JP3352961B2 - 音声制御装置、音声制御方法、記録媒体、それを用いたナビゲーションシステムおよびナビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌 - Google Patents

音声制御装置、音声制御方法、記録媒体、それを用いたナビゲーションシステムおよびナビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌

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JP3352961B2
JP3352961B2 JP34126198A JP34126198A JP3352961B2 JP 3352961 B2 JP3352961 B2 JP 3352961B2 JP 34126198 A JP34126198 A JP 34126198A JP 34126198 A JP34126198 A JP 34126198A JP 3352961 B2 JP3352961 B2 JP 3352961B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声制御装置、音
声制御方法および該方法を実行させるためのプログラム
を記録した記録媒体、それら装置、方法および記録媒体
を用いたナビゲーションシステム、その音声制御装置を
用いたナビゲーション装置、並びに、該ナビゲーション
装置を搭載した車輌に係り、特に、異なる規格で符号化
された音声データを復号し、D/Aコンバータに受け渡
す音声制御装置、特に音声データがPulse Code Modulat
ion (以下、PCMという)方式、ナビゲーション研究
会規格(以下、ナビ研規格と略す)およびCD−ROM
XA規格におけるAdaptiveDifferential Pulse Code
Modulation (以下、ADPCMという)方式で符号化
された音声データを復号し、D/Aコンバータに受け渡
し処理を行う音声制御のための音声制御装置、音声制御
方法、記録媒体、それを用いたナビゲーションシステム
およびナビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌
に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は従来の音声制御装置の一例を示
す概略ブロック図である。図21において、201は2
2.05kHzの周期で値をカウントアップするカウン
ト手段、202は外部から第1音声データ信号により送
られてきた音声データを一時格納するデータ格納手段、
208はデータ書き込み信号によりカウントアップする
書き込みカウント手段、209は書き込みカウント手段
から出力されたカウント値により外部から第1音声デー
タ信号により送られてきた音声データをデータ格納手段
202に書き込むデータ書き込み手段、203はデータ
格納手段202からカウント手段201の6ビットのカ
ウント値により音声データを読み出すデータ読み出し手
段、204はデータ読み出し手段203から読み出され
た音声データをナビ研規格のADPCM方式に基づいて
復号する復号手段、205は復号手段204から出力さ
れた音声データを同期信号に同期して出力するデータ同
期手段、206はデータ同期手段205から出力された
16ビットの音声データを1ビットの音声データに変換
するパラレル/シリアルデータ変換手段(以下、P/S
データ変換手段という)、207は基本同期信号を分周
してカウント手段201、データ同期手段205、P/
Sデータ変換手段206に同期信号を与える分周手段で
ある。
【0003】上記のように構成された本従来例の音声制
御装置についてその動作を説明する。音声制御装置がナ
ビ研規格のADPCM方式で符号化されたステレオの音
声データを復号する場合には、本従来例の音声制御装置
は、図21の第1音声データ信号から16ビット単位で
送られてきた音声データを、書き込みカウント手段20
8でデータ書き込み信号によって0から15までカウン
トしながら、データ書き込み手段209によりデータ格
納手段202に格納する。
【0004】次に、データ格納手段202と、ADPC
M方式で符号化された音声データについて図22を用い
て説明する。データ格納手段202は、縦16ビット、
横16ビットの256ビットのデータを格納でき、16
ビット単位で入力してきた音声データは、行、行、
・・・○16行の順番に格納される。ナビ研規格のADP
CM方式で符号化されたステレオの音声データは、1サ
ウンドグループにつき4ビット単位のデータ、64個で
構成されており、64個のデータのうちLレンジ、Lフ
ィルタ、Rレンジ、Rフィルタの4データが音声データ
を復号するためのパラメータデータ、残りL0〜L2
9、R0〜R29の60データが符号化されたサンプル
データである。また、Lレンジ、Lフィルタ、L0〜L
29が左側の音声データ、Rレンジ、Rフィルタ、R0
〜R29が右側の音声データである。
【0005】図21のカウント手段201は、分周手段
207からの第1同期信号(22.05kHz)によ
り、図23のカウント信号のように0から63までカウ
ントする。データ読み出し手段203は、データ格納手
段202に格納された音声データを、カウント手段20
1からのカウント信号により、図22の行I 列、行
III 列、行II列、行IV列、行I 列、行III 列、
行II列、行IV列、・・・○16行IV列の順に4ビット
ずつ、図23の第2音声データ信号のように出力され
る。
【0006】図21のデータ格納手段202から出力さ
れたレンジデータ、フィルタデータ、サンプルデータ
は、復号手段204に入力され、ADPCM方式に基づ
いて16ビットの音声データに復号し、第3音声データ
信号として図23のように出力される。この第3音声デ
ータ信号は、データ同期手段205から、第2同期信号
(11.025kHz)、第3同期信号(44.1kH
z)により、図23のように第4音声データ信号として
出力される。
【0007】第4音声データ信号は、P/Sデータ変換
手段206でシリアル制御信号(2.8224MHz)
により、図24のようにパラレルデータからシリアルデ
ータに変換して、第5音声データ信号として出力され、
LR制御信号(88.2kHz)、シリアル制御信号
(2.8224MHz)と共に音声制御装置から出力さ
れ、D/Aコンバータに入力されることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の音声制御装置の構成では、音声データをD/
Aコンバータに受け渡す際、CD−ROM XA規格の
音声データについて、サンプリング周波数、サンプルデ
ータ数、並びにCD−ROMへの格納方法がナビ研規格
とは異なるため、結果としてナビ研規格およびCD−R
OM XA規格のそれぞれ異なる規格のADPCM方式
で符号化された音声データを1つの音声制御装置で復号
することができず、それぞれ別の音声制御装置が必要と
なり、ナビ研規格およびCD−ROM XA規格の音声
データ両方を処理するには回路規模が大きくなってしま
うという問題を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、ナビ研規格およびCD−ROM X
A規格等の複数の規格のADPCM方式で符号化された
音声データの復号、並びに音声データのD/Aコンバー
タへの受け渡し処理を必要最小限の回路構成またはステ
ップで行うことができる優れた音声制御装置、音声制御
方法、記録媒体、それを用いたナビゲーションシステム
およびナビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌
を提供することを目的としている。また、本発明の他の
目的は、ナビ研規格およびCD−ROM XA規格のA
DPCM方式並びにPCM方式で符号化された音声デー
タの復号、並びに音声データのD/Aコンバータへの受
け渡し処理を必要最小限の回路構成またはステップで行
うことができる優れた音声制御装置、音声制御方法、記
録媒体、それを用いたナビゲーションシステムおよびナ
ビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、特定規格の符号化方式で符号化されてい
る入力音声データに対して音声データの並び替えを行
い、サンプリング周波数にあった基本同期信号に代える
ことにより、複数の規格のADPCM方式並びにPCM
方式で符号化された音声データについて処理が可能な優
れた音声制御装置、音声制御方法、記録媒体、それを用
いたナビゲーションシステムおよびナビゲーション装
置、並びにそれを搭載した車輌が得られる。
【0011】上記課題を解決するために、本発明の請求
項1に係る音声制御装置は、入力音声データを一時格納
する第1データ格納手段と、前記入力音声データが特定
規格の符号化方式で符号化された音声データであるとき
に、前記第1データ格納手段に格納された音声データを
並び替えるデータ並び替え手段と、前記データ並び替え
手段により並び替えた音声データを一時格納する第2デ
ータ格納手段と、前記入力音声データに応じた所定周期
で値をカウントアップするカウント手段と、前記第2デ
ータ格納手段から出力された音声データを一時格納する
第3データ格納手段と、データ書き込み信号によりカウ
ントアップする書き込みカウント手段と、前記書き込み
カウント手段から出力されたカウント値により前記第2
データ格納手段から出力された音声データを前記第3デ
ータ格納手段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カ
ウント手段から出力されたカウント値により、前記第3
データ格納手段から音声データを読み出すデータ読み出
し手段と、前記データ読み出し手段から出力された音声
データを復号する復号手段と、前記復号手段から出力さ
れた音声データを同期信号に同期して出力するデータ同
期手段と、前記データ同期手段から出力された音声デー
タをパラレルデータからシリアルデータに変換するパラ
レル/シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の符号
化方式で符号化された音声データを復号するのに必要な
第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と異な
る他の規格の符号化方式で符号化された音声データを復
号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声
データに応じて選択する基本同期信号選択手段と、前記
基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号を分
周して、前記カウント手段、データ同期手段およびパラ
レル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を生成
する分周手段とを具備するものである。
【0012】また、本発明の請求項2に係る音声制御装
置は、入力音声データを一時格納する第1データ格納手
段と、前記入力音声データが特定規格の符号化方式で符
号化された音声データであるときに、前記第1データ格
納手段に格納された音声データを並び替えるデータ並び
替え手段と、前記データ並び替え手段により並び替えた
音声データを一時格納する第2データ格納手段と、前記
入力音声データに応じた所定周期で値をカウントアップ
するカウント手段と、前記第2データ格納手段から出力
された音声データを一時格納する第3データ格納手段
と、データ書き込み信号によりカウントアップする書き
込みカウント手段と、前記書き込みカウント手段から出
力されたカウント値により前記第2データ格納手段から
出力された音声データを前記第3データ格納手段に書き
込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段から出力
されたカウント値により、前記第3データ格納手段から
音声データを読み出す第1データ読み出し手段と、前記
第1データ読み出し手段とは違うカウント値により、前
記第3データ格納手段から音声データを読み出す第2デ
ータ読み出し手段と、前記第1データ読み出し手段から
出力された音声データを復号する復号手段と、制御信号
により、前記復号手段の出力する音声データと前記第2
データ読み出し手段の出力する音声データとを選択する
データ選択手段と、前記データ選択手段から出力された
音声データを同期信号に同期して出力するデータ同期手
段と、前記データ同期手段から出力された音声データを
パラレルデータからシリアルデータに変換するパラレル
/シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の符号化方
式で符号化された音声データを復号するのに必要な第1
基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他
の規格の符号化方式で符号化された音声データを復号す
るのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声デー
タに応じて選択する基本同期信号選択手段と、前記基本
同期信号選択手段から出力された基本同期信号を分周し
て、前記カウント手段、データ同期手段およびパラレル
/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を生成する
分周手段とを具備するものである。
【0013】また、本発明の請求項3に係る音声制御装
置は、請求項1または2記載の音声制御装置において、
前記データ同期手段から出力された音声データの補間を
行うデータ補間手段を具備するものである。
【0014】また、本発明の請求項4に係る音声制御装
置は、請求項3記載の音声制御装置において、前記入力
音声データが異なるサンプリング周波数の時、前記カウ
ント手段が前記分周手段から与えられた同期信号を基に
カウントする同期信号の周期を変えるとともに、前記デ
ータ補間手段が前記復号手段から出力される音声データ
の補間回数を変えるものである。
【0015】また、本発明の請求項5に係る音声制御装
置は、請求項1、2、3または4記載の音声制御装置に
おいて、前記データ並び替え手段は、前記入力音声デー
タが特定規格の符号化方式で符号化された音声データで
あるときにのみ前記第1データ格納手段に格納された音
声データを並び替え、前記入力音声データが前記特定規
格の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化
された音声データであるときには前記第1データ格納手
段に格納された音声データをそのまま出力するものであ
る。
【0016】また、本発明の請求項6に係る音声制御方
法は、入力音声データが特定規格の符号化方式で符号化
された音声データであるときに、該入力音声データを並
び替えるデータ並び替えステップと、前記データ並び替
えステップにより並び替えた音声データを、所定書き込
みタイミングに基づくカウント値によりデータ格納手段
に書き込むデータ書き込みステップと、前記入力音声デ
ータに応じた所定周期で値をカウントアップするカウン
トステップと、前記カウントステップのカウント値によ
り、前記データ格納手段から音声データを読み出すデー
タ読み出しステップと、前記特定規格の符号化方式で符
号化された音声データを復号するのに必要な第1基本同
期信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格
の符号化方式で符号化された音声データを復号するのに
必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応
じて選択する基本同期信号選択ステップとを具備し、前
記データ読み出しステップで読み出された音声データを
復号し、前記復号された音声データを前記基本同期信号
選択ステップで選択した同期信号に同期させ、同期パラ
レルデータからシリアルデータに変換するものである。
【0017】また、本発明の請求項7に係る音声制御方
法は、入力音声データが特定規格の符号化方式で符号化
された音声データであるときに、該入力音声データを並
び替えるデータ並び替えステップと、前記データ並び替
えステップにより並び替えた音声データを、所定書き込
みタイミングに基づくカウント値によりデータ格納手段
に書き込むデータ書き込みステップと、前記入力音声デ
ータに応じた所定周期で値をカウントアップするカウン
トステップと、前記カウントステップのカウント値によ
り、前記データ格納手段から音声データを読み出す第1
データ読み出しステップと、前記第1データ読み出しス
テップとは違うカウント値により、前記データ格納手段
から音声データを読み出す第2データ読み出しステップ
と、前記特定規格の符号化方式で符号化された音声デー
タを復号するのに必要な第1基本同期信号と、前記特定
規格の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号
化された音声データを復号するのに必要な第2基本同期
信号とを、前記入力音声データに応じて選択する基本同
期信号選択ステップとを具備し、前記第1データ読み出
しステップで読み出された音声データを復号し、前記復
号された音声データまたは前記第2データ読み出しステ
ップで読み出された音声データの何れかを選択し、選択
された音声データを前記基本同期信号選択ステップで選
択した同期信号に同期させ、同期パラレルデータからシ
リアルデータに変換するものである。
【0018】また、本発明の請求項8に係る音声制御方
法は、請求項6または7記載の音声制御方法において、
前記同期された音声データの補間を行うものである。
【0019】また、本発明の請求項9に係る音声制御方
法は、請求項8記載の音声制御方法において、前記入力
音声データが異なるサンプリング周波数の時、前記カウ
ントステップでカウントする周期を変えるとともに、前
記復号された音声データの補間回数を変えてデータの補
間を行うものである。
【0020】また、本発明の請求項10に係る音声制御
方法は、請求項6、7、8または9記載の音声制御方法
において、前記データ並び替えステップは、前記入力音
声データが特定規格の符号化方式で符号化された音声デ
ータであるときにのみ並び替えを行い、前記入力音声デ
ータが前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格の符
号化方式で符号化された音声データであるときには並び
替えを行わないものである。
【0021】また、本発明の請求項11に係るコンピュ
ータにより読み取り可能な記録媒体は、請求項6、7、
8、9または10記載の音声制御方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムとして記録したものであ
る。
【0022】また、本発明の請求項12に係るナビゲー
ションシステムは、入力音声データを一時格納する第1
データ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符
号化方式で符号化された音声データであるときに、前記
第1データ格納手段に格納された音声データを並び替え
るデータ並び替え手段と、前記データ並び替え手段によ
り並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納
手段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカ
ウントアップするカウント手段と、前記第2データ格納
手段から出力された音声データを一時格納する第3デー
タ格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアッ
プする書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント
手段から出力されたカウント値により前記第2データ格
納手段から出力された音声データを前記第3データ格納
手段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手
段から出力されたカウント値により、前記第3データ格
納手段から音声データを読み出すデータ読み出し手段
と、前記データ読み出し手段から出力された音声データ
を復号する復号手段と、前記復号手段から出力された音
声データを同期信号に同期して出力するデータ同期手段
と、前記データ同期手段から出力された音声データをパ
ラレルデータからシリアルデータに変換するパラレル/
シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の符号化方式
で符号化された音声データを復号するのに必要な第1基
本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の
規格の符号化方式で符号化された音声データを復号する
のに必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声データ
に応じて選択する基本同期信号選択手段と、前記基本同
期信号選択手段から出力された基本同期信号を分周し
て、前記カウント手段、データ同期手段およびパラレル
/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を生成する
分周手段とを具備する音声制御装置を用いたものであ
る。
【0023】また、本発明の請求項13に係るナビゲー
ションシステムは、入力音声データを一時格納する第1
データ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符
号化方式で符号化された音声データであるときに、前記
第1データ格納手段に格納された音声データを並び替え
るデータ並び替え手段と、前記データ並び替え手段によ
り並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納
手段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカ
ウントアップするカウント手段と、前記第2データ格納
手段から出力された音声データを一時格納する第3デー
タ格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアッ
プする書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント
手段から出力されたカウント値により前記第2データ格
納手段から出力された音声データを前記第3データ格納
手段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手
段から出力されたカウント値により、前記第3データ格
納手段から音声データを読み出す第1データ読み出し手
段と、前記第1データ読み出し手段とは違うカウント値
により、前記第3データ格納手段から音声データを読み
出す第2データ読み出し手段と、前記第1データ読み出
し手段から出力された音声データを復号する復号手段
と、制御信号により、前記復号手段の出力する音声デー
タと前記第2データ読み出し手段の出力する音声データ
とを選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段か
ら出力された音声データを同期信号に同期して出力する
データ同期手段と、前記データ同期手段から出力された
音声データをパラレルデータからシリアルデータに変換
するパラレル/シリアルデータ変換手段と、前記特定規
格の符号化方式で符号化された音声データを復号するの
に必要な第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方
式と異なる他の規格の符号化方式で符号化された音声デ
ータを復号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記
入力音声データに応じて選択する基本同期信号選択手段
と、前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期
信号を分周して、前記カウント手段、データ同期手段お
よびパラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信
号を生成する分周手段とを具備する音声制御装置を用い
たものである。
【0024】また、本発明の請求項14に係るナビゲー
ションシステムは、請求項12または13記載のナビゲ
ーションシステムにおいて、前記音声制御装置が前記デ
ータ同期手段から出力された音声データの補間を行うデ
ータ補間手段を具備するものである。
【0025】また、本発明の請求項15に係るナビゲー
ションシステムは、請求項14記載のナビゲーションシ
ステムにおいて、前記入力音声データが異なるサンプリ
ング周波数の時、前記カウント手段が前記分周手段から
与えられた同期信号を基にカウントする同期信号の周期
を変えるとともに、前記データ補間手段が前記復号手段
から出力される音声データの補間回数を変えるものであ
る。
【0026】また、本発明の請求項16に係るナビゲー
ションシステムは、入力音声データが特定規格の符号化
方式で符号化された音声データであるときに、該入力音
声データを並び替えるデータ並び替えステップと、前記
データ並び替えステップにより並び替えた音声データ
を、所定書き込みタイミングに基づくカウント値により
データ格納手段に書き込むデータ書き込みステップと、
前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
ップするカウントステップと、前記カウントステップの
カウント値により、前記データ格納手段から音声データ
を読み出すデータ読み出しステップと、前記特定規格の
符号化方式で符号化された音声データを復号するのに必
要な第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と
異なる他の規格の符号化方式で符号化された音声データ
を復号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力
音声データに応じて選択する基本同期信号選択ステップ
とを有し、前記データ読み出しステップで読み出された
音声データを復号し、前記復号された音声データを前記
基本同期信号選択ステップで選択した同期信号に同期さ
せ、同期パラレルデータからシリアルデータに変換する
ことを特徴とする音声制御方法を用いたものである。
【0027】また、本発明の請求項17に係るナビゲー
ションシステムは、入力音声データが特定規格の符号化
方式で符号化された音声データであるときに、該入力音
声データを並び替えるデータ並び替えステップと、前記
データ並び替えステップにより並び替えた音声データ
を、所定書き込みタイミングに基づくカウント値により
データ格納手段に書き込むデータ書き込みステップと、
前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
ップするカウントステップと、前記カウントステップの
カウント値により、前記データ格納手段から音声データ
を読み出す第1データ読み出しステップと、前記第1デ
ータ読み出しステップとは違うカウント値により、前記
データ格納手段から音声データを読み出す第2データ読
み出しステップと、前記特定規格の符号化方式で符号化
された音声データを復号するのに必要な第1基本同期信
号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格の符
号化方式で符号化された音声データを復号するのに必要
な第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応じて
選択する基本同期信号選択ステップとを有し、前記第1
データ読み出しステップで読み出された音声データを復
号し、前記復号された音声データまたは前記第2データ
読み出しステップで読み出された音声データの何れかを
選択し、選択された音声データを前記基本同期信号選択
ステップで選択した同期信号に同期させ、同期パラレル
データからシリアルデータに変換することを特徴とする
音声制御方法を用いたものである。
【0028】また、本発明の請求項18に係るナビゲー
ションシステムは、請求項16または17記載のナビゲ
ーションシステムにおいて、前記同期された音声データ
の補間を行うものである。
【0029】また、本発明の請求項19に係るナビゲー
ションシステムは、請求項18記載のナビゲーションシ
ステムにおいて、前記入力音声データが異なるサンプリ
ング周波数の時、前記カウントステップでカウントする
周期を変えるとともに、前記復号された音声データの補
間回数を変えてデータの補間を行うものである。
【0030】また、本発明の請求項20に係るナビゲー
ションシステムは、請求項6、7、8、9または10記
載の音声制御方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムとして記録したコンピュータにより読み取り可
能な記録媒体を用いたものである。
【0031】また、本発明の請求項21に係るナビゲー
ション装置は、入力音声データを一時格納する第1デー
タ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号化
方式で符号化された音声データであるときに、前記第1
データ格納手段に格納された音声データを並び替えるデ
ータ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により並
び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手段
と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウン
トアップするカウント手段と、前記第2データ格納手段
から出力された音声データを一時格納する第3データ格
納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップす
る書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手段
から出力されたカウント値により前記第2データ格納手
段から出力された音声データを前記第3データ格納手段
に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段か
ら出力されたカウント値により、前記第3データ格納手
段から音声データを読み出すデータ読み出し手段と、前
記データ読み出し手段から出力された音声データを復号
する復号手段と、前記復号手段から出力された音声デー
タを同期信号に同期して出力するデータ同期手段と、前
記データ同期手段から出力された音声データをパラレル
データからシリアルデータに変換するパラレル/シリア
ルデータ変換手段と、前記特定規格の符号化方式で符号
化された音声データを復号するのに必要な第1基本同期
信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格の
符号化方式で符号化された音声データを復号するのに必
要な第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応じ
て選択する基本同期信号選択手段と、前記基本同期信号
選択手段から出力された基本同期信号を分周して、前記
カウント手段、データ同期手段およびパラレル/シリア
ルデータ変換手段に与える同期信号を生成する分周手段
とを有する音声制御装置を用いたものである。
【0032】また、本発明の請求項22に係るナビゲー
ション装置は、入力音声データを一時格納する第1デー
タ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号化
方式で符号化された音声データであるときに、前記第1
データ格納手段に格納された音声データを並び替えるデ
ータ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により並
び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手段
と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウン
トアップするカウント手段と、前記第2データ格納手段
から出力された音声データを一時格納する第3データ格
納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップす
る書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手段
から出力されたカウント値により前記第2データ格納手
段から出力された音声データを前記第3データ格納手段
に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段か
ら出力されたカウント値により、前記第3データ格納手
段から音声データを読み出す第1データ読み出し手段
と、前記第1データ読み出し手段とは違うカウント値に
より、前記第3データ格納手段から音声データを読み出
す第2データ読み出し手段と、前記第1データ読み出し
手段から出力された音声データを復号する復号手段と、
制御信号により、前記復号手段の出力する音声データと
前記第2データ読み出し手段の出力する音声データとを
選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段から出
力された音声データを同期信号に同期して出力するデー
タ同期手段と、前記データ同期手段から出力された音声
データをパラレルデータからシリアルデータに変換する
パラレル/シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の
符号化方式で符号化された音声データを復号するのに必
要な第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と
異なる他の規格の符号化方式で符号化された音声データ
を復号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力
音声データに応じて選択する基本同期信号選択手段と、
前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号
を分周して、前記カウント手段、データ同期手段および
パラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を
生成する分周手段とを有する音声制御装置を用いたもの
である。
【0033】また、本発明の請求項23に係るナビゲー
ション装置は、請求項21または22記載のナビゲーシ
ョン装置において、前記音声制御装置が前記データ同期
手段から出力された音声データの補間を行うデータ補間
手段を具備するものである。
【0034】また、本発明の請求項24に係るナビゲー
ション装置は、請求項23記載のナビゲーション装置に
おいて、前記入力音声データが異なるサンプリング周波
数の時、前記カウント手段が前記分周手段から与えられ
た同期信号を基にカウントする同期信号の周期を変える
とともに、前記データ補間手段が前記復号手段から出力
される音声データの補間回数を変えるものである。
【0035】さらに、本発明の請求項25に係る車輌
は、請求項21、22、23または24記載のナビゲー
ション装置を搭載したものである。
【0036】本発明の請求項1に係る音声制御装置、請
求項6に係る音声制御方法、請求項11に係る記録媒
体、請求項12、16、20に係るナビゲーションシス
テム、請求項21に係るナビゲーション装置、並びに請
求項25に係る車輌では、特定規格の符号化方式(例え
ば異なる規格のADPCM方式)で符号化された音声デ
ータを復号する場合には、データ並び替え手段(データ
並び替えステップ)によってあらかじめ音声データを並
び替えた後に、復号、同期信号への同期、シリアルデー
タへの変換を行って、D/Aコンバータへの受け渡しを
行うようにしている。これにより、他の規格の符号化方
式で符号化された音声データに専用の回路構成(例え
ば、ナビ研規格用ADPCM音声データ専用デコーダ
等)または処理ルーチンに対して必要最小限の回路構成
またはステップを追加するだけで、ナビ研規格またはC
D−ROM XA規格等の複数の規格のADPCM方式
で符号化された音声データの復号、並びに音声データの
D/Aコンバータへの受け渡し処理が可能となる。ま
た、必要最小限の回路構成または処理ステップの追加、
即ち小規模な回路変更または処理ルーチン変更で音声制
御装置、音声制御方法、または記録媒体を実現すること
ができるので、ナビゲーションシステム、ナビゲーショ
ン装置および車輌における装置コストの低減や装置の小
型化に貢献できる。
【0037】また、本発明の請求項2に係る音声制御装
置、請求項7に係る音声制御方法、請求項11に係る記
録媒体、請求項13、17、20に係るナビゲーション
システム、請求項22に係るナビゲーション装置、並び
に請求項25に係る車輌では、特定規格の符号化方式
(例えば異なる規格のADPCM方式)で符号化された
音声データを復号する場合には、データ並び替え手段
(データ並び替えステップ)によってあらかじめ音声デ
ータを並び替え、また、符号化方式毎に異なるカウント
値でデータ格納手段から音声データを読み出す第1およ
び第2データ読み出し手段(第1および第2データ読み
出しステップ)を備えて、第1データ読み出し手段(第
1データ読み出しステップ)からの音声データを復号
し、復号された音声データまたは第2データ読み出し手
段(第2データ読み出しステップ)からの音声データの
何れかを選択した後、同期信号への同期、シリアルデー
タへの変換を行って、D/Aコンバータへの受け渡しを
行うようにしている。これにより、他の規格の符号化方
式で符号化された音声データに専用の回路構成(例え
ば、ナビ研規格用ADPCM音声データ専用デコーダ
等)または処理ルーチンに対して新たなデータ格納手段
等を必要とすることなく、必要最小限の回路構成または
ステップを追加するだけで、ナビ研規格またはCD−R
OM XA規格等の複数の規格のADPCM方式或いは
PCM方式で符号化された音声データの復号、並びに音
声データのD/Aコンバータへの受け渡し処理が可能と
なる。また、必要最小限の回路構成または処理ステップ
の追加、即ち小規模な回路変更または処理ルーチン変更
で音声制御装置、音声制御方法、または記録媒体を実現
することができるので、ナビゲーションシステム、ナビ
ゲーション装置および車輌における装置コストの低減や
装置の小型化に貢献できる。
【0038】また、本発明の請求項3に係る音声制御装
置、請求項8に係る音声制御方法、請求項11に係る記
録媒体、請求項14、18、20に係るナビゲーション
システム、請求項23に係るナビゲーション装置、並び
に請求項25に係る車輌では、データ同期手段から出力
された音声データについて、データ補間手段(データ補
間ステップ)によって音声データのサンプリング周波数
より低い周期で補間することにより、異なる規格のAD
PCM符号化音声データまたはPCM符号化音声データ
等、複数種の符号化方式による音声データそれぞれにつ
いて急激な音量変化の抑制ができる。
【0039】また、本発明の請求項4に係る音声制御装
置、請求項9に係る音声制御方法、請求項11に係る記
録媒体、請求項15、19、20に係るナビゲーション
システム、請求項24に係るナビゲーション装置、並び
に請求項25に係る車輌では、カウント手段(カウント
ステップ)において、分周手段から与えられた同期信号
を基にカウントする同期信号の周期を変えるとともに、
データ補間手段(データ補間ステップ)において、復号
手段(復号ステップ)から出力される音声データの補間
回数を変えることにより、入力音声データが異なるサン
プリング周波数の時でも、音声データの復号、D/Aコ
ンバータへの受け渡し処理を確実に行うことができる。
【0040】さらに、本発明の請求項5に係る音声制御
装置、請求項10に係る音声制御方法、請求項11に係
る記録媒体、並びに請求項20に係るナビゲーションシ
ステムでは、データ並び替え手段(データ並び替えステ
ップ)において、入力音声データが特定規格の符号化方
式で符号化された音声データであるときにのみ音声デー
タの並び替えを行い、入力音声データが特定規格の符号
化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化された音
声データであるときには音声データの並び替えを行わな
いのが望ましい。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声制御装置、音
声制御方法、記録媒体、それを用いたナビゲーションシ
ステムおよびナビゲーション装置、並びにそれを搭載し
た車輌の実施の形態について、〔第1の実施形態〕、
〔第2の実施形態〕、〔第3の実施形態〕、〔第4の実
施形態〕、〔第5の実施形態〕の順に図面を参照して詳
細に説明する。なお、本発明に係る記録媒体について
は、音声制御方法を実行させるためのプログラムを記録
した記録媒体であることから、その説明は以下の音声制
御方法の説明に含まれるものである。
【0042】〔第1の実施形態〕図1は本発明の第1の
実施形態に係る音声制御装置の構成図である。同図にお
いて、図21(従来例)と重複または対応する構成部分
には同一の符号を付する。図1において、本実施形態の
音声制御装置は、第1データ格納手段101、データ並
び替え手段102、第2データ格納手段103、カウン
ト手段104、第3データ格納手段105、書き込みカ
ウント手段118、データ書き込み手段119、データ
読み出し手段106、復号手段107、データ同期手段
108、パラレル/シリアルデータ変換手段(以下、P
/Sデータ変換手段という)109、基本同期信号選択
手段110、および分周手段111を備えて構成されて
いる。
【0043】第1データ格納手段101は、当該音声制
御装置の外部から第1音声データ信号として送られてき
た入力音声データを一時格納する。データ並び替え手段
102は、第1データ格納手段101から第2音声デー
タ信号として送られてきた音声データを並び替える。な
お、データ並び替え手段102が音声データの並び替え
を行うのは、入力音声データが特定規格の符号化方式
(本実施形態では、CD−ROM XA規格のADPC
M方式)で符号化された音声データである場合のみであ
り、他の規格の符号化方式(ナビ研規格のADPCM方
式)で符号化された音声データである場合には並び替え
を行わずにそのままスルーさせる。また、第2データ格
納手段103は、データ並び替え手段102から第3音
声データ信号として送られてきた音声データを格納す
る。
【0044】第3データ格納手段105は、第2データ
格納手段103から第4音声データ信号として送られて
きた音声データを一時格納する。ここで、書き込みカウ
ント手段118はデータ書き込み信号によりカウントア
ップし、データ書き込み手段119では、書き込みカウ
ント手段118から出力されたカウント値により第2デ
ータ格納手段103から第4音声データとして送られて
きた音声データを第3データ格納手段105に書き込む
こととなる。
【0045】カウント手段104は、基本同期信号の5
12分周した第1同期信号(22.05/18.9kH
z)で値をカウントアップする。データ読み出し手段1
06では、カウント手段104からのカウント信号が6
ビットで接続されており、第3データ格納手段105か
らカウント手段104のカウント値によりデータを読み
出し、第5音声データ信号として出力する。ここで、扱
う音声データがナビ研規格のADPCM方式で符号化さ
れている場合に第1同期信号は22.05kHzであ
り、CD−ROM XA規格のADPCM方式で符号化
されている場合に第1同期信号は18.9kHzであ
る。さらに復号手段107は、データ読み出し手段10
6により読み出された第5音声データ信号を、CD−R
OM XA規格またはナビ研規格のADPCM方式に基
づいて復号し、第6音声データ信号として出力する。
【0046】データ同期手段108は、復号手段107
から出力された第6音声データ信号を同期信号に同期さ
せ、第7音声データ信号として出力する。さらに、P/
Sデータ変換手段109は、データ同期手段108から
出力された16ビットのパラレル音声データを1ビット
のシリアル音声データに変換し、第8音声データ信号と
して出力する。
【0047】基本同期信号選択手段110は、ナビ研規
格、CD−ROM XA規格それぞれの規格でサンプリ
ングされた音声データを処理するのに必要な基本同期信
号をナビ研/CD−ROM XA制御信号に基づき選択
する。また、分周手段111は、基本同期信号選択手段
110で選択された基本同期信号について分周を行っ
て、第1同期信号(22.05/18.9kHz)をカ
ウント手段104に、第2同期信号(11.025/
9.45kHz)および第3同期信号(44.1/3
7.8kHz)をデータ同期手段108に、シリアル制
御信号(2.8224/2.4192MHz)をP/S
データ変換手段109にそれぞれ与えると共に、LR制
御信号(88.2/75.6kHz)を生成する。な
お、括弧内の周波数値は、前者がナビ研規格のADPC
M方式、後者がCD−ROM XA規格のADPCM方
式に相当するものである。
【0048】次に、以上のように構成された本実施形態
の音声制御装置における音声制御方法について、図1、
図5、図7、図8、図25および図26を参照して詳細
に説明する。先ず、本実施形態の音声制御装置がナビ研
規格のADPCM方式(他の規格の符号化方式)で符号
化された音声データを復号する場合には、データ並び替
え手段102において、入力音声データの並び替えは行
われずにそのままスルーして第2データ格納手段103
に格納される。その後のデータ書込み、データ読み出
し、復号、同期およびデータ変換の各処理については、
従来例の音声制御装置(図21、図22、図23および
図24参照)と同等であるので、説明を省略する。
【0049】次に、本実施形態の音声制御装置がCD−
ROM XA規格のADPCM方式(特定規格の符号化
方式)で符号化された音声データを復号する場合につい
て説明する。CD−ROM XA規格のADPCM方式
で符号化されたステレオの音声データは、1サウンドグ
ループにつき4ビット単位のデータ、60個で構成され
ており、60個のデータの内、Lレンジ、Lフィルタ、
RレンジおよびRフィルタの4データが音声データを復
号するためのパラメータデータであり、残りL0〜L2
7およびR0〜R27の56データが符号化されたサン
プルデータである。また、Lレンジ、Lフィルタおよび
L0〜L27が左側の音声データであり、Rレンジ、R
フィルタおよびR0〜R27が右側の音声データであ
る。
【0050】CD−ROM XA規格の音声データは、
図5に示すように、パラメータデータが16バイト、サ
ウンドデータが112バイトの合わせて128バイト単
位でCD−ROMに格納されている。本実施形態の音声
制御装置が、CD−ROM XA規格のADPCM方式
で符号化された18.9kHzでサンプリングされたス
テレオの音声データを処理する場合、音声制御装置は、
先ず、不図示のCD−ROMに格納されている音声デー
タを第1音声データ信号として、図5に示すように、1
28バイト単位で第1データ格納手段101に格納され
る。
【0051】データ並び替え手段102は、第1データ
格納手段101に格納された音声データを、図5の丸数
字の順番に並び替え、図26に示すように、第2データ
格納手段103に格納する。
【0052】第2データ格納手段103から16ビット
単位で出力されてきた第4音声データ信号を、ナビ研・
PCM/CD−ROM XA制御信号に基づいて、書き
込みカウント手段118がデータ書き込み信号により0
から14までカウントし、データ書き込み手段119に
より、図25に示すように、第3データ格納手段105
に行、行、・・・○15行の順番に格納する。
【0053】カウント手段104では、ナビ研・PCM
/CD−ROM XA制御信号により、分周手段111
からの第1同期信号(18.9kHz)で、図7に示す
カウント信号のように、0から59までカウントする。
また、データ読み出し手段106では、第3データ格納
手段105に格納された音声データが、カウント手段1
04からのカウント信号により、図25の行I 列、
行III 列、行II列、行IV列、行 I列、行III
列、行II列、行IV列、・・・○15行IV列の順に4ビ
ットずつ、第5音声データ信号が図7のように出力され
る。
【0054】第3データ格納手段105から出力された
レンジデータ、フィルタデータ、サンプルデータは、復
号手段107に入力され、CD−ROM XA規格のA
DPCM方式に基づいて16ビットの音声データに復号
され、第6音声データ信号として図7のように出力され
る。第6音声データ信号は、データ同期手段108にお
いて、第2同期信号(9.45kHz)、第3同期信号
(37.8kHz)に対する同期がとられ、第7音声デ
ータ信号として図7のように出力される。
【0055】データ同期手段108から出力された16
ビットの第7音声データは、P/Sデータ変換手段10
9において、シリアル制御信号(2.4192MHz)
により、パラレルデータからシリアルデータに変換さ
れ、第8音声データ信号として図8のように出力され、
LR制御信号(75.6kHz)、シリアル制御信号
(2.4192MHz)と共に当該音声制御装置から出
力され、D/Aコンバータに供給されることとなる。
【0056】以上のように、図1に示す第1の実施形態
の音声制御装置によれば、CD−ROM XA規格のA
DPCM符号化音声データの処理を行う場合、第3デー
タ格納手段105に音声データを転送する前に、データ
並び替え手段102によりナビ研規格のCD−ROMに
格納されているのと同じデータ配列に並び替えを行い、
また、基本同期信号をCD−ROM XA規格の基本同
期信号に切替えることにより、従来例のナビ研規格のA
DPCM方式で符号化された音声データに専用の音声制
御装置における処理ステップおよび回路構成と対比し
て、第3データ格納手段105以降の処理ステップおよ
び回路構成を変更することなくそのまま使用し、かつ、
第1データ格納手段101、データ並び替え手段102
および第2データ格納手段103の必要最小限の回路構
成または処理ステップを追加するだけで、ナビ研規格ま
たはCD−ROM XA規格の複数の規格のADPCM
方式で符号化された音声データを復号することができ、
また、音声データのD/Aコンバータへの受け渡し処理
を行うことができる。換言すれば、符号化方式毎に音声
制御装置を必要とせず、小規模な回路変更で異なる規格
の符号化方式の復号、D/Aコンバータへの受け渡し処
理ができる。
【0057】なお、本実施形態の音声制御装置では、C
D−ROM XA規格のADPCM符号化方式で符号化
された音声データ(ステレオデータ)について説明した
が、データ並び替え手段102における音声データの並
び替え方法を変えることにより、CD−ROM XA規
格のADPCM符号化方式で符号化された音声データの
モノラルデータなど、他の様々なADPCM符号化音声
データにも対応させることが可能である。
【0058】〔第2の実施形態〕図2は本発明の第2の
実施形態に係る音声制御装置の構成図である。同図にお
いて、図1(第1の実施形態)と重複または対応する構
成部分には同一の符号を付する。図2において、本実施
形態の音声制御装置は、第1データ格納手段101、デ
ータ並び替え手段102、第2データ格納手段103、
カウント手段104、第3データ格納手段105、書き
込みカウント手段118、データ書き込み手段119、
データ読み出し手段106、復号手段107、第2デー
タ読み出し手段112、データ選択手段113、データ
同期手段108、P/Sデータ変換手段109、基本同
期信号選択手段110、および分周手段111を備えて
構成されている。すなわち本実施形態は、上記第1の実
施形態の音声制御装置に、第2データ読み出し手段11
2およびデータ選択手段113を設けたものである。
【0059】第1データ格納手段101は、当該音声制
御装置の外部から第1音声データ信号として送られてき
た入力音声データを一時格納する。データ並び替え手段
102は、第1データ格納手段101から第2音声デー
タ信号として送られてきた音声データを並び替える。な
お、データ並び替え手段102が音声データの並び替え
を行うのは、入力音声データが特定規格の符号化方式
(本実施形態では、CD−ROM XA規格のADPC
M方式)で符号化された音声データである場合のみであ
り、他の規格の符号化方式(ナビ研規格のADPCM方
式またはPCM方式)で符号化された音声データである
場合には並び替えを行わずにそのままスルーさせる。ま
た、第2データ格納手段103は、データ並び替え手段
102から第3音声データ信号として送られてきた音声
データを格納する。
【0060】第3データ格納手段105は、第2データ
格納手段103から第4音声データ信号として送られて
きた音声データを一時格納する。ここで、書き込みカウ
ント手段118はデータ書き込み信号によりカウントア
ップし、データ書き込み手段119では、書き込みカウ
ント手段118から出力されたカウント値により第2デ
ータ格納手段103から第4音声データとして送られて
きた音声データを第3データ格納手段105に書き込む
こととなる。
【0061】カウント手段104は、基本同期信号の5
12分周した第1同期信号(22.05/18.9kH
z)で値をカウントアップする。第1データ読み出し手
段106では、カウント手段104からのカウント信号
が6ビットで接続されており、第3データ格納手段10
5からカウント手段104のカウント値によりデータを
読み出し、第5音声データ信号として出力する。また、
第2データ読み出し手段112では、カウント手段10
4からのカウント信号が6ビットの内の上位4ビットで
接続されており、第3データ格納手段105からカウン
ト手段104の第1データ読み出し手段106とは違う
カウント値によりデータを読み出し、第9音声データ信
号として出力する。
【0062】ここで、扱う音声データがナビ研規格のA
DPCM方式またはPCM方式で符号化されている場合
に第1同期信号は22.05kHzであり、CD−RO
MXA規格のADPCM方式で符号化されている場合に
第1同期信号は18.9kHzである。さらに復号手段
107は、第1データ読み出し手段106により読み出
された第5音声データ信号を、CD−ROM XA規格
またはナビ研規格のADPCM方式に基づいて復号し
て、第6音声データ信号として出力する。
【0063】データ選択手段113は、ADPCM/P
CM音声データ制御信号により、復号手段107が出力
する第6音声データ信号または第2データ読み出し手段
112が出力する第9音声データ信号を選択して、第1
0音声データ信号として出力する。データ同期手段10
8は、データ選択手段113から出力された第10音声
データ信号を同期信号に同期させ、第7音声データ信号
として出力する。さらに、P/Sデータ変換手段109
は、データ同期手段108から出力された16ビットの
パラレル音声データを1ビットのシリアル音声データに
変換し、第8音声データ信号として出力する。
【0064】基本同期信号選択手段110は、ナビ研規
格、CD−ROM XA規格それぞれの規格でサンプリ
ングされた音声データを処理するのに必要な基本同期信
号をナビ研・PCM/CD−ROM XA制御信号に基
づき選択する。また、分周手段111は、基本同期信号
選択手段110で選択された基本同期信号について分周
を行って、第1同期信号(22.05/18.9kH
z)をカウント手段104に、第2同期信号(11.0
25/9.45kHz)および第3同期信号(44.1
/37.8kHz)をデータ同期手段108に、シリア
ル制御信号(2.8224/2.4192MHz)をP
/Sデータ変換手段109にそれぞれ与えると共に、L
R制御信号(88.2/75.6kHz)を生成する。
なお、括弧内の周波数値は、前者がナビ研規格のADP
CM方式またはPCM方式、後者がCD−ROM XA
規格のADPCM方式に相当するものである。
【0065】次に、以上のように構成された本実施形態
の音声制御装置における音声制御方法について、図2、
図6、図9および図10を参照して詳細に説明する。本
実施形態の音声制御装置が図1で示した第1の実施形態
と異なるのは、PCM方式で符号化された音声データを
第1の実施形態の音声制御装置の回路を共用してD/A
コンバータに渡している点である。
【0066】したがって、本実施形態の音声制御装置が
ナビ研規格のADPCM方式(他の規格の符号化方式)
で符号化された音声データを復号する場合には、データ
並び替え手段102において、入力音声データの並び替
えは行われずにそのままスルーして第2データ格納手段
103に格納され、その後のデータ書込み、データ読み
出し、復号、同期およびデータ変換の各処理について
は、従来例の音声制御装置(図21、図22、図23お
よび図24参照)と同等である。また、CD−ROM
XA規格のADPCM方式で符号化され18.9kHz
でサンプリングされたステレオの音声データを処理する
場合の動作については、第1の実施形態の音声制御装置
(図1、図5、図7、図8、図25および図26参照)
と同等である。
【0067】次に、PCM方式で符号化され22.05
kHzでサンプリングされたモノラルの音声データを処
理する場合について、本実施形態の音声制御装置におけ
る動作を説明する。先ず、データ並び替え手段102で
は、音声データの並び替えは行われず、第2データ格納
手段103から16ビット単位で入力してきた第4音声
データ信号を、ナビ研・PCM/CD−ROM XA制
御信号により、書き込みカウント手段108がデータ書
き込み信号により0から15までカウントして、データ
書き込み手段119により第3データ格納手段105に
図6のように行、行、・・・○16行の順番に格納さ
れる。PCM方式で符号化されたモノラルの音声データ
は、16ビット単位のデータで構成されている。
【0068】カウント手段104は、ナビ研・PCM/
CD−ROM XA制御信号により、分周手段111か
らの第1同期信号(22.05kHz)で、図9に示す
カウント信号のように、0から63までカウントする。
第2データ読み出し手段112では、第3データ格納手
段105に格納された音声データを、カウント手段10
4からのカウント信号6ビットの内、上位4ビットによ
り、図6の行、行、・・・○16行の順に16ビット
ずつ第9音声データ信号として、図9に示すように出力
される。
【0069】次に、データ選択手段113では、ADP
CM/PCM音声データ制御信号によって第9音声デー
タ信号が選択されて、第10音声データ信号として出力
される。また、データ同期手段8では、第2同期信号
(11.025kHz)および第3同期信号(44.1
kHz)に同期させて、第7音声データ信号として図9
のように出力される。
【0070】データ同期手段108から出力された第7
音声データ信号は、パラレル/シリアルデータ変換手段
109において、シリアル制御信号(2.8224MH
z)によってシリアルデータに変換され、第8音声デー
タ信号として図10のように出力される。この第8音声
データ信号は、LR制御信号(88.2kHz)および
シリアル制御信号(2.8224MHz)と共に当該音
声制御装置から出力され、D/Aコンバータに入力され
ることとなる。
【0071】以上のように、図2に示す第2の実施形態
の音声制御装置によれば、CD−ROM XA規格のA
DPCM符号化音声データの処理を行う場合には、第3
データ格納手段105に音声データを転送する前に、デ
ータ並び替え手段102によりナビ研規格のCD−RO
Mに格納されているのと同じデータ配列に並び替えを行
い、ナビ研規格のADPCM符号化音声データまたはP
CM符号化音声データの処理を行う場合には、ADPC
M符号化/PCM符号化の方式の違いにより第3データ
格納手段105から読み出すカウント値を変えるように
しているので、従来例のナビ研規格のADPCM方式で
符号化された音声データに専用の音声制御装置における
処理ステップおよび回路構成と対比して、新たにデータ
格納手段を必要とせず、第1データ格納手段101、デ
ータ並び替え手段102および第2データ格納手段10
3、並びに、第2データ読み出し手段112およびデー
タ選択手段113の必要最小限の回路構成または処理ス
テップを追加するだけで、ナビ研規格またはCD−RO
M XA規格のADPCM方式或いはPCM方式で符号
化された音声データの復号することができ、また、音声
データのD/Aコンバータへの受け渡し処理を行うこと
ができる。換言すれば、符号化方式毎に音声制御装置を
必要とせず、小規模な回路変更で異なる規格の符号化方
式の復号、D/Aコンバータへの受け渡し処理ができ
る。
【0072】〔第3の実施形態〕図3は本発明の第3の
実施形態に係る音声制御装置の構成図である。同図にお
いて、図2(第2の実施形態)と重複または対応する構
成部分には同一の符号を付する。図3において、本実施
形態の音声制御装置は、第1データ格納手段101、デ
ータ並び替え手段102、第2データ格納手段103、
カウント手段104、第3データ格納手段105、書き
込みカウント手段118、データ書き込み手段119、
データ読み出し手段106、復号手段107、第2デー
タ読み出し手段112、データ選択手段113、データ
同期手段108、データ補間手段114、P/Sデータ
変換手段109、基本同期信号選択手段110、および
分周手段111を備えて構成されている。
【0073】すなわち、本実施形態の音声制御装置は、
上記第2の実施形態の音声制御装置に、データ補間手段
114を設けたものである。このデータ補間手段114
は、データ同期手段108から出力された第7音声デー
タ信号について、第3同期信号に基づき補間処理を行
い、第8音声データ信号として出力する。
【0074】なお、その他の各構成要素の機能は第2の
実施形態のものとほぼ同等であるが、分周手段111
が、基本同期信号選択手段110で選択された基本同期
信号について分周を行って、第1同期信号をカウント手
段104に、第2同期信号および第3同期信号をデータ
同期手段108に、シリアル制御信号をP/Sデータ変
換手段109にそれぞれ与える他に、第3同期信号(4
4.1/37.8kHz)をデータ補間手段114に与
える点が異なる。
【0075】次に、以上のように構成された本実施形態
の音声制御装置における音声制御方法について、図3、
図11、図12、図13および図14を参照して詳細に
説明する。本実施形態の音声制御装置が図2で示した第
2の実施形態と異なるのは、音声データのサンプリング
周波数より低い周期でデータの補間を行うことにより、
急激な音量変化の抑制をデータ補間手段114で行って
いる点である。
【0076】データ同期手段108に至るまでの各構成
要素の動作については、第2の実施形態のものと同等で
ある。CD−ROM XA規格のADPCM方式で符号
化された音声データを復合する場合には、サンプリング
周波数18.9kHzでサンプリングされた音声データ
がデータ補間手段114に入力してくる。この時、デー
タ補間手段114は、図13に示すように、最初に入力
してきた音声データと2番目に入力してきた音声デー
タを加えて2で割った値を、第2同期信号(37.8
kHz)の周期で図11のように第8音声データ信号と
して出力する。
【0077】また、ナビ研規格のADPCM方式または
PCM方式で符号化された音声データを復合する場合に
は、両符号化方式ともサンプリング周波数22.05k
Hzでサンプリングされた音声データがデータ補間手段
114に入力してくる。この時、データ補間手段114
は、図14に示すように、最初に入力してきた音声デー
タと2番目に入力してきた音声データを加えて2で
割った値を、第3同期信号(44.1kHz)の周期で
図11のように第8音声データ信号として出力する。
【0078】データ補間手段114から出力された第8
音声データ信号は、P/Sデータ変換手段109におい
て、シリアル制御信号(2.8224MHz)によって
シリアルデータに変換されて、第11音声データ信号と
して図12のように出力され、LR制御信号(88.2
kHz)およびシリアル制御信号(2.8224MH
z)と共に当該音声制御装置から出力され、D/Aコン
バータに入力されることとなる。
【0079】以上のように、図3に示す第3の実施形態
の音声制御装置によれば、データ補間手段114によ
り、データ選択手段113から出力された音声データの
サンプリング周波数より低い周期で補間するので、CD
−ROM XA規格ADPCM符号化音声データ、ナビ
研規格のADPCM符号化音声データ、或いはPCM符
号化音声データのどの符号化方式の音声データについて
も急激な音量変化を抑制することができる。
【0080】〔第4の実施形態〕図4は本発明の第4の
実施形態に係る音声制御装置の構成図である。同図にお
いて、図2(第2の実施形態)および図3(第3の実施
形態)と重複または対応する構成部分には同一の符号を
付する。図4において、本実施形態の音声制御装置は、
第1データ格納手段101、データ並び替え手段10
2、第2データ格納手段103、2サンプリング周波数
対応カウント手段115、第3データ格納手段105、
書き込みカウント手段118、データ書き込み手段11
9、データ読み出し手段106、復号手段107、第2
データ読み出し手段112、データ選択手段113、デ
ータ同期手段108、2サンプリング周波数対応データ
補間手段117、P/Sデータ変換手段109、基本同
期信号選択手段110、および2サンプリング周波数対
応分周手段116を備えて構成されている。
【0081】本実施形態は、上記第3の実施形態の音声
制御装置において、カウント手段104を2サンプリン
グ周波数対応カウント手段115に、データ補間手段1
14を2サンプリング周波数対応データ補間手段117
に、分周手段111を2サンプリング周波数対応分周手
段116に変更したものである。
【0082】2サンプリング周波数対応カウント手段1
15は、音声データのサンプリング周波数、即ちサンプ
リング周波数制御信号により、カウントアップの周期を
変える。したがって、第1データ読み出し手段106で
は、2サンプリング周波数対応カウント手段115から
の6ビットのカウント信号により第3データ格納手段1
05からデータを読み出し、第2データ読み出し手段1
12では、2サンプリング周波数対応カウント手段11
5からの6ビットの内、上位4ビットのカウント信号に
より第3データ格納手段105からデータを読み出すこ
とになる。
【0083】また、2サンプリング周波数対応データ補
間手段117は、データ同期手段108から出力された
第7音声データ信号の補間を行うが、サンプリング周波
数が11.025/9.45kHzの音声データにも対
応した構成である。
【0084】さらに、2サンプリング周波数対応分周手
段116は、基本同期信号選択手段110で選択された
基本同期信号について分周を行って、第1同期信号(2
2.05/18.9kHz)および第2同期信号(1
1.025/9.45kHz)を2サンプリング周波数
対応カウント手段115に、第2同期信号および第3同
期信号(44.1/37.8kHz)をデータ同期手段
108に、第3同期信号を2サンプリング周波数対応デ
ータ補間手段117に、シリアル制御信号(2.822
4/2.4192MHz)をP/Sデータ変換手段10
9にそれぞれ与えると共に、LR制御信号(88.2/
75.6kHz)を生成する。なお、括弧内の周波数値
は、前者がナビ研規格のADPCM方式またはPCM方
式、後者がCD−ROM XA規格のADPCM方式に
相当するものである。
【0085】次に、以上のように構成された本実施形態
の音声制御装置における音声制御方法について、図4、
図5、図6,図15、図16、図17、図18、図1
9、図20、図25および図26を参照して詳細に説明
する。
【0086】先ず、本実施形態の音声制御装置がCD−
ROM XA規格のADPCM方式で符号化された周波
数18.9kHzでサンプリングされたステレオの音声
データを処理する場合には、CD−ROMに格納されて
いる音声データを第1音声データ信号として、図5に示
すような128バイト単位で第1データ格納手段101
に格納する。
【0087】CD−ROM XA規格の音声データは、
図5に示すように、パラメータデータが16バイト、サ
ウンドデータが112バイトの合わせて128バイト単
位でCD−ROMに格納されているので、 データ並び
替え手段102は第1データ格納手段101に格納され
た音声データを図5の丸数字の順番に並び替え、第2デ
ータ格納手段103に図26のように格納する。
【0088】次に、第2データ格納手段103から16
ビット単位で入力してきた第4音声データ信号を、ナビ
研・PCM/CD−ROM XA制御信号により、書き
込みカウント手段118がデータ書き込み信号により0
から14までカウントし、データ書き込み手段119に
より、図25に示すように、第3データ格納手段105
に行、行、・・・○15行の順番に格納する。
【0089】2サンプリング周波数対応カウント手段1
15は、ナビ研・PCM/CD−ROM XA制御信号
により、2サンプリング周波数対応分周手段116から
の第2同期信号(9.45kHz)に基づき、図15に
示すカウント信号のように、0から59までカウントす
る。第1データ読み出し手段106では、第3データ格
納手段105に格納された音声データを、2サンプリン
グ周波数対応カウント手段115からのカウント信号に
より、図25の行I 列、行III 列、行II列、行
IV列、行I 列、行III 列、行II列、行IV列、・
・・○15行IV列の順に4ビットずつ、第5音声データ信
号として図15のように出力される。
【0090】また、第3データ格納手段105から出力
されたレンジデータ、フィルタデータおよびサンプルデ
ータは、復号手段107に入力され、CD−ROM X
A規格またはナビ研規格のADPCM方式に基づいて1
6ビットの音声データに復号され、第6音声データ信号
として図15のように出力される。
【0091】さらに、データ選択手段113では、AD
PCM/PCM音声データ制御信号により第6音声デー
タ信号が選択されて、第10音声データ信号として出力
され、データ同期手段108により、第2同期信号
(9.45kHz)および第3同期信号(37.8kH
z)と同期がとられ、図15のように第7音声データ信
号として出力される。
【0092】データ同期手段108から出力された第7
音声データ信号は、2サンプリング周波数対応データ補
間手段117において、図17に示すように、最初に入
力されたデータと2番目に入力されたデータを加え
て2で割った値に、さらに最初に入力されたデータを
加えて2で割った値を、第3同期信号(37.8kH
z)の周期で第8音声データ信号として図15のように
出力される。
【0093】2サンプリング周波数対応データ補間手段
117から出力された第8音声データ信号は、P/Sデ
ータ変換手段109において、シリアル制御信号(2.
4192MHz)によってシリアルデータに変換され、
第11音声データ信号として図16のように出力され、
LR制御信号(75.6kHz)およびシリアル制御信
号(2.4192MHz)と共に当該音声制御装置から
出力され、D/Aコンバータに入力されることになる。
【0094】次に、本実施形態の音声制御装置がPCM
方式で符号化された周波数11.025kHzでサンプ
リングされたモノラルの音声データを処理する場合に
は、データ並び替え手段102において音声データの並
び替えを行わず、ナビ研・PCM/CD−ROM XA
制御信号により、書き込みカウント手段108がデータ
書き込み信号により0から15までカウントし、データ
書き込み手段109により第2データ格納手段103か
ら16ビット単位で入力してきた音声データを、図6に
示すように、行、行、・・・○16行の順番に第3デ
ータ格納手段105に格納する。
【0095】2サンプリング周波数対応カウント手段1
15は、ナビ研・PCM/CD−ROM XA制御信号
により、2サンプリング周波数対応分周手段116から
の第2同期信号(11.025kHz)に基づき、図1
9に示すカウント信号のように0から63までカウント
する。第2データ読み出し手段112では、第3データ
格納手段105に格納された音声データは、2サンプリ
ング周波数対応カウント手段115からのカウント信号
6ビットの内、上位4ビットで、図6の行、行、・
・・○16行の順に16ビットずつ、図19に示すよう
に、第9音声データ信号として出力される。
【0096】したがって、第3データ格納手段105か
ら出力された音声データは、データ選択手段113にお
いて、ADPCM/PCM音声データ制御信号により第
9音声データ信号が選択されるので、第10音声データ
信号として出力されることとなる。データ選択手段11
3から出力された第10音声データ信号は、データ同期
手段108において、第2同期信号(11.025kH
z)および第3同期信号(44.1kHz)と同期がと
られ、図19に示すような第7音声データ信号として出
力される。
【0097】データ同期手段108から出力された第7
音声データ信号は、2サンプリング周波数対応データ補
間手段117において、図18に示すように、最初に入
力されたデータと2番目に入力されたデータを加え
て2で割った値を、さらに最初に入力されたデータに
加えて2で割った値を、第3同期信号(44.1kH
z)の周期で第8音声データ信号として図19のように
出力される。
【0098】さらに第8音声データ信号は、P/Sデー
タ変換手段109において、シリアル制御信号(2.8
228MHz)によって図20に示すようなシリアルデ
ータに変換され、第11音声データ信号として出力さ
れ、LR制御信号(88.2kHz)およびシリアル制
御信号(2.8228MHz)と共に当該音声制御装置
から出力され、D/Aコンバータに入力されることにな
る。
【0099】以上のように、図4に示す第4の実施形態
の音声制御装置によれば、2つのサンプリング周波数の
CD−ROM XA規格またはナビ研規格のADPCM
符号化音声データ、或いはPCM符号化音声データの処
理を行う場合、ADPCM方式/PCM方式の符号化方
式の違いにより、第3データ格納手段105のデータ配
置位置、第3データ格納手段105から呼び出すカウン
ト値を変えることにより、新たにデータ格納手段を必要
とせず、必要最小限の回路構成または処理ステップを追
加するだけでCD−ROM XA規格またはナビ研規格
のADPCM符号化音声データ、或いはPCM符号化音
声データの復号、並びにD/Aコンバータへの受け渡し
処理を行うことができる。また、データ補間手段117
を2サンプリング周波数対応として、復号手段107か
ら出力される音声データの補間回数を変えることによ
り、入力音声データが異なるサンプリング周波数の時で
も、音声データの復号、D/Aコンバータへの受け渡し
処理を確実に行うことができる。
【0100】〔第5の実施形態〕図27は本発明の第5
の実施形態に係るナビゲーションシステムおよびナビゲ
ーション装置(以下、代表的にナビゲーションシステム
という)のハードウェアの基本的構成を示す構成図であ
る。本実施形態のナビゲーションシステムは、車輌に搭
載されたカーナビ(Car Navigation System)であり、
運転者に自車位置や目的地までの最適ルート情報を提供
して、時間・エネルギー効率や環境性を向上させるもの
である。
【0101】図27において、本実施形態のナビゲーシ
ョンシステムは、システム制御部501、通信制御部5
03、GPS受信部505、アンテナ504,506、
車輌情報部507、車速センサ509、振動ジャイロ5
11、描画・表示制御部513、モニタ514、CD−
ROM制御部515、CD−ROM516、音声制御部
517、スピーカ518、音声認識部519、マイクロ
フォン520、リモコン制御部521およびリモコン端
末522を備えて構成されている。
【0102】通信制御部503、GPS受信部505、
アンテナ504,506、車輌情報部507、車速セン
サ509および振動ジャイロ511は、センシング・イ
ンタフェース部を構成している。自車位置、速度および
方位を計測するセンサとしてGPS(Global Positioni
ng System:全世界的測位システム)を使用している
が、衛星からの受信が難しい状況下での補間や、センサ
相互に誤差を補正しあって精度を向上させる目的で車速
センサ509および振動ジャイロ511の自立航法系が
ハイブリッドされている。また、通信制御部503はV
ICS(VehicleInformation & Communication Syste
m:道路交通情報通信システム)からの渋滞情報等を受
信制御し、車輌情報部507は車輌状態(右折、後退、
駐車等)を検出する。
【0103】また、描画・表示制御部513、CD−R
OM制御部515、音声制御部517、音声認識部51
9およびリモコン制御部521は周辺機器制御部を、モ
ニタ514、CD−ROM516、スピーカ518、マ
イクロフォン520およびリモコン端末522はユーザ
制御インタフェース部をそれぞれ構成している。
【0104】さらに、システム制御部501は、センサ
からの自車位置情報とCD−ROM516からの地図デ
ータに基づいて、現在走行中の道路上位置を割り出すマ
ッピング処理を行ったり、通信制御部503からの渋滞
情報、上記道路上位置データおよびリモコン制御部52
1からのユーザ設定目的地情報に基づいて、最適経路を
計算・誘導したりする。
【0105】本実施形態のナビゲーションシステムは、
音声制御部517に特徴があり、上記第1、第2、第3
および第4の実施形態で説明した音声制御装置とD/A
コンバータを備えて構成することにより、ナビ研規格ま
たはCD−ROM XA規格のADPCM方式或いはP
CM方式等の異なる規格の符号化方式で符号化されてC
D−ROM516に記録されている音声データの復号、
並びに該音声データのD/Aコンバータへの受け渡し処
理を、必要最小限の回路構成または処理ステップの追
加、即ち小規模な回路変更またはルーチン変更で実現す
ることができ、ナビゲーションシステムの装置コストの
低減や装置の小型化に貢献できる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定規格の符号化方式で符号化された音声データを復号
する場合には、データ並び替え手段(データ並び替えス
テップ)によってあらかじめ音声データを並び替えた後
に、復号、同期信号への同期、シリアルデータへの変換
を行って、D/Aコンバータへの受け渡しを行うので、
他の規格の符号化方式で符号化された音声データに専用
の回路構成または処理ルーチンに対して必要最小限の回
路構成またはステップを追加するだけで、複数の規格の
符号化方式で符号化された音声データの復号、並びに音
声データのD/Aコンバータへの受け渡し処理が可能と
なり、結果として優れた音声制御装置、音声制御方法、
記録媒体、それを用いたナビゲーションシステムおよび
ナビゲーション装置、並びにそれを搭載した車輌を提供
することができる。また、小規模な回路変更または処理
ルーチン変更で音声制御装置、音声制御方法、または記
録媒体を実現することができるので、ナビゲーションシ
ステム、ナビゲーション装置および車輌における装置コ
ストの低減や装置の小型化に貢献できる。
【0107】また、本発明によれば、特定規格の符号化
方式で符号化された音声データを復号する場合には、デ
ータ並び替え手段(データ並び替えステップ)によって
あらかじめ音声データを並び替え、また、符号化方式毎
に異なるカウント値でデータ格納手段から音声データを
読み出す第1および第2データ読み出し手段(第1およ
び第2データ読み出しステップ)を備えて、第1データ
読み出し手段(第1データ読み出しステップ)からの音
声データを復号し、復号された音声データまたは第2デ
ータ読み出し手段(第2データ読み出しステップ)から
の音声データの何れかを選択した後、同期信号への同
期、シリアルデータへの変換を行って、D/Aコンバー
タへの受け渡しを行うので、他の規格の符号化方式で符
号化された音声データに専用の回路構成または処理ルー
チンに対して新たなデータ格納手段等を必要とすること
なく、必要最小限の回路構成またはステップを追加する
だけで、複数種の規格および複数種の符号化方式で符号
化された音声データの復号、並びに音声データのD/A
コンバータへの受け渡し処理が可能となり、結果として
優れた音声制御装置、音声制御方法、記録媒体、それを
用いたナビゲーションシステムおよびナビゲーション装
置、並びにそれを搭載した車輌を提供することができ
る。また、小規模な回路変更または処理ルーチン変更で
音声制御装置、音声制御方法、または記録媒体を実現す
ることができるので、ナビゲーションシステム、ナビゲ
ーション装置および車輌における装置コストの低減や装
置の小型化に貢献できる。
【0108】また、本発明によれば、データ同期手段か
ら出力された音声データについて、データ補間手段(デ
ータ補間ステップ)によって音声データのサンプリング
周波数より低い周期で補間するので、複数種の符号化方
式による音声データそれぞれについて急激な音量変化の
抑制ができる。
【0109】さらに、本発明によれば、カウント手段
(カウントステップ)において、分周手段から与えられ
た同期信号を基にカウントする同期信号の周期を変える
とともに、データ補間手段(データ補間ステップ)にお
いて、復号手段(復号ステップ)から出力される音声デ
ータの補間回数を変えることにより、入力音声データが
異なるサンプリング周波数の時でも、音声データの復
号、D/Aコンバータへの受け渡し処理を確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る音声制御装置の
構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る音声制御装置の
構成図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る音声制御装置の
構成図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る音声制御装置の
構成図である。
【図5】本発明の実施形態におけるCD−ROM XA
規格のADPCM符号化データが第1データ格納手段に
格納されるときのデータ配置位置を示した概念図であ
る。
【図6】本発明の実施形態におけるPCM符号化データ
が第3データ格納手段に格納されるときのデータ配置位
置を示した概念図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるADPCM符
号化データが処理される時の各構成要素から出力される
信号のタイミング図である。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるADPCM符
号化データが処理される時のパラレル・シリアルデータ
変換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図9】本発明の第2の実施形態におけるPCM符号化
データが処理される時の各構成要素から出力される信号
のタイミング図である。
【図10】本発明の第2の実施形態におけるPCM符号
化データが処理される時のパラレル・シリアルデータ変
換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図11】本発明の第3の実施形態におけるADPCM
符号化データが処理される時の各構成要素から出力され
る信号のタイミング図である。
【図12】本発明の第3の実施形態におけるADPCM
符号化データが処理される時のパラレル・シリアルデー
タ変換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図13】本発明の第3の実施形態における音声データ
のサンプリング周波数が18.9kHzの時のデータ補
間手段の動作説明のための特性図である。
【図14】本発明の第3の実施形態における音声データ
のサンプリング周波数が22.05kHzの時のデータ
補間手段の動作説明のための特性図である。
【図15】本発明の第4の実施形態におけるADPCM
符号化データが処理される時の各構成要素から出力され
る信号のタイミング図である。
【図16】本発明の第4の実施形態におけるADPCM
符号化データが処理される時のパラレル・シリアルデー
タ変換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図17】本発明の第4の実施形態における音声データ
のサンプリング周波数が9.45kHzの時のデータ補
間手段の動作説明のための特性図である。
【図18】本発明の第4の実施形態における音声データ
のサンプリング周波数が11.025kHzの時のデー
タ補間手段の動作説明のための特性図である。
【図19】本発明の第4の実施形態におけるPCM符号
化データが処理される時の各構成要素から出力される信
号のタイミング図である。
【図20】本発明の第4の実施形態におけるPCM符号
化データが処理される時のパラレル・シリアルデータ変
換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図21】従来の音声制御装置の構成図である。
【図22】ナビ研規格のADPCM符号化データがデー
タ格納手段に格納されるときのデータ配置位置を示した
概念図である。
【図23】従来の音声制御装置におけるADPCM符号
化データが処理される時の各構成要素から出力される信
号のタイミング図である。
【図24】従来の音声制御装置におけるADPCM符号
化データが処理される時のパラレル・シリアルデータ変
換手段から出力される信号のタイミング図である。
【図25】CD−ROM XA規格のADPCM符号化
データがデータ格納手段に格納されるときのデータ配置
位置を示した概念図である。
【図26】本発明の実施形態におけるCD−ROM X
A規格のADPCM符号化データが第2データ格納手段
に格納されるときのデータ配置位置を示した概念図であ
る。
【図27】本発明の第5の実施形態に係るナビゲーショ
ンシステムの構成図である。
【符号の説明】
101 第1データ格納手段 102 データ並び替え手段 103 第2データ格納手段 104 カウント手段 105 第3データ格納手段 106 データ読み出し手段 107 復号手段 108 データ同期手段 109 パラレル/シリアルデータ変換手段 110 基本同期信号選択手段 111 分周手段 112 第2データ読み出し手段 113 データ選択手段 114 データ補間手段 115 2サンプリング周波数対応カウント手段 116 2サンプリング周波数対応データ分周手段 117 2サンプリング周波数対応データ補間手段 118 書き込みカウント手段 119 データ書き込み手段 201 カウント手段 202 データ格納手段 203 データ読み出し手段 204 復号手段 205 データ同期手段 206 パラレル/シリアルデータ変換手段 207 分周手段 208 書き込みカウント手段 209 データ書き込み手段 501 システム制御部 503 通信制御部 505 GPS受信部 504,506 アンテナ 507 車輌情報部 509 車速センサ 511 振動ジャイロ 513 描画・表示制御部 514 モニタ 515 CD−ROM制御部 516 CD−ROM 517 音声制御部 518 スピーカ 519 音声認識部 520 マイクロフォン 521 リモコン制御部 522 リモコン端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/30 G10L 19/00 H03M 9/00

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声データを一時格納する第1デー
    タ格納手段と、 前記入力音声データが特定規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データであるときに、前記第1データ格納手段
    に格納された音声データを並び替えるデータ並び替え手
    段と、 前記データ並び替え手段により並び替えた音声データを
    一時格納する第2データ格納手段と、 前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
    ップするカウント手段と、 前記第2データ格納手段から出力された音声データを一
    時格納する第3データ格納手段と、 データ書き込み信号によりカウントアップする書き込み
    カウント手段と、 前記書き込みカウント手段から出力されたカウント値に
    より前記第2データ格納手段から出力された音声データ
    を前記第3データ格納手段に書き込むデータ書き込み手
    段と、 前記カウント手段から出力されたカウント値により、前
    記第3データ格納手段から音声データを読み出すデータ
    読み出し手段と、 前記データ読み出し手段から出力された音声データを復
    号する復号手段と、 前記復号手段から出力された音声データを同期信号に同
    期して出力するデータ同期手段と、 前記データ同期手段から出力された音声データをパラレ
    ルデータからシリアルデータに変換するパラレル/シリ
    アルデータ変換手段と、 前記特定規格の符号化方式で符号化された音声データを
    復号するのに必要な第1基本同期信号と、前記特定規格
    の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データを復号するのに必要な第2基本同期信号
    とを、前記入力音声データに応じて選択する基本同期信
    号選択手段と、 前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号
    を分周して、前記カウント手段、データ同期手段および
    パラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を
    生成する分周手段と、を有することを特徴とする音声制
    御装置。
  2. 【請求項2】 入力音声データを一時格納する第1デー
    タ格納手段と、 前記入力音声データが特定規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データであるときに、前記第1データ格納手段
    に格納された音声データを並び替えるデータ並び替え手
    段と、 前記データ並び替え手段により並び替えた音声データを
    一時格納する第2データ格納手段と、 前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
    ップするカウント手段と、 前記第2データ格納手段から出力された音声データを一
    時格納する第3データ格納手段と、 データ書き込み信号によりカウントアップする書き込み
    カウント手段と、 前記書き込みカウント手段から出力されたカウント値に
    より前記第2データ格納手段から出力された音声データ
    を前記第3データ格納手段に書き込むデータ書き込み手
    段と、 前記カウント手段から出力されたカウント値により、前
    記第3データ格納手段から音声データを読み出す第1デ
    ータ読み出し手段と、 前記第1データ読み出し手段とは違うカウント値によ
    り、前記第3データ格納手段から音声データを読み出す
    第2データ読み出し手段と、 前記第1データ読み出し手段から出力された音声データ
    を復号する復号手段と、 制御信号により、前記復号手段の出力する音声データと
    前記第2データ読み出し手段の出力する音声データとを
    選択するデータ選択手段と、 前記データ選択手段から出力された音声データを同期信
    号に同期して出力するデータ同期手段と、 前記データ同期手段から出力された音声データをパラレ
    ルデータからシリアルデータに変換するパラレル/シリ
    アルデータ変換手段と、 前記特定規格の符号化方式で符号化された音声データを
    復号するのに必要な第1基本同期信号と、前記特定規格
    の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データを復号するのに必要な第2基本同期信号
    とを、前記入力音声データに応じて選択する基本同期信
    号選択手段と、 前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号
    を分周して、前記カウント手段、データ同期手段および
    パラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を
    生成する分周手段と、を有することを特徴とする音声制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記データ同期手段から出力された音声
    データの補間を行うデータ補間手段を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の音声制御装置。
  4. 【請求項4】 前記入力音声データが異なるサンプリン
    グ周波数の時、前記カウント手段が前記分周手段から与
    えられた同期信号を基にカウントする同期信号の周期を
    変えるとともに、前記データ補間手段が前記復号手段か
    ら出力される音声データの補間回数を変えることを特徴
    とする請求項3記載の音声制御装置。
  5. 【請求項5】 前記データ並び替え手段は、前記入力音
    声データが特定規格の符号化方式で符号化された音声デ
    ータであるときにのみ前記第1データ格納手段に格納さ
    れた音声データを並び替え、前記入力音声データが前記
    特定規格の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で
    符号化された音声データであるときには前記第1データ
    格納手段に格納された音声データをそのまま出力するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4記載の音声制
    御装置。
  6. 【請求項6】 入力音声データが特定規格の符号化方式
    で符号化された音声データであるときに、該入力音声デ
    ータを並び替えるデータ並び替えステップと、 前記データ並び替えステップにより並び替えた音声デー
    タを、所定書き込みタイミングに基づくカウント値によ
    りデータ格納手段に書き込むデータ書き込みステップ
    と、 前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
    ップするカウントステップと、 前記カウントステップのカウント値により、前記データ
    格納手段から音声データを読み出すデータ読み出しステ
    ップと、 前記特定規格の符号化方式で符号化された音声データを
    復号するのに必要な第1基本同期信号と、前記特定規格
    の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データを復号するのに必要な第2基本同期信号
    とを、前記入力音声データに応じて選択する基本同期信
    号選択ステップと、を有し、 前記データ読み出しステップで読み出された音声データ
    を復号し、前記復号された音声データを前記基本同期信
    号選択ステップで選択した同期信号に同期させ、同期パ
    ラレルデータからシリアルデータに変換することを特徴
    とする音声制御方法。
  7. 【請求項7】 入力音声データが特定規格の符号化方式
    で符号化された音声データであるときに、該入力音声デ
    ータを並び替えるデータ並び替えステップと、 前記データ並び替えステップにより並び替えた音声デー
    タを、所定書き込みタイミングに基づくカウント値によ
    りデータ格納手段に書き込むデータ書き込みステップ
    と、 前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウントア
    ップするカウントステップと、 前記カウントステップのカウント値により、前記データ
    格納手段から音声データを読み出す第1データ読み出し
    ステップと、 前記第1データ読み出しステップとは違うカウント値に
    より、前記データ格納手段から音声データを読み出す第
    2データ読み出しステップと、 前記特定規格の符号化方式で符号化された音声データを
    復号するのに必要な第1基本同期信号と、前記特定規格
    の符号化方式と異なる他の規格の符号化方式で符号化さ
    れた音声データを復号するのに必要な第2基本同期信号
    とを、前記入力音声データに応じて選択する基本同期信
    号選択ステップと、を有し、 前記第1データ読み出しステップで読み出された音声デ
    ータを復号し、前記復号された音声データまたは前記第
    2データ読み出しステップで読み出された音声データの
    何れかを選択し、選択された音声データを前記基本同期
    信号選択ステップで選択した同期信号に同期させ、同期
    パラレルデータからシリアルデータに変換することを特
    徴とする音声制御方法。
  8. 【請求項8】 前記同期された音声データの補間を行う
    ことを特徴とする請求項6または7記載の音声制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記入力音声データが異なるサンプリン
    グ周波数の時、前記カウントステップでカウントする周
    期を変えるとともに、前記復号された音声データの補間
    回数を変えてデータの補間を行うことを特徴とする請求
    項8記載の音声制御方法。
  10. 【請求項10】 前記データ並び替えステップは、前記
    入力音声データが特定規格の符号化方式で符号化された
    音声データであるときにのみ並び替えを行い、前記入力
    音声データが前記特定規格の符号化方式と異なる他の規
    格の符号化方式で符号化された音声データであるときに
    は並び替えを行わないことを特徴とする請求項6、7、
    8または9記載の音声制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項6、7、8、9または10記載
    の音声制御方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムとして記録したコンピュータにより読み取り可能
    な記録媒体。
  12. 【請求項12】 入力音声データを一時格納する第1デ
    ータ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号
    化方式で符号化された音声データであるときに、前記第
    1データ格納手段に格納された音声データを並び替える
    データ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により
    並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手
    段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウ
    ントアップするカウント手段と、前記第2データ格納手
    段から出力された音声データを一時格納する第3データ
    格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップ
    する書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手
    段から出力されたカウント値により前記第2データ格納
    手段から出力された音声データを前記第3データ格納手
    段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段
    から出力されたカウント値により、前記第3データ格納
    手段から音声データを読み出すデータ読み出し手段と、
    前記データ読み出し手段から出力された音声データを復
    号する復号手段と、前記復号手段から出力された音声デ
    ータを同期信号に同期して出力するデータ同期手段と、
    前記データ同期手段から出力された音声データをパラレ
    ルデータからシリアルデータに変換するパラレル/シリ
    アルデータ変換手段と、前記特定規格の符号化方式で符
    号化された音声データを復号するのに必要な第1基本同
    期信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格
    の符号化方式で符号化された音声データを復号するのに
    必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応
    じて選択する基本同期信号選択手段と、前記基本同期信
    号選択手段から出力された基本同期信号を分周して、前
    記カウント手段、データ同期手段およびパラレル/シリ
    アルデータ変換手段に与える同期信号を生成する分周手
    段とを有する音声制御装置を用いたナビゲーションシス
    テム。
  13. 【請求項13】 入力音声データを一時格納する第1デ
    ータ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号
    化方式で符号化された音声データであるときに、前記第
    1データ格納手段に格納された音声データを並び替える
    データ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により
    並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手
    段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウ
    ントアップするカウント手段と、前記第2データ格納手
    段から出力された音声データを一時格納する第3データ
    格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップ
    する書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手
    段から出力されたカウント値により前記第2データ格納
    手段から出力された音声データを前記第3データ格納手
    段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段
    から出力されたカウント値により、前記第3データ格納
    手段から音声データを読み出す第1データ読み出し手段
    と、前記第1データ読み出し手段とは違うカウント値に
    より、前記第3データ格納手段から音声データを読み出
    す第2データ読み出し手段と、前記第1データ読み出し
    手段から出力された音声データを復号する復号手段と、
    制御信号により、前記復号手段の出力する音声データと
    前記第2データ読み出し手段の出力する音声データとを
    選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段から出
    力された音声データを同期信号に同期して出力するデー
    タ同期手段と、前記データ同期手段から出力された音声
    データをパラレルデータからシリアルデータに変換する
    パラレル/シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の
    符号化方式で符号化された音声データを復号するのに必
    要な第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と
    異なる他の規格の符号化方式で符号化された音声データ
    を復号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力
    音声データに応じて選択する基本同期信号選択手段と、
    前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号
    を分周して、前記カウント手段、データ同期手段および
    パラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を
    生成する分周手段とを有する音声制御装置を用いたナビ
    ゲーションシステム。
  14. 【請求項14】 前記音声制御装置が前記データ同期手
    段から出力された音声データの補間を行うデータ補間手
    段を有することを特徴とする請求項12または13記載
    のナビゲーションシステム。
  15. 【請求項15】 前記入力音声データが異なるサンプリ
    ング周波数の時、前記カウント手段が前記分周手段から
    与えられた同期信号を基にカウントする同期信号の周期
    を変えるとともに、前記データ補間手段が前記復号手段
    から出力される音声データの補間回数を変えることを特
    徴とする請求項14記載のナビゲーションシステム。
  16. 【請求項16】 入力音声データが特定規格の符号化方
    式で符号化された音声データであるときに、該入力音声
    データを並び替えるデータ並び替えステップと、前記デ
    ータ並び替えステップにより並び替えた音声データを、
    所定書き込みタイミングに基づくカウント値によりデー
    タ格納手段に書き込むデータ書き込みステップと、前記
    入力音声データに応じた所定周期で値をカウントアップ
    するカウントステップと、前記カウントステップのカウ
    ント値により、前記データ格納手段から音声データを読
    み出すデータ読み出しステップと、前記特定規格の符号
    化方式で符号化された音声データを復号するのに必要な
    第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と異な
    る他の規格の符号化方式で符号化された音声データを復
    号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声
    データに応じて選択する基本同期信号選択ステップとを
    有し、前記データ読み出しステップで読み出された音声
    データを復号し、前記復号された音声データを前記基本
    同期信号選択ステップで選択した同期信号に同期させ、
    同期パラレルデータからシリアルデータに変換すること
    を特徴とする音声制御方法を用いたナビゲーションシス
    テム。
  17. 【請求項17】 入力音声データが特定規格の符号化方
    式で符号化された音声データであるときに、該入力音声
    データを並び替えるデータ並び替えステップと、前記デ
    ータ並び替えステップにより並び替えた音声データを、
    所定書き込みタイミングに基づくカウント値によりデー
    タ格納手段に書き込むデータ書き込みステップと、前記
    入力音声データに応じた所定周期で値をカウントアップ
    するカウントステップと、前記カウントステップのカウ
    ント値により、前記データ格納手段から音声データを読
    み出す第1データ読み出しステップと、前記第1データ
    読み出しステップとは違うカウント値により、前記デー
    タ格納手段から音声データを読み出す第2データ読み出
    しステップと、前記特定規格の符号化方式で符号化され
    た音声データを復号するのに必要な第1基本同期信号
    と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格の符号
    化方式で符号化された音声データを復号するのに必要な
    第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応じて選
    択する基本同期信号選択ステップとを有し、前記第1デ
    ータ読み出しステップで読み出された音声データを復号
    し、前記復号された音声データまたは前記第2データ読
    み出しステップで読み出された音声データの何れかを選
    択し、選択された音声データを前記基本同期信号選択ス
    テップで選択した同期信号に同期させ、同期パラレルデ
    ータからシリアルデータに変換することを特徴とする音
    声制御方法を用いたナビゲーションシステム。
  18. 【請求項18】 前記同期された音声データの補間を行
    うことを特徴とする請求項16または17記載のナビゲ
    ーションシステム。
  19. 【請求項19】 前記入力音声データが異なるサンプリ
    ング周波数の時、前記カウントステップでカウントする
    周期を変えるとともに、前記復号された音声データの補
    間回数を変えてデータの補間を行うことを特徴とする請
    求項18記載のナビゲーションシステム。
  20. 【請求項20】 請求項6、7、8、9または10記載
    の音声制御方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムとして記録したコンピュータにより読み取り可能
    な記録媒体を用いたナビゲーションシステム。
  21. 【請求項21】 入力音声データを一時格納する第1デ
    ータ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号
    化方式で符号化された音声データであるときに、前記第
    1データ格納手段に格納された音声データを並び替える
    データ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により
    並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手
    段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウ
    ントアップするカウント手段と、前記第2データ格納手
    段から出力された音声データを一時格納する第3データ
    格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップ
    する書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手
    段から出力されたカウント値により前記第2データ格納
    手段から出力された音声データを前記第3データ格納手
    段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段
    から出力されたカウント値により、前記第3データ格納
    手段から音声データを読み出すデータ読み出し手段と、
    前記データ読み出し手段から出力された音声データを復
    号する復号手段と、前記復号手段から出力された音声デ
    ータを同期信号に同期して出力するデータ同期手段と、
    前記データ同期手段から出力された音声データをパラレ
    ルデータからシリアルデータに変換するパラレル/シリ
    アルデータ変換手段と、前記特定規格の符号化方式で符
    号化された音声データを復号するのに必要な第1基本同
    期信号と、前記特定規格の符号化方式と異なる他の規格
    の符号化方式で符号化された音声データを復号するのに
    必要な第2基本同期信号とを、前記入力音声データに応
    じて選択する基本同期信号選択手段と、前記基本同期信
    号選択手段から出力された基本同期信号を分周して、前
    記カウント手段、データ同期手段およびパラレル/シリ
    アルデータ変換手段に与える同期信号を生成する分周手
    段とを有する音声制御装置を用いたナビゲーション装
    置。
  22. 【請求項22】 入力音声データを一時格納する第1デ
    ータ格納手段と、前記入力音声データが特定規格の符号
    化方式で符号化された音声データであるときに、前記第
    1データ格納手段に格納された音声データを並び替える
    データ並び替え手段と、前記データ並び替え手段により
    並び替えた音声データを一時格納する第2データ格納手
    段と、前記入力音声データに応じた所定周期で値をカウ
    ントアップするカウント手段と、前記第2データ格納手
    段から出力された音声データを一時格納する第3データ
    格納手段と、データ書き込み信号によりカウントアップ
    する書き込みカウント手段と、前記書き込みカウント手
    段から出力されたカウント値により前記第2データ格納
    手段から出力された音声データを前記第3データ格納手
    段に書き込むデータ書き込み手段と、前記カウント手段
    から出力されたカウント値により、前記第3データ格納
    手段から音声データを読み出す第1データ読み出し手段
    と、前記第1データ読み出し手段とは違うカウント値に
    より、前記第3データ格納手段から音声データを読み出
    す第2データ読み出し手段と、前記第1データ読み出し
    手段から出力された音声データを復号する復号手段と、
    制御信号により、前記復号手段の出力する音声データと
    前記第2データ読み出し手段の出力する音声データとを
    選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段から出
    力された音声データを同期信号に同期して出力するデー
    タ同期手段と、前記データ同期手段から出力された音声
    データをパラレルデータからシリアルデータに変換する
    パラレル/シリアルデータ変換手段と、前記特定規格の
    符号化方式で符号化された音声データを復号するのに必
    要な第1基本同期信号と、前記特定規格の符号化方式と
    異なる他の規格の符号化方式で符号化された音声データ
    を復号するのに必要な第2基本同期信号とを、前記入力
    音声データに応じて選択する基本同期信号選択手段と、
    前記基本同期信号選択手段から出力された基本同期信号
    を分周して、前記カウント手段、データ同期手段および
    パラレル/シリアルデータ変換手段に与える同期信号を
    生成する分周手段とを有する音声制御装置を用いたナビ
    ゲーション装置。
  23. 【請求項23】 前記音声制御装置が前記データ同期手
    段から出力された音声データの補間を行うデータ補間手
    段を有することを特徴とする請求項21または22記載
    のナビゲーション装置。
  24. 【請求項24】 前記入力音声データが異なるサンプリ
    ング周波数の時、前記カウント手段が前記分周手段から
    与えられた同期信号を基にカウントする同期信号の周期
    を変えるとともに、前記データ補間手段が前記復号手段
    から出力される音声データの補間回数を変えることを特
    徴とする請求項23記載のナビゲーション装置。
  25. 【請求項25】 請求項21、22、23または24記
    載のナビゲーション装置を搭載した車輌。
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