JPH11136959A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH11136959A
JPH11136959A JP9296033A JP29603397A JPH11136959A JP H11136959 A JPH11136959 A JP H11136959A JP 9296033 A JP9296033 A JP 9296033A JP 29603397 A JP29603397 A JP 29603397A JP H11136959 A JPH11136959 A JP H11136959A
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JP
Japan
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power supply
terminal
switching elements
circuit
piezoelectric transformer
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Application number
JP9296033A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧電トランスを用いたプッシュプル型のインバ
ータ装置において、周囲温度や入力電圧が広い範囲で変
化しても圧電トランスの入力電圧を正弦波に維持して、
回路の損失増加を抑え、温度上昇を防止し、かつ、電磁
ノイズを抑える。 【解決手段】直流電源Eと、交互にオン駆動されて直流
電源Eからインダクタンス素子に交互に電流を流す一対
のスイッチング素子Q1 ,Q2 と、そのスイッチング動
作により前記インダクタンス素子に発生する起電力を入
力される圧電トランス1と、この圧電トランスの出力に
接続される負荷2とを備えるインバータ装置において、
各スイッチング素子Q1 ,Q2 の両端電圧が共にゼロ電
圧になったときにスイッチング素子Q1 ,Q2 のオン・
オフ動作を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電トランスを用い
たインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に圧電トランスは圧電素子のピエゾ
効果を利用して機械振動を発生させ、2次電極側に変換
された電圧を取り出す電圧変換素子で、電磁トランスと
比較して小型化や薄型化を図れる特徴があり、液晶など
のバックライトの電源などとして注目されている素子で
ある。この種の圧電素子の駆動回路として、広い入力電
圧範囲で動作可能で小型化・薄型化に適した例が特開平
8−275553号に示されている。
【0003】この従来例では、図7に示すように、圧電
トランス1の1次電極側には、電磁トランスT1 ,T2
がそれぞれ接続され、2位相駆動回路4から出力された
逆相のクロックによってスイッチング素子Q1 ,Q2
交互にオン状態になり、電磁トランスT1 ,T2 の1次
側に電源Eから電流を流し、電流エネルギーとしてチャ
ージする。スイッチング素子Q1 ,Q2 がオフになる
と、チャージしたエネルギーを放出し、電圧エネルギー
として電源電圧より高い電圧を発生する。これが図8
(a)と図8(b)のVd1 とVd2 であり、電源電圧
Eの約3倍のピーク電圧になる。この電圧Vd1 ,Vd
2 は電磁トランスT1 ,T2 の2次側で図8(c)及び
図8(d)のVs1 ,Vs2 に変換されることになり、
電磁トランスT1 ,T2 の巻数比を1:Nとすると、お
よそ3(N+1)E[Vp−p]の電圧ピークになる。
このパルスは、圧電トランス1の入力電極に交互に入力
されるので、等価的に正弦波の波形で約6(N+1)E
[Vp−p]の駆動電圧として圧電トランス1を振動さ
せる。
【0004】図9は圧電トランス1の入力側から見た等
価回路で、負荷2として冷陰極管の抵抗成分と容量成分
を圧電トランス1の等価回路内の理想トランスの1次側
に変換して表現している。図10(a)〜(c)で圧電
トランス1と電磁トランスT 1 ,T2 に流れる電流波形
の説明をする。
【0005】図10(a)ではスイッチング素子Q1
オンして、スイッチング素子Q2 がオフしたt1 からt
2 の時間の電流について説明する。まず、t1 以前にチ
ャージされた電流によって電磁トランスT2 の1次側に
は電圧共振波形が発生し、これが2次側でさらに昇圧さ
れる。これによって、図10(d)の電流Is2 が圧電
トランス1と負荷2を流れ、電磁トランスT1 の2次側
からスイッチング素子Q1 を流れる。この電流波形はt
2 でゼロになるように、電磁トランスと圧電トランスや
負荷の静電容量を設定する。
【0006】また、電磁トランスT1 の1次側インダク
タンスLp1 によって、スイッチング時間に比例して直
線的に増加する電流Itが流れ、同時に電磁トランスT
1 の1次側には前に説明した電流Is2 によって巻線比
N倍になった電流Is2 ’が流れることになる。したが
って、スイッチング素子Q1 には、It、Is2 、Is
2 ’の合成電流が流れることになり、図10(b)のよ
うなグランドピアノの蓋状の電流波形Id1 となる。ま
た、電磁トランスT1 の1次側には、It、Is2 ’の
合成電流が流れるので、図10(c)の波形となる。次
に、t2 を過ぎると、スイッチング素子Q1 がオフにな
り、スイッチング素子Q2 がオンするので、電流Is2
が逆向きに流れる。電磁トランスT1 の1次側電流Ip
1 はt2を過ぎると、スイッチング素子Q1 が電流を流
さないので、It、Ip2 ’がゼロになり、2次側のI
1 が流れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、圧電トラ
ンスの等価入力容量Cd1 は、周囲温度の変化により大
きく変化する。例えば、150℃の変化で、Cd1 は±
30%程度も変化する。このため、従来例では、周囲温
度が変化すると、圧電トランスの等価入力容量Cd1
変化し、図8(a)〜(d)のVd1 ,Vd2 ,V
1 ,Vs2 の波形の時間幅が変化することになる。こ
れは、Vd1 ,Vd2 ,Vs1 ,Vs2 は圧電トランス
の等価入力容量Cd1 と電磁トランスの片側の1次側イ
ンダクタンスLpと、2次側インダクタンスLsの合計
インダクタンスによってなる電圧共振波形であるためで
ある。例えば、周囲温度が高くなり過ぎた場合、圧電ト
ランスの等価入力容量Cd1 が数10%も大きくなる
と、スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン・ソース間
電圧Vd1 ,Vd2 は、図11のように、それぞれオフ
期間の間に、ゼロ電圧に戻れず、ターンオンした直後に
サージ電流を流すようになり、スイッチング素子Q1
2 へのストレス及び損失増大を引き起こす。また、逆
に周囲温度が低くなり過ぎた場合、圧電トランスの等価
入力容量Cd1 が数10%も小さくなると、スイッチン
グ素子Q1 ,Q2 のドレイン・ソース間電圧Vd1 ,V
2 は、図12のように、オフ期間の中途でゼロ電圧に
なり、その後、スイッチング素子がオンするまでの時
間、スイッチング素子Q1 ,Q2 の寄生ダイオードに電
流が流れ、ゼロ電圧にクランプされる。これにより、余
分な電流がスイッチング素子及び電磁トランスに流れる
ことになり、損失の増加(発熱の増加)を引き起こす。
【0008】また、図11及び図12において、それぞ
れの場合、ともに圧電トランスの両端に入力される電圧
Vs1 −Vs2 は正弦波に比べて歪んだ波形となってお
り、圧電トランスの損失増加をもたらし、かつ、高調波
ノイズの増加の原因となる。
【0009】また、従来例では、負荷に与える出力を一
定にするため、駆動周波数を制御しており、例えば、入
力電圧が大きいと駆動周波数を高くして出力を抑えよう
とする。このとき、周波数が高くなり過ぎると、スイッ
チング素子のオフ期間t1 〜t2 あるいはt2 〜t3
短くなり過ぎ、図11と同様の波形となり、スイッチン
グ素子へのストレス及び損失上昇を引き起こす。また、
入力電圧が低い場合は逆に駆動周波数を低くするため、
図12と同様の波形となって、スイッチング素子及び電
磁トランスの損失増加及び発熱する可能性がある。これ
らの状態では、圧電トランスの両端電圧は歪みが発生し
ており、圧電トランスの損失増加、発熱及び高調波ノイ
ズの問題もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、直流電源
Eと、交互にオン・オフ駆動される第1及び第2のスイ
ッチング素子Q1 ,Q 2 と、第1及び第2のスイッチン
グ素子Q1 ,Q2 を介して中間端子が前記直流電源Eの
アース側端子に接続されると共に1次側端子が前記直流
電源の非アース側端子に接続された第1及び第2のオー
トトランスT1 ,T2 と、第1及び第2のオートトラン
スT1 ,T2 の2次側端子が第1及び第2の入力端子に
それぞれ接続された圧電トランス1と、前記圧電トラン
ス1の出力端子と前記直流電源Eのアース側端子との間
に接続された負荷2とを備えるインバータ装置におい
て、第1及び第2のオートトランスT1 ,T2 の中間端
子の電圧を検出し、各検出電圧が共にゼロ電圧になった
ときに第1及び第2のスイッチング素子Q1 ,Q2 のオ
ン・オフ動作を切り換えるゼロ電圧検出回路3を設けた
ことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明の実施例1を図1に示す。図中、1
は圧電トランス、2は負荷、T1 ,T2 は電磁トラン
ス、Eは直流電源、Q1 ,Q2 は交互にオン・オフする
スイッチング素子である。電磁トランスT1 ,T2 はそ
れぞれ1次側インダクタンスがLp1 ,Lp2 、2次側
インダクタンスがLs1 ,Ls2 のオートトランスであ
る。3はゼロ電圧検出回路で、電磁トランスT1 ,T2
のそれぞれの中間タップに発生する電圧Vd1 ,Vd2
が入力され、これらの電圧Vd1 とVd2 がともにゼロ
電圧になったとき、スイッチング素子Q1 ,Q2 を交互
にオン・オフする2位相駆動回路4へオン・オフ信号の
切り換えを指示するものである。
【0012】本実施例の動作を図2の波形図を用いて説
明する。スイッチング素子Q1 ,Q 2 が交互にオン状態
になったとき、電磁トランスT1 ,T2 の1次側に直流
電源Eから電流を流し、電流エネルギーとしてチャージ
する。スイッチング素子Q1,Q2 がオフになると、チ
ャージしたエネルギーを放出し、電圧エネルギーとして
電源電圧より高い電圧Vd1 ,Vd2 を発生する。この
とき、電圧Vd1 ,Vd2 はそれぞれ電磁トランス
1 ,T2 のインダクタンスと圧電トランス1の入力容
量成分との共振で、図2(a),(b)の波形となる。
図2において、(c),(d)の波形はスイッチング素
子Q1 ,Q2 の駆動信号電圧Vg1 ,Vg2を示してい
る。
【0013】今、スイッチング素子Q1 がオンして、時
間t1 で電圧Vd2 がゼロ電圧になると、ゼロ電圧検出
回路3は、電圧Vd1 ,Vd2 がともにゼロ電圧になっ
たことを検出して、2位相駆動回路4のオン・オフ駆動
信号Vg1 ,Vg2 を図2(c),(d)のように切り
換える。同様に、t2 ,t3 の時刻で電圧Vd1 ,Vd
2 がともにゼロ電圧となり、オン・オフ駆動信号V
1 ,Vg2 は切り換わる。
【0014】したがって、温度変化により圧電トランス
1の入力容量が変化して、電圧Vd 1 ,Vd2 の共振電
圧波形の周期が変わっても、電圧Vd1 ,Vd2 ,Vg
1 ,Vg2 の波形の関係(タイミング)は、図2(a)
〜(d)と同様となる。つまり、従来例の図11、図1
2で示したモードになることはなく、圧電トランスの入
力両端に加わる電圧波形はほぼ正弦波となり、圧電トラ
ンスの損失増加、温度上昇を防止でき、また、高調波ノ
イズを抑制できる。また、スイッチング素子へのサージ
電流等によるストレス、損失増加、発熱を防止し、電磁
トランスの損失増加、発熱も防止できる。また、入力電
圧の変動、負荷変動があっても、本実施例では周波数制
御による出力調整を行うものではないため、従来例の図
11、図12のモードにはならない。
【0015】(実施例2)本発明の実施例2を図3に示
す。本実施例は、実施例1の構成において、電磁トラン
スT1 ,T2 の代わりに、チョーク11,12を用いた
ものである。圧電トランス1への入力電圧が電源Eの2
〜3倍でよいときに用いる。トランスに比べてコストが
安くなる。電圧Vd1 ,Vd2 ,Vg1 ,Vg2 の波形
は、図2の(a),(b),(c),(d)となり、実
施例1と同様の効果がある。
【0016】(実施例3)本発明の実施例3を図4に示
す。本実施例は、直流電源Eと、定電流化のためのチョ
ークL0 と、1次側巻線Lp1 ,Lp2 、2次側巻線L
sの3巻線の電磁トランス7と、圧電トランス1と、負
荷2と、交互にオン・オフするスイッチング素子Q1
2 と、ゼロ電圧検出回路3と、2位相駆動回路4とか
ら成る。スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動は実施例1
と同様で、電圧Vd1 ,Vd2 ,Vg1 ,Vg2 の波形
は、図2の(a),(b),(c),(d)となり、実
施例1と同様の効果がある。
【0017】図5は本実施例に対する比較例であり、ス
イッチング素子Q1 ,Q2 を自励式としたものである。
電磁トランス10に帰還巻線を設けて、スイッチング素
子Q 1 ,Q2 を交互にオン・オフさせている。この場
合、圧電トランス1の入力容量の変化に対してスイッチ
ング素子Q1 ,Q2 の周期が追従する。しかし、温度変
化が大きい場合、スイッチング素子Q1 ,Q2 のベース
電流が大きく変動し、異常発振する恐れがあり、安定動
作しにくい。
【0018】(実施例4)本発明の実施例4を図6に示
す。本実施例の構成は、実施例1〜3に示されるインバ
ータ回路5と直流電源Eとの間に電圧調整回路7を設け
ると共に、インバータ回路5と負荷2との間に出力検出
回路8を設け、この出力検出回路8の出力を受けて電圧
調整回路7の調整を指示する制御回路9を設けたもので
ある。これにより、実施例1〜3のインバータ回路5の
出力が負荷変動、温度変化、直流電源Eの変動により変
化しても、電圧調整回路7の出力を調整して所定の出力
が負荷2に与えられるように制御できる。
【0019】このとき、出力調整は周波数制御で行うも
のではないため、実施例1〜3の効果はそのままであ
る。電圧調整回路7の例としては、例えば、チョッパー
回路がある。また、出力検出回路8には、出力電流を検
出するものと、出力電圧を検出するものがある。また、
制御回路9の例として、PWM制御回路がある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、圧電トランスを用いた
プッシュプル型のインバータ装置において、一対のスイ
ッチング素子の各両端電圧がともにゼロ電圧になったと
きに前記一対のスイッチング素子のオン・オフ動作を切
り換える他励駆動回路を設けたので、周囲温度や入力電
圧が広い範囲で変化しても圧電トランスの入力電圧は正
弦波に維持され、圧電トランス、インダクタ、スイッチ
ング素子の損失増加を抑え、温度上昇を防止し、かつ、
電磁ノイズを抑えることができる。また、負荷変動が大
きい場合や、出力を調整する場合でも上記と同様の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の回路図である。
【図2】本発明の実施例1の動作説明のための波形図で
ある。
【図3】本発明の実施例2の回路図である。
【図4】本発明の実施例3の回路図である。
【図5】本発明の実施例3に対する比較例の回路図であ
る。
【図6】本発明の実施例4の回路図である。
【図7】従来例の回路図である。
【図8】従来例の動作波形図である。
【図9】従来例の動作説明のための回路図である。
【図10】従来例の半サイクルの電流を示す動作波形図
である。
【図11】従来例の周囲温度が高過ぎるときの動作波形
図である。
【図12】従来例の周囲温度が低過ぎるときの動作波形
図である。
【符号の説明】
E 直流電源 Q1 スイッチング素子 Q2 スイッチング素子 1 圧電トランス 2 負荷 3 ゼロ電圧検出回路 T1 オートトランス T2 オートトランス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、この直流電源に対して直
    列的に接続されるインダクタンス素子と、一端を前記直
    流電源に接続され交互にオン駆動されて前記直流電源か
    ら前記インダクタンス素子に交互に電流を流す一対のス
    イッチング素子と、前記一対のスイッチング素子のスイ
    ッチング動作により前記インダクタンス素子に発生する
    起電力を入力端子間に印加される圧電トランスと、この
    圧電トランスの出力端子に接続される負荷とを備えるイ
    ンバータ装置において、前記一対のスイッチング素子の
    各両端電圧がともにゼロ電圧になったときに前記一対の
    スイッチング素子のオン・オフ動作を切り換える他励駆
    動回路を設けたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 直流電源と、交互にオン・オフ駆動さ
    れる第1及び第2のスイッチング素子と、第1及び第2
    のスイッチング素子を介して中間端子が前記直流電源の
    アース側端子に接続されると共に1次側端子が前記直流
    電源の非アース側端子に接続された第1及び第2のオー
    トトランスと、第1及び第2のオートトランスの2次側
    端子が第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続された圧
    電トランスと、前記圧電トランスの出力端子と前記直流
    電源のアース側端子との間に接続された負荷とを備える
    インバータ装置において、第1及び第2のオートトラン
    スの中間端子の電圧を検出し、各検出電圧が共にゼロ電
    圧になったときに第1及び第2のスイッチング素子のオ
    ン・オフ動作を切り換えるゼロ電圧検出回路を設けたこ
    とを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 直流電源と、交互にオン・オフ駆動さ
    れる第1及び第2のスイッチング素子と、第1及び第2
    のスイッチング素子を介して一端が前記直流電源のアー
    ス側端子に接続されると共に他端が前記直流電源の非ア
    ース側端子に接続された第1及び第2のチョークと、第
    1及び第2のチョークの各一端が第1及び第2の入力端
    子にそれぞれ接続された圧電トランスと、前記圧電トラ
    ンスの出力端子と前記直流電源のアース側端子との間に
    接続された負荷とを備えるインバータ装置において、前
    記圧電トランスの第1及び第2の入力端子の電圧を検出
    し、各検出電圧がともにゼロ電圧になったときに第1及
    び第2のスイッチング素子のオン・オフ動作を切り換え
    るゼロ電圧検出回路を設けたことを特徴とするインバー
    タ装置。
  4. 【請求項4】 直流電源と、交互にオン・オフ駆動さ
    れる第1及び第2のスイッチング素子と、1次側の中間
    端子をチョークを介して前記直流電源の非アース側端子
    に接続されると共に第1及び第2のスイッチング素子を
    介して前記直流電源のアース側端子に一対の1次側端子
    を接続された電磁トランスと、この電磁トランスの1対
    の2次側端子が入力端子両端間に接続された圧電トラン
    スと、この圧電トランスの一方の入力端子と出力端子の
    間に接続された負荷とを備えるインバータ装置におい
    て、前記電磁トランスの第1及び第2の1次側巻線電圧
    を検出し、各検出電圧がともにゼロ電圧になったときに
    第1及び第2のスイッチング素子のオン・オフ動作を切
    り換えるゼロ電圧検出回路を設けたことを特徴とするイ
    ンバータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    直流電源とインバータ回路の間に設けられた電圧調整回
    路と、インバータ回路と負荷の間に設けられた出力検出
    回路と、この出力検出回路の出力を受けて前記電圧調整
    回路の出力を設定する制御回路とを備え、負荷に所定の
    出力を与えるようにしたことを特徴とするインバータ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、電圧調整回路がチ
    ョッパ回路であることを特徴とするインバータ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、制御回路がPWM
    制御回路であることを特徴とするインバータ装置。
JP9296033A 1997-10-28 1997-10-28 インバータ装置 Pending JPH11136959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020089079A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 株式会社ベルニクス プッシュプル電圧共振型コンバータ回路

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