JP2000227245A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Abstract
と共に、試運転モードへの不用意な誤設定を防止するこ
とができる空気調和機を得る。 【解決手段】 リモコンスイッチ120に設けられた複
数のボタン(スイッチ)のうちの予め定められた2つの
ボタンの重複操作によって生成された信号を受光部96
で受信した場合にエアコン10を試運転モードに設定す
る。
Description
り、特に、リモコンスイッチからの操作信号に基づいて
運転/停止等の操作が行なわれる空気調和機に関する。
コン」と言う)は、冷凍サイクル中を循環される冷媒が
室内ユニットに設けている熱交換器を通過するときに、
室内へ空調風として吹出す空気との間で熱交換を行な
う。
リモコンスイッチ(ワイヤレスリモコン、以下「リモコ
ンスイッチ」と言う)によって、運転/停止は勿論、冷
房運転、暖房運転、ドライ運転等の運転モード、設定温
度、風量等の設定が行なわれる。エアコンの室内ユニッ
トは、リモコンスイッチから送信される赤外線信号を受
信する受光部を備えており、この受光部でリモコンスイ
ッチから送信された操作信号を受信すると、室内ユニッ
ト内に設けられているマイクロコンピュータ(マイコ
ン)が受信した操作信号に基づいて各機器を制御して、
空調を行なう。
によって被空調室に取り付けられた時点等に試験的に運
転状態を確認するための運転モードである試運転モード
を備えたものがある。
の室内ユニットには、例えば図8に示すような、エアコ
ンの運転モードを「停止」、「通常運転」、「試運転」
及び「DEMO」の何れかに切り換える運転切換スイッ
チ88’が設けられており、通常の空調運転を行なう際
にはノッチ124を「通常運転」の位置に位置させ、試
運転モードを設定する場合にはノッチ124を「試運
転」の位置に位置させていた。なお、上記「DEMO」
は、エアコンを販売店の店頭や展示会等において展示す
る際にデモンストレーションを行なうモードであるデモ
ンストレーションモード(以下、「デモモード」と言
う)に設定する場合に適用されるものである。
は、通常の空調運転時には切り換えることが殆ど無いの
で、一般に室内ユニットの内部に設けられている。
運転モードを備えたエアコンでは、試運転モードに設定
する際に室内ユニットの内部に設けられている運転切換
スイッチを「試運転」に切り換える必要があるため、手
間がかかる、という問題点があった。
では、運転切換スイッチが通常は誰にでも操作できる状
態で設けられているので、誤って試運転モードが設定さ
れる場合がある、という問題点があった。試運転モード
は、上述したようにエアコンがサービスマン等によって
被空調室に取り付けられた時点等に試験的に運転状態を
確認するための運転モードであるので、このモードに誤
って設定された場合、通常の空調運転を行なうことがで
きなくなる。
れたものであり、試運転モードを容易に設定することが
できると共に、試運転モードへの不用意な誤設定を防止
することができる空気調和機を提供することを目的とす
る。
に、請求項1記載の空気調和機は、通常の運転モードの
他に、試験的な運転モードである試運転モードを備えた
空気調和機であって、各々異なる指示内容を有する複数
のスイッチが設けられ該スイッチの操作に応じた操作信
号を送出するリモコンスイッチと、室内ユニットに設け
られ前記リモコンスイッチから送出された前記操作信号
を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信され
た操作信号に前記リモコンスイッチに設けられた複数の
スイッチのうちの予め定められた2つ以上のスイッチの
重複操作によって生成された前記試運転モードへの移行
を指示する信号が含まれている場合に試運転モードに設
定する設定手段と、を備えている。
異なる指示内容を有する複数のスイッチが設けられたリ
モコンスイッチによって、上記スイッチの操作に応じた
操作信号が送出され、該送出された操作信号が室内ユニ
ットに設けられた受信手段によって受信される。
作信号にリモコンスイッチに設けられた複数のスイッチ
のうちの予め定められた2つ以上のスイッチの重複操作
によって生成された試運転モードへの移行を指示する信
号が含まれている場合には設定手段によって試運転モー
ドに設定される。
よれば、試運転モードへの移行をリモコンスイッチから
送出される操作信号に基づいて行なっているので、試運
転モードを運転切換スイッチによって設定する場合に比
較して容易に設定することができると共に、運転切換ス
イッチに試運転モードの設定機能を持たせる必要がなく
なり低コスト化することができる。
ば、試運転モードへの移行を指示する信号がリモコンス
イッチに設けられた複数のスイッチのうちの予め定めら
れた2つ以上のスイッチの重複操作によって生成された
信号とされているので、通常の空調運転時における各種
操作は、リモコンスイッチに設けられた複数のスイッチ
の個別の操作によって行なわれ、偶然に上記予め定めら
れた2つ以上のスイッチの重複操作が行なわれない限り
は試運転モードに移行することがなく、空気調和機の一
般の使用者等による誤った試運転モードヘの移行を防止
することができる。
の実施の形態について詳細に説明する。
(以下「エアコン10」という)の冷凍サイクルを示し
ている。このエアコン10は、被空調室に設置される室
内ユニット12と室外に設置される室外ユニット14に
よって構成されており、室内ユニット12と室外ユニッ
ト14とは、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16A
と、細管の冷媒配管16Bとで接続されている。
けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一
端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配
管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに
接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22A
を介して四方弁24に接続されている。この四方弁24
は、アキュムレータ28を介して及びマフラー22Bを
介してコンプレッサ26に接続されている。
30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四
方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、
ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20
Bに接続されている。また、ストレーナ34とモジュレ
ータ38の間には、電動膨張弁36が設けられ、バルブ
20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。
これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の
間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環路が
構成されている。
モータの駆動によりコンプレッサ26が運転されると、
冷凍サイクル中を冷媒が循環される。図2で、矢印によ
って暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モー
ドまたはドライモード)の冷媒の流れを示すように、エ
アコン10は、四方弁24の切り換えによって、運転モ
ードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが
切り換えられ、電動膨張弁36の弁開度を制御すること
により、冷媒の蒸発温度が調整される。
ット12は、ケーシング42に吸込み口48と吹出し口
50が形成されており、このケーシング42内に熱交換
器18が配置されている。図4に示すように、室内ユニ
ット12は、ケーシング42の裏面に設けているベース
板40によって被空調室の壁面等へ所定の高さで固定さ
れる。
と共にクロスフローファン44が配置されており、クロ
スフローファン44の作動によって室内の空気が吸込み
口48からフィルタ46を通過してケーシング42内へ
吸引される。ケーシング42内に吸引された空気は、熱
交換器18を通過した後、吹出し口50から室内へ吹き
出される。この空気は、熱交換器18を通過することに
より、熱交換器18内を循環される冷媒との間で熱交換
が行なわれ、室内を空調する温調された空気(空調風)
となる。
下フラップ54と上下フラップ54の奥側に左右フラッ
プ52が設けられており、この左右フラップ52と上下
フラップ54によって、吹出し口50から吹き出される
空調風の向きが変えられる。エアコン10では、左右フ
ラップ52が手動で向きが変えられるようになってお
り、主に上下フラップ54の向きを制御することにより
吹出し口50から吹出す空調風の風向を制御している。
なお、エアコン10としては、上下フラップ54と共に
左右フラップ52の向きを制御するものであっても良
い。
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。電源基板56には、
モータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66
及び駆動回路68が設けられており、エアコン10を運
転するための電力(例えば単相100Vの交流電力)が
供給されるようになっている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイク
ロコンピュータ(マイコン74)が設けられている。
たクロスフローファン44を駆動するファンモータ76
(例えばDCブラシレスモータ)が接続されており、コ
ントロール基板58に設けられているマイコン74から
の制御信号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給
する。このとき、マイコン74は、駆動回路68からの
出力電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変
化させるように制御する。これによって、室内ユニット
12の吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調
整される。
は、パワーリレー基板60と、上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78とが接続されている。パワ
ーリレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒュー
ズ等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
てパワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力
を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン10
は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニット
14への電力の供給が可能となる。
の制御信号に応じて作動されて上下フラップ54を操作
し、所望の領域へ向けて空調風が吹出されるようにして
いる。
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行なう。
する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を検
出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コント
ロール基板58に設けられているサービスLED及び運
転切換スイッチ88が接続されている。なお、運転切換
スイッチ88は、図5に示すように、室内ユニット12
のケーシング42の内部に設けられており、ノッチ12
4を図5左右方向にスライド移動することによって、
「通常運転」と「DEMO」(デモモード)との切換及
び、エアコン10の運転を停止する「停止」に切換えら
れる。
際には運転切換スイッチ88のノッチ124を「通常運
転」の位置に設定して使用される。これにより、接点8
8Aが閉じられて、室内ユニット12へ運転用の電力が
供給される。また、運転切換スイッチ88のノッチ12
4を「停止」の位置にすることにより、接点88Aが開
放されて、室内ユニット12への電力の供給が停止され
る。更に、運転切換スイッチ88のノッチ124を「D
EMO」の位置にすることにより所定のデモンストレー
ション運転が実施される。なお、サービスLEDは、メ
ンテナンス時に点灯操作することにより、サービスマン
に自己診断結果を知らせるようになっている。
への配線が接続される端子台90が設けられている。こ
の端子台90のターミナル90A、90B、90Cに
は、室内ユニット12から室外ユニット14へ供給する
電源用の配線と室内ユニット12と室外ユニット14の
間でシリアル通信を行なうための配線が接続される。
チ120の操作によって通常の空調運転を開始するとき
に、パワーリレー80をオンして接点80Aを閉じるこ
とにより室外ユニット14へ電力を供給する。このと
き、室内ユニット12に設けているマイコン74が室外
ユニット14に設けられている図示しないマイコンとの
間でシリアル通信を行ない、室外ユニット14の作動を
制御するようになっている。
接続されている。この表示基板82は、運転表示用の表
示LED等が設けられた表示部94と、リモコンスイッ
チ120から送出される操作信号を受信する受光素子9
8を備えた受光部96が設けられている。受光素子98
は、受信回路92に接続され、受光素子98によって受
信した操作信号が、受信回路92からマイコン74に出
力される。
のケーシング42には、前面に表示部94と受光部96
が配置されており、この表示部94のLED等の点灯状
態からエアコン10の運転状態を確認できるようになっ
ている。また、受光部96へ向けてリモコンスイッチ1
20を操作することにより、操作信号を受信できるよう
になっている。
スイッチ120の一例が示されている。リモコンスイッ
チ120には、LCDを用いた表示部122が設けられ
ている。この表示部122には、運転モードを示すマー
ク、設定温度に加え、風向、風量等のエアコン10を運
転するときの運転条件ないし運転状態を示すマークが表
示されると共に、エアコン10が後述する試運転モード
で運転されている際に試運転マーク140が表示され
る。
/停止ボタン124、温度設定ボタン126A、126
Bと共に、1Hタイマーボタン128が設けられてい
る。エアコン10は、運転/停止ボタン124の操作に
よって運転/停止される。また、温度設定ボタン126
A、126Bの操作によって設定温度(空調するときの
目標温度)が変えられる。
バー134内に種々の操作ボタンを有する操作パネル1
32が設けられている。この操作パネル132には、エ
アコン10の運転モードを自動、暖房、ドライ、冷房、
空気清浄、乾燥と順に切り換える運転モードボタン13
6、吹出し口50から吹出す空調風の風量(クロスフロ
ーファン44の回転数)を切り換える風量ボタン14
2、上下フラップ54を操作して風向を選択する風向ボ
タン144及びタイマ設定を行なうための入時間ボタン
146、切時間ボタン148、設定ボタン150等が設
けられている。
操作がなされると各スイッチの操作状態に応じた所定の
フォーマットの操作信号を、赤外線信号(赤外線発光素
子のオン/オフ信号)として送出する。
0と、このリモコンスイッチ120から送出される操作
信号を受信する受光部96及び受信回路92によってリ
モコン操作装置100(図3参照)が形成されており、
リモコンスイッチ120の操作信号が受信回路92を介
してマイコン74に入力されるようになっている。マイ
コン74は、この操作信号に基づいてエアコン10の作
動を制御する。
コンスイッチ120から運転開始を指示する操作信号
(運転/停止ボタン124の操作に基づいた操作信号)
を受信すると、パワーリレー80をオンして室外ユニッ
ト14へ電力を供給すると共に、シリアル通信によって
室外ユニット14を制御しながら空調運転を行なう。
は、サービスマン等によって被空調室に取り付けられた
時点等に試験的に運転状態を確認するための運転モード
である試運転モードを備えている。
14におけるコンプレッサ26の駆動周波数を所定の周
波数で一定となるように設定することによって行なわれ
る。従って、本実施の形態の試運転モードでは、リモコ
ンスイッチ120によって設定された温度に対応する空
調運転は行なわれない。
コンスイッチ120の運転/停止ボタン124と温度設
定ボタン126Aとを重複操作(略同時に押下)するこ
とによって行なわれる。即ち、室内ユニット12に設け
られたマイコン74は、リモコンスイッチ120から受
信した操作信号に、運転/停止ボタン124と温度設定
ボタン126Aとを重複操作した際に生成される信号が
含まれていた場合に上述したように試運転モードに設定
する。なお、試運転モードの解除は、試運転モード実施
中に運転/停止ボタン124を操作することによって行
なうことができる。
ニット12との間でのシリアル通信等によってコンプレ
ッサ26の回転数が制御される一般的構成を用いること
ができ、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
作用を説明する。なお、図7は、リモコンスイッチ12
0からの操作信号を受光部96によって受信した場合に
室内ユニット12のマイコン74で実行される割込み処
理ルーチンのフローチャートである。
号の解析を行ない、次のステップ202では、操作信号
に「試運転モード」の指定が含まれているか否かを判定
し、含まれていない場合はステップ204へ移行する。
ここで、操作信号に試運転モードの指定が含まれている
か否かの判定は、上述したように、受信した操作信号に
運転/停止ボタン124と温度設定ボタン126Aとの
重複操作が行なわれた際に操作信号として生成される信
号が含まれているか否かを判定することによって行なう
ことができる。
「停止」の指定が含まれているか否か、即ち受信した操
作信号に運転/停止ボタン124が押下された際に操作
信号として生成される信号が含まれているか否かを判定
し、含まれていない場合にはステップ206へ移行し
て、操作信号に応じた運転処理を行った後に本割込み処
理ルーチンを終了する。
て、操作信号に「停止」の指定が含まれていると判定さ
れた場合にはステップ208へ移行してエアコン10の
運転を停止した後に本割込み処理ルーチンを終了する。
て、操作信号に「試運転モード」の指定が含まれている
と判定された場合にはステップ210へ移行して上述し
た試運転モードの設定を行なう。
04と同様に、受信した操作信号に「停止」の指定が含
まれているか否かを判定し、含まれていない場合にはス
テップ214へ移行して、操作信号に応じた運転処理を
行った後に本割込み処理ルーチンを終了する。なお、こ
の時点でエアコン10は試運転モードに設定、即ちコン
プレッサ26の駆動周波数が所定の周波数で一定となる
ように設定されているので、ステップ214の操作信号
に応じた運転処理は、空調風の風向及び風量の設定のみ
が有効とされ、それ以外の運転処理は行なわれない。
て、操作信号に「停止」の指定が含まれていると判定さ
れた場合にはステップ216へ移行して試運転モードを
解除し、次のステップ218でエアコン10の運転を停
止した後に本割込み処理ルーチンを終了する。
に係るエアコンでは、リモコンスイッチによって試運転
モードに設定しているので、室内ユニットに設けられて
いる運転切換スイッチによって設定する場合に比較して
手間がかからず、かつ運転切換スイッチに試運転モード
の設定機能を持たせる必要がなくなり、低コスト化する
ことができる。
リモコンスイッチに設けられたボタンのうちの2つ(運
転/停止ボタン及び温度設定ボタン)の重複操作によっ
て試運転モードに設定しているので、エアコンの一般の
使用者等による不用意な試運転モードの設定を防止する
ことができる。
明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するも
のではない。
の切り換えをリモコンスイッチ120に設けられた運転
/停止ボタン124及び温度設定ボタン126Aの重複
操作によって行なう場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、リモコンスイッチ12
0に設けられたボタンのうちの複数のボタンの重複操作
によって行なう形態であれば如何なる形態としてもよ
く、例えば運転/停止ボタン124及び1Hタイマーボ
タン128の重複操作や、運転/停止ボタン124、温
度設定ボタン126A及び1Hタイマーボタン128の
3つのボタンの重複操作等により行なう形態とすること
もできる。3つ以上のボタンの重複操作によって行なう
場合には、本実施の形態に比較して操作が複雑化する
が、誤指定の発生を、より防止することができる。ここ
で、試運転モードの設定用のスイッチとしては、リモコ
ンスイッチ120に設けられている全てのボタン(スイ
ッチ)を適用することができるが、操作性の面から、ス
ライドカバー134によってカバーされないボタンを適
用することが好ましい。
チ120によって試運転モードを設定した場合、リモコ
ンスイッチ120に設けられた表示部122に試運転モ
ード中であることを示す試運転マーク140を表示する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば室内ユニット12に設けられている
表示部94(図1も参照)のLED等によって表示する
形態としてもよい。
チ120によって操作されるエアコン10に本発明を適
用したが、本発明は、リモコンスイッチによって遠隔操
作される任意の構成の空気調和機に適用することができ
る。
運転モードへの移行をリモコンスイッチから送出される
操作信号に基づいて行なっているので、試運転モードを
運転切換スイッチによって設定する場合に比較して容易
に設定することができると共に、運転切換スイッチに試
運転モードの設定機能を持たせる必要がなくなり低コス
ト化することができる、という効果が得られる。
ば、試運転モードへの移行を指示する信号がリモコンス
イッチに設けられた複数のスイッチのうちの予め定めら
れた2つ以上のスイッチの重複操作によって生成された
信号とされているので、通常の空調運転時における各種
操作は、リモコンスイッチに設けられた複数のスイッチ
の個別の操作によって行なわれ、偶然に上記予め定めら
れた2つ以上のスイッチの重複操作が行なわれない限り
は試運転モードに移行することがなく、空気調和機の一
般の使用者等による誤った試運転モードヘの移行を防止
することができる、という効果も得られる。
トとリモコンスイッチの外観を示す概略斜視図である。
る。
を示すブロック図である。
る。
る。
の一例を示す概略図であり、(A)はスライドカバーを
閉じた状態を示し、(B)はスライドカバーを開いた状
態を示している。
に室内ユニットに設けられたマイコンによって実行され
る割込み処理ルーチンのフローチャートである。
従来のエアコンに設けられている運転切換スイッチの外
観を示す概略正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 通常の運転モードの他に、試験的な運転
モードである試運転モードを備えた空気調和機であっ
て、 各々異なる指示内容を有する複数のスイッチが設けられ
該スイッチの操作に応じた操作信号を送出するリモコン
スイッチと、 室内ユニットに設けられ前記リモコンスイッチから送出
された前記操作信号を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された操作信号に前記リモコ
ンスイッチに設けられた複数のスイッチのうちの予め定
められた2つ以上のスイッチの重複操作によって生成さ
れた前記試運転モードへの移行を指示する信号が含まれ
ている場合に試運転モードに設定する設定手段と、 を備えた空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02632799A JP4251698B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000227245A true JP2000227245A (ja) | 2000-08-15 |
JP4251698B2 JP4251698B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=12190334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02632799A Expired - Fee Related JP4251698B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4251698B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013062770A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Kawamura Electric Inc | バッテリレス無線スイッチシステム |
WO2018088431A1 (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | ダイキン工業株式会社 | 空調システムおよびその制御方法 |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP02632799A patent/JP4251698B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108375163A (zh) * | 2016-11-10 | 2018-08-07 | 大金工业株式会社 | 空调系统及其控制方法 |
CN108375163B (zh) * | 2016-11-10 | 2021-08-06 | 大金工业株式会社 | 空调系统及其控制方法 |
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Publication number | Publication date |
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JP4251698B2 (ja) | 2009-04-08 |
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