JP2000226228A - 太陽電池のカバ―ガラス - Google Patents
太陽電池のカバ―ガラスInfo
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/095—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing rare earths
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/08—Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths
- C03C4/085—Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths for ultraviolet absorbing glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽光線の有害な紫外線領域のスペクトルに
対し鋭い遮断特性を有するとともに、有用な太陽光線は
最大限透過させる、太陽電池用カバーガラスを提供す
る。 【解決手段】 太陽電池のカバーガラスとして用いるた
めにマイクロシートに引き伸ばし可能なガラス特性を有
し、酸化物を基準として重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.
5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2
0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2
0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2
0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3
0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
対し鋭い遮断特性を有するとともに、有用な太陽光線は
最大限透過させる、太陽電池用カバーガラスを提供す
る。 【解決手段】 太陽電池のカバーガラスとして用いるた
めにマイクロシートに引き伸ばし可能なガラス特性を有
し、酸化物を基準として重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.
5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2
0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2
0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2
0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3
0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池に用いる
ためのマイクロシート・カバーガラスに関するものであ
る。
ためのマイクロシート・カバーガラスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,746,634号には、太
陽電池のカバーガラスに用いられるマイクロシートの製
造のために開発された硼珪酸塩組成を有するガラスが開
示されている。これらカバーガラスは、波長370nmの
紫外線を50%遮断して太陽光線による劣化に対し高い
耐性を有すので、マイクロシートの形成に適した特性を
有する。
陽電池のカバーガラスに用いられるマイクロシートの製
造のために開発された硼珪酸塩組成を有するガラスが開
示されている。これらカバーガラスは、波長370nmの
紫外線を50%遮断して太陽光線による劣化に対し高い
耐性を有すので、マイクロシートの形成に適した特性を
有する。
【0003】上記米国特許に開示されたガラスは、酸化
物を基準にした重量%で表すと、 SiO2 59〜63 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.75〜10 CeO2 4〜6 Al2O3 2〜2.5 TiO2 1〜3 Na2O 6.75〜7.75 CeO2+TiO2 6〜8 K2O 6.25〜7.0 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
物を基準にした重量%で表すと、 SiO2 59〜63 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.75〜10 CeO2 4〜6 Al2O3 2〜2.5 TiO2 1〜3 Na2O 6.75〜7.75 CeO2+TiO2 6〜8 K2O 6.25〜7.0 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような組成範囲
に基く市販用ガラスが開発され、太陽電池のためのマイ
クロシート・カバーガラスの製造に用いて高い満足度が
得られることが証明された。最近では、特に宇宙船また
は宇宙ステーション用の太陽電池が開発され、このよう
な電池のためのカバーガラスに対し厳しい制約が課せら
れて来た。
に基く市販用ガラスが開発され、太陽電池のためのマイ
クロシート・カバーガラスの製造に用いて高い満足度が
得られることが証明された。最近では、特に宇宙船また
は宇宙ステーション用の太陽電池が開発され、このよう
な電池のためのカバーガラスに対し厳しい制約が課せら
れて来た。
【0005】その要求の一つは、できるだけ多くの太陽
スペクトルを透過させる特性を備えていることである。
このことは、宇宙船に電力を供給するのに用いられる太
陽電池に最大の効率を与えるために必要である。本発明
の一つの目的は、この点を改良したカバーガラスと、こ
のようなカバーガラスを備えた太陽電池を提供すること
にある。
スペクトルを透過させる特性を備えていることである。
このことは、宇宙船に電力を供給するのに用いられる太
陽電池に最大の効率を与えるために必要である。本発明
の一つの目的は、この点を改良したカバーガラスと、こ
のようなカバーガラスを備えた太陽電池を提供すること
にある。
【0006】この観点から、本発明の他の目的は、スペ
クトルの紫外線領域に対し鋭い遮断特性を有するガラス
を提供することにある。このことは、短い方の波長であ
る紫外線による有機接着剤の劣化を防止しながら、太陽
光線の強さを最大にする。
クトルの紫外線領域に対し鋭い遮断特性を有するガラス
を提供することにある。このことは、短い方の波長であ
る紫外線による有機接着剤の劣化を防止しながら、太陽
光線の強さを最大にする。
【0007】最後に、宇宙船における静電気の放電によ
り危険が生じる可能性があるので、ガラスの体積電気抵
抗をより低くすることが要求されている。このことは、
宇宙船上における静電電荷の発生を軽減するのに役立
つ。したがって、本発明のさらに他の目的は、低いバル
ク抵抗を有するカバーガラスを提供することにある。
り危険が生じる可能性があるので、ガラスの体積電気抵
抗をより低くすることが要求されている。このことは、
宇宙船上における静電電荷の発生を軽減するのに役立
つ。したがって、本発明のさらに他の目的は、低いバル
ク抵抗を有するカバーガラスを提供することにある。
【0008】これらいくつかの改良点に加えて、前述の
米国特許に記載されたマイクロシートガラスを形成する
ための特性が少なくとも維持されるか、好ましくは改良
されることが要求されている。したがって、最終的な目
的は、この望ましい結末に到達することである。
米国特許に記載されたマイクロシートガラスを形成する
ための特性が少なくとも維持されるか、好ましくは改良
されることが要求されている。したがって、最終的な目
的は、この望ましい結末に到達することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一部はガラスに
関するものであり、このガラスは、マイクロシートに引
き伸ばすことが可能なガラス特性を備え、370nmより
も長い波長の光を約90%より多く透過させ、310〜
370nmの波長の光を鋭く遮断し、約330nmの波長の
光の約50%より多くは透過させず、かつ酸化物を基準
として重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
関するものであり、このガラスは、マイクロシートに引
き伸ばすことが可能なガラス特性を備え、370nmより
も長い波長の光を約90%より多く透過させ、310〜
370nmの波長の光を鋭く遮断し、約330nmの波長の
光の約50%より多くは透過させず、かつ酸化物を基準
として重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
【0010】本発明はさらに、上記に規定されたカバー
ガラスを一構成部品として備えている太陽電池に関する
ものである。
ガラスを一構成部品として備えている太陽電池に関する
ものである。
【0011】本発明は、マイクロシート形態の市販ガラ
スの特性を改良する努力から生まれたものである。これ
に限定されるものではないが、マイクロシートに引き伸
ばされたガラスは、太陽電池のためのカバーガラスとし
ての特定の用途があり、以下にそのことについて記述す
る。
スの特性を改良する努力から生まれたものである。これ
に限定されるものではないが、マイクロシートに引き伸
ばされたガラスは、太陽電池のためのカバーガラスとし
ての特定の用途があり、以下にそのことについて記述す
る。
【0012】マイクロシートは、例えば厚さ50〜50
0マイクロメートルの範囲に引き伸ばすことができる。
しかしながら、太陽電池に用いられる従来のマイクロシ
ート・カバ−ガラスの厚さは150マイクロメートル
(0.006インチ)である。以後、特に指定されない
限り、この厚さのものをマイクロシートと呼ぶ。
0マイクロメートルの範囲に引き伸ばすことができる。
しかしながら、太陽電池に用いられる従来のマイクロシ
ート・カバ−ガラスの厚さは150マイクロメートル
(0.006インチ)である。以後、特に指定されない
限り、この厚さのものをマイクロシートと呼ぶ。
【0013】太陽電池は、主として住居用の、太陽光線
を電力に変換する手段であった。近年、かかる太陽電池
が宇宙船の電力源として用いられることが注目されてき
た。この有用性により、本来の要求が拡大されるととも
に、新しい要求が課せられることになった。
を電力に変換する手段であった。近年、かかる太陽電池
が宇宙船の電力源として用いられることが注目されてき
た。この有用性により、本来の要求が拡大されるととも
に、新しい要求が課せられることになった。
【0014】図1は、符号10で示される単純な太陽電
池の概略的側面図である。太陽電池10は、基本的に、
シール部材16によって電池本体14に封着されたカバ
ーガラス12を備えている。本発明は、本体14の構成
または機能には触れない。したがって、簡単にするため
に、この部品の外形のみを示してある。
池の概略的側面図である。太陽電池10は、基本的に、
シール部材16によって電池本体14に封着されたカバ
ーガラス12を備えている。本発明は、本体14の構成
または機能には触れない。したがって、簡単にするため
に、この部品の外形のみを示してある。
【0015】カバーガラス12は一般に、本体14に封
着されたガラスマイクロシート層である。カバーガラス
12は、電池に塵埃が付着するのを防止するシールドと
して機能する。シール部材16は、望むべくは本体14
およびカバーガラス12の材料の熱膨脹係数(CTE)
に厳密に調和した融着シール部材がよい。しかしなが
ら、本体14およびガラス12の材料上の制限を取り除
くことが望ましい場合が多い。したがって、シール部材
16は有機プラスチック材料にしてもよい。
着されたガラスマイクロシート層である。カバーガラス
12は、電池に塵埃が付着するのを防止するシールドと
して機能する。シール部材16は、望むべくは本体14
およびカバーガラス12の材料の熱膨脹係数(CTE)
に厳密に調和した融着シール部材がよい。しかしなが
ら、本体14およびガラス12の材料上の制限を取り除
くことが望ましい場合が多い。したがって、シール部材
16は有機プラスチック材料にしてもよい。
【0016】しかしながら、短波長の紫外線はプラスチ
ック材料を劣化させる。したがって、カバーガラス12
に当たる光の紫外線領域の大部分を、なるべくはガラス
の吸収作用で実質的に除去することが必要になる。同時
に、太陽光線の有用な部分は、できるだけ多く透過させ
ることが望ましい。この2つの要求は、カバーガラス1
2において、紫外線スペクトルの長波長領域に極めて鋭
い透過率遮断部を設けることを不可欠にしている。
ック材料を劣化させる。したがって、カバーガラス12
に当たる光の紫外線領域の大部分を、なるべくはガラス
の吸収作用で実質的に除去することが必要になる。同時
に、太陽光線の有用な部分は、できるだけ多く透過させ
ることが望ましい。この2つの要求は、カバーガラス1
2において、紫外線スペクトルの長波長領域に極めて鋭
い透過率遮断部を設けることを不可欠にしている。
【0017】カバーガラス12は、スペクトルの可視光
領域、すなわち400nmよりも長い波長における太陽光
線に対しては最大の透過率を有していなければならな
い。またこれと両立させて、このガラスは、スペクトル
の310nmよりも短い波長の紫外線領域に対しては最小
の透過率を有していなければならない。換言すれば、ス
ペクトルの紫外線領域の340nmの近傍から350nmま
での波長の透過率曲線ができるだけ鋭いこと、すなわち
急勾配でなければならない。
領域、すなわち400nmよりも長い波長における太陽光
線に対しては最大の透過率を有していなければならな
い。またこれと両立させて、このガラスは、スペクトル
の310nmよりも短い波長の紫外線領域に対しては最小
の透過率を有していなければならない。換言すれば、ス
ペクトルの紫外線領域の340nmの近傍から350nmま
での波長の透過率曲線ができるだけ鋭いこと、すなわち
急勾配でなければならない。
【0018】この曲線の境界部分は、一般にエッジまた
はカットオンと呼ばれる。通常は厚さが150マイクロ
メートルのガラスの波長370nmにおける透過率がパー
セントで測定される。しかしながら、本発明によるガラ
スは、より短い紫外線波長領域に鋭いエッジを備えてい
る。このエッジは、330,350および370nmにお
ける透過率の値によって特徴づけられる。
はカットオンと呼ばれる。通常は厚さが150マイクロ
メートルのガラスの波長370nmにおける透過率がパー
セントで測定される。しかしながら、本発明によるガラ
スは、より短い紫外線波長領域に鋭いエッジを備えてい
る。このエッジは、330,350および370nmにお
ける透過率の値によって特徴づけられる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の特定の実施例およびこれらの
実施例に関連する特性について説明する。
実施例に関連する特性について説明する。
【0020】表1は、酸化物を基準とした重量%で表さ
れた本発明によるいくつかのガラスの組成を示す。比較
のために、米国特許第4,746,634号の第1表にお
ける具体例5の組成を、下記の表1の具体例20に示し
ておいた。
れた本発明によるいくつかのガラスの組成を示す。比較
のために、米国特許第4,746,634号の第1表にお
ける具体例5の組成を、下記の表1の具体例20に示し
ておいた。
【0021】
【表1】 図2は、本発明によるガラスの透過特性を表すグラフで
ある。透過率は縦軸に%で示され、波長は横軸にnmで示
されている。
ある。透過率は縦軸に%で示され、波長は横軸にnmで示
されている。
【0022】図2において、曲線Aは、米国特許第4,
746,634号の第1表における具体例5(上記表1
の具体例20)の組成を有するガラスの透過率曲線であ
る。曲線BおよびCは、それぞれ上記表1の具体例8お
よび10の組成を有するガラスの透過率曲線である。
746,634号の第1表における具体例5(上記表1
の具体例20)の組成を有するガラスの透過率曲線であ
る。曲線BおよびCは、それぞれ上記表1の具体例8お
よび10の組成を有するガラスの透過率曲線である。
【0023】本発明によるガラスに関する曲線Bおよび
Cは、曲線Aの左方に位置し、かつ曲線Aよりも遥かに
急勾配であることに注目されたい。このことは、エッジ
が多少短波長側にありながらスペクトルの紫外線領域に
おける望ましい鋭い透過率エッジを提供する。これによ
り、本発明によるガラスを透過する太陽光線の全量は増
大している。
Cは、曲線Aの左方に位置し、かつ曲線Aよりも遥かに
急勾配であることに注目されたい。このことは、エッジ
が多少短波長側にありながらスペクトルの紫外線領域に
おける望ましい鋭い透過率エッジを提供する。これによ
り、本発明によるガラスを透過する太陽光線の全量は増
大している。
【0024】この結果は、本発明によるガラスにおいて
CeO2およびTiO2の含有量を減らすことによって
得られたものである。従来、適切な耐変色性、したがっ
て紫外線に対する透過損失を与えるには、上記含有量は
多い方がよいと信じられて来たので、この結果は驚きで
ある。このことは、地球上よりも問題がずっと深刻な宇
宙船に使用した場合に特に当てはまる。地球上では、太
陽光線による劣化に対して空気がシールドの役目をして
いる。2%重量未満から0.25重量%ほどの少量のC
eO2 が、宇宙における太陽光線による劣化に対する
適切な耐性を提供するとは予期しないことであった。
CeO2およびTiO2の含有量を減らすことによって
得られたものである。従来、適切な耐変色性、したがっ
て紫外線に対する透過損失を与えるには、上記含有量は
多い方がよいと信じられて来たので、この結果は驚きで
ある。このことは、地球上よりも問題がずっと深刻な宇
宙船に使用した場合に特に当てはまる。地球上では、太
陽光線による劣化に対して空気がシールドの役目をして
いる。2%重量未満から0.25重量%ほどの少量のC
eO2 が、宇宙における太陽光線による劣化に対する
適切な耐性を提供するとは予期しないことであった。
【0025】したがって、CeO2 の含有量は、少な
くとも0.25重量%で、2重量%未満であることが好
ましい。TiO2 の含有量は、少なくとも0.25重
量%で、約1重量%までに亘ってもよい。
くとも0.25重量%で、2重量%未満であることが好
ましい。TiO2 の含有量は、少なくとも0.25重
量%で、約1重量%までに亘ってもよい。
【0026】前述したように、太陽電池は、宇宙船にお
ける電力源として用いられる。しかしながら、このよう
な電力源の構成部品が、宇宙船上での、または宇宙船内
での静電電荷の蓄積に寄与してはならない。このこと
は、カバーガラスが低いバルク抵抗を有するのが望まし
いことに結論づけられた。本発明のガラスにおけるこの
望ましい結論は、Na2O/K2Oの比を調整すること
によって達成されることが判明した。この比は、1:1
よりも大きく、好ましくは2:1よりも大きく、6:1
までである。
ける電力源として用いられる。しかしながら、このよう
な電力源の構成部品が、宇宙船上での、または宇宙船内
での静電電荷の蓄積に寄与してはならない。このこと
は、カバーガラスが低いバルク抵抗を有するのが望まし
いことに結論づけられた。本発明のガラスにおけるこの
望ましい結論は、Na2O/K2Oの比を調整すること
によって達成されることが判明した。この比は、1:1
よりも大きく、好ましくは2:1よりも大きく、6:1
までである。
【0027】下記の表2は、本発明によるガラスにおい
て、他の特性を損なうことなしに抵抗値の低減を達成す
ることができることを示すものである。この表2は、3
種類の異なる温度における4種類の異なるガラスに関す
る対数直流抵抗値を示している。これらガラスは、表1
の具体例20,10,4および13である。具体例4お
よび13のガラスの抵抗値は他の2種類のガラスよりも
実質的に低いことが判る。
て、他の特性を損なうことなしに抵抗値の低減を達成す
ることができることを示すものである。この表2は、3
種類の異なる温度における4種類の異なるガラスに関す
る対数直流抵抗値を示している。これらガラスは、表1
の具体例20,10,4および13である。具体例4お
よび13のガラスの抵抗値は他の2種類のガラスよりも
実質的に低いことが判る。
【0028】
【表2】 さらに、本発明によるガラスから生じる予見できなかっ
た効果は、比較的低い液相線温度と、その液相線温度に
おける高い粘度の値である。この特性上の組み合わせに
より、マイクロシートに伸ばすときに発生し勝ちな結晶
化の傾向が低減される。またこれは、マイクロシートに
引き伸ばす装置において発生するガラスのよどみに生じ
る欠陥ストーンの形成を回避する傾向がある。これらの
問題が発生すると、引伸ばし装置の清掃に必要な運転停
止の間隔を著しく短くする。これは勿論、生産価格を上
昇させる。
た効果は、比較的低い液相線温度と、その液相線温度に
おける高い粘度の値である。この特性上の組み合わせに
より、マイクロシートに伸ばすときに発生し勝ちな結晶
化の傾向が低減される。またこれは、マイクロシートに
引き伸ばす装置において発生するガラスのよどみに生じ
る欠陥ストーンの形成を回避する傾向がある。これらの
問題が発生すると、引伸ばし装置の清掃に必要な運転停
止の間隔を著しく短くする。これは勿論、生産価格を上
昇させる。
【0029】下記の表3には、表1に示された6種類の
ガラスに関する液相線温度と、キロポアズ(kP)で表
された粘度の値とが記載されている。前述と同様に、具
体例20は、米国特許第4,746,634号の第1表に
おける具体例5である。温度および粘度の値は、24時
間の傾斜テストにより測定された内部液相線の値であ
る。
ガラスに関する液相線温度と、キロポアズ(kP)で表
された粘度の値とが記載されている。前述と同様に、具
体例20は、米国特許第4,746,634号の第1表に
おける具体例5である。温度および粘度の値は、24時
間の傾斜テストにより測定された内部液相線の値であ
る。
【0030】
【表3】 本発明によるガラスは、酸化物を基準にして計算した重
量%で大まかに表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3.0 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
量%で大まかに表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3.0 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有する。
【0031】特に紫外線を鋭く遮断するとともに太陽光
線は最大限透過させるという理想的な特性は、酸化物を
基準にして計算した重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜12 CeO2 0.25〜<2 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0.25〜1 Na2O 6.5〜12 Sb2O3 0〜0.5 K2O 2〜8 からなる組成を有するガラスによって得られる。
線は最大限透過させるという理想的な特性は、酸化物を
基準にして計算した重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜12 CeO2 0.25〜<2 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0.25〜1 Na2O 6.5〜12 Sb2O3 0〜0.5 K2O 2〜8 からなる組成を有するガラスによって得られる。
【0032】好ましいガラス組成は、表1の具体例30
に示されている。この組成を有するガラスは、表1の具
体例20に示された現在の市販のガラスと密に調和する
物理的特性を有する。このガラスは、従来使用されて来
た溶融装置において新しいガラスに移行するのを容易に
するのみでなく、太陽電池の製造も容易にする。特に、
このガラスの熱膨張係数は、25℃〜300℃の温度範
囲で74.3×10− 7/℃、融点は725℃、ひずみ
点は518℃である。
に示されている。この組成を有するガラスは、表1の具
体例20に示された現在の市販のガラスと密に調和する
物理的特性を有する。このガラスは、従来使用されて来
た溶融装置において新しいガラスに移行するのを容易に
するのみでなく、太陽電池の製造も容易にする。特に、
このガラスの熱膨張係数は、25℃〜300℃の温度範
囲で74.3×10− 7/℃、融点は725℃、ひずみ
点は518℃である。
【図1】太陽電池の概略的側面図
【図2】本発明によるガラスの透過特性を表すグラフ
10 太陽電池 12 カバーガラス 14 電池本体 16 シール部材
Claims (14)
- 【請求項1】 マイクロシートに引き伸ばし可能なガラ
ス特性を有し、380nmから1200nmまでの波長の光
を約90%より多く透過させ、310nmから370nmま
での波長の光を鋭く遮断し、330nmの波長の光を50
%より多くは透過させず、かつ酸化物を基準とする重量
%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有することを特徴とする硼珪酸
塩ガラス。 - 【請求項2】 重量%でのNa2O:K2Oの比が、少
なくとも1:1で、約6:1までであることを特徴とす
る請求項1記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項3】 液相線温度が900℃よりも低く、該液
相線温度における粘度が50キロポアズよりも大きいこ
とを特徴とする請求項1記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項4】 重量%でのNa2O:K2Oの比が2:
1よりも大きく、対数直流抵抗が25℃において15.
5よりも低いことを特徴とする請求項1記載の硼珪酸塩
ガラス。 - 【請求項5】 CeO2 の含有量が2重量%よりも少
ないことを特徴とする請求項1記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項6】 CeO2 とTiO2 との双方を含み、
両者の合計の含有量が約2重量%を超えないことを特徴
とする請求項1記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項7】 酸化物を基準とする重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜12 CeO2 0.25〜<2 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0.25〜1 Na2O 6.5〜12 Sb2O3 0〜0.5 K2O 2〜8 から実質的になる組成を有することを特徴とする請求項
1記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項8】 酸化物を基準とする重量%で表すと、 SiO2 64.45 ZnO 7.0 B2O3 11.10 CeO2 0.50 Al2O3 2.25 TiO2 0.75 Na2O 7.15 Sb2O3 0.25 K2O 6.65 から実質的になる組成を有することを特徴とする請求項
7記載の硼珪酸塩ガラス。 - 【請求項9】 380nmから1200nmまでの波長の光
を約90%より多く透過させ、310nmから370nmま
での波長の光を鋭く遮断し、330nmの波長の光を50
%より多くは透過させず、かつ酸化物を基準とする重量
%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜8.5 B2O3 8.5〜14 CeO2 0.25〜3 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0〜1 Na2O 5.5〜12.5 CeO2+TiO2 0.5〜4 K2O 0〜8 Sb2O3 0〜0.5 から実質的になる組成を有するマイクロシート・カバー
ガラスを一構成部品として備えていることを特徴とする
太陽電池。 - 【請求項10】 前記マイクロシート・カバーガラスが
約150マイクロメートル(0.006インチ)の厚さ
を有することを特徴とする請求項9記載の太陽電池。 - 【請求項11】 前記マイクロシート・カバーガラスの
液相線温度が900℃よりも低く、該液相線温度におけ
る粘度が50キロポアズよりも大きく、該マイクロシー
ト・カバーガラスが、全延伸時間に亘って結晶を生成さ
せることなく引き伸ばされることを特徴とする請求項9
記載の太陽電池。 - 【請求項12】 前記マイクロシート・カバーガラスの
対数直流抵抗が25℃において15.5よりも低いこと
を特徴とする請求項9記載の太陽電池。 - 【請求項13】 前記マイクロシート・カバーガラス
が、酸化物を基準とする重量%で表すと、 SiO2 59〜69 ZnO 6.5〜7.5 B2O3 8.5〜12 CeO2 0.25〜<2 Al2O3 2〜2.5 TiO2 0.25〜1 Na2O 6.5〜12 Sb2O3 0〜0.5 K2O 2〜8 から実質的になる組成を有することを特徴とする請求項
9記載の太陽電池。 - 【請求項14】 前記マイクロシート・カバーガラス
が、酸化物を基準とする重量%で表すと、 SiO2 64.45 ZnO 7.0 B2O3 11.10 CeO2 0.50 Al2O3 2.25 TiO2 0.75 Na2O 7.15 Sb2O3 0.25 K2O 6.65 から実質的になる組成を有することを特徴とする請求項
13記載の太陽電池。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US11894899P | 1999-02-05 | 1999-02-05 | |
US118948 | 1999-02-05 |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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EP (1) | EP1026130A1 (ja) |
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US9371247B2 (en) | 2009-05-29 | 2016-06-21 | Corsam Technologies Llc | Fusion formable sodium free glass |
US8647995B2 (en) | 2009-07-24 | 2014-02-11 | Corsam Technologies Llc | Fusion formable silica and sodium containing glasses |
WO2011084323A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-07-14 | Dow Global Technologies Llc | Composite laminates and uses thereof |
WO2012174179A1 (en) | 2011-06-15 | 2012-12-20 | Dow Global Technologies Llc | Flexible photovoltaic articles |
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JPS62187141A (ja) | 1986-02-13 | 1987-08-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 太陽電池カバ−用ガラス |
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1999
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2000
- 2000-01-27 EP EP00101574A patent/EP1026130A1/en not_active Withdrawn
- 2000-02-07 JP JP2000029669A patent/JP2000226228A/ja not_active Withdrawn
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