JP2000234025A - シロキサン―オキシアルキレンコポリマ―類の製造方法 - Google Patents

シロキサン―オキシアルキレンコポリマ―類の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明の開示は、不飽和ポリエーテルとオルガノハイド
ロジェンシロキサンとを、貴金属ヒドロシリル化触媒の
ためのバッファー−触媒改質剤としての、ヒドロキシ
ル、カルボニル、またはエーテル官能性アミンの存在下
で、ヒドロシリル化することにより、シロキサン−オキ
シアルキレンコポリマーの改良製造法を記載する。脱水
素濃縮やアセタール形成のような一般的な副反応はこれ
らのアミンにより、ヒドロシリル化速度を低下させるこ
となく顕著に減少または排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】1個以上のオレフィン性二重結合を持つ
化合物にSiH基を持つシランまたはシロキサンを添加
してヒドロシリル化(hydrosilationまたはhydrosilylat
ion)として一般に呼ばれる反応をもたらすための白金触
媒の使用は周知である。しかし、この添加反応は、この
オレフィン性二重結合を持つ化合物が、当該付加反応と
競合してSiH基と反応し得る遊離の基である場合にの
み、認知しうる副生物の形成なく進行する。これは、特
に炭素に結合したヒドロキシル基を含む。実際には、ヒ
ドロシロキサンやヒドロシランが、ヒドロキシル基やそ
の他の反応性の基をも有するオレフィン性不飽和を持つ
化合物に添加されなければならないことがしばしば起こ
る。このような反応の例にはヒドロシロキサンを不飽和
アルコールまたはポリエーテルに添加することがある。
したがって、一方で、オレフィン性二重結合にSiH基
を付加する高活性を有し、他方で、副反応を可及的に少
なくする経済的な方法に対する必要性がある。
【0002】SiHとCOH基との反応形態の前述競合
反応の外に、シラン化合物またはシロキサン化合物内に
不均化反応を回避することも望まれる。このような不均
化反応は、SiH基の再分布を含むと理解されており、
SiH基は普通シランの混合物またはシロキサンの混合
物中に存在する。別の副反応または二次反応は、アリル
基のプロペニル基への変換、または、プロペニルエーテ
ル基とのアセタール形成を経て、末端OH基を持つ付加
化合物の可能性のある架橋である。双方の反応は、概し
て、クロロ白金水素酸(H2PtCl6.6H2O)により触媒され、
一方で、SiH基の不適切な変換をもたらし、他方で、
最終生成物の粘度の増加をもたらす。
【0003】アルカリ金属およびアルカリ土類金属のカ
ルボキシレート塩(特に、プロピオン酸ナトリウム)の
導入ならびに無溶媒処理は、コポリマー生成の効率を顕
著に向上させ、さらに、劇的にバッチサイクル時間を短
縮する。プロピオン酸ナトリウムの使用は、しばしば、
多数触媒の必要性または開始時のより大量の添加の要求
をもたらす。高分子量類似体を有するコポリマーに対す
るより大きな選択性はより長い導入期間と一致し、それ
は、しばしば、より低い曇点および水溶性の低下を与え
る。プロピオン酸ナトリウムは、大概、反応物さらに、
生成したコポリマー中で相対的に不溶性であり、ヒドロ
シリル化後の濾過により除去しなければならない。水の
共存下のプロピオン酸ナトリウムは、潜在的に水素ガス
を遊離する脱水素縮合反応を触媒する。
【0004】無溶媒処理においてバッファーとして燐酸
ナトリウム塩を使用することはプロピオン酸ナトリウム
塩より幾分改良を示した。ヒドロシリル化率の抑制は検
出されず、得られるコポリマーは、トルエン中で製造さ
れるコポリマーにより与えられる水溶性および曇点に匹
敵する。しかし、燐酸ナトリウム塩は非常に極性で濃厚
であり、したがって、反応混合物全体にわたって分散さ
せるのは困難である。
【0005】米国特許第4,847,398号明細書は
カルボン酸塩の存在下無溶媒ヒドロシリル化によるシロ
キサン−オキシアルキレンコポリマーの製造法を記載す
る。これらのカルボン酸塩の使用により脱水素縮合やア
セタール形成のような副反応は相当減少したが、ヒドロ
シリル化反応率は幾分抑制され、得られたコポリマーは
高分子量の類似体から構成された。これは、これらのコ
ポリマーの特性である相対的により低い水溶性において
明らかである。
【0006】米国特許第5,191,103号明細書
は、コポリマーの製造においてバッファー−触媒改質剤
として立体障害窒素含有化合物およびリン含有化合物の
使用を教示する。これらのアミンやホスフィンは脱水素
縮合およびアセタール形成を減少させるように作用し、
しばしば、固体または高沸点液体であり、これらはヒド
ロシリル化後の濾過により除去されるかさもなくば得ら
れるコポリマー中に残っているに違いない。これらの化
合物は塩基性であり、ストリップにより除去することが
できないので、ヒドロシリル化後の中和が、pH中性コ
ポリマーを得るために必要である。この追加の処理の必
要性は、特に、バッファー−触媒改質剤が固体である場
合、コポリマー生成の全体のバッチサイクル時間を長く
し、また、このバッファー−触媒改質剤が高沸点液体で
ある場合、化粧品や基礎化粧品用途における利用性を制
限する。
【0007】別に、米国特許第4,292,434号明
細書は、先ずオレフィンとの反応、さらに一級または二
級アミンとの反応により特に改質されている白金触媒の
使用を教示する。ヒドロシリル化前に触媒錯体を予め形
成する必要性は相当多くの追加の経費がかかり、さら
に、コポリマーのための処理時間を長くさせる。さら
に、この触媒パッケージは、本発明のポリマーシリコー
ンと対照的に、単量体もしくは二量体シリコン化合物に
関連する反応にについてより理想的に適している。
【0008】
【発明の概要】本発明の開示は、バッファー−触媒改質
剤としてエーテル、ヒドロキシまたはカルボニル修飾ア
ミンの存在下、オキシエチレンに富んだポリエーテルの
無溶媒ヒドロシリル化により、コポリマーの改良製造法
に関する。これらのアミンの使用により、脱水素縮合や
アセタール形成のような普通の副反応が顕著に減少され
るかまたは排除される。アセタール形成や脱水素縮合反
応のような望ましくない副反応は、これらのアミンを反
応物とに合わせるとき減少または排除される。それらは
周囲温度で液体であり、沸点範囲は70℃〜220℃で
ある。さらに、それらはポリエーテル−シロキサン流体
混合物と完全に混和でき、そのため容易に分散され、沈
降分離のおそれはない。これらのアミンによるヒドロシ
リル化率に関して影響は最小か全くない。したがって、
事実上、導入期間はなく、得られるコポリマーは溶媒中
で製造されるものに匹敵する水溶性特性を与える。アミ
ンは比較的沸点が低いので、最終用途が化粧品や基礎化
粧品におけるコポリマーのために、ヒドロシリル化後の
ストリッピングによる任意の除去が可能である。プロピ
オン酸ナトリウムと異なり、これらのアミンは望ましく
ない脱水素縮合副反応を触媒しない。本発明のアミンが
利用されるとき、ヒドロシリル化の間、貴金属触媒の量
を減少させることが可能であり、得られるコポリマー
は、溶媒中で製造されるコポリマーに同等の水溶性特性
を有する。
【0009】
【発明の詳細な記述】本発明はコポリマーの改良製造
法、および当該方法により得られる生成物に関する。こ
れらのコポリマーは、(i)オルガノハイドロジェン−ポ
リシロキサンおよび(ii)少なくとも1個の不飽和ポリオ
キシアルキレンの間で、(iii)改質剤および(iv)貴金属
ヒドロシリル化触媒の存在下で反応させることにより製
造され、ここで、前記改質剤は、ヒドロキシル、エーテ
ルもしくはカルボニル官能性を有する基を持つ一級、二
級または三級アミンであり、220℃未満、好ましくは
70℃〜200℃、そしてより好ましくは95℃〜18
0℃の沸点を有する。アミンは、バッファー−触媒改質
剤として作用すると思われる。反応は、溶媒の存在下、
またはより好ましくは溶媒の不存在下で行われる。利点
として、ヒドロシリル化後のpH調整および濾過ならび
に時間のかかる溶媒ストリッピングの必要性の排除、さ
らにバッチ当たりの改良された収率およびバッチサイク
ル時間の顕著な短縮化等がある。貴金属触媒の使用量の
減少および改良した水溶性を常に与えるコポリマーの生
成が達成される。化粧品、基礎化粧品およびテキスタイ
ル用途におけるこれらのコポリマーの一層広範囲の利用
性は別の利点であり、さらにそれらの分子量分布の多分
散性の減少、すなわち、かかるアミンなしで製造した生
成物と比較してMw/Mn多分散性比(ゲル濾過クロマ
トグラフィー(gel permeation chromatography: gpc)に
より測定)において少なくとも45%の減少を示す。よ
り狭い分子量分布は、ポリウレタンフォーム、コーチン
グ、農業用配合物および消泡剤組成物のような用途にお
いても利点を与える。
【0010】本方法の好適な実施態様は以下の通りであ
る。すなわち、(1)(i)単位式:[RaHbSiO(4-a-b)/2]n
(式中、Rは脂肪族不飽和を含まない一価炭化水素基で
あって1〜8個の炭素原子有し、aの平均値は1〜3で
あり、bの平均値は0.01〜1.5であり、a+bの
合計の平均値が1〜3であり、そしてnはシロキサン単
位の数であり2〜200の値を有する。)を有するオル
ガノハイドロジェンシロキサン(ii)平均式:
【0011】
【化6】
【0012】または
【0013】
【化7】
【0014】(R1は2〜10個の炭素原子を含有する
脂肪族不飽和炭化水素基を表し、R2はR1、水素、1〜
8個の炭素原子を含有するアルキル基、2〜8個の炭素
原子を有するアシル基、またはトリアルキルシリル基で
あり、R3は1〜18個の炭素原子を含有する一価の炭
化水素基であり、R4はR3または水素であり、zは0〜
100の値であり、そしてwは0〜80の値である)を
有する少なくとも1種のポリオキシアルキレンであり、
(iii)アルキル基を有する少なくとも1種のアミンであ
り、ヒドロキシル、カルボニル、もしくはエーテル官能
性を持ち、大気圧で220℃未満の沸点を有するアミ
ン:の混合物を形成し、(2)当該混合物の温度を調節
し、維持してオルガノハイドロジェンシロキサンとポリ
オキシアルキレンとの反応を促進させ、そして(3)当該
混合物に触媒として有効な量の貴金属ヒドロシリル化触
媒を与え、そして(4)当該混合物の温度を120℃未満
に維持して反応を完了させ、そして(5)コポリマーを回
収する方法である。
【0015】アセタール形成や脱水素縮合のような望ま
しくない副反応は、前記のアミンをヒドロシリル化に利
用するとき、減少または排除される。これらのアミンは
液体であり、ポリエーテル−シロキサンプレミックスと
容易に混和でき、したがって、沈降分離の危険性がなく
容易に分散される。当該アミンは比較的低沸点であり、
したがって、ヒドロシリル化が完了した後、コポリマー
から除去できる。当該アミンが比較的低沸点であるの
で、最終使用が化粧品や基礎化粧品用途のコポリマーに
ついて、ヒドロシリル化後のストリッピングによる任意
の除去が可能である。
【0016】「無溶媒」という用語は、オルガノヒドロ
シロキサンおよびポリオキシアルキレンのヒドロシリル
化反応に揮発性もしくはその他の添加溶媒を使用しない
ことを意味する。例えば、触媒と共に導入されるかもし
れないその他の少量の液体のいずれかは付随的であり、
反応溶媒であるとは考慮されない。
【0017】オルガノハイドロジェンシロキサン 界面活性剤の製造のための本発明に有用なオルガノハイ
ドロジェンシロキサン化合物には、式:
【0018】
【化8】
【0019】(式中、Rは脂肪族不飽和を含まない一価
炭化水素基であって1〜8個の炭素原子有し、aの平均
値は1〜3であり、bの平均値は0.01〜1.5であ
り、a+bの合計の平均値が1〜3であり、そしてnは
2〜200の値を有するシロキサン単位の数である。)
により表されるものがある。
【0020】上記のオルガノハイドロジェンシロキサン
は、R3SiO1/2、R2HSiO1/2、R2SiO2/2、R
HSiO2/2、RH2SiO1/2、RSiO3/2、HSiO
3/2およびSiO4/2から成る群から選択されるシロキサ
ン単位のいずれかの組合せを含むが、但し、当該オルガ
ノハイドロジェンシロキサンはシリコン原子当たり1〜
3個のR基を与えるのに足るR−含有シロキサンおよび
シリコン当たり0.01〜1.5個のシリコン結合水素
原子を与えるのに足るH含有シリコン単位およびシリコ
ン当たり1〜3個のR基とシリコン結合水素との総計を
含むことを条件とする。
【0021】オルガノハイドロジェンシロキサンの製造
は周知であり、例えば、The Chemistry and Technology
of Silicones、Noll. W., Academic Press (New York)
: 1968, 第5章、p. 191 - 246に記載されている。適
当な基の例は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、トリル基、キシリル基のようなアルキル基、およ
びヘプタフルオロプロピルのような置換炭化水素基であ
る。Rは、好ましくは、メチルである。
【0022】ポリエーテル 本発明の方法に使用できる不飽和ポリオキシアルキレン
反応物には、式:
【0023】
【化9】
【0024】または
【0025】
【化10】
【0026】(式中、R1はビニル、アリル、メタリ
ル、プロパルギルまたはペンチニルのような2〜10個
の炭素原子を含有する不飽和有機基を表す。)を有する
もの等がある。不飽和がオレフィン性であるとき、完全
なヒドロシリル化を促進するために不飽和は望ましくは
末端にあるのがよい。R2は、R1、水素、1〜8個の炭
素原子を有するアルキル基、2〜8個の炭素原子を有す
るアシル基、またはトリアルキルシリル基である。R3
およびR4は1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化
水素基である。R4は水素であることもできる。メチル
が最も好適なR3基である。zは0〜100の値であ
り、wは0〜80の値である。zおよびwの好適な値は
1〜50である。不飽和ポリエーテルは、アルキン基ま
たは末端オレフィン基から構成されるかどうかにかかわ
らず、異なるオキシアルキレン単位のブロックされたま
たは無秩序に分散されたコポリマーであることができ
る。
【0027】アミン バッファー−触媒改質剤は比較的揮発性の液体アミンで
あり、ヒドロシリル化後のストリッピングにより容易に
除去できる。このアミンは、エーテル、ヒドロキシルま
たはカルボニルのいずれかの官能性を含むべきであり、
好ましくは、ヒドロキシルである。好ましくは、当該ア
ミンは二級または三級である。当該アミン成分の沸点は
大気圧で220℃未満であるべきであり、好ましくは、
95〜180℃である。当該アミンは塩よりも極性が低
く、ポリオキシアルキレン−シロキサンプレミックスと
完全に混和でき、従って、沈降分離は起こらない。
【0028】本発明で有用なアミンは、一般式:
【0029】
【化11】
【0030】(式中、R5は水素、1〜8個の炭素原子
を有するアルキル基、6〜10個の炭素原子を有するア
リール基、3〜8個の炭素原子を有するアルケニル基で
あり、tは0、1、または2であり、R6はR5(同じか
または異なる)、uは0、1、または2であり、R
7は、ヒドロキシル、エーテルまたはカルボニル官能性
を有する2〜10個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、vは1であり、そしてt+u=2である。)を有す
るものである。好適なアミンの例は、(N,N−ジメチ
ルアミノ)−2−プロパノール(DMAP)、(N,N−ジエ
チルアミノ)−2−プロパノール(DEAP)、5−(N,N
−ジエチルアミノ)−2−ペンタノール(5DEAP)、2−
(N,N−ジエチルアミノ)エタノールビニルエーテ
ル、メチル3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピオネ
ート、(N,N−ジメチルアミノ)アセトン、2−(N
−メチルアミノ)エタノール、2−(N−プロピルアミ
ノ)エタノール、1−アミノ−2−プロパノール、ジエ
チルアミノ−3−ブタノン、および2−アミノ−1−ブ
タノールである。
【0031】本発明で添加されるアミン成分は、反応物
の総添加量を基準に約0.01〜0.5重量%含有させ
るべきである。当該アミンは、シロキサン−オキシアル
キレンポリエーテル混合物に貴金属触媒を添加する前に
当該触媒と合わせることもできる。
【0032】ヒドロシリル化 ヒドロシリル化反応は有効量の貴金属ヒドロシリル化触
媒の存在下で行う。かかる周知の触媒には、白金、パラ
ジウムおよびロージウム含有錯体等がある。これらは、
概要を記載した、Comprehensive Handbook on Hydrosil
ation、B. Marciniec編、Pergamon Press(NY)により発
行(1992年)に総説されている。塩化白金水素酸および
1、3−ジビニルテトラメチルジシロキサンの白金錯体
が特に好適である。この触媒は、その使用前にオレフィ
ンと予備接触させる必要はないが、反応系に直接添加で
きる。前記アミンおよび触媒は予備接触させ、一緒に反
応系に供給できる。
【0033】触媒は、ヒドロシリル化を開始し、維持
し、完了するのに足る有効量で使用される。この量は、
普通、反応混合物の総ての部を基準に、百万部の1〜1
00部(ppm)の範囲内である。
【0034】添加されるポリエーテルの量は、オルガノ
ハイドロシロキサンの反応性水素部位の数を考慮して、
オルガノハイドロシロキサンの量に化学量論的に少なく
とも等しくあるべきである。
【0035】しかし、所望のヒドロシリル化反応の完全
を期すために化学量論的に等量の110%〜130%程
度でポリエーテルの化学量論的に過剰量を一般的に使用
できるが、但し、ポリエーテルのいくらかが、オキシア
ルキレンポリエーテルの不飽和基のヒドロシリル化より
むしろ他の競合反応に入る可能性がある。
【0036】ヒドロシリル化は35℃〜120℃で行わ
れるのがよく、最も好ましい範囲は60〜110℃であ
る。反応を行う際、不活性ガスのガスシールが望ましい
が、絶対に必要というわけではない。
【0037】
【実験の部】ヒドロシリル化手順 各ヒドロシリル化は、使用しようとする試薬の総量を考
慮して適切な容量の四つ口丸底フラスコ中で行った。こ
のフラスコは機械式撹拌機、フリードリッヒ冷却器、温
度制御加熱用マントル、熱電対および窒素源に連結され
た散布管を備えた。典型的には、秤量したシラン流体、
ポリエーテルおよびアミンをフラスコに入れ、得られた
混合物を65〜90℃に加熱しながら撹拌した。エタノ
ール中ヘキサクロロ白金酸(hexachloroplatinic acid:
CPA)の10mg/ml白金溶液0.03〜0.25
mlを用いて反応を触媒させた。幾分時間が経過後、ヒ
ドロシリル化の発熱性の温度上昇兆候が観察され、反応
混合物は淡黄色澄明となった。ヒドロシリル化の終了
は、SiH官能基についての試験により決定した。既知
量の反応混合物をアルコール性水酸化カリウムで処理し
たときに発生した水素ガスの量を、A. L. Smith(編
者)、Analysis of Silicones、John Wiley and Sons、
NY、(1974)、pp. 145-149に記載されているようにして
測定した。トルエン溶媒を利用する反応はアセタール除
去のための処理をし、それにより、1.25重量%の
1.0N塩酸を添加し、次いで、過剰の重炭酸ナトリウ
ムで中和し、濾過してからコポリマーを回収した。
【0038】試験法−次の試験法を下記の実施例で製造
されるコポリマーの評価に利用した。
【0039】曇点−曇点は水溶解性の尺度であり、本明
細書中で使用されるように、シロキサン−オキシアルキ
レンコポリマーが、例えば、1%水溶液から析出し始め
る温度である。曇点が高いと良好な水溶解性の徴であ
る。
【0040】次のようにして曇点を定める。すなわち、
1gのコポリマー試料を150mlビーカー中に入れ、
99gの蒸留水中に溶解させる。ビーカー中にTEFL
ON(登録商標)被覆したマグネチックスターラー棒を
ビーカー中に入れ、スターラー/ホットプレート組合せ
装置上にビーカーを置いた。溶液中に温度計を吊し、温
度計の球部をビーカーの底から約0.5インチ(1.2
7cm)の高さの位置にした。撹拌しながら、ビーカー
の内容物を約2℃/分の上昇速度で加熱した。溶液の濁
りのために温度計の球部が見えない温度を曇点として記
録した。
【0041】−コポリマーの色をHollge Da
ylight Comparatorにおいてワニスカ
ラーディスク620C−40と比較した。最も近い色を
GVSで記録した。
【0042】粘度−約100秒の流出時間を与える、目
盛付きOswald粘度計を使用して25℃における粘
度を測定した。得られる粘度は流出時間(秒)の生成物
および粘度計の特定の較正により求められる。
【0043】水溶解性−HACHナンバー−Hachナ
ンバーは水溶解性の尺度であり、本明細書中では、コポ
リマーの5%水溶液の澄明度の尺度として存在する。溶
解性の目的のために、hachナンバーが低いほどコポ
リマーの溶解性は大きい。澄明度または濁り度をhac
hナンバーで測定し、HACH濁り度測定器(Turbidime
ter)、モデル2100Aを使用して決定し、Nephl
ometric Turbidity Unit(NT
U)に記録した。20NTU未満のHachナンバーは
澄明な溶液を示す。
【0044】
【実施例】例1〜4は比較例であり、当該比較例では、
コポリマーの製造に現在使用されている公知のヒドロシ
リル化反応溶媒であるトルエンを使用した。例5〜8は
コポリマーの無溶媒製造を示し、ここでは、酸塩である
プロピオン酸ナトリウムをバッファー−触媒改質剤とし
て使用する。例9〜41は、溶媒の存在下および不存在
下の双方でコポリマーの製造におけるバッファー−触媒
改質剤としてのアミンの利用を示す。例9〜26および
31〜37は三級アミンを利用し、例27〜30は二級
アミンを使用し、そして例31〜34は一級アミンを使
用した。例37、38、40および41は、工業規模量
のコポリマーを製造するための本発明の使用を表す。例
39および40はIPA反応溶媒中のコポリマーの製造
を表す。例42、43および44は、予備形成した白金
と本発明のアミンとの錯体を利用するコポリマーの製造
を表す。
【0045】 用語解説 APEG−350:アリルポリエチレンオキシド(350モル重量) APEG−550:アリルポリエチレンオキシド(550モル重量) BA: 1−ブタノール−2−アミン CPA: ヘキサクロロ白金酸(H2PtCl6.6H2O) D: (CH3)2SiO D’: (CH3)HSiO DEAA: (N,N-ジエチルアミノ)アセトン DEAEVE: (N,N-ジエチルアミノ)エタノールビニルエーテル DEA3B: (N,N-ジエチルアミノ)-3-ブタノン 5DEAP: 5-(N,N-ジエチルアミノ)-2-ペンタノール DEAP: (N,N-ジエチルアミノ)-2-プロパノール DMAE: 2-(N,N-ジメチルアミノ)エタノール DMAP: (N,N-ジメチルアミノ)-2-プロパノール EA: エタノールアミン GPC: ゲル濾過クロマトグラフィー GVS: Gardener Varnish Standard IPA: 2-プロパノール MAE: 2-(N-メチルアミノ)エタノール M3DMA: メチル3-(N,N-ジメチルアミノ)プロピオネート PA: 2-プロパノールアミン PAE: 2-(N-プロピルアミノ)エタノール NTU: Nephlometric Turbidity Unit s 特記しない限り、(例37、38、40および41以外は)すべての重量はグ ラムであり、#で示した場合、重量ポンドを表す。
【0046】例 1(比較例) 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)7.5OHのオレフィン性置換
ポリオキシアルキレン100.1g、平均式が(CH3)3Si
O[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン50.1gおよびトルエン4
5.0gの良く撹拌した混合物を85℃に加熱した。H2
PtCl6.6H2Oのエタノール溶液を7ppmの白金を付与す
るのに足る量で上記混合物に加えた。熱源を取り去り、
発熱がさらに認められなくなるまで発熱反応のヒドロシ
リル化を行った。SiH官能性試験に続いて、30分間
90℃でアセタール処理を行い、重炭酸ナトリウムによ
る中和および濾過を行った。トルエンおよび水をストリ
ッピングし、きれいな生成物を得、その色は1GVS、
520センチストークスの粘度、溶解性Hachが4.
8NTUであり、曇点が54℃であった。
【0047】例 3(比較例) 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)14OHのオレフィン性置換ポ
リオキシアルキレン110.1g、平均式が(CH3)3SiO
[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン40.1gおよびトルエン4
5.0gの良く撹拌した混合物を85℃に加熱した。H2
PtCl6.6H2Oのエタノール溶液を7ppmの白金を付与す
るのに足る量で上記混合物に加えた。熱源を取り去り、
発熱がさらに認められなくなるまで発熱反応のヒドロシ
リル化を行った。SiH官能性試験に続いて、30分間
90℃でアセタール処理を行い、重炭酸ナトリウムによ
る中和および濾過を行った。トルエンおよび水をストリ
ッピングし、きれいな生成物を得、その色は2GVS、
659センチストークスの粘度、溶解性Hachが2.
5NTUであり、曇点が92℃であった。
【0048】例 2および4 例1と同じ手順でその他の比較例2および4について繰
り返した。ここではトルエン溶媒中でも調製した。結果
を表AおよびB中に見出すことができる。
【0049】例 5〜8(比較例) 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)7.5OHのオレフィン性置換
ポリオキシアルキレン100.1g、平均式が(CH3)3Si
O[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン50.1gおよびプロピオン
酸ナトリウム0.06gの良く撹拌した混合物を85℃
に加熱した。H2PtCl6.6H2Oのエタノール溶液を7ppm
の白金を付与するのに足る量で上記混合物に加えた。熱
源を取り去り、発熱がさらに認められなくなるまで発熱
反応のヒドロシリル化を行った。SiH官能性試験に続
いて、生成物をストリッピングし、濾過してきれいな生
成物を得、その色は2GVS、557センチストークス
の粘度、溶解性Hachが48.6NTUであり、曇点
が47℃であった。
【0050】例5と同じ方法を繰り返して、コポリマー
合成中にプロピオン酸ナトリウムも利用する比較例6、
7および8を行った。結果を表AおよびBに見出すこと
ができる。
【0051】例 10〜38 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)14OHのオレフィン性置換ポ
リオキシアルキレン107.6g、平均式が(CH3)3SiO
[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン37.4gおよびN,N-ジメチ
ルアミノ-2-プロパノール0.05gの良く撹拌した混
合物を85℃に加熱した。H2PtCl6.6H2Oのエタノール溶
液を7.5ppmの白金を付与するのに足る量で上記混
合物に加えた。熱源を取り去り、発熱がさらに認められ
なくなるまで発熱反応のヒドロシリル化を行った。Si
H官能性試験に続いて、生成物を継続的にストリッピン
グし、きれいな生成物を得、その色は1GVS、583
センチストークの粘度、溶解性Hachが2.3NTU
であり、曇点が97℃であった。
【0052】例9と同じ方法を繰り返して、本発明の代
表的実施例である例10〜38を行った。結果を表Aお
よびBに見出すことができる。
【0053】例 39 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)7.5OHのオレフィン性置換
ポリオキシアルキレン181.0g、平均式が(CH3)3Si
O[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン99.0g、2-プロパノール
69.9gおよびN,N-ジメチルアミノ-2-プロパノール
0.04gの良く撹拌した混合物を85℃に加熱した。
H2PtCl6.6H2Oのエタノール溶液を5ppmの白金を付与
するのに足る量で上記混合物に加えた。熱源を取り去
り、発熱がさらに認められなくなるまで発熱反応のヒド
ロシリル化を行った。SiH官能性試験に続いて、生成
物をストリッピングし、きれいな生成物を得、その色は
1GVS、330センチストークスの粘度、溶解性Ha
chが17.3NTUであり、曇点が53℃であった。
【0054】例 40 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)14OHのオレフィン性置換ポ
リオキシアルキレン1630ポンド、平均式が(CH3)3Si
O[(CH3)2SiO]13[CH3SiO(H)]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン685ポンド、N,N-(ジメチ
ルアミノ)-2-プロパノール1.15ポンドおよび2-プロ
パノール552ポンドの良く撹拌した混合物を85℃に
加熱した。H2PtCl6.6H2Oのエタノール溶液を5ppmの
白金を付与するのに足る量で上記混合物に加えた。熱源
を取り去り、発熱がさらに認められなくなるまで発熱反
応のヒドロシリル化を行った。SiH官能性試験に続い
て、生成物をストリッピングし、きれいな生成物を得、
その色は1GVS、591センチストークスの粘度であ
り、曇点が92℃であった。
【0055】例 41 平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)14OHのオレフィン性置換ポ
リオキシアルキレン1702ポンド、平均式が(CH3)3Si
O[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]6OSi(CH3)3のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン649ポンドおよびN,N-ジメ
チルアミノ-2-プロパノール1.2ポンドの良く撹拌し
た混合物を85℃に加熱した。H2PtCl6.6H2Oのエタノー
ル溶液を5ppmの白金を付与するのに足る量で上記混
合物に加えた。熱源を取り去り、発熱がさらに認められ
なくなるまで発熱反応のヒドロシリル化を行った。Si
H官能性試験に続いて、生成物をストリッピングし、濾
過してきれいな生成物を得、その色は1GVS、541
センチストークスの粘度、溶解性Hachが2.3NT
Uであり、曇点が96℃であった。
【0056】例 42 米国特許第4,292,434号明細書の記載にしたが
って貴金属触媒と本発明のアミンとの予備形成錯体を調
製した。11.0部のH2PtCl6.6H2Oを100部の2-プロ
パノールに溶解し、次いで、24.8部のN,N-ジメチル
アミノ-2-プロパノールをゆっくりと加えた。得られた
混合物を2時間にわたって50℃に保持し、次いで、冷
却し、濾過し、減圧下ストリッピングして黄がかった赤
色の固体を得た。この固体を熱エタノールに溶解させる
ことにより精製し、次いで、トルエンの助けで結晶化さ
せた。得られた結晶を数時間真空乾燥させ、赤色の固体
を得た。
【0057】この固体1.0gを25ccのエタノール
に溶解させて、0.87%の白金を含有する溶液を生成
させた。この溶液のアリコットを以下のヒドロシリル化
触媒として利用した。
【0058】平均式がCH2=CHCH2(OCH2CH2)7.5OHのオレ
フィン性置換ポリオキシアルキレン93.8gおよび平
均式が(CH3)3SiO[(CH3)2SiO]15[CH3SiO(H)]6OSi(CH3)3
のオルガノハイドロジェンポリシロキサン51.3gの
良く撹拌した混合物を85℃に加熱した。上述の白金−
アミン錯体溶液を5ppmの白金を付与するのに足る量
で上記混合物に加えた。熱源を取り去り、発熱がさらに
認められなくなるまで発熱反応のヒドロシリル化を行っ
た。SiH官能性試験に続いて、生成物をストリッピン
グし、きれいな生成物を得、その色は1GVS、453
センチストークスの粘度、pH7.3、溶解性Hach
が6.2NTUであり、曇点が52℃であった。
【0059】アミンとして(N,N-ジエチルアミノ)-2-プ
ロパノールおよび3-(N,N-ジメチルアミノ)-1-プロパノ
ールをそれぞれ使用する例43および44について例4
2と同じ手順を繰り返した。各場合で固体の試料を回収
し、各々別のエタノール溶液を作り、ヒドロシリル化触
媒として利用した。物理特性を表11に列挙する。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】表1中、例1および2は対照であり、トル
エン溶媒中のコポリマーの製造を示す。例5および6
は、バッファー−触媒改質剤としてプロピオン酸ナトリ
ウムを利用する無溶媒コポリマー製造を示す。対照では
曇点が52℃と53℃であったが、プロピオン酸ナトリ
ウム緩衝化コポリマーの曇点は最高5℃まで低く、より
低い溶解性を示した。Hachナンバーを比較するとき
同様の傾向が見られた。対照はhachナンバーが5未
満で、澄明な溶液を示したが、試料5および6では40
を超えるhachナンバー(曇った溶液)を得た。プロ
ピオン酸ナトリウムについて、一級アミンを用いて製造
したコポリマーにより示されたのと同じ傾向だった。後
者がプロピオン酸ナトリウムの性能に匹敵したが、溶媒
を用いて製造したものよりも良くなかった。
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】表2および3において、例1、2、3およ
び4は対照であり、例5〜8はプロピオン酸ナトリウム
を表す。プロピオン酸ナトリウム処理からのコポリマー
により、より低い曇点(表2:48℃対53℃。表3:
80℃対94℃)および溶解性(表2:平均51NTU
(曇り)対4.8NTU;表3:平均35NTU(曇
り)対2.4(澄明))の方向に上記と同じ傾向を示し
た。他方、二級アミンは対照と著しく似た結果を示す。
平均曇点は少ししか異ならない(表2:50.5対5
3.5;表3:94対94)。平均溶解性hachナン
バーは事実上同一だった(表3:2.4対2.5)。表
2で平均hachナンバーはいくらか異なった(7.7
対4.8)が、これらの二級アミンを用いて製造したコ
ポリマーから澄明な溶液が得られた。
【0067】
【表6】
【0068】表4の例1および2は対照を表し、例5お
よび6はプロピオン酸ナトリウムで形成したコポリマー
を表す。表4においてもプロピオン酸ナトリウムで形成
したコポリマーについて表1〜3のデーターで既に見ら
れた曇点とhachナンバーの確立した低い傾向が再現
されている。二級アミンについて表2および3のデータ
ーと同様、これらの無溶媒、三級アミン形成コポリマ
ー、特に、(N,N-ジメチルアミノ)-2-プロパノール(D
MAP)、はコントロールの値と殆ど同じだった。DM
AP形成コポリマーの平均曇点は53℃だったのに対し
対照では53.5℃だった。平均hachナンバーは
6.7対4.7であり、双方とも非常に澄明な溶液だっ
た。DMAPコポリマーの平均粘度は、対照の粘度より
も(望ましくは)132cSt低い(369対50
1)。表4のその他の三級アミン形成コポリマーは、澄
明な水溶液を生成するのに加えて、対照の曇点に比較的
近い曇点を示す。
【0069】表4の全データーは、三級アミンにより緩
衝化させた無溶媒製造コポリマーおよびトルエン溶媒中
で製造したコポリマーにより形成した曇点と水溶解性の
同等性を確認する。
【0070】表4で確立された一般的な傾向は、表5の
データーによっても確認される。すなわち、プロピオン
酸ナトリウム緩衝化コポリマーは対照よりもより低い曇
点とより高いhachナンバーを与え、それ故、対照よ
りもより低い水溶解性を与える。これに対し、三級アミ
ンにより緩衝化され無溶媒で製造されたコポリマーにつ
いての曇点およびhachナンバーは対照のものに匹敵
した。
【0071】コポリマーの合成に使用したポリエーテル
であるアリルオキシポリエチレングリコール[APEG:550
(mw)]は、表4中でコポリマーを合成するのに利用した
もの[APEG:390(mw)]よりも分子量が高くエチレンオキシ
ド含量が多い。結果として、曇点は対照(94℃)より
も高い。対応する曇点は、DMAP、DEAP、5DE
APおよびDMAEについて、それぞれ、93.5℃
(例9および40の平均)、95℃(例13)、94℃
(例21)ならびに90℃(例26)だった。(N,N-ジ
メチルアミノ)エタノール(DMAE)のみが対照より
も曇点が低い。対応するhachナンバーは事実上対照
と同じ(2.2〜4.5対2.5)であり、非常に澄明
な溶液である。
【0072】
【表7】
【0073】
【表8】
【0074】
【表9】
【0075】表6および7は、対照(例4、3、2およ
び1)、プロピオン酸ナトリウムについての比較例(例
8、7、6および5)ならびにその構造中にケト官能性
を有する本発明の三級アミンについてのデーターを含
む。アミンは、対照に匹敵する曇点(51および49対
53.5℃ならびに95および94対94℃)とhac
hナンバー(8.3および7.2対4.8ならびに2.
3および2.4対2.5)を有するコポリマーを生成し
た。表8は、対照(例3および4)、プロピオン酸ナト
リウム(例7および8)ならびに2種類の本発明の三級
アミンについてのデーターを示し、当該三級アミンはそ
の構造中にエーテルおよびエステル官能性を有する。対
応する曇点(95および94対94℃)およびhach
ナンバー(2.2および2.3対2.4)は対照のもの
と同等の良さまたはそれ以上良かった。
【0076】
【表10】
【0077】
【表11】
【0078】
【表12】
【0079】表9および10は、対照(例4、3、2お
よび1)、プロピオン酸ナトリウム比較例(例8、7、
6および5)ならびにアミンである(N,N-ジメチルアミ
ノ)-2-プロパノールを利用する大規模製造(例41、4
0、38および37)を含む。これらの大規模コポリマ
ー製造により示された曇点およびhachナンバーも対
照のものに匹敵した。表9の例39および40は2-プロ
パノール溶媒中の本発明のコポリマー製造を表す。得ら
れる曇点は対照と同一(92対92℃)だったが、溶解
性hachナンバーはコントロールと僅かに異なった
(3.6対2.5)。
【0080】
【表13】
【0081】表11中のデーターの比較は、予備形成し
た白金−アミン錯体(例42、43および44)を利用
する無溶媒で製造したコポリマーがコントロールの特性
に匹敵することを示す。曇点は等しいか対照よりも僅か
に高かった(53℃対53℃)。hachナンバーは、
対照よりも僅かに高いことにより(5.7〜7.4対
4.8)、非常に澄明な溶液を示す。それらの平均粘度
は対照よりも低い40センチストークスであり、副反応
に対してより大きな影響を示し得る。
【0082】
【表14】
【0083】繊維産業においてコポリマーの利用が広く
行われている。これらのコポリマーが種々の繊維の湿潤
性を向上させることは公知の事実である。例えば、表C
の対照コポリマーAが不織布繊維に施用されると、得ら
れる湿潤性は、1〜5の尺度で2のオーダーであった
(1および5は、それぞれ、相対的に良くないおよび非
常に良好な湿潤性を示す)。本発明のコポリマーBおよ
びDは、4および4.5のオーダーの湿潤性を与え、対
照を超える大きな改善を示した。
【0084】本発明のコポリマーと対照との間の一つの
主要な望ましい差異はそれらの各多分散性にある。表D
中では、対照(コポリマーE)の多分散性(15.2)
はコポリマーF(5.8)およびG(5.8)の多分散
性の2.5倍を超える。本発明のコポリマー(G)は2
−プロパノール溶媒中で製造された場合でもこの相違が
ある。同様な傾向は、対照(A)の多分散性が本発明の
コポリマー(FおよびG)の分散性の2倍に接近する場
合に表Cでも示されている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シロキサン-オキシアルキレンコポリマ
    ー類の製造方法であって、(i)オルガノハイドロジェン-
    ポリシロキサンおよび(ii)不飽和ポリオキシアルキレン
    を、(iii)アミン(ここで、当該アミンの沸点は大気圧
    下で220℃以下である)、および(iv)触媒として有効
    な量の貴金属ヒドロシリル化触媒の存在下で反応させる
    ことを含む当該シロキサン-オキシアルキレンコポリマ
    ー類の製造方法。
  2. 【請求項2】 任意に存在し得る溶媒中で行い、前記方
    法が、(1)(i)平均式:[RaHbSiO(4-a-b)/2]n(式中、R
    は脂肪族不飽和を含まない一価炭化水素基であって1〜
    8個の炭素原子有し、aの平均値は1〜3であり、bの
    平均値は0.01〜1.5であり、a+bの合計の平均
    値が1〜3であり、そしてnは2〜200の値を有する
    シロキサン単位の数である。)を有するオルガノハイド
    ロジェンシロキサン、(ii)平均式: 【化1】 または 【化2】 (式中、R1は2〜10個の炭素原子を含有する不飽和
    炭化水素基を表し、R2はR1、水素、1〜8個の炭素原
    子を含有するアルキル基、2〜8個の炭素原子を有する
    アシル基、またはトリアルキルシリル基であり、R3
    1〜18個の炭素原子を含有する一価の炭化水素基であ
    り、R4はR3または水素であり、zの値は0〜100で
    あり、そしてwの値は0〜80である)を有する少なく
    とも1個のポリオキシアルキレンならびに、(iii)ヒド
    ロキシル、カルボニル、もしくはエーテル官能性を持
    ち、大気圧で220℃以下の沸点を有し、アルキル基を
    有する少なくとも1個のアミン:の混合物を形成し、
    (2)当該混合物の温度を維持してオルガノハイドロジェ
    ンシロキサンとポリオキシアルキレンとの反応を促進さ
    せ、そして(3)当該混合物に有効量のヒドロシリル化貴
    金属触媒を与え、そして(4)120℃未満の温度に維持
    して反応を終了させ、そして(5)コポリマーを回収する
    各工程を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリオキシアルキレンの平均式が: 【化3】 (式中、zおよびwの値が0〜50である)であり、オ
    ルガノハイドロジェンポリシロキサンの平均式が: 【化4】 (式中、Meはメチル基であり、xの値が0〜200で
    あり、yの値が1〜25である)である、請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記アミンが、式: 【化5】 (式中、R5は水素、1〜8個の炭素原子のアルキル
    基、6〜10個の炭素原子のアリール基であり、tは
    0、1、または2であり、R6はR5(同じかもしくは異
    なる)であり、uは0、1、または2であり、R7はヒ
    ドロキシル、エーテルもしくはカルボニル官能基を持つ
    2〜10個の炭素原子を有するアルキル基であり、vは
    1であり、t+u=2である。但し、このアミンの沸点
    は大気圧で220℃未満である。)を有する請求項1に
    記載の方法。
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