JP2000229548A - 建設機械の安全ガード装置 - Google Patents

建設機械の安全ガード装置

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JP2000229548A
JP2000229548A JP11344231A JP34423199A JP2000229548A JP 2000229548 A JP2000229548 A JP 2000229548A JP 11344231 A JP11344231 A JP 11344231A JP 34423199 A JP34423199 A JP 34423199A JP 2000229548 A JP2000229548 A JP 2000229548A
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cab
frame
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window
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JP11344231A
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English (en)
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Tokuji Nagira
篤司 柳楽
Yasushi Chikaishi
康司 近石
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/16Cabins, platforms, or the like, for drivers
    • E02F9/163Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の運転室を衝撃力から保護できる
し、転倒時に運転室が潰れないようにする。 【解決手段】 建設機械の上部車体3に補強枠21を運
転室8を囲むように取付ける。この補強枠21に防護板
21を取付けて運転室8の前面、上面、左右側面を覆
う。左右一方の側面を覆う防護板21を開閉自在として
オペレータが運転室8に乗降できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の解体作業、
スクラップ運搬作業などを行なう建設機械の安全ガード
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルと呼ばれる建設機械が知ら
れている。この建設機械は走行体を備えた下部車体に上
部車体を旋回自在に取付け、その上部車体に運転室を取
付け、上部車体にブームとアームからなる作業機取付部
材を前方に向けて上下揺動自在に取付け、その作業機取
付部材の先端部にバケットなどの作業機を上下首振り自
在に取付けてある。
【0003】前述の建設機械は異なる作業機を取付けて
種々の作業を行なう。例えばバケットを取付けることで
土砂掘削作業を行なう。破砕用クランプを取付けること
で家屋の解体作業を行なう。グラップルバケットを取付
けしてスクラップ運搬作業を行なう。ブレーカを取付け
て破砕作業を行なう。枝払い機能とクランプ機能などを
有する作業機を取付けて木材の枝払い、運搬などの林業
作業を行なう。また、前述の建設機械は急傾斜地、火山
噴火危険地域、地電埋設地域等で使用されることがあ
る。
【0004】このために、建設機械の運転室には家屋解
体物、スクラップ、破砕片、枝や木材、火山噴火物など
が衝突することがあるので、これらから運転室を保護す
るために運転室にガードを取付けている。
【0005】例えば、実開平6−30252号公報に示
すように、運転室の前面に透明な合成樹脂製の前面ガー
ドを取付けている。実開平7−15858号公報に示す
ように、運転室の前面と上面にネット式ガードを取付け
ている。特開平9−228422号公報に示すように、
運転室の前面に金網製のガードを取付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の建設機械は運転
室にガードが取付けてあるので、前述の家屋解体物など
がガードに衝突すると、その衝撃力が運転室に伝わる。
このために特殊な作業で非常に大きな衝撃力が作用する
とその衝撃力で運転室が変形、損傷することがあり、運
転者を十分に保護できない。また、急傾斜地で作業して
いる時には建設機械が転倒することがあるが、前述のよ
うに運転室にガードを取付けしたのでは建設機械の自重
で運転室が潰れる恐れがある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建設機械の安全ガード装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、車体に補強枠21を運転室8を囲むように取付
け、この補強枠21に防護板22を取付けたことを特徴
とする建設機械の安全ガード装置である。
【0009】第1の発明によれば、建設機械で作業して
いる時に発生した衝撃力は防護板22に作用し、補強枠
21を経て車体で受けるので、運転室8には衝撃力が作
用しない。したがって、衝撃力によって運転室8が変
形、破損することを確実に防止できる。しかも、防護板
22を厚く大重量の鋼板として大きな衝撃力を受けても
変形等しないようにした場合に、その防護板22の重量
を補強枠21を経て車体で支持できるので、運転室8の
剛性に関係なく耐衝撃力に優れた防護板22を用いて非
常に大きな衝撃力から運転室8を確実に保護できる。
【0010】さらに、補強枠21は運転室8を囲んでい
るから、建設機械が転倒した時に建設機械の自重を防護
枠21で支持し、運転室8が潰れることを防止できる。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
車体を、主フレーム26と運転室取付フレーム32を有
する形状とし、前記主フレーム26又は運転室取付フレ
ーム32を形成するサイドビーム材27と対向した部分
等の強度メンバーの少なくとも一つに台座を固着し、こ
の台座に補強枠21の支柱を固着した建設機械の安全ガ
ード装置である。
【0012】第2の発明によれば、補強枠21の支柱が
車体の強度メンバーに固着してあるから、防護板22に
作用した衝撃力が補強枠21の支柱を経て車体の強度メ
ンバーで受けられるので、大きな衝撃力を受けたり、建
設機械が不整地を走行して振動しても車体が変形した
り、亀裂が入って破損することがない。
【0013】第3の発明は、第2の発明において、前記
台座に支柱をボルトで固着した建設機械の安全ガード装
置である。
【0014】第3の発明によれば、補強枠21を車体に
取付けたり、取り外したりできるので、建設機械のトラ
ック輸送時等に補強枠21、防護板22を車体から取り
外して軽量な状態とすることができるから、建設機械の
トラック輸送が容易である。また、通常作業時には補強
枠21、防護板22を取り外して軽量な状態で効率良く
作業できるし、危険作業時には補強枠21、防護板22
を取り付けて安全に作業できる。
【0015】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明において、前記防護板22に、衝撃力に強い透明パネ
ル79を備えた窓部を形成した建設機械の安全ガード装
置である。
【0016】第4の発明によれば、防護板22の窓部を
通して外部を見ることができるし、その窓部に作用する
衝撃力は透明パネル79で受けて破損等しないようにな
る。したがって、安全に視認性を確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示すように、走行体1を備
えた下部車体2に上部車体3を旋回自在に取付けて走行
体を備えた車体としてある。前記走行体1は下部フレー
ム2に取付けたトラックフレーム4にスプロケット5と
アイドラ6を取付け、そのスプロケット5とアイドラ6
に履帯7を巻掛けた履帯式の走行体である。この走行体
は下部車体に駆動輪、操向輪を取付けたホィール式の走
行体でも良い。
【0018】前記上部車体3の左右一側寄り前部に運転
室8が取付けてある。後部寄りにはエンジン等が取付け
てあり、それらはカバー9で覆われている。10はカウ
ンタウエイトである。前記上部車体3の左右中間部にブ
ーム11が上下揺動自在に取付けてあり、このブーム1
1にアーム12が上下揺動自在に連結されて作業機取付
部材13を形成している。ブーム11はブームシリンダ
14で上下揺動され、アーム12はアームシリンダ15
で上下揺動される。前記アーム12の先端部に作業機、
例えばバケット16が上下首振り自在に取付けられ、そ
のバケット16は作業機シリンダ17で上下首振りされ
る。
【0019】以上により従来から知られている油圧ショ
ベルと呼ばれる建設機械を形成している。前記上部車体
3には運転室8を保護する安全ガード装置20が取付け
てある。この安全ガード装置20は補強枠21に防護板
22を取付けてある。
【0020】前記上部車体3は図2に示すように、底板
23と左右一対の縦板24で略上向きコ字状で、縦板2
4の前部寄り間に連結板25が一体的に連結された主フ
レーム26を備え、この主フレーム26の左右一側部に
複数のサイドフレーム材27が固着され、そのサイドフ
レーム材27間に亘って側部フレーム材28が固着して
ある。この側部フレーム材28の前端部に前部フレーム
材29が固着され、その前部フレーム材29と前部寄り
のサイドフレーム材27に亘って内側フレーム材30が
固着してある。前記側部フレーム材28の後端部と主フ
レーム26の後端部に亘って後部フレーム材31が固着
してあり、これによって運転室取付フレーム32を形成
している。前記左右一対の縦板24の孔24aにピンを
挿通してブーム11が上下揺動自在に連結され、連結板
25のブラケット25aにブームシリンダ14がピンで
連結される。前記主フレーム26の左右他側部には燃料
タンク、作業油タンク等を取付ける他側フレーム33が
固着してある。このように、主フレーム26と運転室取
付フレーム32と他側フレーム33より成る上部車体3
は従来の油圧式ショベルと呼ばれる建設機械の上部車体
(レボフレーム)と同一形状である。
【0021】運転室8は図2に示すように前面8a、後
面8b、上面8c、左右の側面8dで下面を開口した箱
形状で、前面8aと上面8cと左右側面8dにガラスな
どの透光パネル40が装着されて前方及び上方、左右側
方を運転者が目視できるようにしてある。左右一方の側
面8dには出入口41が形成してあり、この出入口41
に運転室ドア42がヒンジで開閉自在に装着してある。
この運転室ドア42の上半分にはガラス等の透光パネル
43が開閉自在に取付けてある。
【0022】前記運転室8は上部車体3の運転室取付フ
レーム32に載置して取付けられ、左右一方の側面8d
が側部フレーム材28の外側面と略面一で、前面8aの
下部が前部フレーム材29の前面と略面一で、左右他方
の側面8dが主フレーム26の左右一方側面に僅かな隙
間を置いて対向している。
【0023】つまり、運転室8は従来の建設機械の運転
室と同様で、上部車体3の左右一側部に上部車体3より
も前方、左右一側方に突出せずに略面一となるように取
付けてある。
【0024】前記補強枠21は図2に示すように、第1
前部支柱50と第2前部支柱51と、その上部間に横架
固着した前部上横材52と、第1後部支柱53と第2後
部支柱54と、その上部間に横架固着した後部上横材5
5と、第1前部支柱50と第1後部支柱53の上部間に
横架固着した第1側部上横材56と、第2前部支柱51
と第2後部支柱54の上部間に横架固着した第2側部上
横材57と、第1・第2側部上横材56,57間に横架
固着した中間部上横材58を備えている。前記各支柱、
横材は矩形断面中空形状で剛性大であり、それらが強固
に固着されて補強枠21は剛性大である。
【0025】前記各支柱の下部に取付座59が固着さ
れ、この取付座59は支柱よりも大きく、かつ上下面に
開口した孔59aを有する。
【0026】前記第1・第2前部支柱50,51間の距
離及び第1・第2後部支柱53,54間の距離は運転室
8の左右側面8d間の寸法(運転室8の左右寸法)より
も若干大きく、前部支柱と後部支柱間の距離は運転室8
の前面8aと後面8b間の寸法(運転室8の前後寸法)
よりも若干小さい。
【0027】前記補強枠21は各支柱を上部車体3の運
転室取付フレーム32に運転室8を覆うように取付けで
きない。つまり前述のように運転室取付フレーム32に
運転室8よりも突出する部分がないので、各支柱を取付
けできない。
【0028】そこで、図2に示すように前部フレーム材
29と内側フレーム材30のコーナー部に第1前部台座
60を前方に突出して固着し、前部フレーム材29と側
部フレーム材28のコーナー部に第2前部台座61を前
方と側方に突出して固着し、主フレーム26のブーム連
結部(孔24a)よりも後部寄りに第1後部台座62を
固着し、側部フレーム材28のサイドフレーム材27と
対向した位置に第2後部台座63を側方に突出して固着
する。
【0029】前記各台座は前記各取付座59と平面形
状、大きさが略同一で、ボルト孔64がそれぞれ形成し
てある。
【0030】前記防護板22は図3に示すように、第1
・第2前部支柱50,51の前面間に亘って固着される
前面防護板70、第1・第2側部上横材56,57の上
面間に亘って固着される上面防護板71、第1前部支柱
50、第1側部上横材56、第1後部支柱53の側面間
に亘って固着される側面固定防護板72、第2前部支柱
51、第2側部上横材57、第2後部支柱54の側面間
に亘って取付けられる側面可動防護板73を備えてい
る。
【0031】前記各防護板は平板鋼板で、前面防護板7
0と上面防護板71は一体的に連続し、側面可動防護板
73は固定板74と可動板75より成り、可動板75が
第2後部支柱54にヒンジ76で開閉自在に取付けられ
る。可動板75は外面に把手77を備えている。前記各
防護板には開口部78がそれぞれ形成され、この各開口
部78は合せガラス、ポリカーボネートや透明アクリル
板などの衝撃に強い透明のパネル79で閉塞されてい
る。これによって、パネル79で閉塞された窓部を形成
している。なお、側面固定防護板72には窓部が形成さ
れていないが、窓部を形成しても良い。
【0032】前記パネル79は開口部78よりも大き
く、図4に示すように周囲に気密・水密用のガスケット
80が装着してあり、そのガスケット80を開口部78
の周縁に取付けた枠81に押しつけて押えプレート82
で抜け止めしてある。
【0033】前記防護板22を備えた補強枠21の上部
には吊りフック83が固着され、取付け取り外し時にク
レーン等で吊り上げできるようにしてある。例えば、上
面防護板71の前部寄りと第1・第2側部上横材56,
57の後部寄りに吊りフック83がそれぞれ固着してあ
る。
【0034】前記防護板22を取付けた補強枠21は図
5、図6、図7に示すように、各取付座59を第1・第
2前部台座60,61、第1・第2後部台座62,63
に当接し、孔59aからボルト84をねじ孔64にねじ
合して取付けられる。これによって支柱が運転室8の左
右両側に位置し、かつ上横材が運転室8の上方に位置
し、補強枠21は運転室8を囲むように取付けてある。
【0035】これにより、運転室8の前面8aが前面防
護板70で覆われる。上面8cの前部寄りが上面防護板
71で覆われる。左右側面8dの前部寄りが側面固定防
護板72、側面可動防護板73でそれぞれ覆われる。
【0036】前記各防護板に作用する衝撃力は補強枠2
1を介して上部車体3で支持され、その衝撃力が運転室
8に作用しないので、大きな衝撃力が作用しても運転室
8が変形、損傷することがない。
【0037】また、建設機械が転倒した時には補強枠2
1によって建設機械の自重を支承するので、その自重で
運転室8が潰れることがない。なお、転倒時に運転室の
潰れを防止するだけならば防護板22を取付けしなくと
も良い。
【0038】また、上部車体3の剛性(強度)の高い主
フレーム26に第1後部台座62を取付け、この第1後
部台座62に補強枠21の第1後部支柱53を取付座5
9を介して固着したので、補強枠21、特に第1後部支
柱53に作用する荷重を主フレーム26で受け、下部車
体2、履帯7を経て地面へと荷重を伝えるので、高荷重
に耐えることができる。
【0039】また、第2後部支柱54を固着する第2後
部台座63はサイドビーム材27と同一位置に固着して
あるので、補強枠21、特に第2後部支柱54に作用す
る荷重をサイドビーム材27で受けて主フレーム26に
伝えるので、高荷重に耐えることができる。
【0040】また、補強枠21は枠形状であるからねじ
れに強い。これらが相俟って補強枠21は高荷重に耐え
るし、ねじれに強いものとなる。したがって、補強枠2
1に頑強な鋼板より成る防護板22を取付けても、その
防護板22の重量に耐えることができるし、大きな衝撃
力にも耐えることができる。
【0041】また、従来の建設機械を用いて補強枠21
を備えた建設機械とすることが可能である。また、各防
護板には窓部が形成してあるので、運転室8内のオペレ
ータが前方、上方、左右側方を目視でき、オペレータの
視認性を確保できる。しかも、窓部は衝撃に強い透明パ
ネル79で閉塞されているので、大きな衝撃が作用して
も損傷することがない。
【0042】また、側面可動防護板73の可動板75を
開放することで運転室8の運転室ドア42が開閉可能と
なるので、運転室8内にオペレータが乗降できる。な
お、運転室8内のオペレータが可動板75を開放するに
は透光パネル43を開放して手を出して可動板75を開
放する。
【0043】なお、前方からの衝撃力を受けるだけであ
れば前面防護板70のみを取付ければ良い。上方からの
落下物の衝撃力を受けるだけであれば上面防護板71の
みを取付ければ良い。側方からの衝撃力を受けるだけで
あれば側面防護板のみを取付ければ良い。
【0044】また、各防護板に窓を形成したが、前方視
認性を確保するだけならば前面防護板70にのみ窓部を
形成すれば良い。上方視認性を確保するだけならば上面
防護板71にのみ窓部を形成すれば良い。側方視認性を
確保するだけならば側面防護板にのみ窓部を形成すれば
良い。
【0045】前記防護板22(前面防護板70、上面防
護板71、側面固定防護板72、側面可動防護板73)
は複数枚の防護板を重ね合せたものとしても良い。例え
ば図8(a)に示すように必要とする厚さ(10mm)
の半分の厚さ(5mm)の内側防護板22aと外側防護
板22bをスペーサ22cを介してボルト22dで着脱
自在に重ね合せ連結し、その内側防護板22aと外側防
護板22bとの間に空間部22eを形成する。
【0046】この防護板であれば、重ね合せることによ
り、強固な防護板とすることができる。重ね合せ枚数に
よって強度を自由に選択できる。内側防護板22aと外
側防護板22b自体を薄くでき、軽量になるので取り付
け、取り外しが容易になる。また、小さな外力(爆発力
の小さな地雷の爆発による被弾)に対しては外側防護板
22bのみで対応し、破損した場合には外側防護板22
bのみを交換する。大きな外力(爆発力の大きな地雷の
爆発による被弾)に対しては外側防護板22bと内側防
護板22aで対応する。また、小さな外力のみが作用す
る場合には内側防護板22aのみを取付け、大きな外力
が作用する場合には外側防護板22bを取付けることも
可能である。
【0047】図8(b)に示すように、前述の空間部2
2eに、ゴムパッド、ウレタン等の防振と防音に優れた
防振材22fを挿入する。この防護板であれば、被弾し
た際の衝撃音を吸収する効果があるので、運転室8内の
オペレータの居住性が向上する。
【0048】図8(c)に示すように、内側防護板22
aの表面に外側防護板22bの裏面を接してボルト22
dで連結しても良い。
【0049】図8(d)に示すように、内側防護板22
aに複数の外側防護板22bをスペーサ22cを介して
ボルト22dで着脱自在に重ね合せ連結する。つまり、
外側防護板22bを分割タイプとする。
【0050】この防護板であれば、外力(地雷の爆発に
よる被弾)により外側防護板22bが損傷したとき、そ
の損傷した外側防護板22bのみを交換するだけで良
い。また、補強個所(前方又は下側又は左側等)を自由
に選択し、その補強個所にのみ外側防護板22bを重ね
合せて連結すれば良いので、車体重量を軽くできる。即
ち、運転室8の下側のみの補強であれば、内側防護板2
2aの下側のみに外側防護板22bを重ね合せて連結す
れば良く、外側防護板22bの枚数が少なくなるので車
体重量を軽くできる。また、一枚の外側防護板22bは
薄く、小さいので、軽量であるから、その外側防護板2
2bの取り付け、取り外しが容易である。
【0051】図8(e)に示すように空間部22eに防
振材22fを挿入しても良い。図8(f)に示すように
分割した外側防護板22bを裏面を内側防護板22aの
表面に接して重ね合せてボルト22dで着脱自在に連結
しても良い。
【0052】次に安全装置について説明する。図9に示
すように、側面可動防護板73の固定板74に可動板7
5が閉じた時に作動するスイッチ90、例えば金属と対
向すると作動する金属スイッチ、リミットスイッチを取
付ける。運転室8内の座席91の近くに安全レバー92
を取付ける。前記安全レバー92は図10の実線で示す
ロック解除位置と仮想線で示すロックON位置に上下に
揺動し、センサ93で各位置が検出される。
【0053】図11に示すように、エンジン94で主油
圧ポンプ95とパイロット油圧ポンプ96が駆動され
る。主油圧ポンプ95の吐出圧油は複数の方向制御弁9
7で複数のアクチュエータ、例えばブームシリンダ1
4、旋回用油圧モータ98に供給される。パイロット油
圧ポンプ96の吐出圧油は回路99で複数の油圧パイロ
ット弁100に供給される。油圧パイロット弁100を
操作することで方向制御弁97の受圧部にパイロット圧
油が供給されて方向制御弁97が切換えられる。
【0054】前記エンジン94はスタータ101で始動
される。スタータ101はキースイッチ102でバッテ
リ103に接続し、キースイッチ102をONすること
でスタータ101が駆動してエンジン94が始動する。
以上の構成は従来の建設機械と同一である。
【0055】前記回路99には開閉弁104が設けてあ
る。この開閉弁104はスプリング力で開位置(パイロ
ット弁100に圧油を供給する位置)に保持され、ソレ
ノイド105に通電すると閉位置(パイロット弁100
に圧油を供給しない位置)に作動する。
【0056】前記スイッチ90とセンサ93の信号はコ
ントローラ106に入力される。スイッチ90がOFF
(可動板75開放)でセンサ93がロックONの時にコ
ントローラ106はソレノイド105に通電する。それ
以外の時にはコントローラ106はソレノイド105に
通電しない。
【0057】このようであるから、安全レバー92をO
N位置として可動板75を開放したままの状態では開閉
弁104が閉位置となるので、油圧パイロット弁100
を操作しても方向制御弁97が切換えらない。したがっ
て、可動板75を開放したままの状態で作業できないか
ら安全である。安全レバー92がロック解除位置であれ
ば開閉弁104が開となるので、特別な場合には可動板
75を開放して作業できる。なお、安全レバー92の位
置に関係なくスイッチ90がOFFの時には開閉弁10
4が閉位置となるようにして作業できないようにしても
良い。
【0058】図12に示すように、スタータ101とキ
ースイッチ102の間にスイッチ90を設けても良い。
このようにすれば、可動板75が開放の状態でキースイ
ッチ102をONしてもスタータ101に通電されずに
エンジン94が始動しない。したがって、可動板75を
開放した状態で始動できないから安全である。
【0059】前記スイッチ90の代りに図13に示すよ
うに可動板75のヒンジ76にポテンショメータ107
を設け、そのポテンショメータ107の出力を図11に
示すコントローラ106に入力する。可動板75が閉じ
た時のポテンショメータ107の出力値をあらかじめ設
定し、ポテンショメータ107の実際の出力値が設定値
よりも若干大か小の時に可動板75が閉じていると判断
するようにしても良い。
【0060】前記スイッチ90の代りに図14に示すよ
うに運転室8に接点スイッチ108を取付けても良い。
また、図15に示すように運転室ドア42の閉じを検出
するスイッチ109を設けて前記スイッチ90の両方が
ON(可動板75、運転室ドア42の閉じた時)した時
にエンジン始動可又は開閉弁104が開となり、それ以
外はエンジン始動不可又は開閉弁104を閉とするよう
にしても良い。
【0061】図16に示すように可動板75を開閉する
開閉用シリンダ110を取付ける。図17に示すように
パイロット油圧ポンプ96の回路99に第1切換弁11
1と第2切換弁112を設ける。
【0062】安全レバー92をロック解除位置とすると
第1切換弁111のソレノイド113に通電されて第2
位置bとなり、第2切換弁112がスプリング力で第1
位置aに切換わる。パイロット油圧ポンプ96の吐出圧
油は第1切換弁111の第2位置b及び第2切換弁11
2の第1位置aを経て開閉用シリンダ110の伸び室1
14に供給される。縮み室115内の圧油は第1切換弁
111の第2位置bを経てタンク116に流れる。これ
によって、開閉用シリンダ110が伸び作動して可動板
75が閉じ作動する。可動板75が完全に閉じるとスイ
ッチ90がONする。
【0063】スイッチ90がONすると第2切換弁11
2のソレノイド117に通電されて第2切換弁112は
第2位置bとなる。これによって、パイロット油圧ポン
プ96の吐出圧油は第1切換弁111の第2位置b、第
2切換弁112の第2位置bを経て油圧パイロット弁1
00に供給される。
【0064】前述の状態で安全レバー92をロックON
位置とすると各ソレノイド113,117への通電が中
止されて第1・第2切換弁111,112が第1位置a
となる。パイロット油圧ポンプ96の吐出圧油は第1切
換弁111の第1位置aから開閉用シリンダ110の縮
み室115に供給する。伸び室114の圧油は第2切換
弁112の第1位置a、第1切換弁111の第1位置a
を経てタンク116に流れる。これによって、開閉用シ
リンダ110が縮み作動して可動板75が開放する。
【0065】このようであるから、オペレータが安全レ
バー92を操作することで可動板75を開閉できるし、
可動板75を開放した状態で作業できないので安全であ
る。
【0066】前記側面可動防護板73は図18に示すよ
うに、第1側面可動防護板73−1と第2側面可動防護
板73−2に二分割し、それぞれを第2前部支柱51と
第2後部支柱54にヒンジ76で開閉自在に取付けても
良い。つまり観音開きとする。このようにすれば、第1
・第2側面可動防護板73−1,73−2が小さく軽量
であるから、小さな力で容易に開閉できる。なお、側面
可動防護板73は前後方向にスライド自在としても良
い。
【0067】前記防護板は複数の窓付防護板を着脱自在
に取付けたものでも良い。例えば、前記側面可動防護板
73を図19に示すようにしても良い。枠体120をヒ
ンジ76で第2後部支柱54に開閉自在に取付ける。枠
体120に複数の窓付防護板121を着脱自在に取付け
る。この窓付防護板121は図20に示すように、開口
部122を有する防護板123の裏面に厚板ガラスなど
の衝撃力に強い透明パネル124を押しつけ、開口部1
25を有するパネル126をボルト127で防護板12
3の裏面に取付け、このパネル126で透明パネル12
4を保持した形状である。前記防護板123がボルト1
28で枠体120に取付けてある。
【0068】このようにすれば、1つの窓付防護板12
1が軽量であるから人力で簡単に取付け、取り外し可能
となる。したがって、危険作業する場合には窓付防護板
121を取付けて安全性を確保し、安全作業する場合に
は窓付防護板121を取り外し視認性を向上する。
【0069】また、窓付防護板121と窓無防護板を取
付けるようにし、その配置を作業に合せて変更すること
も可能である。例えば、図21(a)に示すように作業
機としてハーベスタ16aを装着して倒木作業する場合
には、上部寄りに窓付防護板121を取付け、下部寄り
に窓無防護板130を取付ける。これによって、上方の
視認性を確保する。
【0070】図21(b)に示すように、作業機として
バケット16を取付けて地雷131の除去作業を行なう
場合には下部寄りに窓付防護板121を取付け、上部寄
りに窓無防護板130を取付ける。これによって、下方
の視認性を向上する。
【0071】また、作業機として草刈り機を取付け、上
部車体3を旋回して草刈り作業する場合には上下中間部
に窓付防護板121を取付ける。また、ブーム11、ア
ーム12を上下に揺動して上下方向作業する場合には左
右中間部に窓付防護板121を上下方向に亘って取付け
る。また、走行する場合には窓付防護板121、窓無防
護板130を全て取り外しする。
【0072】図19、図21に示す窓付防護板121、
窓無防護板130は取り外し可能であるので、破損した
防護板のみを交換することができる。例えば、地雷が埋
設された地帯での倒木作業中に誤って地雷が爆発し被弾
によって損傷した時に、その破損した防護板のみを交換
すれば良い。
【0073】前記窓付防護板121、窓無防護板130
を、前述の図8に示すように複数の防護板を重ね合せ連
結したものとしても良い。例えば、図22(a)に示す
ように内側窓付防護板121aと外側窓付防護板121
bをスペーサ121cを介して重ね合せてボルト121
dで着脱自在に連結する。図22(b)に示すように、
内側窓付防護板121aと外側窓付防護板121bの間
の空間部121eに防護板121fを挿入する。図22
(c)に示すように、内側窓付防護板121aの表面と
外側窓付防護板121bの裏面を接して重ね合せてボル
ト121dで着脱自在に連結する。なお、内側窓付防護
板121aを枠体120にボルト等で着脱自在に取付け
る。
【0074】これらの窓付防護板であれば、前述と同様
な作用効果に加え、補強個所の選択に更に自由度が増す
とともに、内側・外側窓付防護板121a,121bの
取り付け、取り外しが容易になる。
【0075】窓無防護板130の場合には、図23
(a)に示すように内側窓無防護板130aと外側窓無
防護板130bをスペーサ130cを介して重ね合せて
ボルト130dで着脱自在に連結する。図23(b)に
示すように、内側窓無防護板130aと外側窓無防護板
130bの間の空間部130eに防護板130fを挿入
する。図23(c)に示すように、内側窓無防護板13
0aの表面と外側窓無防護板130bの裏面を接して重
ね合せてボルト130dで着脱自在に連結する。なお、
内側窓無防護板130aを枠体120にボルト等で着脱
自在に取付ける。
【0076】これらの窓無防護板であれば、前述と同様
な作用効果に加え、補強個所の選択に更に自由度が増す
とともに、内側・外側窓無防護板130a,130bの
取り付け、取り外しが容易になる。
【0077】次に補強枠21の取付けの他の実施の形態
を説明する。図24に示すように、上部車体3の主フレ
ーム26と側部フレーム材28に亘って補助サイドビー
ム材140を横架固着する。側部フレーム材28の補助
サイドビーム材140と対向した位置に第2後部台座6
3を側方に突出した固着する。
【0078】このようにすれば、第2前部台座61と第
2後部台座63の距離が短かくなり、補強枠21の第2
前部支柱51と第2後部支柱54の間隔が小さくなるの
で、側面可動防護板73の幅(前後方向寸法)を小さく
できる。したがって、側面可動防護板73が厚い鋼板な
どであっても軽量となるから、容易に開閉できる。
【0079】また、主フレーム26の一方の縦板24の
前部寄りに補強プレート141を溶接などで固着して主
フレーム26の剛性を大きくする。これによって、補強
枠21が運転室取付フレーム32の前部寄りに取付けら
れても荷重を確実に受けることができる。
【0080】図25に示すように、上部車体3の他側フ
レーム33に重量物載置フレーム142を固着し、この
重量物載置フレーム142と補強プレート141(運転
室取付フレーム32)に亘って補強リブ143を横架固
着する。
【0081】このようにすれば、重量物載置フレーム1
42に重量物を載置できるので、従来の建設機械を利用
して重量物を載置できる建設機械を製作できる。しか
も、重量物載置フレーム142と運転室取付フレーム3
2の互いの圧縮荷重を補強リブ143で打ち消し合うの
で、剛性が大となる。
【0082】図26に示すように、第1前部支柱50に
平板144を固着して第1後部支柱の代りとする。この
平板144を主フレーム26の一方の縦板24の上端面
24bに突き合せて溶接等で固着する。
【0083】このようにすれば、ブーム11と運転室8
の側面との間のスペースを有効利用して補強枠21を強
固に取付けできるし、その平板144が防護板として機
能し、土砂や岩が運転室8の側面に衝突することを防止
できる。
【0084】なお、図27に示すように主フレーム26
に一対のブームシリンダ14を取付ける場合には縦板2
4がブラケット25aを形成しているから、前述の平板
144がブームシリンダ14と干渉するので、平板14
4の前部寄りを運転室8側に向けて折り曲げる。
【0085】図28に示すように、補強枠21を第1・
第2前部支柱50,51と第1後部支柱53の3本とし
ても良い。
【0086】以上の実施の形態では補強枠21に防護板
22を取付けたが、運転室8に直接防護板を取り付け、
取り外しできるように取付けても良い。例えば、図29
に示すように、運転室8の前面8a、上面8c、左右の
側面8dに、前述の図20又は図22、図23に示す窓
付防護板121と窓無防護板130を取付け、取外しで
きるように取付ける。
【0087】具体的には、運転室8の前面8aにおける
左右の縦縁部150に窓付防護板121の左右両端部、
窓無防護板130の左右両端部をボルト151で取付け
る。運転室8の上面8cにおける左右の横縁部152に
窓付防護板121の左右両端部、窓無防護板130の左
右両端部をボルト153で取付ける。運転室8の左右一
方の側面8dにおける前部寄りの縦縁部154と透光パ
ネル40と離れた後部寄りの縦縁部155に窓付防護板
121の左右両端部、窓無防護板130の左右両端部を
ボルト156で取付ける。
【0088】運転室8の左右他方の側面8dにおける運
転室ドア42に窓付防護板121の左右両端部と窓無防
護板130の左右両端部をボルト157で取付ける。こ
の場合には窓付防護板121の前部寄りと上部寄りを運
転室ドア42の前端縁、上端縁よりも突出させると共
に、窓無防護板130の前部寄りと下部寄りを運転室ド
ア42の前端縁、下端縁よりも突出して側面8dにおけ
る出入口41以外の部分を覆う。なお、側面8dにおけ
る出入口41以外の部分に窓無防護板130を取付ける
と共に、運転室ドア42に窓付防護板121と窓無防護
板130を取付けても良い。
【0089】このようにすれば、窓付防護板121と窓
無防護板130を作業内容に応じて任意の配列で取付け
できる。例えば、前述の図21(a),(b)に示すよ
うに、上方を目視して作業する場合には窓付防護板12
1を上方に取付け、下方を目視して作業する場合には窓
付防護板121を下方に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の側面図である。
【図2】上部車体と運転室と補強枠の分解斜視図であ
る。
【図3】補強枠と防護板の分解斜視図である。
【図4】窓部の断面図である。
【図5】運転室部分の詳細説明図である。
【図6】運転室部分の詳細正面図である。
【図7】運転室部分の詳細平面図である。
【図8】防護板の種々の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図9】運転室のドアと可動板部分の概略横断面図であ
る。
【図10】安全レバー部分の側面図である。
【図11】油圧回路図である。
【図12】エンジン始動系統の説明図である。
【図13】運転室のドアと可動板部分の概略横断面図で
ある。
【図14】運転室のドアと可動板部分の概略横断面図で
ある。
【図15】運転室のドアと可動板部分の概略横断面図で
ある。
【図16】運転室のドアと可動板部分の概略横断面図で
ある。
【図17】開閉用シリンダ用の油圧回路図である。
【図18】側面可動防護板の第2の実施の形態を示す斜
視図である。
【図19】側面可動防護板の第3の実施の形態を示す斜
視図である。
【図20】窓部の分解斜視図である。
【図21】窓付防護板と窓無防護板の配列を示す説明図
である。
【図22】窓付防護板の種々の実施の形態を示す断面図
である。
【図23】窓無防護板の種々の実施の形態を示す断面図
である。
【図24】補強枠の第2の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図25】補強枠の第3の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図26】補強枠の第4の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図27】平板取付け部の平面説明図である。
【図28】補強枠の第5の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図29】窓付防護板、窓無防護板を運転室に取付ける
場合の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…走行体 2…下部車体 3…上部車体 8…運転室 13…作業機取付部材 16…バケット(作業機) 21…補強枠 22…防護板 22a…内側防護板 22b…外側防護板 22f…防振材 26…主フレーム 27…サイドビーム材 32…運転室取付フレーム 33…他側フレーム 42…運転室ドア 50…第1前部支柱 51…第2前部支柱 53…第1後部支柱 54…第2後部支柱 59…取付座 60…第1前部台座 61…第2前部台座 62…第1後部台座 63…第2後部台座 70…前面防護板 71…上面防護板 72…側面固定防護板 73…側面可動防護板 73−1…第1側面可動防護板 73−2…第2側面可動防護板 75…可動板 76…ヒンジ 79…パネル 90…スイッチ 92…安全レバー 93…センサー 94…エンジン 95…主油圧ポンプ 96…パイロット油圧ポンプ 97…方向制御弁 99…回路 100…油圧パイロット弁 101…スタータ 102…キースイッチ 104…開閉弁 106…コントローラ 107…ポテンショメータ 108…接点スイッチ 109…スイッチ 110…開閉用シリンダ 111…第1切換弁 112…第2切換弁 121…窓付防護板 121a…内側窓付防護板 121b…外側窓無防護板 121f…防振材 130…窓無防護板 130a…内側窓無防護板 130b…外側窓無防護板 130f…防振材 131…地雷 140…補強サイドビーム 141…補強プレート 142…重量物載置台 143…補強リブ 144…平板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02F 9/24 E04G 23/08 Z E04G 23/08 B62D 33/06 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に補強枠(21)を運転室(8)を
    囲むように取付け、この補強枠(21)に防護板(2
    2)を取付けたことを特徴とする建設機械の安全ガード
    装置。
  2. 【請求項2】 前記車体を、主フレーム(26)と運転
    室取付フレーム(32)を有する形状とし、前記主フレ
    ーム(26)又は運転室取付フレーム(32)を形成す
    るサイドビーム材(27)と対向した部分等の強度メン
    バーの少なくとも一つに台座を固着し、 この台座に補強枠(21)の支柱を固着した請求項1記
    載の建設機械の安全ガード装置。
  3. 【請求項3】 前記台座に支柱をボルトで固着した請求
    項2記載の建設機械の安全ガード装置。
  4. 【請求項4】 前記防護板(22)に、衝撃力に強い透
    明パネル(79)を備えた窓部を形成した請求項1又は
    2又は3記載の建設機械の安全ガード装置。
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