JP2000233312A - シャンク一体型エンドミル - Google Patents

シャンク一体型エンドミル

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JP2000233312A JP11037438A JP3743899A JP2000233312A JP 2000233312 A JP2000233312 A JP 2000233312A JP 11037438 A JP11037438 A JP 11037438A JP 3743899 A JP3743899 A JP 3743899A JP 2000233312 A JP2000233312 A JP 2000233312A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホルダ本体のテーパ孔部にエンドミルの主
体のシャンク部を、焼き嵌め温度より低い加熱で締結で
き、安価に提供できるシャンク一体型エンドミルを提供
する。 【解決手段】 ホルダ本体3の前部に周面が後側に緩や
かに細くなるテーパ部3hを前記本体3の前端部に開口
させたエンドミルホルダ1と、主体5の前部5bに切削
手段6を設け、主体5の後部に外周面が後側に緩やかに
細くなるシャンク部5aを設け、主体5の前部5bの後
端面5cをシャンク部5aの前端の外周側に直角に突出
させたエンドミル2とを備え、焼き嵌め温度より低い加
熱によって、ホルダ本体3のテーバ孔部3hに主体5の
シャンク部5aを圧入嵌合させて、主体5の後端面5c
をホルダ本体3の前端端に当接させ、ホルダ本体3にエ
ンドミル2の主体5を締結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば金型を切
削加工する場合などに用いるシャンク一体型エンドミル
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンドミルは、
図1に示すように、ホルダ11のホルダ本体11aの前
側筒状部11bに設けた直線穴11cに、エンドミル1
2の主体12aに設けた丸棒状の長いシャンク部12b
の後部を嵌め、ホルダ11の前側筒状部11bに外周側
から複数のサイドロック部材13a,13bをねじ嵌合
させ、これらの内端によって前記シャンク部12bを直
線孔11cの内面に押し付けることで、ホルダ11にエ
ンドミル12を装着したものがあった。また、図2に示
すように、ホルダ11の直線孔11cに、図1に示した
ものとは異なる短いシャンク部12bを有するエンドミ
ル12の超硬金属製の主体12aのシャンク部12bの
後部を焼き嵌めしてホルダ11にエンドミル12を1面
拘束によって固着したものもあった。
【0003】しかし、前述した従来のエンドミルのシャ
ンク部の前部がホルダから前方に長く突出しているの
で、剛性を十分に確保できず、切削加工時に切削性能が
低下し、またピッチングなどの振動が発生するという問
題点があった。また、従来の焼き嵌めチャックは、ホル
ダを熱してエンドミルのシャンク部を取り付け固着し、
ホルダよりエンドミルのシャンク部を取り外す場合に
は、前記エンドミル付のホルダ全体を再度熱してホルダ
を熱膨張させて前記シャンク部を取り外すようにしてい
るため、前記ホルダの材質をエンドミルの材質より熱膨
張率の大きい材質が用いられており、前記ホルダとエン
ドミルは互いに熱膨張率の異なる材質の金属しか使用で
きなかった。
【0004】そこで、この発明の出願人は、平成10年
12月14日に、特願平10−354175号によっ
て、エンドミルホルダのホルダ本体の前部に長い先細テ
ーバ部を形成し、このテーパ部の前端に開口する小径孔
部を前記ホルダ本体と同軸に形成し、エンドミルの主体
に設けたシャンク部の後部に小外径部を形成し、この小
外径部を前記ホルダ本体の焼き嵌め用孔部に焼き嵌め固
定すると共に、前記小外径部の前端に設けた段を前記ホ
ルダ本体のテーパ部前端面に支持させ、前記主体の前端
部に切削手段を設けたシャンク一体型エンドミルを、先
に出願している。前記出願のシャンク一体型エンドミル
は、エンドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短く
することで安価にし、また、エンドミルホルダの前部に
設けた焼き嵌め用孔部に、焼き嵌めするエンドミルのシ
ャンク部の小外径部外周面と前記シャンク部の段の全面
を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束とする
ことで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほとん
ど発生せず、良好な切削加工ができるようにしている。
この発明は、先に出願した特願平10−354175号
のシャンク一体型エンドミルの効果を失うことなく、焼
き嵌め温度より低い加熱によって、ホルダ本体のテーパ
孔部にエンドミルの主体のシャンク部を締結でき、ま
た、ホルダ本体から前記主体を取外すことができ、ホル
ダ本体に対しエンドミルの主体の着脱が容易にでき、安
価に提供できるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ャンク一体型エンドミルは、ホルダ本体の前部に周囲が
後側に緩やかに細くなるテーパ孔部を形成し、この孔部
を前記本体の前端部に開口させたエンドミルホルダと、
主体の前端部に切削手段を設け、前記主体の後部に外周
面が後側に緩やかに細くなるシャンク部を設け、前記主
体の前部後端面を前記シャンク部前端の外周側に直角に
突出させたエンドミルとを備え、焼き嵌め温度より低い
加熱によって、前記ホルダ本体のテーパ孔部に前記主体
のシャンク部を圧入嵌合させて、前記主体の前部の後端
面を前記ホルダ本体の前端面に当接させ、ホルダ本体に
前記エンドミルの主体を締結したものである。
【0006】請求項2の発明は,請求項1に記載したシ
ャンク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミルの主
体前部の後端面を前記主体のシャンク部の外周面と直角
に形成し、ホルダ本体のテーパ孔部に前記主体のシャン
ク部を圧入嵌合させ、前記ホルダ本体の前部を外周側に
拡げ、前記主体前部の後端面の少なくとも外周部を前記
エンドミル主体の前端面に当接させ、この前端面の外周
部を前記主体前部の後端面外周側に突出させたものであ
る。
【0007】請求項3の発明は,請求項1または2に記
載したシャンク一体型エンドミルにおいて、エンドミル
の主体の後端部より前側に細くなるテーパ部を長く形成
し、このテーパ部の後端をエンドミルホルダのホルダ本
体の前端面より小外径にし、エンドミルの主体の前端部
にスローアウェイ式のボールチップなどの切削手段を着
脱可能に装着したものである。
【0008】請求項4の発明は,請求項1〜3のいずれ
か1つに記載したシャンク一体型エンドミルにおいて、
エンドミルホルダのホルダ本体の前部内に収容したドロ
ーボルトによって、前記ホルダ本体の前端面にエンドミ
ルの主体のシャンク部後端面を当接させて締結したもの
である。
【0009】請求項5の発明は,請求項1〜3のいずれ
か1つに記載したシャンク一体型エンドミルにおいて、
エンドミルホルダのホルダ本体の内周面にめねじ部を形
成し、このめねじ部をエンドミルのシャンク部の後部外
周面に形成したおねじ部を締め付け固定したものであ
る。
【0010】請求項6の発明は,請求項1〜5のいずれ
か1つに記載したシャンク一体型エンドミルにおいて、
エンドミルホルダのホルダ本体の内周面に、前記ホルダ
本体の前側にクーラントなどの流体を噴出させる溝を設
けたものである。
【0011】請求項7の発明は,請求項1〜6のいずれ
か1つに記載したシャンク一体型エンドミルにおいて、
エンドミルホルダのホルダ本体内に、前記ホルダ本体の
前側にクーラントなどの流体を噴出させる小孔を設けた
ものである。
【0012】請求項8の発明は、請求項1〜5および7
のいずれかに記載したシャンク一体型エンドミルにおい
て、エンドミルホルダのホルダ本体の軸方向に沿って形
成した流体噴出用の小孔先端部に流体噴出方向を規制す
る噴出角度変更部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
き、図を参照して説明する。この発明の一実施形態に係
るシャンク一体型エンドミルは、図3,図4に示すよう
に、エンドミルホルダ1とエンドミル2とからなり、こ
れらは鋼鉄などの弾性金属製である。
【0014】エンドミルホルダ1は、ホルダ本体3の後
端部にテーパシャンク部3aを形成し、中間部に自動工
具交換用のフランジ部3bを形成し、このフランジ部3
bの外周面にV溝3cを形成し、フランジ部3bの前側
外周に外周面が前側に細くなるテーパ部3dを長く形成
してある。
【0015】また、ホルダ本体3は、後端から前端に向
かって、めねじ孔部3e,中間孔部3f,小径孔部3
g,内周面が1/200テーパなど緩やかなテーパで後
側に細くなり、前端に開口するテーパ孔部3hを一連に
形成し、前記各孔部の軸心を前記ホルダ本体3の軸心と
一致させてある。前記先細テーパ部3dは、5°〜6°
程度の角度で前側に細く形成し、前端部3iをホルダ本
体3の軸芯と直角に形成してある。前記ホルダ本体3の
めねじ孔部3eにプルスタッド4の先端部を締め付け固
定してあり、プルスタッド4には中心孔4aを貫通させ
てある。
【0016】前記エンドミル2の主体5には、外周面5
gが1/200テーパなど緩やかなテーパで後側に細く
なり、またテーパ孔部3hより若干大径であるシャンク
部5aを丸棒状に形成し、前記主体5の前部5bの後端
側5cの前側には後部が大外径となる前側部5dを設
け、前側部5dの切り欠き5eを形成した前端部にスロ
ーアウェイ式のボールチップからなる切削手段6を着脱
可能に装着してある。そして、前記後端面5cはシャン
ク部5aの外周面と直角90°に形成してある。
【0017】なお、エンドミル2の主体5は、図5に示
すように、シャンク部5aを後側に細くなるテーパに形
成し、また、主体5の前側部5dは、エンドミルホルダ
1のホルダ本体3の先細テーパ部よりも緩やかな先細に
形成してある。
【0018】なお、焼き嵌め温度より低い加熱温度は2
00℃以下程度にし、テーパ孔部3hおよびシャンク部
5aのテーパ角度は、1/50〜1/200の範囲とする。ま
た、一般的な焼き嵌め温度は300℃〜600℃である
が、前記実施形態では200℃としている。これは、通
常鋼材の焼入れ後の焼戻し温度は200℃以下であり、
200℃以下であれば、材質の硬度,組織を変えること
がないことに着目している。例えば、シャンク部の内径
φ10mmの場合、焼き嵌め加熱温度が200℃であると、
内径が直径当たり約0.02mm膨張し、さらに1/200テーパ
であると、軸方向に4mm引き込んだことになり、適切な
締め代となる。
【0019】そして、ドローボルト7のおねじ部7aを
エンドミルホルダ1のホルダ本体3内の後側から小径孔
部3gに挿通して、エンドミル2の主体5の後部に予め
形成しためねじ孔5fにねじ嵌合させて締結すること
で、より強固に前記ホルダ本体3に前記主体5を一体化
できる。図3,図9に示す実施形態では、必要に応じて
焼き嵌め温度より低い加熱を行い、ドローボルト7を緩
め、このボルト7の頭部をたたくことで、エンドミルホ
ルダ1のホルダ本体3からエンドミル2の主体4に設け
たシャンク部5aを簡単に引き抜くことができ、また図
6に示す実施形態でも、焼き嵌め温度より低い加熱を行
い、エンドミル本体1のホルダ本体3に設けためねじ3
jに対し、エンドミル2の主体5のシャンク部5aに設
けたおねじ部5hを緩めて回転させて外すことで、シャ
ンク部5aを引き抜くことができる。
【0020】なお、この発明において、図6に示すよう
に、エンドミルホルダ1のホルダ本体3の前部に設けた
孔部3hの後端部にめねじ3jを形成し、エンドミル2
の主体5の後部に予め形成したおねじ部5hを、前記め
ねじ3jにねじ嵌合させて締結することで、前記ドロー
ボルトを使用することなく、前記ホルダ本体3に前記主
体5を固定できる。
【0021】また、図7に示すように、エンドミルホル
ダ1のホルダ本体3のテーパ孔部3hの内周面に横断面
が三角形または円弧状の溝3kを周方向の複数箇所に、
ホルダ本体3の軸方向に形成し、前記ホルダ本体3の前
端から、クーラント,切削液などの気体,液体すなわち
流体を噴出させるようにしたり、図8に示すように、エ
ンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ部3d
に、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体3の軸
方向に形成し、前記ホルダ本体3の前端からクーラント
などの流体を噴出させるようにしてもよい。
【0022】なお、図7,図8に示した溝3k,小孔3
nには、従来公知の手段でクーラントなどを供給可能に
してある。そして、図9に示すように、エンドミルホル
ダ1のホルダ本体3の後端部に円筒状のシャンク部3m
を形成し、プルスタッド4の大径鍔部4bと自動工具交
換用のフランジ部3bとの間に、テーパコーン8を嵌合
させ、これの前端側を複数の皿ばね9を介してフランジ
部3bに支持して押し付けるようにしてもよく、テーパ
コーン8の後端に環状のワッシャ10を介在させてあ
る。なお、図9に示したエンドミルの前述した以外の構
成は、図3に示したものと同様である。
【0023】また、図10の(A),(B)に示すように、
エンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ部3
dに、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体3の
軸方向に沿って形成し、前記小孔3n前端には、クーラ
ントなどの流体を噴出させ、かつ噴出方向を規制する噴
出角度変更部材である噴出孔20aに傾斜角度を持たせ
た円筒状のブッシュ20をそれぞれ嵌合またはねじ止め
して固定してもよく、クーラントなどの流体をエンドミ
ル先端の切削部材に対し確実に噴出させることができる
と共に、ホルダの先端径が細いため小孔3nの流体出口
に噴出方向を規制する傾斜角度を持たせた噴出孔を形成
できない場合にとくに有効である。
【0024】さらに、この発明において、エンドミルの
主体の前端部に設ける切削手段である切削部材は、ボー
ルチップに限定されることなく適宜変更でき、さらに、
前記主体のシャンク部の先端部に、直刃,ねじれ刃など
を一体に形成したものでもよい。
【0025】さらにまた、図3に示すものなど、必要に
応じてエンドミルホルダ1のホルダ本体3に設けた先細
のテーパ部3dを長くすることで、エンドミル2の主体
5後部に形成したシャンク部5aの外径部5gを先細テ
ーパ状に形成し、シャンク部5aの長さを短くして高価
な超硬金属製のロングサイズエンドミルの使用を少なく
し、安価に提供でき、また、剛性の高いエンドミルホル
ダが実現でき、精度の高い加工が可能になる。
【0026】そして、金型を加工する場合に、ボールエ
ンドミルの半径外周とエンドミルホルダのホルダ本体の
半径外周とホルダの根元を結んだ角度が、前記金型の抜
き勾配より小さい角度になって好ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るシャンク一体型エンドミルは、ホルダ本体の前部に
周面が後側に緩やかに細くなるテーパ孔部を形成し、こ
の孔部を前記本体の前端面に開口させたエンドミルホル
ダと、主体の前端部に切削手段を設け、前記主体の後部
に外周側に緩やかに細くなるシャンク部を設け、前記主
体の前部後端面を前記シャンク部の前端の外周側に直角
に突出させたエンドミルとを備えているので、焼き嵌め
温度より低い加熱によって前記ホルダ本体のテーパ孔部
に前記主体のシャンク部を圧入させて、前記主体の前部
の後端面を前記ホルダ本体の前端面に当接させること
で、ホルダ本体に前記エンドミルの主体を締結させるこ
とが、加熱を低い温度ででき、ホルダ本体に対しエンド
ミルの主体の着脱が容易にでき、しかも、エンドミルの
主体に設けたシャンク部の長さを短くすることができ、
高価なロングサイズエンドミルの使用を少なくすること
でも安価にでき、また、エンドミル主体の前記ホルダ本
体の前端面に当接させた2面拘束とすることで、剛性が
かなり高く、切削加工時に振動がほとんど発生せず、良
好な切削加工ができる。請求項2の発明は、前記エンド
ミルの主体前部の後端面を前記主体のシャンク部の外周
面と直角に形成し、ホルダ本体のテーパ孔部に前記主体
のシャンク部を圧入嵌合させ、前記ホルダ本体の前部を
外周側に拡げ、前記主体前部の後面の少なくとも外周部
を前記エンドミル本体の前端面に当接させ、この前端面
の外周部を前記主体前部の後端面外周側に突出させたの
で、焼き嵌め温度より低い温度の加熱でも、剛性より高
く、切削加工時に振動が発生しない。
【0028】請求項3の発明は,エンドミルの主体の後
端部より前側に細くなるテーパ部を長く形成し、このテ
ーパ部の後端をエンドミルホルダの前端面より小外径に
したので、安定したエンドミルとエンドミルホルダとの
締結ができ、かつ前記締結を行うことで、摩耗などによ
ってホルダ本体より一々エンドミルを取り外すことな
く、スローアウエイチップを交換するだけで切削作業が
可能となると共に、エンドミルの材質はホルダと熱膨張
率の異なる金属材料を用いることもなく、超硬金属製で
あっても、HSSなどのように、前記ホルダと熱膨張率
がほぼ同一のものでも使用することができる。
【0029】請求項4の発明は、エンドミルホルダのホ
ルダ本体の前部内に収容したドローボルトによって、前
記ホルダ本体の前端面にエンドミルの主体のシャンク部
後端面を当接させて締結し、請求項5の発明は,エンド
ミルホルダのホルダ本体の内周面にめねじ部を形成し、
このめねじ部をエンドミルのシャンク部の後部外周面に
形成したおねじ部を締め付け固定したので、請求項4お
よび5の発明では,切削加工がより確実にできて好まし
く、請求項4の発明は、請求項3の発明より剛性を向上
させることができ、請求項5の発明は、請求項4の発明
より剛性が若干低下するが、ドローボルトを用いないの
で、製作が容易にできる。
【0030】請求項6,7,8の発明は,エンドミルホ
ルダのホルダ本体の内周面に溝を設けたり、前記ホルダ
本体内に小孔を設けたり、小孔の先端に固定した噴出角
度変更部材によって噴出方向を規制して、ホルダ本体の
前側にクーラントなどの流体を噴出させるようにしたの
で、加工時に被加工物の冷却や切り粉などの付着防止を
必要に応じて行なうことができて、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエンドミルの一例を示した一部切り欠き
側面図。
【図2】従来のエンドミルの他例を示した一部切り欠き
側面図。
【図3】この発明の一実施形態に係るシャンク一体型エ
ンドミルの一部切り欠き側面図。
【図4】図3に示したシャンク一体型エンドミルの腰部
の分解説明図。
【図5】図3に示したシャンク一体型エンドミルの主体
の説明図。
【図6】シャンク一体型エンドミルの締結部の変形例の
縦断側面図。
【図7】シャンク一体型エンドミルの本体の前端面図。
【図8】シャンク一体型エンドミルの本体の変形例を示
した前端面図。
【図9】図3に示したシャンク一体型エンドミルの変形
例の一部切り欠き側面図。
【図10】(A)はシャンク一体型エンドミルの締結部の
変形例で、(B)のA−A線の縦断側面図、(B)は(A)の
前端面図。
【符号の説明】
1 エンドミルホルダ 2 エンドミル 3 ホルダ本体 3a テーパシャンク部 3b フランジ部 3d 先細のテーパ部 3e めねじ孔部 3f 中間孔部 3g 小径孔部 3h テーパ孔部 3i 前端面 3j めねじ 3k 溝 3n シャンク部 4 プルスタッド 5 エンドミルの主体 5a シャンク部 5b 前部 5c 後端部 5d 前側部 5e 切り欠き 5f めねじ孔 6 切削手段 7 ドローボルト 7a おねじ部 8 テーパコーン 9 皿ばね 20 ブッシュ(噴出角度変更部材) 20a 噴出孔
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月6日(2000.6.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 シャンク一体型エンドミル
【特許請求の範囲】
請求項2前記エンドミル主体のホルダ本体からの
抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より
低い温度で加熱した状態で前記ドローボルトを緩め方向
に回転し、該ドローボルトをエンドミル主体側へ押圧す
ることにより行うように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載のシャンク一体型エンドミル。
請求項3主体を有するエンドミルと、このエンド
ミルを保持するエンドミルホルダを備えるシャンク一体
型エンドミルであって、 前記エンドミルホルダは前部に先細のテーパ部を有する
ホルダ本体を備え、 前記ホルダ本体には該ホルダ本体の前端面から後方に行
くに従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部が軸心
を一致して形成され、 前記テーパ孔部の後端に連通するめねじが前記ホルダ本
体に形成され、 前記エンドミルの主体の先端に切削手段が設けられ、 前記エンドミルの主体の後端に、後端に行くに従い緩や
かに細くなる所望長さのテーパ付きシャンク部が軸心を
一致して設けられ、 前記シャンク部の嵌入先端に前記めねじに螺合されるお
ねじ部が設けられ、 前記エンドミルの主体の後端面に前記ホルダ本体の前端
面に圧接される圧接面がシャンク部と同心円状に形成さ
れ、 前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より低い温度で加
熱した状態で前記テーパ孔部に前記シャンク部を嵌入
し、かつ前記おねじ部を前記めねじに螺合して前記圧接
面が前記テーパ部の前端面に密着されるまで締め付ける
ように構成されている ことを特徴とするシャンク一体型
エンドミル。
請求項4前記エンドミル主体のホルダ本体からの
抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より
低い温度で加熱した状態で前記シャンク部のおねじ部を
緩め方向に回転して外すことにより行うように構成され
ていることを特徴とする請求項3記載のシャンク一体型
エンドミル。
請求項5】 前記エンドミルホルダのホルダ本体に、
前記ホルダ本体の前端面から前記エンドミルの先端に向
クーラントなどの流体を噴出させる噴出孔を設けたこ
とを特徴とする請求項1または3記載のシャンク一体型
エンドミル。
請求項6前記噴出孔に流体噴出方向を変更する
出角度変更部材を設けたことを特徴とする請求項記載
のシャンク一体型エンドミル。
請求項7前記エンドミルの主体の先端部にスロー
アウェイ式のボールチップからなる切削手段が着脱可能
に装着されることを特徴とする請求項1または3記載の
シャンク一体型エンドミル
請求項8前記通常の焼き嵌め温度より低い温度は
材質の硬度、組織を変えない200℃以下の温度である
ことを特徴とする請求項1または3記載のシャンク一体
型エンドミル
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば金型を切
削加工する場合などに用いるシャンク一体型エンドミル
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンドミルは、
図1に示すように、ホルダ11のホルダ本体11aの前
側筒状部11bに設けた直線穴11cに、エンドミル1
2の主体12aに設けた丸棒状の長いシャンク部12b
の後部を嵌め、ホルダ11の前側筒状部11bに外周側
から複数のサイドロック部材13a,13bをねじ嵌合
させ、これらの内端によって前記シャンク部12bを直
線孔11cの内面に押し付けることで、ホルダ11にエ
ンドミル12を装着したものがあった。また、図2に示
すように、ホルダ11の直線孔11cに、図1に示した
ものとは異なる短いシャンク部12bを有するエンドミ
ル12の超硬金属製の主体12aのシャンク部12bの
後部を焼き嵌めしてホルダ11にエンドミル12を1面
拘束によって固着したものもあった。
【0003】しかし、前述した従来のエンドミルのシャ
ンク部の前部がホルダから前方に長く突出しているの
で、剛性を十分に確保できず、切削加工時に切削性能が
低下し、またピッチングなどの振動が発生するという問
題点があった。また、従来の焼き嵌めチャックは、ホル
ダを熱してエンドミルのシャンク部を取り付け固着し、
ホルダよりエンドミルのシャンク部を取り外す場合に
は、前記エンドミル付のホルダ全体を再度熱してホルダ
を熱膨張させて前記シャンク部を取り外すようにしてい
るため、前記ホルダの材質をエンドミルの材質より熱膨
張率の大きい材質が用いられており、前記ホルダとエン
ドミルは互いに熱膨張率の異なる材質の金属しか使用で
きなかった。
【0004】そこで、この発明の出願人は、平成10年
12月14日に、特願平10−354175号によっ
て、エンドミルホルダのホルダ本体の前部に長い先細テ
ーバ部を形成し、このテーパ部の前端に開口する小径孔
部を前記ホルダ本体と同軸に形成し、エンドミルの主体
に設けたシャンク部の後部に小外径部を形成し、この小
外径部を前記ホルダ本体の焼き嵌め用孔部に焼き嵌め固
定すると共に、前記小外径部の前端に設けた段を前記ホ
ルダ本体のテーパ部前端面に支持させ、前記主体の前端
部に切削手段を設けたシャンク一体型エンドミルを、先
に出願している。前記出願のシャンク一体型エンドミル
は、エンドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短く
することで安価にし、また、エンドミルホルダの前部に
設けた焼き嵌め用孔部に、焼き嵌めするエンドミルのシ
ャンク部の小外径部外周面と前記シャンク部の段の全面
を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束とする
ことで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほとん
ど発生せず、良好な切削加工ができるようにしている。
この発明は、先に出願した特願平10−354175号
のシャンク一体型エンドミルの効果を失うことなく、従
来の焼き嵌め温度より低い加熱温度で、ホルダ本体のテ
ーパ孔部にエンドミルの主体のシャンク部を締結できる
とともに、エンドミルの主体をホルダ本体に対して容易
に着脱でき、かつ安価なシャンク一体型エンドミルを提
供できることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、主体を有するエンドミルと、こ
のエンドミルを保持するエンドミルホルダを備えるシャ
ンク一体型エンドミルであって、前記エンドミルホルダ
は前部に先細のテーパ部を有するホルダ本体を備え、前
記ホルダ本体には該ホルダ本体の前端面から後方に行く
に従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部が軸心を
一致して形成され、前記テーパ孔部の後端に連通し該テ
ーパ孔部より小径の小径孔部が前記ホルダ本体の軸心方
向に延在して形成され、前記小径孔部の後端から前記ホ
ルダ本体の後端に開口する中間穴部が前記ホルダ本体に
軸心を一致して形成され、前記エンドミルの主体の先端
に切削手段が設けられ、前記エンドミルの主体の後端
に、後端に行くに従い緩やかに細くなる所望長さのテー
パ付きシャンク部が軸心を一致して設けられ、前記エン
ドミルの主体の後端面に前記ホルダ本体の前端面に圧接
される圧接面がシャンク部と同心円状に形成され、前記
ホルダ本体の後端から前記小径孔部に挿通されるドロー
ボルトを備え、前記ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度よ
り低い温度で加熱した状態で前記テーパ孔部に前記シャ
ンク部を嵌入し、かつ前記ドローボルトを前記シャンク
部の後端に形成しためねじ孔に螺合して前記圧接面が前
記テーパ部の前端面に密着されるまで締め付けるように
構成されていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のシャン
ク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル主体のホ
ルダ本体からの抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼
き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記ドローボ
ルトを緩め方向に回転し、該ドローボルトをエンドミル
主体側へ押圧することにより行うように構成されている
ことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、主体を有するエンドミ
ルと、このエンドミルを保持するエンドミルホルダを備
えるシャンク一体型エンドミルであって、前記エンドミ
ルホルダは前部に先細のテーパ部を有するホルダ本体を
備え、前記ホルダ本体には該ホルダ本体の前端面から後
方に行くに従い緩やかに細くなる所望長さのテーパ孔部
が軸心を一致して形成され、前記テーパ孔部の後端に連
通するめねじが前記ホルダ本体に形成され、前記エンド
ミルの主体の先端に切削手段が設けられ、前記エンドミ
ルの主体の後端に、後端に行くに従い緩やかに細くなる
所望長さのテーパ付きシャンク部が軸心を一致して設け
られ、前記シャンク部の嵌入先端に前記めねじに螺合さ
れるおねじ部が設けられ、前記エンドミルの主体の後端
面に前記ホルダ本体の前端面に圧接される圧接面がシャ
ンク部と同心円状に形成され、前記ホルダ本体を通常の
焼き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記テーパ
孔部に前記シャンク部を嵌入し、かつ前記おねじ部を前
記めねじに螺合して前記圧接面が前記テーパ部の前端面
に密着されるまで締め付けるように構成されていること
を特徴とする。
【0006】請求項4の発明は、請求項3記載のシャン
ク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル主体のホ
ルダ本体からの抜き取りは、前記ホルダ本体を通常の焼
き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記シャンク
部のおねじ部を緩め方向に回転して外すことにより行う
ように構成されていることを特徴とする。
【0007】請求項5の発明は、請求項1または3記載
のシャンク一体型エンドミルにおいて、前記エンドミル
ホルダのホルダ本体に、前記ホルダ本体の前端面から前
記エンドミルの先端に向けクーラントなどの流体を噴出
させる噴出孔を設けたことを特徴とする。請求項6の発
明は、請求項5記載のシャンク一体型エンドミルにおい
て、前記噴出孔に流体噴出方向を変更する噴出角度変更
部材を設けたことを特徴とする。請求項7の発明は、請
求項1または3記載のシャンク一体型エンドミルにおい
て、前記エンドミルの主体の先端部にスローアウェイ式
のボールチップからなる切削手段が着脱可能に装着され
ることを特徴とする。請求項8の発明は、請求項1また
は3記載のシャンク一体型エンドミルにおいて、前記通
常の焼き嵌め温度より低い温度は材質の硬度、組織を変
えない200℃以下の温度であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
き、図を参照して説明する。この発明の一実施形態に係
るシャンク一体型エンドミルは、図3,図4に示すよう
に、エンドミルホルダ1とエンドミル2とからなり、こ
れらは鋼鉄などの弾性金属製である。
【0011】エンドミルホルダ1はホルダ本体3を備
え、このホルダ本体3は後端部にテーパシャンク部3a
を、中間部に外周面にV溝3cを有する自動工具交換用
のフランジ部3bを、このフランジ部3bの前部にフラ
ンジ部3bから前端に行くにしたがい細くなるテーパ部
3dを有し、これらは軸心を一致して一連に形成されて
いる。
【0012】また、ホルダ本体3は、後部から前部に向
かって、めねじ孔部3e,中間孔部3f,小径孔部3
g,内周面が1/200テーパなど緩やかなテーパで後
側に細くなり、前端に開口するテーパ孔部3hが軸心を
一致して一連に形成されている前記先細テーパ部3d
は、5°〜6°程度の角度で前端側に細くなるように形
成され、その前端面3iはホルダ本体3の軸心に対し直
角に形成されている。前記ホルダ本体3のめねじ孔部3
eにプルスタッド4の先端部を締め付け固定してあり、
プルスタッド4には、これを軸心方向に貫通する中心孔
4aが形成されている。
【0013】前記エンドミル2は主体5を備え、この主
体5は、外周面5gが1/200テーパなど、前端から
後端に行くに従い緩やかに細くなるテーパを有するシャ
ンク部5aと、シャンク部5aの前端に軸心を一致して
一体化された前部5bを有しており、シャンク部5aは
前記テーパ孔部3hの内径より若干大きい径になってい
る。また、前部5bはシャンク部5aとの接合側が大外
径となる前側部5dを有し、この前側部5dに形成した
切り欠き5eにスローアウェイ式のボールチップからな
る切削手段6が着脱可能に装着されている。そして、前
部5bの後端面5cはシャンク部5aの径より大きい径
の同心円状に形成され、かつシャンク部5aの外周面に
対し直角90°に形成されいる。
【0014】なお、エンドミル2の主体5のシャンク部
5aは、図5に示すように、後端に行くに従い細くなる
テーパに形成され、また、主体5の前側部5dは、エン
ドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ部3dよ
りも緩やかな先細に形成されている。なお、本実施の形
態における焼き嵌め温度より低い加熱温度とは、200
℃程度以下であり、テーパ孔部3hおよびシャンク部5
aのテーパ角度は、1 /50〜1 /200 の範囲とする。ま
た、一般的な焼き嵌め温度は300℃〜600℃である
が、前記実施の形態では200℃としている。これは、
通常鋼材の焼入れ後の焼戻し温度は200℃以下であ
り、200℃以下であれば、材質の硬度,組織を変える
ことがないことに着目している。
【0014】例えば、シャンク部の内径φ10mmの場合、
焼き嵌め加熱温度が200℃であると、内径が直径当た
り約0.02mm膨張し、さらに1/200テーパである
と、軸方向に4mm引き込んだことになり、適切な締め代
となる。従って、テーパ孔部3hとシャンク部5aが1
/50〜1/200のテーパ角度で互いに嵌合する構成
にしたから、焼き嵌め時の温度を従来のような300℃
〜600℃の温度に加熱しなくとも、200℃程度の低
い温度で焼き嵌めすることが可能になる。
【0016】そして、ドローボルト7のおねじ部7aを
エンドミルホルダ1のホルダ本体3内の後側から小径孔
部3gに挿通して、エンドミル2の主体5の後部に予め
形成しためねじ孔5fにねじ嵌合させて締め付けること
で、より強固に前記ホルダ本体3にエンドミル2の主体
5を一体に締結することができる。
【0017】図3,図9に示す実施形態において、必要
に応じてエンドミル2をエンドミルホルダ1から抜き取
る場合は、一般の焼き嵌め温度(300℃〜600℃)
より低い温度(200℃程度)でエンドミルホルダ1の
ホルダ本体3を加熱し、この状態でドローボルト7を緩
め、このボルト7の頭部をたたくことで、エンドミルホ
ルダ1のホルダ本体3からエンドミル2の主体4に設け
たシャンク部5aを簡単に引き抜くことができる。
【0018】次に、図6により本発明にかかるシャンク
一体型エンドミル変形例について説明する。この図6に
おいて、図3と同一の構成要素には同一符号を付してそ
の説明を省略し、図3と異なる部分を重点に述べると、
この変形例においては、ホルダ本体3のテーパ孔部3h
の後端に連通するめねじ3jが形成され、エンドミル2
のシャンク部5aの嵌入先端に前記めねじ3jに螺合さ
れるおねじ部5hが設けられている点が図3と異なる。
【0019】この変形例において、エンドミル2をホル
ダ本体3に締結する場合は、エンドミルホルダ1のホル
ダ本体3を、一般の焼き嵌め温度(300℃〜600
℃)より低い温度(200℃程度)に加熱し、この状態
で、テーパ孔部3hにシャンク部5aを焼き嵌めし、か
つ、おねじ部5hをめねじ3jに螺合して締め付けるこ
とにより、圧接面5cがホルダ本体3の前端面3iに密
着される。これにより、ホルダ本体3にエンドミル2の
主体5を一体に締結することができる。また、この図6
に示す変形例においても、必要に応じてエンドミル2を
エンドミルホルダ1から抜き取る場合は、一般の焼き嵌
め温度(300℃〜600℃)より低い温度(200℃
程度)でエンドミルホルダ1のホルダ本体3を加熱し、
エンドミル本体1のホルダ本体3に設けためねじ3jに
対し、エンドミル2のシャンク部5aに設けたおねじ部
5hを緩め方向に回転させて外すことで、シャンク部5
aを引き抜くことができる。
【0020】このような図6に示す変形例においては、
エンドミルホルダ1のホルダ本体3の前部に設けた孔部
3hの後端部にめねじ3jを形成し、エンドミル2の主
体5の後部に予め形成したおねじ部5hを、めねじ3j
にねじ嵌合させて締結することで、前記ドローボルトを
使用することなく、前記ホルダ本体3に前記主体5を固
定できるほか、図3に示す場合と同様な作用効果が得ら
れる。
【0021】また、図7に示すように、エンドミルホル
ダ1のホルダ本体3のテーパ孔部3hの内周面に横断面
が三角形または円弧状の溝3kを周方向の複数箇所に、
ホルダ本体3の軸方向に沿って形成し、前記ホルダ本体
3の前端から、クーラント,切削液などの気体,液体す
なわち流体を噴出させるようにしたり、図8に示すよう
に、エンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ
部3dに、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体
3の軸方向に沿って形成し、前記ホルダ本体3の前端か
らクーラントなどの流体を噴出させるようにしてもよ
い。なお、図7,図8に示した溝3k,小孔3nには、
従来公知の手段でクーラントなどを供給可能にしてあ
る。
【0022】また、図9に示すように、エンドミルホル
ダ1のホルダ本体3の後端部に円筒状のシャンク部3m
を形成し、プルスタッド4の大径鍔部4bと自動工具交
換用のフランジ部3bとの間に、テーパコーン8を嵌合
させ、これの前端側を複数の皿ばね9を介してフランジ
部3bに支持して押し付けるようにしてもよく、テーパ
コーン8の後端に環状のワッシャ10を介在させてあ
る。なお、図9に示したエンドミルの前述した以外の構
成は、図3に示したものと同様である。
【0023】また、図10の(A) ,(B) に示すよう
に、エンドミルホルダ1のホルダ本体3の先細のテーパ
部3dに、小孔3nを周方向の複数箇所に、ホルダ本体
3の軸方向に沿って形成し、前記小孔3nの前端には、
クーラントなどの流体を噴出させ、かつ噴出方向を規制
する噴出角度変更部材である噴出孔20aに傾斜角度を
持たせた円筒状のブッシュ20をそれぞれ嵌合またはね
じ止めして固定してもよい。このような噴出角度変更部
材を備えることにより、クーラントなどの流体をエンド
ミル先端の切削部材に対し確実に噴出させることができ
ると共に、ホルダの先端径が細いため小孔3nの流体出
口に噴出方向を規制する傾斜角度を持たせた噴出孔を形
成できない場合にとくに有効である。
【0024】さらに、この発明において、エンドミルの
主体の前端部に設ける切削手段である切削部材は、ボー
ルチップに限定されることなく適宜変更でき、さらに、
前記主体のシャンク部の先端部に、直刃,ねじれ刃など
を一体に形成したものでもよい。
【0025】さらにまた、図3などに示すように、必要
に応じてエンドミルホルダ1のホルダ本体3に設けた先
細のテーパ部3dを長くすることで、エンドミル2の主
体5後部に形成したシャンク部5aの外径部5gを先細
テーパ状に形成し、シャンク部5aの長さを短くして高
価な超硬金属製のロングサイズエンドミルの使用を少な
くし、安価に提供でき、また、剛性の高いエンドミルホ
ルダが実現でき、精度の高い加工が可能になる。
【0026】そして、金型を加工する場合に、ボールエ
ンドミルの半径外周とエンドミルホルダのホルダ本体の
半径外周とホルダの根元を結んだ角度が、前記金型の抜
き勾配より小さい角度になって好ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2の発
明に係るシャンク一体型エンドミルによれば、ホルダ本
体に該ホルダ本体の前端面から後方に行くに従い緩やか
に細くなる所望長さのテーパ孔部を軸心を一致して形成
し、エンドミルの主体の後端には、後端に行くに従い緩
やかに細くなる所望長さのテーパ付きシャンク部を軸心
を一致して設け、このシャンク部を前記テーパ孔部に嵌
合して、ホルダ本体内に設けたドローボルトで締め付け
得る構成にすることにより、エンドミル主体のホルダ本
体への締結は、ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より低
い温度で加熱した状態で前記シャンク部を前記テーパ孔
部に嵌入し、かつホルダ本体内に設けたドローボルトを
シャンク部の後端に形成しためねじ孔に螺合してエンド
ミル主体の圧接面がホルダ本体の前端面に密着されるま
で締め付けることにより行い、また、エンドミル主体の
ホルダ本体からの抜き取りは、ホルダ本体を通常の焼き
嵌め温度より低い温度で加熱した状態でドローボルトを
緩め方向に回転し、該ボルトをエンドミル主体側へ押圧
することにより行う構成にしたので、焼き嵌め温度を従
来のような300℃〜600℃の温度に加熱しなくと
も、200℃程度の低い温度でエンドミル主体をホルダ
本体に対して容易に着脱することができ、しかも、エン
ドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短くすること
ができ、高価なロングサイズエンドミルの使用を少なく
することでも安価にでき、また、エンドミル主体の圧接
面を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束とす
ることで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほと
んど発生せず、良好な切削加工ができる。
【0028】また、請求項3、4の発明に係るシャンク
一体型エンドミルによれば、ホルダ本体に該ホルダ本体
の前端面から後方に行くに従い緩やかに細くなる所望長
さのテーパ孔部を軸心を一致して形成し、エンドミルの
主体の後端には、後端に行くに従い緩やかに細くなる所
望長さのテーパ付きシャンク部を軸心を一致して設け、
このシャンク部をテーパ孔部に嵌合して、前記シャンク
部の嵌入先端に設けたおねじ部を前記ホルダ本体内に設
けためねじに螺合できる構成にすることにより、エンド
ミル主体のホルダ本体への締結は、ホルダ本体を通常の
焼き嵌め温度より低い温度で加熱した状態で前記シャン
ク部を前記テーパ孔部に嵌入し、かつシャンク部のおね
じ部をめねじに螺合してエンドミル主体の圧接面がホル
ダ本体の前端面に密着されるまで締め付けることにより
行い、また、エンドミル主体のホルダ本体からの抜き取
りは、ホルダ本体を通常の焼き嵌め温度より低い温度で
加熱した状態でシャンク部のおねじ部を緩め方向に回転
して外すことにより行う構成にしたので、焼き嵌め温度
を従来のような300℃〜600℃の温度に加熱しなく
とも、200℃程度の低い温度でエンドミル主体をホル
ダ本体に対して容易に着脱することができ、しかも、エ
ンドミルの主体に設けたシャンク部の長さを短くするこ
とができ、高価なロングサイズエンドミルの使用を少な
くすることでも安価にでき、また、エンドミル主体の圧
接面を前記ホルダ本体の前端面に当接させた2面拘束と
することで、剛性がかなり高く、切削加工時に振動がほ
とんど発生せず、良好な切削加工ができるほか、ドロー
ボルトを省略できる。
【0029】請求項5、6の発明よれば、エンドミルホ
ルダのホルダ本体に、ホルダ本体の前端面からエンドミ
ルの先端に向けクーラントなどの流体を噴出させる噴出
孔を設けたり、噴出孔の流体噴出方向を噴出角度変更部
材により変更できるようしたので、加工時に被加工物の
冷却や切り粉などの付着防止を必要に応じて行なうこと
ができて、好ましい。
【0030】請求項7の発明によれば、エンドミルの主
体の先端部にスローアウェイ式のボールチップからなる
切削手段が着脱可能に装着されるので、切削手段の摩耗
などによってホルダ本体より一々エンドミルを取り外す
ことなく、スローアウエイチップを交換するだけで切削
作業が可能となると共に、エンドミルの材質はホルダと
熱膨張率の異なる金属材料を用いることもなく、超硬金
属製であっても、HSSなどのように、前記ホルダと熱
膨張率がほぼ同一のものでも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエンドミルの一例を示した一部切り欠き
側面図。
【図2】従来のエンドミルの他例を示した一部切り欠き
側面図。
【図3】この発明の一実施形態に係るシャンク一体型エ
ンドミルの一部切り欠き側面図。
【図4】図3に示したシャンク一体型エンドミルの腰部
の分解説明図。
【図5】図3に示したシャンク一体型エンドミルの主体
の説明図。
【図6】シャンク一体型エンドミルの締結部の変形例の
縦断側面図。
【図7】シャンク一体型エンドミルの本体の前端面図。
【図8】シャンク一体型エンドミルの本体の変形例を示
した前端面図。
【図9】図3に示したシャンク一体型エンドミルの変形
例の一部切り欠き側面図。
【図10】( A) はシャンク一体型エンドミルの締結部
の変形例で、( B) のA−A線の縦断側面図、( B) は
( A) の前端面図。
【符号の説明】 1 エンドミルホルダ 2 エンドミル 3 ホルダ本体 3a テーパシャンク部 3b フランジ部 3d 先細のテーパ部 3e めねじ孔部 3f 中間孔部 3g 小径孔部 3h テーパ孔部 3i 前端面 3j めねじ 3k 溝 3n シャンク部 4 プルスタッド 5 エンドミルの主体 5a シャンク部 5b 前部 5c 圧接面 5d 前側部 5e 切り欠き 5f めねじ孔 6 切削手段 7 ドローボルト 7a おねじ部 8 テーパコーン 9 皿ばね 20 ブッシュ(噴出角度変更部材) 20a 噴出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雄策 大阪府東大阪市元町1丁目6番53号 株式 会社日研工作所内 Fターム(参考) 3C022 FF01 KK01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ本体の前部に周囲が後側に緩やか
    に細くなるテーパ孔部を形成し、この孔部を前記本体の
    前端部に開口させたエンドミルホルダと、主体の前端部
    に切削手段を設け、前記主体の後部に外周面が後側に緩
    やかに細くなるシャンク部を設け、前記主体の前部後端
    面を前記シャンク部前端の外周側に直角に突出させたエ
    ンドミルとを備え、焼き嵌め温度より低い加熱によっ
    て、前記ホルダ本体のテーパ孔部に前記主体のシャンク
    部を圧入嵌合させて、前記主体の前部の後端面を前記ホ
    ルダ本体の前端面に当接させ、ホルダ本体に前記エンド
    ミルの主体を締結したことを特徴とするシャンク一体型
    エンドミル。
  2. 【請求項2】 前記エンドミルの主体前部の後端面を前
    記主体のシャンク部の外周面と直角に形成し、ホルダ本
    体のテーパ孔部に前記主体のシャンク部を圧入嵌合さ
    せ、前記ホルダ本体の前部を外周側に拡げ、前記主体前
    部の後端面の少なくとも外周部を前記エンドミル主体の
    前端面に当接させ、この前端面の外周部を前記主体前部
    の後端面外周側に突出させたことを特徴とする請求項1
    に記載のシャンク一体型エンドミル。
  3. 【請求項3】 エンドミルの主体の後端部より前側に細
    くなるテーパ部を長く形成し、このテーパ部の後端をエ
    ンドミルホルダのホルダ本体の前端面より小外径にし、
    エンドミルの主体の前端部にスローアウェイ式のボール
    チップなどの切削手段を着脱可能に装着したことを特徴
    とする請求項1または2に記載のシャンク一体型エンド
    ミル。
  4. 【請求項4】 エンドミルホルダのホルダ本体の前部内
    に収容したドローボルトによって、前記ホルダ本体の前
    端面にエンドミルの主体のシャンク部後端面を当接させ
    て締結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つに記載のシャンク一体型エンドミル。
  5. 【請求項5】 エンドミルホルダのホルダ本体の内周面
    にめねじ部を形成し、このめねじ部をエンドミルのシャ
    ンク部の後部外周部に形成したおねじ部を締め付け固定
    したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記
    載のシャンク一体型エンドミル。
  6. 【請求項6】 エンドミルホルダのホルダ本体の内周面
    に、前記ホルダ本体の前側にクーラントなどの流体を噴
    出させる溝を設けたことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1つに記載のシャンク一体型エンドミル。
  7. 【請求項7】 エンドミルホルダのホルダ本体内に、前
    記ホルダ本体の前側にクーラントなどの流体を噴出させ
    る小孔を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1つに記載のシャンク一体型エンドミル。
  8. 【請求項8】 エンドミルホルダのホルダ本体の軸方向
    に沿って形成した流体噴出用の小孔先端部に流体噴出方
    向を規制する噴出角度変更部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4及び7のいずれか1つに記載のシャンク
    一体型エンドミル。
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