JP2000223605A - セラミックパッケージ - Google Patents

セラミックパッケージ

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JP2000223605A
JP2000223605A JP11019843A JP1984399A JP2000223605A JP 2000223605 A JP2000223605 A JP 2000223605A JP 11019843 A JP11019843 A JP 11019843A JP 1984399 A JP1984399 A JP 1984399A JP 2000223605 A JP2000223605 A JP 2000223605A
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JP
Japan
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connector
package
ceramic
ceramic package
package body
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JP11019843A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yamanouchi
健一 山之内
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタを確実に装着することができ、かつ
安価に製造することができるセラミックパッケージを提
供すること。 【解決手段】 本発明のセラミックパッケージ1は、セ
ラミックからなるパッケージ本体11を有し、コネクタ
CTを装着するためのコネクタ装着口4を備える。そし
て、パッケージ本体11にロウ付けされ、コネクタ装着
口4周縁を構成する環状部22を有する金属部材21を
備えることを特徴とする。このため、コネクタCTをセ
ラミックパッケージ1に装着する際には、コネクタ装着
口4に挿入されたコネクタCTの先端部CT1が、パッ
ケージ本体11のコネクタ受入部12に挿入されるとと
もに、環状部22のコネクタ装着面22CにコネクタC
Tの基端部CT2の接続面CT2Aを当接させて、コネ
クタCTの位置合わせをすることができる。従って、コ
ネクタCTをセラミックパッケージ1に位置精度良く接
続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックからな
るパッケージ本体を有し、コネクタを装着するためのコ
ネクタ装着口を備えるセラミックパッケージに関し、特
に、コネクタをセラミックパッケージに確実に装着する
ことのできるセラミックパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コネクタを装着するためのコ
ネクタ装着口を備えるセラミックパッケージがある。こ
のようなパッケージの中には、例えば図8に示すよう
に、セラミック製のパッケージ本体111とこれにロウ
付け固着された封着リング121とを有し、上方に向け
て開口した凹部102と側方に向けて開口したコネクタ
装着口104とを備えるセラミックパッケージ101が
知られている。
【0003】このセラミックパッケージ101のうちパ
ッケージ本体111は、上面111A、下面111B、
第1側面111C、第2側面111D、第3側面111
E及び第4側面111Fを有する。その上面111A及
び内部には配線層(図示しない)が形成され、また、上
面111A(凹部102の底面)の略中央には、集積回
路チップICPが搭載されている。また、パッケージ本
体111には、後述するコネクタをコネクタ装着口10
4に挿入する際、コネクタの一部を受け入れるように、
第1側面111C及び上面111Aに向けて開口したコ
ネクタ受入部112が凹設されている。
【0004】一方、封着リング121は、パッケージ本
体111の各側面111A,111B,111C,11
1Dと略面一になるようにして、パッケージ本体111
の上面111Aにロウ付け固着されている。そして、パ
ッケージ本体111のうちコネクタ受入部112が開口
した第1側面111Cと封着リングの第1側面121C
とによって、コネクタ装着面101Cが形成されてい
る。封着リング121のうち第1側面121Cには、切
り欠き124が設けられ、この切り欠き124とパッケ
ージ本体111のコネクタ受入部112とによって、コ
ネクタ装着口104が形成されている。このコネクタ装
着口104周縁のうちパッケージ本体111には、コネ
クタをハンダ固着するために、メタライズ116が施さ
れている。
【0005】図9に、このセラミックパッケージ101
にコネクタCNを装着した状態を示す。コネクタCNの
先端部CN1は、コネクタ装着口104からコネクタ受
入部112に挿入され、コネクタCNの基端部CN2の
接続面CN2Aがコネクタ装着面101Cのコネクタ装
着口104周縁に当接している。そして、コネクタCN
の接続面CN2Aとコネクタ装着口104周縁とが、ハ
ンダ付けにより気密に接続されている。また、コネクタ
CNの先端部CN1に搭載された集積回路チップICC
と、パッケージ本体111の上面111Aに搭載された
集積回路チップICPとは、ワイヤーWRにより接続さ
れている。このセラミックパッケージ101は、コネク
タCN装着後、封着リング121上に蓋(図示しない)
をして、気密封止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなセラミック
パッケージ101を製造するにあたり、封着リング12
1をパッケージ本体111にロウ付け固着する際、封着
リング121とパッケージ本体111とを正確に位置合
わせをして、平らなコネクタ装着面101Cを形成する
ことは難しい。このため、図10に示すように、コネク
タ装着面101Cをなす封着リング121の第1側面1
21Cとパッケージ本体111の第1側面111Cとの
間に段差DPが生じる場合がある。
【0007】このような段差DPがあると、コネクタC
Nをセラミックパッケージ101に装着したとき、コネ
クタ基端部CN2の接続面CN2Aとセラミックパッケ
ージ101のコネクタ装着面101Cとの間に段差DP
分だけ隙間ができてしまい、ハンダ固着する際の気密性
が低くなる。また、コネクタCNとセラミックパッケー
ジ101との相対位置精度も低くなる。さらに、図10
に示すように、封着リング121の第1側面121C
が、パッケージ本体111の第1側面111Cよりも外
側へずれて段差DPが生じている場合には、パッケージ
本体111上の集積回路チップICPとコネクタCNの
先端部CN1上の集積回路チップICCとの距離が長く
なり、これらを接続するワイヤーWRの長さも長くな
る。従って、製品ごとにワイヤーWRの長さにバラツキ
が生じる。
【0008】これらの理由から、セラミックパッケージ
101の製造にあたり、一旦封着リング121をロウ付
けした後に、セラミックパッケージ101のコネクタ装
着面101Cを研磨するなどして段差DPを取り除き、
その後、メタライズ116を蒸着やスパッタリングなど
により形成するなどの必要があり、工数が掛かってい
た。
【0009】本発明はかかる現状に鑑みてなされたもの
であって、コネクタを確実に装着することができ、かつ
安価に製造することができるセラミックパッケージを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】その解決
手段は、セラミックからなるパッケージ本体を有し、コ
ネクタを装着するためのコネクタ装着口を備えるセラミ
ックパッケージであって、上記パッケージ本体にロウ付
けされ、上記コネクタ装着口の周縁を構成する環状部を
有する金属部材を備えることを特徴とするセラミックパ
ッケージである。
【0011】本発明によれば、金属部材にコネクタ装着
口周縁を構成する環状部を備えるので、コネクタをセラ
ミックパッケージに装着する際には、コネクタ装着口内
にコネクタの一部を挿入するとともに、この環状部にコ
ネクタの一部を当接させるなどして、コネクタの接続位
置を合わせることができる。このとき、コネクタの一部
が当接する環状部には、従来のようにパッケージ本体と
金属部材とで構成する場合に生じる段差は存在しないの
で、コネクタを位置精度良く接続させることができる。
特に、この金属部材の環状部とコネクタの一部とをハン
ダ付け等によって固着する場合には、段差が生じないこ
とにより、気密性良くコネクタを装着させることができ
る。また、従来のようにコネクタを当接させる接続面を
研磨したり、メタライズを形成する必要がないので、こ
のような工程を省くことができる。
【0012】ここで、パッケージ本体としては、アルミ
ナ、窒化アルミニウム、ムライト、ガラスセラミック等
のセラミックからなるものが挙げられ、表面や内部に配
線層を形成したものも含まれる。また、金属部材の材質
としては、パッケージ本体の材質等を考慮して適宜選択
すれば良く、コバール、42Ni−Fe合金、銅合金等
が挙げられる。
【0013】ここで、上記のセラミックパッケージであ
って、前記金属部材の環状部のうち少なくとも一部は、
パッケージ本体の製造時の切断面にロウ付けされている
ことを特徴とするセラミックパッケージとすると好まし
い。パッケージ本体を切断後に焼成する場合には、切断
刃の逃げなどによりやや斜めに切断されるなどして、パ
ッケージ本体の切断面が、平面にならない場合もある。
このため、切断面自身にコネクタの一部を当接させるよ
うにしても、隙間が生じる場合がある。しかし、本発明
では、切断面に環状部がロウ付けされているので、切断
面が多少歪んでいても切断面と環状部とはロウ材で埋め
られて気密が保たれ、一方、コネクタは環状部と当接す
るので、切断面の歪みに関係なく確実に当接させること
ができる。
【0014】また、他の解決手段は、セラミックからな
るパッケージ本体を有し、コネクタを装着するためのコ
ネクタ装着口と、その底面に電子部品を搭載するための
凹部と、を備えるセラミックパッケージであって、上記
パッケージ本体にロウ付けされ、上記コネクタ装着口の
周縁を構成する環状部と、上記凹部の周縁を構成し上記
凹部に蓋体を封着するための封着リング部と、を有する
金属部材を備えることを特徴とするセラミックパッケー
ジである。
【0015】本発明によれば、金属部材にコネクタ装着
口周縁を構成する環状部と、凹部に蓋体を封着するため
の封着リング部とを備える。つまり、環状部と封着リン
グ部とが一体になっているので、金属部材をパッケージ
本体にロウ付けすることで、両者を一挙にロウ付けする
ことができる。また、両者が一体であるので、環状部と
封着リング部との間の位置精度を高くすることができる
から、凹部底面に搭載する電子部品の位置と、コネクタ
装着口に装着するコネクタとの位置関係をも精度良く規
制することができる。特に、コネクタの一部とパッケー
ジ本体に搭載する電子部品とをワイヤーボンディングに
より接続する場合には、コネクタの位置精度が悪いと、
製品ごとにワイヤーの長さが異なる場合がある。しか
し、本発明では、コネクタと電子部品との位置関係が精
度良く規制されているから、ワイヤーの長さを一定にす
ることができるので好ましい。
【0016】ここで、上記のセラミックパッケージであ
って、前記金属部材の環状部のうち少なくとも一部は、
前記パッケージ本体のうち、電子部品を搭載する第1面
に直交する第2面にロウ付けされていることを特徴とす
るセラミックパッケージとすると好ましい。
【0017】パッケージ本体のうち電子部品を搭載する
第1面に直交する第2面は、その製造の際、切断刃の逃
げなどによりやや斜めに切断されるなどして、平面にな
らない場合もある。このため、この第2面自身にコネク
タの一部を当接させるようにしても、隙間が生じる場合
がある。しかし、本発明では、第2面に環状部がロウ付
けされているので、第2面が多少歪んでいても第2面と
環状部とはロウ材で埋められて気密が保たれ、一方、コ
ネクタは環状部と当接するので、第2面の歪みに関係な
く確実に当接させることができる。
【0018】また、他の解決手段は、セラミックからな
るパッケージ本体を有し、第1方向に向けて開口し、そ
の底面に電子部品を搭載するための凹部と、上記第1方
向と直交する第2方向に向けて開口し、コネクタを装着
するためのコネクタ装着口と、を備えるセラミックパッ
ケージであって、上記パッケージ本体は、上記第1方向
を向く第1面と、上記第2方向を向く第2面と、上記第
1面と上記第2面とがなす角部において、上記第1方向
及び第2方向に向けて切り欠かれて凹設され、上記コネ
クタ装着口に挿入された上記コネクタの一部を受け入れ
るコネクタ受入部と、を備えており、上記パッケージ本
体のうち上記第2面にロウ付け固着され、上記コネクタ
装着口の周縁を構成する環状部と、上記第1面にロウ付
け固着され、上記凹部の周縁を構成し上記凹部に蓋体を
封着するための封着リング部と、を有する金属部材を備
えることを特徴とするセラミックパッケージである。
【0019】本発明によれば、金属部材に環状部を備え
るので、コネクタをセラミックパッケージに装着する際
には、コネクタ装着口に挿入されたコネクタの一部がコ
ネクタ受入部に挿入されるとともに、この環状部にコネ
クタの一部を当接させるなどして、コネクタの接続位置
を合わせることができるので、コネクタの位置精度を高
くすることができる。さらに、この金属部材の環状部と
コネクタの一部とをハンダ付け等によって固着する際、
段差がないことにより、気密性良くコネクタを装着させ
ることができる。従って、コネクタを当接させる面を研
磨する必要がなく、安価なセラミックパッケージとする
ことができる。
【0020】また、金属部材に封着リング部も備えるた
め、金属部材をパッケージ本体にロウ付けすることで、
環状部と封着リング部とを一挙にロウ付けすることがで
きる。また、両者が一体であるので、両者の間の位置精
度を高くすることができるから、凹部底面に搭載する電
子部品の位置と、コネクタ装着口に装着するコネクタと
の位置関係をも精度良く規制することができる。また、
パッケージ本体の製造の際に、電子部品を搭載する第1
面に直交する第2面に多少歪みが生じても、第2面と環
状部とはロウ材で埋められて気密が保たれ、一方、コネ
クタは環状部と当接するので、第2面の歪みに関係な
く、確実に当接させることができる。さらに、コネクタ
受入口に挿入されたコネクタの一部とパッケージ本体に
搭載された電子部品とをワイヤーボンディングにより接
続する場合には、コネクタと電子部品との位置関係が精
度良く規制されているから、ワイヤーの長さを一定にす
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施の形態を、図を参照しつつ説明する。本実施形態に係
るセラミックパッケージ1について、図1(a)にパッ
ケージ本体11の上面11A側から見た平面図を示し、
図1(b)に図1(a)のA−A′における断面図、図
1(c)に金属部材21の環状部22のコネクタ装着面
22Cから見た側面図、図1(d)にパッケージ本体1
1の第4側面11F側から見た側面図を示す。
【0022】このセラミックパッケージ1(30×23
×7.5mm)は、アルミナからなるセラミック製のパ
ッケージ本体11と、これにロウ付けされたコバールか
らなる金属部材21とを有する。そして、第1方向(図
1(b)中左方向)に向けて開口し、底面2Aに集積回
路チップICAを搭載するための凹部2(24×19×
3.5mm)と、第1方向と直交する第2方向(図1
(b)中下方向)に向けて開口し、コネクタを装着する
ための略矩形状のコネクタ装着口4(7×4.5mm)
とを備える。
【0023】このうちパッケージ本体11は、第1方向
を向く第1面である上面11Aと、その反対方向を向く
下面11Bと、第2方向を向く第2面である第1側面1
1Cとを有し、さらに、上面11A及び下面11Bと直
交する第2側面11D、第3側面11E及び第4側面1
1Fを有する。この上面11Aは、セラミックパッケー
ジ1の凹部2の底面2Aを形成し、その略中央には、集
積回路チップICAが搭載されている。また、パッケー
ジ本体11の上面11A及び内部には配線層(図示しな
い)が形成されている。また、パッケージ本体11に
は、コネクタをコネクタ装着口4に挿入するとき、コネ
クタの一部を受け入れるように、第1側面11Cと上面
11Aとがなす角部において、第1側面11C及び上面
11Aに向けて切り欠かれた略直方体状のコネクタ受入
部12(7×5.5×2.5mm)が凹設されている。
【0024】一方、金属部材21は、コバールからな
り、その表面にNi−Auメッキが施されている。この
金属部材21は、コネクタ装着口4周縁を構成する環状
部22と、これに直交し、凹部2の周縁を構成し、凹部
2に蓋体を封着するための封着リング部23とを有す
る。そして、環状部22はコネクタ装着面22Cを、封
着リング部23は上面23A、第2側面23D、第3側
面23E及び第4側面23Fをそれぞれ備える。また、
金属部材21は、環状部22がパッケージ本体11の第
1側面11Cと当接し、かつ、封着リング部23がパッ
ケージ本体11の上面11Aと当接するようにして、パ
ッケージ本体11の第1側面11C及び上面11Aの略
中央に、共晶銀ロウ材6でロウ付け固着されている。
【0025】次に、本実施形態に係るセラミックパッケ
ージ1に、コネクタCTを装着した状態について、図2
(a)にパッケージ本体11の上面11A側から見た平
面図を示し、図2(b)に図2(a)のB−B′におけ
る部分断面図を示す。コネクタCTの先端部CT1は、
コネクタ装着口4からコネクタ受入部12に挿入され、
コネクタCTの基端部CT2(図中では一部は破線で示
されている。)の接続面CT2Aは、金属部材21の環
状部22のコネクタ装着面22Cのコネクタ装着口4周
縁に当接している。そして、コネクタCTの接続面CT
2Aとコネクタ装着面22Cのコネクタ装着口4周縁と
が、ハンダ材HDにより気密に接続されている。
【0026】また、コネクタCTの先端部CT1に搭載
された集積回路チップICBと、凹所2の底面2A(パ
ッケージ本体11の上面11A)に搭載された集積回路
チップICAとは、ワイヤーWEにより接続されてい
る。さらに、このセラミックパッケージ1は、コネクタ
CTを装着した後、図2(b)に破線で示すように、封
着リング部23の上面23A上に蓋体FT1を固着して
気密封止される。
【0027】本実施形態のセラミックパッケージ1は、
金属部材21にコネクタ装着口4周縁を構成する環状部
22を備える。このため、コネクタCTをセラミックパ
ッケージ1に装着する際には、コネクタ装着口4に挿入
されたコネクタCTの先端部CT1がパッケージ本体1
1のコネクタ受入部12に挿入されるとともに、環状部
22のコネクタ装着面22CにコネクタCTの基端部C
T2の接続面CT2Aを当接させて、コネクタCTの接
続位置を合わせることができる。
【0028】また、環状部22のコネクタ装着面22C
には、従来のようにパッケージ本体と金属部材とで構成
する場合に生じる段差は存在しないので、コネクタCT
とセラミックパッケージ1との相対位置精度を高くする
ことができる。また、環状部22のコネクタ装着面22
Cに段差が生じないことにより、コネクタCTの基端部
CT2の接続面CT2Aとコネクタ装着面22Cとの間
に隙間ができないので、両者CT2A,22Cを気密性
良くハンダ付け固着することができる。
【0029】さらに、パッケージ本体11の第1側面1
1Cが、その製造の際やや斜めに切断されるなどして平
面とならない場合にも、この第1側面11Cに環状部2
2をロウ付けするので、第1側面11Cと環状部22と
の間は、ロウ材で埋められて気密に保たれる。一方、コ
ネクタCTは環状部22と当接するので、パッケージ本
体11の第1側面11Cの歪みに関係なく確実に当接さ
せることができる。従って、従来のように一旦金属部材
をロウ付け固着した後に、コネクタ装着面を研磨などし
て、段差を取り除く必要がなく、安価なセラミックパッ
ケージ1とすることができる。
【0030】さらに、本実施形態のセラミックパッケー
ジ1においては、金属部材21は環状部22と一体に封
着リング部23をも備える。このため、金属部材21を
パッケージ本体11にロウ付けすることで、環状部22
と封着リング部23とを一挙にロウ付けすることができ
る。また、両者22,23が一体であるので、環状部2
2と封着リング部23との位置精度を高くすることがで
きるから、凹所2の底面2Aに搭載する集積回路チップ
ICAとコネクタ装着口4に装着するコネクタCTとの
位置精度を高くすることができる。また、コネクタCT
の先端部CT1に搭載された集積回路チップICBと、
セラミックパッケージ1の凹部2の底面2Aに搭載され
た集積回路チップICAとの位置関係も精度良く規制さ
れるので、集積回路チップICA,ICB同士を接続す
るワイヤーWEの長さを一定とすることができる。
【0031】次に、このセラミックパッケージ1の製造
方法について、図3を参照しつつ説明する。まず、パッ
ケージ本体11を製造するにあたり、アルミナ粉末に添
加物、有機質のバインダ、有機溶剤などを混ぜ合わせた
スラリーを調製し、これを用いて公知のドクターブレー
ド法によりグリーンシートを作製しておく。
【0032】そして、このグリーンシートに、図3
(a)に示すように、後に積層する各層について、それ
ぞれ所定の配線パターン等を印刷し、所定の形状とす
る。なお、パッケージ本体11の最上層を形成するグリ
ーンシートGS1の周縁付近には、後述する封着リング
部23をロウ付け固着するために、予めメタライズMT
1も形成しておく。また、このグリーンシートGS1に
印刷された配線パターン等は、後にパッケージ本体11
の上面11Aの配線層となり、それ以外のグリーンシー
トGS2,GS3に印刷された配線パターン等は、後に
パッケージ本体11の内部配線層となる。
【0033】次に、図3(b)に示すように、これらの
グリーンシートGS1,GS2,GS3を合わせて、熱
と圧力を加えて積層する。さらに、パッケージ本体11
の第1側面11Cとなる面には、後述する環状部22を
ロウ付け固着するために、メタライズMT2を形成す
る。次に、有機質のバインダなどを飛散させながら、導
体金属とセラミックスとを一体で焼成し、図3(c)に
示すパッケージ本体11を作製する。一方、コバールか
らなる金属板を、公知の手法により、環状部と封着リン
グ部とが直交した略L字状に加工し、Niメッキを施す
などして、図3(d)に示す上記の金属部材21を成形
する。
【0034】次に、図3(e)に示すように、金属部材
21の環状部22がパッケージ本体11の第1側面11
Cと当接し、かつ、封着リング部23がパッケージ本体
11の上面と当接するように位置合わせをして、金属部
材21をパッケージ本体11の第1側面11C及び上面
11Aに一挙にロウ付けする。その後、金属部材21及
びパッケージ本体11の上面11Aに露出した配線層等
にNi及びAuメッキを施して、本実施形態のセラミッ
クパッケージ1が完成する。このように、金属部材21
は、環状部22と封着リング部23とが一体に形成され
ているので、ロウ付けの際の位置合わせも容易で、ロウ
付けも一挙にできるから、容易かつ安価にセラミックパ
ッケージ1を製造することができる。
【0035】なお、上記では、各層を形成するグリーン
シートGS1,GS2,GS3を所定の形状に切断した
後に、積層する場合を示したが、それぞれの層について
複数個のグリーンシートが繋がった状態で積層し、その
後に、切断して個分けするようにしても良い。このよう
に複数個ずつ製造すると、一個ずつ製造するのに比べ
て、積層する工程を簡略化することができるので、より
安価に製造することができる。
【0036】(実施形態2)次いで、第2の実施の形態
について説明する。本実施形態のセラミックパッケージ
は、金属部材の環状部と封着リング部とが一体でなく、
環状部材(環状部を有する金属部材)と封着リングとに
独立している点が上記実施形態1と異なる。従って、上
記実施形態1と同様な部分の説明は省略または簡略化す
る。
【0037】本実施形態に係るセラミックパッケージ3
1について、図4(a)にパッケージ本体41の上面4
1A側から見た平面図を示し、図4(b)に図4(a)
のA−A′における断面図、図4(c)に環状部材52
のコネクタ装着面52Cから見た側面図、図4(d)に
パッケージ本体41の第4側面41F側から見た側面図
を示す。このセラミックパッケージ31は、上記実施形
態1と同様な大きさ(30×23×7.5mm)で、セ
ラミック製のパッケージ本体41と、コバールからなる
環状部材52と、同じくコバールからなる封着リング5
3とを有する。そして、第1方向(図4(b)中左方
向)に向けて開口し、底面32Aに集積回路チップIC
Aを搭載するための凹部32と、第1方向と直交する第
2方向(図4(b)中下方向)に向けて開口し、コネク
タを装着するための略矩形状のコネクタ装着口34とを
備える。
【0038】このうちパッケージ本体41は、上記実施
形態1と同様に、第1方向を向く第1面である上面41
A、下面41B、第2方向を向く第2面である第1側面
41C、第2側面41D、第3側面41E及び第4側面
41Fを有し、上面41A(セラミックパッケージ31
の凹部32の底面32A)の略中央には、集積回路チッ
プICAが搭載されている。また、第1側面41C及び
上面41Aに向けて切り欠かれた略直方体状のコネクタ
受入部42も凹設されている。環状部材52は、略矩形
板状をなし、その略中央にコネクタ装着口34を備え、
コネクタ装着口34の周縁を構成している。そして、パ
ッケージ本体41の第1側面41C及び封着リング53
の第1側面53Cに、共晶銀ロウ材36でロウ付け固着
されている。
【0039】また、封着リング53は、上面53A、第
1側面53C、第2側面53D、第3側面53E及び第
4側面53Fをそれぞれ備え、凹部32の周縁を構成す
るようにして、パッケージ本体41の上面41A及び環
状部材52にロウ付け固着されている。なお、封着リン
グ53の第1側面53Cには、コネクタを装着の際、コ
ネクタの一部をコネクタ装着口34内に挿入できるよう
に、切り欠き54が形成されている。
【0040】次に、本実施形態に係るセラミックパッケ
ージ31に、コネクタCTを装着した状態について、図
5(a)にパッケージ本体41の上面41A側から見た
平面図を示し、図5(b)に図5(a)のB−B′にお
ける部分断面図を示す。コネクタCTの先端部CT1
は、コネクタ装着口34からコネクタ受入部42に挿入
され、コネクタCTの基端部CT2(図中では一部は破
線で示されている。)の接続面CT2Aは、環状部材5
2のコネクタ装着面52Cのコネクタ装着口34周縁に
当接している。そして、コネクタCTの接続面CT2A
とコネクタ装着面52Cのコネクタ装着口34周縁と
が、ハンダ材HDにより気密に接続されている。
【0041】また、コネクタCTに搭載された集積回路
チップICBと、セラミックパッケージ31に搭載され
た集積回路チップICBとは、ワイヤーWEにより接続
されている。さらに、このセラミックパッケージ31
は、実施形態1と同様に、コネクタCTを装着した後、
図5(b)に破線で示すように、封着リング53の上面
53A上に蓋体FT2を固着して気密封止される。
【0042】本実施形態のセラミックパッケージ31
は、コネクタ装着口34周縁を構成する環状部材52を
備える。このため、コネクタCTをセラミックパッケー
ジ31に装着する際には、上記実施形態1と同様に、環
状部材52のコネクタ装着面52CにコネクタCTの基
端部CT2の接続面CT2Aを当接させて、コネクタC
Tの接続位置を合わせることができる。また、環状部材
52のコネクタ装着面52Cには、従来のようにパッケ
ージ本体と金属部材とで構成する場合に生じる段差は存
在しないので、コネクタCTとセラミックパッケージ3
1との相対位置精度を高くすることができ、また、コネ
クタCTの基端部CT2の接続面CT2Aとコネクタ装
着面52Cとを隙間なく、気密性良くハンダ付け固着す
ることができる。
【0043】さらに、コネクタCTは環状部材52と当
接するので、上記実施形態1と同様に、製造時にパッケ
ージ本体41の第1側面41Cに歪み等が生じたとして
も、それに関係なく確実に当接させることができる。従
って、従来のように一旦金属部材をロウ付け固着した後
に、コネクタ装着面を研磨などして、段差を取り除く必
要がなく、安価なセラミックパッケージ31とすること
ができる。
【0044】なお、本実施形態のセラミックパッケージ
31は、上記実施形態1と同様にしてパッケージ本体4
1を作製しておき、公知の手法により加工・成形した環
状部材52をパッケージ本体41にロウ付け固着し、更
に、封着リング53をパッケージ本体41及び環状部材
52にロウ付け固着して製造される。
【0045】(実施形態3)次いで、第3の実施の形態
について説明する。本実施形態のセラミックパッケージ
は、電子部品を搭載するための凹部の周縁が、パッケー
ジ本体により構成され、封着リングを備えない点が上記
実施形態2と異なる。従って、上記実施形態2と同様な
部分の説明は省略または簡略化する。
【0046】本実施形態に係るセラミックパッケージ6
1について、図6(a)にパッケージ本体71の上面7
1A側から見た平面図を示し、図6(b)に図6(a)
のA−A′における断面図、図6(c)に環状部材82
のコネクタ装着面82Cから見た側面図、図6(d)に
パッケージ本体71の第4側面71F側から見た側面図
を示す。
【0047】このセラミックパッケージ61は、上記各
実施形態と同様な大きさ(30×23×7.5mm)
で、セラミック製のパッケージ本体71と、コバールか
らなる環状部材82とを有する。そして、第1方向(図
6(b)中左方向)に向けて開口し、底面62Aに集積
回路チップICAを搭載するための凹部62と、第1方
向と直交する第2方向(図6(b)中下方向)に向けて
開口し、コネクタを装着するための略矩形状のコネクタ
装着口64とを備える。
【0048】このうちパッケージ本体71は、口字状の
周縁部71Gにより周縁が構成された上記の凹部62を
有し、その底面62Aの略中央には集積回路チップIC
Aが搭載される。また、パッケージ本体71は、第1方
向を向く第1面である上面71A、下面71B、第2方
向を向く第2面である第1側面71C、第2側面71
D、第3側面71E及び第4側面71Fを有する。その
上面71Aには、セラミックパッケージ61を封着する
ために、上面71Aの周縁より少し引き下げて、メタラ
イズ83が形成されている。また、第1側面71C及び
上面71Aに向けて切り欠かれた開口した略直方体状の
コネクタ受入部72も凹設されている。一方、環状部材
82は、上記実施形態2と同様に、略矩形板状をなし、
その略中央にコネクタ装着口64を備える。このため、
環状部材82は、コネクタ装着口64の周縁を構成する
ことになる。そして、パッケージ本体71の第1側面7
1Cに、共晶銀ロウ66でロウ付け固着されている。
【0049】次に、本実施形態に係るセラミックパッケ
ージ61に、コネクタCTを装着した状態について、図
7(a)にパッケージ本体71の上面71A側から見た
平面図を示し、図7(b)に図7(a)のB−B′にお
ける断面図を示す。コネクタCTの先端部CT1は、コ
ネクタ装着口64からコネクタ受入部72に挿入され、
コネクタCTの基端部CT2の接続面CT2Aは、環状
部材82のコネクタ装着面82Cのコネクタ装着口64
周縁に当接している。そして、コネクタCTの接続面C
T2Aとコネクタ装着面82Cのコネクタ装着口64周
縁とが、ハンダ付けにより気密に接続されている。
【0050】また、コネクタCTに搭載された集積回路
チップICBと、セラミックパッケージ61に搭載され
た集積回路チップICBとは、ワイヤーWEにより接続
されている。さらに、このセラミックパッケージ61
は、コネクタCTを装着した後、上記各実施形態とは異
なり、封着リング部23あるいは封着リング53などの
金属部材を介さずに、図7(b)に破線で示すように、
直接パッケージ本体71の上面71Aに蓋体FT3を固
着して気密封止される。
【0051】上記説明より容易に理解できるように、本
実施形態のセラミックパッケージ61は、コネクタ装着
口64周縁を構成する環状部材82を備える。このた
め、上記各実施形態と同様に、環状部材82のコネクタ
装着面82CにコネクタCTの基端部CT2の接続面C
T2Aを当接させて、コネクタCTの接続位置を合わせ
ることができる。また、環状部材82のコネクタ装着面
82Cには、従来のようにパッケージ本体と金属部材と
で構成する場合に生じる段差は存在しないので、コネク
タCTとセラミックパッケージ61との相対位置精度を
高くすることができ、コネクタCTの基端部CT2の接
続面CT2Aとコネクタ装着面82Cとを隙間なく、気
密性良くハンダ付け固着することができる。
【0052】さらに、コネクタCTは環状部材82と当
接するので、上記各実施形態と同様に、パッケージ本体
71の第1側面71Cに生じる歪み等に関係なく確実に
当接させることができる。従って、従来のように一旦金
属部材をロウ付け固着した後に、コネクタ装着面を研磨
などして、段差を取り除くなどの必要がなく、安価なセ
ラミックパッケージ61とすることができる。
【0053】なお、本実施形態のセラミックパッケージ
61は、上記実施形態1で示した製造方法に基づいて、
凹部62を有する上記のパッケージ本体71を作製し、
これに、公知の手法により加工・成形した環状部材82
をロウ付け固着して製造される。
【0054】以上において、本発明を各実施形態に即し
て説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して
適用できることはいうまでもない。例えば、上記各実施
形態では、コネクタCTとセラミックパッケージ1,3
1,61との電気的接続は、ワイヤーボンディングによ
り接続されているが、これに限らず、例えば、コネクタ
の先端部に接続端子を設け、さらにパッケージ本体に接
触子などを設けて、コネクタ装着時に両者を接続させる
ようにしても良い。このような形態にしても、上述した
ように、コネクタをセラミック本体に確実に装着させる
ことができる。
【0055】また、上記各実施形態では、セラミックパ
ッケージ1,31,61の側面側(パッケージ本体1
1,41,71の第1側面11C,41C,71C側)
にコネクタ装着口4,34,64が形成され、側面にコ
ネクタCTを装着するセラミックパッケージ1等を示し
たが、セラミックパッケージ1等の表裏面側(パッケー
ジ本体11等の上面11A又は下面11B側)にコネク
タ装着口を形成して、表裏面側にコネクタCTを装着す
るようにしても良い。
【0056】また、上記実施形態2,3では、環状部を
有する金属部材は、環状部材52,82そのものとなっ
ているが、これに限らず、環状部以外の部分を有する金
属部材であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係るセラミックパッケージを示す
図であり、(a)は上面側から見た平面図を示し、
(b)は(a)のA−A′における断面図を示し、
(c)はコネクタ装着面側から見た側面図を示し、
(d)は第4側面側から見た側面図を示す。
【図2】実施形態1に係るセラミックパッケージにコネ
クタを装着した状態を示す図であり、(a)は上面側か
ら見た平面図を示し、(b)は(a)のB−B′におけ
る部分断面図を示す。
【図3】実施形態1に係るセラミックパッケージの製造
方法を示す図であり、(a)はパッケージ本体の各層を
構成するグリーンシートを示し、(b)は各グリーンシ
ートを積層した状態を示し、(c)は焼成されたパッケ
ージ本体を示し、(d)は金属部材を示し、(e)はパ
ッケージ本体に金属部材を固着した状態を示す。
【図4】実施形態2に係るセラミックパッケージを示す
図であり、(a)は上面側から見た平面図を示し、
(b)は(a)のA−A′における断面図を示し、
(c)はコネクタ装着面側から見た側面図を示し、
(d)は第4側面側から見た側面図を示す。
【図5】実施形態2に係るセラミックパッケージにコネ
クタを装着した状態を示す図であり、(a)は上面側か
ら見た平面図を示し、(b)はB−B′における部分断
面図を示す。
【図6】実施形態3に係るセラミックパッケージを示す
図であり、(a)は上面側から見た平面図を示し、
(b)はA−A′における断面図を示し、(c)はコネ
クタ装着面側から見た側面図を示し、(d)は第4側面
側から見た側面図を示す。
【図7】実施形態3に係るセラミックパッケージにコネ
クタを装着した状態を示す図であり、(a)は上面側か
ら見た平面図を示し、(b)はB−B′における部分断
面図を示す。
【図8】従来技術に係るセラミックパッケージを示す図
であり、(a)は上面側から見た平面図を示し、(b)
は(a)のA−A′における断面図を示し、(c)はコ
ネクタ装着面側から見た側面図を示す。
【図9】従来技術に係るセラミックパッケージにコネク
タを装着した状態を示す図であり、(a)は上面側から
見た平面図を示し、(b)は(a)のB−B′における
部分断面図を示す。
【図10】従来技術に係り、コネクタ装着面に段差が生
じたセラミックパッケージにコネクタを装着した状態の
部分断面図を示す。
【符号の説明】
1,31,61 セラミックパッケージ 2,32,62 凹部 2A,32A,62A (凹部の)底面 4,34,64 コネクタ装着口 11,41,71 パッケージ本体 12,42,72 コネクタ受入部 21 金属部材 22 環状部 52,82 環状部材(環状部を有する金
属部材) 22C,52C,82C コネクタ装着面 23 封着リング部 CT コネクタ CT1 (コネクタの)先端部 CT2 (コネクタの)基端部 CT2A (基端部の)接続面 ICA (凹部の底面に搭載した)集
積回路チップ ICB (コネクタの先端部に搭載し
た)集積回路チップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックからなるパッケージ本体を有
    し、コネクタを装着するためのコネクタ装着口を備える
    セラミックパッケージであって、 上記パッケージ本体にロウ付けされ、上記コネクタ装着
    口の周縁を構成する環状部を有する金属部材を備えるこ
    とを特徴とするセラミックパッケージ。
  2. 【請求項2】セラミックからなるパッケージ本体を有
    し、コネクタを装着するためのコネクタ装着口と、その
    底面に電子部品を搭載するための凹部と、を備えるセラ
    ミックパッケージであって、 上記パッケージ本体にロウ付けされ、上記コネクタ装着
    口の周縁を構成する環状部と、上記凹部の周縁を構成し
    上記凹部に蓋体を封着するための封着リング部と、を有
    する金属部材を備えることを特徴とするセラミックパッ
    ケージ。
  3. 【請求項3】セラミックからなるパッケージ本体を有
    し、第1方向に向けて開口し、その底面に電子部品を搭
    載するための凹部と、上記第1方向と直交する第2方向
    に向けて開口し、コネクタを装着するためのコネクタ装
    着口と、を備えるセラミックパッケージであって、 上記パッケージ本体は、上記第1方向を向く第1面と、
    上記第2方向を向く第2面と、上記第1面と上記第2面
    とがなす角部において、上記第1方向及び第2方向に向
    けて切り欠かれて凹設され、上記コネクタ装着口に挿入
    された上記コネクタの一部を受け入れるコネクタ受入部
    と、を備えており、 上記パッケージ本体のうち上記第2面にロウ付け固着さ
    れ、上記コネクタ装着口の周縁を構成する環状部と、上
    記第1面にロウ付け固着され、上記凹部の周縁を構成し
    上記凹部に蓋体を封着するための封着リング部と、を有
    する金属部材を備えることを特徴とするセラミックパッ
    ケージ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095821A2 (de) * 2001-05-23 2002-11-28 Osram Opto Semiconductors Gmbh Gehäuse für einen photoaktiven halbleiterchip und verfahren zu dessen herstellung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095821A2 (de) * 2001-05-23 2002-11-28 Osram Opto Semiconductors Gmbh Gehäuse für einen photoaktiven halbleiterchip und verfahren zu dessen herstellung
WO2002095821A3 (de) * 2001-05-23 2003-10-09 Osram Opto Semiconductors Gmbh Gehäuse für einen photoaktiven halbleiterchip und verfahren zu dessen herstellung
US7115962B2 (en) 2001-05-23 2006-10-03 Osram Opto Semiconductors Gmbh Housing for a photoactive semiconductor chip and a method for the production thereof

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