JP2000233411A - 金型用の温度調節装置 - Google Patents

金型用の温度調節装置

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JP2000233411A
JP2000233411A JP11038014A JP3801499A JP2000233411A JP 2000233411 A JP2000233411 A JP 2000233411A JP 11038014 A JP11038014 A JP 11038014A JP 3801499 A JP3801499 A JP 3801499A JP 2000233411 A JP2000233411 A JP 2000233411A
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liquid
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conduit
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Motoharu Shimizu
元治 清水
Yoshitaka Koishi
芳孝 小石
Kimiya Kanou
公也 稼農
Osamu Matsui
治 松井
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Matsui Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体循環用ポンプ71、往路導管6、金型2
6、復路導管7を含む液体循環路に接続された排液管5
1に介在された第1開閉弁54からの不測の漏れを防止
する。 【解決手段】 排液管51に第1開閉弁54と第2開閉
弁49とが直列に介在されているので、第1開閉弁54
の不測の漏れを防止出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型用の温度調節装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の金型用の温度調節装置と
して以下の如きものは知られている。液体通路を有する
金型と、ヒーターを有すると共に液体通路を有する温度
調節機と、液体循環用ポンプとを有し、それらが液体循
環路を構成している金型用の温度調節装置であって、液
体循環路に排液管が接続され、この排液管に開閉弁が介
在されたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の金型用の温度調節装置に
は以下の如き欠点があった。前記開閉弁の入口側は高温
で且つ圧力の高い液体循環路に繋がっており、他方、開
閉弁の出口側は一般的に大気に開放していて開閉弁が過
酷な環境にあるため、開閉弁からの不測の漏れが発生し
やすく、その結果、液体循環路の液体の漏れ量をコント
ロール出来なくなり、究極的に液体循環路内の液体の温
度制御をコントロールしにくくなるという欠点があっ
た。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、液体通路を有する金型と、ヒーターを有すると
共に液体通路を有する温度調節機と、液体循環用ポンプ
とを有し、それらが液体循環路を構成している金型用の
温度調節装置において、液体循環路に排液管が接続さ
れ、この排液管に第1開閉弁及び第2開閉弁が直列に介
在されているものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。第1開閉弁と第2開閉弁とを直列
に接続していて不測の漏れを防止しているので、液体循
環路の液体の漏れ量をコントロール出来なくなり、その
結果、液体循環路内の液体の温度制御をコントロールし
にくくなるというようなトラブルを防止することが出来
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。温度調節機2は、内部に棒状のヒーター67を有
する復路導管7と、内部に棒状のヒーター67を有する
往路導管6とを有している。
【0007】前記復路導管7の出口と液体循環用ポンプ
71の吸引口72とが導管68によって接続され、往路
導管6の入口と液体循環用ポンプ71の吐出口73とが
導管69によって接続されている。
【0008】前記復路導管7には導管19を介してフロ
ート室11が接続されており、このフロート室11にフ
ロートスイッチ12が設けられている。前記フロートス
イッチ12は、フロート室11内に垂直状に設けられた
ガイド棒14と、このガイド棒14に沿って昇降自在と
なされたフロート15とを有している。フロート15に
は磁石(図示略)が設けられ、フロート15が最上位置
に位置した際、フロート15の磁石によって作動させら
れるリードスイッチ等のスイッチ(図示略)がガイド棒
14の上部に設けられている。このような構成によっ
て、スイッチが「ON」状態でフロート15が液体で押
し上げられて最上位置又はその近傍に位置することを知
ることが出来、他方、スイッチが「OFF」状態でフロ
ート15が液体が減って最上位置又はその近傍から外れ
たことを知ることが出来る。このことにより、復路導管
7内の液体が減ったことを知ることが出来る。なお、前
記スイッチが「OFF」状態になると警報が発せられ
る。
【0009】前記往路導管6の出口と液体導管(図示
略)を有する樹脂成形用の金型26の入口とが途中に逆
止弁24(往路導管6側に向かう流れを阻止するもの)
を有する往路導管25を介して接続されている。前記フ
ロート室11と金型26の出口とが復路導管27を介し
て接続されている。このような構成によって、液体循環
用ポンプ71、往路導管6、金型26、復路導管7を含
む液体循環路(以下、単に液体循環路という。)が構成
されている。
【0010】往路導管25の、逆止弁24より往路導管
6に近い側と復路導管27とがバイパス導管29を介し
て接続されている。このバイパス導管29の途中に可変
式の流量調節弁30が設けられている。このバイパス導
管29は、流量調節弁30の開き具合に応じた流量を往
路導管25から復路導管27に短絡流通させて、金型2
6に流入する液体の量を調節するためのものである。
【0011】前記フロート室11に、所定圧力で加圧さ
れた液体を供給する液体供給源43が導管42を介して
接続されている。前記導管42には開閉弁38(電磁開
閉弁等からなるもの)が介在させられている。なお、開
閉弁38は通常運転時常に開いているものである。前記
開閉弁38とフロート室11との間の導管42に、その
部分の圧力が設定値以上の異常圧力となった場合、その
圧力を逃がすリリーフ弁44が接続されている。
【0012】前記フロート室11には、下流側が大気に
開放した排液管51が接続されており、この排液管51
には、入口54a及び出口54bを有する第1開閉弁5
4及び入口49a及び出口49bを有する第2開閉弁4
9が直列に介在されている。第1開閉弁54と第2開閉
弁49との間の排液管51と、開閉弁38とフロート室
11との間の導管42とが、絞り通路46を有する導管
45を介して接続されている。このような構成により、
通常運転時常に開いている開閉弁38を介して、液体供
給源43の圧力液体を第1開閉弁54の出口54b側に
導いている。
【0013】前記第1開閉弁54の出口54bと第2開
閉弁49の入口49aとの間の排液管51と、第2開閉
弁49の出口49b側の排液管51とが、絞り通路59
を有するバイパス導管60を介して接続されている。こ
のような構成によって、第1開閉弁54の出口54bと
第2開閉弁49の入口49aとの間が絞り通路59を介
して大気開放した状態となされている。
【0014】逆止弁24より下流側(金型20側)の往
路導管25に、途中に開閉弁80及び逆止弁81を有す
る導管82を介して圧力空気源83が接続されている。
逆止弁81は圧力空気源83に向かう流れを阻止するも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態の使用方法】次に発明の実施の形態
の使用方法を説明する。初めに、運転開始のための操
作、即ち、液体循環路に液体を充填する操作につき説明
する。開閉弁80は閉じておく。また、流量調節弁30
は少し開けておく。その状態で、開閉弁38、第1開閉
弁54、第2開閉弁49を開くと、液体供給源31から
液体が開閉弁38、フロート室11を経て、液体循環路
に供給される。なお、液体循環路内の空気は、フロート
室11、第1開閉弁54、第2開閉弁49を通って、排
液管51より排出される。そして、ほぼ液体循環路内に
液体が満たされると、上記の状態のまま液体循環用ポン
プ71を作動して、液体を空気と共に排液管51より排
出する。そして、フロート15が上下動しなくなったこ
とをもって液体循環路に液体が充填されたことを知る。
その後、第1開閉弁54、第2開閉弁49を閉じる。な
お、開閉弁38は開いたままで保持する。
【0016】このような準備の後、棒状のヒーター67
を「ON」にすると共に射出成形機を作動させて、製品
の品質が安定した後、本運転(通常運転)する。液体循
環用ポンプ71により液体は液体循環路を循環する。必
要に応じて、流量調節弁30の開き具合を調節して所定
の流量を往路導管25から復路導管27に短絡流通させ
ることが出来る。
【0017】本運転時(通常運転時)、液体循環路内か
ら液体が漏れてもその漏れた分を特別の制御を行なうこ
となく、液体供給源43から開閉弁38、フロート室1
1を経て自動的に供給して液体循環路を常時液体で満た
すことが出来る。また、第1開閉弁54と第2開閉弁4
9とを直列に接続すると共に、液体供給源43の圧力液
体を第1開閉弁54の出口54b側に導いて、第1開閉
弁54の入口54aと出口54bとの圧力を等しく又は
ほぼ等しくして入口54aと出口54bとの圧力差が大
きいことに起因する第1開閉弁54の不測の漏れを防止
しているので、液体循環路の液体の漏れ量をコントロー
ル出来なくなり、その結果、液体循環路内の液体の温度
制御をコントロールしにくくなるというようなトラブル
を防止することが出来る。第1開閉弁54の出口54b
と第2開閉弁49の入口49aとの間から僅かな設定量
の液体(液体供給源43から供給される常温の液体)を
漏らすようにしているので、その漏れる液体によって第
1開閉弁54及び第2開閉弁49の冷却を行なうことが
出来る。
【0018】次に金型20の交換について説明する。ま
ず、液体循環用ポンプ71・棒状のヒーター67・射出
成形機を非作動状態とした後、開閉弁38をあけたまま
の状態で、第1開閉弁54、第2開閉弁49を開き、開
閉弁80を開く。そうすると、パージエアーが、金型2
6を経て液体と共に排液管51より排出される。なお、
その際、液体循環路から排出される液体に液体供給源4
3からの常温の液体が混合されるので、液体循環路から
排出される液体を冷却しつつ排出することが出来る。そ
して、所定時間後に開閉弁38を閉じ、更にパージを行
なう。なお、液体循環用ポンプ71や往路導管6内の液
体は完全には抜けないが、それは逆止弁24の作用によ
って金型26を交換する際における支障とはならない。
その後、金型26を交換する。
【0019】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)開閉弁38、第2開閉弁49、第1開閉弁54を
手動の開閉弁としてもよい。 (2)絞り通路46、絞り通路59を流量調節自在のも
のとしてもよい。 (3)ストレーナー等は必要に応じて使用すればよい。 (4)ヒーターは棒状に限定されない。また、ヒーター
は少なくとも1つあればよい。 (5)絞り通路46を有する導管45及び絞り通路59
を有するバイパス導管60はない場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
2 温度調節機 6 往路導管 7 復路導管 26 金型 43 液体供給源 49 第2開閉弁 49a 入口 54 第1開閉弁 54b 出口 67 棒状のヒーター 71 液体循環用ポンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月2日(1999.4.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記往路導管6の出口と液体通路(図示
略)を有する樹脂成形用の金型26の入口とが途中に逆
止弁24(往路導管6側に向かう流れを阻止するもの)
を有する往路導管25を介して接続されている。前記フ
ロート室11と金型26の出口とが復路導管27を介し
て接続されている。このような構成によって、液体循環
用ポンプ71、往路導管6、金型26、復路導管7を含
む液体循環路(以下、単に液体循環路という。)が構成
されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稼農 公也 大阪府枚方市長尾家具町1丁目10番4号 株式会社松井製作所技術開発センター内 (72)発明者 松井 治 大阪府大阪市中央区谷町6丁目5番26号 株式会社松井製作所内 Fターム(参考) 4F202 AK00 AR06 AR14 CA30 CD27 CN01 CN05 CN14 CN18 CS01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体通路を有する金型と、ヒーターを有
    すると共に液体通路を有する温度調節機と、液体循環用
    ポンプとを有し、それらが液体循環路を構成している金
    型用の温度調節装置において、液体循環路に排液管が接
    続され、この排液管に第1開閉弁及び第2開閉弁が直列
    に介在されている金型用の温度調節装置。
JP11038014A 1999-02-17 1999-02-17 金型用の温度調節装置 Pending JP2000233411A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011132220A1 (ja) * 2010-04-21 2011-10-27 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 射出成形装置、及び射出成形装置の熱媒体の排出方法
US8318061B2 (en) 2008-11-06 2012-11-27 Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co., Ltd. Mold temperature control circuit of injection molding device and method for discharging heating medium

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