JP2000223820A - 粘着式クリーニング装置 - Google Patents

粘着式クリーニング装置

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JP2000223820A
JP2000223820A JP11025679A JP2567999A JP2000223820A JP 2000223820 A JP2000223820 A JP 2000223820A JP 11025679 A JP11025679 A JP 11025679A JP 2567999 A JP2567999 A JP 2567999A JP 2000223820 A JP2000223820 A JP 2000223820A
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
dust
cleaning device
debris
Prior art date
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Application number
JP11025679A
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English (en)
Inventor
Yukio Takeda
竹田幸夫
Wataru Sakairi
坂入渡
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プリント配線板製造工程におけるプ
リント配線板の縦横の板厚側面に付着した屑、塵、埃、
破片、粉末を除去するためのクリーニング装置によって
製造不良を低減するものである。 【解決手段】プリント配線板の回路導体を形成する前、
あるいは、ソルダーレジストを形成をする前に、プリン
ト配線板の縦横の板厚側面に粘着式クリーニング装置を
圧接回転させ、製造不良の原因となるプリント配線板の
板厚側面に付着した屑、塵、埃、破片、粉末を除去し、
且つ、プリント配線板の板厚側面との接触による該装置
のロール表面の集中的摩滅を緩和する機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
製造工程に使用する粘着式クリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板に付着した屑、塵、埃、
破片、粉末を除去するための従来の装置について、図3
に基づいて説明する。図3に示すように、片面プリント
配線板、両面プリント配線板、あるいは多層プリント配
線板を製造する工程において、プリント配線板の導体パ
ターン形成工程あるいはソルダーレジスト形成工程の前
処理としてプリント配線板11の上下表面上に存在する
屑、塵、埃、破片、粉末を除去する目的で上部転写ロー
ル13,下部転写ロール14、上部粘着ロール12、及
び、下部粘着ロール15を用いる。この場合、上部転写
ロール13と下部転写ロール14の間にプリント配線板
11を挿入通過させてプリント配線板11の表面から上
部、下部転写ロール13,14の外周表面に屑、塵、
埃、破片、粉末を除去転写し、その後、上部、下部粘着
ロール12,15を上部、下部転写ロール13,14に
密接し回転させて除去した屑、塵、埃、破片、粉末を上
部、下部粘着ロール12,15に再転写してクリーニン
グ処理する機構を採用している。このクリーニング方式
はプリント配線板11の表面に存在する屑、塵、埃、破
片、粉末を除去する上で、かなりの効果をあげるが、プ
リント配線板の縦横の板厚側面に付着した屑、塵、埃、
破片、粉末を除去することは出来ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子機器の小型
化要求に伴い、プリント配線板の導体幅及び間隔は細密
化が要求され、部品実装の高密度化が要求されており、
製造工程における微細な屑、塵、埃、破片、粉末が製造
不良の大きい原因の一つとなっている。特に、導体パタ
ーンの形成工程において、屑、塵、埃、破片、粉末に起
因する不良率が大きくなっており、周囲環境よりもプリ
ント配線板自体に付着した屑、塵、埃、破片、粉末によ
る製造不良については、前記の従来技術のように、基板
の表面上の屑、塵、埃、破片、粉末を除去するクリーニ
ング装置が採用されている。この場合には、表面上の
屑、塵、埃、破片、粉末を完全に除去できるが、縦横の
板厚側面に付着している屑、塵、埃、破片、粉末が存在
し、その為に断線などの導体パターン不良が形成される
問題が依然としてあった。また、ソルダーレジストの形
成工程において、プリント配線板の所定のソルダーレジ
スト被覆部が不完全となり導体パターンが露出する、い
わゆる、ピンホールやレジストにじみが発生することが
多い。最近迄はこのピンホール部分などは同一のソルダ
ーレジスト液を手作業によるピンポイント塗布により修
正することで補修が可能であった。しかしながら、近年
の高密度で細密なプリント配線板では前記した修正作業
が出来ない場合が増えており、プリント配線板表面だけ
でなく、プリント配線板の縦横の板厚側面の屑、塵、
埃、破片、粉末を除去する対策の必要性が求められてい
る。即ち、本発明の目的は、プリント配線板の縦横の板
厚側面に存在する屑、塵、埃、破片、粉末に起因する製
造上の不良を減少せしめるものである。且つ、プリント
配線板の厚さが通常1.6mm程度以下と小さくなり、
転写ロールのプリント配線板搬送位置に相当する特定の
部分のみがプリント配線板の縦横の板厚側面と圧力をも
って接触し、転写ロールの特定部分を摩滅し粘着機能が
劣化するために、プリント配線板の縦横の板厚側面が転
写ロールの有効幅全体に均等に圧接するように、粘着式
クリーニング機能の劣化予防をする必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】プリント配線板の導体パ
ターン形成工程あるいはソルダーレジスト形成工程の前
処理として、プリント配線板の縦横の板厚側面に付着し
ている屑、塵、埃、破片、粉末を除去することを特徴と
する粘着式クリーニング装置を提供する。
【0005】プリント配線板の縦横の板厚側面が、粘着
式クリーニング装置の粘着ロールの同一部分に圧接する
のを避ける為に、請求項1において該粘着ロールを上下
運動させる機能を有することを特徴とする粘着式クリー
ニング装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1に基づい
て具体的に説明する。プリント配線板のサブトラクティ
ブ法において、まず、ドライフィルムをラミネートする
前工程に、本発明による粘着式クリーニング装置を設置
した。本発明の装置はプリント配線板の幅に転写ロール
間の間隔を合わせる必要性から、幅決めハンドル8を操
作して幅調整用の幅変更ネジ9を回動させ、移動コラム
10に連結された転写ロール2及び粘着剥離ロール1を
プリント配線板の側面に接するように位置を移動する。
さらに、本発明の装置は上下揺動モーター5によって、
転写ロール2及び粘着剥離ロール1を、プリント配線板
投入センサーからの信号によって上下揺動モーター5及
び上下揺動カム6を用いて、適当な周期で上下揺動する
機能を有し、搬送されて来るプリント配線板と直接接触
する転写ロール2の箇所を幅全体に均等化する機能を有
している。これは、プリント配線板側面に接触する粘着
剥離ロール1の同一箇所の集中摩滅を避ける方法とし
て、前工程のプリント配線板搬送路の任意の箇所にプリ
ント配線板投入センサーを設置し、プリント配線板が一
枚づつ投入され、センサーが感知する毎に当該転写ロー
ル2は、プリント配線板厚み程度相当の数mmずつ一方
向に摺動し、ロールの有効幅の端部に達すると、前記の
動作が逆に元の方向に同様に数mmずつ摺動する機構と
する。その後に従来のプリント配線板表面の屑、塵、
埃、破片、粉末除去用の粘着式クリーニング装置を設置
する。但し、従来の粘着式クリーニング装置は、本発明
の粘着式クリーニング装置の前工程に配置してもよい。
本装置の設置構成例として、前処理出口で基板を所定位
置まで幅寄せする機構を備え、図2の装置構成のフロー
チャートに示すように、本発明による第一の粘着式クリ
ーニング装置を配置し、プリント配線板搬送方向のプリ
ント配線板の側面のクリーニングをする。その次に、9
0度方向変換機を配置したあと、本発明による第二の粘
着式クリーニング装置を配置し、当初のプリント配線板
の搬送方向と直交する横方向のプリント配線板の側面の
クリーニングをする。なお、その後再び90度方向変換
機を入れてもよい。
【0007】
【発明の効果】導体幅及び間隔が各100μmで設計さ
れた、従来装置による方法で形成したプリント配線板の
導体パターン不良率に比較して、従来の装置に本発明の
装置を加えた構成で製造した導体パターン不良率は、下
記の如く、半減させることが出来た。即ち、従来装置の
みによるクリーニング装置から従来装置+本発明の装置
に変更した場合、パターン欠け不良率は2.0%(従来
装置のみ)が1.0%に減少し、パターン断線不良率は
1.8%(従来装置のみ)が0.8%まで減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着式クリーニング装置の機能を説明
するための概略斜視図である。
【図2】本発明による粘着式クリーニング装置を説明す
るための構成例のフローチャートである。
【図3】従来の粘着式クリーニング装置を説明するため
の概略部分斜視図である。
【符号の説明】
1:粘着剥離ロール 2:転写ロール 3:搬送ロール 4:取り付けナット 5:上下揺動モーター 6:上下揺動カム 7:転写ロール駆動モーター 8:幅決めハンドル 9:幅変更ネジ 10:移動コラム 11:プリント配線板 12:上部粘着ロール 13:上部転写ロール 14:下部転写ロール 15:下部粘着ロール。 整理番号 P2490

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の導体パターン形成工程
    あるいはソルダーレジスト形成工程の前処理として、プ
    リント配線板の縦横の板厚側面に付着している屑、塵、
    埃、破片、粉末を除去することを特徴とする粘着式クリ
    ーニング装置。
  2. 【請求項2】 プリント配線板の縦横の板厚側面が、粘
    着式クリーニング装置の粘着ロールの同一部分に圧接す
    るのを避ける為に、請求項1において該粘着ロールを上
    下運動させる機能を有することを特徴とする粘着式クリ
    ーニング装置。
JP11025679A 1999-02-03 1999-02-03 粘着式クリーニング装置 Pending JP2000223820A (ja)

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