JP2000232866A - 蝸牛の微粉末及びその微粉末の製造方法 - Google Patents
蝸牛の微粉末及びその微粉末の製造方法Info
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- JP2000232866A JP2000232866A JP11074282A JP7428299A JP2000232866A JP 2000232866 A JP2000232866 A JP 2000232866A JP 11074282 A JP11074282 A JP 11074282A JP 7428299 A JP7428299 A JP 7428299A JP 2000232866 A JP2000232866 A JP 2000232866A
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- snail
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蝸牛のもつ栄養成分を吸収することが容易と
なる。 【解決手段】 蝸牛を凍結乾燥し、続いてそれを粉砕処
理することによって粒子のサイズを１０ミクロン以下の
粉末とする。このことによって、蝸牛の微粉末を使用し
たクリーム及び軟膏並びに経口食品への加工が容易とな
る。
なる。 【解決手段】 蝸牛を凍結乾燥し、続いてそれを粉砕処
理することによって粒子のサイズを１０ミクロン以下の
粉末とする。このことによって、蝸牛の微粉末を使用し
たクリーム及び軟膏並びに経口食品への加工が容易とな
る。
Description
【０００１】本発明は、蝸牛の持つ栄養成分を損なうこ
となく使用することを目的として、蝸牛を凍結し、続い
て蝸牛に含まれる水分を徐々に昇華させ、次いで当該蝸
牛を粉砕処理して作られる蝸牛の微粉末及びその製造方
法に関するものである。
となく使用することを目的として、蝸牛を凍結し、続い
て蝸牛に含まれる水分を徐々に昇華させ、次いで当該蝸
牛を粉砕処理して作られる蝸牛の微粉末及びその製造方
法に関するものである。
【０００２】従来の技術では、蝸牛を粉砕処理し微粒化
しても、粉末のサイズが１０ミクロン以下にして且つ均
一にはならず、その粉末を使用して作るクリーム類及び
顆粒状の食品並びにカプセル状の食品の材料としては、
不適切であるという問題があった。
しても、粉末のサイズが１０ミクロン以下にして且つ均
一にはならず、その粉末を使用して作るクリーム類及び
顆粒状の食品並びにカプセル状の食品の材料としては、
不適切であるという問題があった。
【０００３】本発明は、蝸牛を凍結乾燥し、続いて粉砕
処理し微粒化された粉末のサイズが１０ミクロン以下且
つ均一の微粉末にして、クリーム類及び顆粒状の食品並
びにカプセル状の食品の材料を提供することを目的とし
ている。
処理し微粒化された粉末のサイズが１０ミクロン以下且
つ均一の微粉末にして、クリーム類及び顆粒状の食品並
びにカプセル状の食品の材料を提供することを目的とし
ている。
【０００４】蝸牛が微粒化された粉末のサイズが１０ミ
クロン以下であれば、当該粉末がクリーム及び軟膏の原
料となった場合、その粉末に含まれている成分の肌から
の吸収が容易となる。
クロン以下であれば、当該粉末がクリーム及び軟膏の原
料となった場合、その粉末に含まれている成分の肌から
の吸収が容易となる。
【０００５】上記目的を達成するために、本発明の蝸牛
の微粒化においては、あらかじめボイルされた蝸牛をフ
リーズドライ方法により、凍結乾燥し、続いて一次粉砕
としてその凍結乾燥した蝸牛をマスコロイダーを使用し
て粗砕きし、続いて二次粉砕として衝突式粉砕機を使用
して微粒化する。次に仕上げ粉砕として上記により微粒
化された粉末を「クロム鋼仕上げ回転通気式ボールミ
ル」を使用して更に微粒化し、最後にシフター処理によ
って微粉末とするものである。
の微粒化においては、あらかじめボイルされた蝸牛をフ
リーズドライ方法により、凍結乾燥し、続いて一次粉砕
としてその凍結乾燥した蝸牛をマスコロイダーを使用し
て粗砕きし、続いて二次粉砕として衝突式粉砕機を使用
して微粒化する。次に仕上げ粉砕として上記により微粒
化された粉末を「クロム鋼仕上げ回転通気式ボールミ
ル」を使用して更に微粒化し、最後にシフター処理によ
って微粉末とするものである。
【０００６】上記によって微粒化された蝸牛の微粉末
は、その微粉末のサイズは１０ミクロン以下となり、表
１の試験検査成績書の通り蝸牛に含まれている栄養成分
が殆ど損なわれることなく、クリーム類及び顆粒状の食
品並びにカプセル状の食品の配合材料として、効果的な
ものとなる。
は、その微粉末のサイズは１０ミクロン以下となり、表
１の試験検査成績書の通り蝸牛に含まれている栄養成分
が殆ど損なわれることなく、クリーム類及び顆粒状の食
品並びにカプセル状の食品の配合材料として、効果的な
ものとなる。
【０００７】
【表１】
【０００８】実施例については、フリーズドライ方法に
より、乾燥棚及びボイルした蝸牛を初期設定温度−４０
℃以下及び真空度−７０Ｔｏｒｒ以下の状態のもとに約
１時間予備凍結する。この予備凍結によって、蝸牛に含
まれる水分を極力微小な氷の粒子として、水分の昇華乾
燥を促進させる準備段階とする。
より、乾燥棚及びボイルした蝸牛を初期設定温度−４０
℃以下及び真空度−７０Ｔｏｒｒ以下の状態のもとに約
１時間予備凍結する。この予備凍結によって、蝸牛に含
まれる水分を極力微小な氷の粒子として、水分の昇華乾
燥を促進させる準備段階とする。
【０００９】上記の予備凍結に続いて、蝸牛に含まれる
栄養分を保存したまま乾燥させるために、摂氏−４０℃
以下及び真空度−７０Ｔｏｒｒ以下の状態の中で乾燥棚
の温度を約３時間かけて摂氏４０℃以上に上げ、初期段
階において乾燥棚と蝸牛との温度差を８０℃以上の状態
を作り、その後３０時間乃至６０時間をかけて乾燥棚及
び蝸牛の温度を共に常温（夏期約２５℃、冬期約２１
℃）に近付けることにより蝸牛に含まれていた水分を徐
々に昇華させながら、蝸牛を乾燥させ、蝸牛の水分含有
率を２％以下に落とす。
栄養分を保存したまま乾燥させるために、摂氏−４０℃
以下及び真空度−７０Ｔｏｒｒ以下の状態の中で乾燥棚
の温度を約３時間かけて摂氏４０℃以上に上げ、初期段
階において乾燥棚と蝸牛との温度差を８０℃以上の状態
を作り、その後３０時間乃至６０時間をかけて乾燥棚及
び蝸牛の温度を共に常温（夏期約２５℃、冬期約２１
℃）に近付けることにより蝸牛に含まれていた水分を徐
々に昇華させながら、蝸牛を乾燥させ、蝸牛の水分含有
率を２％以下に落とす。
【００１０】上記により乾燥された蝸牛の安定した微粉
末を作るために、一次粉砕として、マスコロイダー（砥
石・荒溝、回転・１，８００ｒｐｍ、隙間・０．１コ
マ）を９０分以上使用して粉砕処理する。
末を作るために、一次粉砕として、マスコロイダー（砥
石・荒溝、回転・１，８００ｒｐｍ、隙間・０．１コ
マ）を９０分以上使用して粉砕処理する。
【００１１】上記により粉砕処理された蝸牛を、粒の大
きさを揃えることによって最終的な微粉末のロスを少な
くすることを目的として、二次粉砕として、衝突式粉砕
機を３０分以上使用して、より細かく粉砕処理し微粒化
する。
きさを揃えることによって最終的な微粉末のロスを少な
くすることを目的として、二次粉砕として、衝突式粉砕
機を３０分以上使用して、より細かく粉砕処理し微粒化
する。
【００１２】上記により微粒化された蝸牛を、仕上げ粉
砕として、小濱彰男氏により特許出願（出願第５２３４
５号、公開出願第２２９８３６号）されたクロム鋼仕上
げ回転通気式ボールミル（使用ボール・３／８″）を３
時間以上使用して粒子のサイズを１０ミクロン以下に設
定して粉砕処理することにより、微粉末を製造する。
砕として、小濱彰男氏により特許出願（出願第５２３４
５号、公開出願第２２９８３６号）されたクロム鋼仕上
げ回転通気式ボールミル（使用ボール・３／８″）を３
時間以上使用して粒子のサイズを１０ミクロン以下に設
定して粉砕処理することにより、微粉末を製造する。
【００１３】微粒化された蝸牛の粒子のサイズを１０ミ
クロン以下にすることにより、その微粉末に含まれてい
る栄養成分の皮膚からの吸収が可能となる。
クロン以下にすることにより、その微粉末に含まれてい
る栄養成分の皮膚からの吸収が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項１】 凍結乾燥されたヘリックス・ポマティア
種及びヘリックス・ルクラム種という蝸牛（以下、蝸牛
という）が微粒化されてなることを特徴とする蝸牛の微
粉末。 - 【請求項２】 蝸牛を凍結乾燥し、次いで、それを粉砕
し、微粉末とすることを特徴とする蝸牛の微粉末の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074282A JP2000232866A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 蝸牛の微粉末及びその微粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11074282A JP2000232866A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 蝸牛の微粉末及びその微粉末の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000232866A true JP2000232866A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=13542618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11074282A Pending JP2000232866A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 蝸牛の微粉末及びその微粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000232866A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1321587C (zh) * | 2005-08-30 | 2007-06-20 | 宋兆华 | 蜗牛保健制品及其制造方法 |
| JP2012240947A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Fujimi Yohoen:Kk | カルシウム補給剤及びその製造方法 |
| KR101326346B1 (ko) | 2011-06-15 | 2013-11-12 | 인타글리오주식회사 | 달팽이 발효물을 함유한 화장료 조성물 및 그 제조방법 |
| KR102139730B1 (ko) * | 2019-12-09 | 2020-07-30 | 양건태 | 식용 달팽이 비가열 가공방법 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11074282A patent/JP2000232866A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1321587C (zh) * | 2005-08-30 | 2007-06-20 | 宋兆华 | 蜗牛保健制品及其制造方法 |
| JP2012240947A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Fujimi Yohoen:Kk | カルシウム補給剤及びその製造方法 |
| KR101326346B1 (ko) | 2011-06-15 | 2013-11-12 | 인타글리오주식회사 | 달팽이 발효물을 함유한 화장료 조성물 및 그 제조방법 |
| KR102139730B1 (ko) * | 2019-12-09 | 2020-07-30 | 양건태 | 식용 달팽이 비가열 가공방법 |
| WO2021118006A1 (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 양건태 | 식용 달팽이 비가열 가공방법 |
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