JP2000228245A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2000228245A
JP2000228245A JP11030488A JP3048899A JP2000228245A JP 2000228245 A JP2000228245 A JP 2000228245A JP 11030488 A JP11030488 A JP 11030488A JP 3048899 A JP3048899 A JP 3048899A JP 2000228245 A JP2000228245 A JP 2000228245A
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Masahiro Sawayanagi
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フード部のスリット幅の拡大を防止すること
ができるレバー式コネクタを提供する。 【解決手段】 雌型ハウジング3のフード部31にスリ
ット32を設ける。スリット32の両対向面32a,3
2aに、レバー4の揺動ガイド部42を嵌入方向Y1及
び脱出方向Y2へ移動可能に保持する第1保持部34を
設ける。フード部31の底壁に、レバー4の揺動支点部
44を直交方向Xへ移動可能に保持する第2保持部37
を設ける。雄型ハウジング2にレバー用凹部24を設
け、レバー用凹部24にガイドリブ25を配設する。レ
バー4の頂部に、ガイドリブ25と係合して雄型ハウジ
ング2を嵌入方向Y1又は脱出方向Y2へ押進させるカ
ム溝45を形成する。揺動ガイド部42に係合部43を
設ける。第1保持部34に、係合部43を嵌入方向Y1
及び脱出方向Y2へ移動可能に保持すると共に係合部4
3と係合してスリット32幅の拡大を阻止する被係合部
35を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー操作によっ
て雌雄一対のコネクタを嵌合させ、その嵌合を解除させ
るレバー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来品の一例を示す分解斜視図
である。図8は、この従来品の雌コネクタを示す平面図
である。このレバー式コネクタAは、図外の雌型端子を
収容する端子収容室B1が多数形成された雄型ハウジン
グBと、この雄型ハウジングBが嵌入されるフード部C
1を有する雌型ハウジングCと、フード部C1内に揺動
自在に立設され一端がフード部C1外へ突出したレバー
Dとを備えている。
【0003】雌型ハウジングCには雄型端子Eが多数植
設されており、各雄型端子Eはフード部C1内に起立し
ている。雌型ハウジングCのフード部C1には、レバー
Dの一端をフード部C1外へ揺動自在に突出させるスリ
ットC2が形成されている。このスリットC2は、フー
ド部C1の開放端面C3に開口部を有している。レバー
Dは、その揺動上死点位置では一端側頂部がスリットC
2の開口部から突出するようになっている。
【0004】レバーDの一端側底部には、スリットC2
の互いに対向する両対向面C4,C4間に位置する部位
の両壁面に、レバーDの揺動をガイドするガイド用ボス
D1がそれぞれ突設されている。スリットC2の両対向
面C4,C4には、レバーDのガイド用ボスD1を、フ
ード部C1内への雄型ハウジングBの嵌入方向Y1及び
フード部C1内からの雄型ハウジングBの脱出方向Y2
へ移動可能に保持するガイド用保持溝C5がそれぞれ形
成されている。
【0005】フード部C1の底壁には、レバーDの他端
底部の両壁面に突設され揺動支点となる支点用ボスD2
を嵌入方向Y1及び脱出方向Y2と直交する直交方向X
へ移動可能に保持する支点用保持溝C6が形成されてい
る。
【0006】雄型ハウジングBは、その底部に、レバー
Dが挿入されるレバー用凹部B2が形成されている。こ
のレバー用凹部B2には、ガイドリブB3が配設されて
いる。レバーDは、その頂部に、ガイドリブB3と係合
して雄型ハウジングBを嵌入方向Y1又は脱出方向Y2
へ押進させるカム溝D3が形成されている。
【0007】このレバー式コネクタAでは、レバーDを
揺動上死点位置に位置させた状態で雄型ハウジングBの
底部を雌型ハウジングCのフード部C1内に挿入し、レ
バーDのカム溝D3に雄型ハウジングBのガイドリブB
3を導入してレバーDの一端を押し下げることにより、
レバーDのカム溝D3の上面と雄型ハウジングBのガイ
ドリブB3とが係合して、雄型ハウジングBが嵌入方向
Y1へ押進される。従って、てこの原理により雌雄一対
のコネクタを小さい力で嵌合させることができる。
【0008】また、雌雄一対のコネクタが嵌合している
状態でレバーDの一端を持ち上げることにより、レバー
Dのカム溝D3の下面と雄型ハウジングBのガイドリブ
B3とが係合し、雄型ハウジングBが脱出方向Y2へ押
進されて、てこの原理により雌雄一対のコネクタの嵌合
を小さい力で解除させることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レバー式コネ
クタAでは、雄型ハウジングBのフード部C1内への嵌
入時やフード部C1内からの脱出時に、雄型ハウジング
Bがよれてフード部C1の内壁面に当接し、雄型ハウジ
ングBでフード部C1が内側からこじられて、フード部
C1のスリットC2の幅が拡大する場合がある。
【0010】そして、スリットC2幅が拡大した場合に
は、レバーDがよれて、雌雄一対のコネクタの嵌合が歪
になったり、嵌合解除に異常な力を要したり、あるい
は、レバーDのガイド用ボスD1がガイド用保持溝C5
から外れたりすることがある。
【0011】このため、スリットC2を跨ぐ補強部材を
雌型ハウジングCに取り付けて、スリットC2幅の拡大
を防止することが考えられる。しかし、例えばフード部
C1の開放端面C3に、スリットC2を跨ぐ補強部材を
取り付けると、この補強部材によりスリットC2の開口
部が塞がれて、レバーDの揺動上死点位置が低くなり、
この揺動上死点位置を所定の高さにするにはフード部C
1の高さを高くせざるを得なくなり、レバー式コネクタ
Aの小型化に逆行することとなる。
【0012】そこで、本発明では、レバーの揺動上死点
位置を低くすることなく、雄型ハウジングのフード部の
スリット幅の拡大を防止することができ、その結果、雌
雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させ
ることができるレバー式コネクタを提供することを課題
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一方
の端子が配設される雄型ハウジングと、該雄型ハウジン
グが嵌入されるフード部を有し他方の端子が配設される
雌型ハウジングと、前記フード部内に揺動自在に立設さ
れ一端がフード部外へ突出したレバーとを備え、レバー
一端側のフード部に、該フード部の開放端面に開口部を
有しレバーの一端を揺動自在に突出させるスリットが形
成され、該スリットの互いに対向する両対向面間に位置
するレバー部位の両壁面に、レバーの揺動をガイドする
揺動ガイド部がそれぞれ設けられ、前記両対向面に、揺
動ガイド部を雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向
及びフード部内からの脱出方向へ移動可能に保持する第
1保持部がそれぞれ設けられ、フード部の底壁に、レバ
ーの底部に設けられた揺動支点部を前記嵌入方向及び脱
出方向と直交する直交方向へ移動可能に保持する第2保
持部が形成され、雄型ハウジングに、レバーが挿入され
るレバー用凹部が形成され、該レバー用凹部にガイドリ
ブが配設され、レバーの頂部に、該ガイドリブと係合し
て雄型ハウジングを前記嵌入方向又は脱出方向へ押進さ
せるカム溝が形成されているレバー式コネクタであっ
て、前記揺動ガイド部に係合部を設け、前記第1保持部
に、係合部を前記嵌入方向及び脱出方向へ移動可能に保
持すると共に係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止
する被係合部を設けたことを特徴としている。
【0014】この発明では、雄型ハウジングのフード部
内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーの
揺動ガイド部は、雌型ハウジングの第1保持部に保持さ
れて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向やフー
ド部内からの脱出方向へ移動する。揺動ガイド部に設け
た係合部は、第1保持部に設けた被係合部に保持されて
前記嵌入方向や脱出方向へ移動すると共に、被係合部と
係合してスリット幅の拡大を阻止する。
【0015】従って、レバーの揺動上死点位置を低くす
ることなく、フード部のスリット幅の拡大を防止するこ
とができ、その結果、スリット内を移動するレバーのよ
れや脱落を抑えて、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解
除の安定性を向上させることができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載のレバー
式コネクタであって、前記揺動ガイド部が、前記両壁面
部位に突設されたガイド用ボスであり、前記係合部が、
ガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部であり、前
記第1保持部が、ガイド用ボスを保持するガイド用保持
溝であり、前記被係合部が、係合突部と係合する係合壁
面を有し係合突部を保持する係合用保持溝であることを
特徴とするレバー式コネクタ。
【0017】この発明では、雄型ハウジングのフード部
内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーの
ガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部は、雌型ハ
ウジングの係合用保持溝に保持されて雄型ハウジングの
フード部内への嵌入方向やフード部内からの脱出方向へ
移動すると共に、係合用保持溝の係合壁面と係合してス
リット幅の拡大を阻止する。従って、レバーの揺動上死
点位置を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡
大を確実に防止することができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項2記載のレバー
式コネクタであって、前記係合突部をガイド用ボスの外
周面全周に亘って設けたことを特徴としている。
【0019】この発明では、係合突部をガイド用ボスの
外周面全周に亘って設けたので、係合突部と係合用保持
溝の係合壁面との係合面積を増大させて、スリット幅の
拡大を防止する拡大防止力の強化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図5を使用して以下に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す分解斜視図である。図2は、図1に示す
ものの雌コネクタの平面図である。図3は、図2に示す
ものの右側面図である。図4は、図2に示すもののV−
V線断面図である。図5は、図2に示すものの雌型ハウ
ジングのW−W線断面図である。ただし、図1,図5で
は、レバーは揺動上死点位置に位置し、図2〜図4で
は、レバーは揺動下死点位置に位置している。
【0021】図1に示すように、このレバー式コネクタ
1は、雄型ハウジング2と、この雄型ハウジング2が嵌
入されるフード部31を有する雌型ハウジング3と、フ
ード部31内に揺動自在に立設され一端がフード部31
外へ突出したレバー4とを備えている。
【0022】雄型ハウジング2には、図外の雌型端子
(一方の端子)を収容する端子収容室21が、左右2列
に配列され各列同数づつ所定のピッチで形成されてい
る。各端子収容室21は、雄型ハウジング2の頂面22
から底面23まで雄型ハウジング2を貫通し、頂面22
側の開口部から、リード線の先端に取り付けられた雌型
端子が装着され、底面23側の開口部から、雌型ハウジ
ング3のフード部31内に起立する雄型端子5(他方の
端子)が挿入されるようになっている。
【0023】雄型ハウジング2の底面23には、レバー
4が挿入されるレバー用凹部24が形成されている。こ
のレバー用凹部24は、端子収容室21配列の中間に位
置し、その配列に沿って雄型ハウジング2の底部を貫通
している。レバー用凹部24には、所定位置にガイドリ
ブ25が配設されている。このガイドリブ25は、レバ
ー用凹部24の互いに対向する両対向面を連結して雄型
ハウジング2を補強している。
【0024】図1〜図5に示すように、レバー4は、雌
型ハウジング3のフード部31に設けられたスリット3
2からフード部31外へ揺動自在に突出する一端側頂部
に、レバー4を揺動させる操作部41が設けられてい
る。
【0025】レバー4の一端側底部には、スリット32
の互いに対向する両対向面32a,32a間に位置する
部位の両壁面に、レバー4の揺動をガイドするガイド用
ボスである揺動ガイド部42がそれぞれ設けられてい
る。各揺動ガイド部42の先端部外周面42aには、係
合突部である係合部43が外周面42a全周に亘って設
けられている。レバー4の他端底部には、その両壁面
に、レバー4の揺動支点となる支点用ボスである揺動支
点部44がそれぞれ設けられている。
【0026】レバー4の頂部には、雄型ハウジング2の
ガイドリブ25と係合して雄型ハウジング2を、フード
部31内への雄型ハウジング2の嵌入方向Y1又はフー
ド部31内からの雄型ハウジング2の脱出方向Y2へ押
進させるカム溝45が形成されている。レバー4の操作
部41下方の一壁面には、その下端に、雌型ハウジング
3の外壁面下部に設けられたロック片33と係脱自在に
係合してレバー4を揺動下死点位置で固定する弾性片4
6が配設されている。
【0027】雌型ハウジング3には、雄型端子5が多数
植設されている。各雄型端子5は、その一端が雌型ハウ
ジング3の底部から雌型ハウジング3の左右両側へそれ
ぞれ所定のピッチで突出している。雄型端子5の他端部
は、雌型ハウジング3のフード部31内で左右2列に配
列され各列同数づつ所定のピッチで起立しており、フー
ド部31内へ雄型ハウジング2を嵌入させることによっ
て、雄型ハウジング2の端子収容室21に配設される雌
型端子に挿入接続されるようになっている。
【0028】レバー4は、フード部31内の雄型端子5
の配列に沿って、その配列の中間位置に揺動自在に配設
されている。レバー4の操作部41をフード部31から
揺動自在に突出させる雌型ハウジング3のスリット32
は、フード部31の開放端面31aから嵌入方向Y1へ
延び、この開放端面31aに開口部を有している。レバ
ー4は、その揺動上死点位置ではスリット32の開口部
から頂部が突出するようになっている。
【0029】スリット32の互いに対向する両対向面3
2a,32aには、レバー4の揺動ガイド部42を嵌入
方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持するガイド
用保持溝である第1保持部34がそれぞれ形成されてい
る。各第1保持部34の奥部両側には、第1保持部34
と連通しレバー4の係合部43を嵌入方向Y1及び脱出
方向Y2へ移動可能に保持すると共に、係合部43と係
合する係合壁面35aを有し該係合壁面35aで係合部
43と係合してスリット32幅の拡大を阻止する係合用
保持溝である被係合部35が形成されている。。
【0030】フード部31の底壁31bには、嵌入方向
Y1及び脱出方向Y2と直交する直交方向Xへスリット
32の下端部から延び、レバー4の底部が揺動自在に挿
入された揺動用凹部36が形成されている。この揺動用
凹部36の奥部両側には、揺動用凹部と連通しレバー4
の揺動支点部44を直交方向Xへ移動可能に保持する支
点用保持溝である第2保持部37が形成されている。こ
の第2保持部37及び揺動用凹部36は、スリット3
2,第1保持部34及び被係合部35と互いに連通して
いる。
【0031】フード部31のレバー4他端側の内壁面に
は、雄型ハウジング2のフード部31内への嵌入時及び
フード部31内からの脱出時にレバー4と協働して、雄
型ハウジング2を嵌入方向Y1あるいは脱出方向Y2へ
案内するガイド壁38が突設されている。雌型ハウジン
グ3の底面には、雌型ハウジング3を電気回路基板に取
り付けるための位置決め突部39が2箇所に設けられて
いる。
【0032】以上説明したレバー式コネクタ1では、レ
バー4を揺動上死点位置に位置させた状態で雄型ハウジ
ング2の底部を雌型ハウジング3のフード部31内に挿
入し、レバー4のカム溝45に雄型ハウジング2のガイ
ドリブ25を導入してレバー4の操作部41を押し下げ
ることにより、レバー4のカム溝45の上面と雄型ハウ
ジング2のガイドリブ25とが係合して、雄型ハウジン
グ2が嵌入方向Y1へ押進される。従って、てこの原理
により雌雄一対のコネクタを小さい力で嵌合させること
ができる。
【0033】また、雌雄一対のコネクタが嵌合している
状態でレバー4の操作部41を持ち上げることにより、
レバー4のカム溝45の下面と雄型ハウジング2のガイ
ドリブ25とが係合し、雄型ハウジング2が脱出方向Y
2へ押進されて、てこの原理により雌雄一対のコネクタ
の嵌合を小さい力で解除させることもできる。
【0034】しかも、レバー式コネクタ1では、雄型ハ
ウジング2のフード部31内への嵌入時やフード部31
内からの脱出時には、雄型ハウジング2の揺動ガイド部
42に設けた係合部43は、雌型ハウジング3の第1保
持部34に設けた被係合部35に保持されて嵌入方向Y
1や脱出方向Y2へ移動すると共に、被係合部35の係
合壁面35aと係合してスリット32幅の拡大を確実に
阻止する。
【0035】従って、レバー4の揺動上死点位置を低く
することなく、フード部31のスリット32幅の拡大を
確実に防止することができ、その結果、スリット32内
を移動するレバー4のよれや脱落を抑えて、雌雄一対の
コネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させることが
できる。
【0036】また、レバー式コネクタ1では、係合部4
3を揺動ガイド部42の外周面42a全周に亘って設け
たので、係合部43と被係合部35の係合壁面35aと
の係合面積を増大させて、スリット32幅の拡大を防止
する拡大防止力の強化を図ることもできる。
【0037】図6は、実施形態の他の一例の要部を示す
平面図である。この図に示すように、揺動ガイド部42
は、例えば、スリット32の互いに対向する両対向面3
2a,32a間に位置するレバー4部位の両壁面にそれ
ぞれ設けられたガイド溝であり、係合部43は、各ガイ
ド溝の左右両側に設けられガイド溝と連通する係合用溝
であっても良い。
【0038】そして、第1保持部34は、スリット32
の両対向面32a,32aに突設されレバー4の揺動ガ
イド部42と協働してレバー4を図1図示の嵌入方向Y
1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持する保持用リブで
あっても良い。被係合部35は、保持用リブの両側面に
突設されレバー4の係合部43と協働してレバー4を嵌
入方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持すると共
に、係合部43の係合壁面43aと係合してスリット3
2幅の拡大を阻止する係合用リブであっても良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明では、雄型ハウジングの
フード部内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、
レバーの揺動ガイド部は、雌型ハウジングの第1保持部
に保持されて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入方
向やフード部内からの脱出方向へ移動する。揺動ガイド
部に設けた係合部は、第1保持部に設けた被係合部に保
持されて前記嵌入方向や脱出方向へ移動すると共に、被
係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する。従っ
て、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、フー
ド部のスリット幅の拡大を防止することができ、その結
果、スリット内を移動するレバーのよれや脱落を抑え
て、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向
上させることができる。
【0040】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加えて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入時や
フード部内からの脱出時には、レバーのガイド用ボスの
外周面に設けられた係合突部は、雌型ハウジングの係合
用保持溝に保持されて前記嵌入方向や脱出方向へ移動す
ると共に、係合用保持溝の係合壁面と係合してスリット
幅の拡大を阻止する。従って、レバーの揺動上死点位置
を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡大を確
実に防止することができる。
【0041】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加えて、係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘
って設けたので、係合突部と係合用保持溝の係合壁面と
の係合面積を増大させて、スリット幅の拡大を防止する
拡大防止力の強化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すものの雌コネクタを示す平面図であ
る。
【図3】図2に示すものの右側面図である。
【図4】図2に示すもののV−V線断面図である。
【図5】図2に示すものの雌型ハウジングのW−W線断
面図である。
【図6】実施形態の他の一例の要部を示す平面図であ
る。
【図7】従来品の一例を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すものの雌コネクタを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 レバー式コネクタ 2 雄型ハウジング 3 雌型ハウジング 4 レバー 5 雄型端子(他方の端子) 24 レバー用凹部 25 ガイドリブ 31 フード部 31a 開放端面 31b 底壁 32 スリット 32a スリットの対向面 34 第1保持部 35 被係合部 35a 係合壁面 37 第2保持部 42 揺動ガイド部 42a 外周面 43 係合部 44 揺動支点部 45 カム溝 X 直交方向 Y1 嵌入方向 Y2 脱出方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端子が配設される雄型ハウジング
    と、該雄型ハウジングが嵌入されるフード部を有し他方
    の端子が配設される雌型ハウジングと、前記フード部内
    に揺動自在に立設され一端がフード部外へ突出したレバ
    ーとを備え、 レバー一端側のフード部に、該フード部の開放端面に開
    口部を有しレバーの一端を揺動自在に突出させるスリッ
    トが形成され、該スリットの互いに対向する両対向面間
    に位置するレバー部位の両壁面に、レバーの揺動をガイ
    ドする揺動ガイド部がそれぞれ設けられ、前記両対向面
    に、揺動ガイド部を雄型ハウジングのフード部内への嵌
    入方向及びフード部内からの脱出方向へ移動可能に保持
    する第1保持部がそれぞれ設けられ、フード部の底壁
    に、レバーの底部に設けられた揺動支点部を前記嵌入方
    向及び脱出方向と直交する直交方向へ移動可能に保持す
    る第2保持部が形成され、雄型ハウジングに、レバーが
    挿入されるレバー用凹部が形成され、該レバー用凹部に
    ガイドリブが配設され、レバーの頂部に、該ガイドリブ
    と係合して雄型ハウジングを前記嵌入方向又は脱出方向
    へ押進させるカム溝が形成されているレバー式コネクタ
    であって、 前記揺動ガイド部に係合部を設け、前記第1保持部に、
    係合部を前記嵌入方向及び脱出方向へ移動可能に保持す
    ると共に係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する
    被係合部を設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー式コネクタであっ
    て、 前記揺動ガイド部が、前記両壁面に突設されたガイド用
    ボスであり、前記係合部が、ガイド用ボスの外周面に設
    けられた係合突部であり、前記第1保持部が、ガイド用
    ボスを保持するガイド用保持溝であり、前記被係合部
    が、係合突部と係合する係合壁面を有し係合突部を保持
    する係合用保持溝であることを特徴とするレバー式コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレバー式コネクタであっ
    て、 前記係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘って設け
    たことを特徴とするレバー式コネクタ。
JP03048899A 1999-02-08 1999-02-08 レバー式コネクタ Expired - Fee Related JP3561167B2 (ja)

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