JP3561167B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー操作によって雌雄一対のコネクタを嵌合させ、その嵌合を解除させるレバー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来品の一例を示す分解斜視図である。図8は、この従来品の雌コネクタを示す平面図である。このレバー式コネクタAは、図外の雌型端子を収容する端子収容室B1が多数形成された雄型ハウジングBと、この雄型ハウジングBが嵌入されるフード部C1を有する雌型ハウジングCと、フード部C1内に揺動自在に立設され一端がフード部C1外へ突出したレバーDとを備えている。
【0003】
雌型ハウジングCには雄型端子Eが多数植設されており、各雄型端子Eはフード部C1内に起立している。雌型ハウジングCのフード部C1には、レバーDの一端をフード部C1外へ揺動自在に突出させるスリットC2が形成されている。このスリットC2は、フード部C1の開放端面C3に開口部を有している。レバーDは、その揺動上死点位置では一端側頂部がスリットC2の開口部から突出するようになっている。
【0004】
レバーDの一端側底部には、スリットC2の互いに対向する両対向面C4,C4間に位置する部位の両壁面に、レバーDの揺動をガイドするガイド用ボスD1がそれぞれ突設されている。スリットC2の両対向面C4,C4には、レバーDのガイド用ボスD1を、フード部C1内への雄型ハウジングBの嵌入方向Y1及びフード部C1内からの雄型ハウジングBの脱出方向Y2へ移動可能に保持するガイド用保持溝C5がそれぞれ形成されている。
【0005】
フード部C1の底壁には、レバーDの他端底部の両壁面に突設され揺動支点となる支点用ボスD2を嵌入方向Y1及び脱出方向Y2と直交する直交方向Xへ移動可能に保持する支点用保持溝C6が形成されている。
【0006】
雄型ハウジングBは、その底部に、レバーDが挿入されるレバー用凹部B2が形成されている。このレバー用凹部B2には、ガイドリブB3が配設されている。レバーDは、その頂部に、ガイドリブB3と係合して雄型ハウジングBを嵌入方向Y1又は脱出方向Y2へ押進させるカム溝D3が形成されている。
【0007】
このレバー式コネクタAでは、レバーDを揺動上死点位置に位置させた状態で雄型ハウジングBの底部を雌型ハウジングCのフード部C1内に挿入し、レバーDのカム溝D3に雄型ハウジングBのガイドリブB3を導入してレバーDの一端を押し下げることにより、レバーDのカム溝D3の上面と雄型ハウジングBのガイドリブB3とが係合して、雄型ハウジングBが嵌入方向Y1へ押進される。従って、てこの原理により雌雄一対のコネクタを小さい力で嵌合させることができる。
【0008】
また、雌雄一対のコネクタが嵌合している状態でレバーDの一端を持ち上げることにより、レバーDのカム溝D3の下面と雄型ハウジングBのガイドリブB3とが係合し、雄型ハウジングBが脱出方向Y2へ押進されて、てこの原理により雌雄一対のコネクタの嵌合を小さい力で解除させることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、レバー式コネクタAでは、雄型ハウジングBのフード部C1内への嵌入時やフード部C1内からの脱出時に、雄型ハウジングBがよれてフード部C1の内壁面に当接し、雄型ハウジングBでフード部C1が内側からこじられて、フード部C1のスリットC2の幅が拡大する場合がある。
【0010】
そして、スリットC2幅が拡大した場合には、レバーDがよれて、雌雄一対のコネクタの嵌合が歪になったり、嵌合解除に異常な力を要したり、あるいは、レバーDのガイド用ボスD1がガイド用保持溝C5から外れたりすることがある。
【0011】
このため、スリットC2を跨ぐ補強部材を雌型ハウジングCに取り付けて、スリットC2幅の拡大を防止することが考えられる。しかし、例えばフード部C1の開放端面C3に、スリットC2を跨ぐ補強部材を取り付けると、この補強部材によりスリットC2の開口部が塞がれて、レバーDの揺動上死点位置が低くなり、この揺動上死点位置を所定の高さにするにはフード部C1の高さを高くせざるを得なくなり、レバー式コネクタAの小型化に逆行することとなる。
【0012】
そこで、本発明では、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、雄型ハウジングのフード部のスリット幅の拡大を防止することができ、その結果、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させることができるレバー式コネクタを提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一方の端子が配設される雄型ハウジングと、該雄型ハウジングが嵌入されるフード部を有し他方の端子が配設される雌型ハウジングと、前記フード部内に揺動自在に立設され一端がフード部外へ突出したレバーとを備え、レバー一端側のフード部に、該フード部の開放端面に開口部を有しレバーの一端を揺動自在に突出させるスリットが形成され、該スリットの互いに対向する両対向面間に位置するレバー部位の両壁面に、レバーの揺動をガイドする揺動ガイド部がそれぞれ設けられ、前記両対向面に、揺動ガイド部を雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向及びフード部内からの脱出方向へ移動可能に保持する第1保持部がそれぞれ設けられ、フード部の底壁に、レバーの底部に設けられた揺動支点部を前記嵌入方向及び脱出方向と直交する直交方向へ移動可能に保持する第2保持部が形成され、雄型ハウジングに、レバーが挿入されるレバー用凹部が形成され、該レバー用凹部にガイドリブが配設され、レバーの頂部に、該ガイドリブと係合して雄型ハウジングを前記嵌入方向又は脱出方向へ押進させるカム溝が形成されているレバー式コネクタであって、前記揺動ガイド部に係合部を設け、前記第1保持部に、係合部を前記嵌入方向及び脱出方向へ移動可能に保持すると共に係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する被係合部を設けたことを特徴としている。
【0014】
この発明では、雄型ハウジングのフード部内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーの揺動ガイド部は、雌型ハウジングの第1保持部に保持されて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向やフード部内からの脱出方向へ移動する。揺動ガイド部に設けた係合部は、第1保持部に設けた被係合部に保持されて前記嵌入方向や脱出方向へ移動すると共に、被係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する。
【0015】
従って、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡大を防止することができ、その結果、スリット内を移動するレバーのよれや脱落を抑えて、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させることができる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1記載のレバー式コネクタであって、前記揺動ガイド部が、前記両壁面部位に突設されたガイド用ボスであり、前記係合部が、ガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部であり、前記第1保持部が、ガイド用ボスを保持するガイド用保持溝であり、前記被係合部が、係合突部と係合する係合壁面を有し係合突部を保持する係合用保持溝であることを特徴とするレバー式コネクタ。
【0017】
この発明では、雄型ハウジングのフード部内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーのガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部は、雌型ハウジングの係合用保持溝に保持されて雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向やフード部内からの脱出方向へ移動すると共に、係合用保持溝の係合壁面と係合してスリット幅の拡大を阻止する。従って、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡大を確実に防止することができる。
【0018】
請求項3の発明は、請求項2記載のレバー式コネクタであって、前記係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘って設けたことを特徴としている。
【0019】
この発明では、係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘って設けたので、係合突部と係合用保持溝の係合壁面との係合面積を増大させて、スリット幅の拡大を防止する拡大防止力の強化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を図1〜図5を使用して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。図2は、図1に示すものの雌コネクタの平面図である。図3は、図2に示すものの右側面図である。図4は、図2に示すもののV−V線断面図である。図5は、図2に示すものの雌型ハウジングのW−W線断面図である。ただし、図1,図5では、レバーは揺動上死点位置に位置し、図2〜図4では、レバーは揺動下死点位置に位置している。
【0021】
図1に示すように、このレバー式コネクタ1は、雄型ハウジング2と、この雄型ハウジング2が嵌入されるフード部31を有する雌型ハウジング3と、フード部31内に揺動自在に立設され一端がフード部31外へ突出したレバー4とを備えている。
【0022】
雄型ハウジング2には、図外の雌型端子(一方の端子)を収容する端子収容室21が、左右2列に配列され各列同数づつ所定のピッチで形成されている。各端子収容室21は、雄型ハウジング2の頂面22から底面23まで雄型ハウジング2を貫通し、頂面22側の開口部から、リード線の先端に取り付けられた雌型端子が装着され、底面23側の開口部から、雌型ハウジング3のフード部31内に起立する雄型端子5(他方の端子)が挿入されるようになっている。
【0023】
雄型ハウジング2の底面23には、レバー4が挿入されるレバー用凹部24が形成されている。このレバー用凹部24は、端子収容室21配列の中間に位置し、その配列に沿って雄型ハウジング2の底部を貫通している。レバー用凹部24には、所定位置にガイドリブ25が配設されている。このガイドリブ25は、レバー用凹部24の互いに対向する両対向面を連結して雄型ハウジング2を補強している。
【0024】
図1〜図5に示すように、レバー4は、雌型ハウジング3のフード部31に設けられたスリット32からフード部31外へ揺動自在に突出する一端側頂部に、レバー4を揺動させる操作部41が設けられている。
【0025】
レバー4の一端側底部には、スリット32の互いに対向する両対向面32a,32a間に位置する部位の両壁面に、レバー4の揺動をガイドするガイド用ボスである揺動ガイド部42がそれぞれ設けられている。各揺動ガイド部42の先端部外周面42aには、係合突部である係合部43が外周面42a全周に亘って設けられている。レバー4の他端底部には、その両壁面に、レバー4の揺動支点となる支点用ボスである揺動支点部44がそれぞれ設けられている。
【0026】
レバー4の頂部には、雄型ハウジング2のガイドリブ25と係合して雄型ハウジング2を、フード部31内への雄型ハウジング2の嵌入方向Y1又はフード部31内からの雄型ハウジング2の脱出方向Y2へ押進させるカム溝45が形成されている。レバー4の操作部41下方の一壁面には、その下端に、雌型ハウジング3の外壁面下部に設けられたロック片33と係脱自在に係合してレバー4を揺動下死点位置で固定する弾性片46が配設されている。
【0027】
雌型ハウジング3には、雄型端子5が多数植設されている。各雄型端子5は、その一端が雌型ハウジング3の底部から雌型ハウジング3の左右両側へそれぞれ所定のピッチで突出している。雄型端子5の他端部は、雌型ハウジング3のフード部31内で左右2列に配列され各列同数づつ所定のピッチで起立しており、フード部31内へ雄型ハウジング2を嵌入させることによって、雄型ハウジング2の端子収容室21に配設される雌型端子に挿入接続されるようになっている。
【0028】
レバー4は、フード部31内の雄型端子5の配列に沿って、その配列の中間位置に揺動自在に配設されている。レバー4の操作部41をフード部31から揺動自在に突出させる雌型ハウジング3のスリット32は、フード部31の開放端面31aから嵌入方向Y1へ延び、この開放端面31aに開口部を有している。レバー4は、その揺動上死点位置ではスリット32の開口部から頂部が突出するようになっている。
【0029】
スリット32の互いに対向する両対向面32a,32aには、レバー4の揺動ガイド部42を嵌入方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持するガイド用保持溝である第1保持部34がそれぞれ形成されている。各第1保持部34の奥部両側には、第1保持部34と連通しレバー4の係合部43を嵌入方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持すると共に、係合部43と係合する係合壁面35aを有し該係合壁面35aで係合部43と係合してスリット32幅の拡大を阻止する係合用保持溝である被係合部35が形成されている。。
【0030】
フード部31の底壁31bには、嵌入方向Y1及び脱出方向Y2と直交する直交方向Xへスリット32の下端部から延び、レバー4の底部が揺動自在に挿入された揺動用凹部36が形成されている。この揺動用凹部36の奥部両側には、揺動用凹部と連通しレバー4の揺動支点部44を直交方向Xへ移動可能に保持する支点用保持溝である第2保持部37が形成されている。この第2保持部37及び揺動用凹部36は、スリット32,第1保持部34及び被係合部35と互いに連通している。
【0031】
フード部31のレバー4他端側の内壁面には、雄型ハウジング2のフード部31内への嵌入時及びフード部31内からの脱出時にレバー4と協働して、雄型ハウジング2を嵌入方向Y1あるいは脱出方向Y2へ案内するガイド壁38が突設されている。雌型ハウジング3の底面には、雌型ハウジング3を電気回路基板に取り付けるための位置決め突部39が2箇所に設けられている。
【0032】
以上説明したレバー式コネクタ1では、レバー4を揺動上死点位置に位置させた状態で雄型ハウジング2の底部を雌型ハウジング3のフード部31内に挿入し、レバー4のカム溝45に雄型ハウジング2のガイドリブ25を導入してレバー4の操作部41を押し下げることにより、レバー4のカム溝45の上面と雄型ハウジング2のガイドリブ25とが係合して、雄型ハウジング2が嵌入方向Y1へ押進される。従って、てこの原理により雌雄一対のコネクタを小さい力で嵌合させることができる。
【0033】
また、雌雄一対のコネクタが嵌合している状態でレバー4の操作部41を持ち上げることにより、レバー4のカム溝45の下面と雄型ハウジング2のガイドリブ25とが係合し、雄型ハウジング2が脱出方向Y2へ押進されて、てこの原理により雌雄一対のコネクタの嵌合を小さい力で解除させることもできる。
【0034】
しかも、レバー式コネクタ1では、雄型ハウジング2のフード部31内への嵌入時やフード部31内からの脱出時には、雄型ハウジング2の揺動ガイド部42に設けた係合部43は、雌型ハウジング3の第1保持部34に設けた被係合部35に保持されて嵌入方向Y1や脱出方向Y2へ移動すると共に、被係合部35の係合壁面35aと係合してスリット32幅の拡大を確実に阻止する。
【0035】
従って、レバー4の揺動上死点位置を低くすることなく、フード部31のスリット32幅の拡大を確実に防止することができ、その結果、スリット32内を移動するレバー4のよれや脱落を抑えて、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させることができる。
【0036】
また、レバー式コネクタ1では、係合部43を揺動ガイド部42の外周面42a全周に亘って設けたので、係合部43と被係合部35の係合壁面35aとの係合面積を増大させて、スリット32幅の拡大を防止する拡大防止力の強化を図ることもできる。
【0037】
図6は、実施形態の他の一例の要部を示す平面図である。この図に示すように、揺動ガイド部42は、例えば、スリット32の互いに対向する両対向面32a,32a間に位置するレバー4部位の両壁面にそれぞれ設けられたガイド溝であり、係合部43は、各ガイド溝の左右両側に設けられガイド溝と連通する係合用溝であっても良い。
【0038】
そして、第1保持部34は、スリット32の両対向面32a,32aに突設されレバー4の揺動ガイド部42と協働してレバー4を図1図示の嵌入方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持する保持用リブであっても良い。被係合部35は、保持用リブの両側面に突設されレバー4の係合部43と協働してレバー4を嵌入方向Y1及び脱出方向Y2へ移動可能に保持すると共に、係合部43の係合壁面43aと係合してスリット32幅の拡大を阻止する係合用リブであっても良い。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の発明では、雄型ハウジングのフード部内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーの揺動ガイド部は、雌型ハウジングの第1保持部に保持されて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向やフード部内からの脱出方向へ移動する。揺動ガイド部に設けた係合部は、第1保持部に設けた被係合部に保持されて前記嵌入方向や脱出方向へ移動すると共に、被係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する。従って、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡大を防止することができ、その結果、スリット内を移動するレバーのよれや脱落を抑えて、雌雄一対のコネクタの嵌合や嵌合解除の安定性を向上させることができる。
【0040】
請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加えて、雄型ハウジングのフード部内への嵌入時やフード部内からの脱出時には、レバーのガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部は、雌型ハウジングの係合用保持溝に保持されて前記嵌入方向や脱出方向へ移動すると共に、係合用保持溝の係合壁面と係合してスリット幅の拡大を阻止する。従って、レバーの揺動上死点位置を低くすることなく、フード部のスリット幅の拡大を確実に防止することができる。
【0041】
請求項3の発明では、請求項2の発明の効果に加えて、係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘って設けたので、係合突部と係合用保持溝の係合壁面との係合面積を増大させて、スリット幅の拡大を防止する拡大防止力の強化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すものの雌コネクタを示す平面図である。
【図3】図2に示すものの右側面図である。
【図4】図2に示すもののV−V線断面図である。
【図5】図2に示すものの雌型ハウジングのW−W線断面図である。
【図6】実施形態の他の一例の要部を示す平面図である。
【図7】従来品の一例を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すものの雌コネクタを示す平面図である。
【符号の説明】
1 レバー式コネクタ
2 雄型ハウジング
3 雌型ハウジング
4 レバー
5 雄型端子(他方の端子)
24 レバー用凹部
25 ガイドリブ
31 フード部
31a 開放端面
31b 底壁
32 スリット
32a スリットの対向面
34 第1保持部
35 被係合部
35a 係合壁面
37 第2保持部
42 揺動ガイド部
42a 外周面
43 係合部
44 揺動支点部
45 カム溝
X 直交方向
Y1 嵌入方向
Y2 脱出方向

Claims (3)

  1. 一方の端子が配設される雄型ハウジングと、該雄型ハウジングが嵌入されるフード部を有し他方の端子が配設される雌型ハウジングと、前記フード部内に揺動自在に立設され一端がフード部外へ突出したレバーとを備え、
    レバー一端側のフード部に、該フード部の開放端面に開口部を有しレバーの一端を揺動自在に突出させるスリットが形成され、該スリットの互いに対向する両対向面間に位置するレバー部位の両壁面に、レバーの揺動をガイドする揺動ガイド部がそれぞれ設けられ、前記両対向面に、揺動ガイド部を雄型ハウジングのフード部内への嵌入方向及びフード部内からの脱出方向へ移動可能に保持する第1保持部がそれぞれ設けられ、フード部の底壁に、レバーの底部に設けられた揺動支点部を前記嵌入方向及び脱出方向と直交する直交方向へ移動可能に保持する第2保持部が形成され、雄型ハウジングに、レバーが挿入されるレバー用凹部が形成され、該レバー用凹部にガイドリブが配設され、レバーの頂部に、該ガイドリブと係合して雄型ハウジングを前記嵌入方向又は脱出方向へ押進させるカム溝が形成されているレバー式コネクタであって、
    前記揺動ガイド部に係合部を設け、前記第1保持部に、係合部を前記嵌入方向及び脱出方向へ移動可能に保持すると共に係合部と係合してスリット幅の拡大を阻止する被係合部を設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 請求項1記載のレバー式コネクタであって、
    前記揺動ガイド部が、前記両壁面に突設されたガイド用ボスであり、前記係合部が、ガイド用ボスの外周面に設けられた係合突部であり、前記第1保持部が、ガイド用ボスを保持するガイド用保持溝であり、前記被係合部が、係合突部と係合する係合壁面を有し係合突部を保持する係合用保持溝であることを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 請求項2記載のレバー式コネクタであって、
    前記係合突部をガイド用ボスの外周面全周に亘って設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
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