JP3486617B2 - エンコーダ信号処理装置及び方法 - Google Patents

エンコーダ信号処理装置及び方法

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JP3486617B2 JP2001315203A JP2001315203A JP3486617B2 JP 3486617 B2 JP3486617 B2 JP 3486617B2 JP 2001315203 A JP2001315203 A JP 2001315203A JP 2001315203 A JP2001315203 A JP 2001315203A JP 3486617 B2 JP3486617 B2 JP 3486617B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダ信号処
理装置及び方法に関し、特に、アブソリュートデータの
検出精度を向上させるようにするための新規な改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の装置とし
ては図3で示される、例えばエンコーダの信号処理回路
の構成を挙げることができる。すなわち、図3におい
て、符号1a及び1bで示されるものは、A相及びB相
からなる図示しない周知のエンコーダから出力されるA
相信号及びB相信号である。これらのA相信号1a及び
B相信号1bの出力値は、ほぼ正確な正弦波形を示すた
め、ここではA相信号1aをCOSθ、B相信号1bを
SINθとして扱うこととする。
【0003】前記A相信号1a及びB相信号1bは、A
/D変換器2を経てCOS-1演算部3及びSIN-1演算
部4に入力され、図4(b)、図4(C)に示すように
COS-1データ3a及びSIN-1データ4aに検出精度
の悪い区間3a1、3a2、3a3、4a1、4a2が含ま
れているため、図4に示すようにA相信号1a及びB相
信号1bのうちの比較的線形的な区間に対応するCOS
-1演算部3及びSIN -1演算部4の出力をセレクタ5に
おいて選択的して合成し、図4(d)に示すようなアブ
ソリュートデータを得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されていたため、次のような課題が存在してい
た。すなわち、A相信号及びB相信号が完全な正弦波信
号でない場合には、セレクタ5の出力は図4(d)に示
すように不連続なものとなってしまい、検出精度が悪化
していた。
【0005】即ち、エンコーダのA相出力1及びB相出
力2は正確な90°位相差の正弦波信号ではなく、位相
差には誤差が含まれており、この位相差の誤差を無視し
てそのまま位置情報(アブソリュートデータ)に変換し
ていたため、位相差の誤差が位置情報の精度に大きく影
響していた。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、アブソリュートデータの検
出精度を向上させたエンコーダ信号処理装置および方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のエンコーダ信号
処理装置は、エンコーダのA相信号及びB相信号をCO
Sθ及びSINθと表した場合に、A=COSθ、B=
SINθなるA、Bに対し、前記A相信号に基づきCO
-1Aを演算するCOS-1演算部と、前記B相信号に基
づきSIN-1Bを演算するSIN-1演算部と、前記A相
信号及び前記B相信号に基づきB2/(A2+B2)を演
算する第1係数演算部と、前記A相信号及び前記B相信
号に基づきA2/(A2+B2)を演算する第2係数演算
部と、前記A相信号及び前記B相信号の位相の誤差を演
算する誤差演算部と、前記誤差演算部で演算された前記
誤差を用いて前記COS-1演算部の出力を補正するA相
補正部と、前記誤差演算部で演算された前記誤差を用い
て前記SIN-1演算部の出力を補正するB相補正部と、
前記A相補正部の出力及び前記第1係数演算部の出力を
乗算する第1乗算回路と、前記B相補正部の出力及び前
記第2係数演算部の出力を乗算する第2乗算回路と、前
記第1乗算回路及び第2乗算回路の出力を合成する波形
合成部とを備え、前記波形合成部の出力をアブソリュー
トデータとして用いる構成であり、また、前記A相信号
及びB相信号の位相の誤差は、前記A相信号及びB相信
号との交点、または、これらの信号の振幅が等しく、か
つ、互いの振動の向きが逆になる点に基づいて演算する
構成であり、また、エンコーダのA相信号及びB相信号
をCOSθ及びSINθと表した場合に、位相の誤差
(Δθ)を有するA=COS(θ+Δθ)、B=SIN(θ-
Δθ)なるA、Bに対し、B2(COS-1A−Δθ)/
(A2+B2)+A2(SIN-1B+Δθ)/(A2
2)をアブソリュートデータとして用いる構成であ
る。また、本発明のエンコーダ信号処理方法は、エンコ
ーダのA相信号及びB相信号をCOSθ及びSINθと
表した場合に、A=COSθ、B=SINθなるA、B
に対し、前記A相信号に基づきCOS-1Aを演算する工
程と、前記B相信号に基づきSIN-1Bを演算する工程
と、前記A相信号及び前記B相信号に基づきB2/(A2
+B2)を演算する工程と、前記A相信号及び前記B相
信号に基づきA2/(A2+B2)を演算する工程と、前
記A相信号及び前記B相信号の位相の誤差(Δθ)を演算
する工程と、前記誤差演算部で演算された前記誤差を用
いて前記COS-1演算部の出力を補正する工程と、前記
誤差演算部で演算された前記誤差を用いて前記SIN-1
演算部の出力を補正する工程と、前記A相補正部の出力
及び前記第1係数演算部の出力を乗算する工程と、前記
B相補正部の出力及び前記第2係数演算部の出力を乗算
する工程と、前記第1乗算回路及び第2乗算回路の出力
を合成する工程とを備え、前記波形合成部の出力をアブ
ソリュートデータとして用いる構成であり、また、前記
A相信号及びB相信号の位相の誤差は、前記A相信号及
びB相信号との交点、または、これらの信号の振幅が等
しく、かつ、互いの振動の向きが逆になる点に基づいて
演算する構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるエ
ンコーダ信号処理装置及び方法の好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。なお、従来装置と同一または同等
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0009】図1に示すように、本発明のエンコーダ信
号処理装置では、A相信号10a及びB相信号10b
は、A/D変換器2を経てCOS-1演算部3及びSIN
-1演算部4にそれぞれ入力されると共に、第1係数演算
部11、第2係数演算部12及び誤差演算部13にそれ
ぞれが入力される。前記第1係数演算部11は、A≒S
INθ及びB≒COSθなるA、Bに対し、B2/(A2
+B2)なる第1係数の演算を行う。また、前記第2係
数演算部12は、A2/(A2+B2)なる演算を行う。
【0010】また、前記誤差演算部13には、A相信号
10a及びB相信号10bが入力されるように構成され
ている。この誤差演算部13では、A相信号10a及び
B相信号10bとの交点、または、これらの信号の振幅
が等しく、かつ、互いの振動の向きが逆になる点に基づ
いてA相信号10a及びB相信号10bの位相差を検出
し、本来位相差の誤差が生じていなければ90°の位相
差を有するA相信号10a及びB相信号10bの位相差
の誤差を演算して出力する。
【0011】 具体的には、A相信号10a及びB相信
号10bとが図2(a)に示すような位相の誤差Δθを
有する場合、A相信号10a及びB相信号10bの交点
Cにおける振幅をKとすると、位相の誤差ΔθはΔθ=
π/4−SIN−1Kと表すことができるので、この式
に基づいてΔθを求める。このような位相の誤差の求め
方は、図2(a)に示す振幅が逆で振幅の絶対値が等し
い点Dにおいても同様である。
【0012】このように、A相信号10a及びB相信号
10bがそれぞれΔθの位相の誤差を含んでいるものと
すると、前記A相信号10aとB相信号10bとをΔθ
または−Δθ補正することによって、それぞれの正弦波
信号に生じている位相の誤差を補正することができる。
これは、誤差が生じているA相信号10aとB相信号1
0bとの間に本来の位相差が生じていない場合のA相出
力10AとB相出力10Bとの交点または振幅が等しく
互いに向きが逆の点があるという考えに基づいている。
【0013】また、COS-1演算部3から出力されるC
OS-1データ3aと誤差演算部13から出力される誤差
データ13aは、A相補正部14に入力される。補正後
のA相信号14aは、第1係数演算部11の出力である
第1係数11aと共に第1乗算回路16で乗算される。
一方、SIN-1演算部4から出力されるSIN-1データ
4aと誤差演算部13から出力される誤差データ13a
は、B相補正部15に入力される。補正後のB相信号1
5aは、第2係数演算部12の出力である第2係数12
aと共に第2乗算回路17で乗算される。
【0014】以上より、前記誤差演算部13で前述した
Δθが演算された後に、このΔθを用いてA相補正部1
4にてA相信号3aが補正されて補正後のA相信号14
aがA相補正部14から出力される。そして、第1乗算
回路16ではA相信号14aに第1係数16aが乗算さ
れる。即ち、第1乗算回路16にて(B2/(A2
2))(COS-1A−Δθ)が演算される。
【0015】また、同様に、Δθを用いてB相補正部1
5にてB相信号4aが補正されて補正後のB相信号15
aがB相補正部15から出力される。そして、第2乗算
回路ではB相信号15aに第2係数17aが乗算され
る。即ち、第2乗算回路17にて(A2/(A2
2))(SIN-1B+Δθ)が演算される。
【0016】ここで、第1乗算回路16の出力16aが
2(COS-1A−Δθ)/(A2+B2)であり、第2
乗算回路17の出力17aがA2(SIN-1B+Δθ)
/(A 2+B2)である場合に、これらの出力を波形合成
部18で合成すれば、波形合成部18の出力は、B
2(COS-1A−Δθ)/(A2+B2)+A2(SIN-1
B+Δθ)/(A2+B2)となり、波形合成部18の出
力は、図2(c)に示すように検出精度の高いアブソリ
ュートデータとなる。
【0017】なお、比較のために、位相の誤差を考慮し
ない場合のアブソリュートデータを図2(d)に示す。
位相の誤差を考慮しない場合はΔθ成分が含まれたまま
となるため、アブソリュートデータには振幅Δθの振動
が乗ることとなる。従って、本発明のエンコーダ信号処
理装置及び方法によれば、検出精度の高いアブソリュー
トデータが得られることが分かる。
【0018】
【発明の効果】本発明のエンコーダ信号処理装置は、エ
ンコーダのA相信号及びB相信号をCOSθ及びSIN
θと表した場合に、A=COSθ、B=SINθなる
A、Bに対し、前記A相信号に基づきCOS-1Aを演算
するCOS-1演算部と、前記B相信号に基づきSIN-1
Bを演算するSIN-1演算部と、前記A相信号及び前記
B相信号に基づきB2/(A2+B2)を演算する第1係
数演算部と、前記A相信号及び前記B相信号に基づきA
2/(A2+B2)を演算する第2係数演算部と、前記A
相信号及び前記B相信号の位相の誤差を演算する誤差演
算部と、前記誤差演算部で演算された前記誤差を用いて
前記COS-1演算部の出力を補正するA相補正部と、前
記誤差演算部で演算された前記誤差を用いて前記SIN
-1演算部の出力を補正するB相補正部と、前記A相補正
部の出力及び前記第1係数演算部の出力を乗算する第1
乗算回路と、前記B相補正部の出力及び前記第2係数演
算部の出力を乗算する第2乗算回路と、前記第1乗算回
路及び第2乗算回路の出力を合成する波形合成部とを備
え、前記波形合成部の出力をアブソリュートデータとし
て用いるので、COS-1演算部又はSIN-1演算部の出
力が低い場合でも検出精度の高いアブソリュートデータ
が得られるエンコーダ信号処理装置を提供することがで
きる。また、前記A相信号及びB相信号の位相の誤差
は、前記A相信号及びB相信号との交点、または、これ
らの信号の振幅が等しく、かつ、互いの振動の向きが逆
になる点に基づいて演算するので、より検出精度の高い
エンコーダ信号処理装置を提供することができる。ま
た、エンコーダのA相信号及びB相信号をCOSθ及び
SINθと表した場合に、位相の誤差(Δθ)を有するA
=COS(θ+Δθ)、B=SIN(θ-Δθ)なるA、Bに
対し、B2(COS-1A−Δθ)/(A2+B2)+A
2(SIN-1B+Δθ)/(A2+B2)をアブソリュー
トデータとして用いるので、検出精度の高いエンコーダ
信号処理方法を提供することができる。また、本発明の
エンコーダ信号処理方法は、エンコーダのA相信号及び
B相信号をCOSθ及びSINθと表した場合に、A=
COSθ、B=SINθなるA、Bに対し、前記A相信
号に基づきCOS-1Aを演算する工程と、前記B相信号
に基づきSIN-1Bを演算する工程と、前記A相信号及
び前記B相信号に基づきB2/(A2+B2)を演算する
工程と、前記A相信号及び前記B相信号に基づきA2
(A2+B2)を演算する工程と、前記A相信号及び前記
B相信号の位相の誤差(Δθ)を演算する工程と、前記誤
差演算部で演算された前記誤差を用いて前記COS-1
算部の出力を補正する工程と、前記誤差演算部で演算さ
れた前記誤差を用いて前記SIN-1演算部の出力を補正
する工程と、前記A相補正部の出力及び前記第1係数演
算部の出力を乗算する工程と、前記B相補正部の出力及
び前記第2係数演算部の出力を乗算する工程と、前記第
1乗算回路及び第2乗算回路の出力を合成する工程とを
備え、前記波形合成部の出力をアブソリュートデータと
して用いるので、COS-1演算部又はSIN-1演算部の
出力が低い場合でも検出精度の高いアブソリュートデー
タが得られるエンコーダ信号処理方法を提供することが
できる。また、前記A相信号及びB相信号の位相の誤差
は、前記A相信号及びB相信号との交点、または、これ
らの信号の振幅が等しく、かつ、互いの振動の向きが逆
になる点に基づいて演算するので、より検出精度の高い
エンコーダ信号処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ信号処理装置の回路構
成を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明によるエンコーダ信号処理装置における
各種波形を示す特性図である。
【図3】従来のエンコーダ信号処理装置の回路構成を概
略的に示す構成図である。
【図4】従来のエンコーダ信号処理装置における各種波
形を示す特性図である。
【符号の説明】
10a A相信号 10b B相信号 11 第1係数演算部 11a 第1係数出力 12 第2係数演算部 12a 第2係数出力 13 誤差演算部 14 A相補正部 15 B相補正部 16 第1乗算回路 16a 第1乗算出力 17 第2乗算回路 17a 第2乗算出力 18 波形合成部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーダのA相信号(10a)及びB相信
    号(10b)をCOSθ及びSINθと表した場合に、A=
    COSθ、B=SINθなるA、Bに対し、前記A相信
    号(10a)に基づきCOS-1Aを演算するCOS-1演算部
    (3)と、前記B相信号(10b)に基づきSIN-1Bを演算す
    るSIN-1演算部(4)と、前記A相信号(10a)及び前記B
    相信号(10b)に基づきB2/(A2+B2)を演算する第1
    係数演算部(11)と、前記A相信号(10a)及び前記B相信
    号(10b)に基づきA2/(A2+B2)を演算する第2係数
    演算部(12)と、前記A相信号(10a)及び前記B相信号(10
    b)の位相の誤差(Δθ)を演算する誤差演算部(13)と、前
    記誤差演算部(13)で演算された前記誤差(13a)を用いて
    前記COS-1演算部(3)の出力(3a)を補正するA相補正
    部(14)と、前記誤差演算部(13)で演算された前記誤差(1
    3a)を用いて前記SIN-1演算部(4)の出力(4a)を補正す
    るB相補正部(15)と、前記A相補正部(14)の出力(14a)
    及び前記第1係数演算部(11)の出力(11a)を乗算する第
    1乗算回路(16)と、前記B相補正部(15)の出力(15a)及
    び前記第2係数演算部(12)の出力(12a)を乗算する第2
    乗算回路(17)と、前記第1乗算回路(16)及び第2乗算回
    路(17)の出力(16a,17a)を合成する波形合成部(18)とを
    備え、前記波形合成部(18)の出力(18a)をアブソリュー
    トデータとして用いることを特徴とするエンコーダ信号
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記A相信号(10a)及びB相信号(10b)の
    位相の誤差は、前記A相信号(10a)及びB相信号(10b)と
    の交点、または、これらの信号(10a,10b)の振幅が等し
    く、かつ、互いの振動の向きが逆になる点に基づいて演
    算することを特徴とする請求項1記載のエンコーダ信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 エンコーダのA相信号(10a)及びB相信
    号(10b)をCOSθ及びSINθと表した場合に、位相
    の誤差(Δθ)を有するA=COS(θ+Δθ)、B=SI
    N(θ-Δθ)なるA、Bに対し、B2(COS-1A−Δ
    θ)/(A2+B2)+A2(SIN-1B+Δθ)/(A2
    +B2)をアブソリュートデータとして用いることを特
    徴とするエンコーダ信号処理方法。
  4. 【請求項4】 エンコーダのA相信号(10a)及びB相信
    号(10b)をCOSθ及びSINθと表した場合に、A=
    COSθ、B=SINθなるA、Bに対し、前記A相信
    号(10a)に基づきCOS-1Aを演算する工程と、前記B
    相信号(10b)に基づきSIN-1Bを演算する工程と、前
    記A相信号(10a)及び前記B相信号(10b)に基づきB2
    (A2+B2)を演算する工程と、前記A相信号(10a)及
    び前記B相信号(10b)に基づきA2/(A2+B2)を演算
    する工程と、前記A相信号(10a)及び前記B相信号(10b)
    の位相の誤差(Δθ)を演算する工程と、前記誤差演算部
    (13)で演算された前記誤差(13a)を用いて前記COS-1
    演算部(3)の出力(3a)を補正する工程と、前記誤差演算
    部(13)で演算された前記誤差(13a)を用いて前記SIN-
    1演算部(4)の出力(4a)を補正する工程と、前記A相補正
    部(14)の出力(14a)及び前記第1係数演算部(11)の出力
    (11a)を乗算する工程と、前記B相補正部(15)の出力(15
    a)及び前記第2係数演算部(12)の出力(12a)を乗算する
    工程と、前記第1乗算回路(16)及び第2乗算回路(17)の
    出力(16a,17a)を合成する工程とを備え、前記波形合成
    部(18)の出力(18a)をアブソリュートデータとして用い
    ることを特徴とするエンコーダ信号処理方法。
  5. 【請求項5】 前記A相信号(10a)及びB相信号(10b)の
    位相の誤差は、前記A相信号(10a)及びB相信号(10b)と
    の交点、または、これらの信号(10a,10b)の振幅が等し
    く、かつ、互いの振動の向きが逆になる点に基づいて演
    算することを特徴とする請求項4記載のエンコーダ信号
    処理方法。
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