JP2000231072A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とする光偏向装置。
【請求項2】 前記回転軸の材質の比重をγ1、前記フランジ部材の材質の比重をγ2、前記回転多面鏡の材質の比重をγ3とする時、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となる材質がそれぞれ選択されていることを特徴とする請求項1記載の光偏向装置。
【請求項3】 前記フランジ部材によって覆われている前記回転軸の上端の中心部に、上方向に開放する穴が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光偏向装置。
【請求項1】 固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とする光偏向装置。
【請求項2】 前記回転軸の材質の比重をγ1、前記フランジ部材の材質の比重をγ2、前記回転多面鏡の材質の比重をγ3とする時、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となる材質がそれぞれ選択されていることを特徴とする請求項1記載の光偏向装置。
【請求項3】 前記フランジ部材によって覆われている前記回転軸の上端の中心部に、上方向に開放する穴が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光偏向装置。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、 固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、 固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とする。
本発明は、第2に、前述の発明の構成に加えて、前記回転軸の材質の比重をγ1、前記フランジ部材の材質の比重をγ2、前記回転多面鏡の材質の比重をγ3とする時、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となる材質がそれぞれ選択されていることを特徴とする。
本発明は、第3に、前述の構成に加えて、前記フランジ部材によって覆われている前記回転軸の上端の中心部に、上方向に開放する穴が設けられていることを特徴とする。
【0014】
【実施例】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1の光偏向装置を有する書き込み光学装置を示す。回転多面鏡110を回転させるモータ120は、書き込み光学装置の光学箱111に固定されたモータハウジング121と、これによって保持された固定スリーブ128と、回転軸122にフランジ部材126を介して固定されたロータマグネット124と、これの内面に備えられたマグネット部に対向するステータコイル125とを有し、ステータコイル125は駆動回路113から供給される電流によって励磁されてロータマグネット124を回転させる。回転軸122はフランジ部材126の円環部115に嵌合によって位置決めされ、焼き嵌めや接着によって固定されている。ここで、図1に示すように、フランジ部材126は回転軸122の上端を覆っている。
【実施例】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1の光偏向装置を有する書き込み光学装置を示す。回転多面鏡110を回転させるモータ120は、書き込み光学装置の光学箱111に固定されたモータハウジング121と、これによって保持された固定スリーブ128と、回転軸122にフランジ部材126を介して固定されたロータマグネット124と、これの内面に備えられたマグネット部に対向するステータコイル125とを有し、ステータコイル125は駆動回路113から供給される電流によって励磁されてロータマグネット124を回転させる。回転軸122はフランジ部材126の円環部115に嵌合によって位置決めされ、焼き嵌めや接着によって固定されている。ここで、図1に示すように、フランジ部材126は回転軸122の上端を覆っている。
本実施例によれば、フランジ部材126の筒状部116の内径を固定スリーブ128の外径より大きくし、回転多面鏡110の中心穴内に固定スリーブ128を通している。即ち、回転軸方向における回転多面鏡110の厚み領域内に、ラジアル空気軸受の動圧発生部134の一部が存在する構成となっている。ここで動圧発生部134といっているのは、回転軸122と固定スリーブ128とが小さなクリアランスを有して対向している図1中の固定スリーブ128の長さ方向全域を指している。
回転多面鏡140はアルミ合金を母材とし光反射面をダイヤモンドカッターで鏡面加工したものを用いている。これを回転させるモータは、モータハウジング121、固定スリーブ128、回転軸142、ロータマグネット124、ステータコイル125、駆動回路113等で構成され、駆動回路113から供給される電流によってステータコイル125は励磁されロータマグネット124を回転させる。
ここで、回転軸142の材質の比重γ1は約8.1、フランジ部材146の材質の比重γ2、回転多面鏡140の材質の比重γ3は約2.7であり、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となっている。
回転多面鏡110を回転させるモータは、モータハウジング121、固定スリーブ128、回転軸152、ロータマグネット124、ステータコイル125、駆動回路113等で構成され、駆動回路113から供給される電流によってステータコイル125は励磁されロータマグネット124を回転させる。
図3に示すように、フランジ部材126によって覆われている回転軸152の上端の中心部には、上方向に開放する穴153が設けられている。回転軸152の回転によって固定スリーブ128との間に空気膜を形成し、固定スリーブ128に非接触で回転するラジアル空気軸受を構成している。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とするので、回転体全体の重心を下方に移動させて、ラジアル空気軸受の動圧発生部中心に近づけることが可能になり、回転中の振れ回りが小さくなることによって起動・停止の耐久性が効果的に向上する。また、前述の構成に加えて、前記回転軸の材質の比重をγ1、前記フランジ部材の材質の比重をγ2、前記回転多面鏡の材質の比重をγ3とする時、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となる材質がそれぞれ選択されていることを特徴とするので、効果をさらに大きくでき、また、前述の構成に加えて、前記フランジ部材によって覆われている前記回転軸の上端の中心部に、上方向に開放する穴が設けられていることを特徴とするので、効果をさらに大きくできる。このようなラジアル空気軸受を光偏向装置に搭載することで、静電写真記録装置の画質向上と性能向上に大きく貢献できる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、固定スリーブ及び回転軸を有し、前記回転軸が前記固定スリーブに非接触で回転するラジアル空気軸受と、前記固定スリーブに遊嵌する筒状部を有し、前記回転軸に固定され、前記回転軸の上端を覆うフランジ部材と、前記フランジ部材に保持され、レーザ光を反射する回転多面鏡と、を有する光偏向装置において、前記フランジ部材の筒状部の内径が前記固定スリーブの外径より大きくなっており、前記回転軸方向における前記回転多面鏡の厚み領域内に、前記ラジアル空気軸受の動圧発生部の一部が位置することを特徴とするので、回転体全体の重心を下方に移動させて、ラジアル空気軸受の動圧発生部中心に近づけることが可能になり、回転中の振れ回りが小さくなることによって起動・停止の耐久性が効果的に向上する。また、前述の構成に加えて、前記回転軸の材質の比重をγ1、前記フランジ部材の材質の比重をγ2、前記回転多面鏡の材質の比重をγ3とする時、γ1>γ2、且つ、γ1>γ3となる材質がそれぞれ選択されていることを特徴とするので、効果をさらに大きくでき、また、前述の構成に加えて、前記フランジ部材によって覆われている前記回転軸の上端の中心部に、上方向に開放する穴が設けられていることを特徴とするので、効果をさらに大きくできる。このようなラジアル空気軸受を光偏向装置に搭載することで、静電写真記録装置の画質向上と性能向上に大きく貢献できる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033791A JP2000231072A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033791A JP2000231072A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光偏向装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000231072A JP2000231072A (ja) | 2000-08-22 |
JP2000231072A5 true JP2000231072A5 (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=12396307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11033791A Pending JP2000231072A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光偏向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000231072A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4488862B2 (ja) * | 2004-10-13 | 2010-06-23 | 株式会社リコー | 光偏向器、光走査装置および画像形成装置 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11033791A patent/JP2000231072A/ja active Pending
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