JP2000229316A - コンクリート型枠の落下防止装置 - Google Patents

コンクリート型枠の落下防止装置

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JP2000229316A
JP2000229316A JP11032535A JP3253599A JP2000229316A JP 2000229316 A JP2000229316 A JP 2000229316A JP 11032535 A JP11032535 A JP 11032535A JP 3253599 A JP3253599 A JP 3253599A JP 2000229316 A JP2000229316 A JP 2000229316A
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concrete
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plate
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Kazuo Kawakami
嘉寿雄 川上
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Tokuri KK
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Tokuri KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠の上昇動作に連動して型開きする際、型
枠の落下を防止する。 【解決手段】 型枠1の上昇により、この係合ピン11と
前記ガイド孔10との係合によってベース2に軸支する回
転板9が時計方向に回転する。ガイド孔10は、回転板9
の回転方向に対して内側に向かって湾曲するように偏心
しているため、ガイド孔10に沿って移動する係合ピン11
は回転板9の内側から回転板9の外側に向かって案内さ
れ、これにより、係合ピン11とガイド孔10と常に係合し
て型枠1を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートブロ
ックを上昇させて型開きを行うコンクリート型枠におい
て、型開き時のコンクリート型枠の落下を防止するコン
クリート型枠の落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、法面保護ブロックや海岸の護岸用
ブロックなどを成形するコンクリート型枠は、底板と、
この底板の周縁に枢着された側板とで構成され、コンク
リート型枠の型締時に側板を起立させて隣接する側板を
クランプ等の固定手段で連結して所定形状の型を形成す
る。そして、型枠の内側にコンクリートを打設し、この
コンクリートが硬化した後、各側板を連結する締付手段
を解除して側板を開いて脱型するようにしている。
【0003】このようなコンクリート型枠においては、
ブロックの型成に際し、重い側板を開閉する必要がある
が、従来、この種のコンクリート型枠における側板の開
閉は手動により操作していた。このため、型締時に重い
側板をそれぞれ起立させる必要があるばかりでなく、起
立した各側板をクランプで固定することから、型の開閉
に伴ってクランプの着脱作業も必要となるため、重労働
であるとともにクランプの着脱作業にも手間取り、作業
的にも劣るものであった。
【0004】そこで、このような課題を解決するために
本願出願人は、コンクリート型枠で成型したコンクリー
トブロックをクレーン等で吊り上げる際、そのコンクリ
ートブロックの吊り上げ動作と連動して型開きするよう
に構成したコンクリート型枠の型開装置を特開平10−12
8724号公報で提案している。このコンクリートブロック
型枠は、図5に示すように、底板50の四隅に側板51を昇
降自在に案内保持する案内支柱52を立設し、この案内支
柱52にガイド溝53を形成するとともに、側板51にガイド
溝53に挿入係合するガイドピン54を設け、コンクリート
ブロック55の吊り上げ動作に連動して側板51を上昇さ
せ、この側板51に設けたガイドピン54と案内支柱52に設
けたガイド溝53との係合によって側板51を型開きするよ
うに構成している。
【0005】このコンクリート型枠の型開装置によれ
ば、脱型時にコンクリートブロック55の吊り上げること
によって、コンクリート型枠を上昇させ、このコンクリ
ート型枠の上昇動作に連動して側板51が自動的に型開き
方向に回動する。また、脱型時においては、側板51から
ブロック55が離れるのに伴って側板51を落下させ、その
側板51の下降動作に連動させて側板51に形成するガイド
ピン54と案内支柱52のガイド溝53との係合によって側板
51が自動的に型締めされる。このため、型枠の開閉作業
を省力化することができるとともに、側板51をクランプ
等によって締め付ける必要がなく、作業的にも効率的で
ある。
【0006】しかし、このコンクリート型枠は、製品と
なるコンクリートブロック55の成形後、コンクリートブ
ロック55から離れた側板51が自由落下することから、側
板51には落下による衝撃が加わるため、ブロックの成型
時に側板51には繰り返し衝撃力が加わってコンクリート
型枠1が損傷や変形などの懸念がある。
【0007】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、側板の開閉作業の省力化並びに側板の開閉
作業に伴う労力の軽減を図るとともに、コンクリート型
枠の型開き時においてコンクリート型枠の落下を防止す
るコンクリート型枠の落下防止装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のコンク
リート型枠の落下防止装置は、コンクリート型枠を昇降
させ、このコンクリート型枠の昇降動作に連動して前記
コンクリート型枠を型開きするように構成したコンクリ
ート型枠において、前記コンクリート型枠を支持する基
台を設け、この基台と前記コンクリート型枠との間に介
在して前記コンクリート型枠をほぼ上限位置で保持する
支持機構を設けたものである。
【0009】上記構成により、コンクリート型枠の上昇
動作に連動してコンクリート型枠を型開きする際、コン
クリート型枠は、上限位置で支持機構によって保持さ
れ、コンクリート型枠の自由落下が防止される。
【0010】請求項2の発明のコンクリート型枠の落下
防止装置は、請求項1記載のコンクリート型枠の落下防
止装置において、前記支持機構は前記基台に枢着した回
転板と、この回転板又は前記基台の何れか一方に形成す
る円弧状の係合受部と、この係合受部と係合するように
前記回転板又は前記基台の他方に形成した係合部とで備
え、前記係合部は、前記回転板の回動中心から偏心させ
た位置に形成して前記コンクリート型枠の上昇動作に追
従して前記係合部と係合受部とが常に係合状態を保つよ
うに構成したものである。
【0011】上記構成により、コンクリート型枠の上昇
に連動して係合部と係合受部との係合によって基台に軸
支する回転板が一方向に回転する。このとき、係合受部
は、回転板に対して偏心した位置に形成されているた
め、常に係合部が係合受部に係合し、上限位置において
コンクリート型枠が回転板によって支持され、型枠の落
下が規制される。
【0012】請求項3の発明のコンクリート型枠の落下
防止装置は、請求項1記載のコンクリート型枠の落下防
止装置において、前記支持機構は前記基台にスライド可
能に設けた一対の案内板と、この各案内板に形成される
傾斜状の係合受部と、この係合受部と係合するように前
記案内板又は前記基台の他方に形成した係合部とで備
え、前記係合部は、前記案内板の移動方向に対して後傾
に形成して前記コンクリート型枠の上昇動作に追従して
前記係合部と係合受部とが常に係合状態を保つように構
成したものである。
【0013】上記構成により、コンクリート型枠の上昇
に連動して係合部と係合受部との係合によって基台に設
けた案内板が一方向にスライド移動する。このとき、係
合部は、案内板に対して傾斜して形成されているため、
常に係合部が係合受部に係合し、上限位置においてコン
クリート型枠が案内板によって支持され、型枠の落下が
規制される。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本発明のコンクリート型枠の
第1実施例について、図1及び図2を参照しながら説明
する。同図において、1はコンクリート型枠1(以下、
単に型枠と称す)である。この型枠1は、図示しない底
板と、この底板の周縁に枢着される四枚の側板とを備え
た従来から周知の構造である。また、型枠1の底板はベ
ース2に固定されている。なお、前記型枠1は、例えば
前記従来例で説明したように、図5で示したコンクリー
ト型枠と同様の構造であって、型枠1で成形したコンク
リートブロックをクレーン等で吊り上げる際、コンクリ
ートブロックの吊り上げ動作と連動して型開きするよう
に構成している。
【0015】5は前記型枠1を支持する基台であり、左
右一対の側面板6を有し、この側面板6に前後一対の支
持ローラ7を軸支している。そして、基台5と前記型枠
1のベース2とを支持機構8で連結している。この支持
機構8は、前記側面板6に回動自在に軸支した回転板9
と、この回転板9に形成する係合受部たる円弧状のガイ
ド孔10と、前記ベース2から突出して前記ガイド孔10と
係合する係合部としての係合ピン11とで構成されてい
る。また、前記回転板9は前記基台5の側面板6に軸支
した支持ローラ7上に載置され、かつ、側面板6に設け
た突軸12に前記回転板9に形成する長孔13を枢着してい
る。また、図1に示すように、前記ガイド孔10は、全体
に円弧状に形成されているが、前記突軸12を中心とした
前記係合ピン11の回転軌跡Yに対して偏心した位置に形
成されている。すなわち、ガイド孔10は回転板9の回転
方向(図1において時計方向)に対して内側に向かって湾
曲している。そして、前記ガイド孔10の外縁円弧部10A
から前記突軸12までの半径R1が前記ガイド孔10の内縁
円弧部10Bまでの半径R2より長く、その半径R1とR
2の差を前記型枠1の昇降距離Lとほぼ等しく形成して
いる。
【0016】次に上記構成につき本実施例の作用につい
て説明する。まず、図1において型枠1の型締め状態で
は、ベース2の係合ピン11はガイド孔10の内端部に係止
している。また、回転板9は、基台5に軸支する支持ロ
ーラ7に載置されている。なお、型枠1の周縁はガイド
部材15によって常に水平を保った状態まま保持されてい
る。そして、型枠1で成形したコンクリートブロック
(図示せず)をクレーン等で吊り上げ、このコンクリー
トブロックの吊り上げ動作と連動して型枠1の側板(図
示せず)が型開き方向に回動する。この型枠1の上昇に
よってベース2に突設する係合ピン11が上昇し、この係
合ピン11と前記ガイド孔10との係合によってベース2に
軸支する回転板9が時計方向に回転する。このガイド孔
10は、回転板9の回転方向に対して内側に向かって湾曲
するように偏心して形成されているため、ガイド孔10に
沿って移動する係合ピン11は回転板9の内側から回転板
9の外側に向かって案内されることになる。このため、
型枠1は上昇するもの、回転板9は上昇することなく突
軸12を中心として回転し、型枠1に形成する係合ピン11
が常に基台5に軸支する回転板9のガイド孔10と係合す
る。また、回転板9は基台5に軸支する支持ローラ7に
支持されているから、型枠1からコンクリートブロック
が離れたとき、型枠1は、上限位置において回転板9及
び基台5によって支持され、型枠1が落下することはな
い。なお、型枠1の昇降ストロークは、前記突軸12から
前記ガイド孔10の外縁円弧部10Aからまでの半径R1と
突軸12から前記ガイド孔10の内縁円弧部10Bまでの半径
R2の差より長い場合もあるが、ベース2に突設する突
軸12を回転板9の長孔13で枢着することによって長孔13
の範囲内で突軸12が遊動するため、回転板9の上昇が可
能となり、回転板9が支持ローラ7から浮き上がる。こ
の場合、型枠1からコンクリートブロックが離れたと
き、支持ローラ7から浮き上がった型枠1が支持ローラ
7上に落下するが、その移動距離L1は図1に示すよう
に型枠1の移動距離Lに比べて極めて小さく、型枠1の
落下による衝撃も小さい。なお、型枠1を降下させるに
は、回転板9を手動あるいは適宜回転駆動手段によって
逆方向、すなわち反時計方向に回転することによって回
転板9のガイド孔10と基台5の突軸12の係合によって型
枠1はガイド部材15に案内され、水平状態を保ったまま
降下する。
【0017】以上のように、本実施例によれば、型枠1
の上昇動作に連動して型開きするように構成した型枠1
において、型枠1を型開きする際、型枠1の上限位置で
回転板9及び基台5に支持することができる。これによ
り、型枠1の自由落下を防止し、型枠1の損傷を抑制す
ることができる。
【0018】図3及び図4は、本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と同一機能を有する部分に同一符号
を付し、重複する部分の説明を省略して異なる部分につ
いてのみ説明する。前記実施例では、基台5に設けた突
軸12を回転板9の長孔13に枢着した例を示したが、本実
施例では、回転板9に上下一対のガイド孔20,21を形成
し、この各ガイド孔20に型枠1及び基台5に設けた係合
受部となる係合ピン22を軸支して支持機構23を構成して
いる。また、前記回転板9に形成するガイド孔20,21
は、前記第1実施例と同様、その中心が回転板9に対し
て偏心して設けられている。また、回転板9には、外周
のほぼ半周を切り欠いた段差部24が形成されている。そ
して、前記基台5に軸支した一方の支持ローラ7によっ
て前記回転板9に形成する段差部24が支持され、他方の
支持ローラ7によって回転板9の径大な外周縁9Aが支
持され、こうして前後の支持ローラ7,7によって回転
板9を支持している。
【0019】以上のように構成する本実施例では、型枠
1で成形したコンクリートブロック(図示せず)をクレ
ーン等で吊り上げ、このコンクリートブロックの吊り上
げ動作と連動して型枠1の側板(図示せず)が型開き方
向に回動する。この型枠1の上昇によって回転板9に形
成する各ガイド孔20,21と係合ピン22の係合によって回
転板9が時計方向に回転し、偏心したガイド孔20,21に
常に型枠1と基台5に突設する係合ピン22が係合してい
る。このため、前記第1実施例と同様、上昇した型枠1
が回転板9及び基台5によって支持され、型枠1からコ
ンクリートブロックが離れたとき、型枠1を上限位置で
支持することができ、型枠1の落下を防止することがで
きる。さらに、本実施例では、回転板9に上下一対のガ
イド孔20,21を形成し、このガイド孔20,21に基台5と型
枠1の形成する係合ピン22をそれぞれ軸支することによ
って、前記第1実施例のように単一のガイド孔10に係合
ピン11を係合させた場合に比べて型枠1の上昇ストロー
クが2倍となり、同じ上昇ストロークならガイド孔10の
偏心距離が半分で済む。このため、回転板9を小型化す
ることができる。また、回転板9の外周に段差部24を形
成することによって図3に示すように、型枠1が降下し
た状態で段差部24の立ち上り部24Aに一方の支持ローラ
7が突き合って回転板9の回転が規制され、ガイド孔2
0,21と係合ピン22との係合部分に無理な力が加わらな
い。
【0020】図4は本発明の第3実施例を示し、前記各
実施例と同一機能を有する部分に同一符号を付し、重複
する部分の説明を省略して異なる部分についてのみ説明
する。本実施例では、型枠1の支持機構30を、基台5
と、この基台5にスライド自在に組付けた一対の案内板
31,32と、この案内板31,32に形成する係合受部たる傾斜
孔33と、型枠1に固定して前記各傾斜孔33に係合する係
合部としての一対の係合ピン34とで構成している。
【0021】前記案内板31,32は変形台形状に形成さ
れ、各案内板31,32が左右対称となる前後に間隔をおい
て並設されている。また、型枠1の下部にはピン35で連
結した連結板36が前記各案内板31,32の間に位置して垂
設され、この連結板36に固定した前記係合ピン34が各案
内板31,32に形成する前記傾斜孔33と係合している。こ
の各傾斜孔33は、左右対称となるように各案内板31,32
の移動方向に対して後傾に形成され、各傾斜孔33が全体
として概ねV字型となる。また、各案内板31,32の下端
部にはそれぞれ案内ピン37が形成され、この案内ピン37
が前記基台5に形成する水平な案内孔38と係合してい
る。
【0022】以上のように構成される本実施例において
は、型枠1で成形したコンクリートブロック(図示せ
ず)をクレーン等で吊り上げ、このコンクリートブロッ
クの吊り上げ動作と連動して型枠1の側板(図示せず)
が型開き方向に回動する。この型枠1の上昇によって回
転板9に形成する傾斜孔33と係合ピン34の係合によって
各案内板31,32は、図4で一点鎖線で示すように基台5
に形成する水平な案内孔38に沿って内側に移動し、この
各案内板31,32の移動に連動して傾斜孔33に沿って係合
ピン34が上昇し、型枠1が上昇しても常に傾斜孔33と係
合ピン34とが係合する。これにより、型枠1が左右の案
内板31,32と基台5によって支持され、前記各実施例と
同様、型枠1からコンクリートブロックが離れたとき、
型枠1は、上限位置で回転板9及び基台5によって支持
されるため、型枠1の落下を防止することができえる。
【0023】以上、本発明の各実施例について詳述した
が、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
すなわち、型枠を支持する回転板や案内板の形状、ガイ
ド孔の形状等、支持機構の基本的構造は適宜選定すれば
よい。また、型枠自体の基本的構造や開閉機構なども適
宜選定すればよい。また、回転板及び案内板を駆動手段
によって駆動すれば、型枠の昇降装置としても利用可能
である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明のコンクリート型枠の落
下防止装置によれば、コンクリート型枠を昇降させ、こ
のコンクリート型枠の昇降動作に連動して前記コンクリ
ート型枠を型開きするように構成したコンクリート型枠
において、前記コンクリート型枠を支持する基台を設
け、この基台と前記コンクリート型枠との間に介在して
前記コンクリート型枠をほぼ上限位置で保持する支持機
構を設けたものであるから、コンクリート型枠が上限位
置で保持され、コンクリート型枠の自由落下が防止され
る。
【0025】請求項2の発明のコンクリート型枠の落下
防止装置によれば、請求項1記載のコンクリート型枠の
落下防止装置において、前記支持機構は前記基台に枢着
した回転板と、この回転板又は前記基台の何れか一方に
形成する円弧状の係合受部と、この係合受部と係合する
ように前記回転板又は前記基台の他方に形成した係合部
とで備え、前記係合部は、前記回転板の回動中心から偏
心させた位置に形成して前記コンクリート型枠の上昇動
作に追従して前記係合部と係合受部とが常に係合状態を
保つように構成したものであるから、コンクリート型枠
の上昇によって回転板が回転し、係合受部と係合部とが
常と係合しているため、コンクリート型枠が上限位置で
回転板によって支持され、これにより、コンクリート型
枠の落下が規制される。
【0026】請求項3の発明のコンクリート型枠の落下
防止装置によれば、請求項1記載のコンクリート型枠の
落下防止装置において、前記支持機構は前記基台にスラ
イド可能に設けた一対の案内板と、この各案内板に形成
される傾斜状の係合受部と、この係合受部と係合するよ
うに前記案内板又は前記基台の他方に形成した係合部と
で備え、前記係合部は、前記案内板の移動方向に対して
後傾に形成して前記コンクリート型枠の上昇動作に追従
して前記係合部と係合受部とが常に係合状態を保つよう
に構成したものであるから、コンクリート型枠の上昇に
よって案内板がスライドし、係合受部と係合部とが常と
係合しているため、コンクリート型枠が上限位置で回転
板によって支持され、これにより、コンクリート型枠の
落下が規制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す型枠が降下した状態
をしました支持機構の断面図である。
【図2】同上型枠が上昇した状態を示した支持機構の断
面図である。
【図3】同上本発明の第2実施例を示す支持機構の断面
図である。
【図4】同上本発明の第3実施例を示す支持機構の断面
図である。
【図5】従来例を示す型枠の断面図である。
【符号の説明】
1 型枠 5 基台 8,23,30 支持機構 9 回転板 10,20,21 ガイド孔(係合受部) 11,22,34 係合ピン(係合部) 31,32 案内板 33 傾斜孔(係合受部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート型枠を昇降させ、このコン
    クリート型枠の昇降動作に連動して前記コンクリート型
    枠を型開きするように構成したコンクリート型枠におい
    て、前記コンクリート型枠を支持する基台を設け、この
    基台と前記コンクリート型枠との間に介在して前記コン
    クリート型枠をほぼ上限位置で保持する支持機構を設け
    たことを特徴とするコンクリート型枠の落下防止装置。
  2. 【請求項2】 前記支持機構は前記基台に枢着した回転
    板と、この回転板又は前記基台の何れか一方に形成する
    円弧状の係合受部と、この係合受部と係合するように前
    記回転板又は前記基台の他方に形成した係合部とで備
    え、前記係合部は、前記回転板の回動中心から偏心させ
    た位置に形成して前記コンクリート型枠の上昇動作に追
    従して前記係合部と係合受部とが常に係合状態を保つよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載のコンクリ
    ート型枠の落下防止装置。
  3. 【請求項3】 前記支持機構は前記基台にスライド可能
    に設けた一対の案内板と、この各案内板に形成される傾
    斜状の係合受部と、この係合受部と係合するように前記
    案内板又は前記基台の他方に形成した係合部とで備え、
    前記係合部は、前記案内板の移動方向に対して後傾に形
    成して前記コンクリート型枠の上昇動作に追従して前記
    係合部と係合受部とが常に係合状態を保つように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のコンクリート型枠の
    落下防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114571208A (zh) * 2022-03-29 2022-06-03 河北广通路桥集团有限公司 一种混凝土浇筑模板的自动拆装方法

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CN114571208A (zh) * 2022-03-29 2022-06-03 河北广通路桥集团有限公司 一种混凝土浇筑模板的自动拆装方法

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