源が接続されており、かつ制御回路に接続さ
れた2つの半導体スイッチを有し、第1の半導体スイッ
チの出力が前記インダクタの一端に接続され、第2の半
導体スイッチの出力が前記インダクタの他端に接続され
ていることを特徴とする蛍光管の駆動回路。 - 【請求項2】 電磁トランスの1次コイルの中間タップ
に入力電源が接続され、前記1次コイルに並列にコンデ
ンサが接続されており、かつ制御回路に接続された2つ
の半導体スイッチを有し、第1の半導体スイッチの出力
が前記1次コイルの一端に接続され、第2の半導体スイ
ッチの出力が前記1次コイルの他端に接続されるととも
に、前記電磁トランスの2次コイルに並列にコンデンサ
が接続されるとともに、該2次コイルの出力により蛍光
管を点灯することを特徴とする蛍光管の駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036582A JP2000235898A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 蛍光管の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036582A JP2000235898A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 蛍光管の駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000235898A true JP2000235898A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12473778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036582A Pending JP2000235898A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 蛍光管の駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000235898A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007059155A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Nec Lcd Technologies Ltd | 冷陰極管点灯装置、該冷陰極管点灯装置に用いられる管電流検出回路、管電流制御方法、及び集積回路 |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP11036582A patent/JP2000235898A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007059155A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Nec Lcd Technologies Ltd | 冷陰極管点灯装置、該冷陰極管点灯装置に用いられる管電流検出回路、管電流制御方法、及び集積回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7889477B2 (en) | High voltage power supply for static neutralizers | |
TW201327955A (zh) | 具有零電壓切換之壓電驅動電路 | |
US7683555B2 (en) | Discharge tube lighting circuit and electronic apparatus provided with the discharge tube lighting circuit | |
JPH046268B2 (ja) | ||
JP2894908B2 (ja) | 圧電トランス及びその駆動方法 | |
JP3432646B2 (ja) | 圧電トランス式冷陰極蛍光灯駆動装置 | |
JPH07123717A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2002017090A (ja) | 圧電トランスの駆動方法および駆動装置 | |
JP2000235898A (ja) | 蛍光管の駆動回路 | |
Hayano et al. | Development of film transformer | |
JPH07220888A (ja) | 放電管の駆動装置 | |
JP3272218B2 (ja) | 照明装置 | |
US5283502A (en) | Method and circuit for square wave current generation by harmonic injection | |
TW591973B (en) | Discharging lamp apparatus | |
JP3294801B2 (ja) | 圧電トランスの駆動装置 | |
JPS62108498A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH10174436A (ja) | 圧電素子駆動回路 | |
JP2001015292A (ja) | 放電管点灯駆動装置 | |
JP2001078442A (ja) | 圧電トランス式電源装置及びその駆動方法 | |
JPH1042558A (ja) | 圧電トランスの駆動回路 | |
JP2879227B2 (ja) | プッシュプルインバータ | |
JP2007103038A (ja) | 放電灯駆動装置 | |
JPH0845681A (ja) | 放電管の駆動装置 | |
Hagiwara | Brightness control of cold cathode fluorescent lamps using a piezoceramic transformer | |
JPH11136959A (ja) | インバータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080704 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081024 |