JP3356166B2 - 音声符号化方法 - Google Patents
音声符号化方法Info
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Description
音声信号を予測符号化するための音声符号化方法に関す
る。
本発明者は先の出願(特願平9−289159号)にお
いて1チャネルの原デジタル音声信号に対して、特性が
異なる複数の予測器により時間領域における過去の信号
から現在の信号の複数の線形予測値を算出し、原デジタ
ル音声信号と、この複数の線形予測値から予測器毎の予
測残差を算出し、予測残差の最小値を選択する方法を提
案している。
法では原デジタル音声信号がサンプリング周波数=96
kHz、量子化ビット数=20ビット程度の場合にある
程度の圧縮効果を得ることができるが、近年のDVDオ
ーディオディスクではこの2倍のサンプリング周波数
(=192kHz)が使用され、また、量子化ビット数
も24ビットが使用される傾向があるので、圧縮率を改
善する必要がある。さらに、マルチチャネルの音声信号
を予測符号化して伝送する場合、再生側がこれをダウン
ミクスすることなくステレオ2チャネルで再生すること
を考慮しなければならない。
号を予測符号化する場合に圧縮率を改善することができ
るとともに、再生側がマルチチャネルをダウンミクスす
ることなくステレオ2チャネルで再生することができる
音声符号化方法を提供することを目的とする。
達成するために、以下の手段よりなる。すなわち、
クスしてステレオ2チャネルの音声信号に変換するステ
ップと、前記ステップにより得られたステレオ2チャネ
ルを含む第1のグループと、前記元のマルチチャネルの
相関あるチャネルを含む第2のグループにグループ分け
して、少なくとも前記第2のグループのチャネルは元の
マルチチャネルを所定のマトリクス演算により、相関あ
るチャネルであってそのチャネル数が前記2チャンネル
分少ない数の相関チャネルに変換するステップと、前記
ステレオ2チャネルと前記第2のグループの相関あるチ
ャネルの音声信号を、チャネル毎に、入力される音声信
号に応答して先頭サンプル値を得ると共に、特性が異な
る複数の線形予測方法により時間領域の過去から現在の
信号の線形予測値がそれぞれ予測され、その予測される
線形予測値と前記音声信号とから得られる予測残差が最
小となるような線形予測方法を選択して予測符号化する
ステップと、前記ステップによって選択された線形予測
方法と予測残差と所定の先頭サンプル値とを含む予測符
号化データを前記ステレオ2チャネルの第1のグループ
と前記相関あるチャネルの第2のグループにグループ分
けしたビットストリームに格納するステップと、からな
る音声符号化方法。
明する。図1は本発明が適用される音声符号化装置とそ
れに対応した音声復号装置の第1の実施形態を示すブロ
ック図、図2は図1の符号化部を詳しく示すブロック
図、図3は図1、図2の符号化部により符号化されたビ
ットストリームを示す説明図、図4は図1の復号化部を
詳しく示すブロック図、図5はDVDのパックのフォー
マットを示す説明図、図6はDVDのオーディオパック
のフォーマットを示す説明図、図7、図8は音声伝送方
法を示すフローチャートである。
えば次の4つの方式が知られている。 (1)4チャネル方式 ドルビーサラウンド方式の
ように、前方L、C、Rの3チャネル+後方Sの1チャ
ネルの合計4チャネル (2)5チャネル方式 ドルビーAC−3方式のS
Wチャネルなしのように、前方L、C、Rの3チャネル
+後方SL、SRの2チャネルの合計5チャネル (3)6チャネル方式 DTS(Digital Theater
System)方式や、ドルビーAC−3方式のように6チャ
ネル(L、C、R、SW(Lfe)、SL、SR) (4)8チャネル方式 SDDS(Sony Dynamic D
igital Sound)方式のように、前方L、LC、C、R
C、R、SWの6チャネル+後方SL、SRの2チャネ
ルの合計8チャネル
クス&マトリクス回路1’は、マルチチャネル信号の一
例としてフロントレフト(Lf)、センタ(C)、フロ
ントライト(Rf)、サラウンドレフト(Ls)、サラ
ウンドライト(Rs)及びLfe(Low Frequency Effe
ct)の6chのPCMデータを係数mij(i=1,2,j
=1,2〜6)を用いて次式(1)によりステレオ2チ
ャネル(L、R)にダウンミクスする。 L=m11・Lf+m12・Rf+m13・C +m14・Ls+m15・Rs+m16・Lfe R=m21・Lf+m22・Rf+m23・C +m24・Ls+m25・Rs+m26・Lfe …(1)
6ch(Lf、C、Rf、Ls、Rs、Lfe)を前方グ
ループに関する2chと他のグループに関する4chに分類
して4chを次式(2)のように、相関性のある信号
「3」〜「6」に変換し、2ch(L、R)を第1符号化
部2’−1に、また、4ch「3」〜「6」を第2符号化
部2’−2に出力する。 「1」=L 「2」=R 「3」=C−(Ls+Rs)/2 「4」=Ls+Rs 「5」=Ls−Rs 「6」=Lfe−C …(2)
化部2’−1、2’−2はそれぞれ、図2に詳しく示す
ように2ch「1」、「2」と4ch「3」〜「6」のPC
Mデータをチャネル毎に予測符号化し、予測符号化デー
タを図3に示すようなビットストリームで記録媒体5や
衛星回線や電話回線等の通信媒体6を介して復号側に伝
送する。復号側では復号化部3’を構成する第1及び第
2復号化部3’−1、3’−2により、図4に詳しく示
すようにそれぞれ前方グループに関する2ch「1」、
「2」と他のグループに関する4ch「3」〜「6」の予
測符号化データをチャネル毎にPCMデータに復号す
る。次いでミクス&マトリクス回路4’により式
(1)、(2)に基づいて元の6ch(Lf、C、Rf、
Ls、Rs、Lfe)を復元するとともに、ステレオ2
chデータ(L、R)をそのまま出力する。
2について詳しく説明する。各ch「1」〜「6」のPC
Mデータは1フレーム毎に1フレームバッファ10に格
納される。そして、1フレームの各ch「1」〜「6」の
サンプルデータがそれぞれ予測回路13D1、13D
2、15D1〜15D4に印加されるとともに、各ch
「1」〜「6」の各フレームの先頭サンプルデータ(後
述のリスタートヘッダ内に格納される)がアンパッキン
グ回路8及びフォーマット化回路19に印加される。ま
た、PCMデータがA/D変換されたときのサンプリン
グ周波数(fs)と量子化ビット数(Qb)がパッキン
グ回路18及びフォーマット化回路19に印加される。
予測回路13D1、13D2、15D1〜15D4はそ
れぞれ、各ch「1」〜「6」のPCMデータに対して、
特性が異なる複数の予測器(不図示)により時間領域に
おける過去の信号から現在の信号の複数の線形予測値を
算出し、次いで原PCMデータと、この複数の線形予測
値から予測器毎の予測残差を算出する。続くバッファ・
選択器14D1、14D2、16D1〜16D4はそれ
ぞれ、予測回路13D1、13D2、15D1〜15D
4により算出された各予測残差を一時記憶して、選択信
号/DTS(デコーディング・タイム・スタンプ)生成
器17により指定されたサブフレーム毎に予測残差の最
小値を選択する。
フラグをパッキング回路18とフォーマット化回路19
に対して印加し、また、予測残差が最小の予測器を示す
予測器選択フラグと、後述するような相関係数をフォー
マット化回路19に対して印加する。パッキング回路1
8はバッファ・選択器14D1、14D2、16D1〜
16D4により選択された6ch分の予測残差を、選択信
号生成器17により指定されたビット数フラグに基づい
て指定ビット数でパッキングする。
ようなユーザデータにフォーマット化する。このユーザ
データは前方グループに関する2ch(1)、(2)の予
測符号化データを含む可変レートビットストリームBS
0と、他のグループに関する4ch(3)〜(6)の予測
符号化データを含む可変レートビットストリームBS1
と、ストリームBS0、BS1の前に設けられたビット
ストリームヘッダにより構成されている。また、1フレ
ーム分のストリームBS0、BS1は ・フレームヘッダと、 ・各ch(1)〜(6)の1フレームの先頭サンプルデー
タと、 ・各ch(1)〜(6)のサブフレーム毎の予測器選択フ
ラグと、 ・各ch(1)〜(6)のサブフレーム毎のビット数フラ
グと、 ・各ch(1)〜(6)の予測残差データ列(可変ビット
数)と、 ・後述する相関係数 が多重化されている。このような予測符号化によれば、
原信号が例えばサンプリング周波数=96kHz、量子
化ビット数=24ビット、6チャネルの場合、71%の
圧縮率を実現することができる。
3’−2について説明する。上記フォーマットの可変レ
ートビットストリームデータBS0、BS1は、デフォ
ーマット化回路21によりストリームデータとフレーム
ヘッダに基づいて分離される。そして、各ch「1」〜
「6」の1フレームの先頭サンプルデータと予測器選択
フラグはそれぞれ予測回路24D1、24D2、23D
1〜23D4に印加され、各ch「1」〜「6」のビッ
ト数フラグと予測残差データ列はアンパッキング回路2
2に印加される。ここで、予測回路24D1、24D
2、23D1〜23D4内の複数の予測器(不図示)は
それぞれ、符号化側の予測回路13D1、13D2、1
5D1〜15D4内の複数の予測器と同一の特性であ
り、予測器選択フラグにより同一特性のものが選択され
る。
「6」の予測残差データ列をビット数フラグ毎に基づい
て分離してそれぞれ予測回路24D1、24D2、23
D1〜23D4に出力する。予測回路24D1、24D
2、23D1〜23D4ではそれぞれ、アンパッキング
回路22からの各ch「1」〜「6」の今回の予測残差
データと、内部の複数の予測器の内、予測器選択フラグ
により選択された各1つにより予測された前回の予測値
が加算されて今回の予測値が算出され、次いで1フレー
ムの先頭サンプルデータを基準として各サンプルのPC
Mデータが算出される。
2’−2により予測符号化された可変レートビットスト
リームデータを、記録媒体の一例としてDVDオーディ
オディスクに記録する場合には、図5に示すオーディオ
(A)パックにパッキングされる。このパックは203
4バイトのユーザデータ(Aパケット、Vパケット)に
対して4バイトのパックスタート情報と、6バイトのS
CR(System Clock Reference:システム時刻基準参照
値)情報と、3バイトのMux レート(rate)情報と1バ
イトのスタッフィングの合計14バイトのパックヘッダ
が付加されて構成されている(1パック=合計2048
バイト)。この場合、タイムスタンプであるSCR情報
を、ACBユニット内の先頭パックでは「1」として同
一タイトル内で連続とすることにより同一タイトル内の
Aパックの時間を管理することができる。
すように、9〜22バイトのパケットヘッダと、圧縮P
CMのプライベートヘッダと、図3に示すフォーマット
の1ないし2015バイトのオーディオデータ(圧縮P
CM)により構成されている。圧縮PCMのプライベー
トヘッダは、 ・1バイトのサブストリームIDと、 ・2バイトのUPC/EAN−ISRC(Universal Pr
oduct Code/European Article Number-International S
tandard Recording Code)番号、及びUPC/EAN−
ISRCデータと、 ・1バイトのプライベートヘッダ長と、 ・2バイトの第1アクセスユニットポインタと、 ・4バイトのオーディオデータ情報(ADI)と、 ・0〜7バイトのスタッフィングバイトとに、より構成
されている。
ットをサーチするための前方アクセスユニット・サーチ
ポインタと、1秒前のアクセスユニットをサーチするた
めの後方アクセスユニット・サーチポインタがともに1
バイトでセットされる。具体的には、ADIの1バイト
目に前方アクセスユニット・サーチポインタが、8バイ
ト目に後方アクセスユニット・サーチポインタがセット
される。このようにADIは、圧縮PCMでは4バイト
に減少させるためオーディオデータを2015バイトま
で収納できる。
ディオパケットにおけるオーディオデータエリアは、図
7に示すように複数のPPCMアクセスユニットにより
構成され、PPCMアクセスユニットはPPCMシンク
情報とサブパケットにより構成されている。最初のPP
CMアクセスユニット内のサブパケットは、ディレクト
リと、サブストリーム「BS0」と、CRC(1バイト
又は2バイト)と、サブストリーム「BS1」と、CR
Cとエクストラ情報により構成され、サブストリーム
「BS0」、「BS1」はPPCMブロックのみにより
構成されている。2番目以降のPPCMアクセスユニッ
ト内のサブパケットも、ディレクトリと、サブストリー
ム「BS0」と、CRCと、サブストリーム「BS1」
と、CRCとエクストラ情報により構成され、サブスト
リーム「BS0」、「BS1」はリスタートヘッダとP
PCMブロックにより構成されている。
−2により予測符号化された可変レートビットストリー
ムデータをネットワークを介して伝送する場合には、符
号化側では図8示すように伝送用にパケット化し(ステ
ップS41)、次いでパケットヘッダを付与し(ステッ
プS42)、次いでこのパケットをネットワーク上に送
り出す(ステップS43)。復号側では図9に示すよう
にヘッダを除去し(ステップS51)、次いでデータを
復元し(ステップS52)、次いでこのデータをメモリ
に格納して復号を待つ(ステップS53)。
ータ(L、R)をそのまま伝送したが、 「1」=L+R 「2」=L−R 「3」〜「5」は同じ 「6」=Lfe−a×C ただし、0≦a≦1 …(2)’ により6チャネル「1」〜「6」と共に、相関のある信
号に変換して予測符号化するようにしてもよい(第2の
実施形態)。この場合には、復号化側のミクス&マトリ
クス回路4’はチャネル「1」、「2」を加算すること
によりチャネルLを、減算することによりチャネルRを
生成することができる。なお、上記実施例では、マルチ
チャンネル(6ch)とステレオ(2ch)と復元する
ようにしているが、いずれか一方でもよいことは言うま
でもない。
で、この場合にはダウンミックスすることなく、前方グ
ループに関する2ch「1」、「2」を 「1」=Lf+Rf 「2」=Lf−Rf として伝送するもので、再生側でステレオ2chデータ
(L、R)を再生する場合にはダウンミクスする必要が
ある。
4の実施形態について説明する。上記の実施形態では、
1グループの相関性の信号「1」〜「6」を予測符号化
するように構成されているが、この第4の実施形態では
複数グループの相関性のある信号を生成して予測符号化
し、圧縮率が最も高いグループの予測符号化データを選
択するように構成されている。また、この実施例ではそ
の1グループ内における符号化は、前述の各実施例の場
合のように前方グループに関する2chと他のグループ
に関する4chに分類して変換するようなことはせず
に、一つにまとめた符号化処理が行われる構成で、図1
1は前述の図1に対応した図として示してある。また、
図12は符号化部の詳細ブロックを示すものであるが、
本実施例の場合にはn個の相関回路1−1〜1−nまで
が、ミクス&マトリクス回路1’側に設けられている。
これらn個の相関回路1−1〜1−nは例えば6ch(L
f、C、Rf、Ls、Rs、Lfe)のPCMデータ
を、相関性が異なるn種類の6ch信号「1」〜「6」に
変換する。
に変換し、 「1」=Lf 「2」=C−(Ls+Rs)/2 「3」=Rf−Lf 「4」=Ls−a×Lfe 「5」=Rs−b×Rf 「6」=Lfe また、第nの相関回路1−nは以下のように変換し、 「1」=Lf+Rf 「2」=C−Lf 「3」=Rf−Lf 「4」=Ls−Lf 「5」=Rs−Lf 「6」=Lfe−C また、他の相関回路は第1の実施形態のように変換す
る。
路15とバッファ・選択器16が設けられ、グループ毎
の予測残差の最小値のデータ量に基づいて圧縮率が最も
高いグループが相関選択信号生成器17bにより選択さ
れる。このとき、フォーマット化回路19はその選択フ
ラグ(相関回路選択フラグ、その相関回路の相関係数
a、b)を追加して多重化する。
ータエリアを示し、この実施例ではサブストリーム「B
S1」を用いず、サブストリーム「BS0」のみで構成
することになる。
側の相関回路1−1〜1−nに対してn個の相関回路4
−1〜4−n(又は係数a、bが変更可能な1つの相関
回路4)が設けられる。なお、図12に示すnグループ
の予測回路が同一の構成である場合、復号装置では図1
4に示すようにnグループ分の予測回路を設ける必要は
なく、1つのグループ分の予測回路でよい。そして、符
号化装置から伝送された選択フラグに基づいて相関回路
4−1〜4−nの1つを選択、又は係数a、bを設定し
て元の6ch(Lf、C、Rf、Ls、Rs、Lfe)を
復元し、また、式(1)によりマルチチャネルをダウン
ミクスしてステレオ2chデータ(L、R)を生成する。
また、チャンネル数が「1」〜「6」の6チャンネル方
式のものは、一例であって5チャンネル方式等他の方式
のものであってもよい。
の相関性の信号「1」〜「6」を予測符号化するように
構成されているが、この信号「1」〜「6」のグループ
と原信号(Lf、C、Rf、Ls、Rs、Lfe)のグ
ループを予測符号化し、圧縮率が高い方のグループを選
択するようにしてもよい。
た発明の他に、次のような発明が提供される。 (1)元のマルチチャネルの音声信号を少なくとも前方
2チャネルを含む第1のグループと他のチャネルを含む
第2のグループに分類して、少なくとも前記第2のグル
ープのチャネルの音声信号を相関性のある音声信号に変
換する相関手段と、前記第1のグループと前記第2のグ
ループの相関性のある音声信号の複数の予測値をチャネ
ル毎に算出し、この複数の予測値の各予測残差を算出
し、この複数の予測残差の最小値を選択する複数の予測
符号化手段と、前記予測符号化手段により選択された予
測残差を含む予測符号化データを前記第1、第2のグル
ープ毎に分類したビットストリームにフォーマット化す
る手段とを、有する音声符号化装置。 (2)請求項1、上記(1)記載の音声符号化装置にお
いて、前記相関手段は、元のマルチチャネルの音声信号
を相関性が異なる複数グループの第2のマルチチャネル
の音声信号に変換する複数の相関手段により構成される
とともに、前記複数の予測符号化手段は、前記グループ
毎に設けられ、圧縮率が最も高いグループの予測残差の
最小値を選択することを特徴とする音声符号化装置。
ルチチャネルの音声信号を線形予測符号化して圧縮率を
改善を図った音声符号化方法を提供できる。
応した音声復号装置の第1の実施形態を示すブロック図
である。
る。
トストリームを示す説明図である。
る。
ある。
す説明図である。
を詳しく示す説明図である。
対応した音声復号装置の第3の実施形態を示すブロック
図である。
対応した音声復号装置の第4の実施形態を示すブロック
図である。
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
ミクス手段) 13D1、13D2、15D1〜15D4 予測回路
(バッファ・選択器14D1、14D2、16D1〜1
6D4と共に予測符号化手段を構成する。) 14D1、14D2、16D1〜16D4 バッファ・
選択器 19 フォーマット化回路(フォーマット化手段)
Claims (1)
- 【請求項1】元のマルチチャネルの音声信号をダウンミ
クスしてステレオ2チャネルの音声信号に変換するステ
ップと、 前記ステップにより得られたステレオ2チャネルを含む
第1のグループと、前記元のマルチチャネルの相関ある
チャネルを含む第2のグループにグループ分けして、少
なくとも前記第2のグループのチャネルは元のマルチチ
ャネルを所定のマトリクス演算により、相関あるチャネ
ルであってそのチャネル数が前記2チャンネル分少ない
数の相関チャネルに変換するステップと、 前記ステレオ2チャネルと前記第2のグループの相関あ
るチャネルの音声信号を、チャネル毎に、入力される音
声信号に応答して先頭サンプル値を得ると共に、特性が
異なる複数の線形予測方法により時間領域の過去から現
在の信号の線形予測値がそれぞれ予測され、その予測さ
れる線形予測値と前記音声信号とから得られる予測残差
が最小となるような線形予測方法を選択して予測符号化
するステップと、 前記ステップによって選択された線形予測方法と予測残
差と所定の先頭サンプル値とを含む予測符号化データを
前記ステレオ2チャネルの第1のグループと前記相関あ
るチャネルの第2のグループにグループ分けしたビット
ストリームに格納するステップと、からなる音声符号化
方法。
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JP10-342396 | 1998-11-16 | ||
JP2000325668A JP3356166B2 (ja) | 1998-11-16 | 2000-10-25 | 音声符号化方法 |
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WO2006070782A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マルチチャンネルオーディオシステム、ならびに、マルチチャンネルオーディオ信号多重化装置、復元装置およびプログラム |
-
2000
- 2000-10-25 JP JP2000325668A patent/JP3356166B2/ja not_active Expired - Lifetime
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