JP2000228486A - 半導体チップおよびチップ・オン・チップ構造の半導体装置 - Google Patents

半導体チップおよびチップ・オン・チップ構造の半導体装置

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JP2000228486A JP11029844A JP2984499A JP2000228486A JP 2000228486 A JP2000228486 A JP 2000228486A JP 11029844 A JP11029844 A JP 11029844A JP 2984499 A JP2984499 A JP 2984499A JP 2000228486 A JP2000228486 A JP 2000228486A
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film
chip
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Junichi Hikita
純一 疋田
Katsumi Samejima
克己 鮫島
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】2次配線13A,13Bおよび層間絶縁膜
12の表面は、絶縁性を有する表面保護膜14で覆われ
ている。表面保護膜14には、開口部20A,20B
が、それぞれ2次配線13A,13Bに臨んで形成され
ている。これにより、2次配線13A,13Bの表面
は、それぞれ開口部20A,20Bを介して表面保護膜
14から露出しており、この露出した2次配線13A,
13B上には、耐酸化性の金属からなる金属被覆膜15
が形成されている。 【効果】電流は2次配線13A,13Bおよび金属被覆
膜15に流れることになるので、配線全体としての断面
積が大きくなり、配線抵抗が小さくなる。また、金属被
覆膜15が耐酸化性の金属で構成されているから、2次
配線13A,13Bが表面保護膜14から露出していて
も、その露出している部分が酸化による腐食を受けるそ
れがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップお
よび半導体チップの表面に他の半導体チップを重ね合わ
せて接合するチップ・オン・チップ構造の半導体装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの配線は、コストを低く抑
えるために、アルミニウムおよび銅などの合金を用いて
構成されているのが一般的である。このアルミニウムお
よび銅などからなる配線は、湿気による酸化を受けやす
い。そのため、配線が施された絶縁膜の表面は、たとえ
ば窒化シリコンなどで構成された表面保護膜で覆われて
いる。そして、配線とリードフレームの外部端子との接
続は、表面保護膜に開口部を形成することによって配線
の一部を露出させ、この露出部分と外部端子とを、たと
えばAu(金)線でリードボンディングすることにより
達成される。このリードボンディングによって、パッド
の表面がAu線の先端部で覆いつくされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リードボン
ディングが良好に行われなかったために、リードボンデ
ィング後の配線に、表面保護膜に形成された開口部を介
して露出した部分が残っていると、その部分が湿気で酸
化されて腐食されるおそれがある。また、一対の半導体
チップを対向させ、この対向する半導体チップ表面の各
開口部間にバンプを介在させることにより、互いの半導
体チップを電気接続するチップ・オン・チップ構造の半
導体装置においても、バンプと開口部との接続にずれが
生じていると、配線の一部が露出し、この露出部分が酸
化されるおそれがある。
【0004】さらに、従来の半導体チップの他の問題と
して、従来の半導体チップにおいては、チップ厚を抑え
る目的で配線の厚みが小さくされているため、配線抵抗
が比較的大きいといった問題があった。そこで、この発
明の目的は、配線の腐食を防止できる半導体チップおよ
びチップ・オン・チップ構造の半導体装置を提供するこ
とである。
【0005】また、この発明の他の目的は、配線抵抗を
小さくすることができる半導体チップを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、表面保護
膜と、この表面保護膜から少なくとも一部が露出した状
態に設けられた配線と、耐酸化性を有する金属材料で構
成され、上記表面保護膜から露出した配線の表面を被覆
する金属被覆膜とを含むことを特徴とする半導体チップ
である。
【0007】上記耐酸化性を有する金属材料は、上記配
線よりも酸化されにくい材料であることが好ましい。こ
の発明によれば、配線よりも酸化されにくい金属材料を
用いて形成された金属被覆膜によって配線の表面が覆わ
れているから、配線が酸化による腐食を受けるおそれが
ない。また、配線の表面が金属被覆膜で覆われているこ
とによって、金属被覆膜にも電流が流れるから、配線全
体としての断面積を大きくすることができ、配線抵抗を
小さくすることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記配線は、上記
表面保護膜に形成された開口部を介して上記表面保護膜
から露出しており、上記金属被覆膜は、上記開口部を介
して上記表面保護膜から露出した配線の表面を覆ってい
ることを特徴とする請求項1記載の半導体チップであ
る。この発明によれば、開口部に臨む配線の表面は金属
被覆膜で覆われているから、この開口部に臨む部分が、
酸化による腐食を受けることはない。
【0009】なお、上記開口部は、上記配線の表面全域
が露出するように形成されていてもよいし、上記配線の
表面が部分的に露出するように形成されていてもよい。
請求項3記載の発明は、上記配線は、上記表面保護膜が
研磨されて平坦化されることにより、上記表面保護膜か
ら露出しており、上記金属被覆膜は、上記表面保護膜か
ら露出した配線の表面を覆っていることを特徴とする請
求項1記載の半導体チップである。
【0010】この発明によれば、表面保護膜が平坦化さ
れているので、表面保護膜から露出した配線を被覆する
金属被覆膜を、フォトリソグラフィ技術によって良好に
パターニングすることができる。請求項4記載の発明
は、上記配線は、上記表面保護膜から隆起した状態に設
けられており、上記金属被覆膜は、上記表面保護膜から
隆起した配線の表面を覆っていることを特徴とする請求
項1記載の半導体チップである。
【0011】この発明によれば、表面保護膜から隆起し
た配線の表面は金属被覆膜で覆われているので、配線が
表面保護膜から隆起していても、その配線を保護するた
めの保護膜を設ける必要がない。請求項5記載の発明
は、配線を部分的に露出させるための開口部が表面に形
成された第1の半導体チップと、この第1の半導体チッ
プの表面に重ね合わされて接合され、上記第1の半導体
チップに対向する表面に、配線を部分的に露出させるた
めの開口部が形成された第2の半導体チップと、耐酸化
性を有する金属材料で構成され、上記第1の半導体チッ
プの開口部を介して露出した配線を被覆する金属被覆膜
と、上記第2の半導体チップの開口部を介して露出した
配線上に設けられて、この配線と上記金属被覆膜とを電
気接続するバンプとを含むことを特徴とするチップ・オ
ン・チップ構造の半導体装置である。
【0012】なお、上記耐酸化性を有する金属材料は、
上記配線よりも酸化されにくい材料であることが好まし
い。この発明によれば、第1の半導体チップの配線の露
出部分は金属被覆膜で覆われており、第2の半導体チッ
プの配線の露出部分上にはバンプが設けられているか
ら、第1および第2の半導体チップの配線が、酸化によ
って腐食されるおそれがない。
【0013】また、第2の半導体チップの配線上にバン
プを形成しておけば、第1の半導体チップにはバンプを
形成する必要がない。ゆえに、第1の半導体チップに関
して、バンプを形成する工程を省略することができ、半
導体装置の製造工程を簡素化することができる。そのう
え、金属被覆膜の表面が表面保護膜の表面よりも低く形
成されていれば、第1の半導体チップの金属被覆膜とバ
ンプとの結合が凹凸結合となるから、第1の半導体チッ
プと第2の半導体チップとの位置合わせを良好に行うこ
とができ、第1の半導体チップと第2の半導体チップと
の電気的接続を良好に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る半導体チップの構成を示す断面
図である。この半導体チップは、1次配線11A,11
B,11C上に層間絶縁膜12を形成し、この層間絶縁
膜12上に2次配線13A,13Bを配設した、いわゆ
る多層配線構造を有しており、最表面側に配設された2
次配線13A,13Bの表面が表面保護膜14から露出
し、この露出した部分が、耐酸化性の金属(たとえば
金、プラチナ、銀またはイリジウムなど)からなる金属
被覆膜15で覆われている点が特徴の1つである。
【0015】具体的に説明すると、この半導体チップの
基体をなすシリコン基板16上には、たとえば酸化シリ
コンで構成されるフィールド酸化膜17が形成されてお
り、このフィールド酸化膜17上に、1次配線11A,
11B,11Cが配設されている。1次配線11A,1
1B,11Cおよびフィールド酸化膜17の表面は、絶
縁性を有する層間絶縁膜12で覆われており、この層間
絶縁膜12には、開口部18およびコンタクトホール1
9A,19Bが、それぞれ1次配線11A,11B,1
1Cに臨んで形成されている。
【0016】開口部18を介して層間絶縁膜12から露
出した1次配線11A上には、2次配線13Aが配設さ
れている。また、コンタクトホール19A,19B間の
層間絶縁膜12上には、2次配線13Bが配設されてお
り、この2次配線13Bは、コンタクトホール19A,
19Bを介して1次配線11B,11Cに接続されてい
る。
【0017】2次配線13A,13Bおよび層間絶縁膜
12の表面は、絶縁性を有する表面保護膜14で覆われ
ている。表面保護膜14には、開口部20A,20B
が、それぞれ2次配線13A,13Bに臨んで形成され
ている。これにより、2次配線13A,13Bの表面
(上面)は、それぞれ開口部20A,20Bを介して表
面保護膜14から露出している。
【0018】開口部20A,20Bに臨む2次配線13
A,13Bの表面上には、耐酸化性の金属からなる金属
被覆膜15が形成されている。この金属被覆膜15は、
たとえば、2次配線13A,13Bおよび表面保護膜1
4の表面にスパッタ法でシード膜を形成し、開口部20
A,20B外のシード膜上にレジスト膜を形成した後、
金属被覆膜15の材料を用いたメッキを行い、さらにシ
ード膜上のレジスト膜を除去した後、このレジスト膜の
除去によって露出したシード膜を除去することにより形
成することができる。
【0019】なお、1次配線11A,11B,11Cお
よび2次配線13A,13Bの材料としては、たとえ
ば、アルミニウム、アルミニウムおよびシリコンの合
金、アルミニウム、シリコンおよび銅の合金、アルミニ
ウムおよび銅の合金、または銅などを用いることができ
る。また、表面保護膜14および層間絶縁膜12の材料
としては、たとえば、酸化シリコン、窒化シリコン、フ
ッ化シリコン、SiON、SiOFまたはポリイミドな
どを用いることができる。
【0020】以上のように、この実施形態に係る半導体
チップでは、2次配線13A,13Bの表面が、開口部
20A,20Bを介して表面保護膜14から露出し、こ
の露出した2次配線13A,13Bの表面が、耐酸化性
の金属からなる金属被覆膜15で覆われている。これに
より、電流は2次配線13A,13Bおよび金属被覆膜
15に流れることになるので、配線全体としての断面積
が大きくなり、配線抵抗が小さくなる。
【0021】また、金属被覆膜15が耐酸化性の金属で
構成されているから、2次配線13A,13Bが表面保
護膜14から露出していても、その露出している部分が
酸化による腐食を受けるそれがない。図2は、この発明
の第2の実施形態に係る半導体チップの構成を示す断面
図である。なお、この図2において、図1の各部に対応
する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付して示
すこととし、以下では、第1の実施形態との相違点を中
心に説明する。
【0022】この第2の実施形態では、2次配線13
A,13Bが表面保護膜14で被覆された後、2次配線
13A,13Bおよび表面保護膜14の表面が平坦化さ
れ、その平坦化された表面上に選択的にメッキが施され
ることにより、金属被覆膜15が形成されている。すな
わち、2次配線13A,13Bおよび層間絶縁膜12の
表面上に、表面保護膜14が積層された後、CMP(Ch
emical Mechanical Polishing :化学的機械的研磨法)
処理によって、表面保護膜14の表面が平坦化される。
このCMP処理は、2次配線13A,13Bの表面が露
出し、さらに露出した2次配線13A,13Bの表面が
平坦になるまで続けられる。その後、平坦化された2次
配線13A,13Bおよび表面保護膜14の表面上にシ
ード膜が形成され、このシード膜の2次配線13A,1
3Bに対向する領域以外の領域上に、フォトリソグラフ
ィ技術により、レジスト膜がパターン形成される。そし
て、金属被覆膜15の材料を用いたメッキが行われた
後、シード膜上のレジスト膜が除去され、さらにレジス
ト膜の除去によって露出したシード膜が除去されること
により、2次配線13A,13Bの表面上に金属被覆膜
15が形成されている。
【0023】この実施形態によれば、表面保護膜14の
表面を平坦化することにより、2次配線13A,13B
の表面を露出させているから、2次配線13A,13B
を露出させるための開口部をパターン形成する工程を省
略できる。また、表面保護膜14の表面が平坦化されて
いるから、フォトリソグラフィ技術によるレジスト膜の
形成を良好に行うことができ、これにより、金属被覆膜
15のパターニングを良好に行うことができる。
【0024】図3は、この発明の第3の実施形態に係る
半導体チップの構成を示す断面図である。なお、この図
3において、図1の各部に対応する部分には、図1の場
合と同一の参照符号を付して示すこととし、以下では、
第1の実施形態との相違点を中心に説明する。この第3
の実施形態に係る半導体チップでは、図1に示す表面保
護膜14が形成されておらず、2次配線13A,13B
は、層間絶縁膜12上に隆起した状態に設けられてお
り、その表面が金属被覆膜15で覆われている。すなわ
ち、金属被覆膜15は、2次配線13A,13Bが配設
された後、その2次配線13A,13Bおよび層間絶縁
膜12上にシード膜が形成され、このシード膜上に選択
的にメッキが施されることにより、2次配線13A,1
3Bの層間絶縁膜12から露出した部分を覆った状態に
形成されている。
【0025】この実施形態によれば、2次配線13A,
13Bの表面を保護するための表面保護膜を形成する工
程を省略できるから、第1の実施形態よりも工程数を減
らすことができる。図4は、この発明のさらに他の実施
形態に係る半導体装置の要部を示す断面図である。この
半導体装置は、第1の半導体チップとしての親チップ3
の表面31に、第2の半導体チップとしての子チップ4
を重ね合わせて接合した、いわゆるチップ・オン・チッ
プ構造を有している。
【0026】親チップ3は、たとえばシリコンチップか
らなっている。親チップ3の表面31は、絶縁性を有す
る表面保護膜32で覆われており、この表面保護膜32
には、開口部33が配線34に臨んで形成されている。
開口部33を介して表面保護膜32から露出した配線3
4の表面には、耐酸化性の金属(たとえば金、プラチ
ナ、銀またはイリジウムなど)からなる金属被覆膜35
が形成されている。この金属被覆膜35は、たとえば、
表面保護膜32および配線34の表面に、スパッタ法で
チタンタングステン(TiW)薄膜36を形成し、その
チタンタングステン薄膜36上にスパッタ法で金(A
u)薄膜37を堆積させることにより形成されている。
【0027】一方、子チップ4は、たとえばシリコンチ
ップからなっており、表面41を親チップ3の表面31
に対向させた、いわゆるフェースダウン方式で親チップ
3に接合されている。子チップ4の表面41は、絶縁性
を有する表面保護膜42で覆われている。この表面保護
膜42には、開口部43が配線44に臨んで形成されて
いる。また、開口部43は、親チップ3の開口部33の
位置を考慮して形成されている。開口部43を介して表
面保護膜42から露出した配線44上には、耐酸化性の
金属からなるバンプ45が形成されている。
【0028】親チップ3と子チップ4とが接合された状
態で、バンプ45の先端部は親チップ3に形成された開
口部33に入り込んでおり、バンプ45と金属被覆膜3
5とは凹凸結合をなしている。これにより、子チップ4
は、親チップ3の表面31との間に所定の間隔を保った
状態で、親チップ3に電気接続されている。以上のよう
に、この実施形態によれば、親チップ3の配線34の表
面保護膜32から露出した部分は金属被覆膜35で覆わ
れており、子チップ4の配線44の表面保護膜42から
露出した部分上にはバンプ45が設けられているから、
親チップ3の配線34および子チップ4の配線44が、
酸化によって腐食されるおそれがない。
【0029】また、子チップ4を親チップ3に接合する
際には、バンプ45の先端部が親チップ3の開口部33
に入り込むことにより凹凸結合をなすから、親チップ3
と子チップ4との位置合わせを良好に行うことができ、
親チップ3と子チップ4との電気的接続を良好に行うこ
とができる。なお、表面保護膜32,42の材料として
は、たとえば、酸化シリコン、窒化シリコン、SiON
またはフッ化シリコンなどを用いることができる。
【0030】また、配線34,44の材料としては、た
とえば、アルミニウム、アルミニウムおよびシリコンの
合金、アルミニウム、シリコンおよび銅の合金、アルミ
ニウムおよび銅の合金、または銅などを用いることがで
きる。以上、この発明のいくつかの実施形態について説
明したが、この発明は、上述の各実施形態に限定される
ものではない。たとえば、上述の実施形態では、半導体
チップの基体はシリコン基板であり、また、親チップお
よび子チップはいずれもシリコンからなるチップである
としたが、シリコンの他にも、ガリウム砒素半導体やゲ
ルマニウム半導体などの他の任意の半導体材料が用いら
れてもよい。また、親チップの半導体材料と子チップの
半導体材料は、同じでもよいし異なっていてもよい。
【0031】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲内で、種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る半導体チップ
の構成を示す断面図である。
【図2】この発明の第2の実施形態に係る半導体チップ
の構成を示す断面図である。
【図3】この発明の第3の実施形態に係る半導体チップ
の構成を示す断面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態に係る半導体装
置の要部の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
13A,13B 2次配線 14 表面保護膜 15 金属被覆膜 20A,20B 開口部 3 親チップ(第1の半導体チップ) 31 表面(第1の半導体チップの表面) 32 表面保護膜 33 開口部 34 配線 35 金属被覆膜 4 子チップ(第2の半導体チップ) 41 表面(第2の半導体チップの表面) 42 表面保護膜 43 開口部 44 配線 45 バンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面保護膜と、 この表面保護膜から少なくとも一部が露出した状態に設
    けられた配線と、 耐酸化性を有する金属材料で構成され、上記表面保護膜
    から露出した配線の表面を被覆する金属被覆膜とを含む
    ことを特徴とする半導体チップ。
  2. 【請求項2】上記配線は、上記表面保護膜に形成された
    開口部を介して上記表面保護膜から露出しており、 上記金属被覆膜は、上記開口部を介して上記表面保護膜
    から露出した配線の表面を覆っていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体チップ。
  3. 【請求項3】上記配線は、上記表面保護膜が研磨されて
    平坦化されることにより、上記表面保護膜から露出して
    おり、 上記金属被覆膜は、上記表面保護膜から露出した配線の
    表面を覆っていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体チップ。
  4. 【請求項4】上記配線は、上記表面保護膜から隆起した
    状態に設けられており、 上記金属被覆膜は、上記表面保護膜から隆起した配線の
    表面を覆っていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体チップ。
  5. 【請求項5】配線を部分的に露出させるための開口部が
    表面に形成された第1の半導体チップと、 この第1の半導体チップの表面に重ね合わされて接合さ
    れ、上記第1の半導体チップに対向する表面に、配線を
    部分的に露出させるための開口部が形成された第2の半
    導体チップと、 耐酸化性を有する金属材料で構成され、上記第1の半導
    体チップの開口部を介して露出した配線を被覆する金属
    被覆膜と、 上記第2の半導体チップの開口部を介して露出した配線
    上に設けられて、この配線と上記金属被覆膜とを電気接
    続するバンプとを含むことを特徴とするチップ・オン・
    チップ構造の半導体装置。
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