JP2000233183A - アルカリイオン整水器 - Google Patents
アルカリイオン整水器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 整水器本体が待機状態にあって、使用しない
期間では無駄な電力を消費しない省電力のアルカリイオ
ン整水器を提供することを目的とする。 【解決手段】 原水を電気分解してアルカリイオン水及
び酸性イオン水を生成する電解槽7と、商用電源に接続
されて電解槽7へ電流を印加する電解用電源部19と、
電解用電源部19から電解槽7への通電を制御する制御
部17と、制御部17へ操作指令を行う操作部1801
及び動作状態を表示する表示部1802を有する操作表
示部18とを備え、更に制御部17に導通し商用電源か
らの通電によって充電または蓄電される補助電源を備
え、動作しない期間では補助電源による充電力または蓄
電力を制御部17へ給電する。
期間では無駄な電力を消費しない省電力のアルカリイオ
ン整水器を提供することを目的とする。 【解決手段】 原水を電気分解してアルカリイオン水及
び酸性イオン水を生成する電解槽7と、商用電源に接続
されて電解槽7へ電流を印加する電解用電源部19と、
電解用電源部19から電解槽7への通電を制御する制御
部17と、制御部17へ操作指令を行う操作部1801
及び動作状態を表示する表示部1802を有する操作表
示部18とを備え、更に制御部17に導通し商用電源か
らの通電によって充電または蓄電される補助電源を備
え、動作しない期間では補助電源による充電力または蓄
電力を制御部17へ給電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水や井戸水等
の源水を電気分解して、飲料用や医療用として利用する
アルカリイオン水及び洗浄用等に利用する酸性イオン水
を生成するアルカリイオン整水器に関する。
の源水を電気分解して、飲料用や医療用として利用する
アルカリイオン水及び洗浄用等に利用する酸性イオン水
を生成するアルカリイオン整水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康に良い水としてアルカリイオ
ンを含む水が注目され、水道水等の原水からアルカリイ
オン水を調製するアルカリイオン整水器が普及してい
る。このアルカリイオン整水器は、原水をアルカリ水や
酸性水または浄水として生成して吐水管より取り出すと
いうのがその基本的な構成である。図3に従来のアルカ
リイオン整水器の概略構造図、図4に同じく図3の示す
アルカリイオン整水器のブロック図をそれぞれ示す。
ンを含む水が注目され、水道水等の原水からアルカリイ
オン水を調製するアルカリイオン整水器が普及してい
る。このアルカリイオン整水器は、原水をアルカリ水や
酸性水または浄水として生成して吐水管より取り出すと
いうのがその基本的な構成である。図3に従来のアルカ
リイオン整水器の概略構造図、図4に同じく図3の示す
アルカリイオン整水器のブロック図をそれぞれ示す。
【0003】図3において、水道水等の原水管1及び吐
水管2を接続した整水器本体3内には、内部に原水中の
残留塩素を吸収する活性炭及び一般細菌や不純物を取り
除く中空紙膜を備えた浄水部4、グリセロリン酸カルシ
ウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に
付与し導電率を高めるカルシウム供給部5、通水を確認
し後述の制御部に制御指示する流量センサ6、この流量
センサ6を経由してきた水を電気分解する電解槽7がそ
れぞれ配置されている。電解槽7は隔膜8によって二分
されて形成された各電極室に電極板9,10を備え、一
方の電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性
イオン水)や電解槽7及び浄水部4内の滞留水を排出す
るとき開閉する排水側電磁弁11を接続している。更
に、電解槽7には、この電解槽7と排水側電磁弁11の
接続部付近に配設されアルカリイオン水を効率よく生成
する吐水流量調整用の流量調節部12と、電極板10側
の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオン水)や電解
槽7内の滞留水を排出する排水ホース13が接続されて
いる。
水管2を接続した整水器本体3内には、内部に原水中の
残留塩素を吸収する活性炭及び一般細菌や不純物を取り
除く中空紙膜を備えた浄水部4、グリセロリン酸カルシ
ウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に
付与し導電率を高めるカルシウム供給部5、通水を確認
し後述の制御部に制御指示する流量センサ6、この流量
センサ6を経由してきた水を電気分解する電解槽7がそ
れぞれ配置されている。電解槽7は隔膜8によって二分
されて形成された各電極室に電極板9,10を備え、一
方の電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性
イオン水)や電解槽7及び浄水部4内の滞留水を排出す
るとき開閉する排水側電磁弁11を接続している。更
に、電解槽7には、この電解槽7と排水側電磁弁11の
接続部付近に配設されアルカリイオン水を効率よく生成
する吐水流量調整用の流量調節部12と、電極板10側
の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオン水)や電解
槽7内の滞留水を排出する排水ホース13が接続されて
いる。
【0004】なお、14は浄水部4内のカートリッジ
(図示せず)の有無を検出する浄水器センサ、15は電
源投入用プラグ、16は電源投入用プラグ電源投入用プ
ラグ15からの交流電源を直流電源に変える制御用電源
部、17は整水器本体3の動作を制御する制御部、18
は整水器本体3の操作状態を表示する操作表示部、19
は電解槽7に電源を供給する電解用電源部、20は電解
用電源部をオン/オフするリレーである。
(図示せず)の有無を検出する浄水器センサ、15は電
源投入用プラグ、16は電源投入用プラグ電源投入用プ
ラグ15からの交流電源を直流電源に変える制御用電源
部、17は整水器本体3の動作を制御する制御部、18
は整水器本体3の操作状態を表示する操作表示部、19
は電解槽7に電源を供給する電解用電源部、20は電解
用電源部をオン/オフするリレーである。
【0005】図3に示すように、本体表示部18には操
作部1801と表示部1802が設けられる。操作部1
801はアルカリ水生成モードと浄水モードのどれかを
切換及び選択するためのものである。この操作部180
1によってモード選択ボタンで3つのモードのうちいず
れかを選択すると、選択されたアルカリモードの表示が
点灯する。また、モード選択の後に通水すると制御部1
7によって極性と通水状態が判断され、電気分解後にモ
ード選択された水が吐出される。なお、pH調節ボタン
(図示せず)によって強モード,中上モード,中下モー
ド,弱モードのどれか1つのモードに切換及び選択する
こともできる。
作部1801と表示部1802が設けられる。操作部1
801はアルカリ水生成モードと浄水モードのどれかを
切換及び選択するためのものである。この操作部180
1によってモード選択ボタンで3つのモードのうちいず
れかを選択すると、選択されたアルカリモードの表示が
点灯する。また、モード選択の後に通水すると制御部1
7によって極性と通水状態が判断され、電気分解後にモ
ード選択された水が吐出される。なお、pH調節ボタン
(図示せず)によって強モード,中上モード,中下モー
ド,弱モードのどれか1つのモードに切換及び選択する
こともできる。
【0006】次に、図4に基づいて従来の制御部17の
各ブロックについて説明する。
各ブロックについて説明する。
【0007】図4において、1701はMPU(Micro
Processing Unit)で、流量センサ6、浄水器センサ1
4、操作部1801から制御指示を得て演算処理し必要
に応じて排水電磁弁1,極性切換部1702,電解電圧
スイッチング部1703、表示部1802に動作指示を
する。極性切換部1702はMPU1701からの動作
指示に応じて極性を切り換え、電解電圧スイッチング部
1703はMPU1701からの動作指示を応じて制御
用電源部16から出力された直流電圧電流をパルス変調
することで電解槽7に印加する平均電圧を変化させる。
そして、この電解電圧スイッチング部1703でパルス
変調された平均電圧に応じて、アルカリ水のpH濃度を
変化させることができる。
Processing Unit)で、流量センサ6、浄水器センサ1
4、操作部1801から制御指示を得て演算処理し必要
に応じて排水電磁弁1,極性切換部1702,電解電圧
スイッチング部1703、表示部1802に動作指示を
する。極性切換部1702はMPU1701からの動作
指示に応じて極性を切り換え、電解電圧スイッチング部
1703はMPU1701からの動作指示を応じて制御
用電源部16から出力された直流電圧電流をパルス変調
することで電解槽7に印加する平均電圧を変化させる。
そして、この電解電圧スイッチング部1703でパルス
変調された平均電圧に応じて、アルカリ水のpH濃度を
変化させることができる。
【0008】アルカリイオン水を生成する場合の整水器
本体3と操作表示部18の操作および動作は次のとおり
である。
本体3と操作表示部18の操作および動作は次のとおり
である。
【0009】電源投入用プラグ15を商用電源に接続し
て電源が供給されると、制御用電源部が立ち上がり、制
御部17に電源が供給される。このとき表示は初期値の
状態(例えば、「浄水モード」)になっているため、任
意の設定をしたいとき(例えば、「アルカリの生成を行
う」)には、操作表示部18の操作部1801によりア
ルカリ水生成モードを選択設定する。そして、原水管1
を開いて供給された原水は、浄水部4で原水中の残留塩
素の臭いや一般細菌等の不純物が取り除かれ、カルシウ
ム供給部5でグリセロリン酸カルシウム等が溶解され電
解容易な水に処理される。この処理後に、水は流量セン
サ6を経て電解槽7へと供給される。
て電源が供給されると、制御用電源部が立ち上がり、制
御部17に電源が供給される。このとき表示は初期値の
状態(例えば、「浄水モード」)になっているため、任
意の設定をしたいとき(例えば、「アルカリの生成を行
う」)には、操作表示部18の操作部1801によりア
ルカリ水生成モードを選択設定する。そして、原水管1
を開いて供給された原水は、浄水部4で原水中の残留塩
素の臭いや一般細菌等の不純物が取り除かれ、カルシウ
ム供給部5でグリセロリン酸カルシウム等が溶解され電
解容易な水に処理される。この処理後に、水は流量セン
サ6を経て電解槽7へと供給される。
【0010】整水器本体3に原水が通水されたときに
は、流量センサ6によって通水されたことが検知され、
リレー20をオンして電解用電源部19に電源が供給さ
れ、電気分解に必要な直流電圧電流を発生する。この直
流電圧電流は電解電圧スイッチング部1703を経て極
性切換部1702が切り換えられることにより、電解槽
7に供電される。また、止水操作されると流量センサ6
の信号を制御部17が読み取り、止水と判断したときに
リレー20がオフ状態となり、電解用電源部19に供給
していた電源を断って電解を中止する。
は、流量センサ6によって通水されたことが検知され、
リレー20をオンして電解用電源部19に電源が供給さ
れ、電気分解に必要な直流電圧電流を発生する。この直
流電圧電流は電解電圧スイッチング部1703を経て極
性切換部1702が切り換えられることにより、電解槽
7に供電される。また、止水操作されると流量センサ6
の信号を制御部17が読み取り、止水と判断したときに
リレー20がオフ状態となり、電解用電源部19に供給
していた電源を断って電解を中止する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のアル
カリイオン整水器では、制御用電源部16は制御部17
に電源を供給するために常に商用電源が供給され、制御
の動作の実行を継続させたままである。すなわち、止水
の操作後に整水器本体3が待機状態にあるときでも、常
に制御用電源部16には商用電源が供給されることにな
るので、無駄な電力を消費していることになる。
カリイオン整水器では、制御用電源部16は制御部17
に電源を供給するために常に商用電源が供給され、制御
の動作の実行を継続させたままである。すなわち、止水
の操作後に整水器本体3が待機状態にあるときでも、常
に制御用電源部16には商用電源が供給されることにな
るので、無駄な電力を消費していることになる。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、消費電力の低減を図ったアルカリイオン整水器を提
供することを目的とする。
で、消費電力の低減を図ったアルカリイオン整水器を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、原水を電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオ
ン水を生成する電解槽と、商用電源に接続されて前記電
解槽へ電流を印加する電解用電源部と、前記電解用電源
部から前記電解槽への通電を制御する制御部と、前記制
御部へ操作指令を行う操作部及び動作状態を表示する表
示部を有する操作表示部とを備えたアルカリイオン整水
器において、前記制御部に導通し前記商用電源からの通
電によって充電または蓄電される補助電源を備え、動作
しない期間では前記補助電源による充電力または蓄電力
を前記制御部へ給電する系としたことを特徴とする。
め、原水を電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオ
ン水を生成する電解槽と、商用電源に接続されて前記電
解槽へ電流を印加する電解用電源部と、前記電解用電源
部から前記電解槽への通電を制御する制御部と、前記制
御部へ操作指令を行う操作部及び動作状態を表示する表
示部を有する操作表示部とを備えたアルカリイオン整水
器において、前記制御部に導通し前記商用電源からの通
電によって充電または蓄電される補助電源を備え、動作
しない期間では前記補助電源による充電力または蓄電力
を前記制御部へ給電する系としたことを特徴とする。
【0014】このような構成では、アルカリイオン整水
器を使用しないで待機モードとしている期間では、商用
電力の消費量を零とすることができる。
器を使用しないで待機モードとしている期間では、商用
電力の消費量を零とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、原水を
電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオン水を生成
する電解槽と、商用電源に接続されて前記電解槽へ電流
を印加する電解用電源部と、前記電解用電源部から前記
電解槽への通電を制御する制御部と、前記制御部へ操作
指令を行う操作部及び動作状態を表示する表示部を有す
る操作表示部とを備えたアルカリイオン整水器におい
て、前記制御部に導通し前記商用電源からの通電によっ
て充電または蓄電される補助電源を備え、動作しない期
間では前記補助電源による充電力または蓄電力を前記制
御部へ給電する系としたことを特徴とするアルカリイオ
ン整水器であり、待機中は充電または蓄電を利用した補
助電源によって動作するため商用電源を使用しないで電
力消費量を零にできうという作用を有する。
電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオン水を生成
する電解槽と、商用電源に接続されて前記電解槽へ電流
を印加する電解用電源部と、前記電解用電源部から前記
電解槽への通電を制御する制御部と、前記制御部へ操作
指令を行う操作部及び動作状態を表示する表示部を有す
る操作表示部とを備えたアルカリイオン整水器におい
て、前記制御部に導通し前記商用電源からの通電によっ
て充電または蓄電される補助電源を備え、動作しない期
間では前記補助電源による充電力または蓄電力を前記制
御部へ給電する系としたことを特徴とするアルカリイオ
ン整水器であり、待機中は充電または蓄電を利用した補
助電源によって動作するため商用電源を使用しないで電
力消費量を零にできうという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、原水の供給時に
のみ前記商用電源を前記電解用電源部に導通させる系と
したことを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整
水器であり、消費電力を削減できるという作用を有す
る。
のみ前記商用電源を前記電解用電源部に導通させる系と
したことを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整
水器であり、消費電力を削減できるという作用を有す
る。
【0017】請求項3に記載の発明は、動作しない期間
では、前記補助電源を電源とした待機モードに設定可能
とし、前記補助電源の充電量または蓄電量の低下に応じ
て前記商用電源から電圧を供給する系としたことを特徴
とする請求項1または2記載のアルカリイオン整水器で
あり、消費電力を削減できるという作用を有する。
では、前記補助電源を電源とした待機モードに設定可能
とし、前記補助電源の充電量または蓄電量の低下に応じ
て前記商用電源から電圧を供給する系としたことを特徴
とする請求項1または2記載のアルカリイオン整水器で
あり、消費電力を削減できるという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記待機モード
のときは、前記商用電源の消費電力が零であることを特
徴とする請求項3記載のアルカリイオン整水器であり、
消費電力を削減できるという作用を有する。
のときは、前記商用電源の消費電力が零であることを特
徴とする請求項3記載のアルカリイオン整水器であり、
消費電力を削減できるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態におけるアルカ
リイオン整水器の概略構造図、図2は本発明の実施の形
態におけるアルカリイオン整水器のブロック図である。
リイオン整水器の概略構造図、図2は本発明の実施の形
態におけるアルカリイオン整水器のブロック図である。
【0021】本実施の形態において、原水管1及び吐水
管2を接続した整水器本体3の内部構造は、従来の技術
に示した制御用電源部16に代えて、充電電池またはコ
ンデンサを利用した補助電源21を備える点だけが異な
る。したがって、図1及び図2では、図3及び図4で説
明したものと同じ構成部材については共通の符号で指示
するものとする。
管2を接続した整水器本体3の内部構造は、従来の技術
に示した制御用電源部16に代えて、充電電池またはコ
ンデンサを利用した補助電源21を備える点だけが異な
る。したがって、図1及び図2では、図3及び図4で説
明したものと同じ構成部材については共通の符号で指示
するものとする。
【0022】すなわち、整水器本体3には、浄水部4,
カルシウム供給部5,通水を確認し制御部17に制御指
示する流量センサ6,水を電気分解する電解槽7,電解
槽7を2分し電極室を形成する隔膜8,隔膜8で2分さ
れて形成された各電極室に配設された電極板9,10,
電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオ
ン水)や電解槽7及び浄水部4内の滞留水を排出すると
き開閉する排水側電磁弁11,電解槽7と排水側電磁弁
11の接続部付近に配設された流量調節部12,浄水部
4内のカートリッジ(図示せず)の有無を検出する浄水
器センサ14を備え、電極板10側の水(電極板10が
陽極の場合は酸性イオン水)や電解槽7内の滞留水を排
出する排水ホース13を接続している。操作表示部18
の構成は先の例と同じである。
カルシウム供給部5,通水を確認し制御部17に制御指
示する流量センサ6,水を電気分解する電解槽7,電解
槽7を2分し電極室を形成する隔膜8,隔膜8で2分さ
れて形成された各電極室に配設された電極板9,10,
電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオ
ン水)や電解槽7及び浄水部4内の滞留水を排出すると
き開閉する排水側電磁弁11,電解槽7と排水側電磁弁
11の接続部付近に配設された流量調節部12,浄水部
4内のカートリッジ(図示せず)の有無を検出する浄水
器センサ14を備え、電極板10側の水(電極板10が
陽極の場合は酸性イオン水)や電解槽7内の滞留水を排
出する排水ホース13を接続している。操作表示部18
の構成は先の例と同じである。
【0023】そして、本発明においては、電源投入用プ
ラグ15はリレー20を経由して制御部17に接続さ
れ、制御部17と電解用電源部19との間に充電電池2
1を補助電源として配置した構成とする。すなわち、従
来構造では電源投入用プラグ15と制御部17との間に
制御用電源部16を配置していたのに代えて、制御部1
7をリレー20によって商用電源側に直結する。また、
制御部17を電解用電源部19に直結するのに代えて、
充電電池21を制御部17と電解用電源部19の間に介
装している。
ラグ15はリレー20を経由して制御部17に接続さ
れ、制御部17と電解用電源部19との間に充電電池2
1を補助電源として配置した構成とする。すなわち、従
来構造では電源投入用プラグ15と制御部17との間に
制御用電源部16を配置していたのに代えて、制御部1
7をリレー20によって商用電源側に直結する。また、
制御部17を電解用電源部19に直結するのに代えて、
充電電池21を制御部17と電解用電源部19の間に介
装している。
【0024】図2におけるブロックの動作は、充電電池
21に関連する事項を除いては従来の技術で説明したも
のと同様である。すなわち、MPU(Micro Processing
Unit)1701によって、流量センサ6,浄水器セン
サ14,操作部1801から制御指示を得て演算処理
し、必要に応じて極性切換部1702,電解電圧スイッ
チング部1703,表示部1802に動作指示をする。
そして、充電電池21から出力された直流電圧電流をパ
ルス変調し、パルス変調された平均電圧に応じてアルカ
リ水のpH濃度を変化させる。
21に関連する事項を除いては従来の技術で説明したも
のと同様である。すなわち、MPU(Micro Processing
Unit)1701によって、流量センサ6,浄水器セン
サ14,操作部1801から制御指示を得て演算処理
し、必要に応じて極性切換部1702,電解電圧スイッ
チング部1703,表示部1802に動作指示をする。
そして、充電電池21から出力された直流電圧電流をパ
ルス変調し、パルス変調された平均電圧に応じてアルカ
リ水のpH濃度を変化させる。
【0025】以上の構成において、電源投入用プラグ1
5を商用電源に接続すると電解用電源部19が直ちにオ
ンし、制御部17に内蔵された補助電源としての充電電
池21に充電を行う。この充電電池21に対する充電時
間は数秒で終了し、この終了のた後にリレー20によっ
て電解用電源部19はオフされる。このとき、リレー2
0がオフされても制御部17は動作を継続して電力を消
費しているが、これに要する消費電力はきわめて微小な
ので、前述の数秒の充電時間でも数カ月は動作が可能で
ある。
5を商用電源に接続すると電解用電源部19が直ちにオ
ンし、制御部17に内蔵された補助電源としての充電電
池21に充電を行う。この充電電池21に対する充電時
間は数秒で終了し、この終了のた後にリレー20によっ
て電解用電源部19はオフされる。このとき、リレー2
0がオフされても制御部17は動作を継続して電力を消
費しているが、これに要する消費電力はきわめて微小な
ので、前述の数秒の充電時間でも数カ月は動作が可能で
ある。
【0026】以上は、整水器本体3を使用する場合に最
初に商用電源を接続したときの動作であり、電源投入プ
ラグ15を商用電源に接続するときの動作である。使用
しない状態でも、商用電源が接続されていれば常に制御
部17に内蔵した充電電池21の充電電圧をセンサによ
って監視する。そして、電圧が下がって制御部17の動
作が維持できなくなると判断すれば、リレー20によっ
て電解用電源部19をオンさせて再充電し、充電電池2
1の充電電圧を確保する。このような充電電池の電圧の
監視と必要に応じた再充電を実行させることで、商用電
源が接続されていさえすれば常に制御部17の動作を継
続させることができる。
初に商用電源を接続したときの動作であり、電源投入プ
ラグ15を商用電源に接続するときの動作である。使用
しない状態でも、商用電源が接続されていれば常に制御
部17に内蔵した充電電池21の充電電圧をセンサによ
って監視する。そして、電圧が下がって制御部17の動
作が維持できなくなると判断すれば、リレー20によっ
て電解用電源部19をオンさせて再充電し、充電電池2
1の充電電圧を確保する。このような充電電池の電圧の
監視と必要に応じた再充電を実行させることで、商用電
源が接続されていさえすれば常に制御部17の動作を継
続させることができる。
【0027】ここで、操作表示部18でアルカリ水生成
モードを選択設定し、原水管1を開いた後の処理は従来
の技術と同様である。すなわち、原水管1から通水され
た原水は、浄水部4で原水中の残留塩素の臭いや一般細
菌等の不純物が取り除かれカルシウム供給部5でグリセ
ロリン酸カルシウム等が溶解され電解容易な水に処理さ
れた後、流量センサ6を経て電解槽7に通水される。制
御部17は流量センサ6の信号を読み取り、流量レベル
が一定レベルを越えるとこの状態を通水中と判断し電解
用電源部19に電源を供給するためにリレー20をオン
させる。このときモード選択ボタンの押圧により既に電
解条件が設定されているから、制御部17は電解槽7に
よる電気分解を行うために、極性切換部1702を電極
板9が陰極、電極板10が陽極になるよう指示する。こ
れにより、陰極室にアルカリ水及び陽極室に酸性水が生
成され、このとき操作表示部18の生成報知ランプ(図
示せず)が点灯する。
モードを選択設定し、原水管1を開いた後の処理は従来
の技術と同様である。すなわち、原水管1から通水され
た原水は、浄水部4で原水中の残留塩素の臭いや一般細
菌等の不純物が取り除かれカルシウム供給部5でグリセ
ロリン酸カルシウム等が溶解され電解容易な水に処理さ
れた後、流量センサ6を経て電解槽7に通水される。制
御部17は流量センサ6の信号を読み取り、流量レベル
が一定レベルを越えるとこの状態を通水中と判断し電解
用電源部19に電源を供給するためにリレー20をオン
させる。このときモード選択ボタンの押圧により既に電
解条件が設定されているから、制御部17は電解槽7に
よる電気分解を行うために、極性切換部1702を電極
板9が陰極、電極板10が陽極になるよう指示する。こ
れにより、陰極室にアルカリ水及び陽極室に酸性水が生
成され、このとき操作表示部18の生成報知ランプ(図
示せず)が点灯する。
【0028】次に、止水操作すると、流量センサ6の信
号を制御部17が読み取り止水と判断した場合、直ちに
リレー20をオフし電解用電源部19の電源を断つ。こ
のとき制御部17は待機状態となるが、リレー20がオ
フになっているために商用電源の消費は零となる。
号を制御部17が読み取り止水と判断した場合、直ちに
リレー20をオフし電解用電源部19の電源を断つ。こ
のとき制御部17は待機状態となるが、リレー20がオ
フになっているために商用電源の消費は零となる。
【0029】このように本発明によれば、整水器本体3
を使用していない期間では、商用電力の消費を零にする
ことができる。なお、以上の実施の形態では、補助電源
として充電電池21を挙げたが、これに代えてコンデン
サによる蓄電を利用したものとしてもよい。
を使用していない期間では、商用電力の消費を零にする
ことができる。なお、以上の実施の形態では、補助電源
として充電電池21を挙げたが、これに代えてコンデン
サによる蓄電を利用したものとしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のアルカリイオン整水器によれ
ば、原水の供給がなく使用していない期間を通じて商用
電極の消費量を零とすることができ、電量消費量の節減
が図られる。
ば、原水の供給がなく使用していない期間を通じて商用
電極の消費量を零とすることができ、電量消費量の節減
が図られる。
【図1】本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器の概略構造図
水器の概略構造図
【図2】本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器のブロック図
水器のブロック図
【図3】従来のアルカリイオン整水器の概略構造図
【図4】従来のアルカリイオン整水器のブロック図
1 原水管 2 吐水管 3 整水器本体 4 浄水部 5 カルシウム供給部 6 流量センサ 7 電解槽 8 隔膜 9,10 電極板 11 排水側電磁弁 12 流量調節部 13 排水ホース 14 浄水器センサ 15 電源投入用プラグ 17 制御部 18 操作表示部 19 電解用電源部 20 リレー 21 充電電池(orコンデンサ) 1801 操作部 1802 表示部
Claims (4)
- 【請求項1】原水を電気分解してアルカリイオン水及び
酸性イオン水を生成する電解槽と、商用電源に接続され
て前記電解槽へ電流を印加する電解用電源部と、前記電
解用電源部から前記電解槽への通電を制御する制御部
と、前記制御部へ操作指令を行う操作部及び動作状態を
表示する表示部を有する操作表示部とを備えたアルカリ
イオン整水器において、前記制御部に導通し前記商用電
源からの通電によって充電または蓄電される補助電源を
備え、動作しない期間では前記補助電源による充電力ま
たは蓄電力を前記制御部へ給電する系としたことを特徴
とするアルカリイオン整水器。 - 【請求項2】原水の供給時にのみ前記商用電源を前記電
解用電源部に導通させる系としたことを特徴とする請求
項1記載のアルカリイオン整水器。 - 【請求項3】動作しない期間では、前記補助電源を電源
とした待機モードに設定可能とし、前記補助電源の充電
量または蓄電量の低下に応じて前記商用電源から電圧を
供給する系としたことを特徴とする請求項1または2記
載のアルカリイオン整水器。 - 【請求項4】前記待機モードのときは、前記商用電源の
消費電力が零であることを特徴とする請求項3記載のア
ルカリイオン整水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3403499A JP2000233183A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | アルカリイオン整水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3403499A JP2000233183A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | アルカリイオン整水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000233183A true JP2000233183A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12403066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3403499A Withdrawn JP2000233183A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | アルカリイオン整水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000233183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016159288A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP3403499A patent/JP2000233183A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016159288A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
WO2016140126A1 (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-09 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060117 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060214 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070730 |