JP2000228633A - Adpcmデコード装置及びそれを用いたナビゲーションシステム - Google Patents

Adpcmデコード装置及びそれを用いたナビゲーションシステム

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JP2000228633A JP2908599A JP2908599A JP2000228633A JP 2000228633 A JP2000228633 A JP 2000228633A JP 2908599 A JP2908599 A JP 2908599A JP 2908599 A JP2908599 A JP 2908599A JP 2000228633 A JP2000228633 A JP 2000228633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる規格のADPCM方式で符号化された
サウンドデータの復号を一つの水晶発振器且つ必要最小
限の回路で行うことができる優れたADPCMデコード
装置を提供する。 【解決手段】 異なる規格のADPCM方式で符号化さ
れたサウンドデータの復号を行う場合、モード信号によ
りクロック生成手段9で分周比を変え、クロック制御手
段10でクロック生成手段9から出力された信号を制御
し、この信号を基に逆正規化手段1でレンジデータの値
により逆正規化を行い、予測フィルタ手段2内の第1デ
ータバッファ手段3、第2データバッファ手段4でサウ
ンドデータを格納し、第1乗算手段5、第2乗算手段6
でフィルタデータの値により乗算を行い、第2加算手段
8は第1乗算手段5と第2乗算手段6から出力されたサ
ウンドデータを加算し、第1加算手段7は逆正規化手段
1から出力されたサウンドデータと第2加算手段8から
出力されたサウンドデータを加算し、予測フィルタ手段
2から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる規格のAdap
tive Differential Pulse Code Modulation(以下、A
DPCM)方式で符号化されたサウンドデータを復号す
るADPCMデコード装置、特にナビゲーション研究会
規格(以下ナビ研規格と略す)、およびCD−ROM
XA規格におけるADPCM方式で符号化されたサウン
ドデータを復号するADPCMデコード装置及びそれを
用いたナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のADPCMデコード装置は、AD
PCM方式で符号化されたサウンドデータを復号する場
合、図4に示すようなものがあった。図4は従来例とし
てのADPCMデコード装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0003】図4においてADPCMデコード装置は、
4ビットのサウンドデータをレンジデータの値により16
ビットのサウンドデータに変換する逆正規化手段100
と、逆正規化手段100から出力されたサウンドデータを
フィルタデータの値により演算を行う予測フィルタ手段
101と、逆正規化手段100から出力されたサウンドデータ
を一時格納する第1データバッファ手段102と、第1デ
ータバッファ手段102から出力されたサウンドデータを
一時格納する第2データバッファ手段103と、第1デー
タバッファ手段102から出力されたサウンドデータをフ
ィルタデータの値により乗算を行う第1乗算手段104
と、第2データバッファ手段103から出力されたサウン
ドデータをフィルタデータの値により乗算を行う第2乗
算手段105と、第1乗算手段104から出力されたサウンド
データと第2乗算手段105から出力されたサウンドデー
タを加算する第2加算手段107と、逆正規化手段100から
出力されたサウンドデータと第2加算手段107から出力
されたサウンドデータを加算する第1加算手段106と、
逆正規化手段100、第1データバッファ手段102、第2デ
ータバッファ手段103、第1乗算手段104、第2乗算手段
105に与えるタイミング信号を生成するクロック生成手
段108とから構成されている。
【0004】次に、図4を参照して、上記のように構成
されたADPCMデコード装置の動作について説明す
る。まず、ADPCMデコード装置がナビ研規格のAD
PCM符号化データを復号する場合、図4のCLKは1
6.9344MHzを用い、クロック生成手段108で図9のよ
うに16分周された1.0584MHzのSIFCLKと、192分周さ
れた88.2kHzのKCLKと、384分周された44.1kHzのF
ILCLKと、FILCLKの立ち上がり毎の信号のFILCLKENを生
成する。
【0005】また、4ビットのサウンドデータは逆正規
化手段100に入力され、SIFCLKにより、レンジデータの
値により図7の0から12まで、図5の逆正規化手段出力
のタイミングで4ビットのサウンドデータを左シフト
し、16ビットにして出力される。逆正規化手段100から
出力されたサウンドデータは、予測フィルタ手段101内
の第1加算手段106により、第2加算手段107から出力さ
れたサウンドデータと加算される。
【0006】第1加算手段106から出力されたサウンド
データは、予測フィルタ手段101から出力されるサウン
ドデータと、予測フィルタ手段101内の第1データバッ
ファ手段102に入力されるサウンドデータに別れる。第
1データバッファ手段102に入力されたサウンドデータ
は、図5のFILCLKENのタイミングで第1、第2データバ
ッファ手段出力のごとく逆正規化されたサウンドデータ
を保持される。
【0007】図4の第1データバッファ手段102より出
力されたサウンドデータは第1乗算手段104に入力され
るサウンドデータと第2データバッファ手段103に入力
されるサウンドデータに別れる。
【0008】第2データバッファ手段103に入力された
サウンドデータは、第1データバッファ手段102と同じ
ように、図5のFILCLKENのタイミングで第1、第2デー
タバッファ手段出力のごとく保持される。
【0009】図4の第1データバッファ手段102より出
力されたもう一方のサウンドデータは第1乗算手段104
に入力され、図5のKCLKのHigh期間でフィルタデータの
値により図8のK0のフィルタ係数をセットし、Low期
間のSIFCLKであるECLKのタイミングで第1、第2乗算手
段出力のごとく積和演算を行い、第1乗算手段104から
出力される。
【0010】第2データバッファ手段103より出力され
たサウンドデータは第2乗算手段105に入力され、図5
のKCLKのHigh期間でフィルタデータの値により図8のK
1のフィルタ係数をセットし、Low期間のSIFCLKであるE
CLKのタイミングで第1、第2乗算手段出力のごとく積
和演算を行い、図4の第2乗算手段105から出力され
る。
【0011】第2加算手段107は第1乗算手段104から出
力されたサウンドデータと第2乗算手段105から出力さ
れたサウンドデータを加算し、第2加算手段107から出
力される。第2加算手段107から出力されたサウンドデ
ータは逆正規化手段100から出力されたサウンドデータ
と第1加算手段106により加算され、予測フィルタ手段1
01より復号されたサウンドデータとして出力される。
【0012】また、ADPCMデコード装置がCD−R
OM XA規格のADPCM符号化データを復号する場
合、図4のCLKは14.5152MHzを用い、クロック生
成手段108で図9のように16分周された907.2kHzのSI
FCLKと、192分周された75.6kHzのKCLKと、384分周さ
れた37.8kHzのFILCLKと、FILCLKの立ち上がり毎の信
号のFILCLKENを生成する。
【0013】また、4ビットのサウンドデータは逆正規
化手段100に入力され、SIFCLKのタイミングで、レンジ
データの値により図7の0から12まで、図5の逆正規化
手段出力のごとく、4ビットのサウンドデータを左シフ
トし、16ビットにして出力される。逆正規化手段100か
ら出力されたサウンドデータは、予測フィルタ手段101
内の第1加算手段106により第2加算手段107から出力さ
れたサウンドデータと加算される。
【0014】第1加算手段106から出力されたサウンド
データは、予測フィルタ手段101から出力されるサウン
ドデータと、予測フィルタ手段101内の第1データバッ
ファ手段102に入力されるサウンドデータに別れる。第
1データバッファ手段102に入力されたサウンドデータ
は、図5のFILCLKENのタイミングで第1、第2データバ
ッファ手段出力のごとく逆正規化されたサウンドデータ
を保持される。
【0015】図4の第1データバッファ手段102より出
力されたサウンドデータは第1乗算手段104に入力され
るサウンドデータと第2データバッファ手段103に入力
されるサウンドデータに別れる。第2データバッファ手
段103に入力されたサウンドデータは、第1データバッ
ファ手段102と同じように、図5のFILCLKENのタイミン
グで第1、第2データバッファ手段出力のごとく保持さ
れる。
【0016】図4の第1データバッファ手段102より出
力されたもう一方のサウンドデータは第1乗算手段104
に入力され、図5のKCLKのHigh期間でフィルタデータの
値により図8のK0のフィルタ係数をセットし、Low期
間のSIFCLKであるECLKのタイミングで第1、第2乗算手
段出力のごとく積和演算を行い、第1乗算手段104から
出力される。
【0017】第2データバッファ手段103より出力され
たサウンドデータは第2乗算手段105に入力され、図5
のKCLKのHigh期間でフィルタデータの値により図8のK
1のフィルタ係数をセットし、Low期間のみのSIFCLKで
あるECLKのタイミングで第1、第2乗算手段出力のごと
く積和演算を行い、図4の第2乗算手段105から出力さ
れる。
【0018】第2加算手段107は第1乗算手段104から出
力されたサウンドデータと第2乗算手段105から出力さ
れたサウンドデータを加算し、第2加算手段107から出
力される。第2加算手段107から出力されたサウンドデ
ータは逆正規化手段100から出力されたサウンドデータ
と第1加算手段106により加算され、予測フィルタ手段1
01より復号されたサウンドデータとして出力される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、ナビ研規格とCD−ROM XA
規格はサウンドデータのサンプリング周波数が異なるた
め、ナビ研規格、CD−ROM XA規格とそれぞれ異
なる規格のADPCM方式で符号化されたサウンドデー
タを復号する場合、それぞれ別の水晶発振器が必要とな
り、コストアップになってしまうという問題を有してい
た。
【0020】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、異なる規格のADPCM方式で符号化されたサウン
ドデータの復号を一つの水晶発振器且つ必要最小限の回
路で行うことができる優れたADPCMデコード装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、サウンドデータを復号する際、符号化され
たサウンドデータの逆正規化を行う逆正規化手段と、逆
正規化されたサウンドデータをフィルタデータの値によ
り演算を行う予測フィルタ手段と、逆正規化手段と予測
フィルタ手段内で演算を行うためのタイミング信号を異
なる規格ごとのモード信号により分周比を変えて生成す
るクロック生成手段と、クロック生成手段で出力された
タイミング信号をモード信号により制御するクロック制
御手段で構成されたものである。
【0022】本発明は、異なる規格のADPCM方式で
符号化されたサウンドデータの復号を行う場合、モード
信号によりクロック生成手段で生成されるタイミング信
号の周期を変え、このタイミング信号をクロック制御手
段で制御を行い、逆正規化手段と、予測フィルタ手段で
演算を行うことで一つの水晶発振器且つ必要最小限の回
路で復号されたサウンドデータを得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施形態におけるADPCMデコード装置の構成を示
すブロック図である。図1においてADPCMデコード
装置は、4ビットのサウンドデータをレンジデータの値
により16ビットのサウンドデータに変換する逆正規化手
段1と、逆正規化手段1から出力されたサウンドデータ
をフィルタデータの値により演算を行う予測フィルタ手
段2と、逆正規化手段1から出力されたサウンドデータ
を一時格納する第1データバッファ手段3と、第1デー
タバッファ手段3から出力されたサウンドデータを一時
格納する第2データバッファ手段4と、第1データバッ
ファ手段3から出力されたサウンドデータをフィルタデ
ータの値により乗算を行う第1乗算手段5と、第2デー
タバッファ手段4から出力されたサウンドデータをフィ
ルタデータの値により乗算を行う第2乗算手段6と、第
1乗算手段5から出力されたサウンドデータと第2乗算
手段6から出力されたサウンドデータを加算する第2加
算手段8と、逆正規化手段1から出力されたサウンドデ
ータと第2加算手段8から出力されたサウンドデータを
加算する第1加算手段7と、モード信号によりCLKの
分周比を変更し、逆正規化手段1、第1データバッファ
手段3、第2データバッファ手段4、第1乗算手段5、
第2乗算手段6に与えるタイミング信号を生成するクロ
ック生成手段9と、モード信号によりクロック生成手段
9から出力されたタイミング信号を制御し、逆正規化手
段1、第1乗算手段5、第2乗算手段6に与えるクロッ
ク制御手段10とから構成されている。
【0025】次に図1を参照して、本発明の第1の実施
形態におけるADPCMデコード装置の動作を説明す
る。
【0026】ナビ研規格とCD−ROM XA規格はサ
ウンドデータのサンプリング周波数が異なるため、ナビ
研規格、CD−ROM XA規格ともにそれぞれ異なる
規格のADPCM方式で符号化されたサウンドデータを
復号するためには、まずADPCMデコード装置がナビ
研規格のADPCM符号化データを復号する場合、従来
例と同じように図1のCLKは16.9344MHzを用い、
クロック生成手段9で図10のように16分周された1.05
84MHzのSIFCLKと、192分周された88.2kHzのKCLK
と、384分周された44.1kHzのFILCLKと、FILCLKの立
ち上がり毎の信号のFILCLKENを生成する。
【0027】また、4ビットのサウンドデータは図1の
ように逆正規化手段1に入力され、SIFCLK1により、レ
ンジデータの値により図7の0から12まで、図2の逆正
規化手段出力のタイミングで4ビットのサウンドデータ
を左シフトし、16ビットにして出力される。
【0028】逆正規化手段1から出力されたサウンドデ
ータは、予測フィルタ手段2内の第1加算手段7によ
り、第2加算手段8から出力されたサウンドデータと加
算される。第1加算手段7から出力されたサウンドデー
タは、予測フィルタ手段2から出力されるサウンドデー
タと、予測フィルタ2内の第1データバッファ手段3に
入力されるサウンドデータに別れる。
【0029】第1データバッファ手段3に入力されたサ
ウンドデータは、図2のFILCLKENのタイミングで第1、
第2データバッファ手段出力のごとく逆正規化されたサ
ウンドデータを保持される。図1の第1データバッファ
手段3より出力されたサウンドデータは第1乗算手段5
に入力されるサウンドデータと第2データバッファ手段
4に入力されるサウンドデータに別れる。
【0030】第2データバッファ手段4に入力されたサ
ウンドデータは、第1データバッファ手段3と同じよう
に、図2のFILCLKENのタイミングで第1、第2データバ
ッファ手段出力のごとく保持される。図1の第1データ
バッファ手段3より出力されたもう一方のサウンドデー
タは第1乗算手段5に入力され、図2のKCLK1のHigh期
間でフィルタデータの値により図8のK0のフィルタ係
数をセットし、Low期間のSIFCLK1であるECLK1のタイミ
ングで第1、第2乗算手段出力のごとく積和演算を行
い、第1乗算手段5から出力される。
【0031】第2データバッファ手段4より出力された
サウンドデータは第2乗算手段6に入力され、図2のKC
LK1のHigh期間でフィルタデータの値により図8のK1
のフィルタ係数をセットし、Low期間のSIFCLK1であるEC
LK1のタイミングで第1、第2乗算手段出力のごとく積
和演算を行い、図1の第2乗算手段6から出力される。
【0032】第2加算手段8は第1乗算手段5から出力
されたサウンドデータと第2乗算手段6から出力された
サウンドデータを加算し、第2加算手段8から出力され
る。第2加算手段8から出力されたサウンドデータは逆
正規化手段1から出力されたサウンドデータと第1加算
手段7により加算され、予測フィルタ手段2より復号さ
れたサウンドデータとして出力される。
【0033】また、ADPCMデコード装置がCD−R
OM XA規格のADPCM符号化データを復号する場
合も、図1のCLKは16.9344MHzを用い、モード信
号によりクロック生成手段9で図10のように16分周さ
れた1.0584MHzのSIFCLKと、224分周された75.6kH
zのKCLKと、448分周された37.8kHzのFILCLKと、FIL
CLKの立ち上がり毎の信号のFILCLKENを生成する。
【0034】また、4ビットのサウンドデータは図1の
ように逆正規化手段1に入力され、SIFCLKをモード信号
により図3のSIFCLK1のごとく逆正規化手段で必要のな
い2クロック分をマスク制御してクロック制御手段10か
ら出力し、SIFCLK1のタイミングでレンジデータの値に
より図7の0から12まで、図3の逆正規化手段出力のご
とく4ビットのサウンドデータを左シフトし、16ビット
にして出力される。
【0035】逆正規化手段1から出力されたサウンドデ
ータは、予測フィルタ手段2内の第1加算手段7により
第2加算手段8から出力されたサウンドデータと加算さ
れる。第1加算手段7から出力されたサウンドデータ
は、予測フィルタ手段2から出力されるサウンドデータ
と、予測フィルタ2内の第1データバッファ手段3に入
力されるサウンドデータに別れる。
【0036】第1データバッファ手段3に入力されたサ
ウンドデータは、図3のFILCLKENのタイミングで第1、
第2データバッファ手段出力のごとく逆正規化されたサ
ウンドデータを保持される。図1の第1データバッファ
手段3より出力されたサウンドデータは第1乗算手段5
に入力されるサウンドデータと第2データバッファ手段
4に入力されるサウンドデータに別れる。
【0037】第2データバッファ手段4に入力されたサ
ウンドデータは、第1データバッファ手段3と同じよう
に、図3のFILCLKENのタイミングで第1、第2データバ
ッファ手段出力のごとく保持される。図1の第1データ
バッファ手段3より出力されたもう一方のサウンドデー
タは第1乗算手段5に入力され、図3のKCLK1のHigh期
間でフィルタデータの値により図8のK0のフィルタ係
数をセットし、Low期間のSIFCLK1であるECLK1のタイミ
ングで第1、第2乗算手段出力のごとく積和演算を行
い、第1乗算手段5から出力される。
【0038】第2データバッファ手段4より出力された
サウンドデータは第2乗算手段6に入力され、図3のKC
LK1のHigh期間でフィルタデータの値により図8のK1
のフィルタ係数をセットし、Low期間のSIFCLK1であるEC
LK1のタイミングで第1、第2乗算手段出力のごとく積
和演算を行い、図1の第2乗算手段6から出力される。
【0039】第2加算手段8は第1乗算手段5から出力
されたサウンドデータと第2乗算手段6から出力された
サウンドデータを加算し、第2加算手段8から出力され
る。第2加算手段8は第1乗算手段5から出力されたサ
ウンドデータと第2乗算手段6から出力されたサウンド
データを加算し、第2加算手段8から出力される。
【0040】第2加算手段8から出力されたサウンドデ
ータは逆正規化手段1から出力されたサウンドデータと
第1加算手段7により加算され、予測フィルタ手段2よ
り復号されたサウンドデータとして出力される。
【0041】(第2の実施の形態)図6は本発明の第2
の実施形態に係るナビゲーションシステムおよびナビゲ
ーション装置(以下、代表的にナビゲーションシステム
という)のハードウェアの基本的構成を示す図である。
本実施形態のナビゲーションシステムは、車輌に搭載さ
れたカーナビゲーションシステム(Car Navigation Syst
em)であり、運転者に自車位置や目的地までの最適ルー
ト情報を提供して、時間・エネルギー効率や環境性を向
上させるものである。
【0042】図6において、本実施形態のナビゲーショ
ンシステムは、システム制御部501、通信制御部503、G
PS受信部505、アンテナ504、506、車輌情報部507、車
速センサ509、振動ジャイロ511、描画・表示制御部51
3、モニタ514、CD−ROM制御部515、CD−ROM5
16、音声制御部517、スピーカ518、音声認識部519、マ
イクロフォン520、リモコン制御部521およびリモコン端
末522を備えて構成されている。
【0043】通信制御部503、GPS受信部505、アンテ
ナ504、506、車輌情報部507、車速センサ509および振動
ジャイロ511は、センシング・インタフェース部を構成
している。
【0044】自車位置、速度および方位を計測するセン
サとしてGPS(Global Positioning System:全世界的
測位システム)を使用しているが、衛星からの受信が難
しい状況下での補間や、センサ相互に誤差を補正しあっ
て精度を向上させる目的で車速センサ509および振動ジ
ャイロ511の自立航法系がハイブリッドされている。
【0045】また、通信制御部503はVICS(Vehicle
Information & Communication System:道路交通情報
通信システム)からの渋滞情報等を受信制御し、車輌情
報部507は車輌状態(右折、後退、駐車等)を検出す
る。
【0046】また、描画・表示制御部513、CD−RO
M制御部515、音声制御部517、音声認識部519およびリ
モコン制御部521は周辺機器制御部を、モニタ514、CD
−ROM516、スピーカ518、マイクロフォン520および
リモコン端末522はユーザ制御インタフェース部をそれ
ぞれ構成している。
【0047】さらに、システム制御部501は、センサか
らの自車位置情報とCD−ROM516からの地図データ
に基づいて、現在走行中の道路上位置を割り出すマッピ
ング処理を行ったり、通信制御部503からの渋滞情報、
上記道路上位置データおよびリモコン制御部521からの
ユーザ設定目的地情報に基づいて、最適経路を計算・誘
導したりする。
【0048】本実施形態のナビゲーションシステムは、
音声制御部517に特徴があり、上記第1の実施形態で説
明したADPCMデコード装置を備えて構成することに
より、ナビ研規格またはCD−ROM XA規格のAD
PCM方式の異なる規格の符号化方式で符号化されてC
D−ROM516に記録されているサウンドデータの復号
を一つの水晶発振器で必要最小限の回路構成または処理
ステップの追加、すなわち小規模な回路変更またはルー
チン変更で実現することができ、ナビゲーションシステ
ムの装置コストの低減や装置の小型化に貢献できる。
【0049】なお、上記実施の形態ではナビ研規格とC
D−ROM XA規格によるADPCM符号化方式の復
号についての説明してきたが、モード信号によりクロッ
ク生成手段で生成される各タイミング信号の周期、クロ
ック制御手段の制御方法を変えることによりその他の規
格にも対応することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる規格のADPCM方式で符号化されたサウンドデ
ータは、予測フィルタ部でフィルタ演算を行う際、デー
タ処理信号の分周比の変更と演算信号を制御することに
より、一つの水晶発振器且つ必要最小限の回路でCD−
ROM XA規格、ナビ研規格のADPCM方式の2つ
の方式のサウンドデータの復号を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるADPCM
デコード装置の構成を示すブロック図、
【図2】図1に示すナビ研規格のADPCM符号化方式
のサウンドデータの演算処理のタイミングチャートを示
す図、
【図3】図1に示すCD−ROM XA規格のADPC
M符号化方式のサウンドデータの演算処理のタイミング
チャートを示す図、
【図4】従来例としてのADPCMデコード装置の構成
を示すブロック図、
【図5】図4に示すナビ研、CD−ROM XA規格の
ADPCM符号化方式のサウンドデータの演算処理のタ
イミングチャートを示す図、
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示すブロック図、
【図7】レンジデータの値と4ビットサウンドデータの
左シフト量との関係を示す図、
【図8】フィルタ係数K0,K1とフィルタデータとの
関係を示す図、
【図9】従来方式によるナビ研規格およびCD−ROM
XA規格におけるCLK、SIFCLK、KCLK、FILCLKの各
周波数の関係を示す図、
【図10】本発明によるナビ研規格およびCD−ROM
XA規格におけるCLK、SIFCLK、KCLK、FILCLKの各
周波数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1、100 逆正規化手段 2、101 予測フィルタ手段 3、102 第1データバッファ手段 4、103 第2データバッファ手段 5、105 第1乗算手段 6、105 第2乗算手段 7、106 第1加算手段 8、107 第2加算手段 9、108 クロック生成手段 10 クロック制御手段 501 システム制御部 503 通信制御部 504 通信制御部用アンテナ 505 GPS受信部 506 GPS受信部用アンテナ 507 車輌情報部 509 車速センサ 511 振動ジャイロ 513 描画・表示制御部 514 モニタ 515 CD−ROM制御部 516 CD−ROM 517 音声制御部 518 スピーカ 519 音声認識部 520 マイク 521 リモコン制御部 522 リモコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サウンドデータをレンジデータの値によ
    り逆正規化を行う逆正規化手段と、前記逆正規化手段に
    より逆正規化されたサウンドデータをフィルタデータの
    値により演算を行う予測フィルタ手段と、前記逆正規化
    手段と前記予測フィルタ手段内で演算を行うためのタイ
    ミング信号を異なる規格のADPCM方式ごとにモード
    信号により分周比を変えて生成するクロック生成手段
    と、前記クロック生成手段で出力されたタイミング信号
    をモード信号により制御するクロック制御手段とを備え
    たADPCMデコード装置。
  2. 【請求項2】 サウンドデータをレンジデータの値によ
    り逆正規化を行う逆正規化手段と、前記逆正規化手段に
    より逆正規化されたサウンドデータをフィルタデータの
    値により演算を行う予測フィルタ手段と、前記逆正規化
    手段から出力されたサウンドデータを前記予測フィルタ
    手段内に格納する第1データバッファ手段と、前記第1
    データバッファ手段から出力されたサウンドデータを格
    納する第2データバッファ手段と、前記第1データバッ
    ファ手段から出力されたサウンドデータをフィルタデー
    タの値により乗算を行う第1乗算手段と、前記第2デー
    タバッファ手段から出力されたサウンドデータをフィル
    タデータの値により乗算を行う第2乗算手段と、前記第
    1乗算手段と前記第2乗算手段から出力されたサウンド
    データを加算する第2加算手段と、前記逆正規化手段か
    ら出力されたサウンドデータと前記第2加算手段から出
    力されたサウンドデータを加算し、前記予測フィルタ手
    段から出力する第1加算手段と、前記逆正規化手段と前
    記予測フィルタ手段内で演算を行うためのタイミング信
    号を異なる規格のADPCM方式ごとにモード信号によ
    り分周比を変えて生成するクロック生成手段と、前記ク
    ロック生成手段で出力されたタイミング信号をモード信
    号により制御するクロック制御手段とを備えたADPC
    Mデコード装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のADPCMデコ
    ード装置を用いたナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のADPCMデコ
    ード装置を用いたナビゲーションシステムを搭載した車
    輌。
  5. 【請求項5】 サウンドデータをレンジデータの値によ
    り逆正規化を行う逆正規化ステップと、前記逆正規化ス
    テップにより逆正規化されたサウンドデータをフィルタ
    データの値により演算を行う予測フィルタステップと、
    前記逆正規化ステップと前記予測フィルタステップ内で
    演算を行うためのタイミング信号を異なる規格のADP
    CM方式ごとにモード信号により分周比を変えて生成す
    るクロック生成ステップと、前記クロック生成ステップ
    で出力されたタイミング信号をモード信号により制御す
    るクロック制御ステップとを備えたADPCMデコード
    方法。
  6. 【請求項6】 サウンドデータをレンジデータの値によ
    り逆正規化を行う逆正規化ステップと、前記逆正規化ス
    テップにより逆正規化されたサウンドデータをフィルタ
    データの値により演算を行う予測フィルタステップと、
    前記逆正規化ステップから出力されたサウンドデータを
    前記予測フィルタステップ内に格納する第1データバッ
    ファステップと、前記第1データバッファステップから
    出力されたサウンドデータを格納する第2データバッフ
    ァステップと、前記第1データバッファステップから出
    力されたサウンドデータをフィルタデータの値により乗
    算を行う第1乗算ステップと、前記第2データバッファ
    ステップから出力されたサウンドデータをフィルタデー
    タの値により乗算を行う第2乗算ステップと、前記第1
    乗算ステップと前記第2乗算ステップから出力されたサ
    ウンドデータを加算する第2加算ステップと、前記逆正
    規化ステップから出力されたサウンドデータと前記第2
    加算ステップから出力されたサウンドデータを加算し、
    前記予測フィルタステップから出力する第1加算ステッ
    プと、前記逆正規化ステップと前記予測フィルタステッ
    プ内で演算を行うためのタイミング信号を異なる規格の
    ADPCM方式ごとにモード信号により分周比を変えて
    生成するクロック生成ステップと、前記クロック生成ス
    テップで出力されたタイミング信号をモード信号により
    制御するクロック制御ステップとを備えたADPCMデ
    コード方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105448111A (zh) * 2015-12-18 2016-03-30 南京信息工程大学 一种基于fpga的智能交通信号灯系统及其控制方法
WO2020149227A1 (ja) * 2019-01-17 2020-07-23 ソニー株式会社 復号装置、復号方法、及びプログラム

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