JP2000229065A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JP2000229065A
JP2000229065A JP11031636A JP3163699A JP2000229065A JP 2000229065 A JP2000229065 A JP 2000229065A JP 11031636 A JP11031636 A JP 11031636A JP 3163699 A JP3163699 A JP 3163699A JP 2000229065 A JP2000229065 A JP 2000229065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
solid
state imaging
imaging chip
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11031636A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketo Miyashita
丈人 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11031636A priority Critical patent/JP2000229065A/ja
Publication of JP2000229065A publication Critical patent/JP2000229065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内視鏡等の硬性化した先端部の一層の細径化
及び短小化を図る。 【解決手段】 パッケージされていない固体撮像チップ
18の前面側に配置される光学レンズと、固体撮像チッ
プの背面側に結合される回路基板構成体20とで撮像ユ
ニットを構成し、回路基板構成体20は、固体撮像チッ
プ18が実装される第1の回路基板26と、これに平行
に間隔を設けて第2及び第3の回路基板27,28を配
置し、各回路基板26,27,28の対向する面に電子
部品19を実装すると共に、各回路基板の左右端面がフ
レキ基板29で挟持され電気的に接続される構成とし、
固体撮像チップ18と第1の回路基板26とが配線パタ
ーンを形成したフィルムからなる接続手段30により電
気的に接続され、第2の回路基板27の上下端面に設け
た端子部32に信号ケーブル33が接続され、回路基板
構成体20及び信号ケーブル33が固体撮像チップ18
の投影面積内に納まるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子内視鏡
等に適用される固体撮像装置に関し、詳しくは、それ自
体がパッケージされていないCCDからなる固体撮像チ
ップの投影面積内に回路基板やこれに実装される電子部
品及び端子部に接続された信号ケーブルが納まるように
構成したことによって固体撮像ユニットの小型化を可能
にし、電子内視鏡等の先端部外径の細径化及び短小化を
図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電荷結合素子(CCD)等の固体
撮像チップを撮像手段に使用した電子内視鏡が種々提案
され、この固体撮像チップは内視鏡の体内への挿入チュ
ーブの硬性化した先端部に埋め込まれている。このた
め、チューブ先端部は患者の苦痛を和らげるためにでき
るだけ細径化と共に短小化したものが望ましいが、その
ためには固体撮像チップを如何に小型化できるかが重要
であり技術的な課題であった。
【0003】従来の固体撮像チップを使用した内視鏡と
して例えば特許第2607542号(特開昭63−31
3970)に開示されているものがあり、この内視鏡の
一例の構成を図8に示す。符号50で示す水平に配置さ
れた回路基板の一面(上面)及び他面(下面)には電子
部品51及び52が実装されている。この回路基板50
の先端部の一面には電子部品51とは別にパッケージさ
れていない固体撮像チップ53が直角向きに結合されて
いる。そして、回路基板50と固体撮像チップ53と
は、回路基板50の端面と固体撮像チップ53の前面に
設けられた図示しないボンディングパッドとがボンディ
ングワイヤ54により電気的に接続されている。また、
回路基板50の後端部に信号ケーブル55が接続されて
いる。
【0004】尚、固体撮像チップ53の前面はカバーガ
ラス56で密閉して覆われ、このカバーガラス56の前
方に固体撮像チップ53の光軸に対応するように鏡筒5
7で支持された光学レンズ58,59,60が配置され
ている。また、上述した各構成部材は被覆シース61で
覆われ、被覆シース61内の空間部はモールド材62に
より充填されている。
【0005】また、別の例として図示しないが特開昭6
3−290541号に開示されているような内視鏡があ
る。この内視鏡は、固体撮像チップをボンディングした
金属板と、電子部品を実装した回路基板と、この回路基
板と信号ケーブルとを接続する基盤とが平行に配設さ
れ、これら各部材をその外周部を包囲した筒状のフレキ
シブル基板で電気的に接続するようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2607542号に開示した内視鏡では、回路基板50
の端面と固体撮像チップ53とをボンディングワイヤ5
4とを接続する方式であるため、固体撮像チップ53の
外径方向にボンディングのためのスペースが必要となる
ことから、その分、内視鏡先端部の外径が太径にならざ
るを得ず、細径化の障害となっていた。また、信号ケー
ブル55は電子部品51が実装された面の回路基板50
の後端部に接続するようにしているため、回路基板50
の長さがその分必要となり、内視鏡の硬性化した先端部
の短小化の障害となっていた。
【0007】一方、特開昭63−290541号に開示
した内視鏡では、固体撮像装置が内視鏡の先端硬性部の
長手方向において固体撮像チップ、金属板、回路基板、
基盤等の接合や電気的接続のためのスペースが必要とな
り、その分、内視鏡先端硬性部が長くならざるを得な
い。また、固体撮像チップ、金属板、回路基板、基盤等
の外周部を筒状のフレキシブル基板で包囲し電気的に接
続する構成であるから、内視鏡先端硬性部の外径が太く
ならざるを得ない。従って、このようなことから、内視
鏡の先端硬性部の短小化や細径化には限度があった。
【0008】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、撮像ユニットの小型化を可能に
し、これによって、内視鏡等の硬性化した先端部の一層
の細径化及び短小化を図ることのできる固定撮像装置を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による固定撮像装置は、パッケージされてい
ない固体撮像チップの投影面積内に、固体撮像チップと
平行に間隔を設けて配置された複数の回路基板がフィル
ム状導体基板で導電接続された回路基板構成体が納まる
ようにされ、この回路基板構成体内に電子部品を実装す
ると共に、信号ケーブルを接続するようにしたものであ
る。
【0010】特に、回路基板構成体は、固体撮像チップ
が実装される導体パターンを設けた第1の回路基板と、
この第1の回路基板に平行に配置される第2あるいは第
3の導体パターンを設けた回路基板を有し、各回路基板
の対向する面に電子部品が実装されると共に、各回路基
板がフィルム状導体基板で挟持され相互に電気的に接続
される構成からなり、固体撮像チップと第1の回路基板
とがボンディングワイヤまたは配線パターンを形成した
フィルムからなる接続手段により電気的に接続され、第
2の回路基板の端面に設けられた端子部に信号ケーブル
が接続されるようにしたものである。
【0011】このように構成したことにより、パッケー
ジされていない固体撮像チップの外形サイズが実質的に
撮像ユニットの外形状となり、撮像ユニットの小型化を
図ることができる。また、第1,第2あるいは第3の基
板間の空間を利用して電子部品が実装できるようにした
ことで、電子部品の立体的かつ効率的な実装が可能とな
り、回路基板構成体の長さを短くすることができるよう
になり、この撮像ユニットを内視鏡に適用することで、
内視鏡先端部の外管の細径化及び短小化を可能にするこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による固定撮像装置
の実施の形態の例を電子内視鏡に適用した場合について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は電子内視鏡装置(以下、単に内視鏡
という)の全体の外観斜視図である。チューブからなる
内視鏡1は、その先端部2に対物レンズを介して被撮影
部位を撮影する固体撮像チップを備えており、この先端
部2から体内へ電子内視鏡1が挿入されて体内部位の撮
影と共に、内視鏡1から延び出る鉗子等の処置具によっ
て治療が行えるようになっている。
【0014】内視鏡1の先端部は硬性部となっていて、
先端部2の後方側はカメラアングルの変化に追従して湾
曲する湾曲部3と、この湾曲部3の後方側には体腔内に
挿入可能な可撓性を有する軟性部4が設けられている。
軟性部4の後端部は把持部を兼ねた操作部5に接続され
ており、この操作部5より信号ケーブルやライトガイド
ファイバー、各種の流体管路等を内設したユニバーサル
コード6が接続されている。
【0015】ユニバーサルコード6はコネクタ7を介し
て光源ユニット8に接続され、また、コネクタ7からケ
ーブル9を介してビデオプロセッサ10に接続されてい
る。さらに、ビデオプロセッサ10から出力ケーブル1
1を介してモニタ12に接続されている。従って、内視
鏡1で撮影された被撮影部位の画像信号がビデオプロセ
ッサ10によって信号処理され、モニタ12で表示され
るようになっている。
【0016】次に、内視鏡1の先端部2に配置されてい
る撮像ユニットの詳細な構成を図2について説明する。
図2は固体撮像装置が埋め込まれている内視鏡先端部の
拡大縦断面図である。
【0017】撮像ユニットの全体を符号13で示す。撮
像ユニット13は金属の硬質部材からなる円筒状の本体
部14がベースとなり、この本体部14の後端部に上述
した湾曲部3の構成部品で回転自在に組付けられた関節
駒15の固定端となる先端パイプ16を固着し、この本
体部14中に対物レンズ等の複数のレンズ群からなる光
学レンズ系17や固体撮像チップ18、さらに、固体撮
像チップ18のドライブ回路を構成するコンデンサやト
ランジスタ、抵抗等の電子部品19が実装された回路基
板構成体20が収納される。
【0018】光学レンズ系17はレンズ鏡筒21に保持
され、光学レンズ系17の光軸中心と固体撮像チップ1
8の有効画素中心とを精度よく一致させるためにカラー
22で保持し、図示しないねじで分解可能に取り付けら
れている。また、レンズ鏡筒21の外径部に設けた凹部
21aに図示しないOリングによって本体部14との間
を気密にし、水滴や気体の浸入を防止している。
【0019】カラー22内には光学レンズ系17の後方
にカラーフィルタ23が配置され、このカラーフィルタ
23の背後に配置したカバーガラス24がこれらの有効
画素エリアを遮らないようにエポキシ系の接着剤により
接合されている。
【0020】そして、上述したカバーガラス24の背後
にそれ自体がパッケージされていない前述した固体撮像
チップ18が、光学レンズ系17を投影した部分が重な
るようにして配置されている。このカバーガラス24は
固体撮像チップ18の画素エリア内に塵埃や水滴あるい
はガスが浸入しないように例えば、エポキシ系の接着剤
でシールされ保護されている。固体撮像チップ18は例
えば、4.47mm×3.8mmのほぼ長方形のイメー
ジエリアと、その前面上下に複数のボンディングパッド
25,25が形成されている。
【0021】この固体撮像チップ18の背面側には前述
した回路基板構成体20が固定されている。図3に回路
基板構成体20の斜視図を示し、図4は同じく側面図、
図5に同じく平面図を示す。
【0022】回路基板構成体20の第1の回路基板21
は固体撮像チップ18の投影面積内に納まる大きさ、つ
まり固体撮像チップ18の外形サイズより小さくされ、
第1の回路基板26の前面に固体撮像チップ18がエポ
キシ系接着剤によって精度よく固定されている。この第
1の回路基板26には所定の間隔をおいて当該回路基板
26と同じ大きさの第2の回路基板27及び第3の回路
基板28が配置されている。各回路基板26,27,2
8は例えば、多層セラミック基板から構成し、基板表面
に図示しない導体パターンが形成されている。
【0023】これら、各回路基板26,27,28の左
右側面部にフィルム状の導体基板からなる例えば、フレ
キシブル基板(以下、フレキ基板という)29を接続
し、これによって、第2及び第3の回路基板27及び2
8を固定すると共に、各回路基板26,27,28を相
互に電気的に接続するようにしている。そして、各回路
基板26,27,28の対向し合う基板面に固体撮像チ
ップ18のドライブ回路を構成する前述した電子部品1
9が実装されている。
【0024】ここで、固体撮像チップ18と回路基板構
成体20との電気的な接続はボンディングワイヤまたは
パターン形成したフィルム等の接続手段30(この例で
はパターン形成された例えば35〜50μm厚のフィル
ムが使用されている)により接続されている。すなわ
ち、接続手段30はその一端部が固体撮像チップ18の
前面外周部上下のボンディングパッド25,25にそれ
ぞれ接続されたあと、固体撮像チップ18の外形面に沿
って折り曲げられ接続手段30の他端部が回路基板構成
体20の第1の回路基板26の上下面に形成したボンデ
ィングパッド31,31に接続されている。
【0025】接続手段30のフィルムに形成されるパタ
ーンは、端面の平滑性を増すために端面を研磨したあと
メタライズによるパターン形成や、パターン印刷による
パターン形成、端面のメタライズ後にレーザートリミン
グによるパターン形成等によりされる。
【0026】第2の回路基板27の上下面に複数の端子
部32,32が形成されており、この端子部32,32
に信号ケーブル33の各単線33aが接続されている。
信号ケーブル33は前述した軟性部4内を挿通して操作
部5に接続される。端子部32が形成されている第2の
回路基板27及び第3の回路基板28は固体撮像チップ
18の外形サイズより小さくされ、いわゆる段差が設け
られているので、端子部32に信号ケーブル33の各単
線33aが接続された状態でも固体撮像チップ18の外
形内に納めることができる。また、端子部32は、第2
の回路基板27に限ることなく、第3の回路基板28の
上下面に形成することであってもよい。
【0027】尚、端子部32は固体撮像チップ18の機
能を有する端子と、回路基板側の回路パターンへ各種の
信号を出力する端子機能を備えている。例えば、電源電
圧用の+15V端子及び−7.5V端子と、信号出力用
のOUT端子と、接地用のGND端子及びFG端子と、
電子シャッター用のSUB端子と、垂直レジスタ転送ク
ロック用のV1,V2,V3,V4端子と、水平レジス
タ転送クロック用のH1,H2端子と、リセットゲート
クロック用のRG端子とから構成されている。ここで、
OUT端子、SUB端子、V1,V2,V3,V4端
子、H1,H2端子、RG端子の信号線は、高周波なの
で外部に対してノイズ源となるためシールド線を使用し
ており、GND端子及びFG端子、+15V端子及び−
7.5V端子の信号線は外部に対してノイズ源とならな
いため、通常の単線を使用している。
【0028】一方、本体部14の前方には強度及び耐湿
性に優れたポリイミド・ポリフェニレンスルフィド・エ
ポキシ樹脂等のプラスチックあるいは金属に絶縁処理を
施したカバー34が嵌め込まれ、また本体部14の開口
部に先端側に抜き差し可能な状態で口金35が取り付け
られている。この口金35の後端に樹脂製またはゴム製
のチューブ36を取り付け、このチューブ36を通じて
操作部5の操作により鉗子等の処置具を口金35から出
し入れできるようになっている。
【0029】また、レンズ鏡筒21に隣接する上部には
光学レンズ系17の前面の対物レンズの表面をクリーニ
ングするためのノズル管37が取り付けられている。ノ
ズル管37には操作部5に通じる送水チューブ38が接
続され、送水チューブ38から送給される水やエアーに
よって対物レンズの表面が洗浄されるようになってい
る。
【0030】尚、先端パイプ16の後端部には円周方向
に複数本のワイヤ39が結合され、これらワイヤ39を
操作部5のハンドル操作によって湾曲部3を遠隔操作し
カメラアングルを変更可能である。また、関節駒15及
び先端パイプ16の外周部には輻射対策や補強用のメッ
シュ線40を介して外皮チューブ41で保護している。
さらに、カバー34と外皮チューブ41との接合部には
気密を得るために接着剤42等でシールされている。
【0031】本発明による内視鏡は以上のように構成さ
れており、内視鏡先端部の外径サイズは固体撮像チップ
18や電子部品19を実装した回路基板構成体20の占
める割合(占有率)で決定される。
【0032】そこで、本発明はパッケージされていない
固体撮像チップ18の投影面積と同等かそれ以下のエリ
ア内に回路基板構成体20を配置し、この回路基板構成
体20の各回路基板26,27,28間の空間を利用し
て当該基板に電子部品19を実装し、第2の回路基板2
7の上下端部を利用して信号ケーブル33の端子部32
を配置するようにしたものである。
【0033】さらに詳しく説明すると、回路基板構成体
20は固体撮像チップ18の投影面積内に納まるように
されており、固体撮像チップ18の垂直方向(上下方
向)では、固体撮像チップ18の外形サイズより低くさ
れた第2の回路基板27の上下面に形成した端子部3
2,32に信号ケーブル30の単線30a,30aが接
続されるようにしてあるので、この単線部分は固体撮像
チップ18の外形内に納めることができる。また、固体
撮像チップ18と第1の回路基板26とを接続するため
のパターン形成したフィルム等の接続手段30の厚み分
(35〜50μm)のみが出張るが、その出張り量はミ
クロン単位であるので実質的に固体撮像チップ18の投
影面積と同等となる。
【0034】また、固体撮像チップ18の水平方向(左
右方向)では、各回路基板26,27,28の横幅サイ
ズが固体撮像チップ18の横幅より短くされ、この段差
部分に各回路基板26,27,28を電気的に接続して
いるフレキ基板29が納まるので、固体撮像チップ18
の外形から何ら出張ることもない。
【0035】従って、本発明による内視鏡は、それ自体
がパッケージされていない固体撮像チップ18の投影面
積内に回路基板構成体20と共に、信号ケーブル30が
納まり、この回路基板構成体20内に電子部品19を立
体的にコンパクトに納めることができるようになるの
で、固体撮像装置の小型化と共に回路基板構成体20の
奥行き方向の長さを短くすることが可能となり、これに
よって、内視鏡先端部の細径化及び短小化を図ることが
できるといった利点がある。
【0036】ここで、図6及び図7に内視鏡を正面から
見た2種類の撮像ユニットの配置状態を示す。図6は単
眼カメラの内視鏡で撮像ユニットは1セットであり、こ
の場合、光学レンズ系とその光軸上に一致する固体撮像
チップ18が内視鏡1の上方中央部に配置されている。
また、鉗子等の処置具が出し入れされる口金35の左右
部分には一対のライトガイド43,43によって被撮像
部分を照明するようになっている。
【0037】図7は複眼カメラの内視鏡で撮像ユニット
は2セットであり、この場合、光学レンズ系とその光軸
上に一致する固体撮像チップ18が内視鏡1の左右に一
対あり、これによって被撮像部分の立体視が可能とな
る。また、鉗子等の処置具が出し入れされる口金35の
左右部分には一対のライトガイド43,43によって被
撮像部分を照明するようになっている。
【0038】本発明は上述しかつ図面に示した実施の形
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0039】本例では、電子部品19の実装位置とし
て、各回路基板26,27,28の対向面に実装した場
合について説明したが、その他、各回路基板26,2
7,28の空間を利用しフレキ基板29の内面側にも実
装することも可能となり、さらに電子部品19の効率的
な実装が可能となる。これによって例えば、第3の回路
基板28を不要にすることも可能となり、回路基板構成
体20の奥行き長さをさらに短くでき、内視鏡先端部の
さらなる短小化を図ることができる。
【0040】また、第1,第2及び第3の回路基板2
6,27,28を電気的に接続するフレキ基板29に替
わって、薄板状の導体基板を使用することであってもよ
い。
【0041】さらに、本発明の固体撮像装置は内視鏡の
撮像カメラに適用される以外、その他、チユーブ式のC
CDカメラとして超小型監視用カメラやその他の超小型
撮影用カメラ等に広く適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明による固定撮
像装置は、パッケージされていない固体撮像チップの投
影面積内に、固体撮像チップと平行に間隔を設けて配置
された複数の回路基板がフィルム状導体基板で導電接続
された回路基板構成体が納まるようにされ、回路基板に
電子部品を実装すると共に、信号ケーブルを接続するよ
うにしたので、パッケージされていない固体撮像チップ
の外形サイズが実質的に撮像ユニットの外形状となり、
撮像ユニットの小型化を図ることができる。しかも、基
板間の空間を利用して電子部品が実装できるので、電子
部品の立体的かつ効率的な実装が可能となり、回路基板
構成体の奥行き長さを短くすることができ、この撮像ユ
ニットを内視鏡に適用することで内視鏡先端硬性部の外
管の細径化及び短小化が達成することができ実用的な効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子内視鏡装置の全体の外観斜視図である。
【図2】内視鏡先端部の拡大縦断面図である。
【図3】固体撮像チップと回路基板構成体との結合状態
の斜視図である。
【図4】同じく固体撮像チップと回路基板構成体との結
合状態の側面図である。
【図5】同じく固体撮像チップと回路基板構成体との結
合状態の平面図である。
【図6】内視鏡が単眼カメラの場合を正面側から見た配
置図である。
【図7】内視鏡が複眼カメラの場合を正面側から見た配
置図である。
【図8】従来の固体撮像装置を内蔵した内視鏡の断面図
である。
【符号の説明】
1…電子内視鏡、2…内視鏡先端部の硬性部、3…湾曲
部、4…軟性部、5…操作部、13…撮像ユニット、1
7…光学レンズ系、18…固定撮像チップ、19…電子
部品、20…回路基板構成体、24…カバーガラス、2
5…ボンディングパッド、26…第1の回路基板、27
…第2の回路基板、28…第3の回路基板、29…フレ
キ基板、30…接続手段、31…ボンディングパッド、
32…端子部、33…信号ケーブル、33a…信号ケー
ブルの単線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージされていない固体撮像チップ
    と、この固体撮像チップの前面側に配置される光学レン
    ズと、上記固体撮像チップの背面側に結合され電子部品
    が実装される回路基板構成体とで撮像ユニットを構成す
    るようにした固体撮像装置であって、 上記回路基板構成体は、上記固体撮像チップが実装され
    る導体パターンを設けた第1の回路基板と、この第1の
    回路基板に平行に間隔を設けて配置される第2あるいは
    第3の導体パターンを設けた回路基板を有し、上記各回
    路基板の対向する少なくとも一面に電子部品が実装され
    ると共に、上記各回路基板がフィルム状導体基板で挟持
    され電気的に接続される構成からなり、 上記固体撮像チップに設けられたボンディングパッド
    と、上記第1の回路基板に設けられたボンディングパッ
    ドとがボンディングワイヤまたは配線パターンを形成し
    たフィルムからなる接続手段により電気的に接続され、 上記フィルム状導体基板とは直交する上記第2あるいは
    第3の回路基板の端面に設けられた端子部に信号ケーブ
    ルが接続され、 上記回路基板構成体及び上記信号ケーブルが上記固体撮
    像チップの投影面積内に納まるようにされていることを
    特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像装置において、 上記第1の回路基板及び第2あるいは第3の回路基板が
    上記固体撮像チップのの外形サイズより小形サイズにし
    て段差部を形成し、この段差部内に上記フィルム状導体
    基板及び上記信号ケーブルが納まるようにしたことを特
    徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の固体撮像装置において、 上記撮像ユニットが電子内視鏡に適用されることを特徴
    とする固体撮像装置。
JP11031636A 1999-02-09 1999-02-09 固体撮像装置 Pending JP2000229065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031636A JP2000229065A (ja) 1999-02-09 1999-02-09 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031636A JP2000229065A (ja) 1999-02-09 1999-02-09 固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000229065A true JP2000229065A (ja) 2000-08-22

Family

ID=12336711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11031636A Pending JP2000229065A (ja) 1999-02-09 1999-02-09 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000229065A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054451A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Pentax Corp 電子内視鏡の先端部
WO2018013212A1 (en) * 2016-07-14 2018-01-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Compact binocular image capture device
US11485286B2 (en) 2006-02-07 2022-11-01 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with rear mounted camera
US11548444B2 (en) 2010-12-22 2023-01-10 Magna Electronics Inc. Vehicular multi-camera surround view system with video display
US11577646B2 (en) 2004-09-14 2023-02-14 Magna Electronics Inc. Vehicular trailer hitching assist system

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11813987B2 (en) 2004-09-14 2023-11-14 Magna Electronics Inc. Vehicular trailer hitching assist system
US11577646B2 (en) 2004-09-14 2023-02-14 Magna Electronics Inc. Vehicular trailer hitching assist system
JP2007054451A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Pentax Corp 電子内視鏡の先端部
US11833967B2 (en) 2006-02-07 2023-12-05 Magna Electronics Inc. Vehicular rear view monitor assembly with rear backup camera
US11485286B2 (en) 2006-02-07 2022-11-01 Magna Electronics Inc. Vehicle vision system with rear mounted camera
US11548444B2 (en) 2010-12-22 2023-01-10 Magna Electronics Inc. Vehicular multi-camera surround view system with video display
US11708026B2 (en) 2010-12-22 2023-07-25 Magna Electronics Inc. Vehicular rear backup system with video display
JP2019524240A (ja) * 2016-07-14 2019-09-05 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド コンパクトな双眼画像取込みデバイス
US11206967B2 (en) * 2016-07-14 2021-12-28 Intuitive Surgical Operations, Inc. Compact binocular image capture device
EP4201302A1 (en) * 2016-07-14 2023-06-28 Intuitive Surgical Operations, Inc. Compact binocular image capture device
US10575714B2 (en) 2016-07-14 2020-03-03 Intuitive Surgical Operations, Inc. Compact binocular image capture device
CN109152521A (zh) * 2016-07-14 2019-01-04 直观外科手术操作公司 紧凑双目图像捕获设备
WO2018013212A1 (en) * 2016-07-14 2018-01-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Compact binocular image capture device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6313456B1 (en) Solid state imaging device having a box-shaped circuit board
JP2000199863A (ja) 固体撮像装置
US9462933B2 (en) Image pickup unit for endoscope
JP4841391B2 (ja) 内視鏡
JPH04218136A (ja) 固体撮像装置
JP2009082503A (ja) 撮像装置及びその撮像装置を備えた内視鏡
JP6322348B1 (ja) 撮像ユニット
JP2008079823A (ja) 撮像装置
JP5350954B2 (ja) 実装構造体および集合ケーブル
JP3905152B2 (ja) 内視鏡用の撮像装置
JP6655634B2 (ja) 撮像装置および内視鏡
JP2000092477A (ja) 撮像装置
JP2828116B2 (ja) 固体撮像装置
JP2000229065A (ja) 固体撮像装置
JP3735163B2 (ja) 固体撮像装置
JP2000209472A (ja) 固体撮像装置
JP2902734B2 (ja) 固体撮像素子
JP2022036325A (ja) 撮像ユニットおよび内視鏡
JPH09173287A (ja) 電子内視鏡
JPH10248803A (ja) 撮像装置
JP3206971B2 (ja) 内視鏡
JP2000051150A (ja) 撮像装置
JP2660130B2 (ja) 電子内視鏡
JP2000031444A (ja) 固体撮像装置
JP2572766B2 (ja) 内視鏡